JPH04304143A - 車両用主電動機 - Google Patents

車両用主電動機

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JPH04304143A
JPH04304143A JP6610091A JP6610091A JPH04304143A JP H04304143 A JPH04304143 A JP H04304143A JP 6610091 A JP6610091 A JP 6610091A JP 6610091 A JP6610091 A JP 6610091A JP H04304143 A JPH04304143 A JP H04304143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
electric motor
end bracket
stator frame
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP6610091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Sato
佐藤 正司
Isato Imai
勇人 今井
Ryuichi Nishi
龍一 西
Tatsuaki Ishikawa
石川 辰明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6610091A priority Critical patent/JPH04304143A/ja
Publication of JPH04304143A publication Critical patent/JPH04304143A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用主電動機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】車両用主電動機にも誘導電動機が多く採
用され、保守性の改良および保守回帰の延長、それに小
形、軽量化など従来の直流機に比較して大きく改良され
てきた。
【0003】この車両用主電動機として使用される誘導
電動機について図3から図6により簡単に説明する。
【0004】まず、図3、図4により車両用主電動機の
代表的な取付方法を説明する。同図に示されているよう
に主電動機1は車体2とレール3との狭い範囲に取付け
られる。同図では省略してあるが実際には車体2とレー
ル3との間は、各種の配線、配管が施されているので、
主電動機周辺は更にその空間の制限を受けている。なお
、これらの図において4は車軸、5は車輪、6は台車枠
、7は駆動装置である。
【0005】次に、図5、図6により主電動機の構造に
ついて簡単に説明する。図5は自己冷却のためのファン
を機内に持つ主電動機すなわち自己冷却方式の開放型主
電動機を示したものである。回転機内を冷却する冷却風
の通路は図中に矢印で示されているように、冷却風はフ
ァン8により導かれるが、細かい塵埃や制輪子摩耗粉お
よび雨水などはフィルタ9では除去されず、機内に入り
、堆積することになり絶縁劣化を早めたり、絶縁不良の
原因となる。このため定期的な機内清掃等の手入れが必
要である。また、本構造ではステータフレーム10の外
周にフィルタ9が不可欠であり、上述のように狭い場所
での主電動機取付の性格上装着が困難である。なお、同
図において11はステータコア、12はステータコイル
、13はロータコア、14はロータバー、15はエンド
リング、16は反直結型軸受部、17は直結型軸受部、
18はエンドブラケットである。
【0006】図6は別に設けたブロワにより冷却風を強
制的に回転機内に送風する、いわゆる強制通風方式の開
放形主電動機を示すもので、図中矢印で示されているよ
うにブロワで通風ダクト19に冷却風を送り、機内を通
して排風カバー20から排風している。この場合の冷却
風の取り入れは車体内等、比較的清浄な場所から行なっ
ているが、それでも機内には塵埃が入り込んでしまい、
上述の図5で述べたのと同じような問題がある。また、
この場合はフィルタが不要であるが、代わりに通風ダク
ト19が必要であり、装着上では更に不利な構造である
【0007】以上述べたような問題、すなわち(1)保
守回帰の延長、(2)装着空間の拡大を実現するために
、機内には冷却風を取り入れず、フレーム外周冷却によ
り機内温度上昇を制限する方式、いわゆる全閉形回転機
の採用が検討されてきた。この全閉形回転機の代表的な
構造について図7より説明する。
【0008】同図に示されているようにファン8により
導かれた冷却風は図中矢印表示のように、ファンガイド
21によりステータフレーム10の外周に導かれ、機内
を間接的に冷却する。この冷却効果を増すためステータ
フレーム10の外周には冷却フィンを設ける等の工夫が
されるのが一般的である。
【0009】この構造を車両用主電動機に採用すれば機
内に冷却風が入らないので、塵埃や雨水が浸入すること
はなく、絶縁劣化や絶縁不良要因を極端に減少できるし
、フィルタや通風ダクトが不要になるので装着上も有利
になることは容易に考えられる。
【0010】しかしながら、ファン8が反直結側軸受部
16より外側に設けられている、いわゆる外扇方式のた
め図5で説明した従来方式のファン、いわゆる内扇方式
に比較し、ファン回転による騒音が大となる。車両用に
とっては低騒音化が従来からの懸案であり、従って外扇
方式は採用しにい。また、この方式ではファンを抜き取
らないと軸受部16の分解ができない構造であり、保守
上不便である。
【0011】軸受部は軸受回り構造の改善や潤滑グリー
スの改良などで保守回帰は年々延長されてきたが、定期
的な保守は不可欠であり、軸受部の保守の都度ファンを
抜き取る方式では非常に不便である。
【0012】また、この構造の場合、軸受部は回転機の
発熱部、すなわちステータコア、コイル、ロータコア、
バー等に近く、この間に遮蔽物もないため内扇形に比較
すれば温度上昇も大となる懸念がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】車両用主電動機に従来
技術の全閉形を採用しようとした場合、騒音が大きくな
る、軸受部の保守性が悪くなる、軸受部の温度上昇も高
くなる等の問題があった。また、回転機の全長も従来の
車両用誘導電動機に比較し、長くなる等の問題があった
【0014】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、低騒音で、かつ保守性の向上および軸受部の信頼性
の向上を可能とした車両用主電動機を提供することを目
的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ファンを機
内側で、かつベーンを主板に対しエンドブラケット側に
すると共に、このファンでエンドブラケットに設けたエ
ンドブラケット穴から冷却風を導き、ステータフレーム
の端部側に設けた通風穴を通してステータフレームの外
周上に送風するようにすることにより、達成される。
【0016】
【作用】上記手段を設けたので、ファンを機内に設置し
た全閉形が採用できるようになる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
【0018】〔実施例  1〕図1および図2には本発
明の一実施例が示されている。本実施例ではファン8を
機内側で、かつベーン8aを主板8bに対しエンドブラ
ケット18側にすると共に、このファン8でエンドブラ
ケット18に設けたエンドブラケット穴18aから冷却
風を導き、ステータフレーム10の端部側に設けた通風
穴10aを通してステータフレーム10の外周上に送風
するようにした。このようにすることにより、ファン8
を機内に設置した全閉形が採用できるようになり、低騒
音で、かつ保守性の向上および軸受部16、17の信頼
性の向上を可能とした車両用主電動機を得ることができ
る。
【0019】すなわちファン8の主板8bを直結側軸受
部17に対し機内側に設け、内径側は軸に固定、外周側
はステータフレーム10の内周に対し若干の隙間を有し
て設けられる。この主板8bで機内と外気とを遮蔽する
。冷却風取り入れ用のベーン8aは主板8bに対しエン
ドブラケット18側に設けられ、これにより取り入れら
れた冷却風は、ステータフレーム10の外周端部に設け
られた通風穴10aを通って通風ガイド22によりステ
ータフレーム10の外周に導かれ、外周上を冷却する。 軸受部17は冷却ファン8の主板8bにより、主電動機
の発熱部すなわちステータコア11、ステータコイル1
2、ロータコア13、ロータバー14等から遮蔽され、
かつ軸受部外周は冷却風の通路となるので温度上昇を低
くすることができる。このファン8は軸受部17を支え
るエンドブラケット18に対して機内側に設けられるの
で、低騒音となる。冷却効果を高めるためステータフレ
ーム10に冷却フィン8cを設け、機内の空気を撹拌し
、機内の温度を低くすることも可能である。
【0020】このフィン8cの径方向設置位置はファン
内径近傍からファン外径近傍まで任意の位置が可能であ
る。このことは機内のどの部分、例えばロータバー14
近傍とか、ステータコイル12近傍とかの任意の部分の
空気を撹拌することが可能であることを示すもので、効
果的な温度上昇低下が期待できる。従来もエンドリング
端部に機内空気撹拌用のフィン8cを設ける等実施され
てきたが、この場合はフィン8cを設ける径方向位置は
制限されてきた。すなわちロータコア外径より大径部に
はフィン8cを設けるのは不可能であった。また、本実
施例によれば機内撹拌用フィン8cを複数の径に設ける
ことも可能である。
【0021】このように本実施例によれば次に述べるよ
うな効果を奏することができる。
【0022】(1)低騒音である。
【0023】(2)軸受部特にファン側の温度上昇を低
くできる。
【0024】(3)軸受部の保守性が良い。
【0025】(4)機内空気の撹拌用フィンが任意の位
置に取付可能であり、効率的な冷却が可能である。
【0026】(5)主電動機全長を短くできる。
【0027】(6)全閉形としたので機内に塵埃や雨水
等の浸入がなく、信頼性、保守性が向上する。
【0028】(7)ステータフレームの外周にフィルタ
や通風ダクトが不要な、すなわち主電動機の車両の床下
装着が容易となる。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明は、低騒音で、かつ
保守性および軸受部の信頼性が向上するようになって、
低騒音で、かつ保守性の向上および軸受部の信頼性の向
上を可能とした車両用主電動機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用主電動機の一実施例の縦断側面
図である。
【図2】同じく一実施例のファンの形状を示すもので(
a)は冷却ベーン側より見た正面図、(b)は縦断側面
図、(c)は主板側より見た正面図である。
【図3】従来の車両用主電動機による台車の平面図であ
る。
【図4】従来の車両用主電動機による電車の側面図であ
る。
【図5】従来の車両用主電動機の縦断側面図である。
【図6】従来の車両用主電動機の他の例の縦断側面図で
ある。
【図7】従来の車両用主電動機の更に他の例の縦断側面
図である。
【符号の説明】
2…車体、3…レール、8…ファン、8a…ベーン、8
b…主板、8c…フィン、10…ステータフレーム、1
0a…通風穴、16…反直結側軸受部、17…直結側軸
受部、18…エンドブラケット、18a…エンドブラケ
ット穴、22…通風ガイド。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子および回転子を覆っているステータ
    フレームと、このステータフレームの一方端を支持し、
    かつ回転軸上に設けられた反直結側軸受部と、前記フレ
    ームの他方端と前記回転軸上に設けられた直結側軸受部
    との間に設けられ、かつ前記フレームの他方端を支持し
    ているエンドブラケットとを備えた電動機はベーン、主
    板を有するファンによって前記ステータフレームの外周
    上が冷却するようにされているレールと車体との間に設
    置される車両用主電動機において、前記ファンを機内側
    で、かつ前記ベーンを主板に対し前記エンドブラケット
    側にすると共に、このファンでエンドブラケットに設け
    たエンドブラケット穴から冷却風を導き、前記ステータ
    フレームの端部側に設けた通風穴を通して前記ステータ
    フレームの外周上に送風するようにしたことを特徴とす
    る車両用主電動機。
  2. 【請求項2】前記ファンの主板が、前記通風穴の反エン
    ドブラケット側のステータフレームと前記直結側軸受部
    の内側の回転軸との間に設けられ、機内と外気とを遮蔽
    するようにされたものである請求項1記載の車両用主電
    動機。
  3. 【請求項3】前記ファンの主板が、その内側の側面に機
    内の空気を撹拌するフィンが設けられているものである
    請求項1記載の車両用主電動機。
  4. 【請求項4】前記エンドブラケットが、前記通風穴の上
    部側を覆って前記冷却風を前記ステータフレームの外周
    上に案内する通風ガイドが設けられたものである請求項
    1記載の車両用主電動機。
JP6610091A 1991-03-29 1991-03-29 車両用主電動機 Pending JPH04304143A (ja)

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JP6610091A JPH04304143A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 車両用主電動機

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Publication Number Publication Date
JPH04304143A true JPH04304143A (ja) 1992-10-27

Family

ID=13306125

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JP6610091A Pending JPH04304143A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 車両用主電動機

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JP (1) JPH04304143A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999041822A1 (fr) * 1998-02-13 1999-08-19 Hitachi, Ltd. Moteur electrique d'entrainement d'un vehicule electrique de type ouvert
WO2000052808A1 (fr) * 1999-02-26 2000-09-08 Hitachi, Ltd. Procede de modification du moteur d'entrainement d'un vehicule de type ouvert
WO2014174721A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 株式会社 豊田自動織機 誘導機

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