JPH0429822Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429822Y2 JPH0429822Y2 JP1987014862U JP1486287U JPH0429822Y2 JP H0429822 Y2 JPH0429822 Y2 JP H0429822Y2 JP 1987014862 U JP1987014862 U JP 1987014862U JP 1486287 U JP1486287 U JP 1486287U JP H0429822 Y2 JPH0429822 Y2 JP H0429822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- longitudinal direction
- coil springs
- unit
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 6
- 238000003491 array Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 1
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 1
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005802 health problem Effects 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ベツド用のマツトレスに内装される
マツト用スプリングユニツトに関する。
マツト用スプリングユニツトに関する。
従来から第5図に示すように不織布等の布製袋
体3を連続成形し、該各袋体3にコイルスプリン
グ4を収容してポケツトコイル列P1,P2,P3…
…を構成し、多数のポケツトコイル列P1,P2,
P3……を並走配置してなるマツトレス1のスプ
リングユニツト2が知られているが、この従来構
造によると、各列の全てのコイルスプリング4に
同じ弾発力を有するものを使つているため、利用
者が横たわると体重が不均一に分散し、結果的に
最も重い腰部を分担支持する長手方向略中央のコ
イル列のスプリング4が深く沈んで利用者の脊椎
を曲げてしまい、健康上悪影響を及ぼすおそれが
ある。
体3を連続成形し、該各袋体3にコイルスプリン
グ4を収容してポケツトコイル列P1,P2,P3…
…を構成し、多数のポケツトコイル列P1,P2,
P3……を並走配置してなるマツトレス1のスプ
リングユニツト2が知られているが、この従来構
造によると、各列の全てのコイルスプリング4に
同じ弾発力を有するものを使つているため、利用
者が横たわると体重が不均一に分散し、結果的に
最も重い腰部を分担支持する長手方向略中央のコ
イル列のスプリング4が深く沈んで利用者の脊椎
を曲げてしまい、健康上悪影響を及ぼすおそれが
ある。
本考案は以上の点に鑑み、腰部の沈み込みをな
くし利用者を脊椎を伸ばした状態に支持するスプ
リングユニツトを提供するものである。
くし利用者を脊椎を伸ばした状態に支持するスプ
リングユニツトを提供するものである。
上記目的を達成するため、本考案のスプリング
ユニツトは、連続成形した袋体のそれぞれにコイ
ルスプリングを収容した多数のポケツトコイル列
を当該ユニツトの長手方向に沿つて並べ、長手方
向略中央の複数のポケツトコイル列からなるグル
ープに、長手方向両側のグループにおけるコイル
スプリングより強いコイルスプリングのみを使用
し、前記長手方向略中央のグループと、長手方向
両側のグループとの間に、強いコイルスプリング
と弱いコイルスプリングが混在するポケツトコイ
ル列を配置してなる構成とした。
ユニツトは、連続成形した袋体のそれぞれにコイ
ルスプリングを収容した多数のポケツトコイル列
を当該ユニツトの長手方向に沿つて並べ、長手方
向略中央の複数のポケツトコイル列からなるグル
ープに、長手方向両側のグループにおけるコイル
スプリングより強いコイルスプリングのみを使用
し、前記長手方向略中央のグループと、長手方向
両側のグループとの間に、強いコイルスプリング
と弱いコイルスプリングが混在するポケツトコイ
ル列を配置してなる構成とした。
すなわち本考案のユニツトは、最も重い腰部を
支える前記中央部分に強いコイルスプリングを配
置して該部分の局部的な沈み込みを防止する。ま
た、強いコイルスプリングのみを使用した長手方
向略中央のグループと、このグループよりも弱い
コイルスプリングのみを使用した長手方向両側の
グループの間には、強いコイルスプリングと弱い
コイルスプリングの混在した部分があるため、支
持力の強い長手方向中央部分と他の部分との間の
違和感がない。
支える前記中央部分に強いコイルスプリングを配
置して該部分の局部的な沈み込みを防止する。ま
た、強いコイルスプリングのみを使用した長手方
向略中央のグループと、このグループよりも弱い
コイルスプリングのみを使用した長手方向両側の
グループの間には、強いコイルスプリングと弱い
コイルスプリングの混在した部分があるため、支
持力の強い長手方向中央部分と他の部分との間の
違和感がない。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
する。
第1図に示すように1列に連続成形した布製袋
体3にコイルスプリングを収容した多数のポケツ
トコイル列P1,P2,P3……Poが、それぞれのコ
イル列P1,P2,P3……Poが当該スプリングユニ
ツト2の幅方向に延びるように同長手方向に並べ
られ、利用者の腰部を支える長手方向略中央のグ
ループBを構成する複数のコイル列のスプリング
に、長手方向両側のグループA,Cを構成するコ
イル列のスプリングより強いものが用いられてい
る。このスプリングの強弱は第2図に示すように
同じ大きさの袋体3に異なる長さのコイルスプリ
ング4,4′を同じ長さに圧縮した状態で収容す
ることにより設定する。一例を示すと同図の右側
に示した長手方向略中央のグループBに用いられ
るコイルスプリング4は自由長l1210mmのものを
袋体3に収容して130mmとし、同図左側に示した
長手方向両側のグループA,Cに用いられるコイ
ルスプリング4′は自由長l2190mmのものを同じ大
きさの袋体3に収容して130mmとし、前者のスプ
リング4は1000g以上、後者のスプリング4′は
800g以上の荷重を受けて沈み込むように設定す
る。また、グループBと、その両側のグループ
A,Cとの間には、ポケツトコイル列単位、また
は各ポケツトコイル列の袋体3単位で強いコイル
スプリング4と弱いコイルスプリング4′が混在
したグループD,Eが設けられている。このよう
に構成された本実施例のスプリングユニツト2
は、利用に際して局部的な沈み込みを防止するこ
とができる。また本考案には、ポケツトコイル列
P1,P2,P3……Poを各列ごとに分断したものの
ほか、ユニツト2全体にわたつて全てのポケツト
コイルを一連とし、ユニツト2形状に合わせてこ
れを折り返したものも含まれる。また前記中央部
分に属するグループBと長手方向両側のグループ
A,Cの間に強いコイルスプリング4と弱いコイ
ルスプリング4′が混在したグループD,Eが設
けたため、強いコイルスプリング4のみを使用し
たグループBと弱いコイルスプリング4′のみを
使用したグループA,Cとの間で、人体に違和感
を与えることがない。
体3にコイルスプリングを収容した多数のポケツ
トコイル列P1,P2,P3……Poが、それぞれのコ
イル列P1,P2,P3……Poが当該スプリングユニ
ツト2の幅方向に延びるように同長手方向に並べ
られ、利用者の腰部を支える長手方向略中央のグ
ループBを構成する複数のコイル列のスプリング
に、長手方向両側のグループA,Cを構成するコ
イル列のスプリングより強いものが用いられてい
る。このスプリングの強弱は第2図に示すように
同じ大きさの袋体3に異なる長さのコイルスプリ
ング4,4′を同じ長さに圧縮した状態で収容す
ることにより設定する。一例を示すと同図の右側
に示した長手方向略中央のグループBに用いられ
るコイルスプリング4は自由長l1210mmのものを
袋体3に収容して130mmとし、同図左側に示した
長手方向両側のグループA,Cに用いられるコイ
ルスプリング4′は自由長l2190mmのものを同じ大
きさの袋体3に収容して130mmとし、前者のスプ
リング4は1000g以上、後者のスプリング4′は
800g以上の荷重を受けて沈み込むように設定す
る。また、グループBと、その両側のグループ
A,Cとの間には、ポケツトコイル列単位、また
は各ポケツトコイル列の袋体3単位で強いコイル
スプリング4と弱いコイルスプリング4′が混在
したグループD,Eが設けられている。このよう
に構成された本実施例のスプリングユニツト2
は、利用に際して局部的な沈み込みを防止するこ
とができる。また本考案には、ポケツトコイル列
P1,P2,P3……Poを各列ごとに分断したものの
ほか、ユニツト2全体にわたつて全てのポケツト
コイルを一連とし、ユニツト2形状に合わせてこ
れを折り返したものも含まれる。また前記中央部
分に属するグループBと長手方向両側のグループ
A,Cの間に強いコイルスプリング4と弱いコイ
ルスプリング4′が混在したグループD,Eが設
けたため、強いコイルスプリング4のみを使用し
たグループBと弱いコイルスプリング4′のみを
使用したグループA,Cとの間で、人体に違和感
を与えることがない。
上記のごとく配置されたポケツトコイル列P1,
P2,P3……Poは互いに隣接する列同士を接着し
て製品形状に保形されるが、列相互の接着に代え
第3図および第4図に示すように補強布5,5′
の接着によつて保形することもできる。また各袋
体3は、従来、立設姿勢にあるコイルスプリング
4,4′の左右に2分され該スプリング4,4′を
左右から包み込むものであつたが、これによると
スプリング4,4′の上下に左右の分割布の重ね
代が残るようになり、前記補強布5のフラツトな
接着を阻害したり利用者にへたりのような違和感
を与えるおそれがある。このため第2図に示した
ように布製袋体3を上下に分割するかまたは一枚
ものとして重ね代がスプリング4,4′の側面に
位置するようにした。
P2,P3……Poは互いに隣接する列同士を接着し
て製品形状に保形されるが、列相互の接着に代え
第3図および第4図に示すように補強布5,5′
の接着によつて保形することもできる。また各袋
体3は、従来、立設姿勢にあるコイルスプリング
4,4′の左右に2分され該スプリング4,4′を
左右から包み込むものであつたが、これによると
スプリング4,4′の上下に左右の分割布の重ね
代が残るようになり、前記補強布5のフラツトな
接着を阻害したり利用者にへたりのような違和感
を与えるおそれがある。このため第2図に示した
ように布製袋体3を上下に分割するかまたは一枚
ものとして重ね代がスプリング4,4′の側面に
位置するようにした。
本考案のマツト用スプリングユニツトは以上説
明したように、連続成形した袋体のそれぞれにコ
イルスプリングを収容した多数のポケツトコイル
列を当該ユニツトの長手方向に沿つて並べ、該長
手方向の略中央部分を担当形成する複数のポケツ
トコイル列に他の部分より強いコイルスプリング
を使用して利用に際しての局部的な沈み込みを防
止するもので、しかも、支持力の強い前記長手方
向中央部分と他の部分との間で利用者に違和感を
与えることがないので、寝心地が良好であり、健
康の維持向上に有効な製品を提供することができ
る。
明したように、連続成形した袋体のそれぞれにコ
イルスプリングを収容した多数のポケツトコイル
列を当該ユニツトの長手方向に沿つて並べ、該長
手方向の略中央部分を担当形成する複数のポケツ
トコイル列に他の部分より強いコイルスプリング
を使用して利用に際しての局部的な沈み込みを防
止するもので、しかも、支持力の強い前記長手方
向中央部分と他の部分との間で利用者に違和感を
与えることがないので、寝心地が良好であり、健
康の維持向上に有効な製品を提供することができ
る。
第1図は本考案の実施例に係るマツト用スプリ
ングユニツトの斜視図、第2図はポケツトコイル
の断面図、第3図および第4図はそれぞれ本考案
の他の実施例に係るマツト用スプリングの斜視
図、第5図は従来技術に係るスプリングユニツト
の一般例を示す要部斜視図である。 1……マツトレス、2……スプリングユニツ
ト、3……布製袋体、4,4′……コイルスプリ
ング、5,5′……補強布、P1,P2,P3……Po…
…ポケツトコイル列、B……長手方向略中央のグ
ループ、A,C……長手方向両側のグループ、
D,E……強いコイルスプリングと弱いコイルス
プリングが混在したグループ。
ングユニツトの斜視図、第2図はポケツトコイル
の断面図、第3図および第4図はそれぞれ本考案
の他の実施例に係るマツト用スプリングの斜視
図、第5図は従来技術に係るスプリングユニツト
の一般例を示す要部斜視図である。 1……マツトレス、2……スプリングユニツ
ト、3……布製袋体、4,4′……コイルスプリ
ング、5,5′……補強布、P1,P2,P3……Po…
…ポケツトコイル列、B……長手方向略中央のグ
ループ、A,C……長手方向両側のグループ、
D,E……強いコイルスプリングと弱いコイルス
プリングが混在したグループ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 連続成形した袋体のそれぞれにコイルスプリ
ングを収容した多数のポケツトコイル列を当該
ユニツトの長手方向に沿つて並べ、長手方向略
中央の複数のポケツトコイル列からなるグルー
プに、長手方向両側のグループにおけるコイル
スプリングより強いコイルスプリングのみを使
用し、前記長手方向略中央のグループと、長手
方向両側のグループとの間に、強いコイルスプ
リングと弱いコイルスプリングが混在するポケ
ツトコイル列を配置したことを特徴とするマツ
ト用スプリングユニツト。 2 前記コイルスプリングの強弱が、同じ大きさ
の袋体に異なる長さのコイルスプリングを収容
することにより設定されたことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載のマツト用ス
プリングユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987014862U JPH0429822Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987014862U JPH0429822Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123167U JPS63123167U (ja) | 1988-08-10 |
JPH0429822Y2 true JPH0429822Y2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=30805252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987014862U Expired JPH0429822Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0429822Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6228939Y2 (ja) * | 1981-04-22 | 1987-07-24 | ||
JPS59169765U (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-13 | フランスベッド株式会社 | マツトレス装置 |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP1987014862U patent/JPH0429822Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63123167U (ja) | 1988-08-10 |
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