JPS6221879A - 亀裂効果の入つた床材または壁装材の製法およびその製品 - Google Patents
亀裂効果の入つた床材または壁装材の製法およびその製品Info
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- JPS6221879A JPS6221879A JP17148986A JP17148986A JPS6221879A JP S6221879 A JPS6221879 A JP S6221879A JP 17148986 A JP17148986 A JP 17148986A JP 17148986 A JP17148986 A JP 17148986A JP S6221879 A JPS6221879 A JP S6221879A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06N—WALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06N7/00—Flexible sheet materials not otherwise provided for, e.g. textile threads, filaments, yarns or tow, glued on macromolecular material
- D06N7/0005—Floor covering on textile basis comprising a fibrous substrate being coated with at least one layer of a polymer on the top surface
- D06N7/0028—Floor covering on textile basis comprising a fibrous substrate being coated with at least one layer of a polymer on the top surface characterised by colour effects, e.g. craquelé, reducing gloss
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D5/00—Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures
- B05D5/06—Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain multicolour or other optical effects
- B05D5/061—Special surface effect
- B05D5/062—Wrinkled, cracked or ancient-looking effect
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、亀裂効果の入った合成被覆型の床材または壁
装材の製法に関する。また本発明は、この方法で得られ
る製品にも関する。
装材の製法に関する。また本発明は、この方法で得られ
る製品にも関する。
床および壁用の合成装飾被覆の製造では、セラミックス
等の従来の材料で得られる装飾に近づける試みが大いに
なされている。セラミック材料で得られる独特の装飾効
果は亀裂であり、これらを、たとえば従来の支持体上に
コーティングの形で塗布した合成材料で得ることは難し
い。印刷による亀裂の再現では、亀裂効果が“自然な”
すぐれた模造品にはならないという問題が生じ、得られ
る図柄は不規則なものではなく、必然的に反復性のもの
である。さらに、印刷では材料に奥行(レリーフ)効果
を与えることはない。
等の従来の材料で得られる装飾に近づける試みが大いに
なされている。セラミック材料で得られる独特の装飾効
果は亀裂であり、これらを、たとえば従来の支持体上に
コーティングの形で塗布した合成材料で得ることは難し
い。印刷による亀裂の再現では、亀裂効果が“自然な”
すぐれた模造品にはならないという問題が生じ、得られ
る図柄は不規則なものではなく、必然的に反復性のもの
である。さらに、印刷では材料に奥行(レリーフ)効果
を与えることはない。
フランス特許明細書A 2,126,658には、ひび
の入った模様をつけるために、被覆材料をエマルジョン
の形で塗布する方法が示されている。この場合、膨潤度
の高い無機材料を含有する下層合成被覆材料を塗布し、
この下層被覆材料を乾燥し、そして二酸化珪素基材を含
有する硬化被覆材料を次に塗布する。この引用文献の方
法では、下層被覆材料が硬化被覆材料中に含まれる水を
吸収し、同時にその収縮が生じ、そしてまたそれに伴っ
てひびが形成される。この方法の欠点は、特定の組成物
の二つの異なる層を使用しており、このため中間乾燥が
必要となることである。従って、この方法は時間がかが
り、やっかいなものである。
の入った模様をつけるために、被覆材料をエマルジョン
の形で塗布する方法が示されている。この場合、膨潤度
の高い無機材料を含有する下層合成被覆材料を塗布し、
この下層被覆材料を乾燥し、そして二酸化珪素基材を含
有する硬化被覆材料を次に塗布する。この引用文献の方
法では、下層被覆材料が硬化被覆材料中に含まれる水を
吸収し、同時にその収縮が生じ、そしてまたそれに伴っ
てひびが形成される。この方法の欠点は、特定の組成物
の二つの異なる層を使用しており、このため中間乾燥が
必要となることである。従って、この方法は時間がかが
り、やっかいなものである。
フランス特許明細書A2.241.494ハ、pvcを
基材としたポリマーおよび均質に分散した少なく′とも
一種の可塑剤の、亀裂の入ったフィルムに関するもので
ある。この明細書には、またそのよ−うなフィルムで被
覆された従来の支持体からなる被覆材、並びにその製法
が特許請求されている。その方法は二相系、すなわちポ
リマー−可塑剤および水に依存している。しかしながら
、この方法では亀裂の形成およびその開きを適当に調整
することはできない。さらに、この方法では多量の水が
必要である。
基材としたポリマーおよび均質に分散した少なく′とも
一種の可塑剤の、亀裂の入ったフィルムに関するもので
ある。この明細書には、またそのよ−うなフィルムで被
覆された従来の支持体からなる被覆材、並びにその製法
が特許請求されている。その方法は二相系、すなわちポ
リマー−可塑剤および水に依存している。しかしながら
、この方法では亀裂の形成およびその開きを適当に調整
することはできない。さらに、この方法では多量の水が
必要である。
US特許A 2,612,456はまた、塩化ビニルお
よび酢酸ビニルの有機コポリマー粒子を含有し、これら
の粒子が揮発性有機液体中に分散しているオルガノゾル
を用いた亀裂の入った外観を有する装飾的保護被覆の製
法に関するものである。使用される液体はポリマー粒子
に膨潤効果をもたらすものでなければならない。この方
法はまた調整が難しく、密な網状構造の亀裂を得るのを
難しくするだけである。さらに、この方法はまた多量の
溶剤を必要とする。
よび酢酸ビニルの有機コポリマー粒子を含有し、これら
の粒子が揮発性有機液体中に分散しているオルガノゾル
を用いた亀裂の入った外観を有する装飾的保護被覆の製
法に関するものである。使用される液体はポリマー粒子
に膨潤効果をもたらすものでなければならない。この方
法はまた調整が難しく、密な網状構造の亀裂を得るのを
難しくするだけである。さらに、この方法はまた多量の
溶剤を必要とする。
本発明の目的は、亀裂効果を得るために単一層のみを必
要とする亀裂効果の入った床材たは壁装材の製法を提供
することである。
要とする亀裂効果の入った床材たは壁装材の製法を提供
することである。
本発明の別の目的は、必要とされる溶剤または水の量が
、従来法と比較して著しく少ない、亀裂の入った床材ま
たは壁装材の製法を提供することである。
、従来法と比較して著しく少ない、亀裂の入った床材ま
たは壁装材の製法を提供することである。
本発明の別の目的は、深く、すなわち実質的に被覆の少
なくとも一つの層の内部に至るまでの深さに亀裂の入っ
た床材または壁装材の製法を提供することである。
なくとも一つの層の内部に至るまでの深さに亀裂の入っ
た床材または壁装材の製法を提供することである。
本発明を別の角度から見ると、本発明の目的は、新しい
製品、すなわち、不規則に亀裂効果が入った新しい床材
または壁装材を提供することである。
製品、すなわち、不規則に亀裂効果が入った新しい床材
または壁装材を提供することである。
本発明の、亀裂効果の入った床材または壁装材の製法は
、固体吸収剤および、溶剤の吸収剤中へのおよび吸収剤
上への吸収によって膨潤を引起す溶剤よりなる一対のも
のから予め製造したゲルを含有するプラスチゾル被覆組
成物、あるいは実際に、水中でゲルを形成する少なくと
も一種の樹脂を含有するPVCおよび可塑剤の乾燥混合
物の水中分散液を、適した支持体上に塗布すること、お
よび次に膜形成のためのまたは乾燥のための熱処理を、
被覆の予備ゲル化およびゲルの収縮の不可逆プロセスが
、各々溶剤の吸収剤からの脱着によってまたは水の蒸発
によって、同時に生じるような十分な温度で行なうこと
、および、あるいは次いで従来の仕上げ操作を行なうこ
とを特徴とする。
、固体吸収剤および、溶剤の吸収剤中へのおよび吸収剤
上への吸収によって膨潤を引起す溶剤よりなる一対のも
のから予め製造したゲルを含有するプラスチゾル被覆組
成物、あるいは実際に、水中でゲルを形成する少なくと
も一種の樹脂を含有するPVCおよび可塑剤の乾燥混合
物の水中分散液を、適した支持体上に塗布すること、お
よび次に膜形成のためのまたは乾燥のための熱処理を、
被覆の予備ゲル化およびゲルの収縮の不可逆プロセスが
、各々溶剤の吸収剤からの脱着によってまたは水の蒸発
によって、同時に生じるような十分な温度で行なうこと
、および、あるいは次いで従来の仕上げ操作を行なうこ
とを特徴とする。
本発明の方法は、本発明の目ざす目的の達成を可能にし
、特に、亀裂が不規則に内部の深さにまで及んでいる亀
裂効果の入った被覆の製造を可能にする。
、特に、亀裂が不規則に内部の深さにまで及んでいる亀
裂効果の入った被覆の製造を可能にする。
本発明はまた、本発明の方法の特定の条件下で用いる吸
収剤/溶剤の組合せを選択することに関する。溶剤は、
本発明の被覆の製造に使用する合成材料の他の添加剤の
可塑化効果を妨げないものが有利である。このような溶
剤の使用を除外しはしないが、可塑化プロセスに関係し
ない溶剤が好ましいことは明らかである。
収剤/溶剤の組合せを選択することに関する。溶剤は、
本発明の被覆の製造に使用する合成材料の他の添加剤の
可塑化効果を妨げないものが有利である。このような溶
剤の使用を除外しはしないが、可塑化プロセスに関係し
ない溶剤が好ましいことは明らかである。
本発明の特に好ましい具体例では、吸収剤は、好ましく
はBETによる比表面積が250〜700m2/g、好
ましくは300〜400m”/g程度のシリカまたはシ
リケートである。被覆組成物には0.5〜15重量%の
吸収剤が含まれているのが好ましい。
はBETによる比表面積が250〜700m2/g、好
ましくは300〜400m”/g程度のシリカまたはシ
リケートである。被覆組成物には0.5〜15重量%の
吸収剤が含まれているのが好ましい。
亀裂の形成による“引裂き”を考慮すると、吸収剤が膜
が形成されるとすぐ溶剤の脱着によって取出されるよう
に、合成膜の形成温度において蒸気圧が非常に高い溶剤
を使用するのが好ましい。
が形成されるとすぐ溶剤の脱着によって取出されるよう
に、合成膜の形成温度において蒸気圧が非常に高い溶剤
を使用するのが好ましい。
溶剤の蒸気圧が高い温度、あるいは溶剤の沸点は、膜形
成温度に近いものでなければならないということは言う
までもない。というのは、この温度が高すぎると、合成
被覆の溶融および表面張力のために亀裂が形成されず、
他方、この温度が低すぎると、膜形成前に蒸発してしま
うからである。確実に、収縮力が膜の凝集力よりも大き
くなければならないことはもち論である。炭化水素留分
のような溶剤を使用するのが有利であり、特にホワイト
スピリットがプラスチゾル被覆の15〜35重量%程度
の量であるのが有利である。
成温度に近いものでなければならないということは言う
までもない。というのは、この温度が高すぎると、合成
被覆の溶融および表面張力のために亀裂が形成されず、
他方、この温度が低すぎると、膜形成前に蒸発してしま
うからである。確実に、収縮力が膜の凝集力よりも大き
くなければならないことはもち論である。炭化水素留分
のような溶剤を使用するのが有利であり、特にホワイト
スピリットがプラスチゾル被覆の15〜35重量%程度
の量であるのが有利である。
以下の製品も溶剤として通している:
5HELLSQL[F]TDまたはABタイプの溶剤適
当な蒸発/保持特性を有する、ホワイトスピリット以外
の炭化水素留分 POLYSOLVANOタイプの?容剤りすなわちグリ
コールのn−ブチルエステル DOWANOL DPNOタイプの溶剤、すなわちジ
プロピレングリコールのメチルエーテル プラスチゾルの被覆膜の形成温度は、110〜160℃
の間で選択することが有利である。亀裂の数に影響を及
ぼすことなく、初めの亀裂の開口の大きさを変えるのが
好ましければ、被覆をその後、たとえば1分〜2分30
秒の間、200℃程度の温度にすることが可能である。
当な蒸発/保持特性を有する、ホワイトスピリット以外
の炭化水素留分 POLYSOLVANOタイプの?容剤りすなわちグリ
コールのn−ブチルエステル DOWANOL DPNOタイプの溶剤、すなわちジ
プロピレングリコールのメチルエーテル プラスチゾルの被覆膜の形成温度は、110〜160℃
の間で選択することが有利である。亀裂の数に影響を及
ぼすことなく、初めの亀裂の開口の大きさを変えるのが
好ましければ、被覆をその後、たとえば1分〜2分30
秒の間、200℃程度の温度にすることが可能である。
PVCおよび可塑剤の乾燥混合物の水中分散液を支持体
へ塗布する場合、水の存在下でゲルを形成する樹脂は、
市販の広い範囲の製品から選択しうる。用いる薬剤およ
びこれを塗布する支持体との適合性という点から、増粘
作用を持つセルロース樹脂を基にした混合物が好ましい
。
へ塗布する場合、水の存在下でゲルを形成する樹脂は、
市販の広い範囲の製品から選択しうる。用いる薬剤およ
びこれを塗布する支持体との適合性という点から、増粘
作用を持つセルロース樹脂を基にした混合物が好ましい
。
エチルグリコールのような溶媒化剤(solvatin
gagen t)を水に添加することは、ゲルを形成す
る樹脂の膨潤を引起こすためには特に有用である。
gagen t)を水に添加することは、ゲルを形成す
る樹脂の膨潤を引起こすためには特に有用である。
水性分散液の安定化に必要な添加剤は、この業界でよく
知られており、多(の商品を入手しうる。
知られており、多(の商品を入手しうる。
安定化の目的のための表面活性剤だけでなく、分散液の
調製を容易にし、不変の被覆の製造を可能にする消泡剤
も、配合物へ添加すると好ましいであろう。
調製を容易にし、不変の被覆の製造を可能にする消泡剤
も、配合物へ添加すると好ましいであろう。
分散液の配合物に、顔料であるまたは顔料でない、特に
観察される亀裂の大きさまたはひびの入った形態に影響
を及ぼす充填剤を含有させると有利である。
観察される亀裂の大きさまたはひびの入った形態に影響
を及ぼす充填剤を含有させると有利である。
熱乾燥処理の温度は180〜210℃の間で選択するの
が好ましい。亀裂の数に影響を及ぼすことなく、亀裂の
初めの開口の大きさを変えるのが好ましければ、被覆を
その後たとえば1分〜2分30秒の間、200℃程度の
温度にすることが可能である。
が好ましい。亀裂の数に影響を及ぼすことなく、亀裂の
初めの開口の大きさを変えるのが好ましければ、被覆を
その後たとえば1分〜2分30秒の間、200℃程度の
温度にすることが可能である。
本発明の具体例では、上記の吸収剤/溶剤の組合せを含
有するプラスチゾルの被覆組成物または水中でゲルを形
成する樹脂を含有するPVCおよび可塑剤の乾燥混合物
の水性分散液を塗布する支持体は、あるいはすでに一種
以上の合成材料の付着層を有し、そしてこれらの付着層
はできれば、印刷を施したものである従来の支持体から
なる。
有するプラスチゾルの被覆組成物または水中でゲルを形
成する樹脂を含有するPVCおよび可塑剤の乾燥混合物
の水性分散液を塗布する支持体は、あるいはすでに一種
以上の合成材料の付着層を有し、そしてこれらの付着層
はできれば、印刷を施したものである従来の支持体から
なる。
本発明では、特定の装飾的効果を得る目的で、装飾図柄
の一部のみがひびの入った外観とするために、吸収剤/
溶剤の対になったものを含有するPvCのプラスチゾル
の被覆組成物、またはPvCおよび局部的にゲルを形成
する樹脂の水性分散液を塗布することが可能である。こ
の不連続塗布はよく知られている方法、たとえばセリグ
ラフ法、によって行ないうる。このようにして、亀裂の
入ったタイルからなるそして亀裂の入っていないセメン
ト接合の目地からなる特定の床材または壁装材に似せる
ことが可能となる。
の一部のみがひびの入った外観とするために、吸収剤/
溶剤の対になったものを含有するPvCのプラスチゾル
の被覆組成物、またはPvCおよび局部的にゲルを形成
する樹脂の水性分散液を塗布することが可能である。こ
の不連続塗布はよく知られている方法、たとえばセリグ
ラフ法、によって行ないうる。このようにして、亀裂の
入ったタイルからなるそして亀裂の入っていないセメン
ト接合の目地からなる特定の床材または壁装材に似せる
ことが可能となる。
本発明の有利な具体例では、亀裂の形成後、たとえば、
得られた被覆上で、亀裂に適当な材料を詰め込むように
、プラスチゾル被覆をスクレープすることか可能である
。特に好ましい具体例では、得られた製品上で30%ま
でのカーボンブラックを含有するプラスチゾルあるいは
可塑化PVcおよび導電性カーボンブランクの水性エマ
ルジョンを、亀裂に導電性物質が詰まるように、スクレ
ープすることが可能である。このような被覆は、手術室
、コンピユータ室等の被覆の静電気の蓄積を避けるのに
特に適している。カーボンブラックを含有するこのよう
な組成物を使用すると、通常10′4オーム・センナメ
ーターである被覆の横断電気抵抗が、10”オーム・セ
ンナメーター程度の値にしうる。
得られた被覆上で、亀裂に適当な材料を詰め込むように
、プラスチゾル被覆をスクレープすることか可能である
。特に好ましい具体例では、得られた製品上で30%ま
でのカーボンブラックを含有するプラスチゾルあるいは
可塑化PVcおよび導電性カーボンブランクの水性エマ
ルジョンを、亀裂に導電性物質が詰まるように、スクレ
ープすることが可能である。このような被覆は、手術室
、コンピユータ室等の被覆の静電気の蓄積を避けるのに
特に適している。カーボンブラックを含有するこのよう
な組成物を使用すると、通常10′4オーム・センナメ
ーターである被覆の横断電気抵抗が、10”オーム・セ
ンナメーター程度の値にしうる。
求める効果によって、亀裂の入った製品に印刷したりあ
るいは他の従来の操作を行なうのも同様に好ましい。具
体例としては、亀裂に従来の発泡性ペーストを塗り込む
こともできる。このペーストは熱処理中に膨潤し、その
結果表面に筋を作り、荒塗り壁の外観となる。
るいは他の従来の操作を行なうのも同様に好ましい。具
体例としては、亀裂に従来の発泡性ペーストを塗り込む
こともできる。このペーストは熱処理中に膨潤し、その
結果表面に筋を作り、荒塗り壁の外観となる。
最後に、従来の摩耗面層のコーティングを塗布しうる。
この層は、本発明の上記の様々な具体例で得た被覆の耐
用年数をさらに高める。
用年数をさらに高める。
亀裂の形、深さおよび開口度は、熱処理温度によって、
吸収剤/溶剤の組合せのおよび水中でゲルを形成する樹
脂の選択によって、そして使用する溶剤の量によって調
整しうる。しかしながら、亀裂の深さおよび開口度は、
特に、これらを前に塗布しておかなければ、熱処理によ
ってその後著しく変えることができる。
吸収剤/溶剤の組合せのおよび水中でゲルを形成する樹
脂の選択によって、そして使用する溶剤の量によって調
整しうる。しかしながら、亀裂の深さおよび開口度は、
特に、これらを前に塗布しておかなければ、熱処理によ
ってその後著しく変えることができる。
本発明で得た亀裂の入った製品に対して行ないうる他の
従来の段階を、本明細書でさらに詳しく記載する必要は
ない。顔料であってもあるいは顔料でなくてもよいコー
ティングの塗布、印刷、摩耗層の塗布、従来の熱処理お
よび最終焼成は実施例から容易に理解されるであろう。
従来の段階を、本明細書でさらに詳しく記載する必要は
ない。顔料であってもあるいは顔料でなくてもよいコー
ティングの塗布、印刷、摩耗層の塗布、従来の熱処理お
よび最終焼成は実施例から容易に理解されるであろう。
以下の実施例で本発明をさらに詳しく説明する。
全ての部は断りがなければ、重量で表わす。
実施例1
予じめ以下の組成のゲルを製造する:
酢酸ブチルグリコール 100部熱分
解法シリカ(300m2/g) Aerosil@30
0 10部以下のものを含有する“コンパクト”と呼ば
れるプラスチゾル組成物も製造する: エマルジョン状のPVC(たとえば=に値72) 6
50部懸濁状のPVC(たとえば:に値66)
100部フタレート可塑剤
540部炭酸塩含有充填剤(炭酸カルシウム)50
0部酸化チタン 25部
錫を基にした安定剤 2部子し
めつくっておいた“コンパクト”組成物およびゲルを、
次に、以下のものと混合する:“コンパクト”
70部ゲル
35部TXIB
l 0部(テキサノールイソブチレートー二次可塑
剤)バリウムを基にしたおよび 亜鉛を基にした安定剤 3.5部Aer
osil 3000および溶剤の含有量は、プラスチ
ゾルコーティング中に各々2.68%および26.31
%である。このようにして得たコーティングを、あるい
はすでに少なくとも一つのコーティングおよび/または
印刷を施してあってもよい従来の支持体に塗布する。
解法シリカ(300m2/g) Aerosil@30
0 10部以下のものを含有する“コンパクト”と呼ば
れるプラスチゾル組成物も製造する: エマルジョン状のPVC(たとえば=に値72) 6
50部懸濁状のPVC(たとえば:に値66)
100部フタレート可塑剤
540部炭酸塩含有充填剤(炭酸カルシウム)50
0部酸化チタン 25部
錫を基にした安定剤 2部子し
めつくっておいた“コンパクト”組成物およびゲルを、
次に、以下のものと混合する:“コンパクト”
70部ゲル
35部TXIB
l 0部(テキサノールイソブチレートー二次可塑
剤)バリウムを基にしたおよび 亜鉛を基にした安定剤 3.5部Aer
osil 3000および溶剤の含有量は、プラスチ
ゾルコーティング中に各々2.68%および26.31
%である。このようにして得たコーティングを、あるい
はすでに少なくとも一つのコーティングおよび/または
印刷を施してあってもよい従来の支持体に塗布する。
このようにして得た製品を、亀裂が生じるような方法で
熱処理する。この処理は2分30秒の間、110〜12
0℃の温度にする段階からなるのが好ましく、これはた
とえば、特に豚動エアーオーブンまたは赤外線またはこ
れらの二つの組合せによって加熱することにより得られ
る。
熱処理する。この処理は2分30秒の間、110〜12
0℃の温度にする段階からなるのが好ましく、これはた
とえば、特に豚動エアーオーブンまたは赤外線またはこ
れらの二つの組合せによって加熱することにより得られ
る。
次に事情によってはこの製品を、夫自体公知の方法で装
飾印刷する。
飾印刷する。
すでに形成しである亀裂を開かせる第二の熱処理を製品
に行なうことも可能である。このような熱処理は、1分
〜2分30秒の間、200℃程度の温度にする段階から
なる。
に行なうことも可能である。このような熱処理は、1分
〜2分30秒の間、200℃程度の温度にする段階から
なる。
次に製品をゴムスクレーパーに通し、亀裂内に液状の着
色プラスチゾルを浸透させ、次いでこのプラスチゾルの
予備ゲル化を行なう。
色プラスチゾルを浸透させ、次いでこのプラスチゾルの
予備ゲル化を行なう。
プラスチゾルで被覆した後、亀裂はこの予備ゲル化の間
最早や開かないということを意外にも見出した。
最早や開かないということを意外にも見出した。
全アセンブリーを摩耗層としての役割を果すPVCのプ
ラスチゾルコーティングで被覆し、そして得られた製品
を2分30秒間、190℃程度の温度でゲル化操作する
。
ラスチゾルコーティングで被覆し、そして得られた製品
を2分30秒間、190℃程度の温度でゲル化操作する
。
適当な手段、たとえばUVによっであるいは電子ビーム
によって架橋しうるポリウレタンフェスを使用すること
もできる。
によって架橋しうるポリウレタンフェスを使用すること
もできる。
実施例2 プラスチゾル組成物
以下の組成を有するゲルを製造した:
ホワイトスピリット 80部Du
tch’Boy BARO3IL@ (米国のナショナ
ル・リード社の製品)の珪酸バリウム 35部実施例1
と同様な“コンパクト”組成物を製造し、予じめつくっ
ておいたゲルを以下の割合で混ぜる: “コンパクト”組成物 50部ゲル
35部コーティ
ング中のBarosil[F]およびホワイトスピリッ
トの含有量は、各々12.5%および28.7%である
。
tch’Boy BARO3IL@ (米国のナショナ
ル・リード社の製品)の珪酸バリウム 35部実施例1
と同様な“コンパクト”組成物を製造し、予じめつくっ
ておいたゲルを以下の割合で混ぜる: “コンパクト”組成物 50部ゲル
35部コーティ
ング中のBarosil[F]およびホワイトスピリッ
トの含有量は、各々12.5%および28.7%である
。
このようにして製造したコーティングを従来の支持体上
に塗布し、亀裂が生じるような方法で熱処理する。この
熱処理は、たとえばオーブン中で、2分間、110〜1
20℃での段階からなる。このようにして得た製品を次
に、30%のカーボンブラックを含有するPvCペース
トを亀裂に浸透させるように、スクレーパに通す。次い
で最終焼成の熱処理を行なう。得られる製品は“均質な
”被覆であり、その横断電気表面抵抗は10”オーム・
cm程度の値に減少しく1)VCは1(11)オーム・
cmであるが)、従って局部的な電荷が分散される。こ
のような被覆は、コンピユータ室のような局部電荷に対
して高い感度を示す材料に使用することができる。
に塗布し、亀裂が生じるような方法で熱処理する。この
熱処理は、たとえばオーブン中で、2分間、110〜1
20℃での段階からなる。このようにして得た製品を次
に、30%のカーボンブラックを含有するPvCペース
トを亀裂に浸透させるように、スクレーパに通す。次い
で最終焼成の熱処理を行なう。得られる製品は“均質な
”被覆であり、その横断電気表面抵抗は10”オーム・
cm程度の値に減少しく1)VCは1(11)オーム・
cmであるが)、従って局部的な電荷が分散される。こ
のような被覆は、コンピユータ室のような局部電荷に対
して高い感度を示す材料に使用することができる。
実施例3 プラスチゾル+ゲル
以下の組成を有するゲルを予じめ製造する:Aeros
i 1 O30(11)0重量部ホワイト・スピリッ
ト 100重量部“コンパクト”プラスチ
ゾル組成物を実施例1に従って製造する。
i 1 O30(11)0重量部ホワイト・スピリッ
ト 100重量部“コンパクト”プラスチ
ゾル組成物を実施例1に従って製造する。
次に以下のものを混合する。
“コンパクト” 70部
ゲル 35部TX
IB 10部次
いで実施例1のような手順で行なう。
ゲル 35部TX
IB 10部次
いで実施例1のような手順で行なう。
実施例4 プラスチゾル+ゲル
手順は実施例1または2のように行なうが、以下の組成
を有する発泡性ペーストを得られた亀裂に塗る。
を有する発泡性ペーストを得られた亀裂に塗る。
K値=66(7)PVC′A!、濁液
30部に値°=70のpvcエマルジョン 7
0部フタレート可塑剤 32部
TXIB 20
部充填剤(炭酸カルシウム)25部 Ti0z 2
部自己分散性膨潤剤 2部実施
例5(比較実施例) 添付のグラフは環状ボンピング法に従って行なった実験
室試験の結果を示すものである。
30部に値°=70のpvcエマルジョン 7
0部フタレート可塑剤 32部
TXIB 20
部充填剤(炭酸カルシウム)25部 Ti0z 2
部自己分散性膨潤剤 2部実施
例5(比較実施例) 添付のグラフは環状ボンピング法に従って行なった実験
室試験の結果を示すものである。
第1図〜第3図は、横座標として周波数(ヘルツ)そし
て縦座標として剛性率G’(散逸剛性率)をN/m2で
示す。
て縦座標として剛性率G’(散逸剛性率)をN/m2で
示す。
第4図〜第6図は、横座標として周波数(ヘルツ)そし
て縦座標として剛性率K(捩り剛性率)をN/mで示す
。
て縦座標として剛性率K(捩り剛性率)をN/mで示す
。
第1図および第4図は実施例1の“コンパクト”組成物
に関するものである。
に関するものである。
第2図および第5図は以下の組成物に関するものである
: 実施例1の“コンパクト″ 1,4oo部
Aeros i 1 o300
63部ホワイトスピリット
637部TχIB
200部第3図および第6図は、以下に述べる組成
物に関するものであり、ゲルは予じめ製造しておいたも
のである。
: 実施例1の“コンパクト″ 1,4oo部
Aeros i 1 o300
63部ホワイトスピリット
637部TχIB
200部第3図および第6図は、以下に述べる組成
物に関するものであり、ゲルは予じめ製造しておいたも
のである。
実施例1の“コンパクト” 1,400部
ゲル 700部TX
I B 200
部ゲルは63部のAerosil■300および637
部のホワイトスピリットからなる。
ゲル 700部TX
I B 200
部ゲルは63部のAerosil■300および637
部のホワイトスピリットからなる。
剛性率G″ (第1図〜第3図)は粘度に比例し、そし
て周波数は速度勾配に比例するので、環状ボンピングは
、速度勾配の関数として粘度を表わすことになる。
て周波数は速度勾配に比例するので、環状ボンピングは
、速度勾配の関数として粘度を表わすことになる。
これらの図から、第3図の組成物は最高の粘度を示し、
全体の含有量が同じ組成物であっても、シリカおよびホ
ワイトスピリットをゲルの形で加えなかった組成物は、
粘度が非常に低いことがわかる。
全体の含有量が同じ組成物であっても、シリカおよびホ
ワイトスピリットをゲルの形で加えなかった組成物は、
粘度が非常に低いことがわかる。
このことから、第2図の場合、ホワイトスピリットはシ
リカに優先的に吸着されないが、材料中に均一に分散さ
れる結果、プラスチゾルの粘度低下を引起こすと結論づ
けることができる。他方、第3図の場合、溶媒は不活性
充填剤を膨潤させ、最終材料中に混合した後でもそこに
留まった。これはプラスチゾルの全体粘度の減少には使
わね5なかった。溶媒のシリカからの脱着を可能にする
のは熱処理のみであり、これによってシリカの収縮が起
こる。
リカに優先的に吸着されないが、材料中に均一に分散さ
れる結果、プラスチゾルの粘度低下を引起こすと結論づ
けることができる。他方、第3図の場合、溶媒は不活性
充填剤を膨潤させ、最終材料中に混合した後でもそこに
留まった。これはプラスチゾルの全体粘度の減少には使
わね5なかった。溶媒のシリカからの脱着を可能にする
のは熱処理のみであり、これによってシリカの収縮が起
こる。
剛性(剛性率K)に関する第4図〜第6図でも、同じ組
成物に対して、このことが確証される。
成物に対して、このことが確証される。
実施例6 水性分散液
急速ミキサー(パベンマイヤー型)内で以下の組成を有
するpvcの乾燥混合物を製造する;pvc″懸濁液”
K値 100部可塑剤
35部Sn安定剤
2部エポキシ化大豆油
3部混合物が80〜90℃の温度に達した
ら、これを冷却容器へ移す。改良された流動性を有する
/琵合吻を得るために、3〜5部のPvC″エマルジョ
ン”を冷却中に加える。
するpvcの乾燥混合物を製造する;pvc″懸濁液”
K値 100部可塑剤
35部Sn安定剤
2部エポキシ化大豆油
3部混合物が80〜90℃の温度に達した
ら、これを冷却容器へ移す。改良された流動性を有する
/琵合吻を得るために、3〜5部のPvC″エマルジョ
ン”を冷却中に加える。
ミキサー(モルチー二型)内で製造された水性懸濁液は
以下の組成を有する: 水
100 合[エチルグリコール
100部Ti0z 5部ドロ
マイト 150部乾燥
pvc混合物 200部セルロー
ス増粘剤(5%水性) 5部表面活性剤
2部この水性懸濁液をスク
レーパによって、ドラム上でゲル化した以下の組成を有
するPVCプラスチゾルを塗布した一枚のガラスからな
る支持体上に塗布する: pvc ’エマルジョン” 100部チョー
ク 50〜100部TiO
□ 3〜20部可塑剤
50〜80部Sn安定剤
2 部エポキシ化大豆油
3 部このコーティングを乾燥し、180
〜210℃の熱風炉内で焼成する。
以下の組成を有する: 水
100 合[エチルグリコール
100部Ti0z 5部ドロ
マイト 150部乾燥
pvc混合物 200部セルロー
ス増粘剤(5%水性) 5部表面活性剤
2部この水性懸濁液をスク
レーパによって、ドラム上でゲル化した以下の組成を有
するPVCプラスチゾルを塗布した一枚のガラスからな
る支持体上に塗布する: pvc ’エマルジョン” 100部チョー
ク 50〜100部TiO
□ 3〜20部可塑剤
50〜80部Sn安定剤
2 部エポキシ化大豆油
3 部このコーティングを乾燥し、180
〜210℃の熱風炉内で焼成する。
焼成の間に、接近し連続した網状構造の亀裂が生じる。
実施例7 水性分散液
実施例1におけるのと同じ配合の乾燥pvc混合物から
出発して、以下の組成を有する水性懸濁液を製造する: 水
80部セルロース増粘剤(5%水性) 20部
乾燥pvc混合物 100部ドロマイ
ト 20部Ti0t
4部この懸濁液を実施例1
と同じ支持体上にスクレーパし、乾燥し、そして同じ条
件下で熱風炉内で焼成する。
出発して、以下の組成を有する水性懸濁液を製造する: 水
80部セルロース増粘剤(5%水性) 20部
乾燥pvc混合物 100部ドロマイ
ト 20部Ti0t
4部この懸濁液を実施例1
と同じ支持体上にスクレーパし、乾燥し、そして同じ条
件下で熱風炉内で焼成する。
焼成の間に、不連続でまばらな網状構造の細かい亀裂が
現れる。
現れる。
各々の種類の製品は、仕上げのために、その後様々な方
法、たとえば *印刷の後、ワニス含浸 *透明なあるいは透明でない着色ワニスの塗布*導電性
材料の塗布 によって処理しうる。
法、たとえば *印刷の後、ワニス含浸 *透明なあるいは透明でない着色ワニスの塗布*導電性
材料の塗布 によって処理しうる。
さらに、適当な顔料を各配合物に添加することによって
、種々の水性混濁液を着色しうる。
、種々の水性混濁液を着色しうる。
添付の図面は環状ボンピング法に従って行なった実験室
試験の結果を示すグラフで、第1図〜第3図は横座標と
して周波数(ヘルツ)そして縦座標として剛性率G″
(散逸剛性率)をN7m”で示し、第4図〜第6図は横
座標として周波数(ヘルツ)そして縦座標として剛性率
K(捩り剛性率)をN / mで示す図面である。 特許出願人 ユーロフロール・ソシエ テ・アノニム 夫ρ
試験の結果を示すグラフで、第1図〜第3図は横座標と
して周波数(ヘルツ)そして縦座標として剛性率G″
(散逸剛性率)をN7m”で示し、第4図〜第6図は横
座標として周波数(ヘルツ)そして縦座標として剛性率
K(捩り剛性率)をN / mで示す図面である。 特許出願人 ユーロフロール・ソシエ テ・アノニム 夫ρ
Claims (17)
- (1)固体吸収剤および、該吸収剤中へのおよび該吸収
剤上への吸収によって膨潤を引起す溶剤よりなる組合せ
から予じめ製造したゲルを含有するプラスチゾル被覆組
成物、あるいは実際に、水中でゲルを形成する少なくと
も一種の樹脂を含有するPVCおよび可塑剤の乾燥混合
物の水中分散液を、融和性のある支持体上に塗布するこ
と、および次に膜形成のためのまたは乾燥のための熱処
理を、被覆の予備ゲル化およびゲルの収縮の不可逆プロ
セスが、各々溶剤の吸収剤からの脱着によってまたは水
の蒸発によって、同時に生じるような十分な温度で行な
うこと、および、あるいは次いで従来の仕上げ操作を行
なうことを特徴とする亀裂効果の入った床材または壁装
材の製法。 - (2)支持体が、できれば少なくとも一種の合成材料の
付着層および/または少なくとも一種の印刷を有する従
来の支持体よりなることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載の方法。 - (3)吸収剤/溶剤の組合せを含有するプラスチゾル被
覆組成物、または乾燥PVCおよび水中でゲルを形成す
る樹脂の水中分散液を局部的に塗布することを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)または(2)項の何れか一つ
に記載の方法。 - (4)吸収剤が、BETによる比表面積が250〜70
0m^2/g、好ましくは300〜400m^2/gで
あるシリカまたはシリケートであることを特徴とする特
許請求の範囲前記各項の何れか一つに記載の方法。 - (5)被覆組成物が0.5〜15重量%、好ましくは2
〜13重量%のシリカを含有することを特徴とする特許
請求の範囲前記各項の何れか一つに記載の方法。 - (6)上記の対で使用される溶剤が、塗膜の形成温度で
非常に高い蒸気圧を示すことを特徴とする前記特許請求
の範囲各項の何れか一つに記載の方法。 - (7)被覆組成物が15〜35重量%、好ましくは20
〜30重量%の溶剤を含有することを特徴とする前記特
許請求の範囲各項の何れか一つに記載の方法。 - (8)膜の形成のための熱処理が、1分〜2分30秒間
、110〜160℃の温度での段階からなることを特徴
とする前記特許請求の範囲各項の何れか一つに記載の方
法。 - (9)水の存在下でゲルを形成する樹脂がセルロース樹
脂であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)また
は(2)項記載の何れか一つに記載の方法。 - (10)分散液が溶媒化剤を含んでいることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)、(2)または(9)項の何
れか一つに記載の方法。 - (11)水性分散液の安定化に必要な添加剤が、表面活
性剤および消泡剤の混合物よりなることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)、(2)、(9)または(10)
項の何れか一つに記載の方法。 - (12)熱乾燥処理が180〜210℃の温度での段階
よりなることを特徴とする特許請求の範囲第(1)、(
2)又は(9)〜(11)項の何れか一つに記載の方法
。 - (13)亀裂の形成後、亀裂を広げるための第二の熱処
理を行なうことを特徴とする前記特許請求の範囲各項記
載の何れか一つに記載の方法。 - (14)上記の第二の熱処理操作が、1分〜2分30秒
の間、200℃程度の温度での段階からなることを特徴
とする特許請求の範囲第(13)項記載の方法。 - (15)少なくとも一つのコーティングを、たとえば導
電性カーボンブラックを含有する組成物または発泡性ペ
ーストを亀裂に詰めるようにスクレーパによって塗布し
、および/またはそれ自体公知の方法に従って印刷を施
し、あるいは最終摩耗層を製品に塗布することを特徴と
する前記特許請求の範囲各項の何れか一つに記載の方法
。 - (16)最終焼成操作を1分〜2分30秒間、190℃
程度の温度で行なうことを特徴とする前記特許請求の範
囲第(1)〜(15)項の何れか一つに記載の方法。 - (17)前記特許請求の範囲各項の何れか一つに記載の
方法で得た亀裂効果の入った、床材または壁装材。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
LU86014 | 1985-07-22 | ||
LU86014A LU86014A1 (fr) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | Procede de production de revetements de sol ou muraux a effet craquele et produit obtenu |
LU86088 | 1985-09-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221879A true JPS6221879A (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=19730516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17148986A Pending JPS6221879A (ja) | 1985-07-22 | 1986-07-21 | 亀裂効果の入つた床材または壁装材の製法およびその製品 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221879A (ja) |
LU (1) | LU86014A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130700A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-12 | Kiyookuro:Kk | バレルめつき方法 |
-
1985
- 1985-07-22 LU LU86014A patent/LU86014A1/fr unknown
-
1986
- 1986-07-21 JP JP17148986A patent/JPS6221879A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130700A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-12 | Kiyookuro:Kk | バレルめつき方法 |
JPH0429759B2 (ja) * | 1984-07-23 | 1992-05-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
LU86014A1 (fr) | 1987-02-04 |
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