JPH0430026B2 - - Google Patents

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JPH0430026B2
JPH0430026B2 JP60149149A JP14914985A JPH0430026B2 JP H0430026 B2 JPH0430026 B2 JP H0430026B2 JP 60149149 A JP60149149 A JP 60149149A JP 14914985 A JP14914985 A JP 14914985A JP H0430026 B2 JPH0430026 B2 JP H0430026B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は感光体表面を一様に帯電させるコロナ
放電器への出力制御に関するものである。
従来技術 電子写真式複写機の場合、感光体表面を一様に
帯電させ、そこに露光により静電潜像を形成する
が、安定した複写画像を得るためには、感光体の
表面電位は常に一定に帯電される必要がある。
一般に感光体表面を帯電させるのにコロナ放電
を利用したコロトロンが用いられており、感光体
に対し平行に近接して張られたコロナワイヤーに
高電圧を印加しコロナ放電を起させて帯電を行つ
ており、この印加する電圧を一定に保つことで感
光体の表面電位が一定に保たれる。
しかし感光体の経年変化による劣化は同一印加
電圧によつては一定の表面電位を得ることができ
ず、徐々に印加電圧を上昇させていく必要があ
る。
そこで感光体の表面電位を検出する表面電位計
を備えてコロナワイヤーへの印加電圧を制御する
ものがある。
第1図はその機構の概略説明図である。
1はドラム状感光体でその周辺にコロトロン
2、表面電位計3、現像器4等が順次配置されて
いる。
コロトロン2は感光体1の幅方向に近接して張
られたコロナワイヤー5と同コロナワイヤー5を
囲むように配置されたシールド6とで構成されて
おり、該コロナワイヤー5には高圧電源7により
高電圧が印加されるようになつている。
同図において感光体1は時計方向に回転し、コ
ロトロン2による帯電ののち、露光を受け表面に
静電潜像を形成し、そのあと現像器4によりトナ
ーの付着を受けトナー像を形成し、同トナー像を
用紙に転写、図示されないが定着されて複写され
た用紙は機外に排出される。
ここで感光体1の帯電された表面電位を表面電
位計3で検出し、その検出値に基づいてマイクロ
コンピユータ8によつて高圧電源7を制御し、コ
ロナワイヤー5への印加電圧を上昇させることで
感光体の劣化に対しても一定の表面電位を維持で
きるようにしている。
また従来はコロトロンにおける短絡、アーク等
の異常による過電流から電源、コロトロンあるい
は感光体を保護するためにコロナワイヤーに流れ
る電流を検出し、一定電流に達したら強制的に電
流を下げるか、あるいは出力を停止するようにし
ていた。
発明が解決しようとする課題 しかし前記したように経年変化による感光体の
劣化はコロトロンワイヤーへの印加電圧を徐々に
上昇させるので最終的に事故による過電流と経年
的な印加電圧の上昇に伴う電流の増加との区別が
できない欠点があつた。
したがつて印加電圧の経時的な上昇に伴い、電
流が事故対処のための所定電流値に近づいたとき
はかなりの過電流となつており、コロトロンおよ
び感光体に対しても好ましい状態ではない。
また感光体に局所的な傷が発生し、帯電電流が
増えるような予測できない事故もある。
さらにこのような状態で所定電流値に達したと
きは保護装置により電流を低下させるか出力を停
止させるようにしていたので、その後の複写作業
全くできず、しかもこのような事態が突然生ずる
ので作業者は不便を強いられることがあつた。
本発明はかかる点に鑑みなされたものでその目
的とする処は、事故による過電流からの保護とは
別に放電々流値がある一定電流値に達したときは
出力電圧を固定することにより、その後の複写作
業をある程度継続できるとともに、経時的放電々
流の増加や感光体の傷等による放電電流の増加に
伴うコロトロン、感光体等の損傷を防止すること
ができるコロトロン過電流制御装置を供する点に
ある。
課題を解決するための手段および作用 本発明は、感光体表面を所定の電位に帯電制御
を行う電子写真式複写機において、感光体表面に
帯電した電位を検知する表面電位検知手段と、コ
ロナ放電器の放電電流を検出する放電電流検出手
段と、放電電流検出手段からの信号を受け、放電
電流が第1の電流値に達した場合に信号を出力す
る第1の比較手段と、同第1の比較手段の信号を
受けて警告表示を行う警告表示手段と、放電電流
検出手段からの信号を受け放電電流が前記第1の
電流値よりも高い第2の電流値に達した場合に信
号を出力する第2の比較手段と、前記表面電位検
知手段と前記第1、第2の比較手段からの信号を
入力しコロナ放電器への出力電圧を制御する出力
制御手段とを備え、同出力制御手段は表面電位検
知手段からの入力が所定の値に達するようコロナ
放電器への出力電圧を徐々に変化する制御をする
とともに、第1の電流値に放電電流が達したこと
を示す信号を前記第1の比較手段より入力した場
合は前記コロナ放電器への出力電圧を信号入力時
の電圧に固定しかつ前記警告表示手段が警告表示
を行い、また第2の電流値に放電電流が達したこ
とを示す信号を前記第2の比較手段より入力した
場合は前記コロナ放電器への出力を停止するコロ
トロン過電流制御装置である。
感光体の経時的な劣化にともない表面電位は低
下するが、該表面電位は前記表面電位検知手段に
より検知され、その検知信号は前記出力制御手段
に入力されて、その入力が所定の値に達するよう
に同出力制御手段がコロナ放電器への出力電圧を
徐々に変化する制御をするので、感光体の経時的
劣化に対しても徐々に出力電圧を上げて感光体の
表面電位を所定電位に保とうとする。
このようにしてコロナ放電器への出力電流が
徐々に上昇して放電電流が増し、または感光体の
傷等による放電電流の増加があり前記第1の比較
手段に設定された第1の電流値に放電電流が達し
た場合には、第1の比較手段から出力制御手段に
信号が出力され、出力制御手段はコロナ放電器へ
の出力電圧を前記信号出力時の電圧に固定するた
め、それ以上の出力電圧の増加はないが一応の複
写作業は可能である。
そして警告表示手段により警告がなされるの
で、作業者は感光体の交換時期にきていることを
知ることができる。
またコロナ放電器の短絡、アーク等の異常によ
り放電電流が急激に増加し、前記第2の比較手段
に設定された第2の電流値に放電電流が達した場
合には、第2の比較手段から出力制御手段に信号
が出力され出力制御手段はコロナ放電器への出力
を停止し、必要以上の過電流の発生を防止するこ
とができる。
実施例 以下第2図以降に図示した本発明に係る一実施
例について説明する。
なお前記第1図図示の複写機構は本実施例でも
用いられるものである。
第2図は本実施例における制御系のブロツク図
である。
制御の中枢はCPU10であり、前記表面電位
計3からの検出信号の入力のほかに、比較器11
からのモニタ信号および比較器12からのFALT
信号が入力される。
またCPU10からはリモート信号および出力
停止信号が高圧電源7へ出力され、同高圧電源7
の出力電圧を制御している。
該出力電圧はコロナワイヤー5に印加され、コ
ロナワイヤー5の一端Pは電流検出抵抗13を介
して接地されるとともに、前記2個の比較器1
1,12の入力端子に接続されている。
比較器11の他の入力端子には定電圧源14が
接続され、比較器12の他の入力端子には定電圧
源15が接続され各々P点の電位と比較される。
定電圧源14は経時的な放電々流の増加がコロ
ナワイヤー5の切断およびアーキング等の不具合
を生じさせない程度の電圧値V1に設定され、定
電圧源15はコロトロンの短絡時の異常による過
電流を検知する電圧値V2に設定されており、定
電圧源14の電圧値V1よりも定電圧源15の電
圧値V2の方が電圧値が高い。
またCPU10からは複写機表面に設置された
表示器16の表示を制御する表示信号が、表示器
16に出力されるようになつている。
以上のような制御系において通常は前述の如く
感光体の表面電位を表面電位計3により検出し、
その検出値に基づいてCPU10がリモート信号
により高圧電源7を制御し徐々にコロナワイヤー
5への印加電圧を増すことになる。
コロナワイヤー5への印加電圧が増せば、電流
検出抵抗13を流れる電流も増え、P点の電位
Vpは上昇する。
以下本制御系の動作を示すフローチヤート(第
3図)に基づいて説明する。
CPU10は、表面電位が所定の電位に達しな
い場合は高圧電源の出力電圧を少しずつ変化させ
るとともに第3図の過電流制御ルーチンににて放
電電流値を監視する。
P点の電位Vpが定電圧源14の電圧値V1より
低い段階ではCPU10は所定の表面電位に達す
るまで出力電圧の変化とステツプ,を繰返
し、その際にP点の電位Vpがさらに上昇し、定
電圧源14の電圧値V1に達したときは(ステツ
プ)、比較器11の出力のモニター信号にその
検出信号をのせる。
CPU10はこの検出信号を入力すると、リモ
ート信号により高圧電源7の出力電圧を固定とす
ることを指示する(ステツプ)。
以後、画質の劣化はあるものの複写作業は可能
で、しかも複写を継続してもコロナワイヤー5へ
の印加電圧は上昇しないのでアーキングやコロナ
ワイヤー5の切断等が生じることはない。
また経時的な放電電流の増加および感光体表面
の局所的な傷等による放電電流の増加による感光
体への悪影響も未然に防ぐことができる。
そしてさらに表示器16に表示指示がなされる
ので(ステツプ)、感光体等の劣化が画質に影
響を及ぼす程になつており、感光体等の交換の時
期にきていることを知ることができる。
また短絡事故またはアーキング等によりコロナ
ワイヤー5に過電流が流れ、P点の電位Vpが定
電圧源15の電圧値V2に達したときは(ステツ
プ)、CPU10から高圧電源7へ出力停止信号
が出力され(ステツプ)、コロナワイヤー5へ
の電圧印加は停止させられる。
よつて過電流による電源、コロトロン等の損壊
を未然に防止することができる。
本実施例では、放電々流の所定電流値に達した
ことを検知するのに比較器を用いたが、P点の電
位をA/Dコンバータでデジタル値に変換して
CPU10に入力するようにしてもよい。
このときは所定電圧値の設定およびその後の処
理はすべてソフトウエアで行うことになる。
発明の効果 本発明は、経時的な感光体劣化に伴う放電電流
の増加または感光体の表面の傷等による予測でき
ない放電電流の増加が所定電流値以上となつたと
きには、コロナ放電器に印加する電圧値を固定
し、警告表示をするので、コロナワイヤーの切断
およびアーキング等の不具合および感光体への悪
影響などの生ずるのを未然に防止するとともに、
その後の複写作業も一応可能とし、警告表示に基
ずいて感光体等の保全がなされるまで複写を継続
できるので便利である。
また短絡事故またはアーキングが発生しコロナ
ワイヤーに過電流が流れたときは電圧印加を停止
するので電源、コロナ放電器等の損壊も防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体周辺の複写機構を部分的に示し
た概略図、第2図は本発明に係る実施例の制御系
ブロツク図、第3図は同制御系の動作を示すフロ
ーチヤートである。 1…ドラム状感光体、2…コロトロン、3…表
面電位計、4…現像器、5…コロナワイヤー、6
…シールド、7…高圧電源、8…マイクロコンピ
ユータ、10…CPU、11…比較器、12…比
較器、13…電流検出抵抗、14,15…定電圧
源、16…表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感光体表面を所定の電位に帯電制御を行う電
    子写真式複写機において、 感光体表面に帯電した電位を検知する表面電位
    検知手段と、 コロナ放電器の放電電流を検出する放電電流検
    出手段と、 同放電電流検出手段からの信号を受け、放電電
    流が第1の電流値に達した場合に信号を出力する
    第1の比較手段と、 同第1の比較手段の信号を受けて警告表示を行
    う警告表示手段と、 前記放電電流検出手段からの信号を受け、放電
    電流が前記第1の電流値よりも高い第2の電流値
    に達した場合に信号を出力する第2の比較手段
    と、 前記表面電位検知手段と前記第1、第2の比較
    手段からの信号を入力しコロナ放電器への出力電
    圧を制御する出力制御手段とを備え、 同出力制御手段は前記表面電位検知手段からの
    入力が所定の値に達するようコロナ放電器への出
    力電圧を徐々に変化する制御をするとともに、 第1の電流値に放電電流が達したことを示す信
    号を前記第1の比較手段より入力した場合は前記
    コロナ放電器への出力電圧を信号入力時の電圧に
    固定し、かつ前記警告表示手段が警告表示を行
    い、 また第2の電流値に放電電流が達したことを示
    す信号を前記第2の比較手段より入力した場合は
    前記コロナ放電器への出力を停止することを特徴
    とするコロトロン過電流制御装置。
JP14914985A 1985-07-09 1985-07-09 コロトロン過電流制御装置 Granted JPS6210671A (ja)

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JP14914985A JPS6210671A (ja) 1985-07-09 1985-07-09 コロトロン過電流制御装置

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JPS6210671A JPS6210671A (ja) 1987-01-19
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56107257A (en) * 1980-01-31 1981-08-26 Canon Inc Picture forming device
JPS57116360A (en) * 1981-01-13 1982-07-20 Canon Inc High-voltage corona generator
JPS58168062A (ja) * 1982-03-30 1983-10-04 Canon Inc 画像記録制御装置

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JPS58168062A (ja) * 1982-03-30 1983-10-04 Canon Inc 画像記録制御装置

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