JPH04299967A - 高圧処理装置 - Google Patents
高圧処理装置Info
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- JPH04299967A JPH04299967A JP3064827A JP6482791A JPH04299967A JP H04299967 A JPH04299967 A JP H04299967A JP 3064827 A JP3064827 A JP 3064827A JP 6482791 A JP6482791 A JP 6482791A JP H04299967 A JPH04299967 A JP H04299967A
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品の変性、殺菌など
を目的とした高圧処理を、熱的作用の共存下で、かつ大
規模に行うのに好適な高圧処理装置に関する。
を目的とした高圧処理を、熱的作用の共存下で、かつ大
規模に行うのに好適な高圧処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品への高圧利用が盛んに研究さ
れており、変性、殺菌、酵素反応制御など広範な領域で
の応用展開が試みられ、すでに変性利用の分野ではジャ
ムへの実用化が行われている。一方、研究的な面では、
圧力に温度をプラス側あるいはマイナス側に重畳させて
、圧力の効果を補強する試みが多く見られ、将来的には
実用に供されると予想される。
れており、変性、殺菌、酵素反応制御など広範な領域で
の応用展開が試みられ、すでに変性利用の分野ではジャ
ムへの実用化が行われている。一方、研究的な面では、
圧力に温度をプラス側あるいはマイナス側に重畳させて
、圧力の効果を補強する試みが多く見られ、将来的には
実用に供されると予想される。
【0003】このような状況にあって、現状実生産ある
いは研究に適用されている装置は図7に示す如くすべて
がピストン式の高圧処理装置であって、またその温度制
御は多くの場合、高圧容器の外周に熱媒もしくは冷媒を
循環させることによって行われている。すなわち、図7
において、下蓋51b を有する高圧容器51a の外
周にはジャケット65を備え、高圧容器51a に投入
された被処理物62はピストン53に加圧シリンダ52
の力量を付与することで高圧処理される。
いは研究に適用されている装置は図7に示す如くすべて
がピストン式の高圧処理装置であって、またその温度制
御は多くの場合、高圧容器の外周に熱媒もしくは冷媒を
循環させることによって行われている。すなわち、図7
において、下蓋51b を有する高圧容器51a の外
周にはジャケット65を備え、高圧容器51a に投入
された被処理物62はピストン53に加圧シリンダ52
の力量を付与することで高圧処理される。
【0004】ジャケット65には、熱媒タンク56内の
熱媒を、ポンプ55、ヒータ54および切換弁64等を
有する回路によって循環するようになっており、一方、
圧媒タンク63内の圧媒は、加圧ポンプ58、切換弁5
7および減圧弁59を有する回路によって加圧シリンダ
52に供給することで高圧処理するようになっており、
図中、60は圧力計、61は温度計である。
熱媒を、ポンプ55、ヒータ54および切換弁64等を
有する回路によって循環するようになっており、一方、
圧媒タンク63内の圧媒は、加圧ポンプ58、切換弁5
7および減圧弁59を有する回路によって加圧シリンダ
52に供給することで高圧処理するようになっており、
図中、60は圧力計、61は温度計である。
【0005】従って、図7の高圧処理装置では、被処理
物62を高圧容器51a 内に装着した後、切換弁57
を切換えることで加圧ポンプ58によって加圧シリンダ
52の加圧側に加圧圧媒を送り込み、高圧容器内にピス
トン53を押込むことで容器内の圧媒を直接圧縮して加
圧する。この加圧処理に際して、切換弁64を切換える
ことにより、必要に応じて予め加熱した又は未加熱の熱
媒(冷媒) を循環ポンプ55によりジャケット65内
に熱源54又は冷却源を通しながら循環させることによ
り容器内圧媒を加熱(もしくは冷却) し、この状態で
所定時間ピストン53による加圧を保持した後、減圧弁
59により減圧し、最終的には切換弁57を切換えて加
圧シリンダ52の押上げ側に加圧圧媒を送り込みピスト
ン53を抜き去り被処理物を取り出し、この一連の工程
中の圧力は圧力計60にて測定する。
物62を高圧容器51a 内に装着した後、切換弁57
を切換えることで加圧ポンプ58によって加圧シリンダ
52の加圧側に加圧圧媒を送り込み、高圧容器内にピス
トン53を押込むことで容器内の圧媒を直接圧縮して加
圧する。この加圧処理に際して、切換弁64を切換える
ことにより、必要に応じて予め加熱した又は未加熱の熱
媒(冷媒) を循環ポンプ55によりジャケット65内
に熱源54又は冷却源を通しながら循環させることによ
り容器内圧媒を加熱(もしくは冷却) し、この状態で
所定時間ピストン53による加圧を保持した後、減圧弁
59により減圧し、最終的には切換弁57を切換えて加
圧シリンダ52の押上げ側に加圧圧媒を送り込みピスト
ン53を抜き去り被処理物を取り出し、この一連の工程
中の圧力は圧力計60にて測定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、将来高圧利用
が大規模に行われる場合には、高圧処理装置自体がピス
トン式ではなく、装置の取扱い易さ、スペース、メンテ
ナンス、構造上の面等から高圧容器の外部から圧媒を供
給して加圧する方式に変わる可能性が高く、この場合、
温度制御に用いられる熱エネルギーは量的に大きく、必
然的に生産コストに反映する。
が大規模に行われる場合には、高圧処理装置自体がピス
トン式ではなく、装置の取扱い易さ、スペース、メンテ
ナンス、構造上の面等から高圧容器の外部から圧媒を供
給して加圧する方式に変わる可能性が高く、この場合、
温度制御に用いられる熱エネルギーは量的に大きく、必
然的に生産コストに反映する。
【0007】このような状況下、例えば、温間域で加圧
処理を行う場合、高圧容器内と加圧のために高圧容器に
供給する圧媒の加熱もしくは冷却が必要となるが、加熱
もしくは冷却を省エネルギー的に行う、簡易化された装
置の構成については、今まで検討されていなかった。本
発明は、このような熱的作用の共存下での高圧処理を実
生産に適用するにあたっての装置上の課題を解決するこ
とを目的とするものである。
処理を行う場合、高圧容器内と加圧のために高圧容器に
供給する圧媒の加熱もしくは冷却が必要となるが、加熱
もしくは冷却を省エネルギー的に行う、簡易化された装
置の構成については、今まで検討されていなかった。本
発明は、このような熱的作用の共存下での高圧処理を実
生産に適用するにあたっての装置上の課題を解決するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に処理室
4 を有する高圧容器1 と、該高圧容器1 を加熱も
しくは冷却するための循環用熱媒もしくは冷媒のタンク
6 と、前記高圧容器1 の処理室4 に高圧ポンプ1
1によって供給加圧する圧媒のタンク6 とを備え、前
記高圧容器1 の処理室4 に投入された被処理物Aを
等方圧下で加圧処理する高圧処理装置において、前述の
目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
4 を有する高圧容器1 と、該高圧容器1 を加熱も
しくは冷却するための循環用熱媒もしくは冷媒のタンク
6 と、前記高圧容器1 の処理室4 に高圧ポンプ1
1によって供給加圧する圧媒のタンク6 とを備え、前
記高圧容器1 の処理室4 に投入された被処理物Aを
等方圧下で加圧処理する高圧処理装置において、前述の
目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、請求項1に係る本発明では、前
記熱媒もしくは冷媒のタンク6 と圧媒のタンク10と
を隣接して配置し、両タンク6,10を一体的に保温も
しくは保冷する断熱部材21を備えていることを特徴と
するものである。更に請求項2に係る本発明では、請求
項1の両タンク6,10を加熱もしくは冷却する同一の
加熱源7Bもしくは冷却源7Bを備えていることを特徴
とするものである。
記熱媒もしくは冷媒のタンク6 と圧媒のタンク10と
を隣接して配置し、両タンク6,10を一体的に保温も
しくは保冷する断熱部材21を備えていることを特徴と
するものである。更に請求項2に係る本発明では、請求
項1の両タンク6,10を加熱もしくは冷却する同一の
加熱源7Bもしくは冷却源7Bを備えていることを特徴
とするものである。
【0010】更に請求項3に係る本発明では、熱媒もし
くは冷媒と圧媒とが同じ物質とされて共通のタンク22
に収められていることを特徴とするものである。
くは冷媒と圧媒とが同じ物質とされて共通のタンク22
に収められていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】高圧容器1 の外周に備えたジャケット5 に
、タンク6 内の加熱もしくは冷却された熱媒もしくは
冷媒は循環ポンプ8 によって送られ、一方、タンク1
0内の加圧用圧媒は加圧ポンプ11によって高圧容器1
の処理室4 に送り込まれて加圧され、被処理物Aを
等方圧下で加圧処理し、被処理物Aの変性、殺菌等を行
う。
、タンク6 内の加熱もしくは冷却された熱媒もしくは
冷媒は循環ポンプ8 によって送られ、一方、タンク1
0内の加圧用圧媒は加圧ポンプ11によって高圧容器1
の処理室4 に送り込まれて加圧され、被処理物Aを
等方圧下で加圧処理し、被処理物Aの変性、殺菌等を行
う。
【0012】この際、両タンク6,10は非常に大きな
容量となり、これらが一体で断熱材21で保温もしくは
保冷されることから、放冷面積の減少にともなって省エ
ネルギー化が可能となり、また、一旦加熱もしくは冷却
されると熱容量が大きいことから熱的安定度が高くなる
。
容量となり、これらが一体で断熱材21で保温もしくは
保冷されることから、放冷面積の減少にともなって省エ
ネルギー化が可能となり、また、一旦加熱もしくは冷却
されると熱容量が大きいことから熱的安定度が高くなる
。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を示し、円筒状
の高圧容器1 の上下開口部には図外のパッキンで気密
にされた上蓋2 と下蓋3 がそれぞれ挿脱自在に嵌合
されて内部に高圧室(処理室)4を画成している。なお
、加圧に伴う蓋に作用する軸力は図示省略したプレスフ
レームで支承するようになっている。
の高圧容器1 の上下開口部には図外のパッキンで気密
にされた上蓋2 と下蓋3 がそれぞれ挿脱自在に嵌合
されて内部に高圧室(処理室)4を画成している。なお
、加圧に伴う蓋に作用する軸力は図示省略したプレスフ
レームで支承するようになっている。
【0014】高圧容器1 の外周にはジャケット5 が
設けられており、熱媒タンク6 においてヒータ7 に
よって加熱された熱媒6Aを、循環ポンプ8 でジャケ
ット5 内を通して熱媒タンク6 に管路18A を介
して戻るように循環させて、高圧容器1 の温度調節が
可能となっている。なお、ジャケット5 の周囲には断
熱材9 が保温用として配されている。
設けられており、熱媒タンク6 においてヒータ7 に
よって加熱された熱媒6Aを、循環ポンプ8 でジャケ
ット5 内を通して熱媒タンク6 に管路18A を介
して戻るように循環させて、高圧容器1 の温度調節が
可能となっている。なお、ジャケット5 の周囲には断
熱材9 が保温用として配されている。
【0015】更に、前記熱媒タンク6 とは別に、高圧
容器1 内の処理室4 に供給加圧するための圧媒のタ
ンク10が設けられており、ヒータ7Aによって加熱さ
れた圧媒10A を、高圧ポンプ(加圧ポンプ)11
、開閉弁12を経て下蓋の管路13から処理室4 内に
供給加圧できるようになっている。また、開閉弁14、
絞り15を経て、逆に処理室4 内の圧媒10A を圧
媒タンク10に減圧回収可能としている。
容器1 内の処理室4 に供給加圧するための圧媒のタ
ンク10が設けられており、ヒータ7Aによって加熱さ
れた圧媒10A を、高圧ポンプ(加圧ポンプ)11
、開閉弁12を経て下蓋の管路13から処理室4 内に
供給加圧できるようになっている。また、開閉弁14、
絞り15を経て、逆に処理室4 内の圧媒10A を圧
媒タンク10に減圧回収可能としている。
【0016】更に、圧媒10A の供給初期において、
脱気を行うための径路が、上蓋2 の管路16、開閉弁
17を経て圧媒タンク10に戻る管路18として設けら
れており、この径路は脱気用の他に、圧媒タンク10内
の圧媒10A を、処理室4 内を通過させて圧媒タン
ク10に環流し、処理室4 内の圧媒10A を高速で
置換する目的にも使用可能である。
脱気を行うための径路が、上蓋2 の管路16、開閉弁
17を経て圧媒タンク10に戻る管路18として設けら
れており、この径路は脱気用の他に、圧媒タンク10内
の圧媒10A を、処理室4 内を通過させて圧媒タン
ク10に環流し、処理室4 内の圧媒10A を高速で
置換する目的にも使用可能である。
【0017】圧媒タンク10には、このタンク内の圧媒
10A を清浄化のために循環するポンプ19および除
菌用のメンブレンフィルタ20が設けてある。以上の構
成において、熱媒タンク6 と圧媒タンク10とは、図
示の通り、隣接して配置してあり、両タンク6,10は
一体的に断熱材21で取囲まれることにより保温され、
放熱面積の減少に伴う省エネルギー化が可能となってい
る。
10A を清浄化のために循環するポンプ19および除
菌用のメンブレンフィルタ20が設けてある。以上の構
成において、熱媒タンク6 と圧媒タンク10とは、図
示の通り、隣接して配置してあり、両タンク6,10は
一体的に断熱材21で取囲まれることにより保温され、
放熱面積の減少に伴う省エネルギー化が可能となってい
る。
【0018】なお、図1において、24は圧力計、25
は測温計、Aは被処理物を示しており、該被処理物Aは
、レトルトパウチのような魚肉、畜肉を初め、液または
ゼリー状の包装された食品であり、熱媒10A による
熱的作用と圧媒6Aによる等方圧下との共存で変性、殺
菌等の処理がなされる。図2は、本発明の第2実施例を
示しており、熱媒タンク6 と圧媒タンク10とが共通
のヒータ(熱源)7B で加熱コントロールされている
ものであり、その他の構成は図1と同じであり、共通部
分は共通符号で示す。
は測温計、Aは被処理物を示しており、該被処理物Aは
、レトルトパウチのような魚肉、畜肉を初め、液または
ゼリー状の包装された食品であり、熱媒10A による
熱的作用と圧媒6Aによる等方圧下との共存で変性、殺
菌等の処理がなされる。図2は、本発明の第2実施例を
示しており、熱媒タンク6 と圧媒タンク10とが共通
のヒータ(熱源)7B で加熱コントロールされている
ものであり、その他の構成は図1と同じであり、共通部
分は共通符号で示す。
【0019】図3は、本発明の第3実施例を示し、熱媒
および圧媒用のタンクを1個のタンク22で共用したも
のであり、これに伴い熱媒及び圧媒が同一の物質で運転
されるようにしたものであって、その他は図1と共通し
、共通部分は共通符号で示す。この第3実施例では、媒
体としては温間域では水が共用され、また冷間域では水
とプロピレングリコールとの混合液などが適用可能であ
り、この第3実施例では装置構成の単純化により一層の
省エネルギー化を期待できる。
および圧媒用のタンクを1個のタンク22で共用したも
のであり、これに伴い熱媒及び圧媒が同一の物質で運転
されるようにしたものであって、その他は図1と共通し
、共通部分は共通符号で示す。この第3実施例では、媒
体としては温間域では水が共用され、また冷間域では水
とプロピレングリコールとの混合液などが適用可能であ
り、この第3実施例では装置構成の単純化により一層の
省エネルギー化を期待できる。
【0020】図4は、本発明の第4実施例であり、図3
における高圧ポンプ11の吸込口を循環ポンプ8 の後
流側でかつ高圧容器1 のジャケット5 の入口手前か
ら分岐したものである。また、図5は本発明の第5実施
例であり、高圧ポンプ11の吐出側に、測温計26とと
もに、温度調節器23を設け、高圧容器1 外周を循環
する熱媒と容器内の処理室4 に送り込む圧媒の温度と
が異なる場合に有効な実施例である。
における高圧ポンプ11の吸込口を循環ポンプ8 の後
流側でかつ高圧容器1 のジャケット5 の入口手前か
ら分岐したものである。また、図5は本発明の第5実施
例であり、高圧ポンプ11の吐出側に、測温計26とと
もに、温度調節器23を設け、高圧容器1 外周を循環
する熱媒と容器内の処理室4 に送り込む圧媒の温度と
が異なる場合に有効な実施例である。
【0021】更に、図6は第6実施例であり、熱媒タン
クと圧媒タンクを共用し、しかも、高圧容器1 を該共
用タンク22の中に区画設置したもので、より一層のコ
ンパクト化および省エネルギー化を期待できる。なお、
以上説明した各実施例では、主に加熱を対象として説明
したが、本発明は冷却の場合も適用可能であり、この場
合は前述したヒータ7 、7Aは冷凍機(冷却源) と
なり、熱媒タンクは冷媒タンクとなる。
クと圧媒タンクを共用し、しかも、高圧容器1 を該共
用タンク22の中に区画設置したもので、より一層のコ
ンパクト化および省エネルギー化を期待できる。なお、
以上説明した各実施例では、主に加熱を対象として説明
したが、本発明は冷却の場合も適用可能であり、この場
合は前述したヒータ7 、7Aは冷凍機(冷却源) と
なり、熱媒タンクは冷媒タンクとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、熱媒もしく
は冷媒タンクと圧媒タンクという非常に大きな容量の機
器が一体で保温もしくは保冷されることから、放冷面積
の減少にともなって省エネルギー化が可能となり、さら
には両媒体を同一物質とすることによって装置構成が単
純化されて一層の省エネルギー化が可能となる。
は冷媒タンクと圧媒タンクという非常に大きな容量の機
器が一体で保温もしくは保冷されることから、放冷面積
の減少にともなって省エネルギー化が可能となり、さら
には両媒体を同一物質とすることによって装置構成が単
純化されて一層の省エネルギー化が可能となる。
【0023】また、一旦加熱もしくは冷却されると熱容
量が大きいことから熱的安定度が高く、従って大規模生
産における低コスト化ならびに品質の維持に好ましく、
高圧処理の実用化に多大の寄与をなし得る。
量が大きいことから熱的安定度が高く、従って大規模生
産における低コスト化ならびに品質の維持に好ましく、
高圧処理の実用化に多大の寄与をなし得る。
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の断面図である。
【図4】本発明の第4実施例の断面図である。
【図5】本発明の第5実施例の断面図である。
【図6】本発明の第6実施例の断面図である。
【図7】従来例の断面図である。
1 高圧容器
4 処理室
6 熱媒(冷媒)タンク
7 ヒータ
8 循環ポンプ
10 圧媒タンク
11 高圧ポンプ
21 断熱材
22 共用タンク
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に処理室(4) を有する高圧容
器(1) と、該高圧容器(1)を加熱もしくは冷却す
るための循環用熱媒もしくは冷媒のタンク(6) と、
前記高圧容器(1) の処理室(4) に高圧ポンプ(
11)によって供給加圧する圧媒のタンク(6) とを
備え、前記高圧容器(1) の処理室(4) に投入さ
れた被処理物(A) を等方圧下で加圧処理する高圧処
理装置において、前記熱媒もしくは冷媒のタンク(6)
と圧媒のタンク(10)とを隣接して配置し、両タン
ク(6)(10) を一体的に保温もしくは保冷する断
熱部材(21)を備えていることを特徴とする高圧処理
装置。 - 【請求項2】 請求項1の両タンク(6)(10)
を加熱もしくは冷却する同一の加熱源(7B)もしくは
冷却源(7B)を備えていることを特徴とする高圧処理
装置。 - 【請求項3】 熱媒もしくは冷媒と圧媒とが同じ物質
とされて共通のタンク(22)に収められていることを
特徴とする請求項1、または2記載の高圧処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064827A JPH0771463B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 高圧処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064827A JPH0771463B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 高圧処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299967A true JPH04299967A (ja) | 1992-10-23 |
JPH0771463B2 JPH0771463B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=13269469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064827A Expired - Lifetime JPH0771463B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 高圧処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771463B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5891505A (en) * | 1996-01-23 | 1999-04-06 | Flow International Corporation | Method for pressure processing a pumpable food substance |
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1991
- 1991-03-28 JP JP3064827A patent/JPH0771463B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0771463B2 (ja) | 1995-08-02 |
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