JP2002332789A - 開閉ゲート装置 - Google Patents

開閉ゲート装置

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JP2002332789A
JP2002332789A JP2001137418A JP2001137418A JP2002332789A JP 2002332789 A JP2002332789 A JP 2002332789A JP 2001137418 A JP2001137418 A JP 2001137418A JP 2001137418 A JP2001137418 A JP 2001137418A JP 2002332789 A JP2002332789 A JP 2002332789A
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Yorio Miyaji
▲頼▼雄 宮地
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L29/00Safety means for rail/road crossing traffic
    • B61L29/04Gates for level crossings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Gates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート閉時の対象物遮蔽機能の高い軽量で安
価な上下開閉式ゲート装置の提供。 【解決手段】 片端部がゲート開閉機構20に支持され
るバー部材11と、バー部材11の長さ方向の離隔する
複数箇所に上端部が回転自在に連結された複数本の揺動
リンク12と、複数本の揺動リンク12の下端部に回転
自在に連結された連結リンク13で変形式平行リンク構
造のゲート構体10を構成し、バー部材11を略水平な
ゲート閉姿勢と略鉛直なゲート開姿勢の間で上下に略9
0°往復回転させてゲート構体10をパンタグラフ式に
変形させる。連結リンク13の回転軌道を支点リンク1
5のリンク姿勢規制手段14で規制して、揺動リンク1
2の上下回転時とゲート閉姿勢時及びゲート開姿勢時の
姿勢を安定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場や有料道路
の出入口等に設置される開閉ゲート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場等に設置される開閉ゲート装置と
しては、バーゲート装置とチェーンゲート装置が一般に
知られている。バーゲート装置は、1本のバー部材を車
両の通路を横切る水平方向と車両通路から上方に逃げる
鉛直方向の上下約90°範囲で往復回転させるもので、
チェーンゲート装置は、横掛けされた1本のチェーンを
車両の通路上で上下動させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記バーゲート装置や
チェーンゲート装置は、ゲート閉姿勢にあるゲートバー
やチェーンが単純な横一本線構造であるため、その下方
に大きな空間が開き、車両の通行は阻止されても特に子
供のように背丈が低い人は楽に通り抜けることができ
る。
【0004】そこで、人の出入りも阻止する必要がある
場合は上下開閉動作するバー部材を上下2段に設置する
等してバー部材の数を増やしたり、多数のチェーンを網
目状に連結する等してゲート閉機能を高めることが行わ
れているが、これでは開閉動作するバー部材やチェーン
の全重量が増し、バー部材やチェーンを開閉動作させる
モーター等の駆動系が大型化して、ゲート装置が大型重
量物で高価となる。
【0005】本発明は、上記のような上下開閉式バーゲ
ート装置を改良したもので、開閉動作するバー構造物の
重量を増大させることなく、製造物責任法(PL法)に
対応した充分な安全性が確保できるよう、従来の横一本
バーゲートに比べてゲート閉機能を格段に向上させた小
型軽量で安価な開閉ゲート装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、片端部を支点にして略水平なゲート閉姿勢と
略鉛直なゲート開姿勢の間で上下に往復回転する上下開
閉式バー部材、及び、このバー部材の長さ方向複数箇所
に回転自在に連結されてバー部材からすだれ状に吊り下
がる複数本の揺動リンク、及び、この複数本の揺動リン
クの下端部に回転自在に連結されて複数本の揺動リンク
を一体に連結する連結リンクを有する平行リンク構造の
ゲート構体と、このゲート構体の前記バー部材片端部を
支持して上下に往復回転駆動させるゲート開閉機構とを
具備したことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0007】ここで、上下開閉式ゲート構体の一部であ
るバー部材は従来の上下開閉式バーゲート装置のバー部
材に相当し、このバー部材に複数本の揺動リンクが吊り
下げられ、揺動リンクに連結リンクが連結されて、バー
部材、揺動リンク及び連結リンクの各連結点が平行四辺
形の頂点の配置関係となる平行リンク構造のゲート構体
が構成され、このゲート構体はパンタグラフ式に変形す
る。バー部材が略水平なゲート閉姿勢にあるとき、バー
部材から複数本の揺動リンクが所定の間隔をもって自重
ですだれ状に吊り下がり、この揺動リンクの下部が連結
リンクで連結されてゲート構体が上下左右に広面積で拡
がる格子枠となって、車両や人等の遮蔽対象物の通行を
妨げる。このゲート閉姿勢にあるゲート構体のバー部材
を略鉛直なゲート開姿勢まで回転上昇させると、バー部
材に連結リンクが接近するようにゲート構体がパンタグ
ラフ式に折り畳まれて、遮蔽対象物の通行を邪魔しない
ゲート開姿勢となる。このようなゲート構体を構成する
バー部材、揺動リンク及び連結リンクの各々は軽量設計
が容易であり、軽量のゲート構体を上下回転させるゲー
ト開閉機構は小形モータや小形シリンダーを動力源とす
るものが適用可能である。
【0008】また、本発明は、上記ゲート構体の連結リ
ンク及び又は揺動リンクに、バー部材の上下開閉動作時
に連結リンク及び又は揺動リンクの回転軌道を一定に規
制するリンク姿勢規制手段を配設したことを特徴とする
(請求項2の発明)。この発明におけるリンク姿勢規制
手段は、ゲート構体のバー部材が上下開閉動作するとき
に揺動リンクと連結リンク双方の姿勢を安定させ、ま
た、ゲート構体が略水平なゲート閉状態にあるときの連
結リンクと揺動リンクの枠状姿勢を定姿勢に拘束してゲ
ート閉機能を高める。
【0009】また、本発明は、上記ゲート構体のバー部
材が、複数本の硬質バー素材を格子枠状に連結した軽量
枠体であることを特徴とする(請求項3の発明)。この
発明のような軽量枠体のバー部材は、略水平なゲート閉
姿勢時に揺動リンクと連結リンクを吊り下げ支持する強
度が最も高くできる縦置き姿勢となって、ゲート構体の
ゲート閉姿勢時の強度が安定する。
【0010】また、本発明は、上記ゲート構体の一対
を、この一対の各ゲート構体が略水平なゲート閉姿勢に
あるときに各々の開閉側先端が向かい合うように直線状
に配置したことを特徴とする(請求項4の発明)。この
発明の場合、一対のゲート構体の各々にゲート開閉機構
を配備させて独自に開閉動作させるか、一対のゲート構
体を共通のゲート開閉機構で開閉動作させるようにすれ
ばよい。また、一対のゲート構体は同時に同じゲート閉
動作及びゲート開動作をして同じ車両通路等を開閉し、
用途によっては一対のゲート構体が異なる時間帯で独自
にゲート開閉動作をする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示す第1の実施の
形態の開閉ゲート装置は、パンタグラフ式に変形可能な
平行リンク構造のゲート構体10と、ゲート構体10を
片持ち支持して上下に略90°で往復回転駆動させるゲ
ート開閉機構20を具える。
【0012】ゲート構体10は、片端部がゲート開閉機
構20に支持されるバー部材11と、バー部材11の長
さ方向の離隔する複数箇所に上端部が回転自在に連結さ
れた複数本の揺動リンク12,…と、複数の各揺動リン
ク12,…の下端部に回転自在に連結された連結リンク
13を有する。バー部材11と揺動リンク12,…、連
結リンク13には、アルミニウム等の軽量で硬質の金属
製品の他、硬質の樹脂製品や木製品等が使用される。
【0013】図1はバー部材11が略水平なゲート閉姿
勢時の正面図で、このバー部材11から複数本の各揺動
リンク12,…が自重と連結リンク13の重量で吊り下
がる。図1の各揺動リンク12,…は平行な直線リンク
が示されるが、図示しない曲線リンクや折線リンク等の
意匠性を考慮した形状のリンクであってもよい。バー部
材11から各揺動リンク12,…が平行に吊り下がり、
各々の下端部に連結された連結リンク13で各揺動リン
ク12,…の平行状態が保持される。複数本の揺動リン
ク12,…は同一長さで、その上下両端部がバー部材1
1と連結リンク13に図1の左右方向に回転自在に連結
されて、パンタグラフ式に変形自在な平行リンク構造の
ゲート構体10が形成される。ゲート構体10は図1か
ら図2の状態、及び、図2から図1の状態に自在に変形
する。
【0014】バー部材11の構造は図5で後述するよう
な1枚バー構造であってもよいが、図1及び図2に示す
ような複数本の硬質バー素材11a、11bを格子枠状
に連結した軽量枠体構造とする。この格子枠体のバー部
材11は、例えば細長い矩形枠の外側硬質バー素材11
aと、このバー素材11aを内側から補強する複数本の
内側硬質バー素材11bを有し、外側バー素材11aの
片端から突出させたアームバー11cがゲート開閉機構
20に連結される。ゲート開閉機構20は格子枠状のバ
ー部材11を鉛直姿勢で支持して上下に往復回転させ
る。このような格子枠状のバー部材11は、各バー素材
11a、11bに細長いアルミサッシ類を使用して軽量
枠体としても、鉛直方向に十分な剛性を有してゲート構
体10の上下開閉時の姿勢を安定したものにする。
【0015】ゲート開閉機構20は、駐車場等の床や壁
に設置される駆動源、動力伝達手段やその駆動制御手段
を有する。図1及び図2のゲート開閉機構20は、床2
1に固定された支柱22と、支柱22に取付ブラケット
24を介して固定されたモーター23を有する。モータ
ー23は例えばギヤードモーターで、真上に突出させた
回転軸の回転力がギヤ(図示せず)を介して横軸構造の
駆動軸25に伝達される。駆動軸25にバー部材11の
アームバー11cが固定され、モーター23で駆動軸2
5を略90°範囲で正逆回転させるとゲート構体10が
図1のゲート閉姿勢と図2のゲート開姿勢の間で上下往
復回転する。ゲート構体10が図2の略鉛直なゲート開
姿勢にあるとき、その真下にモーター23と支柱22が
位置するようにして、開閉ゲート装置の床上での設置ス
ペースがより小さくて済むようにしてある。また、図1
と図2には図示していないが支柱22の内側に図3以降
の図面で示すような保護カバー27が取り付けられ、こ
の保護カバー27の中に取付ブラケット24とモーター
23が収納される。
【0016】また、ゲート開閉機構20とゲート構体1
0の間に、ゲート構体10の連結リンク13と揺動リン
ク12の上下開閉動作時の姿勢を一定に規制するリンク
姿勢規制手段14が設置される。例えば図1及び図2に
示されるリンク姿勢規制手段14は、連結リンク13に
連結される1本の所定長さの支点リンク15である。こ
の支点リンク15の両端部が、連結リンク13の内側端
部と支柱22の内面に突設した取付板26に上下方向に
回転可能に連結される。支点リンク14は連結リンク1
3の内側端部のゲート上下開閉動作時の回転半径rを一
定に規制する長さで、ゲート構体10の上下回転動作時
の姿勢と図1と図2の回転停止時のゲート閉姿勢及びゲ
ート開姿勢を安定させる。
【0017】ゲート構体10が図1のゲート閉姿勢のと
き、ゲート構体10のバー部材11が床21から所定の
高さで略水平に静止して、このバー部材10から真下に
複数本の揺動リンク12,…が遮蔽柵のように吊り下が
り、床21から少しの高さ位置に連結リンク13が略水
平に静止し、連結リンク13の内側端部を支点リンク1
5が支持する。このときのゲート構体10は上下左右に
最大面積で全開した格子枠形状となって静止して、車両
等の遮蔽対象物の通行を妨げる。また、揺動リンク1
2,…の間隔や連結リンク13と床21との間隔を子供
が容易に通過できないように設定すれば、のゲート構体
10の人に対するゲート閉機能も上げることができる。
このゲート閉機能は、連結リンク13を支点リンク15
で支持して、揺動リンク12,…をも安定した姿勢に拘
束することで倍増する。さらに、バー部材11を軽量枠
体構造にすることで、バー閉姿勢のゲート構体10の上
下の剛性が確保できてゲート閉機能が安定し、而も、格
子枠状のバー部材11自体が揺動リンク12,…上の遮
蔽柵として機能して、小物対象物のゲート閉機能を増大
させる。
【0018】図1のゲート閉姿勢にあるゲート構体10
のバー部材11をモーター23で約90°上方に回転さ
せると、ゲート構体10が図2のゲート開姿勢となる。
バー部材11が回転上昇するとき、バー部材11に連結
リンク13が平行なまま徐々に近付くようにゲート構体
10がパンタグラフ式に折り畳まれて、最終的に略鉛直
なバー部材11に各揺動リンク12,…と連結リンク1
3が重なって車両や人等の遮蔽対象物の通行を邪魔しな
い状態となる。図1から図2のゲート開状態になる間、
支点リンク15が連結リンク13の後端の回転半径を規
制するため、連結リンク13と揺動リンク12,…の回
転移動が所定の軌道でもって安定して行われ、また、ゲ
ート開状態となった時点で連結リンク13の下端が支点
リンク15で支持されて、折り畳まれたゲート開時のゲ
ート構体10の姿勢が安定する。
【0019】以上のように上下に開閉動作をする変形式
平行リンク構造のゲート構体10は軽量構造にすること
が容易であり、軽量にすることでモーター23のような
開閉駆動源も小形で安価なものが使用できる。なお、軽
量のゲート構体10を上下に回転させる動力源はモータ
ー23に限らず、小形のエアーシリンダや油圧シリンダ
を使用することも可能である。
【0020】次に、他の実施の形態を図3〜図6を参照
して順に説明する。
【0021】図3及び図4に示される第2の実施の形態
の開閉ゲート装置は、図1及び図2の開閉ゲート装置の
一対を使用したものである。すなわち、一対のゲート閉
状態にあるゲート構体10,10を床21上に一直線状
に配置して、各ゲート構体10,10の開閉側先端を人
の通行を妨げる程度に向かい合わせる。また、一対のゲ
ート構体10,10の各々にゲート開閉機構20,20
を設置して、一対のゲート構体10,10を同時に開閉
動作させるようにする。このように一対のゲート構体1
0,10を並べた開閉ゲート装置は、図4に示すような
車両30を遮蔽対象物としたゲート装置に適する。な
お、図3、図4のゲート開閉機構20,20に示される
27,27は保護カバーで、支柱22、22に固定され
てモーター類を収納して保護する。また、図4に示され
る車両30は立体駐車場のリフターでゲート前に搬入さ
れたもので、ゲート閉姿勢のゲート構体10,10の手
前近くに位置する。このような立体駐車場においては開
閉ゲート装置の設置スペースが狭く限られるが、この設
置スペースの問題を図3の上記本発明装置は軽くクリア
する。
【0022】図5に示される第3の実施の形態の開閉ゲ
ート装置は、図1のゲート構体10の形状の変更例を示
すもので、バー部材11を最も単純な1枚バー構造とし
ている。また、複数本の揺動リンク12,…の中央部を
中間連結リンク16で連結して補強し、ゲート閉姿勢時
の小物対象物の遮蔽機能を高めている。なお、中間連結
リンク16に揺動リンク12,…は回転可能に連結され
て、ゲート構体10の上下開閉動作時のパンタグラフ式
変形動作を妨げないようにしてある。
【0023】図6の第4の実施の形態は、リンク姿勢規
制手段14の変更例を示す。図6は連結リンク13の内
側端部を延長させたリンク延長部13’の先端に突設し
たピン19と、支柱22に固定したガイド部材18でリ
ンク姿勢規制手段14を構成している。ガイド部材18
の先端部に縦長の略円弧状のガイド穴17を形成し、ガ
イド穴17にピン19を上下摺動可能に係止させる。ゲ
ート構体10が図6の実線で示すゲート閉状態にあると
き、ピン19がガイド穴17の下端に係止して連結リン
ク13が安定した姿勢で支持される。ゲート構体10が
ゲート開状態へと回転上昇すると、ピン19がガイド穴
17を摺動することで連結リンク13の回転軌道が一定
に規制される。ゲート構体10が略鉛直なゲート開状態
まで回転上昇すると、ピン19がガイド穴17の上端に
係止して連結リンク13の姿勢を安定させる。
【0024】なお、リンク姿勢規制手段14は連結リン
ク13の一部に係止して上下回転軌道を一定に規制する
ものに限らず、揺動リンク12の一部に係止して、或い
は、図5の実施の形態の場合は中間連結リンク16の一
部に係止してリンク全体の上下回転軌道を一定に規制す
るものであってもよい。これらリンク姿勢規制手段は、
ゲート構体がゲート閉姿勢にあるときに車両や人等の遮
蔽対象物の通行を妨げない構造が可能であり、望まし
い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、上下開閉式バー部材と
揺動リンクと連結リンクを枠状に連結したゲート構体が
パンタグラフ式に変形する平行リンク構造で、バー部材
が略水平なゲート閉姿勢にあるときはバー部材から吊り
下がる複数本の揺動リンクと連結リンクが車両や人等の
遮蔽対象物の通行を妨げる格子枠、遮蔽柵として機能し
てゲート閉機能を増大させ、従来の横一本バーゲートに
比べて製造物責任法(PL法)に対応したより確実な安
全性と信頼性を確保できる優れた開閉ゲート装置を提供
できる。また、ゲート構体を構成するバー部材、揺動リ
ンク、連結リンクの各々は軽量設計が容易であり、軽量
のゲート構体を上下回転させるゲート開閉機構も小形軽
量設計が容易となるため、小形軽量で安価な開閉ゲート
装置を提供できる。
【0026】また、ゲート構体の連結リンクに、同連結
リンクの上下開閉動作時の回転軌道を一定に規制するリ
ンク姿勢規制手段を配設することで、ゲート構体の揺動
リンクや連結リンクの姿勢が安定したものとなり、特
に、ゲート構体が略水平なゲート閉状態にあるときに連
結リンクと揺動リンクの姿勢が安定してゲート閉機能を
高くする効果がある。
【0027】また、ゲート構体のバー部材を固定された
梯子形状の枠体にすることで、バー部材が軽量であって
も高い剛性が確保できて、ゲート構体の開閉時の姿勢が
安定する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す開閉ゲート装置のゲー
ト閉状態での正面図である。
【図2】図1の開閉ゲート装置のゲート開状態での正面
図である。
【図3】第2の実施の形態を示す開閉ゲート装置のゲー
ト閉状態での正面図である。
【図4】図4の開閉ゲート装置の平面図である。
【図5】第3の実施の形態を示す開閉ゲート装置のゲー
ト閉状態での正面図である。
【図6】第4の実施の形態を示す開閉ゲート装置のゲー
ト閉状態での正面図である。
【符号の説明】
10 ゲート構体 11 バー部材 12 揺動リンク 13 連結リンク 14 リンク姿勢規制手段 15 支点リンク(リンク姿勢規制手段) 17 ガイド穴(リンク姿勢規制手段) 19 ピン(リンク姿勢規制手段) 20 ゲート開閉機構 22 支柱 23 モーター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片端部を支点にして略水平なゲート閉姿
    勢と略鉛直なゲート開姿勢の間で上下に往復回転する上
    下開閉式バー部材、このバー部材の長さ方向複数箇所に
    回転自在に連結されてバー部材からすだれ状に吊り下が
    る複数本の揺動リンク、及び、この複数本の揺動リンク
    の下端部に回転自在に連結されて複数本の揺動リンクを
    一体に連結する連結リンクを有する平行リンク構造のゲ
    ート構体と、このゲート構体の前記バー部材片端部の支
    点を支持して上下に往復回転駆動させるゲート開閉機構
    とを具備したことを特徴とする開閉ゲート装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート構体の連結リンク及び/又は
    揺動リンクにバー部材の上下開閉動作時における連結リ
    ンク及び/又は揺動リンクの回転軌道を一定に規制する
    リンク姿勢規制手段を配設したことを特徴とする請求項
    1記載の開閉ゲート装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート構体のバー部材が、複数本の
    硬質バー素材を格子枠状に連結した軽量枠体であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の開閉ゲート装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲート構体の一対を、この一対の各
    ゲート構体が略水平なゲート閉姿勢にあるときに各々の
    開閉側先端が向かい合うように直線状に配置した請求項
    1〜3のいずれかに記載の開閉ゲート装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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