JPH04299306A - 自動焦点調整機構 - Google Patents
自動焦点調整機構Info
- Publication number
- JPH04299306A JPH04299306A JP8946491A JP8946491A JPH04299306A JP H04299306 A JPH04299306 A JP H04299306A JP 8946491 A JP8946491 A JP 8946491A JP 8946491 A JP8946491 A JP 8946491A JP H04299306 A JPH04299306 A JP H04299306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- holder
- detector
- linear expansion
- tapered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は自動焦点調整機構に関し、特に温
度によって屈折率が変化する光学材料を用いた光学装置
の自動焦点調整機構に関する。
度によって屈折率が変化する光学材料を用いた光学装置
の自動焦点調整機構に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の自動焦点調整機構としては
、図3に示すような機構が本願出願人によって提案され
ている。図において、温度変化によって屈折率が変化し
て焦点距離が変わるレンズ8を保持するレンズホルダ2
は駆動筒9にスプリング5によって押付けられている。 駆動筒9は他の構成要素に比べて線膨張係数の大きな材
料で作られているので、温度変化が生ずるとその寸法が
伸縮する。これに対して、レンズホルダ2は線膨張係数
の小さな材料で作られているため、温度変化に対してさ
ほど影響を受けず、またスプリング5によって駆動筒9
側に押付けられているので、駆動筒9の伸縮に応じて光
検知器11の光検知面11aとの距離が自動的に変化す
る。
、図3に示すような機構が本願出願人によって提案され
ている。図において、温度変化によって屈折率が変化し
て焦点距離が変わるレンズ8を保持するレンズホルダ2
は駆動筒9にスプリング5によって押付けられている。 駆動筒9は他の構成要素に比べて線膨張係数の大きな材
料で作られているので、温度変化が生ずるとその寸法が
伸縮する。これに対して、レンズホルダ2は線膨張係数
の小さな材料で作られているため、温度変化に対してさ
ほど影響を受けず、またスプリング5によって駆動筒9
側に押付けられているので、駆動筒9の伸縮に応じて光
検知器11の光検知面11aとの距離が自動的に変化す
る。
【0003】このため、駆動筒9の線膨張係数とレンズ
ホルダ2の線膨張係数との差や、駆動筒9とレンズホル
ダ2との嵌合テーパ角度を適切に設定することで、レン
ズホルダ2の移動量を温度変化によって変化するレンズ
8の焦点距離f3 に合わせることができる。
ホルダ2の線膨張係数との差や、駆動筒9とレンズホル
ダ2との嵌合テーパ角度を適切に設定することで、レン
ズホルダ2の移動量を温度変化によって変化するレンズ
8の焦点距離f3 に合わせることができる。
【0004】このような従来の自動焦点調整機構では、
可動部分がレンズホルダ2だけなので、レンズ8の焦点
距離の調整可能な長さが短いという欠点がある。よって
、この欠点を補うために、駆動筒9の線膨張係数とレン
ズホルダ2の線膨張係数との差を大きくしなければなら
なかった。
可動部分がレンズホルダ2だけなので、レンズ8の焦点
距離の調整可能な長さが短いという欠点がある。よって
、この欠点を補うために、駆動筒9の線膨張係数とレン
ズホルダ2の線膨張係数との差を大きくしなければなら
なかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの欠点
を除去すべくなされたもので、レンズの焦点距離の調整
可能な長さを伸ばすことができる自動焦点調整機構の提
供を目的とする。
を除去すべくなされたもので、レンズの焦点距離の調整
可能な長さを伸ばすことができる自動焦点調整機構の提
供を目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明による自動焦点調整機構は、互い
に対向する面に第1および第2のテーパ穴を有する駆動
筒と、外部光を集光するレンズを保持し、前記第1のテ
ーパ穴に嵌合するテーパ面を有するレンズホルダと、前
記レンズホルダを前記第1のテーパ穴に押付ける第1の
スプリングと、前記レンズによって集光された前記外部
光を検知する検知器を保持し、前記第2のテーパ穴に嵌
合するテーパ面を有する検知器ホルダと、前記検知器ホ
ルダを前記第2のテーパ穴に押付ける第2のスプリング
とを有し、前記駆動筒の線膨張係数を前記レンズホルダ
および前記検知器ホルダの線膨張係数よりも大としたこ
とを特徴とする。
に対向する面に第1および第2のテーパ穴を有する駆動
筒と、外部光を集光するレンズを保持し、前記第1のテ
ーパ穴に嵌合するテーパ面を有するレンズホルダと、前
記レンズホルダを前記第1のテーパ穴に押付ける第1の
スプリングと、前記レンズによって集光された前記外部
光を検知する検知器を保持し、前記第2のテーパ穴に嵌
合するテーパ面を有する検知器ホルダと、前記検知器ホ
ルダを前記第2のテーパ穴に押付ける第2のスプリング
とを有し、前記駆動筒の線膨張係数を前記レンズホルダ
および前記検知器ホルダの線膨張係数よりも大としたこ
とを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の断面図である。
図において、駆動筒1は光検知器7側およびレンズ8側
に夫々テーパ穴を有しており、他の構成要素に比べて線
膨張係数の大きな材料で作られている。レンズホルダ2
は温度変化によって屈折率が変化して焦点距離が変わる
レンズ8を保持し、駆動筒1のレンズ8側のテーパ穴に
嵌合する形状を有している。検知器ホルダ3は光検知器
7を保持し、駆動筒1の光検知器7側のテーパ穴に嵌合
する形状を有している。これらレンズホルダ2および検
知器ホルダ3は各々スプリング4,5によって駆動筒1
側に付勢されて固定されている。ケース6は駆動筒1の
両端面を接合支持するとともに、レンズホルダ2および
検知器ホルダ3の円柱外形面が滑合するための案内穴を
有している。ここで、光検知器7は光検知面7aがレン
ズ8の焦点位置に合致するように取付けられている。
に夫々テーパ穴を有しており、他の構成要素に比べて線
膨張係数の大きな材料で作られている。レンズホルダ2
は温度変化によって屈折率が変化して焦点距離が変わる
レンズ8を保持し、駆動筒1のレンズ8側のテーパ穴に
嵌合する形状を有している。検知器ホルダ3は光検知器
7を保持し、駆動筒1の光検知器7側のテーパ穴に嵌合
する形状を有している。これらレンズホルダ2および検
知器ホルダ3は各々スプリング4,5によって駆動筒1
側に付勢されて固定されている。ケース6は駆動筒1の
両端面を接合支持するとともに、レンズホルダ2および
検知器ホルダ3の円柱外形面が滑合するための案内穴を
有している。ここで、光検知器7は光検知面7aがレン
ズ8の焦点位置に合致するように取付けられている。
【0009】図2は本発明の一実施例による自動焦点調
整機構の周囲温度が上昇したときの状態を示す図である
。これら図1および図2を用いて本発明の一実施例の動
作について説明する。
整機構の周囲温度が上昇したときの状態を示す図である
。これら図1および図2を用いて本発明の一実施例の動
作について説明する。
【0010】自動焦点調整機構の周囲温度が低温の場合
には、図1に示すように、レンズ8の焦点距離がf1
であり、その焦点位置に光検知面7aが合致するように
光検知器7が取付けられている。
には、図1に示すように、レンズ8の焦点距離がf1
であり、その焦点位置に光検知面7aが合致するように
光検知器7が取付けられている。
【0011】この状態から周囲温度が上昇し、レンズ8
の屈折率が増大することによって、レンズ8の焦点距離
がf1 からf2 へと短くなった場合には、周囲温度
の上昇にともなって駆動筒1が熱膨張し、寸法が増大す
る。 一方、レンズホルダ2および検知器ホルダ3は線膨張係
数の小さな材料で作られているので、周囲温度が上昇し
ても寸法の増加が小さいため、駆動筒1の寸法増加とス
プリング4,5の押圧力とによって夫々矢印A,Bの方
向に距離Δx1 ,Δx2 だけ移動する。これにより
、レンズホルダ2と検知器ホルダ3との距離が短くなる
。
の屈折率が増大することによって、レンズ8の焦点距離
がf1 からf2 へと短くなった場合には、周囲温度
の上昇にともなって駆動筒1が熱膨張し、寸法が増大す
る。 一方、レンズホルダ2および検知器ホルダ3は線膨張係
数の小さな材料で作られているので、周囲温度が上昇し
ても寸法の増加が小さいため、駆動筒1の寸法増加とス
プリング4,5の押圧力とによって夫々矢印A,Bの方
向に距離Δx1 ,Δx2 だけ移動する。これにより
、レンズホルダ2と検知器ホルダ3との距離が短くなる
。
【0012】ここで、駆動筒1の線膨張係数とレンズホ
ルダ2および検知器ホルダ3の線膨張係数との差や、駆
動筒1とレンズホルダ2および検知器ホルダ3との嵌合
テーパ角度を適切に設定することで、レンズホルダ2お
よび検知器ホルダ3の移動量(Δx1 +Δx2 )を
レンズ8の焦点距離の変動分(f1 −f2 )に合わ
せることができる。
ルダ2および検知器ホルダ3の線膨張係数との差や、駆
動筒1とレンズホルダ2および検知器ホルダ3との嵌合
テーパ角度を適切に設定することで、レンズホルダ2お
よび検知器ホルダ3の移動量(Δx1 +Δx2 )を
レンズ8の焦点距離の変動分(f1 −f2 )に合わ
せることができる。
【0013】このように、駆動筒1の光検知器7側およ
びレンズ8側に夫々テーパ穴を設け、これらテーパ穴に
レンズホルダ2および検知器ホルダ3を嵌合させて各々
スプリング4,5によって駆動筒1側に付勢して固定す
るとともに、駆動筒1の線膨張係数をレンズホルダ2お
よび検知器ホルダ3の線膨張係数よりも大きくするよう
にすることによって、レンズ8の焦点距離の調整可能な
長さを伸ばすことができる。また、温度変化による屈折
率の変化が大きいレンズ8の焦点調整機構を簡素にする
ことができる。
びレンズ8側に夫々テーパ穴を設け、これらテーパ穴に
レンズホルダ2および検知器ホルダ3を嵌合させて各々
スプリング4,5によって駆動筒1側に付勢して固定す
るとともに、駆動筒1の線膨張係数をレンズホルダ2お
よび検知器ホルダ3の線膨張係数よりも大きくするよう
にすることによって、レンズ8の焦点距離の調整可能な
長さを伸ばすことができる。また、温度変化による屈折
率の変化が大きいレンズ8の焦点調整機構を簡素にする
ことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駆
動筒の互いに対向する面に第1および第2のテーパ穴を
設け、これらのテーパ穴夫々にレンズホルダと検知器ホ
ルダとを嵌合させ、レンズホルダおよび検知器ホルダを
各々スプリングによって駆動筒側に押付けるとともに、
駆動筒の線膨張係数をレンズホルダおよび検知器ホルダ
の線膨張係数よりも大とするようにすることによって、
レンズの焦点距離の調整可能な長さを伸ばすことができ
るという効果がある。
動筒の互いに対向する面に第1および第2のテーパ穴を
設け、これらのテーパ穴夫々にレンズホルダと検知器ホ
ルダとを嵌合させ、レンズホルダおよび検知器ホルダを
各々スプリングによって駆動筒側に押付けるとともに、
駆動筒の線膨張係数をレンズホルダおよび検知器ホルダ
の線膨張係数よりも大とするようにすることによって、
レンズの焦点距離の調整可能な長さを伸ばすことができ
るという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の一実施例による自動焦点調整機構の周
囲温度が上昇したときの状態を示す図である。
囲温度が上昇したときの状態を示す図である。
【図3】従来例の断面図である。
1 駆動筒
2 レンズホルダ
3 検知器ホルダ
4,5 スプリング
6 ケース
7 光検知器
8 レンズ
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに対向する面に第1および第2の
テーパ穴を有する駆動筒と、外部光を集光するレンズを
保持し、前記第1のテーパ穴に嵌合するテーパ面を有す
るレンズホルダと、前記レンズホルダを前記第1のテー
パ穴に押付ける第1のスプリングと、前記レンズによっ
て集光された前記外部光を検知する検知器を保持し、前
記第2のテーパ穴に嵌合するテーパ面を有する検知器ホ
ルダと、前記検知器ホルダを前記第2のテーパ穴に押付
ける第2のスプリングとを有し、前記駆動筒の線膨張係
数を前記レンズホルダおよび前記検知器ホルダの線膨張
係数よりも大としたことを特徴とする自動焦点調整機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8946491A JPH04299306A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 自動焦点調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8946491A JPH04299306A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 自動焦点調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299306A true JPH04299306A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13971434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8946491A Pending JPH04299306A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 自動焦点調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04299306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010084784A1 (ja) * | 2009-01-26 | 2010-07-29 | パナソニック株式会社 | 光学ヘッド及び光情報装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP8946491A patent/JPH04299306A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010084784A1 (ja) * | 2009-01-26 | 2010-07-29 | パナソニック株式会社 | 光学ヘッド及び光情報装置 |
US8427928B2 (en) | 2009-01-26 | 2013-04-23 | Panasonic Corporation | Optical head and optical information device |
JP5566915B2 (ja) * | 2009-01-26 | 2014-08-06 | パナソニック株式会社 | 光学ヘッド及び光情報装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5969760A (en) | Electronic still camera having mechanically adjustable CCD to effect focus | |
TW377424B (en) | Hand-held optical scanner particularly useful as electronic translator | |
KR870002557A (ko) | 자동초점 제어 방식 | |
WO2009154090A1 (ja) | レンズ駆動装置及びカメラユニット | |
US3614456A (en) | Apparatus for maintaining a recording radiation spot on a record carrier | |
EP1056076B1 (en) | Micro-mirror device and optical pick-up system | |
JPS60100113A (ja) | レ−ザ−ビ−ムプリンタ | |
JPH04299306A (ja) | 自動焦点調整機構 | |
JPH0731207Y2 (ja) | カメラの焦点検出装置取付構造 | |
EP0137237A1 (en) | Pickup for optical information recording/reproducing apparatus | |
JPS57208516A (en) | Plastic lens whose lens interval varies with temperature and lens holder | |
US4861139A (en) | Apparatus for positioning an optical element | |
JPH05241059A (ja) | 光学装置 | |
JPH04144474A (ja) | 半導体レーザコリメータ装置 | |
JP2005274997A (ja) | 光学系及び光学装置 | |
JPH05342608A (ja) | 焦点調整装置及び当該焦点調整装置を用いた発光装置、光ピックアップ装置、光学的コード読取装置ならびに光学検知装置。 | |
JPH04107581A (ja) | レーザービームプリンタ装置 | |
JPS62143006A (ja) | 光ビ−ム集光位置調整装置 | |
JPH045368B2 (ja) | ||
JPS61129610A (ja) | 焦点検出装置 | |
JPH0511114U (ja) | 自動焦点補正機構 | |
JPS59101204U (ja) | レ−ザ応用機の集光レンズ調整装置 | |
JP2001084352A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2751709B2 (ja) | 放射計の焦点調整撮像方式 | |
JPS61210308A (ja) | 焦点補正機構 |