JPH04305317A - 帯状物コイルの層間に表面保護材を挿入する方法及び装置 - Google Patents

帯状物コイルの層間に表面保護材を挿入する方法及び装置

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JPH04305317A
JPH04305317A JP7078291A JP7078291A JPH04305317A JP H04305317 A JPH04305317 A JP H04305317A JP 7078291 A JP7078291 A JP 7078291A JP 7078291 A JP7078291 A JP 7078291A JP H04305317 A JPH04305317 A JP H04305317A
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JP
Japan
Prior art keywords
protection material
surface protection
coil
strip
layers
Prior art date
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Pending
Application number
JP7078291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
洋 斉藤
Junichi Yamamoto
準一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH04305317A publication Critical patent/JPH04305317A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼帯等の帯
状物をコイルに巻取る際に、帯状物どうしの接触による
疵の発生を防止するための紙等の表面保護材(以下間紙
と呼ぶ)を帯状物間に挿入しつつ巻取る方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼帯等の表面性状の厳しい帯
状物をコイル状に巻取る際に、巻取り時の帯状物どうし
の接触による疵の発生を防止するため、間紙を帯状物間
に挿入しつつ巻取ることが行われている。挿入する間紙
には適量の張力を与えてシワを発生させることなく、か
つ破ることなく挿入する必要がある。このため、従来は
コイル状の間紙の固定軸にブレーキ等を設け、間紙全体
にバックテンションを与えつつ挿入する方法が一般的で
ある。また、広幅の鋼帯等の幅方向を切断(いわゆるス
リット加工)しつつ巻取る際においても、広幅の間紙を
スリットしつつ上記の方法で挿入する方法が採用されて
いる。
【0003】ところが、一般に鋼帯は製造上の特性から
幅方向の板厚が不均一であり中央部が厚く、両サイドで
薄い、いわゆるクラウン形状をなす特徴がある。このよ
うな鋼帯を幅方向に分割後、巻取る場合は、板厚の厚い
中央部のコイルが板厚の薄い両サイドのコイルに比べ巻
径が大きくなる。この状態で前述のように広幅の間紙を
幅方向に分割しつつ各々のコイルに挿入する場合は、間
紙の中央部が引張られ、両サイドの部分が逆にゆるむ現
象を生じるため、従来のような張力付与方法で巻取りを
継続すると、中央部の間紙の破断や両サイド部の間紙の
シワ発生等により、ラインの停止や製品の品質低下を招
く。これを図により説明する。
【0004】図3は、広幅鋼帯を、幅方向に分割して巻
取る際の従来の間紙挿入方法を示した斜視図である。鋼
帯1を丸刃2a,2bにより幅方向に分割し、1a,1
b,1cの3つのコイルに巻取る場合、鋼帯の中央部に
相当する1bのコイルは、1a,1cのコイルに比べ大
径となる。このため、間紙3を直刃4a,4bにより幅
方向に分割した3a,3b,3cの間紙をそれぞれ鋼帯
1a,1b,1cに挿入する場合、間紙3bは張りすぎ
てやがて破断し、間紙3a,3cはゆるみが生じてシワ
が発生する。
【0005】この対策として、巻取り中に、上記の間紙
とは別の短尺の間紙を両サイド部の巻取りコイル1a,
1cの鋼帯と間紙3a,3bとの間に挿入して、中央部
のコイル1bと外径を合せる方法が採用されるが、この
場合、巻取り回転中のコイルに手作業で間紙を挿入する
ため、危険であり、またラインをスピードダウンする必
要があり生産性の低下という問題があった。
【0006】本発明は、このような問題を解決した帯状
物巻取り時の間紙挿入方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、帯状物
をコイルに巻取る際に、コイルの層間に間紙等の表面保
護材を挿入する方法において、巻取られるコイルに表面
保護材を搬送する途中に、表面保護材のループを形成し
、このループの上面に風を吹付けて表面保護材に張力を
付与することを特徴とする帯状物コイルの層間に表面保
護材を挿入する方法であり、また、帯状物を幅方向に分
割してコイルに巻取る際に、各コイルの層間にそれぞれ
間紙等の表面保護材を挿入する方法において、巻取られ
るコイルに各表面保護材を搬送する途中に、各表面保護
材のループを形成し、これらのループの上面に風を吹付
けて各表面保護材に張力を付与することを特徴とする帯
状物コイルの層間に表面保護材を挿入する方法であり、
さらに、表面保護材のループの上面に吹付ける風圧を調
整することにより、表面保護材の張力を調整するもので
ある。
【0008】本発明の装置は、帯状物をコイルに巻取る
際に、コイル層間に間紙等の表面保護材を挿入する装置
であって、巻取られるコイルに送られる表面保護材の搬
送路の途中に配置した、ループ形成用の左右一対のロー
ルと、前記ロール間に形成された表面保護材のループを
囲む中空室と、前記中空室の上端部に接続した送風ダク
トと、前記中空室の下端部に接続した排風ダクトとを有
することを特徴とする帯状物コイルの層間に表面保護材
を挿入する装置である。
【0009】
【作用】本発明によれば、帯状物をコイルに巻取る際に
、帯状物間に間紙を挿入する方法及び装置において、巻
取られるコイルに搬送される間紙の途中に、帯状物を分
割して巻取る場合には分割後の間紙の途中に、間紙のル
ープを形成するとともに、間紙のループの上面に風を吹
付けて間紙に張力を付与するようにしたので、一条の帯
状物を巻取る際は勿論、広幅の帯状物を帯方向に複数条
に分割して同時にコイルに巻取る際に、分割されたコイ
ルのそれぞれに挿入する間紙ごとに独立して張力を付与
することができ、さらに、必要に応じ風圧を変ることに
より張力を調整できるので、間紙のシワの発生や破断を
防止できる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明する
。図1は本発明の一実施例の全体構成図、図2は本発明
の主要部である間紙ループ部の一実施例を示す1部断面
斜視図である。図1,2において、鋼帯1は丸刃2a,
2bにより幅方向に分割され、3つのコイル1a,1b
,1cとして巻取られる。一方、間紙3は直刃4a,4
bにより幅方向に3分割され、分割された間紙3a,3
b,3cは、コイル1a,1b,1cの鋼帯間に挿入さ
れる前に、ループ3A,3B,3Cを形成している。
【0011】ループ3A,3B,3Cは左右のロール5
a,5bに支持されており、ループ3A,3B,3Cの
上面に、ブロア6により送風ダクト7を通じて風を吹付
け、間紙3a,3b,3cに張力を付与している。8は
ループ部を囲む中空室であり、中空室8の上部に送風ダ
クト7、底部に排風ダクト9が設けられている。
【0012】送風ダクト7には風量、風圧調整用のダン
パ10を設け、ダクト7内を通過する風量、風圧を調節
して間紙3a,3b.3cに最適な張力を与えるよう調
整する。また、ブロア6を駆動するモータ11に、電圧
、周波数可変型のモータ等を使用することにより、更に
風量、風圧の微調整が可能である。更に、送風ダクト7
の中空室8入口に幅方向制御弁12を設ければ、挿入す
る間紙の幅寸法に合せて圧風の通過幅を調整できる。
【0013】なお、この実施例では一条の間紙3より直
刃4a,4bで幅分割した間紙を鋼帯に挿入する例につ
いて説明したが、あらかじめ分割してある間紙を幅方向
に並べて、幅分割された鋼帯コイルの各々に挿入する場
合、或いは幅分割しない場合も同様である。また、保護
材としては紙に限らずプラスチックフィルムや不織布等
の帯状材も同様に適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、挿入す
る表面保護材の途中にループを設け、風圧を作用させて
保護材に張力を与えることにより、表面保護材に直接接
触することなく、しかも表面保護材が幅方向に分割され
ている場合においても、各々の表面保護材に最適な張力
を与えることが可能である。
【0015】また、風圧を調整することにより、表面保
護材に与える張力を容易にかつ高精度に調整することが
可能である。そのため、表面保護材の破断やシワの発生
を防止でき、確実に表面保護材をコイルに挿入できる。 また、従来行っていた巻取り中の外径調整用保護材の挿
入が不要となったので、作業の危険が無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】本発明の主要部である間紙ループ部の一実施例
を示す一部断面斜視図である。
【図3】従来の間紙挿入装置の説明図である。
【符号の説明】
1  鋼帯 1a,1b,1c  幅方向に分割された鋼帯コイル2
a,2b  丸刃 3  間紙 3a,3b,3c  幅方向に分割された間紙3A,3
B,3C  間紙のループ 4a,4b  直刃 5a,5b  ロール 6  ブロア 7  送風ダクト 8  中空室 9  排風ダクト 10  ダンパ 11  モータ 12  幅方向制御弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯状物をコイルに巻取る際に、コイル
    の層間に間紙等の表面保護材を挿入する方法において、
    巻取られるコイルに表面保護材を搬送する途中に、表面
    保護材のループを形成し、このループの上面に風を吹付
    けて表面保護材に張力を付与することを特徴とする帯状
    物コイルの層間に表面保護材を挿入する方法。
  2. 【請求項2】  帯状物を幅方向に分割してコイルに巻
    取る際に、各コイルの層間にそれぞれ間紙等の表面保護
    材を挿入する方法において、巻取られるコイルに各表面
    保護材を搬送する途中に、各表面保護材のループを形成
    し、これらのループの上面に風を吹付けて各表面保護材
    に張力を付与することを特徴とする帯状物コイルの層間
    に表面保護材を挿入する方法。
  3. 【請求項3】  表面保護材のループの上面に吹付ける
    風圧を調整することにより、表面保護材の張力を調整す
    ることを特徴とする請求項1又は2の帯状物コイルの層
    間に表面保護材を挿入する方法。
  4. 【請求項4】  帯状物をコイルに巻取る際に、コイル
    層間に間紙等の表面保護材を挿入する装置であって、巻
    取られるコイルに送られる表面保護材の搬送路の途中に
    配置した、ループ形成用の左右一対のロールと、前記ロ
    ール間に形成された表面保護材のループを囲む中空室と
    前記中空室の上端部に接続した送風ダクトと、前記中空
    室の下端部に接続した排風ダクトとを有することを特徴
    とする帯状物コイルの層間に表面保護材を挿入する装置
JP7078291A 1991-04-03 1991-04-03 帯状物コイルの層間に表面保護材を挿入する方法及び装置 Pending JPH04305317A (ja)

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