JPH04303743A - 炭酸ガス測定装置 - Google Patents

炭酸ガス測定装置

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JPH04303743A
JPH04303743A JP3067452A JP6745291A JPH04303743A JP H04303743 A JPH04303743 A JP H04303743A JP 3067452 A JP3067452 A JP 3067452A JP 6745291 A JP6745291 A JP 6745291A JP H04303743 A JPH04303743 A JP H04303743A
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gas
moisture
concentration
analyzer
sample gas
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Ryuzo Kano
龍三 加納
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炭酸ガス(CO2)
測定装置に関し、更に詳しくは、水分(H2O)とCO
2とをそれぞれ分析できる2つのガス分析計を組み合せ
、特に大気中のCO2を高精度に測定できるCO2測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大気中のCO2を高精度で測定する場合
、比較ガス流通タイプのガス分析計を用い基準ガスとし
て330ppm近辺のN2ガスを流して、このガスに対
する試料ガスの濃度を50ppmスパンで測定している
。この場合ガス中に含まれる水分により、分析計の指示
値が干渉を受けたり、ガス中の水分量による指示濃度の
差による誤差が生じる。このため、このシステムはまず
、電子クーラで2°Cまで冷却したのち、さらに電子ク
ーラで−30°Cまで冷却し、さらに−60°Cのエタ
ノール槽で水分をトラップしたのち分析計に流していた
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにガス中に含
まれる水分の干渉及び誤差をさけるために、大がかりで
高価な装置が必要となり、移動測定も難かしかった。ま
た−60°Cの水分トラップでは霜取りをたびたび行な
わなければ−60°Cの温度維持が難しいという問題も
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用】この発明は
、基準ガスと試料ガスの導入をそれぞれ受ける比較セル
と測定セルを有し、試料ガスの水分濃度を測定する水分
測定部と、基準ガスと試料ガスとを水分を選択的に透過
する半透過膜を介して接触させ、基準ガスの水分濃度を
試料ガスのそれと同一にする加湿部と、水分濃度を同一
にされた基準ガスと試料ガスの導入をそれぞれ受ける比
較セルと測定セルを有し、試料ガスのCO2濃度を測定
するCO2測定部と、前記水分測定部で得られる試料ガ
スの水分濃度値からドライ基準ガス温度からのCO2濃
度誤差を演算し、前記CO2測定部で得られる試料ガス
のCO2濃度値を補正する演算部とを備えた炭酸ガス測
定装置である。
【0005】すなわち、この発明は、水分を選択的に透
過する半透過膜を用いて基準ガスと試料ガスとの水分濃
度を同一レベルにしてCO2濃度を測定し、さらに試料
ガス中の水分濃度を測定してその水分濃度値からドライ
基準ガス温度(例えば−60〜70°C)のCO2濃度
誤差を演算して試料ガスのCO2濃度測定値を補正する
ことによって、水分による影響を大幅に解消し、それに
よって高精度のCO2濃度測定を可能にする。
【0006】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳
述する。なお、これによってこの発明が限定されるもの
ではない。まず図1において、CO2測定装置(大気用
CO2計)(A)は、水分測定部(B)と、加湿部(F
)と、CO2測定部(C)と、演算部(D)とを備えて
いる。
【0007】水分測定部(B)とCO2測定部(C)と
は分析計の主要部(19)を構成し、両測定部にはそれ
ぞれ水分(H2O)検出器(18)とCO2検出器(1
7)とを有するいずれも基準ガス流通タイプの分析計を
配している。すなわち水分測定部(B)は、基準ガスを
導入する比較セル(16)と、試料ガスを導入する測定
セル(15)と、赤外線の吸収を利用してH2Oを測定
するH2O検出器(18)と、モータ(M)で回転する
光源(29)(30)とから主としてなる。CO2測定
部(C)は水分測定部(B)とほぼ同様の構成であるの
で説明を省略するが、光源(29)(30)は共通であ
る。加湿部(E)は、半透(過)膜チューブ(9a)と
、このチューブのまわりに形成した流路(9b)とから
なり、半透膜チューブ(9a)内には試料ガスを、流路
(9b)には基準ガスをそれぞれ導入するよう構成され
ている。
【0008】さて試料ガスは、試料ガス入口(28)か
ら導入され、フィルタ(5)ポンプ(6)流量計(7)
を通して加湿部としての半透膜除湿器(E)で除湿され
たのち、CO2分析計の試料セル(13)に導入される
。試料セルを出たガスはさらにH2O計の試料セルを通
ったのち排気される、基準ガス(22)はフィルタ(2
3)、流量計(24)を通ったのちH2O計の比較セル
を通り、半透膜除湿器(E)のパージガスとして使用さ
れ、試料ガスと等しい水分量になったのち、CO2計の
比較セル(15)に流れたのち排気される。このように
流すと、CO2計の基準ガスと試料ガスの水分含有量は
等しくなり、同じ水分を含んだ状態でのCO2の測定が
できる。このようにすれば、CO2計の水分干渉は全く
なくなりまた、水分計においては、ドライ基準ガス温度
、つまり−60°Cの基準ガスに対する試料ガスの水分
が測定できる。以上のデータを一式に入れて演算するこ
とにより、−60°CレベルでのCO2の濃度が測定で
きる。これらは、すべて分析計に内蔵されているマイク
ロコンピュータにより行なわれる。
【0009】この分析計の校正は、三方コック(8)(
10)(11)を切換えることによりゼロ校正が行なえ
る。コック(10)を切換えるとCO2計の比較セル(
14)H2O計の比較セル(16)ともに基準ガス(2
2)330ppmが流れる。次に切換コック(11)を
切換えることにより三方コック(12)を通して標準ガ
ス330ppmがCO2計、H2O計の試料セルに流れ
る。これですべてのセルに330ppmのボンベガスが
流れるのでCO2計の330ppmおよび水分計のゼロ
が校正できる。つぎにスパン校正は、コック(8)が切
換わっているので試料ガスが加湿器(25)を通して調
湿器(26)で一定の水分量なったガスが4方コック(
27)から排気されている。ここで使用されている調湿
器(26)は2°Cの電子クーラが使用できる。この4
方コック(27)を切換えると水分計の試料セルに2°
C飽和の水分を含んだ大気が導入される。つぎにコック
(12)を切換えると、CO2計には標準ガス(21)
(380ppm)が流れる。この状態で両方の分析計の
スパンを校正すれば、CO2計は330〜380ppm
の50ppmスパンとなり、水分計は−60〜+2°C
飽和の水分計となる。このときの水分計の濃度表示は%
にしておく。
【0010】
【数1】
【0011】以上の実施例とは異なり、水分(H2O)
とCO2の測定を、2成分の独立した光学系ではなく、
1つの光学系で2つの検出器を用いた図2のごとき装置
で行なうこともできる。また水分測定部(水分計)は、
赤外線の吸収を利用した赤外線式ガス分析計ではなく、
静電容量式のセンサタイプのものや、水晶発振式のもの
も使用でき、更に比較流通タイプではなく標準タイプの
ものであってもよい。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、水分を選択的に透過
する半透過膜を用いて基準ガスと試料ガスとの水分濃度
を同一レベルにしてCO2濃度を測定し、さらに試料ガ
ス中の水分濃度を測定してその水分濃度値からドライ基
準ガス温度(例えば−60〜70°C)のCO2濃度誤
差を演算して試料ガスのCO2濃度測定値を補正するこ
とによって、水分による影響を大幅に解消し、それによ
って高精度のCO2濃度測定を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】他の実施例の一部を示す構成説明図である。
【符号の説明】
A    CO2測定装置 B    水分測定部 C    CO2測定部 D    演算部 E    加湿部 15  測定セル 16  比較セル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基準ガスと試料ガスの導入をそれぞれ
    受ける比較セルと測定セルを有し、試料ガスの水分濃度
    を測定する水分測定部と、基準ガスと試料ガスとを水分
    を選択的に透過する半透過膜を介して接触させ、基準ガ
    スの水分濃度を試料ガスのそれと同一にする加湿部と、
    水分濃度を同一にされた基準ガスと試料ガスの導入をそ
    れぞれ受ける比較セルと測定セルを有し、試料ガスのC
    O2濃度を測定するCO2測定部と、前記水分測定部で
    得られる試料ガスの水分濃度値からドライ基準ガス温度
    のCO2濃度誤差を演算し、前記CO2測定部で得られ
    る試料ガスのCO2濃度値を補正する演算部とを備えた
    炭酸ガス測定装置。
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