JP4965282B2 - ドクター装置 - Google Patents

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本発明は、抄紙機ロールなどのロールの表面に付着した異物を掻き落とすために用いるドクター装置に関し、特に、ドクターブレードを簡単にブレードホルダに差し込むことのできるドクター装置に関するものである。
図1には一般的なドクター装置を示してある。この図に示すように、ドクター装置1は、ロールの表面に圧接される刃先2aを備えた細長いドクターブレード2と、このドクターブレード2を保持しているブレードホルダ3と、このブレードホルダ3を支持しているドクターバック4とを備え、ドクターバック4の両端のジャーナル軸5が不図示の軸受部によって回動可能な状態で支持されている。
ドクターブレード2は一般に、ロールの面長に対応する長さを備えた細長い矩形板形状をしており、その一方(前端側)の長辺縁に刃先2aが形成され、他方(後端側)の長辺縁部分2bがブレードホルダ3の前端部に形成されているブレード差込溝3aに差し込まれた状態で保持されている。
ドクターブレード2は、図において矢印Aで示すように、その長辺方向の一方の端からブレードホルダ3のブレード差込溝3aの端に差し込まれ、ブレード差込溝3aに沿って全長分押し込むことにより、当該ブレードホルダ3に取り付けることができる。ドクターブレード2の交換時にも、ドクターブレード2をブレード差込溝3aの端から長辺方向に引き出す作業、および、新たなドクターブレードをブレード差込溝3aの端から長辺方向に差し込む作業が行われる。
ここで、ドクター装置1の側方にはドクター装置1などを支持しているフレーム6などが配置されている。ドクターブレード2をフレーム6の内側に位置しているブレードホルダ3のブレード差込溝3aに差し込むことができるように、フレーム6には、開口部6aが形成されており、ここを通して細長いドクターブレード2がブレード差込溝3aの端に向けて押し込まれる。
しかしながら、フレーム6の開口部6aからブレード差込溝3aの端までは距離が長いので、細長いドクターブレード2の端2cを、反対側の端2dを持ってブレード差込溝3aに入れる作業が困難である。また、ドクターブレード2は上下に振れ易く、前端縁には刃先2aが形成されているので、刃先が作業員に当たり怪我をするおそれがあり、ドクターブレード2の差込作業は危険な作業である。
本発明の課題は、この点に鑑みて、ドクターブレードの差込作業を簡単かつ安全に行い得るようにしたドクター装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のドクター装置(10)は、
ロール表面に圧接されるドクターブレード(2)を保持しているブレードホルダ(3)を有し、
このブレードホルダ(3)は、その前端部分に、長手方向の一方の端からドクターブレード(2)の後端部分を差し込み可能なブレード差込溝(3a)を備えており、
当該ブレードホルダ(3)における少なくとも一方の端には、前記ブレード差込溝(3a)に前記ドクターブレード(2)を案内するためのブレードガイド(11)が取り付けられており、
前記ブレードガイド(11)には、前記ブレード差込溝(3a)に対応する形状のガイド用差込溝が形成されており、
前記ブレードホルダ(3)は、細長い矩形形状のトッププレート(31)と、このトッププレート(31)の裏面に沿って一定の間隔で取り付けられている複数のフィンガプレート(32)とを備えており、各フィンガプレート(32)は前記トッププレート(31)の裏面において当該トッププレート(31)の前後方向に配置されており、
各フィンガプレート(32)の前端部と前記トッププレート(31)の前端部の間に、前方に開口した前記ブレード差込溝が形成されており、
前記トッププレート(31)の少なくとも一方の端に配置されている前記フィンガプレート(32)は、その端面部分に、前記ブレードガイド(11)が取り付けられているか、あるいは、当該ブレードガイド(11)が一体形成されているブレードガイド付きフィンガプレート(32A)であることを特徴としている。
本発明のドクター装置では、そのブレードホルダの端にブレードガイドが取り付けられている。ブレードガイドを、ブレードホルダのブレード差込溝の端から、ドクター装置を支持しているフレームまでの長さとしておけば、フレームの外側からブレードホルダのブレード差込溝に差し込まれるドクターブレードは、当該ブレードガイドに案内されてブレード差込溝の端に自動的に押し込まれる。よって、細長く、撓み易いドクターブレードの端を簡単にブレードホルダのブレード差込溝の端から当該ブレード差込溝に差し込むことができる。また、ブレードガイドによってドクターブレードが案内されるので、差込作業時にドクターブレードの刃先に接触して作業員が怪我をすることもないので安全である。さらに、ブレードガイド付きフィンガを用意しておけば、ブレードホルダの端に取り付けられているブレードフィンガをブレードガイド付きフィンガに交換するだけでよいので、既設のドクター装置に対して簡単に本発明を適用できる。また、ブレードガイド付きフィンガプレートが破損した場合には、当該ブレードガイド付きフィンガプレートのみを交換するだけでよい。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したドクター装置の実施の形態を説明する。
図2は本実施の形態に係るドクター装置の主要部分を示す説明図である。ドクター装置10の基本構成は図1に示すドクター装置1と同様であるので、図においては対応する部位には同一の符号を付してある。
ドクター装置10は、ドクターブレード2と、ブレードホルダ3と、ドクターバック4とを備えている。ドクターブレード2は細長い長方形の板であり、前側の長辺縁には刃先2aが形成されており、後側の長辺縁部分2bがブレードホルダ3の前端部分に形成されているブレード差込溝3aに差し込まれている。
ブレードホルダ3は、細長い矩形の金属板からなるトッププレート31と、このトッププレート31の裏面に、その長辺方向に一定の間隔で取り付けた複数本のフィンガプレート32とを備えている。フィンガプレート32はトッププレート31の前後方向(短辺方向)に配列されている。フィンガプレート32の前端面33には、その下端から前方に突出している前方突出部34と、この前端から上方に直角に折れ曲がって突出している上方突出部35が形成されている。上方突出部35の上端はトッププレート31の裏面31aよりも下側に位置している。これらトッププレート31の裏面31aの前側部分と、前端面33、前方突出部34および上方突出部35によって、ブレード差込溝3aが形成されている。
ここで、最も端に位置しているフィンガプレート32Aの端面には、ドクターブレード2をブレード差込溝3aに案内するための細長いブレードガイド11が取り付けられている。ブレードガイド11は、トッププレート31に連続して延びている天板部分11aと、この天板部分11aの後端から下方に直角に折れ曲がっている背板部分11bと、この背板部分11bの下端から前方に水平に延びている底板部分11cと、底板部分11cの前端から上方に折れ曲がって延びている前板部分11dとを備えている。これらにより、ブレード差込溝3aの溝断面と同一形状のブレードガイド用差込溝11eが形成されている。ブレードガイド11は例えば100mm〜500mmの長さとされる。
ここで、図3に示すように、フィンガプレート32Aは、ブレードガイド11が予め取り付けられた構造のものである。例えば、フィンガプレート32Aとして、通常のフィンガプレート32と共に、ブレードガイド11が溶接により固定されているものである。あるいは、ブレードガイド11が一体形成されたフィンガプレート32Aである。既設のドクター装置に対して、その端のフィンガプレートのみをブレードガイド付きのものと交換するだけで、ドクターブレードの差込作業を簡単かつ安全に行うことのできる構造にすることができるので便利である。
また、ブレードガイド付きフィンガプレートが破損した場合には、予め用意してあるブレードガイド付きフィンガプレートに交換すればよいので、交換作業も簡単かつ迅速に行うことができる。
次に、図4(a)は異なる構造のドクター装置の説明図であり、このドクター装置20は、トッププレート21と、この裏面に取り付けたボトムプレート22とを備え、これらの間の前端部分にブレード差込溝23が形成されており、ここに、ドクターブレード24の後端部分が差し込まれている。トッププレート21の後端部分はドクターバック25に取り付けられている。
図4(b)および(c)は、この構造のドクター装置20にブレードガイドを取り付けた場合の参考図である。図4(b)に示す例では、トッププレート21およびボトムプレート22を、ドクターバック25の端面25aよりも横方に所定長さだけ突出させることにより、ブレード差込溝23にドクターブレード24を案内するためのブレードガイド部分26が一体形成されている。
図4(c)に示す例は、トッププレート21の前端部分と、ボトムプレート22を横方に延長することにより、ブレードガイド部分27が一体形成されている。このように、ブレードガイド部分27の前後方向の幅Hを細くすると、周囲に配置されているクランプなどと干渉しないので好ましい。
従来のドクター装置を示す説明図である。 本発明を適用したドクター装置を示す説明図である。 本発明を適用したブレードガイド付きフィンガプレートを示す説明図である。 (a)は異なる構造のドクター装置を示す説明図であり、(b)および(c)は参考図である。
1、10、20 ドクター装置
2 ドクターブレード
2a 刃先
2b 長辺縁部分
3 ブレードホルダ
3a ブレード差込溝
4 ドクターバック
11 ブレードガイド
11e ブレードガイド用差込溝
21、31 トッププレート
22 ボトムプレート
23 ブレード差込溝
26、27 ブレードガイド
32 フィンガプレート

Claims (1)

  1. ロール表面に圧接されるドクターブレード(2)を保持しているブレードホルダ(3)を有し、
    このブレードホルダ(3)は、その前端部分に、長手方向の一方の端からドクターブレード(2)の後端部分を差し込み可能なブレード差込溝(3a)を備えており、
    当該ブレードホルダ(3)における少なくとも一方の端には、前記ブレード差込溝(3a)に前記ドクターブレード(2)を案内するためのブレードガイド(11)が取り付けられており、
    前記ブレードガイド(11)には、前記ブレード差込溝(3a)に対応する形状のガイド用差込溝が形成されており、
    前記ブレードホルダ(3)は、細長い矩形形状のトッププレート(31)と、このトッププレート(31)の裏面に沿って一定の間隔で取り付けられている複数のフィンガプレート(32)とを備えており、各フィンガプレート(32)は前記トッププレート(31)の裏面において当該トッププレート(31)の前後方向に配置されており、
    各フィンガプレート(32)の前端部と前記トッププレート(31)の前端部の間に、前方に開口した前記ブレード差込溝が形成されており、
    前記トッププレート(31)の少なくとも一方の端に配置されている前記フィンガプレート(32)は、その端面部分に、前記ブレードガイド(11)が取り付けられているか、あるいは、当該ブレードガイド(11)が一体形成されているブレードガイド付きフィンガプレート(32A)であることを特徴とするドクター装置(10)
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