JPH04298026A - 半導体ウエハのアニール方法 - Google Patents

半導体ウエハのアニール方法

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Publication number
JPH04298026A
JPH04298026A JP6343591A JP6343591A JPH04298026A JP H04298026 A JPH04298026 A JP H04298026A JP 6343591 A JP6343591 A JP 6343591A JP 6343591 A JP6343591 A JP 6343591A JP H04298026 A JPH04298026 A JP H04298026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
wafer
annealing
semiconductor
dummy
Prior art date
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Pending
Application number
JP6343591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Otobe
健二 乙部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SiやGaAs、ある
いはInPなどの半導体ウエハのアニール方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ上に半導体装置を製造する
際に、種々の目的で半導体ウエハをアニールすることが
行われている。特に、GaAs等の化合物半導体基板上
に半導体装置を製造する場合、その基板上に選択的に電
気伝導の良い場所を作るためにSiイオンを注入し、ア
ニールすることで活性化させている。この活性化の方法
として、電気炉中をN2 雰囲気にして間接加熱するこ
とによりアニールする方法と、タングステンランプの輻
射熱により直接加熱してアニールする方法(以下RTA
法;Rapid Thermal Anneal法とい
う。)との2通りの方法が行われている。前者の間接加
熱による方法では、電気炉内の昇温、及び降温に時間が
かかり、アニールに要する時間が1〜2時間と長い。そ
のため注入したSiイオンが半導体ウエハの面に対し垂
直方向、及び水平方向に拡散して半導体装置の特性を悪
化させ、同時にSiイオンの活性化が低下する等の問題
があった。
【0003】これに比べ後者の直接加熱によるRTA法
では、タングステンランプの輻射熱を用いるため数秒で
アニールでき、注入したSiイオンを高活性化すること
ができる。この方法では、図5(a)に示される装置を
用いている。炉3内の上部、及び下部には複数のタング
ステンランプ4が並んで設置され、半導体ウエハ1は石
英トレイ2に設置されている。そして、アニール時には
これらタングステンランプ4によって半導体ウエハ1が
直接加熱される。この炉3内で使用されている石英トレ
イ2には、図5(b)に示されるものがある。図示され
ているように、石英トレイ2の貫通孔7の四方から中心
点に向かって支持バー5が設けられており、ここに半導
体ウエハ1が支持される。このような治具を用い、タン
グステンランプ4によって半導体ウエハ1を直接加熱す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のRTA法により
アニールを行ったときの半導体ウエハ1の面内の温度分
布状態を図6に示す。同図では横軸が半導体ウエハ1の
面の中心からの距離を示し、炉3内の昇温段階、温度制
御段階、及び安定状態の各段階における温度分布を示し
ている。この図からわかるように、半導体ウエハ1の上
下のみからの輻射線による直接加熱では、安定状態にお
いて、半導体ウエハ1のオリエンテーションフラット部
(以下、OF部という)と中央部との間に大きな温度差
が生じている。OF部以外の半導体ウエハ1の端部と中
央部との間にも、同様に温度差が生じる。このため半導
体ウエハ1の結晶自体が歪むスリップラインが発生した
り、あるいは半導体ウエハ1の面内に注入されたイオン
が不均一になる等の問題がある。
【0005】そこで本発明では、上記の問題を解決した
半導体ウエハのアニール方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体ウエハ
とほぼ同じ熱伝導率の材質からなるガード部材を用いて
半導体ウエハの周囲を円形状に近接して囲み、半導体ウ
エハとほぼ同じ熱伝導率の材質からなるダミー部材で、
半導体ウエハのオリエンテーションフラット部とガード
部材との隙間を埋め、半導体ウエハとガード部材、及び
ダミー部材に輻射線を照射して直接加熱することにより
アニールすることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、アニール時に半導体ウエハの
周囲を囲むように円形状にガード部材が配設され、しか
もこれらは互いに近接させられるので、輻射加熱される
際にはこれらが実効的に一体の被加熱体となる。このた
め、両者を組み合わせた被加熱体の全面の温度分布は、
従来のアニール方法における場合と同様であっても、そ
の被加熱体の周囲部分以外の部分に相当する半導体ウエ
ハ面ではほぼ均一な温度分布を得ることができる。
【0008】さらに、半導体ウエハのOF部とガード部
材との隙間を半導体ウエハとほぼ同じ熱伝導率の材質か
らなるダミー部材で埋めるため、輻射加熱される際には
ダミー部材が半導体ウエハと同じように温度上昇する。 従って、これまでアニール時に生じていた、隙間の相対
的な温度低下を防ぐことができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、本発明の実施例に係るアニール方
法に用いる治具上の配置を示す斜視図であり、図2はそ
の上面図、及びA−A線断面図である。石英トレイ2に
取り付けられている支持バー5は、石英トレイ2の貫通
孔7の四方から中心点に向かって延びており、この支持
バー5によってアニールに関与しないSiウエハを用い
たウエハサセプタ8が支えられている。アニールを行う
際には、このウエハサセプタ8上にアニールを施す半導
体ウエハ1を置き、その周囲に、前述の半導体ウエハ1
とほぼ同じ熱伝導率の材質で形成された円形状のガード
リング6を設置する。このときガードリング6の内側の
面と半導体ウエハ1の側面との隙間は、それらが一体的
に輻射加熱されるように、例えば1mm程度以下に抑え
ることが重要である。従ってアニール時には半導体ウエ
ハ1とガードリング6は一体化し、輻射加熱される被加
熱体の面積を、本来処理すべき半導体ウエハ1の面積よ
りも実効的に大きくすることができる。
【0011】さらに、円形状のガードリング6と半導体
ウエハ1のOF部に生じる隙間に、半導体ウエハ1とほ
ぼ同じ熱伝導率の材料からなるダミーウエハ9を埋め込
むように設置する。このため輻射加熱される際、OF部
とダミーウエハ9との間の隙間に生ずる相対的な温度低
下を防ぐことができる。
【0012】上述の配置により、アニール時に不都合な
温度差が生じる部分を、ガードリング6に局限すること
ができる。
【0013】図3(a)は、本発明に係るアニール方法
における炉3内部の時間的温度変化を示したものである
。図3(b)は、この炉3内で上述のガードリング6及
びダミーウエハ9を使用してアニールを行った場合の半
導体ウエハ1の温度分布の概略を示したものである。 なお、横軸は、半導体ウエハ1の中心からの距離を示し
ている。
【0014】まず、炉3内の昇温段階では上下のタング
ステンランプ4が点灯し、昇温が開始されて半導体ウエ
ハ1の温度が上昇する(同図(a)図示)。このとき、
半導体ウエハ1とほぼ同じ熱伝導率であるガードリング
6及びダミーウエハ9の温度も上昇し、被加熱体として
一体化して温度上昇する。ガードリング6は半導体ウエ
ハ1を含んだ被加熱体の実効的な端部に相当するため、
炉3内が安定状態に入ると半導体ウエハ1の端部とガー
ドリング6の間には温度差が生じるが、半導体ウエハ1
とその端部との間に温度差が生じることがない(図3(
b)図示)。さらに、半導体ウエハ1のOF部とガード
リング6との隙間には、半導体ウエハ1とほぼ同じ熱伝
導率を有するダミーウエハ9が設置されているので、従
来この隙間に生じていたアニール中の相対的な温度低下
を防ぐことができる。
【0015】図4は、半導体ウエハ1の面内の時間的温
度変化を示したものである。上述したように、ガードリ
ング6は輻射加熱される被加熱体の端部に相当し、半導
体ウエハ1及びダミーウエハ9は被加熱体の中央部に相
当しているので、安定状態に入るとその半導体ウエハ1
の全面の温度分布はほぼ均一になる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、半導体ウエハとほぼ同
一の熱伝導率であるダミー部材、及びガード部材を用い
てアニール時の被加熱体を一体化させ、面積を大きくす
ることができる。そのためダミー部材、及びガード部材
が被加熱体の実効的な端部となり、実効的な中央部であ
る半導体ウエハ面内ではほぼ均一な温度分布を得ること
ができる。従って、半導体ウエハのスリップラインの発
生、及び反り等をなくすことができ、注入イオンの活性
化やSi−MOSの絶縁膜の形成等を面内で均一に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に用いる治具上の配置を示す斜
視図である。
【図2】本発明の実施例に用いる治具上の配置を示す上
面図、及び断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る半導体ウエハ面内の温度
分布を示す図である。
【図4】本発明の実施例に係る半導体ウエハ面内の時間
的温度変化を示す図である。
【図5】従来の炉内の設置状況を示す図である。
【図6】従来のアニール方法における半導体ウエハ面内
の時間的温度変化を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体ウエハ 2…石英トレイ 5…支持バー 6…ガードリング 7、7a…貫通孔 8…サセプタ 9…ダミーウエハ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体ウエハと略同じ熱伝導率の材質
    からなるガード部材を用いて当該半導体ウエハの周囲を
    円形状に近接して囲み、前記半導体ウエハと略同じ熱伝
    導率の材質からなるダミー部材で、当該半導体ウエハの
    オリエンテーションフラット部と前記ガード部材との隙
    間を埋め、前記半導体ウエハとガード部材、及びダミー
    部材に輻射線を照射して直接加熱することによりアニー
    ルすることを特徴とする半導体ウエハのアニール方法。
JP6343591A 1991-03-27 1991-03-27 半導体ウエハのアニール方法 Pending JPH04298026A (ja)

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