JPH04300451A - 自動変速機のギヤ抜け処理方法 - Google Patents

自動変速機のギヤ抜け処理方法

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JPH04300451A
JPH04300451A JP3062927A JP6292791A JPH04300451A JP H04300451 A JPH04300451 A JP H04300451A JP 3062927 A JP3062927 A JP 3062927A JP 6292791 A JP6292791 A JP 6292791A JP H04300451 A JPH04300451 A JP H04300451A
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gear
counter shaft
clutch
switching valve
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JP3062927A
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Susumu Yanagiuchi
柳内 ▲暹▼
Toshiaki Nishioka
利明 西岡
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/006Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion power being selectively transmitted by either one of the parallel flow paths

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一の油圧回路内でカウ
ンタ軸選択用クラッチのオン,オフ及びアクチュエータ
による変速用ギヤの変速を行なう自動変速機のギヤ抜け
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動変速機において、変速完了
後にアクチュエータの圧油を解除し、デテントスプリン
グ機構のみにより変速ギヤ位置を保持する方法が開発さ
れており、この方法は、アクチュエータに圧油を供給し
た状態で変速用ギヤ位置を保持する方法に比べ、シフト
アームとギヤ選択用クラッチの摩耗等などを減少させ、
耐久性を向上させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の変速ギヤ機構
では、歯車噛合部とギヤ選択用クラッチ部の間には機構
上距離があり、動力伝達時にはその距離をアーム長とす
るモーメント荷重が生じ、動力伝達方向により、ギヤ抜
け推力が生じることがある。この抜け推力に対抗するた
めに、ギヤ選択用クラッチ部に逆テーパ歯を用い、理論
的にギヤ抜け推力以上の吸込力を与える構造を採用して
いるが、予想以上の過大な振動等の外力が加えられると
、ギヤ抜けが発生する可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記ギヤ抜け現象を、動
力の切れ無く良好に元の変速段に再シフトできるように
本発明は、アクチュエータにギヤ抜けを検知する検知機
構を設け、該検知機構を制御回路によりカウンタ軸選択
用クラッチ切換弁に接続し、検知機構によりギヤ抜けを
検知した時にギヤ抜けが生じた側のカウンタ軸選択用ク
ラッチをオフとし、他方のカウンタ軸選択用クラッチを
半クラッチとし、予めシフトマップによりシフトしてい
る上記他方のカウンタ軸のギヤで半クラッチのままで走
行すると共に、ギヤ抜けを起こしたカウンタ軸を元の変
速段に再シフトし、その後上記半クラッチ状態のカウン
タ軸選択用クラッチをオフとすると共に上記再シフトさ
れたカウンタ軸選択用クラッチを、半クラッチを経てオ
ンとすることを特徴としている。
【0005】
【実施例】図4は本発明に係る車輌用複合クラッチ付多
段自動変速機のスケルトン図であり、前進6速、後進1
速に変速を行なうように構成されている。入力軸2はト
ルクコンバータ3の出力軸により構成されており、変速
機1の出力軸4は入力軸と一直線状に配置されている。 入力2軸及び出力軸4と平行に2本の第1,第2カウン
タ軸5,6が配置されており、第1カウンタ軸5には、
ギヤ7と、第5速用の変速用平ギヤ8と、第3速用の変
速用平ギヤ9と、第1速用の変速用平ギヤ10と、後進
用の変速用平ギヤ11とが回動自在に嵌合している。さ
らに第1カウンタ軸5には、ギヤ7と第1カウンタ軸5
とを連結させる状態とこれらの連結を解除する状態とに
切換わる第1カウンタ軸選択用クラッチ12と、第5速
用の変速用平ギヤ8と第1カウンタ軸5とを連結させる
状態と第3速用の変速用平ギヤ9と第1カウンタ軸5と
を連結させる状態とこれらの連結を解除する状態とに切
換わるギヤ選択用クラッチ13と、第1速用の変速用平
ギヤ10と第1カウンタ軸5とを連結させる状態と後進
用の変速用平ギヤ11と第1カウンタ軸5とを連結させ
る状態とこれらの連結を解除する状態とに切換わるギヤ
選択用クラッチ14とが取付けられている。
【0006】第2カウンタ軸6には、ギヤ16と、第6
速用の変速用平ギヤ17と、第4速用の変速用平ギヤ1
8と、第2速用の変速用平ギヤ19とが回動自在に嵌合
している。さらに第2カウンタ軸6には、ギヤ16と第
2カウンタ軸6とを連結させる状態とこれらの連結を解
除する状態とに切換わる第2カウンタ軸選択用クラッチ
20と、第6変速用の変速用平ギヤ17と第2カウンタ
軸6とを連結させる状態と第4速用の変速用平ギヤ18
と第2カウンタ軸6とを連結させる状態とこれらの連結
を解除する状態とに切換わるギヤ選択用クラッチ21と
、第2速用の変速用平ギヤ19と第2カウンタ軸6とを
連結させる状態とこれらの連結を解除する状態とに切換
わるギヤ選択用クラッチ22とが取付けられている。
【0007】変速機1の入力軸2には、ギヤ7に噛合す
るギヤ23と、ギヤ16に噛合するギヤ24とが嵌合固
定されており、変速機1の出力軸4には、第5速用の変
速用平ギヤ8及び第6速用の変速用平ギヤ17に噛合す
るギヤ25と、第3速用の変速用平ギヤ9及び第4速用
の変速用平ギヤ18に噛合するギヤ26と、第1速用の
変速用平ギヤ10及び第2速用の変速用平ギヤ19に噛
合するギヤ27と、ギヤ28とが嵌合固定されており、
ギヤ28は後進用の変速用平ギヤ11に噛合する中間ギ
ヤ29に噛合している。カウンタ軸選択用クラッチ12
,20及びギヤ選択用クラッチ13,14,21,22
は、図6の制御回路170により制御される図1の油圧
回路を介して制御される。トルクコンバータ3はロック
アップクラッチ30を有している。
【0008】図1は本発明に係る車輌用多段自動変速機
の油圧回路の全体概略図であり、1つの油圧回路内には
、カウンタ軸選択用油圧クラッチ12,20をそれぞれ
オン,オフするカウンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁5
4,51と、ギヤ選択用クラッチ14,13,21,2
2をそれぞれ駆動するための油圧アクチュエータ102
,105,108,112と、ギヤ選択用クラッチ駆動
用圧油供給路132から各アクチュエータ102,10
5,108,112への圧油をオン,オフするギヤ選択
用圧油供給用電磁切換弁49,39と、各アクチュエー
タ102,105,108,112内の圧油をそれぞれ
選択的にドレンするための電磁切換弁64,67,68
及び切換弁86,82,84,76,79,77,73
等が備えられ、電磁切換弁68,67,64,51,5
4,55は前記制御回路170のプログラムにしたがっ
てオン,オフ制御される。上記一方のギヤ選択用圧油供
給用切換弁39は第4,第6速用アクチュエータ108
及び第2速用アクチュエータ112に圧油を送り、他方
のギヤ選択用圧油供給用切換弁49は第1速、後進用ア
クチュエータ102及び第3,第5速用アクチュエータ
105に圧油を送る。
【0009】図2,図3はそれぞれ図1の左右部分の拡
大詳細図であり、図2においてエンジンにより駆動する
主ポンプ31の吐出口には配管32の一端が接続されて
おり、配管32には圧力調整弁33,34が介装されて
いる。配管32の主ポンプ31と圧力調整弁33との間
からは配管35,36,37が分岐しており、配管35
は調圧弁38に接続されている。配管36はギヤ選択用
圧油供給用切換弁39のポ−ト39aに接続されており
、配管36には配管32側からギヤ選択用圧油供給用切
換弁39へのみ圧油の通過を許容する逆止弁41が介装
されている。配管36の逆止弁41とギヤ選択用圧油供
給用切換弁39との間からは配管42,43が分岐して
おり、配管42は伝動機44により駆動される補助ポン
プ45の吐出口に接続されている。配管42には補助ポ
ンプ45側から配管36側へのみ圧油の通過を許容する
逆止弁46が介装されている。配管42の補助ポンプ4
5と逆止弁46との間からは配管47が分岐しており、
配管47は調圧弁に接続されている。配管43はギヤ選
択用圧油供給用切換弁49のポート49aに接続されて
いる。
【0010】配管37はカウンタ軸選択用クラッチ電磁
切換弁51のポート51aに接続されており、配管37
からは配管52,53が分岐している。配管52はカウ
ンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁54のポート54aに
接続されており、配管53はロックアップクラッチ用電
磁切換弁55のポート55aに接続されている。カウン
タ軸選択用クラッチ電磁切換弁51のポート51bには
配管56の一端が接続されており、配管56の他端は第
2カウンタ軸6用のカウンタ軸選択用クラッチ20に接
続されている。カウンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁5
4のポート54bには配管58の一端が接続されており
、配管58の他端は第1カウンタ軸5用のカウンタ軸選
択用クラッチ12に接続されている。電磁切換弁55の
ポート55bには配管61の一端が接続されており、配
管61の他端はロックアップクラッチ30に接続されて
いる。
【0011】配管32の圧力調整弁33と圧力調整弁3
4の間からは配管62,63が分岐しており、配管63
はトルクコンバータの作動油流入口に接続されている。 トルクコンバータ3の作動油流出口には配管69の一端
が接続されており、配管69にはフィルター71が介装
されている。配管32,69の終端部まで流れた圧油は
、各種の潤滑部を通過した後、タンクに戻る。
【0012】図3において配管62は電磁切換弁64の
ポート64aに接続されている。配管62からは配管6
5,66が分岐しており、配管65は電磁切換弁67の
ポート67aに接続されている。配管66は電磁切換弁
68のポート68aに接続されている。電磁切換弁64
のポート64bには配管72の一端が接続されており、
配管72の他端は切換弁73の制御ポート73aに接続
されている。配管72からは配管74,75が分岐して
おり、配管74は切換弁76の制御ポート76aに接続
されている。配管75は切換弁77の制御ポート77a
に接続されている。配管74からは配管78が分岐して
おり、配管78は切換弁79の制御ポート79aに接続
されている。電磁切換弁67のポート67aには配管8
1の一端が接続されており、配管81の他端は切換弁8
2の制御ポート82aに接続されている。配管81から
は配管83が分岐しており、配管83は切換弁84の制
御ポート84aに接続されている。電磁切換弁68のポ
ート68bには配管85の一端が接続されており、配管
85の他端は切換弁86の制御ポート86aに接続され
ている。
【0013】切換弁86のポート86bには配管87の
一端が接続されており、配管87の他端は切換弁82の
ポート82bに接続されている。配管87からは配管8
8が分岐しており、配管88は切換弁84のポート84
bに接続されている。切換弁86のポート86cには配
管89の一端が接続されており、配管89の他端は切換
弁82のポート82cに接続されている。配管89から
は配管91が分岐しており、配管91は切換弁84のポ
ート84cに接続されている。切換弁82のポート82
dには配管92の一端が接続されており、配管92の他
端は切換弁73のポート73bに接続されている。配管
92からは配管93が分岐しており、配管93は切換弁
77のポート77bに接続されている。切換弁82のポ
ート82eには配管94の一端が接続されており、配管
94の他端は切換弁73のポート73cに接続されてい
る。配管94からは配管95が分岐しており、配管95
は切換弁77のポート77cに接続されている。切換弁
84のポート84dには配管96の一端が接続されてお
り、配管96の他端は切換弁79のポート79bに接続
されている。配管96からは配管97が分岐しており、
配管97は切換弁76のポート76bに接続されている
。切換弁84のポート84eには配管98の一端が接続
されており、配管98の他端は切換弁79のポート79
cに接続されている。配管98からは配管99が分岐し
ており、配管99は切換弁76のポート76cに接続さ
れている。
【0014】切換弁76のポート76dには配管101
が接続されており、配管101の他端は第1,後進用の
ギヤ選択用クラッチ14を駆動するためのアクチュエー
タ102のポート102bに接続されている。切換弁7
9のポート79dには配管103の一端が接続されてお
り、配管103の他端はアクチュエータ102のポート
102dに接続されている。切換弁79のポート79e
には配管104の一端が接続されており、配管104の
他端は第3、第5速用のギヤ選択用クラッチ13を駆動
するためのアクチュエータ105のポート105dに接
続されている。切換弁77のポート77dには配管10
6の一端が接続されており、配管106の他端はアクチ
ュエータ105のポート105bに接続されている。切
換弁77のポート77eには配管107の一端が接続さ
れており、配管107の他端は第4,6速用のギヤ選択
用クラッチ21を駆動するためのアクチュエータ108
のポート108dに接続されている。切換弁73のポー
ト73dには配管109の一端が接続されており、配管
109の他端はアクチュエータ108のポート108b
に接続されている。切換弁73のポート73eには配管
111の一端が接続されており、配管111の他端は第
2速用のギヤ選択用クラッチ22を駆動するためのアク
チュエータ112のポート112dに接続されている。
【0015】図2のギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁3
9のポート39cには配管113の一端が接続されてお
り、配管113の他端は図3のアクチュエータ112の
ポート112aに接続されている。配管113には絞り
114が介装されている。配管113のギヤ選択用圧油
供給用電磁切換弁39と絞り114との間からは配管1
15,116が分岐しており、配管115はアクチュエ
ータ112のポート112cに接続されている。配管1
15には絞り117が介装されている。配管116はア
クチュエ−タ108のポート108aに接続されており
、配管116には絞り118が介装されている。配管1
16の配管113と絞り118との間からは配管119
が分岐しており、配管119はアクチュエータ108の
ポート108cに接続されている。配管119には絞り
121が介装されている。図2のギヤ選択用圧油供給用
電磁切換弁49のポート49cには配管122の一端が
接続されており、配管122の図3の他端はアクチュエ
ータ105のポート105aに接続されている。配管1
22には絞り123が介装されている。配管122のギ
ヤ選択用圧油供給用電磁切換弁49と絞り123との間
からは配管124,125が分岐しており、配管124
はアクチュエータ105のポート105cに接続されて
いる。配管124には絞り126が介装されている。 配管125はアクチュエ−タ102のポート102aに
接続されており、配管125には絞り127が介装され
ている。配管125の配管122と絞り127との間か
らは配管128が分岐しており、配管128はアクチュ
エータ102のポート102cに接続されている。配管
128には絞り129が介装されている。
【0016】図2の配管37,52,56,58は主ポ
ンプ31から吐出された圧油を導いてカウンタ軸選択用
油圧クラッチ12,20を作動させるためのカウンタ軸
選択用クラッチ駆動用圧油供給路131を構成しており
、配管36,43,113,122,115,116,
119,124,125,128は主ポンプ31から吐
出された圧油を導いてアクチュエータ102,105,
108,112を介してギヤ選択用クラッチ13,14
,21,22を作動させるためのギヤ選択用クラッチ駆
動用圧油供給路132を構成している。カウンタ軸選択
用クラッチ駆動用圧油供給路131及びギヤ選択用クラ
ッチ駆動用圧油供給路132の油圧は圧力調整弁33に
より20kg/cm2程度に設定されており、配管63
の油圧は圧力調整弁34により2〜5kg/cm2程度
に設定されている。補助ポンプ45の吐出圧は40kg
/cm2程度に設定されている。
【0017】図3の切換弁86,84,82,76,7
9,77,73は電磁切換弁68,67,64のオン・
オフにより指示されるコード番号のデコード回路133
を構成している。すなわち制御回路170から電磁切換
弁68,67,64に対して出されるコード番号[11
1]の信号により、電磁切換弁68,67,64のすべ
てのソレノイドに駆動電流が供給されれば配管101が
ドレン流路に連通し、信号[110]により電磁切換弁
68,67のソレノイドに駆動電流が供給されれば配管
103がドレン流路に連通し、信号[101]により電
磁切換弁68,64のソレノイドに駆動電流が供給され
れば配管107がドレン流路に連通し、信号[100]
により電磁切換弁68のソレノイドに駆動電流が供給さ
れれば配管109がドレン流路に連通し、信号[011
]により電磁切換弁67,64のソレノイドに駆動電流
が供給されれば配管111がドレン流路に連通し、信号
[010]により電磁切換弁67のソレノイドに駆動電
流が供給されれば配管106がドレン流路に連通し、信
号[001]により電磁切換弁64のソレノイドに駆動
電流が供給されれば配管104がドレン流路に連通し、
図示のように信号[000]により電磁切換弁68,6
7,64のソレノイドに駆動電流が供給されなければ切
換弁76のポート76eに接続された配管144がドレ
ン流路に連通する。なお配管144はニュートラル及び
パーキングレンジ用である。
【0018】図5はアクチュエ−タ102,1105,
108,112の具体例を説明する断面図で、例えば第
1,後進用のギヤ選択用クラッチ14を駆動するための
アクチュエ−タ102のケーシング135内には小径の
油室136と大径の油室137とが形成されており、油
室136は、配管125を介して絞り127(図3)に
連通していると共に、配管103を介して切換弁79(
図3)に連通している。油室136には軸芯方向に摺動
自在なピストン138が配置されており、ピストン13
8の一端からはシフトロッド139が突出し、ピストン
138の他端からは小径部138aが突出している。 油室137には軸芯方向に摺動自在なピストン141が
配置されており、ピストン141は小径部138aの外
周に軸芯方向に摺動自在に嵌合している。シフトロッド
139の先端にはギヤ選択用クラッチ14を駆動するシ
フトアーム142が突設されている。シフトロッド13
9には溝139a,139b,139cが各々形成され
ており、シフトロッド139の近傍にはデテントスプリ
ング機構として、溝139a,139b,139cのい
ずれかに嵌合してシフトロッド139を所定の位置でロ
ックするデテントボールスプリング143が設置されて
いる。
【0019】シフトロッド139の近傍には、ロッド長
さ方向に所定の間隔を隔てて第1速検知リミットスイッ
チ160と後進検知リミットスイッチ161が配置され
、一方シフトロッド139の先端部にはスイッチ押圧用
の突起149が設けられている。第1速検知リミットス
イッチ160はシフトロッド139が左方に移動して第
1速に変速された時に、上記突起149が接触あるいは
近接してオンとなり、該突起149が離れているときに
はオフとなるように構成されている。後進検知リミット
スイッチ161はシフトロッド139が右方に移動して
後進に変速された時に上記突起149が接触あるいは近
接してオンとなり、該突起149が離れているときには
オフとなるように構成されている。
【0020】図5では油室136,137の油圧はハイ
レベルであり、ピストン141は右方に押され、ピスト
ン138は左方に押されているので、ピストン138の
移動がピストン141により規制されている。したがっ
てギヤ選択用クラッチ14はニュートラル状態が維持さ
れる。油室137の油圧がハイレベルのままで油室13
6の油圧がローレベルになると、ピストンが右方に移動
し、後進に変速され、デテントボールスプリング143
が溝139aに嵌合する。この状態で油室137の油圧
がローレベルになってもデテントボールスプリング14
3により後進が維持される。逆に油室136の油圧がハ
イレベルのままで油室137の油圧がローレベルになる
と、ピストン138がピストン141を押して左方に移
動し、第1速に変速され、デテントボールスプリング1
43が溝139cに嵌合する。この状態で油室136の
油圧がローレベルになってもデテントボールスプリング
143により第1速が維持される。
【0021】なお図3の他のアクチュエ−タ105,1
08,112も同様な構造になっており、各シフトロッ
ド150,151,152をそれぞれ所定のギア位置に
保持するデテントボールスプリング143を備えており
、シフトロッド150に対して第5速,第3速検知リミ
ットスイッチ162,163を配置し、シフトロッド1
51に対して第6速,第4速検知リミットスイッチ16
4,165を配置し、シフトロッド152に対して第2
速検知リミットスイッチ166を配置している。
【0022】図6は各リミットスイッチ160,161
,162,163,164,165,166に関する配
線略図を示しており、第1,後進,第5,第3速用の各
リミットスイッチ160,161,162,163は制
御回路170を介して第1カウンタ軸5に対応するカウ
ンタ軸選択用クラッチ用電磁切換弁54のソレノイド及
びギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁49のソレノイドに
接続し、上記リミットスイッチ160,161,162
,163のいずれか1つが変速完了を検知してオンとな
ると共に残りがオフとなっている時には、それを制御回
路170に入力し、ギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁4
9のソレノイドを通電してこれを閉じ、アクチュエータ
102,105への圧油の供給を遮断する。これと同時
に後述する図11又は図12のシフトマップにおいて第
1,後進,第5又は第3速の変速段域の時にはカウンタ
軸選択用クラッチ用電磁切換弁54のソレノイドを通電
して図2のカウンタ軸選択用クラッチ12をオンとし、
第6速,第4速又は第2速の変速段域の時にはカウンタ
軸選択用クラッチ用電磁切換弁54のソレノイドを非通
電状態で保ち、図2のカウンタ軸選択用クラッチ12を
オフ状態に保つ。反対に図6の上記リミットスイッチ1
60,161,162,163のいずれもが変速完了を
検知していないでオフ状態の時には、制御回路170に
よりカウンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁54のソレノ
イドを非通電とし、カウンタ軸選択用クラッチ12をオ
フとする。これと同時にギヤ選択用圧油供給用電磁切換
弁49を非通電としてこれを開き、アクチュエータ10
2,105への圧油の供給がなされる。
【0023】第6,第4,第2速用の各リミットスイッ
チ164,165,166は制御回路170を介して制
御回路170を介して第2カウンタ軸6に対応するカウ
ンタ軸選択用クラッチ用電磁切換弁51のソレノイド及
びギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁39のソレノイドに
接続し、上記リミットスイッチ164,165,162
,166のいずれか1つが変速完了を検知してオンとな
ると共に残りがオフとなっている時には、それを制御回
路170に入力し、ギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁3
9のソレノイドを通電してこれを閉じ、アクチュエータ
108,112への圧油の供給を遮断する。これと同時
に後述する図11又は図12のシフトマップにおいて第
6速,第4速又は第2速の変速段域の時にはカウンタ軸
選択用クラッチ用電磁切換弁51のソレノイドを通電し
て図2のカウンタ軸選択用クラッチ20をオンとし、第
1,後進,第5又は第3速の変速段域の時にはカウンタ
軸選択用クラッチ用電磁切換弁51のソレノイドを非通
電状態で保ち、図2のカウンタ軸選択用クラッチ20を
オフ状態に保つ。反対に図6の上記リミットスイッチ1
64,165,166のいずれもが変速完了を検知して
いないでオフ状態の時には、制御回路170によりカウ
ンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁51のソレノイドを非
通電とし、カウンタ軸選択用クラッチ20をオフとする
。これと同時にギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁39を
非通電としてこれを開き、アクチュエータ108,11
2への圧油の供給がなされる。
【0024】図7と図8は第1カウンタ軸5に対応する
第1,第3,第5速用のシフトマップを示しており、図
7はシフトアップ用、図8はシフトダウン用であり、第
1カウンタ軸5上のギヤはこのマップに基づいてシフト
される。図9と図10は第2カウンタ軸6に対応する第
2,第4,第6速用のシフトマップを示しており、図9
はシフトアップ用、図10はシフトダウン用であり、第
2カウンタ軸6上のギヤはこのマップに基づいてシフト
される。図11,図12は全体としてのシフトマップを
示しており、車輌はこのシフトマップに基づいて走行す
る。
【0025】図6において制御回路170は例えばマイ
クロコンピュータにより構成されており、RAM,RO
M等からなり、プログラムや各種データ等を記憶するメ
モリと、プログラムに基づいて各種演算を行うCPUを
備えている。制御回路170のメモリは上記各シフトマ
ップを記憶した記憶手段を含んでおり、加速中等の時に
は図7,図9のシフトアップ用のシフトマップに基づい
て第1,第2カウンタ軸5,6上の各変速用ギヤを選択
し、また図11のシフトマップ及びリミットスイッチ1
60,…,166の信号に基づいてカウンタ軸選択用ク
ラッチ12,20のオン,オフの選択をする。また減速
中等の時には、図8,図10のシフトアップ用のシフト
マップに基づいて第1,第2カウンタ軸5,6上の各変
速用ギヤを選択し、また図12のシフトマップ及びリミ
ットスイッチ160,…,166の信号に基づいてカウ
ンタ軸選択用クラッチ12,20のオン,オフの選択を
する。なお図示していないが、車速センサ及びスロット
ル開度センサからの出力信号がインターフェースを介し
て入力される。
【0026】次に動作を説明する。ニュートラルレンジ
あるいはパーキングレンジでエンジンが起動されると、
主ポンプ31からの油圧が立ち上がる。したがってカウ
ンタ軸選択用クラッチ駆動用圧油供給路131及びギヤ
選択用クラッチ駆動用圧油供給路132には20kg/
cm2程度の圧油が供給される。この時電磁切換弁51
,54,55のソレノイドに通電されておらず、各電磁
切換弁51,54,55は閉じ状態となっており、各カ
ウンタ軸選択用油圧クラッチ20,12及びロックアッ
プクラッチ30はオフ状態となっている。また各ギヤ選
択用圧油供給用電磁切換弁49,39は非通電のままで
開状態を保ち、各ギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁49
,39を介してアクチュエータ102,105,108
,112の各油室に圧油が供給される。そして電磁切換
弁68,67,64のソレノイドにも通電されていない
ので、配管144のみがドレン流路に連通しており、従
ってアクチュエータ102,105,108,112の
シフトロッド139,150,151,152,153
はすべて強制的な中立位置である。すなわちすべてのギ
ヤ選択用クラッチ13,14,21,22が中立状態に
ある。またロックアップクラッチ30及びカウンタ軸選
択用クラッチ12,20は非接続状態である。
【0027】制御回路170から図7のシフトマップに
より電磁切換弁68,67,64に対する1速シフト信
号[110]が出力されると、電磁切換弁68,67の
ソレノイドに通電されて、配管103がドレン流路に連
通し、アクチュエータ102のシフトロッド139が左
側に移動してギヤ選択用クラッチ14が第1速側に切り
換わり、1速に変速される。同期後、シフト完了と同時
にシフトロッド139の突起149が第1速検知リミッ
トスイッチ160に接触あるいは近接することにより、
第1速検知リミットスイッチ160がオンになる。これ
により制御回路170を介してギヤ選択用圧油供給用電
磁切換弁49に信号が発せられてギヤ選択用圧油供給用
電磁切換弁49を通電してこれを閉じ、アクチュエータ
102,105への圧油の供給を遮断する。アクチュエ
ータ102のシフトロッド139はデテントボールスプ
リング143が溝139cに嵌合していることによりロ
ックされており、第1速の状態が維持される。このため
ギヤ選択用クラッチ14を第1速側にシフトするための
シフトアーム142への力が零になり、シフトアーム1
42の摩耗を良好に軽減できる。上記のようにアクチュ
エータ102,105へのギヤ選択用圧油遮断後、制御
回路170によりカウンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁
54を通電し、デューティ制御によりこれを徐々に開く
ことにより、半クラッチを経てカウンタ軸選択用クラッ
チ12をオンとし、車輌は1速走行状態になる。
【0028】上記のようにギヤ選択用圧油供給用電磁切
換弁49に通電してアクチュエータ102,105用の
圧油を遮断した段階において、第2カウンタ軸6側では
図9のシフトマップにより第2カウンタ軸6上の2速ギ
ヤへのシフト信号[011]が発せられ、電磁切換弁6
8がオフ、電磁切換弁67,64がオンとなり、2速に
ギヤシフトされ、同期後、シフトが完了する。シフト完
了によりアクチュエータ112の第2速検知リミットス
イッチ166がオンとなり、これによりギヤ選択用圧油
供給用電磁切換弁39が通電となって閉じる。但しアク
チュエータ112のシフトロッド152はデテントボー
ルスプリング機構143により機械的に2速位置に保持
されている。この時第2カウンタ軸選択用クラッチ20
は図11のシフトマップによりオフであるので、2速位
置での待機状態となる。
【0029】即ち1速走行状態においては、図7〜図1
2のシフトマップにより第1カウンタ軸5上では第1速
にシフトされ、第2カウンタ軸6上では例えば第2速に
シフトされており、第1カウンタ軸選択用クラッチ12
がオンで第2カウンタ軸選択用クラッチ20がオフとな
っている。また電磁切換弁68,67,64は第2カウ
ンタ軸6の変速ギヤ切換時以外は図11及び図12のシ
フトマップにより第1速の信号[110]が発せられて
いる。各ギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁49,39は
いずれも通電で閉じられ、ギヤ選択用圧油は供給されず
、いずれもデテントボールスプリング143の作用のみ
で第1速並びに第2速のギヤ位置がそれぞれ保持されて
いる。
【0030】第1速の走行状態で第1速用の変速用ギヤ
のギヤ抜けが生じた場合には、シフトロッド139はデ
テントボールスプリング143を乗り越えてニュートラ
ル位置側へと右方へ移動する。そうすると第1速用リミ
ットスイッチ160から突起149が離れてリミットス
イッチ160がオフとなり、制御回路170を介してカ
ウンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁54のソレノイドへ
の通電を遮断し、第1カウンタ軸選択用クラッチ12を
オフとする。と同時にギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁
49が非通電となって開となる。この時電磁切換弁68
,67,64に対する信号は第1速用の信号[110]
であるので、第1速に再シフトされる。同期後、再シフ
トが完了すると第1速検知リミットスイッチ160がオ
ンとなり、これによりギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁
49に通電して閉じ、アクチュエータ102のシフトロ
ッド139は再びデテントボールスプリング143によ
り第1速に保持される。
【0031】上記のように第1カウンタ軸5側でギヤ抜
け発生から再シフトされるまでの間、第2カウンタ軸6
側では第2カウンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁51は
デューティ制御されて徐々に開き、第2カウンタ軸選択
用クラッチ20を半クラッチ状態にし、動力を第2速用
変速用ギヤ19を介して出力軸4に伝達している。また
第1カウンタ軸5との回転速度と調和させるべく、回転
速度をチェックし、デューティ比を決定する。そして第
1カウンタ軸5側において、第1速への再シフトが完了
し、ギヤ選択用圧油供給用電磁切換弁49が閉じて、ア
クチュエータ102への圧油が遮断されると、第2カウ
ンタ軸選択用クラッチ電磁切換弁51を非通電として閉
じ、第2カウンタ軸選択用クラッチ20をオフとする。 この時同時に第1カウンタ軸5側では第1速に保持され
た状態において、第1カウンタ軸選択用クラッチ54が
半クラッチ状態からデューティ制御により完全なオン状
態へと徐々に移行し、正常の第1速走行状態に戻る。
【0032】1速走行時のギヤ抜け処理のみを説明した
が、いずれの変速位置でギヤ抜けが発生しても、ギヤ抜
けが発生したカウンタ軸に対応するカウンタ軸選択用ク
ラッチをオフとし、他のカウンタ軸選択用クラッチを半
クラッチとしてこの半クラッチにより走行を一時的に維
持しながら、ギヤ抜け側のカウンタ軸上で元の変速段に
再シフトし、そして再シフトした側のカウンタ軸選択用
クラッチをオンとすると共に他のカウンタ軸選択用クラ
ッチをオフとして、元の変速段の走行に戻す。
【0033】
【別の実施例】前述のギヤ抜け検知機構としては、アク
チュエータに備えたリミットスイッチのみを利用したが
、これに加え次のようなギヤ抜け検知機構を付加するこ
ともできる。即ち図4において、トルクコンバータ3の
出力軸2の回転数N0 と変速機1の出力軸4の回転数
N1 を検出する回転数検知機構をそれぞれ設け、回転
数N0 に減速比iを掛けた数値とN0 ×iと変速機
出力軸回転数N1 を比較し、N0×i=N1 でない
ことを検出した時にギヤ抜けと判断する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したよう本発明によると、自動
変速機において、ギヤ抜けが生じた場合、他のカウンタ
軸上でシフトされている変速段で半クラッチにより一時
的に走行を維持し、その間にギヤ抜けのカウンタ軸上で
元の変速段に再シフトし、再シフト後カウンタ軸選択用
クラッチを切換えて元の変速段の走行状態に戻すので、
動力が切れることなく自動的に元のギヤ位置による走行
に戻る。従ってギヤ抜け時の処理操作が不必要になり、
車輌の操作が容易になる。また動力切れがなくなること
により、一端無負荷になる場合に比べ、スロットル自動
戻し機構の追加或はエンジンコントローラへの接続が不
要となる。
【0035】またシフト完了後は、カウンタ軸選択用ク
ラッチのオン,オフにかかわらずアクチュエータへの圧
油を遮断してデテントスプリングによりギヤ位置を維持
しているので、シフトアームとギヤとの摩耗を少くし、
耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に係る自動変速機の油圧回路の全体
概略図である。
【図2】  図1の左側部分の拡大詳細図である。
【図3】  図1の右側部分の拡大詳細図である。
【図4】  本発明に係る自動変速機のスケルトン図で
ある。
【図5】  図1のアクチュエータの拡大断面図である
【図6】  制御回路に関する配線略図である。
【図7】  奇数変速段用のシフトアップ用シフトマッ
プである。
【図8】  奇数変速段用のシフトダウン用シフトマッ
プである。
【図9】  偶数変速段用のシフトアップ用シフトマッ
プである。
【図10】  偶数変速段用のシフトダウン用シフトマ
ップである。
【図11】  全体のシフトアップ用シフトマップであ
る。
【図12】  全体のシフトダウン用シフトマップであ
る。
【符号の説明】
2  入力軸 5  第1カウンタ軸 6  第2カウンタ軸 12  カウンタ軸選択用クラッチ 13  ギヤ選択用クラッチ 14  ギヤ選択用クラッチ 20  カウンタ軸選択用クラッチ 21  ギヤ選択用クラッチ 22  ギヤ選択用クラッチ 39  ギヤ選択用圧油給用切換弁 49  ギヤ選択用圧油給用電磁切換弁51  カウン
タ軸選択用クラッチ電磁切換弁54  カウンタ軸選択
用クラッチ電磁切換弁102  アクチュエータ 105  アクチュエータ 108  アクチュエータ 112  アクチュエータ 143  デテントボールスプリング 160  リミットスイッチ(検知機構)161  リ
ミットスイッチ(検知機構)162  リミットスイッ
チ(検知機構)163  リミットスイッチ(検知機構
)164  リミットスイッチ(検知機構)170  
制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の変速用ギヤを有する1対のカウ
    ンタ軸と、各カウンタ軸を入力軸に断続自在に連結する
    カウンタ軸選択用クラッチと、各変速用ギヤの回転力を
    選択的に出力軸に伝達するギヤ選択用クラッチを備え、
    上記カウンタ軸選択用クラッチと、ギヤ選択用クラッチ
    を駆動するアクチュエータと、油圧源からアクチュエー
    タへの圧油供給路を開閉するギヤ選択用圧油供給用切換
    弁と、カウンタ軸選択用クラッチへの圧油供給路を開閉
    するカウンタ軸選択用クラッチ切換弁とを一つの油圧回
    路内に備え、上記アクチュエータに変速ギヤ位置を保持
    するデテントスプリング機構を設けて、シフト完了後は
    デテントスプリング機構のみで変速ギヤ位置を保持する
    自動変速機において、アクチュエータにギヤ抜けを検知
    する検知機構を設け、該検知機構を制御回路によりカウ
    ンタ軸選択用クラッチ切換弁に接続し、検知機構により
    ギヤ抜けを検知した時にギヤ抜けが生じた側のカウンタ
    軸選択用クラッチをオフとし、他方のカウンタ軸選択用
    クラッチを半クラッチとし、予めシフトマップによりシ
    フトしている上記他方のカウンタ軸のギヤで走行すると
    共に、ギヤ抜けを起こしたカウンタ軸を元の変速段に再
    シフトし、その後上記半クラッチ状態のカウンタ軸選択
    用クラッチをオフとすると共に上記再シフトされたカウ
    ンタ軸選択用クラッチを、半クラッチを経てオンとする
    ことを特徴とする自動変速機のギヤ抜け処理方法。
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