JPH04302689A - 直昇回転昇降扉 - Google Patents
直昇回転昇降扉Info
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- JPH04302689A JPH04302689A JP13382991A JP13382991A JPH04302689A JP H04302689 A JPH04302689 A JP H04302689A JP 13382991 A JP13382991 A JP 13382991A JP 13382991 A JP13382991 A JP 13382991A JP H04302689 A JPH04302689 A JP H04302689A
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物特に車庫門扉な
どの外構用門扉に関し、さらに詳しくは直昇回転昇降扉
(跳ね上げ式門扉の閉扉限の扉の下縁が昇降行程の途次
においてなるべく鉛直面に沿った軌跡を通るようにし、
往来通行の危険の度合いを少なくするようにした回転昇
降扉。)に関する。
どの外構用門扉に関し、さらに詳しくは直昇回転昇降扉
(跳ね上げ式門扉の閉扉限の扉の下縁が昇降行程の途次
においてなるべく鉛直面に沿った軌跡を通るようにし、
往来通行の危険の度合いを少なくするようにした回転昇
降扉。)に関する。
【0002】
【従来の技術】直昇回転昇降扉としては特開平2−80
782号公報などで提案があるが、本発明はこれにさら
に改良を加えたものである。回転昇降扉の重量を減殺す
るための付勢部材が支持アームと平行に配設されている
形式の直昇回転昇降扉は、特に付勢部材を内装した支柱
などを要せず、そのまま両流れ車庫の前柱や車庫の側壁
に取り付けが可能であるから、従来の回転昇降扉の支柱
に相当する分が簡潔とされた回転昇降扉ということがで
きる。又、支持アームの軸支点と同心にトーションばね
を配設するなどの方法は軸支点周りが複雑かつ肉厚とな
る不利がある。しかし首記引例公報の提案に支持アーム
と平行に付勢部材を配設しようとすると、連杆(本発明
での摺動子)と付勢部材とが重複する難点がある。一般
に回転昇降扉はその支持アームの軸支点の地表高がほと
んど1m前後とされており、閉扉限における扉の高さ方
向の幅は支持アームの軸支点より下位となる部分が上位
となる部分より多いという構成になっている。このこと
は、開扉行程中において扉の下縁が、支持アームと扉と
の連結点に対し絶えず地表と接近する方向のモーメント
を与え続けていることを示している。
782号公報などで提案があるが、本発明はこれにさら
に改良を加えたものである。回転昇降扉の重量を減殺す
るための付勢部材が支持アームと平行に配設されている
形式の直昇回転昇降扉は、特に付勢部材を内装した支柱
などを要せず、そのまま両流れ車庫の前柱や車庫の側壁
に取り付けが可能であるから、従来の回転昇降扉の支柱
に相当する分が簡潔とされた回転昇降扉ということがで
きる。又、支持アームの軸支点と同心にトーションばね
を配設するなどの方法は軸支点周りが複雑かつ肉厚とな
る不利がある。しかし首記引例公報の提案に支持アーム
と平行に付勢部材を配設しようとすると、連杆(本発明
での摺動子)と付勢部材とが重複する難点がある。一般
に回転昇降扉はその支持アームの軸支点の地表高がほと
んど1m前後とされており、閉扉限における扉の高さ方
向の幅は支持アームの軸支点より下位となる部分が上位
となる部分より多いという構成になっている。このこと
は、開扉行程中において扉の下縁が、支持アームと扉と
の連結点に対し絶えず地表と接近する方向のモーメント
を与え続けていることを示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題は
、回転昇降扉の重量を減殺するための付勢部材が支持ア
ームと平行に配設されている形式での直昇回転昇降扉を
コンパクトな構成で得ることである。
、回転昇降扉の重量を減殺するための付勢部材が支持ア
ームと平行に配設されている形式での直昇回転昇降扉を
コンパクトな構成で得ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段を述べると、扉の2っつの側端辺近傍に
それぞれ支持アームの一端を軸着し、それぞれの支持ア
ームの他端を車庫間口幅に見合って地所内方に立設され
た支柱上の等高の各1っつの軸支点に軸着することによ
り、上記支持アームを車庫側方境界面と平行な面内て回
動自在となるようにし、一方、上記支持アームと並列し
て補助アームを配設し、該補助アームの一端は、上記支
持アームの一端の軸着点とは異なる位置で上記扉に軸着
され、上記支持アームの上記軸支点に対する回動に関連
付けて、上記補助アームの上記支持アームに対するアー
ム長手方向の相対位置を可変とするようにされた直昇回
転昇降扉において、上記補助アームの一端の上記扉に対
する軸着点を、支持アームの上記一端の軸着点が閉扉限
において示す位置より上位となるように配設すると共に
、上記支持アームには該支持アームと並行に該支持アー
ムの長手方向に対して摺動自在となるようにされた比較
的弱小材からなる摺動子を配設し、該摺動子の前端に上
記補助アームの反扉寄りの他端を軸着すると共に、該摺
動子の後端が上記支持アームの上記軸支点に対する回動
に伴って描く軌跡を、閉開扉限においては、それぞれ上
記摺動子の後端の上記支持アームに対する相対位置が同
一かつ最も反上記扉寄りの方向となり、上記扉の昇降行
程の中間行程においては適宜上記扉寄りの方向となるよ
うにするところの所望の軌跡として特定し、この所望の
軌跡に順応して上記摺動子が移動可能とされるように上
記支柱の側面に上記所望の軌跡に沿ったガイド溝を配設
し、該ガイド溝に突軸をその軸心方向が車庫側方境界面
と直交する方向となるようにして遊嵌し、さらに該突軸
の基端を上記摺動子に固設することにより該突軸と共に
上記摺動子の移動軌跡を強制的に拘束するようにするな
どの機構により、上記支持アームの上記軸支点に対する
回動に伴う上記摺動子の上記支持アームに対する相対移
動位置を強制的に拘束するようにしたことを特徴とする
構成となっている。なお、Fは付勢部材である。
の本発明の手段を述べると、扉の2っつの側端辺近傍に
それぞれ支持アームの一端を軸着し、それぞれの支持ア
ームの他端を車庫間口幅に見合って地所内方に立設され
た支柱上の等高の各1っつの軸支点に軸着することによ
り、上記支持アームを車庫側方境界面と平行な面内て回
動自在となるようにし、一方、上記支持アームと並列し
て補助アームを配設し、該補助アームの一端は、上記支
持アームの一端の軸着点とは異なる位置で上記扉に軸着
され、上記支持アームの上記軸支点に対する回動に関連
付けて、上記補助アームの上記支持アームに対するアー
ム長手方向の相対位置を可変とするようにされた直昇回
転昇降扉において、上記補助アームの一端の上記扉に対
する軸着点を、支持アームの上記一端の軸着点が閉扉限
において示す位置より上位となるように配設すると共に
、上記支持アームには該支持アームと並行に該支持アー
ムの長手方向に対して摺動自在となるようにされた比較
的弱小材からなる摺動子を配設し、該摺動子の前端に上
記補助アームの反扉寄りの他端を軸着すると共に、該摺
動子の後端が上記支持アームの上記軸支点に対する回動
に伴って描く軌跡を、閉開扉限においては、それぞれ上
記摺動子の後端の上記支持アームに対する相対位置が同
一かつ最も反上記扉寄りの方向となり、上記扉の昇降行
程の中間行程においては適宜上記扉寄りの方向となるよ
うにするところの所望の軌跡として特定し、この所望の
軌跡に順応して上記摺動子が移動可能とされるように上
記支柱の側面に上記所望の軌跡に沿ったガイド溝を配設
し、該ガイド溝に突軸をその軸心方向が車庫側方境界面
と直交する方向となるようにして遊嵌し、さらに該突軸
の基端を上記摺動子に固設することにより該突軸と共に
上記摺動子の移動軌跡を強制的に拘束するようにするな
どの機構により、上記支持アームの上記軸支点に対する
回動に伴う上記摺動子の上記支持アームに対する相対移
動位置を強制的に拘束するようにしたことを特徴とする
構成となっている。なお、Fは付勢部材である。
【0005】
【実施例】本発明に係る直昇回転昇降扉の一実施例の構
成を図面により述べると、扉1の2っつの側端辺近傍に
それぞれ支持アーム2・2の一端を軸着し、それぞれの
支持アーム2・2の他端を車庫間口幅に見合って地所内
方に立設された支柱3・3上の等高の各1っつの軸支点
4・4に軸着することにより、上記支持アーム2・2を
車庫側方境界面と平行な面内で回動自在となるようにし
、一方、上記支持アーム2・2と並列して補助アーム5
・5を配設し、該補助アーム5・5の一端は、上記支持
アーム2・2の一端の軸着点Qとは異なる位置で上記扉
1に軸着され、上記支持アーム2・2の上記軸支点4・
4に対する回動に関連付けて、上記補助アーム5・5の
上記支持アーム2・2に対するアーム長手方向の相対位
置を可変とするようにした直昇回転昇降扉において、上
記補助アーム5・5の一端の上記扉1に対する軸着点を
、支持アーム2・2の上記一端の軸着点Qが閉扉限にお
いて示す位置より上位となるように配設すると共に、上
記支持アーム2・2には該支持アーム2・2と並行に該
支持アーム2・2の長手方向に対して摺動自在となるよ
うにされた比較的弱小材からなる摺動子6・6を配設し
、該摺動子6・6の前端に上記捕助アーム5・5の反扉
1寄りの他端を軸着すると共に、該摺動子6・6の後端
が上記支持アーム2・2の上記軸支点4・4に対する回
動に伴って描く軌跡を、閉開扉限においては、それぞれ
上記摺動子6・6の後端の上記支持アーム2・2に対す
る相対位置が同一かつ最も反上記扉1寄りの方向となり
、上記扉1の昇降行程の中間行程においては適宜上記扉
1寄りの方向となるようにするところの所望の軌跡とし
て特定し、この所望の軌跡に順応して上記摺動子6・6
が移動可能とされるように上記支柱3・3の側面に上記
所望の軌跡に沿ったガイド溝Gを配設し、該ガイド溝G
に突軸Pをその軸心方向が車庫側方境界面と直交する方
向となるようにして遊嵌し、さらに該突軸Pの基端を上
記摺動子6・6に固設することにより該突軸Pと共に上
記摺動子6・6の移動軌跡を強制的に拘束するようにす
るなどの機構により、上記支持アーム2・2の上記軸支
点4・4に対する回動に伴う上記摺動子6・6の上記支
持アーム2・2に対する相対移動位置を強制的に拘束す
るようにしたことを特徴とする構成となっている。
成を図面により述べると、扉1の2っつの側端辺近傍に
それぞれ支持アーム2・2の一端を軸着し、それぞれの
支持アーム2・2の他端を車庫間口幅に見合って地所内
方に立設された支柱3・3上の等高の各1っつの軸支点
4・4に軸着することにより、上記支持アーム2・2を
車庫側方境界面と平行な面内で回動自在となるようにし
、一方、上記支持アーム2・2と並列して補助アーム5
・5を配設し、該補助アーム5・5の一端は、上記支持
アーム2・2の一端の軸着点Qとは異なる位置で上記扉
1に軸着され、上記支持アーム2・2の上記軸支点4・
4に対する回動に関連付けて、上記補助アーム5・5の
上記支持アーム2・2に対するアーム長手方向の相対位
置を可変とするようにした直昇回転昇降扉において、上
記補助アーム5・5の一端の上記扉1に対する軸着点を
、支持アーム2・2の上記一端の軸着点Qが閉扉限にお
いて示す位置より上位となるように配設すると共に、上
記支持アーム2・2には該支持アーム2・2と並行に該
支持アーム2・2の長手方向に対して摺動自在となるよ
うにされた比較的弱小材からなる摺動子6・6を配設し
、該摺動子6・6の前端に上記捕助アーム5・5の反扉
1寄りの他端を軸着すると共に、該摺動子6・6の後端
が上記支持アーム2・2の上記軸支点4・4に対する回
動に伴って描く軌跡を、閉開扉限においては、それぞれ
上記摺動子6・6の後端の上記支持アーム2・2に対す
る相対位置が同一かつ最も反上記扉1寄りの方向となり
、上記扉1の昇降行程の中間行程においては適宜上記扉
1寄りの方向となるようにするところの所望の軌跡とし
て特定し、この所望の軌跡に順応して上記摺動子6・6
が移動可能とされるように上記支柱3・3の側面に上記
所望の軌跡に沿ったガイド溝Gを配設し、該ガイド溝G
に突軸Pをその軸心方向が車庫側方境界面と直交する方
向となるようにして遊嵌し、さらに該突軸Pの基端を上
記摺動子6・6に固設することにより該突軸Pと共に上
記摺動子6・6の移動軌跡を強制的に拘束するようにす
るなどの機構により、上記支持アーム2・2の上記軸支
点4・4に対する回動に伴う上記摺動子6・6の上記支
持アーム2・2に対する相対移動位置を強制的に拘束す
るようにしたことを特徴とする構成となっている。
【0006】
【作用】本発明は以上の構成となっているので、閉扉限
から扉1を上昇させて行くと扉1と支持アーム2・2と
の軸着点Qが扉1の高さ方向の幅の中間点より上位にあ
るものとすれば、扉1の下縁1aは常にその軸着点Qに
対し地表と親しむ方向のモーメントを与え続けつつ扉1
を上昇させて行く理となり、このことは開閉扉の昇降行
程中、補助アーム5・5及び摺動子6・6には常に張力
のみが作用させられながら扉1が昇降していくようにな
されていることを意味し、一方、摺動子6・6は開閉扉
の昇降行程中扉1寄りとなるようにあらかじめ定められ
た軌跡にしたがって強制的に支持アーム2・2に対する
相対位置を変化させながら上昇して行くことになる。さ
らにこのことは軸着点Qから見た支持アーム2と扉1の
下縁1aの張る角(扉1の支持アーム2に対する取付角
)が鋭角となりながら扉1が上昇し、中間行程を過ぎて
再び扉1は元の支持アーム2に対する取付角に原状復帰
することになることを意味している。従って扉1の下縁
1aは略鉛直面に近い軌跡を通って開閉扉昇降させられ
ることになり、それだけ往来通行の安全に寄与すること
ができるようになされているものということができる。 特許請求の範囲の項で述べた「適宜上記扉寄りの方向と
なるように」の「適宜」とはこの「扉1の下縁1aを極
力鉛直面に沿って上昇させるために必要とされる扉1の
取付角の変化を発生せしめるに足るだけに十分」の意で
ある。又、既に述べたように、摺動子6には主として張
力のみが働く構成となっているのであるから、摺動子6
はこの点のみに意を用いて材料選定すればよく、一般の
トラス材の様に張力、押圧力の双方に耐力のある部材を
選定しなければならない不利益から開放される。同時に
これは本発明の摺動子6が断面積(正確には断面係数)
を小さくできることを意味し、これが本発明の利点であ
る。
から扉1を上昇させて行くと扉1と支持アーム2・2と
の軸着点Qが扉1の高さ方向の幅の中間点より上位にあ
るものとすれば、扉1の下縁1aは常にその軸着点Qに
対し地表と親しむ方向のモーメントを与え続けつつ扉1
を上昇させて行く理となり、このことは開閉扉の昇降行
程中、補助アーム5・5及び摺動子6・6には常に張力
のみが作用させられながら扉1が昇降していくようにな
されていることを意味し、一方、摺動子6・6は開閉扉
の昇降行程中扉1寄りとなるようにあらかじめ定められ
た軌跡にしたがって強制的に支持アーム2・2に対する
相対位置を変化させながら上昇して行くことになる。さ
らにこのことは軸着点Qから見た支持アーム2と扉1の
下縁1aの張る角(扉1の支持アーム2に対する取付角
)が鋭角となりながら扉1が上昇し、中間行程を過ぎて
再び扉1は元の支持アーム2に対する取付角に原状復帰
することになることを意味している。従って扉1の下縁
1aは略鉛直面に近い軌跡を通って開閉扉昇降させられ
ることになり、それだけ往来通行の安全に寄与すること
ができるようになされているものということができる。 特許請求の範囲の項で述べた「適宜上記扉寄りの方向と
なるように」の「適宜」とはこの「扉1の下縁1aを極
力鉛直面に沿って上昇させるために必要とされる扉1の
取付角の変化を発生せしめるに足るだけに十分」の意で
ある。又、既に述べたように、摺動子6には主として張
力のみが働く構成となっているのであるから、摺動子6
はこの点のみに意を用いて材料選定すればよく、一般の
トラス材の様に張力、押圧力の双方に耐力のある部材を
選定しなければならない不利益から開放される。同時に
これは本発明の摺動子6が断面積(正確には断面係数)
を小さくできることを意味し、これが本発明の利点であ
る。
【0007】なお、支持アーム2の軸支点4に対する回
動と共に摺動子6を支持アーム2に対して支持アーム2
と沿う方向に摺動移動させる具体的方策としては、支柱
3にその一端を枢着され、車庫側方境界面と平行な面内
で振子状に回動するレバーの自由端に摺動子6の後端を
枢着する方法によっても、クランク アンド ピス
トン運動となる理であるから実現が可能である。Tは支
柱3を兼ねた側壁である。
動と共に摺動子6を支持アーム2に対して支持アーム2
と沿う方向に摺動移動させる具体的方策としては、支柱
3にその一端を枢着され、車庫側方境界面と平行な面内
で振子状に回動するレバーの自由端に摺動子6の後端を
枢着する方法によっても、クランク アンド ピス
トン運動となる理であるから実現が可能である。Tは支
柱3を兼ねた側壁である。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、支持アーム2と並列し
て摺動子6を支持アーム2に沿って摺動自在に配設し、
摺動子6の前端には、扉1と支持アーム2との軸着点Q
よりは上位となる位置で扉1にその頃1寄りの一端を軸
着されている補助アーム5の反扉1寄りの端部を軸着し
、扉1の昇降行程つまり支持アーム2・2の軸支点4・
4に対する回動に伴ってその中間行程で摺動子6を扉1
寄りへ牽引するようにしたので、摺動子6の断面を必要
最小限の細身とすることができ、支持アーム2と平行に
扉1の重力減殺用の付勢部材Fが配設される形式の直昇
回転昇降扉においても付勢部材Fの収納スペースをコン
パクトに確保することができ、その分全体としてコンパ
クトとされた直昇回転昇降扉を得ることができるものと
いうことができる。
て摺動子6を支持アーム2に沿って摺動自在に配設し、
摺動子6の前端には、扉1と支持アーム2との軸着点Q
よりは上位となる位置で扉1にその頃1寄りの一端を軸
着されている補助アーム5の反扉1寄りの端部を軸着し
、扉1の昇降行程つまり支持アーム2・2の軸支点4・
4に対する回動に伴ってその中間行程で摺動子6を扉1
寄りへ牽引するようにしたので、摺動子6の断面を必要
最小限の細身とすることができ、支持アーム2と平行に
扉1の重力減殺用の付勢部材Fが配設される形式の直昇
回転昇降扉においても付勢部材Fの収納スペースをコン
パクトに確保することができ、その分全体としてコンパ
クトとされた直昇回転昇降扉を得ることができるものと
いうことができる。
【0009】以下、請求項2記載の発明について述べる
が、[産業上の利用分野][従来の技術][発明が解決
しようとする課題]については既に述べたところと同様
である。
が、[産業上の利用分野][従来の技術][発明が解決
しようとする課題]については既に述べたところと同様
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1記載の
発明において、車庫側方境界面と平行な面内でかつ摺動
子の支持アームに対する摺動方向ど交差する方向を長手
方向として該摺動子に穿設された長溝内に、その軸心方
向が上記境界面と直交する方向とされた突ピンを遊嵌し
、該突ピンを、上記支持アームの軸支点に対する回動に
関連付けられて上記境界面と平行な面内で回動しかつ上
記支持アームに軸荷された回動輪の周辺部に固設するこ
とにより、上記支持アームに対する上記摺動子の相対移
動位置を強制的に拘束するようにしたことを特徴とする
構成となっている。
発明において、車庫側方境界面と平行な面内でかつ摺動
子の支持アームに対する摺動方向ど交差する方向を長手
方向として該摺動子に穿設された長溝内に、その軸心方
向が上記境界面と直交する方向とされた突ピンを遊嵌し
、該突ピンを、上記支持アームの軸支点に対する回動に
関連付けられて上記境界面と平行な面内で回動しかつ上
記支持アームに軸荷された回動輪の周辺部に固設するこ
とにより、上記支持アームに対する上記摺動子の相対移
動位置を強制的に拘束するようにしたことを特徴とする
構成となっている。
【0011】
【実施例】本発明に係る直昇回転昇降扉の一実施例の構
成を図面により述べると、請求項1記載の発明において
、車庫測方境界面と平行な面内でかつ摺動子6の支持ア
ーム2に対する摺動方向と交差する方向を長手方向とし
て該摺動子6に穿設された長溝S内に、その軸心方向が
上記境界面と直交する方向とされた突ピンRを遊嵌し、
該突ピンRを、上記支持アーム2の軸支点4に対する回
動に関連付けられて上記境界面と平行な面内で回動しか
つ上記支持アーム2に軸荷された回動輪Uの周辺部に固
設することにより、上記支持アーム2に対する上記摺動
子6の相対移動位置を強制的に拘束するようにしたこと
を特徴とする構成となっている。
成を図面により述べると、請求項1記載の発明において
、車庫測方境界面と平行な面内でかつ摺動子6の支持ア
ーム2に対する摺動方向と交差する方向を長手方向とし
て該摺動子6に穿設された長溝S内に、その軸心方向が
上記境界面と直交する方向とされた突ピンRを遊嵌し、
該突ピンRを、上記支持アーム2の軸支点4に対する回
動に関連付けられて上記境界面と平行な面内で回動しか
つ上記支持アーム2に軸荷された回動輪Uの周辺部に固
設することにより、上記支持アーム2に対する上記摺動
子6の相対移動位置を強制的に拘束するようにしたこと
を特徴とする構成となっている。
【0012】
【作用】本発明は以上の構成となっているので、閉扉限
から扉1を上昇させていくと必然的に支持アーム2も軸
支点4に対して回動することになり、この回動に関連付
けらて支持アーム2に軸荷された回動輪Uも回動を始め
ることになる(具体的には支柱3に固設された固定輪に
支持アーム2に軸荷された回動輪Uをベルト伝動あるい
は歯車伝動させるなどの方法によって簡単に実現するこ
とができる。)。ここで回動輪Uに固設された突ピンR
が摺動子6に配設された長溝Sに係合させられているの
であるから、回動輪Uの回動の向きを適当に選べば、摺
動子6は扉1昇降行程の中間で一時扉1寄りとなるよう
にして開扉していくようにさせることができる。このこ
とが扉1の下縁1aを略鉛直面に沿って上昇させていく
ことになることは、請求項1記載の発明の場合と同様で
ある。しかし、請求項1に係る発明におけるガイド溝G
に相当するものは本発明においては不要とされているこ
と、又、長溝Sや回動輪Uの配設位置は付勢部材Fと重
複しない位置を選択し得ることは自明であろう。
から扉1を上昇させていくと必然的に支持アーム2も軸
支点4に対して回動することになり、この回動に関連付
けらて支持アーム2に軸荷された回動輪Uも回動を始め
ることになる(具体的には支柱3に固設された固定輪に
支持アーム2に軸荷された回動輪Uをベルト伝動あるい
は歯車伝動させるなどの方法によって簡単に実現するこ
とができる。)。ここで回動輪Uに固設された突ピンR
が摺動子6に配設された長溝Sに係合させられているの
であるから、回動輪Uの回動の向きを適当に選べば、摺
動子6は扉1昇降行程の中間で一時扉1寄りとなるよう
にして開扉していくようにさせることができる。このこ
とが扉1の下縁1aを略鉛直面に沿って上昇させていく
ことになることは、請求項1記載の発明の場合と同様で
ある。しかし、請求項1に係る発明におけるガイド溝G
に相当するものは本発明においては不要とされているこ
と、又、長溝Sや回動輪Uの配設位置は付勢部材Fと重
複しない位置を選択し得ることは自明であろう。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、支持アーム2と並行に
摺動子6を支持アーム2に摺動自在に配設し、摺動子6
に車庫側方境界面と平行な面内でかつ摺動子6の支持ア
ーム2に対する摺動方向と交差する方向を長手方向とし
た長溝Sを穿設し、長溝S内にその軸心方向が車庫側方
境界面と直交する方向とされた突ピンRを遊嵌し、突ピ
ンRを、支持アーム2の軸支点4に対する回動に関連付
けられて車庫側方境界面と平行な面内て回動しかつ支持
アーム2に軸荷された回動輪Uの周辺部に固設すること
により、支持アーム2に対する摺動子6の相対移動位置
を強制的に拘束するようにしたので、摺動子6の支持ア
ーム2に対する移動位置並びにその移動を生ぜしめるた
めの作用力は、回動輪Uの支持アーム2に対する回転比
(支持アーム2の軸支点4を中心とした回転に対する回
転比)、回動輪Uの径、長溝Sの車庫側方から見た形状
などによって比較的自由に選ぶことができ、その分直昇
回転昇降扉の提供がし易い利点があるものということが
できる。
摺動子6を支持アーム2に摺動自在に配設し、摺動子6
に車庫側方境界面と平行な面内でかつ摺動子6の支持ア
ーム2に対する摺動方向と交差する方向を長手方向とし
た長溝Sを穿設し、長溝S内にその軸心方向が車庫側方
境界面と直交する方向とされた突ピンRを遊嵌し、突ピ
ンRを、支持アーム2の軸支点4に対する回動に関連付
けられて車庫側方境界面と平行な面内て回動しかつ支持
アーム2に軸荷された回動輪Uの周辺部に固設すること
により、支持アーム2に対する摺動子6の相対移動位置
を強制的に拘束するようにしたので、摺動子6の支持ア
ーム2に対する移動位置並びにその移動を生ぜしめるた
めの作用力は、回動輪Uの支持アーム2に対する回転比
(支持アーム2の軸支点4を中心とした回転に対する回
転比)、回動輪Uの径、長溝Sの車庫側方から見た形状
などによって比較的自由に選ぶことができ、その分直昇
回転昇降扉の提供がし易い利点があるものということが
できる。
【図1】本発明に係る直昇回転昇降扉の一実施例を示す
支持アーム付近の要部分解斜視図で、右支持アームは本
図と左右対称のため省略されている。
支持アーム付近の要部分解斜視図で、右支持アームは本
図と左右対称のため省略されている。
【図2】図1の部分拡大側断面図である。
【図3】請求項2に係る発明の一実施例の部分拡大側断
面図である。
面図である。
1 扉
2 支持アーム
3 支柱
4 軸支点
5 補助アーム
6 摺動子
F 付勢部材
Q 連結点
G ガイド溝
P 突軸
U 回動輪
Claims (2)
- 【請求項1】 扉の2っつの側端辺近傍にそれぞれ支
持アームの一端を軸着し、それそれの支持アームの他端
を車庫間口幅に見合って地所内方に立設された支柱上の
等高の各1っつの軸支点に軸着することにより、上記支
持アームを車庫側方境界面と平行な面内て回動自在とな
るようにし、一方、上記支持アームと並列して補助アー
ムを配設し、該補助アームの一端は、上記支持アームの
一端の軸着点とは異なる位置で上記扉に軸着され、上記
支持アームの上記軸支点に対する回動に関連付けて、上
記補助アームの上記支持アームに対するアーム長手方向
の相対位置を可変とするようにされた直昇回転昇降扉に
おいて、上記補助アームの一端の上記扉に対する軸着点
を、支持アームの上記一端の軸着点が閉扉限において示
す位置より上位となるように配設すると共に、上記支持
アームには該支持アームと平行に該支持アームの長手方
向に対して摺動自在となるようにされた比較的弱小材か
らなる摺動子を配設し、該摺動子の前端に上記補助アー
ムの反扉寄りの他端を軸着すると共に、該摺動子の後端
が上記支持アームの上記軸支点に対する回動に伴って描
く軌跡を、閉開扉限においては、それぞれ上記摺動子の
後端の上記支持アームに対する相対位置が同一かつ最も
反上記扉寄りの方向となり、上記扉の昇降行程の中間行
程においては適宜上記扉寄りの方向となるようにすると
ころの所望の軌跡として特定し、この所望の軌跡に順応
して上記摺動子が移動可能とされるように上記支柱の側
面に上記所望の軌跡に沿ったガイド溝を配設し、該ガイ
ド溝に突軸をその軸心方向が車庫側方境界面と直交する
方向となるようにして遊嵌し、さらに該突軸の基端を上
記摺動子に固設することにより該突軸と共に上記摺動子
の移動軌跡を強制的に拘束するようにするなどの機構に
より、上記支持アームの上記軸支点に対する回動に伴う
上記摺動子の上記支持アームに対する相対移動位置を強
制的に拘束するようにしたことを特徴とする直昇回転昇
降扉。 - 【請求項2】 車庫側方境界面と平行な面内でかつ摺
動子の支持アームに対する摺動方向と交差する方向を長
手方向として該摺動子に穿設された長溝内に、その軸心
方向が上記境界面と直交する方向とされた突ピンを遊嵌
し、該突ピンを、上記支持アームの軸支点に対する回動
に関連付けられて上記境界面と平行な面内て回動しかつ
上記支持アームに軸荷された回動輪の周辺部に固設する
ことにより、上記支持アームに対する上記摺動子の相対
移動位置を強制的に拘束するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の直昇回転昇降扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13382991A JPH04302689A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 直昇回転昇降扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13382991A JPH04302689A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 直昇回転昇降扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04302689A true JPH04302689A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=15114021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13382991A Pending JPH04302689A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 直昇回転昇降扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04302689A (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP13382991A patent/JPH04302689A/ja active Pending
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