JP3940302B2 - 半自動スパッタ除去装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶接トーチのノズルに付着したスパッタを除去するスパッタ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来技術のロボット用溶接トーチの自動スパッタ除去装置の概略外観図である。図2に示すように自動スパッタ除去装置は、モータ6、回転駆動部7、2枚刃で形成された回転工具8及び筐体9によって形成されている。
【0003】
図示省略の溶接ロボットの動作に伴ってロボット用溶接トーチのノズル1が下降してくると、上記のようにモータ6及び回転駆動部7によって2枚刃の回転工具8を高トルクで低速回転(例えば1秒に1回転)させる。上記2枚刃の回転工具8は表面がクロムメッキされておりノズル1の内側に沿うように湾曲した形状になっている。上記回転工具8が低速回転しながらノズル1の内側に挿入されてスパッタ2を回転トルクの力によって刃先で掻き落とすようにして除去する。
【0004】
上記自動スパッタ除去装置を用いて半自動溶接時のスパッタ2を除去するには、溶接トーチを手で保持しなければならないために回転工具8の挿入方向及び挿入角度を一定にして回転工具8をノズル1の内部に正確に挿入することが難しい。よって、半自動溶接時の溶接トーチのスパッタ除去作業は、作業者が溶接トーチ4からノズル1を取り外してその内部のスパッタをヘラ等で除去して、除去終了後ノズル1を溶接トーチ4に取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
溶接時に溶接トーチのノズル1の先端及び内部内面にスパッタ2(溶融金属のカスが高温状態で飛散して付着したもの)が付着すると、ノズル1から放流されるシールドガスの層流が乱れて空気を巻き込み、溶接欠陥である気孔が発生する。よって、良好な溶接を得るにはノズル1の先端及び内面に付着したスパッタ2を頻繁に除去する必要がある。また、スパッタ2の除去頻繁度は、溶接電流及び施工条件によって異なるが、一般的にはアーク発生時間10分〜20分に1回の割合で実施する必要がある。
【0006】
上述の自動スパッタ除去装置を用いて、半自動溶接時に付着するスパッタ2の除去を行うと、ノズル1の内部に正確に回転工具8を挿入させることが困難であり、溶接トーチに不要な力が掛かり破損する恐れがある。よって、半自動溶接時のスパッタ2を除去するには、作業者がトーチからノズル1を取り外してノズル1内部に付着したスパッタ2をヘラ等を用いて手作業で除去し、除去終了後再びノズル1を溶接トーチに取り付けることが行われていた。この作業方法では、溶接熱で高温になったノズル1を外すときに火傷の危険性があり、火傷の危険性を回避して作業するにはノズル1の温度を下げる必要があり、溶接作業の生産性を低下させてしまう問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
出願時請求項1の発明は、図1に示すように、溶接トーチ4の先端部に取り付けてあるノズル1の内部に付着するスパッタ2を除去する半自動スパッタ除去装置において、ノズル1をノズルガイド部に挿入したときにスパッタ2をスクレーパ(スパッタを除去するための刃)13に容易に導くようにした3枚のノズルガイド10、3枚のロッド固定板11及び2枚のスクレーパ13並びに第1のロッド14、第2のロッド15及び第3のロッド16によって形成されるノズルガイド部と、上記ノズルガイド部を筐体28の所定の位置に保持するために上記第1のロッド14乃至第3のロッド16と第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22との間に掛着した3本のバネ23乃至バネ25と、上記第1のロッド14乃至第3のロッド16が第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の各傾斜面からの離脱を防止するために上部回転板26に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板17乃至第3のロッド拘束板19によって形成される上部回転部と、上記ノズルガイド部の3本のロッドを支持する第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22を予め定めた間隔で周設した下部回転板27によって形成される下部回転部と、上記ノズル1をノズルガイド部に押しつけたとき、その押しつけ力を回転力に変換させてノズル1の内部に付着したスパッタ2を2枚のスクレーパ13によりノズル円周方向に掻き落とすことを特徴とする半自動スパッタ除去装置である。
【0008】
出願時請求項2の発明は、図1に示すように、溶接トーチ4の先端部に取り付けてあるノズル1の内部に付着するスパッタ2を除去する半自動スパッタ除去装置において、ノズル1をノズルガイド部に挿入したときにスパッタ2をスクレーパ13に容易に導くようにした3枚のノズルガイド10、3枚のロッド固定板11及び2枚のスクレーパ13並びに第1のロッド14、第2のロッド15及び第3のロッド16によって形成されるノズルガイド部と、上記ノズルガイド部を筐体28の所定の位置に保持するために上記第1のロッド14乃至第3のロッド16と第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22との間に掛着した3本のバネ23乃至バネ25と、上記第1のロッド14乃至第3のロッド16が第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の各傾斜面からの離脱を防止するために上部回転板26に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板17乃至第3のロッド拘束板19によって形成される上部回転部と、上記ノズルガイド部の3本のロッドを支持する第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の各傾斜が予め定めた同一角度の傾斜面を有し、その傾斜面の方向がノズルガイド部を中心として同一回転方向に予め定めた間隔で周設した下部回転板27によって形成される下部回転部と、上記ノズル1をノズルガイド部に押しつけたとき、その押しつけ力を回転力に変換させてノズル1の内部に付着したスパッタ2を2枚のスクレーパ13によりノズル円周方向に掻き落とすことを特徴とする半自動スパッタ除去装置である。
【0009】
出願時請求項3の発明は、図1に示すように、溶接トーチ4の先端部に取り付けてあるノズル1の内部に付着するスパッタ2を除去する半自動スパッタ除去装置において、ノズル1をノズルガイド部に挿入したときにスパッタ2をスクレーパ13に容易に導くようにした3枚のノズルガイド10、3枚のロッド固定板11及び2枚のスクレーパ13並びに3枚のノズルガイドの外部に取り付けてある第1のロッド14、第2のロッド15及び第3のロッド16の相対角度が120°に設定して形成されるノズルガイド部と、上記ノズルガイド部を筐体28の所定の位置に保持するために上記第1のロッド14乃至第3のロッド16と第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22との間に掛着した3本のバネ23乃至バネ25と、上記第1のロッド14乃至第3のロッド16が第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の各傾斜面からの離脱を防止するために上部回転板26に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板17乃至第3のロッド拘束板19によって形成される上部回転部と、上記ノズルガイド部の3本のロッドを支持する第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の各傾斜面が予め定めた同一角度の傾斜面を有し、その傾斜面の方向がノズルガイド部を中心として同一回転方向に予め定めた間隔で周設した下部回転板27によって形成される下部回転部と、上記ノズル1をノズルガイド部に押しつけたとき、その押しつけ力を回転力に変換させてノズル1の内部に付着したスパッタ2を2枚のスクレーパ13によりノズル円周方向に掻き落とすことを特徴とする半自動スパッタ除去装置である。
【0010】
出願時請求項4の発明は、上記下部回転板27に逆回転防止用ストッパを設けて上記下部回転部が予め定めた一方向のみ回転する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置である。
【0011】
出願時請求項5の発明は、上記ノズルガイド部のスクレーパ13を傾斜部付スクレーパ29に置換えて、上記ノズルガイド部の傾斜部付スクレーパ29が、2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面31を形成し、上記スクレーパ傾斜部端面31の傾斜が予め定めた値の傾斜角である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置である。
【0012】
出願時請求項6の発明は、上記ノズルガイド部のスクレーパ13を傾斜部付スクレーパ29に置換えて、上記ノズルガイド部の傾斜部付スクレーパ29が2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面31を形成し、上記スクレーパ傾斜部端面31の傾斜角αが20°以上であり70°以下である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置である。
【0013】
出願時請求項7の発明は、上記ノズルガイド部のスクレーパ13を傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30に置換えて、上記ノズルガイド部の傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30が、2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面31と1ヶ所のスクレーパ曲げ加工部端面32を形成し、上記スクレーパ傾斜部端面31の傾斜角及びスクレーパ曲げ加工部端面32の曲げ角度が予め定めた値の角度である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置である。
【0014】
出願時請求項8の発明は、上記ノズルガイド部のスクレーパ13を傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30に置換えて、上記ノズルガイド部の傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30が2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面31と1ヶ所のスクレーパ曲げ加工部端面32を形成し、上記スクレーパ傾斜部端面31の傾斜角α及びスクレーパ曲げ加工部端面32の曲げ角度βが20°以上であり70°以下である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、当該出願に係る発明の特徴を最も良く表す図である。後述する図3と同じなので、説明は図3で後述する。
【0016】
本発明の実施の形態は、出願時請求項1の発明であって、溶接トーチ4の先端部に取り付けてあるノズル1の内部に付着するスパッタ2を除去する半自動スパッタ除去装置において、ノズル1をノズルガイド部に挿入したときにスパッタ2をスクレーパ(スパッタを除去するための刃)13に容易に導くようにした3枚のノズルガイド10、3枚のロッド固定板11及び2枚のスクレーパ13並びに第1のロッド14、第2のロッド15及び第3のロッド16によって形成されるノズルガイド部と、上記ノズルガイド部を筐体28の所定の位置に保持するために上記第1のロッド14乃至第3のロッド16と第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22との間に掛着した3本のバネ23乃至バネ25と、上記第1のロッド14乃至第3のロッド16が第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の各傾斜面からの離脱を防止するために上部回転板26に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板17乃至第3のロッド拘束板19によって形成される上部回転部と、上記ノズルガイド部の3本のロッドを支持する第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22を予め定めた間隔で周設した下部回転板27によって形成される下部回転部と、上記ノズル1をノズルガイド部に押しつけたとき、その押しつけ力を回転力に変換させてノズル1の内部に付着したスパッタ2を2枚のスクレーパ13によりノズル円周方向に掻き落とすことを特徴とする半自動スパッタ除去装置である。
【0017】
【実施例】
本発明は、上述した課題を解決した半自動スパッタ除去装置である。まず、図3乃至図11を参照して本発明について説明する。
【0018】
図3及び図4に示すように本発目の半自動スパッタ除去装置はノズルガイド部、上部回転部、下部回転部及び筐体で形成され、ノズルガイド部は3枚のノズルガイド10、3枚のロッド固定板11及び2枚のスクレーパ(スパッタを除去するための刃)13並びに3つのロッド挿設穴12に挿設する第1のロッド14乃至第3のロッド16で形成され、上部回転部は上部回転板26に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板17、第2のロッド拘束板18及び第3のロッド拘束板19で形成され、下部回転部は下部回転板27に予め定めた間隔で周設した第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板23並びに第1のバネ23乃至第3のバネ25で形成されている。
【0019】
2枚のスクレーパ13を収納したノズルガイド部は、上記ノズルガイド部を筐体28の所定の位置に保持するために3本のロッドを3つのロッド挿設穴12に挿設して外部に向けてある。また各ロッドの相対角度を120°に設定し、上記3本のロッドを支持するために予め定めた同一傾斜角度をもった第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22を設けてある。そして、上記第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の傾斜する方向はノズルガイド部を中心として反時計回り方向に設定され、上記第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の上部に設けた3本のバネの引っ張り力によって引き上げられノズルガイド部を筐体28の所定の位置に保持する。
【0020】
図4はスパッタ2が付着したノズル1がノズルガイド部に挿入したときの詳細図である。図4において2枚のスクレーパ13の先端を尖らせているのは、スパッタ2が付着したノズル1の内面にスクレーパ13が入り易くするためである。また、ノズルガイド部の内面は3枚のノズルガイド10の3つの面で構成され各面に1つずつスクレーパ13を取り付けることも可能だが2面のみ取り付けてあるのは、スクレーパ13によってノズル1の内面から離脱したスパッタ2を下方へ追い出す空間を設けるためである。
【0021】
下部回転部は、図示省略の下部回転板27に逆回転防止用のストッパーを設けることにより、半自動スパッタ除去装置を上から見て反時計回りにのみ回転する機構となっている。
【0022】
上部回転部は、筐体28の上部にぶら下がるように掛着させ、上部回転板26と筐体28の上部との間に回転力が加わると反時計回りに回転する機構となっている。
【0023】
第1のロッド14乃至第3のロッド16を支持するための第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22には、傾斜面に予め定めた同一傾斜角が設けられており、上記3本のロッドはこの傾斜面に沿って自由に滑る機構となっている。
【0024】
溶接トーチのノズル1をノズルガイド部に挿入すると、この挿入によって発生する押しつけ力は1のロッド14乃至第3のロッド16を第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の傾斜面に沿って滑る力とノズルガイド部を回転する力とに変換される。また、第1のロッド14乃至第3のロッド16は第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22から離脱しないように充分な長さを有しているため、上記ノズル1の押しつけ力が3本のロッドのいずれか一方向にずれてもノズルガイド部が回転することができる。
【0025】
ノズルガイド部はノズル1の挿入角度が変動しても予め定めた変動範囲であれば挿入が可能であり、溶接トーチを手で持ってノズル1をノズルガイド部に押しつけたときに生じる挿入角度の変動に対して柔軟な対応が可能となる。
【0026】
図5は、溶接トーチのノズル1をノズルガイド部に挿入する前の状態を示す斜視図である。図5に示すノズルガイド部に挿設した第1のロッド14乃至第3のロッド16は、第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の傾斜のついた傾斜面の上端付近に静止する。これは各ロッドに接続された第1のバネ23乃至第3のバネ25の引っ張り力によって第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22の上端部に引き寄せられるためである。
【0027】
図6は、溶接トーチをノズル1のノズルガイド部に挿入したときの状態を示す斜視図であり、図11は、スクレーパ13がノズル内部に挿入したときの状態を示す図である。ノズル1をノズルガイド部に挿入したとき、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタが、スクレーパ13のスクレーパ平行部端面33とノズル先端面34と接触部が面で接触して挿入を妨げる抵抗力が生じる。
【0028】
さらに、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタ2が2枚のスクレー13のスクレーパ平行部端面33と面接触した状態でノズル1をノズルガイド部に押しつけると、上記ノズルガイド部に取付られた第1のロッド14乃至第3のロッド16は、上記各ロッドに接続された第1のバネ23乃至第3のバネ25のバネ力に抗して各ロッドガイド板の傾斜面に沿って滑り落ちる。このとき下部回転板27の回転は固定されている。上記3枚のロッドガイド板の傾斜面はノズルガイド部を中心にし反時計方向に設定されているので、上記3本のロッドの滑りはノズルガイド部及び内部に設置された2枚のスクレーパ13を反時計回りに回転させながら下に移動し、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタ2を上記2枚のスクレーパ13の2ヶ所のスクレーパ平行部端面32によりノズル円周方向に掻き落とす。
【0029】
図7は、溶接トーチのノズル1をノズルガイド部から引き上げたときの状態を示す斜視図である。図7に示すノズル1をノズルガイド部から引き上げると、上記ノズルガイド部に挿設された第1のロッド14乃至第3のロッド16は、各ロッドに接続された第1のバネ23乃至第3のバネ25のバネの引っ張り力によってロッドガイド板の傾斜面に沿って上昇する。このとき上部回転板26及び第1のロッド拘束板17乃至第3のロッド拘束板19の回転は固定された状態となり、ノズルガイド部は回転を停止した状態を維持しながら所定の位置まで上昇する。また、第1のロッドガイド板20乃至第3のロッドガイド板22及び下部回転板27は、第1のバネ23乃至第3のバネ25のバネの引っ張り力によって各ロッドを追従するように回転移動する。
【0030】
図8は、上述した一連の動作を第2のロッド15、第2のロッド拘束板18及び第2のロッドガイド板21の動作に絞って模式化したである。図8を用いて力学的に動作について説明する。図8(A)は、溶接トーチのノズル1をノズルガイド部に挿入する前の状態を示し、図8(B)は、ノズル1をノズルガイド部の予め定めた最終位置まで挿入した状態を示し、図8(C)は、ノズル1をノズルガイド部から引き上げて元の位置にもどったときの状態を示す。
【0031】
図8(B)に示すようにノズル1が予め定めた最終位置まで挿入されると、第2のロッド15と第2のロッド拘束板18とは一体で第2のロッドガイド板21の傾斜面に沿って滑って降下する。この傾斜面の移動量は、第2のロッド15の水平方向の移動量と垂直方向の移動量に分散され、この第2のロッド15の水平方向の移動量はノズルガイド部及び上部回転板26の回転量となり、垂直方向の移動量はノズルガイド部の降下量となる。
【0032】
図8(C)に示すようにノズル1が引き上げられて元の位置にもどると、第2のロッドガイド板21はバネの引き寄せ力によって移動し、その移動量が下部回転板27の回転量となる。このとき第2のロッド15は第2のロッド拘束板18によって水平方向の移動が拘束されているために垂直方向のみ移動し、この垂直方向の移動量がノズルガイド部の上昇量となる。
【0033】
図9はノズル内部に付着したスパッタ2を除去するのに要する時間を測定して比較した図である。図5において、本発明は半自動スパッタ除去装置を用いたときのスパッタ除去時間を示し、従来技術は上記除去装置を使用しないで溶接トーチからノズルを取り外してその内部のスパッタ2をヘラ等で除去する時間を示したものである。
【0034】
(実施例2)
図12は、傾斜部付スクレーパ29(スパッタを除去するための刃)の詳細図であり、図13は、本発明の半自動スパッタ除去装置のノズルガイド部のスクレーパ13を傾斜部付スクレーパ29に置換えて、傾斜部付スクレーパ29がノズル1の内部に挿入したときの状態を示す詳細図である。図3及び図4に示すように本発目の半自動スパッタ除去装置と同一符号は、同一動作を行うので説明は省略して相違する動作について説明する。
【0035】
図12に示す、傾斜部付スクレーパ29は2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面31を形成し、傾斜角αが20°<α<70°の範囲で形成している。
【0036】
図13は、溶接トーチのノズル1をノズルガイド部に挿入したときの状態を示す詳細図である。ノズル1をノズルガイド部に挿入したとき、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタが、図13に示す傾斜部付スクレーパ29のスクレーパ傾斜部端面31とノズル先端内角部35との接触線で接触して挿入を妨げる抵抗力が生じる。
【0037】
さらに、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタ2が2枚の傾斜部付スクレーパ29のスクレーパ傾斜部端面31とノズル先端内角部35との接触線で接触した状態でノズル1をノズルガイド部に押しつけると、上記ノズルガイド部に取付られた第1のロッド14乃至第3のロッド16は、上記各ロッドに接続された第1のバネ23乃至第3のバネ25のバネ力に抗して各ロッドガイド板の傾斜面に沿って滑り落ちる。このとき下部回転板27の回転は固定されている。上記3枚のロッドガイド板の傾斜面はノズルガイド部を中心にし反時計方向に設定されているので、上記3本のロッドの滑りはノズルガイド部及び内部に設置された2枚の傾斜部付スクレーパ29を反時計回りに回転させながら下に移動し、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタ2を上記2枚の傾斜部付スクレーパ29のスクレーパ傾斜部端面31の4ヶ所の接触線によりノズル円周方向に掻き落とす。
【0038】
図12に示す、傾斜部付スクレーパ29のスクレーパ傾斜部端面31の傾斜角αが20°以下のとき、図13に示す、ノズル先端面34に付着したスパッタ2にスクレーパ傾斜部端面31の接触線が広い範囲(スクレーパ傾斜部端面の面)で接触し、ノズル先端内角部35への力の集中性が弱くなり、ノズル先端面34に付着したスパッタ2の剥離性が低下する。
【0039】
傾斜部付スクレーパ29のスクレーパ傾斜部端面31の傾斜角αが70°以上のとき、図13のノズル内壁面に付着したスパッタ2にスクレーパ傾斜部端面31の接触線が広い範囲(スクレーパ傾斜部端面の面)で接触し、ノズル先端内角部35への力の集中性が弱くなり、ノズル内壁面に付着したスパッタ2の剥離性が低下する。
【0040】
上述より、傾斜部付スクレーパ29のスクレーパ傾斜部端面31の傾斜角αが、20°<α<70°の範囲のとき、スクレーパ傾斜部端面31とノズル先端内角部35との接触部が線となり良好なスパッタ2の剥離性が得られる。
【0041】
(実施例3)
図14は、傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30(スパッタを除去するための刃)の詳細図であり、図15は、本発明の半自動スパッタ除去装置のノズルガイド部のスクレーパ13を傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30に置換えて、傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30がノズル1の内部に挿入したときの状態を示す詳細図である。図3及び図4に示すように本発明の半自動スパッタ除去装置と同一符号は、同一動作を行うので説明は省略して相違する動作について説明する。
【0042】
図14に示す、傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30はスクレーパ曲げ加工部端面32と2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面31とを形成し、傾斜角αが20°<α<70°、曲げ角度角βが20°<β<70°の範囲で形成している。
【0043】
図15は、溶接トーチのノズル1をノズルガイド部に挿入したときの状態を示す詳細図である。ノズル1をノズルガイド部に挿入したとき、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタが、図15に示す傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30のスクレーパ曲げ加工部端面32とノズル先端内角部35との接触点で接触して挿入を妨げる抵抗力が生じる。
【0044】
さらに、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタ2が2枚の傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30のスクレーパ曲げ加工部端面32とノズル先端内角部35との接触点で接触した状態でノズル1をノズルガイド部に押しつけると、上記ノズルガイド部に取付られた第1のロッド14乃至第3のロッド16は、上記各ロッドに接続された第1のバネ23乃至第3のバネ25のバネ力に抗して各ロッドガイド板の傾斜面に沿って滑り落ちる。このとき下部回転板27の回転は固定されている。上記3枚のロッドガイド板の傾斜面はノズルガイド部を中心にし反時計方向に設定されているので、上記3本のロッドの滑りはノズルガイド部及び内部に設置された2枚の傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30を反時計回りに回転させながら下に移動し、ノズル1のノズル先端面34及び内部に付着したスパッタ2を上記2枚の傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30のスクレーパ曲げ加工部端面32の4ヶ所の接触点によりノズル円周方向に掻き落とす。
【0045】
図14に示す、傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30のスクレーパ傾斜部端面の傾斜角αが20°<α<70°の範囲であって、スクレーパ曲げ加工部端面の曲げ角度βが20°以下のとき、図15に示す、ノズル先端面34に付着したスパッタ2にスクレーパ曲げ加工部端面32の接触点が広い範囲(スクレーパ曲げ加工部端面の面)で接触し、ノズル先端内角部35への力の集中性が弱くなり、ノズル先端面34に付着したスパッタ2の剥離性が低下する。
【0046】
傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30のスクレーパ傾斜部端面の傾斜角αが20°<α<70°の範囲であって、スクレーパ曲げ加工部端面の曲げ角度βが70°以上のとき、図15に示す、ノズル内壁面に付着したスパッタ2にスクレーパ曲げ加工部端面32の接触点が広い範囲(スクレーパ曲げ加工部端面の面)で接触して、ノズル先端内角部35への力の集中性が弱くなり、ノズル先端面34に付着したスパッタ2の剥離性が低下する。
【0047】
上述より、傾斜・曲げ加工部付スクレーパ30は、スクレーパ傾斜部端面31の傾斜角αが20°<α<70°の範囲であり、スクレーパ曲げ加工部端面32の曲げ角度角βが20°<β<70°の範囲のとき、スクレーパ曲げ加工部端面32とノズル先端内角部35との接触部が点となり更に良好なスパッタ2の剥離性が得られる。
【0048】
【発明の効果】
本発明の半自動スパッタ除去装置を用いれば、▲1▼ノズルの挿入角度、挿入位置が定まりにくい手動でのスパッタ除去作業も容易になる。▲2▼高温のノズルを溶接トーチから外す必要がなく、作業者が火傷をする危険性を回避できる。▲3▼スクレーパの回転には外部動力が不要であり、手によるノズル押しつけ力で行え、操作が簡単である。▲4▼スパッタを削除するのに要する時間が大幅に改善できる。更に、▲5▼スクレーパを傾斜部付スクレーパ又は傾斜・曲げ加工部付スクレーパに置換えることによって、ノズル先端部とスクレーパとの接触部との接触面積が非常に小さくなるので、ノズル先端部に付着したスパッタの固まりの局部に力を集中することが可能となり、ノズル先端面に付着した硬いスパッタを破壊することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、当該出願に係る発明の特徴を最もよく表す図である。
【図2】図2は、従来技術の自動溶接のときに使用する自動スパッタ除去装置の概略外観図である。
【図3】図3は、本発明の半自動スパッタ除去装置の構成を示した斜視図である。
【図4】図4は、半自動スパッタ除去装置の一部であるノズルガイド部の詳細図である。
【図5】図5は、本発明の半自動スパッタ除去装置を用いて、溶接トーチをノズルガイド部に挿入前の状態を示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の半自動スパッタ除去装置を用いて、溶接トーチをノズルガイド部に挿入したときの状態を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明の半自動スパッタ除去装置を用いて、溶接トーチをノズルガイド部から引き上げたときの状態を示す斜視図である。
【図8】図8は、本発明の半自動スパッタ除去装置の動作部分の一部に絞って、動作を模式化した図である。
【図9】図9は、ノズル内部に付着したスパッタを削除するのに要する時間を、本発明の半自動スパッタ除去装置を用いた場合、上記装置を用いないで従来の作業での時間を比較したものである。
【図10】図10は、本発明の半自動スパッタ除去装置のスクレーパの詳細図である。
【図11】図11は、本発明の半自動スパッタ除去装置を用いて、スクレーパがノズル内部に挿入したときの状態を示す図である。
【図12】図12は、傾斜部付スクレーパの詳細図である。
【図13】図13は、本発明の半自動スパッタ除去装置を用いて、傾斜部付スクレーパがノズル内部に挿入したときの状態を示す図である。
【図14】図14は、傾斜・曲げ加工部付スクレーパの詳細図である。
【図15】図15は、本発明の半自動スパッタ除去装置を用いて、傾斜・曲げ加工部付スクレーパがノズル内部に挿入したときの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ノズル
2 スパッタ
3 コンタクトチップ
4 溶接トーチ
5 ワイヤ
6 モータ
7 回転駆動部
8 回転工具
9 筐体
10 ノズルガイド
11 ロッド固定板
12 ロッド挿設穴
13 スクレーパ(スパッタを除去するための刃)
14 第1のロッド
15 第2のロッド
16 第3のロッド
17 第1のロッド拘束板
18 第2のロッド拘束板
19 第3のロッド拘束板
20 第1のロッドガイド板
21 第2のロッドガイド板
22 第3のロッドガイド板
23 第1のバネ
24 第2のバネ
25 第3のバネ
26 上部回転板
27 下部回転板
28 筐体
29 傾斜部付スクレーパ(スパッタを除去するための刃)
30 傾斜・曲げ加工部付スクレーパ(スパッタを除去するための刃)
31 スクレーパ傾斜部端面
32 スクレーパ曲げ加工部端面
33 スクレーパ平行部端面
34 ノズル先端面
35 ノズル先端内角部

Claims (8)

  1. 溶接トーチの先端部に取り付けてあるノズルの内部に付着するスパッタを除去する半自動スパッタ除去装置において、ノズルをノズルガイド部に挿入したときにスパッタをスクレーパに容易に導くようにした3枚のノズルガイド、3枚のロッド固定板及び2枚のスクレーパ並びに第1のロッド、第2のロッド及び第3のロッドによって形成されるノズルガイド部と、前記ノズルガイド部を筐体の所定の位置に保持するために前記第1のロッド乃至第3のロッドと第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板との間に掛着した3本のバネと、前記第1のロッド乃至第3のロッドが第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板の各傾斜面からの離脱を防止するために上部回転板に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板乃至第3のロッド拘束板によって形成される上部回転部と、前記ノズルガイド部の3本のロッドを支持する第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板を予め定めた間隔で周設した下部回転板とによって形成される下部回転部と、前記ノズルをノズルガイド部に押しつけたとき、その押しつけ力を回転力に変換させてノズルの内部に付着したスパッターを2枚のスクレーパによりノズル円周方向に掻き落とすことを特徴とする半自動スパッタ除去装置。
  2. 溶接トーチの先端部に取り付けてあるノズルの内部に付着するスパッタを除去する半自動スパッタ除去装置において、ノズルをノズルガイド部に挿入したときにスパッタをスクレーパに容易に導くようにした3枚のノズルガイド、3枚のロッド固定板及び2枚のスクレーパ並びに第1のロッド、第2のロッド及び第3のロッドによって形成されるノズルガイド部と、前記ノズルガイド部を筐体の所定の位置に保持するために前記第1のロッド乃至第3のロッドと第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板との間に掛着した3本のバネと、前記第1のロッド乃至第3のロッドが第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板の各傾斜面からの離脱を防止するために上部回転板に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板乃至第3のロッド拘束板によって形成される上部回転部と、前記ノズルガイド部の3本のロッドを支持する第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板の各傾斜が予め定めた同一角度の傾斜面を有しその傾斜面の方向がノズルガイド部を中心として同一回転方向に予め定めた間隔で周設した下部回転板によって形成される下部回転部と、前記ノズルをノズルガイド部に押しつけたとき、その押しつけ力を回転力に変換させてノズルの内部に付着したスパッタを2枚のスクレーパによりノズル円周方向に掻き落とすことを特徴とする半自動スパッタ除去装置。
  3. 溶接トーチの先端部に取り付けてあるノズルの内部に付着するスパッタを除去する半自動スパッタ除去装置において、ノズルをノズルガイド部に挿入したときにスパッタをスクレーパに容易に導くようにした3枚のノズルガイド、3枚のロッド固定板及び2枚のスクレーパ並びに3枚のノズルガイドの外部に取り付けてある第1のロッド、第2のロッド及び第3のロッドの相対角度が120°に設定して形成されるノズルガイド部と、前記ノズルガイド部を筐体の所定の位置に保持するために前記第1のロッド乃至第3のロッドと第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板との間に掛着した3本のバネと、前記第1のロッド乃至第3のロッドが第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板の各傾斜面からの離脱を防止するために上部回転板に予め定めた間隔で周設した第1のロッド拘束板乃至第3のロッド拘束板によって形成される上部回転部と、前記ノズルガイド部の3本のロッドを支持する第1のロッドガイド板乃至第3のロッドガイド板の各傾斜が予め定めた同一角度の傾斜面を有しその傾斜面の方向がノズルガイド部を中心として同一回転方向に予め定めた間隔で周設した下部回転板によって形成される下部回転部と、前記ノズルをノズルガイド部に押しつけたとき、その押しつけ力を回転力に変換させてノズルの内部に付着したスパッタを2枚のスクレーパによりノズル円周方向に掻き落とすことを特徴とする半自動スパッタ除去装置。
  4. 前記下部回転板に逆回転防止用ストッパを設けて前記下部回転部が予め定めた一方向のみ回転する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置。
  5. 前記ノズルガイド部のスクレーパを傾斜部付スクレーパに置換えて前記ノズルガイド部の傾斜部付スクレーパが、2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面を形成し、前記スクレーパ傾斜部端面の傾斜が予め定めた値の傾斜角である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置。
  6. 前記ノズルガイド部のスクレーパを傾斜部付スクレーパに置換えて前記ノズルガイド部の傾斜部付スクレーパが、2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面を形成し、前記スクレーパ傾斜部端面の傾斜角が20°以上であり70°以下である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置。
  7. 前記ノズルガイド部のスクレーパを傾斜・曲げ加工部付スクレーパに置換えて前記ノズルガイド部の傾斜・曲げ加工部付スクレーパが、2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面と1ヶ所のスクレーパ曲げ加工部端面を形成し、前記スクレーパ傾斜部端面の傾斜角及びスクレーパ曲げ加工部端面の曲げ角度が予め定めた値の角度である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置。
  8. 前記ノズルガイド部のスクレーパを傾斜・曲げ加工部付スクレーパに置換えて前記ノズルガイド部の傾斜・曲げ加工部付スクレーパが2ヶ所のスクレーパ傾斜部端面と1ヶ所のスクレーパ曲げ加工部端面を形成し、前記スクレーパ傾斜部端面の傾斜角及びスクレーパ曲げ加工部端面の曲げ角度が20°以上であり70°以下にある請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半自動スパッタ除去装置。
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