JP2008127729A - ドクター装置のドクターブレード装着方法、ブレード差込溝のクリーニング方法、および、クリーニング用ブレード - Google Patents

ドクター装置のドクターブレード装着方法、ブレード差込溝のクリーニング方法、および、クリーニング用ブレード Download PDF

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Abstract

【課題】ドクターブレードの交換作業を簡単に行うことのできるドクター装置のドクターブレード装着方法を提案すること。
【解決手段】ドクター装置1はドクターブレード3を着脱可能に保持しているブレード差込溝45を備えている。ドクターブレード3の交換時には、磨耗したドクターブレード3をブレード差込溝45から横方に引き抜く。次に、クリーニング用ブレード15を、その傾斜端面15aの側からブレード差込溝45の一方の端から差し込み、その中を通して他方の端から引き出す。ブレード差込溝45に詰まっている異物が傾斜端面15aによってブレード差込溝45の前側の開口部から外に押し出される。この後に、新たなドクターブレード3をブレード差込溝45に装着する作業を簡単に行うことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、抄紙機ロール、製鉄用ロールなどのロールの外周面にドクターブレードを圧接することにより、当該外周面に付着している紙かすなどの異物を掻き落とすドクター装置に関するものである。さらに詳しくは、ドクターブレードを着脱可能な状態で保持しているブレード保持機構のブレード差込溝にドクターブレードを装着する方法、当該ブレード差込溝に詰まった異物を除去するためのクリーニング方法および、これらの方法に用いるクリーニング用ブレードに関するものである。
抄紙機ロールなどのロールの外周面に付着した異物を掻き落とすためのドクター装置としては、ドクターブレードを回転しているロールの外周面に圧接させることにより異物を掻き落とす構造のものが知られている。このようなドクター装置では、使用によって刃先が磨耗したドクターブレードを交換できるように、ドクターブレードを保持しているブレード保持機構として、ドクターブレードを着脱可能な状態で保持しているブレード保持溝を備えている。ドクターブレードは、その長手方向の一方の端から、ブレード保持溝の長手方向の一方の端部に差し込まれ、当該ブレード保持溝に装着される。かかるドクター装置は特許文献1、2などに開示されている。
特開平11−21783 特開平11−279981
ここで、このようなドクター装置においては、ブレード保持溝に対してドクターブレードを抜き差しする際に、当該ブレード保持溝に紙滓その他の異物が侵入して当該ブレード保持溝が詰まることがある。ブレード保持溝に異物が詰まると、その後におけるドクターブレード交換作業において、新たなドクターブレードをブレード保持溝に差し込む際に、異物が詰まっているために、ドクターブレードの抜き差し時に、ブレード差込溝とドクターブレードの間に異物が詰まり、抜き差しの作業が困難になるという問題点がある。特に、面長の長いロールに設置されるドクター装置では、ロール面長さに対応して長いドクターブレードをブレード差込溝の端から差し込む必要があるので、ドクターブレードの抜き差し作業が極めて困難になってしまう。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ブレード差込溝に異物が詰まっている場合におけるドクターブレードの抜き差し作業を簡単に行うことのできるドクター装置のドクターブレード装着方法、ブレード保持溝のクリーニング方法、および、これらの方法に用いるクリーニング用ブレードを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、ドクターブレードと、このドクターブレードを抜き差し可能な状態で保持しているブレード差込溝を備えたブレード保持機構とを有しているドクター装置におけるドクターブレードの装着方法であって、
前記ブレード差込溝の一方の端からクリーニング用ブレードを差し込み、当該ブレード差込溝の他方の端から当該クリーニング用ブレードを引き抜くことにより、前記ブレード差込溝内の異物を除去し、
しかる後に、前記ドクターブレードを前記ブレード差込溝の一方の端から差し込むことにより、当該ドクターブレードを前記ブレード差込溝に装着した状態を形成し、
前記クリーニング用ブレードとして、前記ブレード差込溝に差し込まれる差込側端部が、前記ブレード差込溝の奥側から開口側に向けて差込方向に後退している形状のものを用いることを特徴としている。例えば、前記クリーニング用ブレードの前記差込側端部が、前記差込方向に対して90度未満の角度だけ傾斜している形状のものを用いることを特徴としている。
クリーニング用ブレードの差込側端部が、ブレード差込溝の奥側から開口側に向けて差込方向に後退した形状、例えば傾斜面となっているので、当該クリーニング用ブレードをブレード差込溝に差し込むと、その内部に詰まっている異物が差込側端部の端面に沿ってブレード差込溝の外部に押し出される。よって、ブレード差込溝に詰まっている異物を簡単に除去できる。この結果、ドクターブレードをブレード差込溝に差し込む作業を簡単に行うことができる。
ここで、前記クリーニング用ブレードの両端部のうち、少なくとも前記差込側端部に貫通穴を形成しておき、前記ブレード差込溝の一方の端から差し込まれた前記クリーニング用ブレードを、前記貫通穴に通した紐を介して、前記ブレード差込溝の他方の端から引張ることが望ましい。このようにすれば、クリーニング用ブレードをブレード差込溝に通す作業を簡単に行うことができる。
また、前記クリーニング用ブレードの外周端部の角が鈍角となるように設定することが望ましい。外周端部が鋭角の場合には、クリーニング用ブレードの取り扱い時に怪我をするおそれがあるが、90度以上の角度にしておけば、クリーニング用ブレードを安全に取り扱うことができる。
次に、本発明は、ドクターブレードと、このドクターブレードを抜き差し可能な状態で保持しているブレード差込溝を備えたブレード保持機構とを有しているドクター装置におけるブレード差込溝のクリーニング方法であって、前記ブレード差込溝の一方の端からクリーニング用ブレードを差し込み、当該ブレード差込溝の他方の端から当該クリーニング用ブレードを引き抜くことにより、前記ブレード差込溝内の異物を除去し、前記クリーニング用ブレードとして、前記ブレード差込溝に差し込まれる差込側端部の形状を、ブレード差込溝の奥側から開口側に向けて差込方向に後退した形状、たとえば、差込方向に対して90度未満の角度だけ傾斜させたものを用いることを特徴としている。
ここで、前記クリーニング用ブレードの両端部のうち、少なくとも前記差込側端部に貫通穴を形成しておき、前記ブレード差込溝の一方の端から差し込まれた前記クリーニング用ブレードを、前記貫通穴に通した紐を介して、前記ブレード差込溝の他方の端から引張ることが望ましい。また、前記クリーニング用ブレードの外周端部の角を鈍角とすることが望ましい。
次に、本発明は上記のクリーニング方法に用いるクリーニング用ブレードであって、クリーニング対象のドクター装置のブレード差込溝に差し込まれる差込側端部の形状が、ブレード差込溝の奥側から開口側に向けて差し込み方向に後退した形状、例えば、差込方向に対して90度未満の角度だけ傾斜した形状となっていることを特徴としている。
ここで、前記差込側端部には、紐を通すための貫通穴が形成されていることが望ましい。また、外周端部の角が鈍角となっていることが望ましい。
本発明では、クリーニング用ブレードを用いて、ドクター装置のブレード差込溝に詰まった異物を除去し、しかる後に、ドクターブレードを当該ブレード差込溝に装着するようにしている。クリーニング用ブレードを用いることにより、ブレード差込溝に対するドクターブレードの装着作業を簡単に行うことができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したドクター装置におけるドクターブレードの装着方法を説明する。
図1は本発明を適用可能なドクター装置の一例を示す概略斜視図であり、図2はその動作を示す説明図である。ドクター装置1は、ドクタリング対象のロール2の外周面2aに圧接されるドクターブレード3と、このドクターブレード3を保持しているブレードホルダ4と、このブレードホルダ4を支持しているドクターバック5とを備えている。
ドクターバック5の両端部には支軸6が取り付けられており、各支軸6は左右の架台7に取り付けた軸受け8によって回転可能な状態で支持されている。ドクターバック5は不図示のターンバックルなどによって支軸6を中心として所定の旋回位置に保持され、これによってドクターブレード3のロール2の外周面2aに対する圧接角が調節されている。ブレードホルダ4はドクターバック5によって、ロールの外周面2aに接近および離間する方向に旋回可能な状態で支持されている。ブレードホルダ4の旋回位置を調節することにより、ドクターブレード3のロール2の外周面2aに対する圧接力を調節できる。
ドクターブレード3はブレードホルダ4に対して着脱可能な状態で保持されている。ドクターブレード3の交換作業は、図2において想像線で示すように、ブレードホルダ4を旋回させてドクターブレード3をロール2の外周面2aに圧接した状態から開放した状態で行われる。
図3はドクター装置1を示す概略構成図である。ドクター装置1のドクターブレード3は、ロール2の外周面2aの面長より僅かに長い細幅の長方形のものであり、その前端縁には外周面2aに圧接される刃先31が形成されている。その後端部分32はブレードホルダ4によって着脱可能な状態で保持されている。ブレードホルダ4は、トッププレート41と、この裏面側に一定の間隔で取り付けられているフィンガプレート42と、各フィンガプレート42を貫通して延びる連結ロッド43とを備えている。連結ロッド43の左右の両端は、ドクターバック5の上面の左右の端に固着した左右のブラケット51によって回転自在に支持されている。
ここで、フィンガプレート42の前端部分は、その下端から前方に延び、その前端が上方に直角に折れ曲がってトッププレート41に到る手前まで延びているL形状の保持腕44となっている。上側のトッププレート41の前側部分41aは保持腕44よりも前方に突出している。これらトッププレート41の前側部分41aと、保持腕44の間に、ドクターブレード3が着脱可能な状態で差し込まれているブレード差込溝45が形成されている。ブレード差込溝45の左右の端は開放状態となっており、一方の端からドクターブレード3を差し込むことにより、図に示す状態にドクターブレード3の装着状態を形成できる。
装着状態においては、ドクターブレード3の前側部分が上からトッププレート41の前端縁41bによって押し付けられ、ドクターブレード3におけるこれよりも後側の部分が下側から保持腕44によって押し付けられ、保持腕44とドクターブレード3の間に配置されているばね部材46によって、ドクターブレード3が抜け出ないように保持されている。
次に、ブレードホルダ4を支持しているドクターバック5の上面にはボトムプレート52が取り付けられており、このボトムプレート52とブレードホルダ4のフィンガプレート42の間には、連結ロッド43を挟み加圧用チューブ47および開放用チューブ48が配置されている。これらのチューブ47、48は、空気圧回路10における切り換え弁11を介して、圧縮空気供給源12の側に繋がっている。加圧用チューブ47に圧縮空気を供給して膨張させ、開放用チューブ48の側を大気開放すれば、連結ロッド43を中心として、ブレードホルダ4はドクターブレード3をロール2の側に押し付ける方向に旋回する。逆に、加圧用チューブ47を大気開放し、開放用チューブ48の側に圧縮空気を供給すれば、連結ロッド43を中心として、ブレードホルダ4はドクターブレード3をロール2から離す方向に旋回する(図2参照)。
次に、図4はブレード差込溝45に詰まった異物を除去するためのクリーニング用ブレードを示す平面図および側面図である。クリーニング用ブレード15は、例えばステンレススチール製のブレードであり、ドクターブレード3と同一幅および厚さのものであり、長さがロール面長よりも短い。クリーニング用ブレード15の一方の側の端15a(差込側端部)は、その後端縁15bから前端縁15cに向けて30度の角度で切断された傾斜端面となっている。反対側の端15dは前後の縁に直交する直交端面となっている。
クリーニング用ブレード15はほぼ同一厚さのブレードであり、その外周端面の角はほぼ90度の鈍角とされている。さらに、その前端縁15cにおける傾斜端面15aの側の隅、および、その後端縁15bにおける直交端面15dの側の隅には、それぞれ、紐を通すための円形貫通穴15e、15fが形成されている。後端縁15bの側の裏面には、後端縁15bに沿って所定の間隔でビス15gが取り付けられている。
ドクター装置1におけるドクターブレード3の交換時には、ブレード差込溝45からドクターブレード3を横方向に抜き出す。この後、ブレード差込溝45に異物が詰まっている場合には、クリーニング用ブレード15を、ブレード差込溝45の一方の端から他方の端まで通し、他方の端から引き抜く。クリーニング用ブレード15の傾斜端面15aを差込側端面としてブレード差込溝45に差し込み、当該ブレード差込溝45に沿って他方の端に向けて引き出す。また、クリーニング用ブレード15の前端縁15cがブレード差込溝45の開口側に位置し、後端縁15bがブレード差込溝45の奥側に位置するように、クリーニング用ブレード15を差し込む。
クリーニング用ブレード15の傾斜端面15aは、ブレード差込溝45の奥側から開口側に向けて差込方向に後退しているので、クリーニング用ブレード15の移動に伴って、その傾斜端面15aに沿って内部に詰まっている異物が、ブレード差込溝45の開口側から外部に押し出されて排出される。したがって、クリーニング用ブレード15をブレード差込溝45に通すことによって、そこに詰まっている異物が確実に取り除かれる。よって、この後に、新たなドクターブレード3をブレード差込溝45に差し込んで装着する作業を極めて簡単に行うことができる。すなわち、異物が、差し込まれたドクターブレード3とブレード差込溝45の間に詰まり、ドクターブレード3を差し込むことができなくなる、などの弊害が発生しない。
ここで、クリーニング用ブレード15をブレード差込溝45に通す作業を簡単に行うためには、クリーニング用ブレード15の貫通穴15eに紐を通しておき、ブレード差込溝45に差し込まれたクリーニング用ブレード15を紐で他方の端に向けて引き出すようにすればよい。
なお、クリーニング用ブレード15の傾斜端面15aの傾斜角度は30度以外の角度でもよい。また、ブレード差込溝45の奥側から開口側に向けて差込方向に後退している形状であればよいので、たとえば、曲線状の端面としてもよく、全体として、後端縁15bから前端縁15cに向けて差込方向に後退している形状とすればよい。また、クリーニング用ブレード15の外周端面の角を90度としてあるが、例えば、凸円弧状の端面とすることもできる。
本発明を適用可能なドクター装置の概略斜視図である。 図1のドクター装置の動きを示す説明図である。 図1のドクター装置の概略構成図である。 図1のドクター装置に用いるクリーニング用ブレードの例を示す平面図および側面図である。
符号の説明
1 ドクター装置
2 ロール
2a 外周面
3 ドクターブレード
4 ブレードホルダ
5 ドクターバック
6 支軸
7 架台
8 軸受け
10 空気圧回路
11 切り換え弁
12 圧縮空気供給源
15 クリーニング用ブレード
15a 傾斜端面
15b 後端縁
15c 前端縁
15d 直交端面
15e、15f 貫通穴
15g ビス
31 刃先
32 後端部分
41 トッププレート
41a 前側部分
41b 前端縁
42 フィンガプレート
43 連結ロッド
44 保持腕
45 ブレード差込溝
46 ばね部材
47 加圧用チューブ
48 開放用チューブ
51 ブラケット
52 ボトムプレート

Claims (12)

  1. ドクターブレードと、このドクターブレードを抜き差し可能な状態で保持しているブレード差込溝を備えたブレード保持機構とを有しているドクター装置におけるドクターブレードの装着方法であって、
    前記ブレード差込溝の長手方向の一方の端からクリーニング用ブレードを差し込み、当該ブレード差込溝の他方の端から当該クリーニング用ブレードを引き抜くことにより、前記ブレード差込溝内の異物を除去し、
    しかる後に、前記ドクターブレードを前記ブレード差込溝の一方の端から差し込むことにより、当該ドクターブレードを前記ブレード差込溝に装着した状態を形成し、
    前記クリーニング用ブレードとして、前記ブレード差込溝に差し込まれる差込側端部が、前記ブレード差込溝の奥側から開口側に向けて差込方向に後退している形状のものを用いることを特徴とするドクター装置のドクターブレード装着方法。
  2. 請求項1において、
    前記クリーニング用ブレードの前記差込側端部が、前記差込方向に対して90度未満の角度だけ傾斜している形状のものを用いることを特徴とするドクター装置のドクターブレード装着方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記クリーニング用ブレードの両端部のうち、少なくとも前記差込側端部に貫通穴を形成しておき、
    前記ブレード差込溝の一方の端から差し込まれた前記クリーニング用ブレードを、前記貫通穴に通した紐を介して、前記ブレード差込溝の他方の端から引張ることを特徴とするドクター装置のドクターブレード装着方法。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記クリーニング用ブレードの外周端部の角が鈍角となるように設定することを特徴とするドクター装置のドクターブレード装着方法。
  5. ドクターブレードと、このドクターブレードを抜き差し可能な状態で保持しているブレード差込溝を備えたブレード保持機構とを有しているドクター装置におけるブレード差込溝のクリーニング方法であって、
    前記ブレード差込溝の一方の端からクリーニング用ブレードを差し込み、当該ブレード差込溝の他方の端から当該クリーニング用ブレードを引き抜くことにより、前記ブレード差込溝内の異物を除去し、
    前記クリーニング用ブレードとして、前記ブレード差込溝に差し込まれる差込側端部が、前記ブレード差込溝の奥側から開口側に向けて差込方向に後退している形状のものを用いることを特徴とするドクター装置のブレード差込溝のクリーニング方法。
  6. 請求項5において、
    前記クリーニング用ブレードの前記差込側端部が、前記差込方向に対して90度未満の角度だけ傾斜している形状のものを用いることを特徴とするドクター装置のブレード差込溝のクリーニング方法。
  7. 請求項5または6において、
    前記クリーニング用ブレードの両端部のうち、少なくとも前記差込側端部に貫通穴を形成しておき、
    前記ブレード差込溝の一方の端から差し込まれた前記クリーニング用ブレードを、前記貫通穴に通した紐を介して、前記ブレード差込溝の他方の端から引張ることを特徴とするドクター装置のブレード差込溝のクリーニング方法。
  8. 請求項5ないし7のうちのいずれかの項において、
    前記クリーニング用ブレードの外周端部の角が鈍角となるように設定することを特徴とするドクター装置のブレード差込溝のクリーニング方法。
  9. 請求項5に記載のクリーニング方法に用いるクリーニング用ブレードであって、
    クリーニング対象のドクター装置のブレード差込溝に差し込まれる差込側端部、前記ブレード差込溝の奥側から開口側に向けて差込方向に後退している形状となっていることを特徴とするクリーニング用ブレード。
  10. 請求項9において、
    前記差込側端部が、前記差込方向に対して90度未満の角度だけ傾斜した形状となっていることを特徴とするクリーニング用ブレード。
  11. 請求項9または10において、
    前記差込側端部には、紐を通すための貫通穴が形成されていることを特徴とするクリーニング用ブレード。
  12. 請求項9ないし11のうちのいずれかの項において、
    外周端部の角が鈍角となるように設定されていることを特徴とするクリーニング用ブレード。
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