JPH04304915A - S/g細管内面の切削装置 - Google Patents

S/g細管内面の切削装置

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JPH04304915A
JPH04304915A JP3093199A JP9319991A JPH04304915A JP H04304915 A JPH04304915 A JP H04304915A JP 3093199 A JP3093199 A JP 3093199A JP 9319991 A JP9319991 A JP 9319991A JP H04304915 A JPH04304915 A JP H04304915A
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cutting
blade
thin tube
tube
blade body
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JP3093199A
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Yasukazu Yamaguchi
泰和 山口
Mutsuo Tsunematsu
常松 睦生
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Nuclear Fuel Industries Ltd
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Nuclear Fuel Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPWR原子炉の蒸気発生
器の熱交換部を構成するS/G細管の内面を削り取る切
削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸気発生器はPWR原子炉に設けられる
一次冷却系であり、図7に示すようにその下部にはU字
状のS/G細管(S)の管群が設置されている。細管(
S)には炉心で加熱された一次冷却水が通されるため、
その内面は少なからず放射性を帯び、細管の解体や移設
を行う場合、該細管から放出された高濃度の放射線が作
業の妨げになる。そこで、S/G細管は、上記解体や移
設の前にその内面を薄く削り取られることによりその放
射性を低められるが、その際使用される切削装置として
は、細管内に挿入されるフレキシブルチューブの先端に
回転する刃物や砥石などを設けたものが従来使用されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記回
転する刃物を用いた装置にあっては、切削速度が遅い上
、調整も複雑で被爆も多く、また砥石を用いた装置にあ
っては、一度切削によりきれいになった細管内面に砥石
に付着している汚染物が再び付くとの問題点を有してい
る。
【0004】本発明は叙上の如き実状に対処し、特に装
置の切削部に新規な構成を見出すことにより、S/G細
管内面を高速で、しかも切粉を管内に残さず削り取り、
S/G細管の放射性を被爆も少なく低くすることを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明切削装置の特徴は、フレキシブルシャフトの先
端にS/G細管内部に挿入する挿入基体を設け、該挿入
基体に半径外方向に突出する取付部を形成し、該取付部
に、外方に突出し、上記細管内面を切削する切削刃をそ
の上下方向中間部に有する刃体を取着してなり、該刃体
はその上部を、一端が上記取付部又は挿入基体に回転自
在に枢着されたスプリングロッドの他端に回動自在に枢
着し、一方、刃体の下部を上記取付部に軸方向に貫通し
て設けた長孔にピンにて上下動かつ回動可能に取着する
と共に、該刃体の前記切削刃の下方に該切削刃の削り量
を調整するローラーと、前記細管内面に当接し上記挿入
基体の下降により上記刃体を上昇せしめる摺動部材とを
設け、かつ上記刃体の上昇動により該刃体上部が半径外
方向に突出する如く前記ロッドの角度を規制したことに
ある。また、請求項2記載のものは、上記装置を、上記
刃体の切削刃がS/G細管内面全周を切削しうるべく所
要数、周方向に位相をずらして多段にわたり設けたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成を有する本発明切削装置においては、
S/G細管にフレキシブルシャフトを挿入する際には自
重又は摺動部材の作用によって刃体は後退した位置にあ
り、引き抜く際には同部材により刃体は上昇してその切
削刃を細管内面に当接させる。即ち、この装置にあって
は、切削刃を細管内面全周に対応させて所要数設けるこ
とにより、細管からフレキシブルチューブを引き抜くだ
けで該管内面を切削できるものであり、該作業を高速で
、しかも細管内部に切粉を残すことなく行うことが可能
である。また、切削刃下方に設けられたローラーは、該
刃の削り量調整を簡便になすと共に、細管内に修理用の
スリーブ等があった場合でも刃体を後退させて乗り越え
る作用も有している。
【0007】
【実施例】以下更に添付図面を参照して、本発明実施例
のS/G細管内面の切削装置を説明する。
【0008】図1は上記装置の引抜時を、図2は同挿入
時を夫々示す要部断面図、図3は水平断面部であり、該
装置は、フレキシブルシャフト(1)の先端にS/G細
管(S)内部に挿入される挿入基体(2)を設け、この
挿入基体(2)に半径外方向に突出する取付部(3)を
形成し、該取付部(3)に刃体(4)を取付けた構成を
有している。
【0009】刃体(4)は外方に突出し細管(S)内面
を切削する切削刃(5)をその上下方向中間部に有し、
その上部が、上端が取付部(3)に回動自在に枢着され
たスプリングロッド(6)の下端に回動自在に枢着され
ると共に、その下部が、取付部(3)に上下に長く貫通
して設けた長孔(7)にピン(8)にて上下動かつ回動
可能に取着されている。スプリングロッド(6)は、図
1に示すように、刃体(4)が上昇した際に、好適な押
圧力をもって切削刃(5)を付勢すると共に、刃体(4
)の上部が半径外方向に突出できるよう、図1及び図2
に示すような角度をもってその回動がピン(8)の上下
動に伴って規制されている。また、切削刃(5)は図4
に示すように刃先(5a)の下に、かんな削り状の切粉
を細い破砕粉に変える破砕部(5b)を備えている。
【0010】一方、刃体(4)の切削刃(5)の下方に
は該切削刃(5)の削り量を調整するローラー(9)が
設けられており、該ローラー(9)は図5に示すように
、偏心した偏心ピン(10)により回動自在に支承され
ている。即ち、ローラー(9)はこの偏心ピン(10)
を回動調節することにより切削刃(5)に対する出量を
決められ、この出量によって切削刃(5)の削り量を調
整する。なお、上記偏心ピン(10)は図3に示す回り
止めビス(11)によって固定される。他方、刃体(4
)のローラー(9)の下方には、図1,図2に示すよう
に、細管(S)内面に当接し、挿入基体(2)の昇降に
より刃体(4)を該基体(2)に対し上下動せしめる摺
動部材として、ブラシ(12)が設けられている。
【0011】しかして、本実施例装置においては、図3
に示す如く同一水平面において4個の取付部(3)…(
3)を設けると共に、各取付部(3)…(3)に上述し
た構成を具備せしめている。そして、この4個の取付部
(3)…(3)を有する基体(2)を、この例では6段
、互いに位相を異ならしめて設けることにより、切削刃
(5)が細管(S)内面全周を切削しうるようになって
いる。なお、図1,図2に示すように最上段の挿入基体
(2)上部には、細管内面全周に当接して、削り落とし
残った切粉をかき落とすかき落とし用ブラシ(13)が
設けられている。また、上記実施例装置の具体的使用態
様として図6に示す如きものが挙げられ、図において(
14)は実施例切削装置、(15)は既設のECT検査
用位置決めロボット、(16)は上記切削装置(14)
を細管(S)内に挿入し引き抜く駆動装置、(17)は
フレキシブルシャフト(1)の巻取器、(18)は切粉
回収装置である。
【0012】本発明実施例の切削装置を上記態様にて使
用する場合を説明すると、図6に示す如く、蒸気発生器
水室内に、上記ロボット(15)によって位置決めされ
た細管(S)に駆動装置(16)によって切削装置(1
4)を挿入する。この場合、切削装置(14)は図2に
示す如く刃体(4)が自重又はブラシ(12)の作用に
よって後退した位置にあり、切削は行われない。そして
、切粉回収装置(18)を運転しながら切削装置(14
)を駆動装置(16)により引っ張ると、切削装置(1
4)は図1に示す如く、ブラシ(12)の作用によって
上昇して細管(S)内面に切削刃(5)を当接させる。 この状態で更に引っ張ることにより、ローラー(9)に
よって設定された切削量(1/100〜5/100mm
)が削られると共に、切削刃(5)の破砕部(5b)に
て細かくされ、切粉回収装置(18)によって回収され
る。この際、図1に示すように細管内にスリーブ(B)
がある場合でも、切削刃(5)下方のローラー(9)に
よって刃体(4)を後退させて乗り越えることが可能で
ある。
【0013】
【発明の効果】本発明S/G細管内面の切削装置は以上
説明したような構成を有するものであり、挿入し引き抜
くだけで細管内面の切削をしうることから、該切削作業
を高速で、しかも切粉を管内に残すことなく行わしめる
と共に、管内にスリーブ等があったとしても引っ掛かる
こともなく、更に既設のECT検査用ロボットに取着し
て使用しうる等、S/G細管内面を極めて効率的に切削
して、該管の放射線濃度を低下せしめるとの顕著な効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の切削装置の引き抜き時の状態を
示す要部断面図である。
【図2】本発明実施例の切削装置の挿入時の状態を示す
要部断面図である。
【図3】本発明実施例の切削装置の水平断面図である。
【図4】切削刃の拡大断面図である。
【図5】ローラーの構成を示す説明図である。
【図6】実施例切削装置の使用態様を示す説明図である
【図7】PWR蒸気発生器の概要図である。
【符号の説明】
(1)  フレキシブルシャフト (2)  挿入基体 (3)  取付部 (4)  刃体 (5)  切削刃 (6)  スプリングロッド (7)  長孔 (8)  ピン (9)  ローラー (S)  S/G細管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレキシブルシャフトの先端にS/G
    細管内部に挿入する挿入基体を設け、該挿入基体に半径
    外方向に突出する取付部を形成し、該取付部に、外方に
    突出し、上記細管内面を切削する切削刃をその上下方向
    中間部に有する刃体を取着してなり、該刃体はその上部
    を、一端が上記取付部又は挿入基体に回動自在に枢着さ
    れたスプリングロッドの他端に回動自在に枢着し、一方
    、刃体の下部を上記取付部に軸方向に貫通して設けた長
    孔にピンにより上下動かつ回動可能に取着すると共に、
    該刃体の前記切削刃の下方に該切削刃の削り量を調整す
    るローラーと、前記細管内面に当接し上記挿入基体の下
    降により上記刃体を上昇せしめる摺動部材とを設け、か
    つ上記刃体の上昇動により該刃体上部が半径外方向に突
    出する如く前記ロッドの角度を規制したことを特徴とす
    るS/G細管内面の切削装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の切削装置を、上記刃体
    の切削刃がS/G細管内面全周を切削しうるべく所要数
    、周方向に位相をずらして多段に設けたことを特徴とす
    るS/G細管内面の切削装置。
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WO2008021615A2 (en) * 2006-08-11 2008-02-21 Alstom Technology Ltd Tube stub removal apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008021615A2 (en) * 2006-08-11 2008-02-21 Alstom Technology Ltd Tube stub removal apparatus
WO2008021615A3 (en) * 2006-08-11 2008-12-18 Alstom Technology Ltd Tube stub removal apparatus

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