JPH04298845A - ガイドローラの調整方法 - Google Patents

ガイドローラの調整方法

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Publication number
JPH04298845A
JPH04298845A JP2416215A JP41621590A JPH04298845A JP H04298845 A JPH04298845 A JP H04298845A JP 2416215 A JP2416215 A JP 2416215A JP 41621590 A JP41621590 A JP 41621590A JP H04298845 A JPH04298845 A JP H04298845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide roller
roller
main body
adjustment
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP2416215A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Tomita
冨田 直
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
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Publication of JPH04298845A publication Critical patent/JPH04298845A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテープレコー
ダやDAT等の磁気記録・再生装置における磁気テープ
等の移送に用いられるガイドローラの調整方法に関する
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダやDAT等
の磁気記録・再生装置では、磁気テープをガイドするテ
ープガイドが設けられており、このテープガイドには磁
気テープを案内するガイドローラが設置されている。図
6に示すように、ガイドローラ8には、支持軸2の中間
部及び頂部にフランジ4、6が取り付けられているとと
もに、そのフランジ4、6の間の支持軸2にローラ本体
80が取り付けられている。ローラ本体80は、ステン
レスや真鍮等の帯磁しない金属材料で形成された金属筒
81の内部に円筒状を成す樹脂軸受82を取り付けたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ローラ本体
80は、図7に示すように、金属筒81の内部に樹脂軸
受82を圧入等によって嵌め込んだものであり、ガイド
ローラ8の組立て前に金属筒81及び樹脂軸受82を切
削し、形状や寸法調整を行って必要な精度に設定されて
いる。このような調整加工時、金属筒81の端面や樹脂
軸受82の軸受孔83の端面部には、微小なばり84が
生じ、或いは、軸受孔83内に切削滓が付着するおそれ
がある。
【0004】このようにばり84が生じ、或いは切削滓
が残留しているローラ本体80を支持軸2に取り付けた
場合、そのばり84や切削滓によって、図8に示すよう
に、ローラ本体80の回転上、その回転トルクτに時間
的な変化を生じる回転トルクリップルRが生じる。この
ような回転トルクリップルRが生じた場合には、ローラ
本体80に回転むらが生じて滑らかな回転状態が妨げら
れ、案内すべき磁気テープの安定走行の障害となる。
【0005】ところで、ローラ本体80におけるばり8
4や切削滓の存在する部位が特定できず、しかもこれら
はランダムに発生することから、多数のローラ本体80
から検査によって不良品を選別することは非常に困難な
ことである。しかも、この種のガイドローラ8は、直径
が2mm、高さが10mm程度の小さなものであること
も、そのような検査をより困難にしているのである。ガ
イドローラ8を組立てた後では、微小なばりや切削滓の
付着がガイドローラ自体を不良品にし、歩留りの低下を
来す原因にもなる。
【0006】そこで、この発明は、ばりの発生や切削滓
の付着したガイドローラにエージング処理を施し、その
不良品の発生率を低下させるガイドローラの調整方法の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明のガイド
ローラの調整方法は、組み立てられたガイドローラ(8
)を調整用治具(回転テーブル12)に固定し、前記ガ
イドローラのローラ本体(80)に高速走行している回
転走行帯(ゴムベルト24)を圧接させて前記ローラ本
体を回転させるとともに、前記回転走行帯を前記ローラ
本体の幅方向に移動させることを特徴としている。
【0008】
【作用】調整用治具に固定されたガイドローラに対し、
回転走行帯を圧接してガイドローラを強制的に回転させ
、その圧接及び回転状態を維持しながら、回転走行帯を
ガイドローラのローラ本体の幅方向に移動させるので、
回転走行帯の回転及び圧接状態がローラ本体に一様に作
用することになる。この結果、ローラ本体に生じたばり
や、付着している切削滓や異物等の影響が除かれ、安定
した回転状態が得られるガイドローラに調整される。
【0009】
【実施例】図1ないし図3は、この発明のガイドローラ
の調整方法の一実施例を示す。このガイドローラの調整
方法にはガイドローラ調整装置10が用いられており、
このガイドローラ調整装置10にはガイドローラ8の調
整用治具として回転テーブル12が設置されている。こ
の回転テーブル12は回転駆動手段によって90°毎の
間欠回転が可能に構成されている。この回転テーブル1
2の停止位置には、調整すべきガイドローラ8を把持す
る固定手段としてチャック14が設けられており、この
実施例では、4組のチャック14が設けられている。こ
の回転テーブル12の周面部には、調整すべきガイドロ
ーラ8を搬入する搬入部16、調整部18、検査部20
及び搬出部22等が設定されている。
【0010】搬入部16には、隣接する位置に組立工程
によって組み立てられた複数のガイドローラ8を載置し
たパレットを待機させ、図示しない搬入ロボットのマニ
プレータによってそのパレットからガイドローラ8を掴
み出し、チャック14まで移送する。各チャック14は
、二つのチャック片141、142で構成されており、
空圧手段によって適宜位置及びタイミングでチャック片
141、142を開き、ガイドローラ8を把持する。そ
して、回転テーブル12は、矢印Aの方向に90°だけ
回転して停止し、搬入部16で搬入されたガイドローラ
8は、一定時間だけ調整部18に保持される。この保持
時間は、ガイドローラ8の調整時間に対応して設定され
ている。
【0011】調整部18には、ガイドローラ8の側面部
に適当な摩擦と弾性を持つ回転走行帯としてのゴムベル
ト24を回転させるためのプーリ26、28、30が設
けられ、プーリ26、28、30にはゴムベルト24が
適当な張力を設定して張設されている。各プーリ26、
28、30は、回転中心をほぼ正三角形状に配置したも
のであり、各プーリ26、28、30の矢印Bで示す水
平方向、矢印Cで示すように垂直方向に移動可能な支持
枠32上に設置されている。支持枠32には前後動駆動
手段としての水平方向駆動機構34とともに、垂直方向
駆動機構36が設けられている。そして、プーリ26に
は、回転駆動手段としてモータ38が取り付けられてお
り、その他のプーリ28、30は従動プーリである。し
たがって、プーリ26の回転によってゴムベルト24が
高速走行される。
【0012】そこで、図2の(A)及び図3の(A)に
示すように、プーリ26を高速回転させ、プーリ26、
28、30上をゴムベルト24を高速走行させる。この
高速走行状態で、図2の(B)及び図3の(B)に示す
ように、プーリ26、28、30を矢印Bで示す方向に
移動させると、調整すべきガイドローラ8のローラ本体
80にプーリ28、30間のゴムベルト24が図4に示
すように圧接され、走行するゴムベルト24によってロ
ーラ本体80が高速回転する。
【0013】次に、図2の(B)に矢印Cで示すように
、垂直方向駆動機構36によって支持枠32とともにプ
ーリ26、28、30を上下動作させると、図5に示す
ように、ローラ本体80上に圧接して回転しているゴム
ベルト24が矢印H、Lの方向への駆動力を受けてロー
ラ本体80の上側及び下側に移動する。この場合、上側
位置で数秒、中間位置で数秒、下側位置で数秒の高速回
転を行う。この結果、ローラ本体80に対し、一様に強
制的な回転力が与えられ、ローラ本体80に回転トルク
リップルRが発生する原因になるばり84や切削滓等の
異物が除去ないし圧接され、ガイドローラ8は円滑回転
が得られるように調整される。そして、プーリ26〜3
0及びゴムベルト24は矢印Bとは反対方向に後退させ
、ガイドローラ8の調整を終了する。この調整時、搬入
部16では、チャック14に次のガイドローラ8の搬入
が行われる。
【0014】次に、この調整が終了した後、回転テーブ
ル12を90°だけ回転させて待機させて検査部20に
移送し、検査部20では調整後のガイドローラ8の回転
状態の検査を行う。そして、回転テーブル12が90°
だけ回転すると、検査後のガイドローラ8が搬出部22
に移送され、良品と不良品とが峻別されてマニプレータ
を以て搬出用パレットに移される。
【0015】このようにガイドローラ8は、高速回転す
るゴムベルト24を以て強制的に高速回転が与えられ、
しかも、その駆動位置がローラ本体80の中間及び上下
位置に連続的に変更されるので、ローラ本体80に生じ
ているばりや付着している異物が効果的に除去され、あ
るいは、安定した回転状態に影響を与えない程度に調整
される。
【0016】また、調整部18では、エアーブロー等に
よって加圧空気を回転するガイドローラ8に吹きつける
ことにより、除去されたばり84や異物を吹き飛ばすこ
とも可能であり、このようにすれば、ばり84や異物の
影響を確実に除くことができる。
【0017】そして、実施例のガイドローラ調整装置1
0では、回転テーブル12の回転によって調整すべきガ
イドローラ8の搬入、調整、検査及び搬出を連続的に行
うことができ、連続的な調整とともに自動化を図ること
ができる。
【0018】なお、実施例では、単一のガイドローラ調
整装置10によって調整部を回転テーブル12上の1箇
所に設定したが、2箇所以上に設置してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、ローラ本体に生じたばりや付着している切削滓等の異
物を除去ないし実際の回転走行上影響がない程度に調整
することができ、歩留りを改善できるとともに、高品質
のガイドローラの製造に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガイドローラの調整方法の一実施例
を示すガイドローラ調整装置を示す平面図である。
【図2】この発明のガイドローラの調整方法の一実施例
を示す図である。
【図3】この発明のガイドローラの調整方法の一実施例
を示す図である。
【図4】図2及び図3における調整すべきガイドローラ
に対する回転走行帯の圧接状況を示す斜視図である。
【図5】図2及び図3における調整すべきガイドローラ
に対して圧接された回転走行帯の移動を示す断面図であ
る。
【図6】一般的なガイドローラを示す断面図である。
【図7】図6に示したガイドローラにおけるローラ本体
を示す断面図である。
【図8】ローラ本体の回転トルクを示す図である。
【符号の説明】
8    ガイドローラ 12  回転テーブル(調整用治具) 24  ゴムベルト(回転走行帯) 80  ローラ本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガイドローラを調整用治具に固定し、
    前記ガイドローラのローラ本体に高速走行している回転
    走行帯を圧接させて前記ローラ本体を回転させるととも
    に、前記回転走行帯を前記ローラ本体の幅方向に移動さ
    せることを特徴とするガイドローラの調整方法。
JP2416215A 1990-12-29 1990-12-29 ガイドローラの調整方法 Pending JPH04298845A (ja)

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JP2416215A JPH04298845A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 ガイドローラの調整方法

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JP2416215A JPH04298845A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 ガイドローラの調整方法

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JPH04298845A true JPH04298845A (ja) 1992-10-22

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