JPS6225564B2 - - Google Patents
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- JPS6225564B2 JPS6225564B2 JP15546683A JP15546683A JPS6225564B2 JP S6225564 B2 JPS6225564 B2 JP S6225564B2 JP 15546683 A JP15546683 A JP 15546683A JP 15546683 A JP15546683 A JP 15546683A JP S6225564 B2 JPS6225564 B2 JP S6225564B2
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- chuck
- resistor
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- elasticity
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C1/00—Details
- H01C1/04—Arrangements of distinguishing marks, e.g. colour coding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C17/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors
- H01C17/30—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for baking
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、固定皮膜抵抗器、ダイオード、コン
デンサー等の円柱体の搬送装置に関するものであ
る。
デンサー等の円柱体の搬送装置に関するものであ
る。
近時、所謂リードレスの円柱状の固定皮膜抵抗
器、ダイオード、コンデンサー等が使用されてい
る。例えば固定皮膜抵抗器にあつては、その製造
工程において碍子の両側にチヤツプを嵌合した抵
抗素体に塗膜を形成する他、カラーコーテイング
を行う。この塗膜形成及びカラーコーテイング作
業を精密に行うには、抵抗器がその軸芯に対して
正確に回転すること、高速回転に耐えることがで
きること、横振れのないこと、連続搬送できるこ
と及び供給、排出を容易に行うことができること
等の諸条件が必要となる。これら諸条件は超小型
の抵抗器の場合、特に重要である。しかしながら
従来のこの種、搬送装置にあつて、前記諸条件の
総を充足することができるものはなかつた。
器、ダイオード、コンデンサー等が使用されてい
る。例えば固定皮膜抵抗器にあつては、その製造
工程において碍子の両側にチヤツプを嵌合した抵
抗素体に塗膜を形成する他、カラーコーテイング
を行う。この塗膜形成及びカラーコーテイング作
業を精密に行うには、抵抗器がその軸芯に対して
正確に回転すること、高速回転に耐えることがで
きること、横振れのないこと、連続搬送できるこ
と及び供給、排出を容易に行うことができること
等の諸条件が必要となる。これら諸条件は超小型
の抵抗器の場合、特に重要である。しかしながら
従来のこの種、搬送装置にあつて、前記諸条件の
総を充足することができるものはなかつた。
本発明の目的は、前記の如き所謂リードレス抵
抗器等の円柱体を正確に回転させることができ、
また横振れを防止して高速回転させることがで
き、更に連続搬送を行うことができ、更にまた供
給、排出を容易に行うことができ、しかも排出を
迅速に、且つ確実に行うことができるようにした
円柱体の搬送装置を提供しようとするものであ
る。
抗器等の円柱体を正確に回転させることができ、
また横振れを防止して高速回転させることがで
き、更に連続搬送を行うことができ、更にまた供
給、排出を容易に行うことができ、しかも排出を
迅速に、且つ確実に行うことができるようにした
円柱体の搬送装置を提供しようとするものであ
る。
本発明は、前記目的を達成するため、搬送体
と、この搬送体を作動させる駆動装置と、前記搬
送体の略等間隔位置にそれぞれ対向して回転可能
に、且つ少くも一方が軸芯方向に進退可能に支持
され、対向して先端側に至るに従い次第に拡開
し、円柱体の両端外周部を当接し得る逆円錐状の
把持面を有し、軸芯方向に孔を有する各一対のチ
ヤツク部材と、チヤツク部材を前進側に附勢する
弾性体と、各チヤツク部材の孔に進退可能に支持
され、チヤツク部材により把持された円柱体の端
面を押圧するための押圧ピンと、各押圧ピンを押
圧側に附勢する弾性体と、前記搬送体の途中に設
けられ、チヤツク部材を弾性体の弾性に抗して後
退させる装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
と、この搬送体を作動させる駆動装置と、前記搬
送体の略等間隔位置にそれぞれ対向して回転可能
に、且つ少くも一方が軸芯方向に進退可能に支持
され、対向して先端側に至るに従い次第に拡開
し、円柱体の両端外周部を当接し得る逆円錐状の
把持面を有し、軸芯方向に孔を有する各一対のチ
ヤツク部材と、チヤツク部材を前進側に附勢する
弾性体と、各チヤツク部材の孔に進退可能に支持
され、チヤツク部材により把持された円柱体の端
面を押圧するための押圧ピンと、各押圧ピンを押
圧側に附勢する弾性体と、前記搬送体の途中に設
けられ、チヤツク部材を弾性体の弾性に抗して後
退させる装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
以下、本発明の搬送装置をリードレスの固定皮
膜抵抗器の搬送に実施した例について詳細に説明
する。第１図乃至第４図に示すように帯板状の搬
送体１は肉薄のステンレス、バネ鋼等により反転
走行可能な無端状に構成されている。この搬送体
１は架台（図示省略）に軸２，３により支持され
た一対のプーリー４，５に掛けられている。軸２
上にはスプロケツト６が取付けられ、このスプロ
ケツト６と駆動モータの出力軸上に取付けられた
スプロケツト（図示省略）とにチエン７が掛けら
れている。而してモータの駆動によりスプロケツ
ト６及びプーリー４を回転させ、搬送体１を第１
図の矢印方向に走行させることができる。
膜抵抗器の搬送に実施した例について詳細に説明
する。第１図乃至第４図に示すように帯板状の搬
送体１は肉薄のステンレス、バネ鋼等により反転
走行可能な無端状に構成されている。この搬送体
１は架台（図示省略）に軸２，３により支持され
た一対のプーリー４，５に掛けられている。軸２
上にはスプロケツト６が取付けられ、このスプロ
ケツト６と駆動モータの出力軸上に取付けられた
スプロケツト（図示省略）とにチエン７が掛けら
れている。而してモータの駆動によりスプロケツ
ト６及びプーリー４を回転させ、搬送体１を第１
図の矢印方向に走行させることができる。
搬送体１の外面には多数の軸受部材８が列設さ
れ、各軸受部材８に搬送体１にねじ９により固定
されている。各軸受部材８は両側に一対の軸受部
１０ａ，１１ａと１０ｂ，１１ｂが突設され、こ
れら軸受部１０ａ，１１ａと１０ｂ，１１ｂには
チヤツク部材１２ａと１２ｂがベアリング１３
ａ，１４ａと１３ｂ，１４ｂを介して回転可能
に、且つ進退可能に支持されている。各チヤツク
部材１２ａ，１２ｂは円筒状に形成され、基部に
鍔状の操作部１５が一体に設けられている。各チ
ヤツク部材１２ａ，１２ｂの対向面側には先端側
に至るに従い次第に拡開し、抵抗器Ｒの両端外周
部を当接し得る逆円錐状の把持面１６を有し、各
把持面１６の内奥に連通して後方に小径孔１７が
形成され、各小径孔１７の後方に大径孔１８が形
成され、各大径孔１８の後端側には雌ねじ１９が
形成されている。各小径孔１７と大径孔１８には
押圧ピン２０の小径部と大径部が摺動可能に支持
されている。各雌ねじ１９には調整ねじ２１が螺
入されている。各調整ねじ２１と押圧ピン２０と
の間に弾性体である圧縮ばね２２が介在され、各
圧縮ばね２２の弾性により押圧ピン２０が前進さ
れ、小径部の先端部が把持面１６内に突出され、
小径部と大径部の間の段部が小径孔１７と大径孔
１８の間の段部に当接されて抜止めされている。
各押圧ピン２０の押圧力は調整ねじ２１を進退さ
せることにより行うことができる。両チヤツク部
材１２ａと１２ｂはそれらの軸芯が一致するよう
に支持されている。各チヤツク部材１２ａ，１２
ｂの中間部外周には両側の軸受部１０ａ，１１ａ
と１０ｂ，１１ｂの間においてプーリ２３ａと２
３ｂがねじ２４により位置調整可能に固定されて
いる。各チヤツク部材１２ａ，１２ｂの外周には
それぞれ外側のベアリング１３ａ，１３ｂのイン
ナーレースを受けるばね受座金２５ａ，２５ｂが
支持されている。各チヤツク部材１２ａ，１２ｂ
の外周においてプーリ２３ａ，２３ｂとばね受座
金２５ａ，２５ｂの間にそれぞれ弾性体である圧
縮ばね２６ａ，２６ｂが介在され、各圧縮ばね２
６ａ，２６ｂの弾性によりチヤツク部材１２ａ，
１２ｂが前進方向に附勢され、各チヤツク部材１
２ａ，１２ｂはプーリ２３ａ，２３ｂがそれぞれ
内側のベアリング１４ａ，１４ｂのインナーレー
スに当接することにより前進限が規制されてい
る。各圧縮ばね２２，２６ａ，２６ｂは圧縮ばね
２２の弾性が最も弱く、圧縮ばね２６ａの弾性が
圧縮ばね２２の弾性より強く、圧縮ばね２６ｂの
弾性が圧縮ばね２６ａの弾性より強くなるように
設定されている。
れ、各軸受部材８に搬送体１にねじ９により固定
されている。各軸受部材８は両側に一対の軸受部
１０ａ，１１ａと１０ｂ，１１ｂが突設され、こ
れら軸受部１０ａ，１１ａと１０ｂ，１１ｂには
チヤツク部材１２ａと１２ｂがベアリング１３
ａ，１４ａと１３ｂ，１４ｂを介して回転可能
に、且つ進退可能に支持されている。各チヤツク
部材１２ａ，１２ｂは円筒状に形成され、基部に
鍔状の操作部１５が一体に設けられている。各チ
ヤツク部材１２ａ，１２ｂの対向面側には先端側
に至るに従い次第に拡開し、抵抗器Ｒの両端外周
部を当接し得る逆円錐状の把持面１６を有し、各
把持面１６の内奥に連通して後方に小径孔１７が
形成され、各小径孔１７の後方に大径孔１８が形
成され、各大径孔１８の後端側には雌ねじ１９が
形成されている。各小径孔１７と大径孔１８には
押圧ピン２０の小径部と大径部が摺動可能に支持
されている。各雌ねじ１９には調整ねじ２１が螺
入されている。各調整ねじ２１と押圧ピン２０と
の間に弾性体である圧縮ばね２２が介在され、各
圧縮ばね２２の弾性により押圧ピン２０が前進さ
れ、小径部の先端部が把持面１６内に突出され、
小径部と大径部の間の段部が小径孔１７と大径孔
１８の間の段部に当接されて抜止めされている。
各押圧ピン２０の押圧力は調整ねじ２１を進退さ
せることにより行うことができる。両チヤツク部
材１２ａと１２ｂはそれらの軸芯が一致するよう
に支持されている。各チヤツク部材１２ａ，１２
ｂの中間部外周には両側の軸受部１０ａ，１１ａ
と１０ｂ，１１ｂの間においてプーリ２３ａと２
３ｂがねじ２４により位置調整可能に固定されて
いる。各チヤツク部材１２ａ，１２ｂの外周には
それぞれ外側のベアリング１３ａ，１３ｂのイン
ナーレースを受けるばね受座金２５ａ，２５ｂが
支持されている。各チヤツク部材１２ａ，１２ｂ
の外周においてプーリ２３ａ，２３ｂとばね受座
金２５ａ，２５ｂの間にそれぞれ弾性体である圧
縮ばね２６ａ，２６ｂが介在され、各圧縮ばね２
６ａ，２６ｂの弾性によりチヤツク部材１２ａ，
１２ｂが前進方向に附勢され、各チヤツク部材１
２ａ，１２ｂはプーリ２３ａ，２３ｂがそれぞれ
内側のベアリング１４ａ，１４ｂのインナーレー
スに当接することにより前進限が規制されてい
る。各圧縮ばね２２，２６ａ，２６ｂは圧縮ばね
２２の弾性が最も弱く、圧縮ばね２６ａの弾性が
圧縮ばね２２の弾性より強く、圧縮ばね２６ｂの
弾性が圧縮ばね２６ａの弾性より強くなるように
設定されている。
搬送体１の下部水平走行側の始端部にはカム２
７が設けられている。このカム２７はその傾斜面
に前記各チヤツク部材１２ａ，１２ｂの操作部１
５が乗り上げ、各チヤツク部材１２ａ，１２ｂを
圧縮ばね２６ａ，２６ｂの弾性に抗して後退さ
せ、開放することができる（第２図参照）。操作
部１５がカム２７より解放されると、各チヤツク
部材１２ａ，１２ｂは圧縮ばね２６ａ，２６ｂの
弾性により前進させることができる。前記始端部
の下側には供給用ホイール２８が回転可能に設け
られ、この供給用ホイール２８の外周には多数の
係合用溝２９が形成されている。供給用ホイール
２８の下側にはステンレス、ばね鋼等よりなる搬
送板３０がプーリ３１に走行可能に掛けられ、搬
送板３０には抵抗器Ｒの挿入孔（図示省略）が列
設されている。各挿入孔に挿入された抵抗器Ｒが
搬送板３０の走行に伴い、順次搬送され、供給用
ホイール２８の係合用溝２９にマグネツト若しく
は吸引装置により吸着される。供給用ホイール２
８の係合用溝２９に吸着された抵抗器Ｒは供給用
ホイール２８の回転に伴い上方に、即ち前記カム
２７により開放されたチヤツク部材１２ａ，１２
ｂ間に搬送される。搬送板１の下部水平走行側の
中間部にはカラーコーテイング装置３２が設けら
れている。このカラーコーテイング装置３２は、
第１図、第３図及び第４図より明らかなようにフ
レーム３３の複数個所に各一対のプーリ３４が支
持され、これらプーリ３４に平ベルト３５が無端
状に掛けられ、各平ベルト３５の上部水平走行部
がプーリ２３ａ，２３ｂに接触されている。いず
れかのプーリ３４には駆動モータ３６が連繋さ
れ、このモータ３６の駆動により各平ベルト３５
が走行し、これにより走行しているプーリ２３
ａ，２３ｂ及びチヤツク部材１２ａ，１２ｂを回
転させることができる。フレーム３３には各平ベ
ルト３５の上部水平走行部の間において複数個所
（図示例では３個所）にカラー円板３７，３８，
３９がそれぞれ軸４０により回転可能に支持さ
れ、各軸４０が駆動モータ（図示省略）に連繋さ
れている。各カラー円板３７，３８，３９は前記
チヤツク部材１２ａ，１２ｂにより把持された抵
抗器Ｒの外周に接触することができ、抵抗器Ｒの
軸芯方向にずらされて配置されている。各カラー
円板３７，３８，３９の下部はフレーム３３に支
持された塗料タンク４１内の塗料に浸漬されてい
る。各カラー円板３７，３８，３９の側方におい
てフレーム３３に掻取板４２が支持され、この掻
取板４２によりカラー円板３７，３８，３９に附
着した塗料を一定量にし、抵抗器Ｒの外周に均一
なカラーコーテイングを施すことができる。搬送
体１の上部水平走行側には乾燥炉４３が設けられ
ている。搬送体１の終端部にはカム４４が設けら
れ、このカム４４の傾斜面に前記各チヤツク部材
１２ａ，１２ｂの操作部１５が係合することによ
り各チヤツク部材１２ａ，１２ｂを圧縮ばね２６
ａ，２６ｂの弾性に抗して後退させることができ
る。この終端部の下側には排出用シユート４５が
設けられ、排出用シユート４５の下側には受箱４
６が設けられている。
７が設けられている。このカム２７はその傾斜面
に前記各チヤツク部材１２ａ，１２ｂの操作部１
５が乗り上げ、各チヤツク部材１２ａ，１２ｂを
圧縮ばね２６ａ，２６ｂの弾性に抗して後退さ
せ、開放することができる（第２図参照）。操作
部１５がカム２７より解放されると、各チヤツク
部材１２ａ，１２ｂは圧縮ばね２６ａ，２６ｂの
弾性により前進させることができる。前記始端部
の下側には供給用ホイール２８が回転可能に設け
られ、この供給用ホイール２８の外周には多数の
係合用溝２９が形成されている。供給用ホイール
２８の下側にはステンレス、ばね鋼等よりなる搬
送板３０がプーリ３１に走行可能に掛けられ、搬
送板３０には抵抗器Ｒの挿入孔（図示省略）が列
設されている。各挿入孔に挿入された抵抗器Ｒが
搬送板３０の走行に伴い、順次搬送され、供給用
ホイール２８の係合用溝２９にマグネツト若しく
は吸引装置により吸着される。供給用ホイール２
８の係合用溝２９に吸着された抵抗器Ｒは供給用
ホイール２８の回転に伴い上方に、即ち前記カム
２７により開放されたチヤツク部材１２ａ，１２
ｂ間に搬送される。搬送板１の下部水平走行側の
中間部にはカラーコーテイング装置３２が設けら
れている。このカラーコーテイング装置３２は、
第１図、第３図及び第４図より明らかなようにフ
レーム３３の複数個所に各一対のプーリ３４が支
持され、これらプーリ３４に平ベルト３５が無端
状に掛けられ、各平ベルト３５の上部水平走行部
がプーリ２３ａ，２３ｂに接触されている。いず
れかのプーリ３４には駆動モータ３６が連繋さ
れ、このモータ３６の駆動により各平ベルト３５
が走行し、これにより走行しているプーリ２３
ａ，２３ｂ及びチヤツク部材１２ａ，１２ｂを回
転させることができる。フレーム３３には各平ベ
ルト３５の上部水平走行部の間において複数個所
（図示例では３個所）にカラー円板３７，３８，
３９がそれぞれ軸４０により回転可能に支持さ
れ、各軸４０が駆動モータ（図示省略）に連繋さ
れている。各カラー円板３７，３８，３９は前記
チヤツク部材１２ａ，１２ｂにより把持された抵
抗器Ｒの外周に接触することができ、抵抗器Ｒの
軸芯方向にずらされて配置されている。各カラー
円板３７，３８，３９の下部はフレーム３３に支
持された塗料タンク４１内の塗料に浸漬されてい
る。各カラー円板３７，３８，３９の側方におい
てフレーム３３に掻取板４２が支持され、この掻
取板４２によりカラー円板３７，３８，３９に附
着した塗料を一定量にし、抵抗器Ｒの外周に均一
なカラーコーテイングを施すことができる。搬送
体１の上部水平走行側には乾燥炉４３が設けられ
ている。搬送体１の終端部にはカム４４が設けら
れ、このカム４４の傾斜面に前記各チヤツク部材
１２ａ，１２ｂの操作部１５が係合することによ
り各チヤツク部材１２ａ，１２ｂを圧縮ばね２６
ａ，２６ｂの弾性に抗して後退させることができ
る。この終端部の下側には排出用シユート４５が
設けられ、排出用シユート４５の下側には受箱４
６が設けられている。
次に前記実施例の動作について説明する。搬送
板３０により搬送された抵抗器Ｒは順次供給用ホ
イール２８の係合用溝２９に吸着される。係合用
溝２９に吸着された抵抗器Ｒは供給用ホイール２
８の回転に伴い順次上方に移送される。第２図に
示すように上方に移送された抵抗器Ｒは前記の如
くカム２７により開放されたチヤツク部材１２
ａ，１２ｂ間に位置し、続いてチヤツク部材１２
ａ，１２ｂの操作部１５がカム２７より離脱する
と、第３図に示すようにチヤツク部材１２ａ，１
２ｂが圧縮ばね２６ａ，２６ｂの弾性により前進
し、両チヤツク部材１２ａ，１２ｂの逆円錐状の
把持面１６に抵抗器Ｒの両端外周部を当接させ、
把持することができ、押圧ピン２０は抵抗器Ｒの
両端面により圧縮ばね２２の弾性に抗して後退さ
せる。このとき把持面１６は前記の如く逆円錐状
に形成しているので、抵抗器Ｒの軸芯をチヤツク
部材１２ａ，１２ｂの軸芯に一致させることがで
きる。また前記の如く一方のチヤツク部材１２ｂ
側の圧縮ばね２６ｂの弾力が他方のチヤツク部材
１２ａ側の圧縮ばね２６ａの弾力より強くなるよ
うに設定しているので、抵抗器Ｒを弾力の強いチ
ヤツク部材１２ａ側を規準として常に一定の位置
で把持することができる。チヤツク部材１２ａ，
１２ｂにより把持された抵抗器Ｒは搬送体１の走
行に伴い、順次水平方向に搬送される。この間、
平ベルト３５の走行によりプーリ２３ａ，２３
ｂ、チヤツク部材１２ａ，１２ｂ及びこれらチヤ
ツク部材１２ａ，１２ｂに把持された抵抗器Ｒが
回転され、この回転する抵抗器Ｒの外周に順次カ
ラー円板３９，３８，３７により３条のカラーコ
ーテイングが施される。カラーコーテイング後の
抵抗器Ｒは搬送体１がプーリ４により反転されて
カラーコーテイング装置３２の上方を水平方向に
搬送される間に乾燥炉４３により乾燥される。乾
燥後の抵抗器Ｒは搬送体１がプーリ５により反転
され、チヤツク部材１２ａ，１２ｂの操作部１５
がカム４４の傾斜面に乗り上げることによりチヤ
ツク部材１２ａ，１２ｂが圧縮ばね２６ａ，２６
ｂの弾性に抗して後退し、抵抗器Ｒを解放する。
チヤツク部材１２ａ，１２ｂの後退に伴い、押圧
ピン２０が圧縮ばね２２の弾性により相対的に前
進し、抵抗器Ｒを把持面１６より速やかに離脱さ
せ、落下させることができる。落下した抵抗器Ｒ
は排出用シユート４５を経て受箱４６に投入され
る。抵抗器Ｒを解放したチヤツク部材１２ａ，１
２ｂはその操作部１５がカム４４より離脱し、圧
縮ばね２６ａ，２６ｂの弾性により前進し、次回
のカラーコーテイング作業に待期する。
板３０により搬送された抵抗器Ｒは順次供給用ホ
イール２８の係合用溝２９に吸着される。係合用
溝２９に吸着された抵抗器Ｒは供給用ホイール２
８の回転に伴い順次上方に移送される。第２図に
示すように上方に移送された抵抗器Ｒは前記の如
くカム２７により開放されたチヤツク部材１２
ａ，１２ｂ間に位置し、続いてチヤツク部材１２
ａ，１２ｂの操作部１５がカム２７より離脱する
と、第３図に示すようにチヤツク部材１２ａ，１
２ｂが圧縮ばね２６ａ，２６ｂの弾性により前進
し、両チヤツク部材１２ａ，１２ｂの逆円錐状の
把持面１６に抵抗器Ｒの両端外周部を当接させ、
把持することができ、押圧ピン２０は抵抗器Ｒの
両端面により圧縮ばね２２の弾性に抗して後退さ
せる。このとき把持面１６は前記の如く逆円錐状
に形成しているので、抵抗器Ｒの軸芯をチヤツク
部材１２ａ，１２ｂの軸芯に一致させることがで
きる。また前記の如く一方のチヤツク部材１２ｂ
側の圧縮ばね２６ｂの弾力が他方のチヤツク部材
１２ａ側の圧縮ばね２６ａの弾力より強くなるよ
うに設定しているので、抵抗器Ｒを弾力の強いチ
ヤツク部材１２ａ側を規準として常に一定の位置
で把持することができる。チヤツク部材１２ａ，
１２ｂにより把持された抵抗器Ｒは搬送体１の走
行に伴い、順次水平方向に搬送される。この間、
平ベルト３５の走行によりプーリ２３ａ，２３
ｂ、チヤツク部材１２ａ，１２ｂ及びこれらチヤ
ツク部材１２ａ，１２ｂに把持された抵抗器Ｒが
回転され、この回転する抵抗器Ｒの外周に順次カ
ラー円板３９，３８，３７により３条のカラーコ
ーテイングが施される。カラーコーテイング後の
抵抗器Ｒは搬送体１がプーリ４により反転されて
カラーコーテイング装置３２の上方を水平方向に
搬送される間に乾燥炉４３により乾燥される。乾
燥後の抵抗器Ｒは搬送体１がプーリ５により反転
され、チヤツク部材１２ａ，１２ｂの操作部１５
がカム４４の傾斜面に乗り上げることによりチヤ
ツク部材１２ａ，１２ｂが圧縮ばね２６ａ，２６
ｂの弾性に抗して後退し、抵抗器Ｒを解放する。
チヤツク部材１２ａ，１２ｂの後退に伴い、押圧
ピン２０が圧縮ばね２２の弾性により相対的に前
進し、抵抗器Ｒを把持面１６より速やかに離脱さ
せ、落下させることができる。落下した抵抗器Ｒ
は排出用シユート４５を経て受箱４６に投入され
る。抵抗器Ｒを解放したチヤツク部材１２ａ，１
２ｂはその操作部１５がカム４４より離脱し、圧
縮ばね２６ａ，２６ｂの弾性により前進し、次回
のカラーコーテイング作業に待期する。
第５図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。本実施例にあつては、一方のチヤツク部材１
２ａを回転のみ可能に支持する。即ち、チヤツク
部材１２ａの前側外周に鍔４７を一体に設け、チ
ヤツク部材１２ａの後側外周にプーリ２３ａをネ
ジ２４により固定し、これら鍔４７とプーリ２３
ａとにより内側のベアリング１４ａの内面と外側
のベアリング１３ａの外面を挾持するようにし、
他方のチヤツク部材１２ｂのみを回転可能に、且
つ進退可能に支持したものであり、その他の構成
は前記実施例と同様である。
る。本実施例にあつては、一方のチヤツク部材１
２ａを回転のみ可能に支持する。即ち、チヤツク
部材１２ａの前側外周に鍔４７を一体に設け、チ
ヤツク部材１２ａの後側外周にプーリ２３ａをネ
ジ２４により固定し、これら鍔４７とプーリ２３
ａとにより内側のベアリング１４ａの内面と外側
のベアリング１３ａの外面を挾持するようにし、
他方のチヤツク部材１２ｂのみを回転可能に、且
つ進退可能に支持したものであり、その他の構成
は前記実施例と同様である。
第６図は本発明の更に他の実施例を示すもので
ある。本実施例にあつては、搬送体４８に円板を
用い、この円板状搬送体４８の外周に設けた軸受
部４９にベアリング（図示省略）を介してチヤツ
ク部材１２ａ，１２ｂを回転可能に、且つ開閉可
能に支持し、円板状搬送体４８の回転に伴う抵抗
器Ｒの搬送の際に平ベルト３５の走行によりプー
リ（図示省略）及びチヤツク部材１２ａ，１２ｂ
を回転させ、これらチヤツク部材１２ａ，１２ｂ
により挾持した抵抗器Ｒに順次カラー円板３９，
３８，３７によりカラーコーテイングを施す。カ
ラーコーテイング後の抵抗器Ｒは乾燥炉４３によ
る乾燥工程を経た後、チヤツク部材１２ａ，１２
ｂ（若しくはチヤツク部材１２ｂのみ）がカム４
４により後退して落下され、落下した抵抗器Ｒは
排出用シユート４５を経て受箱４６に投入される
ものであり、その他の構成は前記各実施例と同様
である。
ある。本実施例にあつては、搬送体４８に円板を
用い、この円板状搬送体４８の外周に設けた軸受
部４９にベアリング（図示省略）を介してチヤツ
ク部材１２ａ，１２ｂを回転可能に、且つ開閉可
能に支持し、円板状搬送体４８の回転に伴う抵抗
器Ｒの搬送の際に平ベルト３５の走行によりプー
リ（図示省略）及びチヤツク部材１２ａ，１２ｂ
を回転させ、これらチヤツク部材１２ａ，１２ｂ
により挾持した抵抗器Ｒに順次カラー円板３９，
３８，３７によりカラーコーテイングを施す。カ
ラーコーテイング後の抵抗器Ｒは乾燥炉４３によ
る乾燥工程を経た後、チヤツク部材１２ａ，１２
ｂ（若しくはチヤツク部材１２ｂのみ）がカム４
４により後退して落下され、落下した抵抗器Ｒは
排出用シユート４５を経て受箱４６に投入される
ものであり、その他の構成は前記各実施例と同様
である。
尚、前記各実施例では、チヤツク部材１２ａ，
１２ｂの開閉にカム２７，４４を用いているが、
帯板状搬送体１を間歇的に走行させ、若しくは円
板状搬送体４８を間歇回転させるようにすれば、
ソレノイド若しくはエアーシリンダ装置を用いる
こともできる。またチヤツク部材１２ａ，１２ｂ
の回転は、前記プーリ２３ａ，２３ｂと平ベルト
３５以外にスプロケツトとチエン、若しくはタイ
ミングホイールとタイミングベルト等を用いるこ
ともできる。本発明は、この他、その基本的技術
思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することが
できる。
１２ｂの開閉にカム２７，４４を用いているが、
帯板状搬送体１を間歇的に走行させ、若しくは円
板状搬送体４８を間歇回転させるようにすれば、
ソレノイド若しくはエアーシリンダ装置を用いる
こともできる。またチヤツク部材１２ａ，１２ｂ
の回転は、前記プーリ２３ａ，２３ｂと平ベルト
３５以外にスプロケツトとチエン、若しくはタイ
ミングホイールとタイミングベルト等を用いるこ
ともできる。本発明は、この他、その基本的技術
思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することが
できる。
以上の説明より明らかなように本発明によれ
ば、搬送体の略等間隔位置に多数組のチヤツク部
材を回転可能に、且つ少くとも一方を進退可能に
支持し、これらチヤツク部材に対向して先端側に
至るに従い次第に拡開し、円柱体の両端外周部を
当接し得る逆円錐状の把持面を形成している。従
つて円柱体の軸芯をチヤツク部材の軸に一致さ
せ、正確に回転させることができる。また円柱体
を両側より把持しているので、横振れを防止して
高速回転させることができる。更には各組のチヤ
ツク部材を搬送体に支持して連続搬送を行うこと
ができる。更にまたチヤツク部材をその軸芯方向
に進退させて開閉するようにしているので、円柱
体の供給、排出を容易に行うことができ、しかも
円柱体は押圧ピンを弾性体により押圧するように
しているので、チヤツク部材の開放時に迅速に、
且つ確実に排出することができる等の利点があ
る。
ば、搬送体の略等間隔位置に多数組のチヤツク部
材を回転可能に、且つ少くとも一方を進退可能に
支持し、これらチヤツク部材に対向して先端側に
至るに従い次第に拡開し、円柱体の両端外周部を
当接し得る逆円錐状の把持面を形成している。従
つて円柱体の軸芯をチヤツク部材の軸に一致さ
せ、正確に回転させることができる。また円柱体
を両側より把持しているので、横振れを防止して
高速回転させることができる。更には各組のチヤ
ツク部材を搬送体に支持して連続搬送を行うこと
ができる。更にまたチヤツク部材をその軸芯方向
に進退させて開閉するようにしているので、円柱
体の供給、排出を容易に行うことができ、しかも
円柱体は押圧ピンを弾性体により押圧するように
しているので、チヤツク部材の開放時に迅速に、
且つ確実に排出することができる等の利点があ
る。
第１図乃至第４図は本発明の搬送装置の一実施
例を示し、第１図は概略側面図、第２図は第１図
の―矢視拡大断面図、第３図は第１図の―
矢視拡大断面図、第４図は第１図の矢視部の
拡大図、第５図は本発明の他の実施例を示し、第
３図と同様の断面図、第６図は本発明の更に他の
実施例を示す概略側面図である。 １…帯板状搬送体、８…軸受部材、１２ａ，１
２ｂ…チヤツク部材、１６…把持面、２０…押圧
ピン、２３ａ，２３ｂ…プーリ、２７…カム、２
８…供給用ホイール、３２…カラーコーテイング
装置、３５…平ベルト、３７，３８，３９…カラ
ー円板、４１…塗料タンク、４３…乾燥炉、４４
…カム、４８…円板状搬送体、Ｒ…抵抗器（円柱
体）。
例を示し、第１図は概略側面図、第２図は第１図
の―矢視拡大断面図、第３図は第１図の―
矢視拡大断面図、第４図は第１図の矢視部の
拡大図、第５図は本発明の他の実施例を示し、第
３図と同様の断面図、第６図は本発明の更に他の
実施例を示す概略側面図である。 １…帯板状搬送体、８…軸受部材、１２ａ，１
２ｂ…チヤツク部材、１６…把持面、２０…押圧
ピン、２３ａ，２３ｂ…プーリ、２７…カム、２
８…供給用ホイール、３２…カラーコーテイング
装置、３５…平ベルト、３７，３８，３９…カラ
ー円板、４１…塗料タンク、４３…乾燥炉、４４
…カム、４８…円板状搬送体、Ｒ…抵抗器（円柱
体）。
Claims (1)
- １ 搬送体と、この搬送体を作動させる駆動装置
と、前記搬送体の略等間隔位置にそれぞれ対向し
て回転可能に、且つ少くも一方が軸芯方向に進退
可能に支持され、対向して先端側に至るに従い次
第に拡開し、円柱体の両端外周部を当接し得る逆
円錐状の把持面を有し、軸芯方向に孔を有する各
一対のチヤツク部材と、チヤツク部材を前進側に
附勢する弾性体と、各チヤツク部材の孔に進退可
能に支持され、チヤツク部材により把持された円
柱体の端面を押圧するための押圧ピンと、各押圧
ピンを押圧側に附勢する弾性体と、前記搬送体の
途中に設けられ、チヤツク部材を弾性体の弾性に
抗して後退させる装置とを備えたことを特徴とす
る円柱体の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15546683A JPS6048812A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 円柱体の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15546683A JPS6048812A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 円柱体の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6048812A JPS6048812A (ja) | 1985-03-16 |
| JPS6225564B2 true JPS6225564B2 (ja) | 1987-06-03 |
Family
ID=15606664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15546683A Granted JPS6048812A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 円柱体の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048812A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0339554U (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-16 | ||
| JPH0347149U (ja) * | 1989-09-13 | 1991-05-01 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4920380B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2012-04-18 | 株式会社生産日本社 | 合成樹脂製袋体 |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP15546683A patent/JPS6048812A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0339554U (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-16 | ||
| JPH0347149U (ja) * | 1989-09-13 | 1991-05-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6048812A (ja) | 1985-03-16 |
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