JPH0430507A - 平板型ロータリートランスコア - Google Patents

平板型ロータリートランスコア

Info

Publication number
JPH0430507A
JPH0430507A JP2137395A JP13739590A JPH0430507A JP H0430507 A JPH0430507 A JP H0430507A JP 2137395 A JP2137395 A JP 2137395A JP 13739590 A JP13739590 A JP 13739590A JP H0430507 A JPH0430507 A JP H0430507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
pin
rotary transformer
pin gate
circumference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2137395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Babasaki
康典 馬場崎
Toyohiko Murakami
豊彦 村上
Katsunori Tanaka
克典 田中
Osamu Ikemoto
治 池本
Toshiyuki Sanada
真田 俊幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ferrite Ltd filed Critical Hitachi Ferrite Ltd
Priority to JP2137395A priority Critical patent/JPH0430507A/ja
Publication of JPH0430507A publication Critical patent/JPH0430507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物
を射出成形し、脱脂、焼成して得られる平板型ロータリ
ートランスコアに関するものである。
(従来の技術) 平板型ロータリートランスコアは、ビデオテープレコー
ダの回転ヘッド部に使用され、回転するヘッドと静止し
ている本体回路との間の信号伝達に利用されている。
この平板型ロータリートランスコアは、焼結性フェライ
ト粉とバインダーとの混合物を圧縮成形し、焼成し、加
工する方法が広く用いられているが、射出成形し、脱脂
し、焼成する方法も提案されている。例えば、特開平1
−307207号公報。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の射出成形で平板型ロータリートランスコアを形成
する場合、一平面に同心円状の複数のコイル溝が設けら
れ、該一平面の対向面に複数のピンゲートが設けられる
金型において、ピンゲートの位置は、内径寸法と外径寸
法の中心位置に設けていた。
従来のピンゲートの位置では、ピンゲートから金型の製
品内径及び製品外径までの距離は同じであるが、ピンゲ
ートから金型の製品内径及び外径まで原料が充填される
量が異なり、原料の充填にピンゲートの内側と外側とで
、ムラが生じていた。
この為、従来のピンゲートの位置で成形した製品を脱脂
、焼成した場合、ピンゲート位置からの原料の充填にム
ラがある為、焼成品において収縮差が生じ、寸法、精度
等が悪くなり、所望の寸法精度を得る事が出来なくなっ
た。
また、ピンゲート部分は原料の充填密度がその他の部分
より高くなり、焼成において収縮しにくくなり焼成品に
おいて収縮差が生じていた。特に、ピンゲート部が平面
のコイル溝位置の対向面に配置されている場合、ピンゲ
ート部からコイル溝底部までの体積が小さく、原料の充
填密度が高くなり易く、焼成品において、溝底部のうね
りとなり、コイル接着等に不具合が生じていた。
本発明は、上記の事を鑑みて、寸法精度の良い平板型ロ
ータリートランスコアを得ることを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ピンゲートを用いる構造であって。
金型製品部内における原料の充填量を均一とする為に、 (1)焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物を射
出成形してなる平板型ロータリートランスコアにおいて
、一平面に同心円状の複数のコイル溝が設けら九、該一
平面の対向面に複数のピンゲートが設けられ、該ピンゲ
ートが前記コアの体積を2等分する円周上に配置されて
いることを特徴とする平板型ロータリートランスコア、
(2)焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物を射
出成形してなる平板型ロータリートランスコアにおいて
、一平面に同心円状の複数のコイル溝が設けられ、該一
平面の対向面に複数のピンゲートが設けられ、該ピンゲ
ートが前記対向面の面積を2等分する円周上に配置され
ていることを特徴とする平板型ロータリートランスコア
、(3)焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物を
射出成形してなる平板型ロータリートランスコアにおい
て、一平面に同心円状の複数のコイル溝が設けられ、該
一平面の対向面に複数のピンゲートが設けられ、該ピン
ゲートが前記一平面のコイル溝間に対向する部分に配置
されていることを特徴とする平板型ロータリートランス
コア、である。
(実施例) 本発明に係る一実施例の断面図を第1図に、ピンゲート
の設けられた面の平面図を第2図に示す。
この実施例は、外径55mm+、内径20m、厚さ3゜
5mの平板状コア5の一平面に、深さ0.4−のコイル
溝6が7本形成された平板型ロータリートランスコアで
あり、焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物を射
出成形して得たものである。
その射出成形する際のピンゲート7をコア5の体積をほ
ぼ2等分する円周8上に配置した。
ピンゲートの位置をコア5の体積のほぼ2等分する円周
8上に配置することにより、ピンゲートからコア5内径
までの原料の充填量とピンゲートからコア5外径までの
原料の充填量がほぼ同じとなり、コア5内における原料
の充填量の差を軽減することが可能となった。
この結果、本発明を用い、脱脂、焼成したコア5におい
て、コア5内における収縮差が無くなり、コア5の内径
、外径での収縮差を減少させる事が出来、所望の寸法精
度を容易に得ることが出来た。
また、従来、収縮差を考慮しコア5内径に当る金型寸法
とコア5外径に当る金型寸法の設定を変え、幾度となく
金型の修正を行い、所望の製品寸法を得ていたが、本発
明により、容易に金型設定が可能となった。
また、本発明に係る第2実施例の断面図を第3図に、ピ
ンゲートの設けられた面の平面図を第4図に示す。この
実施例は、外径55m+、内径20閣、厚さ3.5園の
平板状コア1の一平面に、7本のコイル溝2を形成した
平板型ロータリートランスコアであり、焼結性フェライ
ト粉とバインダーとの混合物を射出成形して得たもので
ある。その射出成形する際のピンゲート3をピンゲート
3の配置される平面の面積をほぼ2等分する円周4上に
配置した。
本発明者らは、平板型ロータリートランスコアの厚みが
各製品で一定である事に着目し、ピンゲートからコア1
内径までの体積とピンゲートからコア1外径までの体積
をほぼ同一の体積とする為に、ピンゲート3をピンゲー
ト3の配置される平面の面積をほぼ2等分する円周上4
に配置することにより、一実施例と同様の効果を得るこ
とが出来た。それにより、金型寸法設定での計算の簡素
化を図ることが出来た。
本発明に係る第3実施例の断面図を第5図に、ピンゲー
トの設けられた面の平面図を第6図に示す。この実施例
は、外径55閣、内径20閣、厚さ3.5m+の平板状
コア9の一平面に、深さ0゜4mのコイル溝10が7本
形成された平板型ロータリートランスコアであり、焼結
性フェライト粉とバインダーとの混合物を射出成形して
得たものである。その射出成形する際のピンゲート11
をコア9のコイル溝10間の所謂山部に対向する部分に
配置した。
従来、ピンゲートからコイル溝底部までの体積が小さく
原料の充填密度が高くなっていたが、ピンゲートの位置
をコア9のコイル溝10間の所謂山部に対向する部分に
配置することにより、ピンゲート部での原料の充填密度
を下げることが出来、また、ピンゲート部をコイル溝1
0位置に設けていない為、ピンゲート部が他の部分より
密度が高くなっても、コイル溝10底部での焼成品の収
縮差は小さくなり、コイル溝底部のうねりを減少するこ
とが可能となった。
(発明の効果) 本発明によれば、射出成形で平板型ロータリートランス
コアを形成する場合、射出成形時に、ピンゲート位置を
コアの体積を2等分する円周上か、ピンゲートが配置さ
れる面積を2等分する円周上に配置することにより、原
料の均一な充填を得ることが出来、所望の寸法精度を得
ることが出来、容易に金型設定が可能となった。
また、ピンゲート位置をコイル溝間の所謂山部に対向す
る部分に配置することにより、ビンゲート部での原料の
充填密度の上昇をおさえ、コイル溝底部のうねりを減少
させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例の断面図であり、第2
図は、第1図の実施例のピンゲートの配置された面の平
面図であり、第3図は、本発明に係る第2実施例の断面
図であり、第4図は、第3図の実施例のピンゲートの配
置された面の平面図であり、第5図は1本発明に係る第
3実施例の断面図であり、第6図は、第5図の実施例の
ピンゲートの配置された面の平面図である。 1.5.9・・・平板状フェライトコア、2,6゜10
・・・コイル溝、3,7.11・・・ピンゲート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物を射出
    成形してなる平板型ロータリートランスコアにおいて、
    一平面に同心円状の複数のコイル溝が設けられ、該一平
    面の対向面に複数のピンゲートが設けられ、該ピンゲー
    トが前記コアの体積を2等分する円周上に配置されてい
    ることを特徴とする平板型ロータリートランスコア。
  2. 2.焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物を射出
    成形してなる平板型ロータリートランスコアにおいて、
    一平面に同心円状の複数のコイル溝が設けられ、該一平
    面の対向面に複数のピンゲートが設けられ、該ピンゲー
    トが前記対向面の面積を2等分する円周上に配置されて
    いることを特徴とする平板型ロータリートランスコア。
  3. 3.焼結性フェライト粉とバインダーとの混合物を射出
    成形してなる平板型ロータリートランスコアにおいて、
    一平面に同心円状の複数のコイル溝が設けられ、該一平
    面の対向面に複数のピンゲートが設けられ、該ピンゲー
    トが前記一平面のコイル溝間に対向する部分に配置され
    ていることを特徴とする平板型ロータリートランスコア
JP2137395A 1990-05-28 1990-05-28 平板型ロータリートランスコア Pending JPH0430507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137395A JPH0430507A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 平板型ロータリートランスコア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137395A JPH0430507A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 平板型ロータリートランスコア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0430507A true JPH0430507A (ja) 1992-02-03

Family

ID=15197667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2137395A Pending JPH0430507A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 平板型ロータリートランスコア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430507A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9677286B2 (en) 2009-09-25 2017-06-13 Lg Hausys, Ltd. Conductive flooring material and a production method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9677286B2 (en) 2009-09-25 2017-06-13 Lg Hausys, Ltd. Conductive flooring material and a production method therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0659533B1 (en) Injection mold
JPH0430507A (ja) 平板型ロータリートランスコア
JPH023288B2 (ja)
JPS6311683Y2 (ja)
JP3358635B2 (ja) 平板型ロータリートランスコアの製造方法
JPS6337606A (ja) ロ−タリ−トランスのコアおよびその製造方法
JPH0620858A (ja) 射出成形によるフェライトコアの製造方法
JPH0442971B2 (ja)
JP3550779B2 (ja) ロータリートランスコア及びロータリートランス
JPH04342924A (ja) 偏向ヨークコアの製造方法
KR950002404Y1 (ko) 로터리 트랜스용 자심
JPH03225901A (ja) ロータリートランス及びその製造方法
JPS5929641B2 (ja) 焼結鍛造用プレフオ−ム
JPS5972120A (ja) セパレ−ト型ロ−タリ−トランスコアの製造方法
JPH0790530B2 (ja) 高真円度偏向ヨーク用コアの製造方法
JPH06290961A (ja) ロータリートランスコアの製造方法
JPH06181123A (ja) ノイズ吸収用ビーズコア
JPH03145107A (ja) ロータリートランス
JPS62248614A (ja) 2色成形ケ−スを備えるテ−プカセツトおよび2色成形ケ−ス製造用の成形装置
JPH04368107A (ja) 平板型ロータリートランスコア
JPH0793217B2 (ja) ロータリートランスコアの製造方法
JPH0555065A (ja) 磁気ヘツドコアの製造方法
JPH03207068A (ja) 磁気テープカセット用ハーフケースとその成形装置
JPS61199617A (ja) ロ−タリ−トランスコア
JPS6344711A (ja) ロ−タリ−トランス