JPH0429759B2 - - Google Patents

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JPH0429759B2
JPH0429759B2 JP59153547A JP15354784A JPH0429759B2 JP H0429759 B2 JPH0429759 B2 JP H0429759B2 JP 59153547 A JP59153547 A JP 59153547A JP 15354784 A JP15354784 A JP 15354784A JP H0429759 B2 JPH0429759 B2 JP H0429759B2
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JP
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barrel
plating
plated
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plating method
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JP59153547A
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JPS6130700A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な構造の水平回転式バレルを用
いたバレルめつき方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、バレルめつき工程用バレルは、その回転
軸の方向によつて水平回転式と傾斜回転式とに大
別されるが、大きな処理能力や自動化のし易さ等
のために前者のものが広く普及している。そのよ
うな水平回転式のものとしては、概して、両端に
陰極部の着脱のための開口部を有し、側壁にめつ
き液の流通、電解電流の通過及び水切りのための
多数の穿孔部と被めつき品の出し入れのための開
閉部を有する筒状体からなるものが広く知られて
いる。
前記バレルを用いたバレルめつきに際しては、
内部に被めつき品が投入された前記バレルをめつ
き浴中に浸漬すると共にその軸線を中心として揺
動又は回転させ、バレル内部に被めつき品と電気
的に接触するように挿入された陰極部とバレル軸
線と平行に配置された陽極部との間に通電するも
のである。
しかしながら、上記のような従来の水平回転式
バレルでは、(a)めつき液の流通が側壁の多数の穿
孔部を通して行なわれるので、バレル内外の浴組
成が不均衡になると共に浴の電導性が不良となり
易い、(b)被めつき品の出し入れのために開閉部の
開閉作業を要するので、生産性の低下を招くと共
にバレルめつき工程の一貫した自動化、ロボツト
化を導入し難く、またその開閉部に前回の被めつ
き品が詰まつたり、残留しがちであり、これらの
異物となつて不良発生の原因になる、(c)バレル内
部を外部から観察できないので、被めつき品の処
理状態を把握し難い、(d)バレル内の被めつき品の
水洗に際して多量の洗浄排水が排出し、公害防止
のための大規模な排水処理設備を要する、(e)被め
つき品の乾燥に際してバレル内の被めつき品を遠
心式乾燥機等に移し変える必要があるので、生産
性の低下を招くと共にバレルめつき工程の一貫し
た自動化、ロボツト化の導入が妨げられる等の問
題点があつた。
なお、バレル内外の浴組成の不均衡を改善する
ために、片側の開口部から側壁の多数の穿孔部へ
とめつき液を循環させるようにしたものが知られ
ているが、概して開口部の径が小さく、十分な循
環は期待できない。また、被めつき品の出し入れ
の問題を改善するために、片側の開口部を被めつ
き品の出し入れ口としたものも知られているが、
めつき液の循環性に劣る上に被めつき品の観察も
困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、上記のような従来の水平回転
式バレルによるバレルめつき方法の問題点、特に
バレル内外の浴組成の不均衡、浴の電気伝導性不
良及びバレル内部の被めつき品の観察困難性の各
問題点を解決することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るバレルめつき方法は、側壁にめつ
き液の流通、電解電流の通過及び水切りのための
多数の穿孔部を有し、内部に被めつき品が投入さ
れた水平回転式バレルをめつき浴中に浸漬すると
共にその軸線を中心として揺動又は回転させなが
ら、バレル内部を被めつき品と電気的に接触する
ように挿入された陰極部とバレル軸線と平行に配
置された陽極部との間に通電するようにしてなる
バレルめつき方法において、前記バレルが、両端
に少なくとも陰極部の着脱、被めつき品の出し入
れ及びめつき液の流通のための開口部を有するこ
とを特徴としている。
前記バレルは、その両端の開口部の方向に先細
りの形状を呈することが好ましく、例えば円筒体
や角筒体或はそれらを変形させた筒状体の両端に
裁頭円錐筒や裁頭角錐筒を連設してなる形状、構
造とすることができる。
〔作用〕
前記構成のバレルめつき方法に使用されるバレ
ルは、その両端に被めつき品の出し入れが可能な
程度の大きな開口部を有するので、めつき液は、
側壁の多数の穿孔部のみならず両端の開口部を通
してバレル内外を十分に流通する。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るバレルめつき方法を例示
する断面概要図、第2図は本発明に係るバレルめ
つき方法における陰極部及び陽極部の各配置を説
明する側面図である。
同図において、バレル1は中央の円筒部2及び
その両側に形成した裁頭円錐筒部3a,3bから
なり、両端に開口部4a,4b、側壁に多数の穿
孔部5が各々穿設され、一方の裁頭円錐筒部3a
外周部に従動ギヤ6が付設され、また円筒部2内
壁に適宜の間隔で邪摩板7が突設されている。ま
た、バレル1内に、その開口部4bから前処理済
みの被めつき品8が投入されている。
バレル1はその開口部4a,4b付近において
左右のブラケツト9a,9bにより回転自在に水
平方向に軸架され、ブラケツト9a,9bはフレ
ーム10と連結され、その両側連結部に従動ギヤ
6と歯合する中間ギヤ11を配した中間シヤフト
12が回転自在に水平方向に軸架され、またフレ
ーム10の上端中央にバレル1の昇降、移動用の
環状フツク13が付設され、フレーム10の下方
両側には2本の平行なシヤフト14,14が水平
方向に貫通している。また、フレーム10にギヤ
モータ15が設置され、その主動ギヤ16は中間
ギヤ11と歯合する。しかして、シヤフト14,
14は上方のフレーム10のギヤモータ15等を
支持すると共に下方のブラケツト9a,9bやバ
レル1を垂下させて、めつき槽上縁部17上に設
置され、バレル1をその3分の2程度の深さまで
めつき浴18中に浸漬させる。シヤフト14,1
4の各端部には、内部の被めつき品8を取り出す
ときにバレル1を垂直面内に傾斜、揺動させるた
めに用いるU字状フツク19,19を、その係合
口がバレル1側に向くように付設されている。
また、バレル1内に開口部4bを通して陰極部
20が挿入され、内部の被めつき品8と電気的に
接触する状態になり、他方、めつき浴18内には
円筒部2の両側面に沿つてバレル1の軸線と平行
に陽極部21,21が配置されている。
上記の構成において、ギヤモータ15を起動
し、主動ギヤ16、中間ギヤ11及び従動ギヤ6
を順次介してバレル1を回転又は揺動させ、必要
に応じて開口部4a,4bや穿孔部5を通してめ
つき液を強制循環させ又は注液しながら、陰極部
20と陽極部21,21の両極間に通電すること
により、良好なバレルめつきを行なうことができ
る。
前記バレルめつきにおいて、めつき液は、穿孔
部5を通過し、さらに開口部4a,4bを通り抜
けるようにバレル1内を停滞なく流通する。ま
た、邪摩板7は、バレル1の軸線回りの回転又は
揺動に伴なつて内部の被めつき品8を良好に転動
させると共に均一に混合させる。
バレル1内に被めつき品8を投入するときは、
略水平又は傾斜状態に保持したバレル1の開口部
4bに適当なシユート(図示せず)を架橋させて
行なえばよい。また、処理後に内部の被めつき品
8を取り出すときは、U字状フツク19,19に
引上げ用シヤフト(図示せず)を掛けて、それを
上方へ引上げるようにすれば、開口部4bが開口
部4aに対して上昇し、バレル1を所要角度に傾
斜させることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係るバレルめつき方法
では、めつき液がバレル側壁の穿孔部のみならず
両端の開口部を通して大量に流通するので、バレ
ル内外の浴組成が均一化されると共に浴の電導性
が改善されること、及び両端の開口部からバレル
内のめつき状況を容易に把握することができるこ
と等の優れた効果を奏する。
前記バレルめつき方法に、両端の開口部の方向
に先細りの形状を呈するバレルを用いると、バレ
ルの揺動や回転に伴う内部の被めつき品の良好な
転動や両端の開口部を通るめつき液の円滑且つ均
一な流通及び被めつき品の円滑な出し入れが容易
に可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバレルめつき方法を例示
する断面概要図、第2図は本発明に係るバレルめ
つき方法における陰極部及び陽極部の各配置を説
明する側面図である。 主要符号の説明、1…バレル、4a,4b…開
口部、5…穿孔部、6…従動ギヤ、8…被めつき
品、11…中間ギヤ、15…ギヤモータ、16…
主動ギヤ、18…めつき浴、20…陰極部、21
…陽極部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 側壁にめつき液の流通、電解電流の通過及び
    水切りのための多数の穿孔部を有し、内部に被め
    つき品が投入された水平回転式バレルをめつき浴
    中に浸漬すると共にその軸線を中心として揺動又
    は回転させながら、バレル内部を被めつき品と電
    気的に接触するように挿入された陰極部とバレル
    軸線と平行に配置された陽極部との間に通電する
    ようにしてなるバレルめつき方法において、前記
    バレルが、両端に少なくとも陰極部の着脱、被め
    つき品の出し入れ及びめつき液の流通のための開
    口部を有することを特徴とするバレルめつき方
    法。 2 バレルが、その両端の開口部の方向に先細り
    の形状を呈する、特許請求の範囲第1項記載のバ
    レルめつき方法。
JP15354784A 1984-07-23 1984-07-23 バレルめつき方法 Granted JPS6130700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15354784A JPS6130700A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 バレルめつき方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15354784A JPS6130700A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 バレルめつき方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130700A JPS6130700A (ja) 1986-02-12
JPH0429759B2 true JPH0429759B2 (ja) 1992-05-19

Family

ID=15564891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15354784A Granted JPS6130700A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 バレルめつき方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6130700A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6077995A (ja) * 1983-10-04 1985-05-02 C Uyemura & Co Ltd バレルめつき装置
JPS6221879A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 ユ−ロフロ−ル ソシエテ アノニム 亀裂効果の入つた床材または壁装材の製法およびその製品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6077995A (ja) * 1983-10-04 1985-05-02 C Uyemura & Co Ltd バレルめつき装置
JPS6221879A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 ユ−ロフロ−ル ソシエテ アノニム 亀裂効果の入つた床材または壁装材の製法およびその製品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6130700A (ja) 1986-02-12

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