JPH0430321Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430321Y2 JPH0430321Y2 JP360785U JP360785U JPH0430321Y2 JP H0430321 Y2 JPH0430321 Y2 JP H0430321Y2 JP 360785 U JP360785 U JP 360785U JP 360785 U JP360785 U JP 360785U JP H0430321 Y2 JPH0430321 Y2 JP H0430321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- wrap
- contact
- lap
- wraps
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は圧縮機、膨脹機等として用いられるス
クロール型流体機械に関する。
クロール型流体機械に関する。
従来の技術
スクロール型圧縮機のスクロール本体の一例が
第3,4図に示され、一対のスクロール本体0
1,02をそのラツプ01a,02aが相対的に
180°位相をずらせて噛み合わせ、ラツプ01a,
02aの先端面01c,02cが側板01b,0
2bの内面の01d,02dに密接する状態に配
設し、両者を相対的に公転円運動させることによ
り、これら一対のスクロール本体01,02の噛
合によつて限界される密閉小室03,04を中心
方向へ移動させながらその容積を漸次減少させて
密閉小室03,04内のガスを圧縮し、中心部の
吐出口05より吐出するようになつている。
第3,4図に示され、一対のスクロール本体0
1,02をそのラツプ01a,02aが相対的に
180°位相をずらせて噛み合わせ、ラツプ01a,
02aの先端面01c,02cが側板01b,0
2bの内面の01d,02dに密接する状態に配
設し、両者を相対的に公転円運動させることによ
り、これら一対のスクロール本体01,02の噛
合によつて限界される密閉小室03,04を中心
方向へ移動させながらその容積を漸次減少させて
密閉小室03,04内のガスを圧縮し、中心部の
吐出口05より吐出するようになつている。
考案が解決しようとする問題点
従来ラツプ根元部分は第5図に示すような小さ
いスミRで作ることが多く、この場合、このピン
角部に応力が集中して、ラツプの高さ・圧縮条件
によつてはラツプの根元部分の強度が十分でな
く、圧縮ガスの圧力の繰り返し作用により、ラツ
プの根元のピン角部よりクラツクが発生したり、
破損事故等が発生し信頼性が十分でなかつた。こ
のため、中央部根元に大きなRをつけることが提
案されている。(第6図参照)ところで吐出行程
終了時の残留容積を最少とする中心歯形において
上記の大きなRをつけるには、1歯厚をRだけ薄
くする。2歯先はRに干渉しない面取りCをと
る、という方向が考えられるが1では強度不足2
ではカツタ形状が特殊でコスト高という欠点があ
つた。
いスミRで作ることが多く、この場合、このピン
角部に応力が集中して、ラツプの高さ・圧縮条件
によつてはラツプの根元部分の強度が十分でな
く、圧縮ガスの圧力の繰り返し作用により、ラツ
プの根元のピン角部よりクラツクが発生したり、
破損事故等が発生し信頼性が十分でなかつた。こ
のため、中央部根元に大きなRをつけることが提
案されている。(第6図参照)ところで吐出行程
終了時の残留容積を最少とする中心歯形において
上記の大きなRをつけるには、1歯厚をRだけ薄
くする。2歯先はRに干渉しない面取りCをと
る、という方向が考えられるが1では強度不足2
ではカツタ形状が特殊でコスト高という欠点があ
つた。
問題点を解決するための手段
それぞれ同一形状のラツプを有する固定側スク
ロールと旋回側スクロールとを互に180°位相をず
らせ、両ラツプ互に接触するよう噛み合せると共
に両ラツプの当接点間に形成される中央部の小室
容積かつ旋回側スクロールの公転旋回に伴い実質
的に零となる完全接触型プロフアイルのラツプを
有するスクロール流体機械において、該スクロー
ルラツプの中央部根元のRと相手スクロールとの
干渉にげのための歯厚減少量をそれぞれ歯元Rで
1/2にした。
ロールと旋回側スクロールとを互に180°位相をず
らせ、両ラツプ互に接触するよう噛み合せると共
に両ラツプの当接点間に形成される中央部の小室
容積かつ旋回側スクロールの公転旋回に伴い実質
的に零となる完全接触型プロフアイルのラツプを
有するスクロール流体機械において、該スクロー
ルラツプの中央部根元のRと相手スクロールとの
干渉にげのための歯厚減少量をそれぞれ歯元Rで
1/2にした。
作 用
歯厚減少が最少となり、且つラツプ根元の集中
応力を避けることができる。
応力を避けることができる。
実施例
第1図、第2図において、1は完全接触型プロ
フアイルのスクロール本体、1aはスクロール本
体1のラツプで、該ラツプ1aの中央部にある高
応力発生部Aのつけ根には、第6図で示した従来
のRと同じRが形成されている。しかるに歯厚の
にげは1/2Rである。1bはスクロール本体1の
側板である。
フアイルのスクロール本体、1aはスクロール本
体1のラツプで、該ラツプ1aの中央部にある高
応力発生部Aのつけ根には、第6図で示した従来
のRと同じRが形成されている。しかるに歯厚の
にげは1/2Rである。1bはスクロール本体1の
側板である。
考案の効果
ラツプ中央部根元のRの干渉よけの歯厚減少量
を、完全接触型プロフアイルから1/2Rのみにし
たので、歯厚減少を最少にでき、ラツプの強度低
下への影響の小さいスクロールラツプを得ること
が出来る。
を、完全接触型プロフアイルから1/2Rのみにし
たので、歯厚減少を最少にでき、ラツプの強度低
下への影響の小さいスクロールラツプを得ること
が出来る。
第1図は本考案スクロール流体機械のラツプの
斜視図、第2図は第1図の−線に沿つた断面
図、第3図は従来装置におけるラツプの平面図、
第4図は第3図の−線に沿た断面図、第5図
は第4図のラツプの断面図、第6図はラツプ断面
の詳細図である。 1……スクロール本体、1a……ラツプ、1b
……スクロール本体の側板。
斜視図、第2図は第1図の−線に沿つた断面
図、第3図は従来装置におけるラツプの平面図、
第4図は第3図の−線に沿た断面図、第5図
は第4図のラツプの断面図、第6図はラツプ断面
の詳細図である。 1……スクロール本体、1a……ラツプ、1b
……スクロール本体の側板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ同一形状のラツプを有する固定側スク
ロールと旋回側スクロールとを互に180°位相をず
らせ、両ラツプが互に接触するよう噛み合せると
共に両ラツプの当接点間に形成される中央部の小
室容積が旋回側スクロールの公転旋回に伴い実質
的に零となる完全接触型プロフアイルのラツプを
有するスクロール流体機械において、前記ラツプ
中央部の両ラツプの当接点より内方先端側のラツ
プ根本にコーナーRを設け、 相手スクロール歯先との干渉防止のための歯厚
のにげ量を片側で完全接触型プロフアイルからそ
れぞれ略1/2Rとしたことを特徴とするスクロー
ル流体機械。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP360785U JPH0430321Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | |
AU43643/85A AU592756B2 (en) | 1984-06-18 | 1985-06-13 | Scroll type fluid machine and method for forming scroll members used therein |
GB08515186A GB2161218B (en) | 1984-06-18 | 1985-06-14 | Scroll type fluid machine and method for forming scroll members used therein |
US06/745,393 US4666380A (en) | 1984-06-18 | 1985-06-14 | Scroll type fluid machine with prevention of stress concentration |
DE19853521943 DE3521943A1 (de) | 1984-06-18 | 1985-06-14 | Spiralfluessigkeitsmaschine und verfahren zur herstellung der darin verwendeten spiralelemente |
CA000484126A CA1278783C (en) | 1984-06-18 | 1985-06-17 | Scroll type fluid machine and method for forming scroll members usedtherein |
FR8509143A FR2566060B1 (fr) | 1984-06-18 | 1985-06-17 | Machine a fluide du type a spirale et procede pour confectionner les elements de spirale utilises dans ladite machine |
CN85104676.2A CN1003384B (zh) | 1984-11-27 | 1985-06-18 | 涡型流体增压机和其中所用旋涡形构件的加工方法 |
SG45189A SG45189G (en) | 1984-06-18 | 1989-07-25 | Scroll type fluid machine and method for forming scroll members used therein |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP360785U JPH0430321Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120001U JPS61120001U (ja) | 1986-07-29 |
JPH0430321Y2 true JPH0430321Y2 (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=30478394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP360785U Expired JPH0430321Y2 (ja) | 1984-06-18 | 1985-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430321Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP360785U patent/JPH0430321Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61120001U (ja) | 1986-07-29 |
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