JPH04297320A - 自動車用ウインドモールディング - Google Patents

自動車用ウインドモールディング

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JPH04297320A
JPH04297320A JP8774291A JP8774291A JPH04297320A JP H04297320 A JPH04297320 A JP H04297320A JP 8774291 A JP8774291 A JP 8774291A JP 8774291 A JP8774291 A JP 8774291A JP H04297320 A JPH04297320 A JP H04297320A
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molding
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window glass
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corner
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Yukihiko Yada
矢田 幸彦
Toshio Hirose
敏夫 広瀬
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Tokai Kogyo Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体パネルの窓開口部
に装着されたウインドガラスに対して取り付けられる自
動車用ウインドモールディングに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体パネルの窓開口部に取り付
けられたウインドガラスの周縁部には、ウインドモール
ディングが装着されている。より具体的には、ウインド
ガラスの周端面と車体パネルの窓開口部の開口縁との間
に、アッパー部からサイド部にかけて細長状の隙間が連
続的に形成されており、この細長状の隙間内に、長尺状
のモール体が嵌挿されることによって上記隙間のシール
が行なわれている。
【0003】上記モール体は、しばしば押出によって長
尺状に成形されるものであるが、上記細長状間隙に介挿
される支柱部と、この支柱部の車外側端縁部から分岐し
て前記ウインドガラスの車外側表面上および車体パネル
の車外側表面上に延びる装飾部とを有している。
【0004】このようなウインドモールディングにおい
て、従来例えば実開昭59−145414号公報、特開
昭62−23184号公報、特開昭63−291721
号公報、特開平1−195032号公報、特開平1−2
44820号公報、特開平1−269611号公報、特
開平1−269612号公報、特開平1−269613
号公報、実開平1−128411号公報等に記載されて
いるように、モール体に雨水受け溝を設けることが一般
に知られている。この雨水受け溝は、ウインドガラスに
付着した雨水等を所望の部位に導き排出させるものであ
り、このような雨水受け溝を設けるにあたっては、合成
樹脂・ゴム等の弾性体からなるモール体の装飾部を、ウ
インドガラスの表面から車外側に向かって一定間隔離す
ことにより凹溝を画成することが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のウ
インドモールディングでは、上述したように、雨水受け
溝を有するサイド部の全体が弾性体から構成されている
ため、特に高温環境下においてサイド部に剛性不足を来
たしており、車体パネルへの不係合および装着後におけ
る波打ち、うねりを生じている。
【0006】特開昭62−283017号公報には、芯
材を埋設したウインドモールディングが開示されており
、雨水受け溝形成部分の補強が行なわれている。しかし
ながらこのものでは、モールディングの全長にわたって
芯材が設けられており、したがってモールディング自体
の形状が、ウインドガラスの周縁形状に沿った形状に維
持されることとなる。このため自動車への取り付け作業
に困難を伴うとともに、成形に当たっては大型の金型を
要し、さらにモールディングの保管および運搬において
も大きな空間を必要とするという問題がある。
【0007】そこで本発明は、車体パネル側に対して良
好な状態に装着することができ、しかも成形性、装着性
、保管性および運搬性に優れた自動車用ウインドモール
ディングを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る構成は、車体パネルに設けられた窓枠開口
部の内周縁部と、当該車体パネルの窓枠開口部に固着さ
れたウインドガラスの周縁との間に形成された細長状の
間隙を覆うように装着された長尺状のモール体を有して
なり、当該モール体は、ウインドガラスのアッパー端縁
部からコーナー端縁部を介して両サイド端縁部にかけて
配置されたアッパーモール部とコーナーモール部とサイ
ドモール部とを備えてなる自動車用ウインドモールディ
ングにおいて、上記モール体は、前記ウインドガラスの
周縁と車体パネルの窓枠開口部の内周縁部との間の細長
状間隙に介挿される支柱部と、この支柱部の車外側端縁
部から分岐して前記ウインドガラスの車外側表面上およ
び車体パネルの車外側表面上に延びる装飾部と、サイド
モール部の装飾部を、ウインドガラス表面から車外側に
向かって一定間隔離すことにより画成した雨水受け溝と
、支柱部内に埋設されたインサート芯材とを備えてなり
、上記インサート芯材は、コーナーモール部を除いた少
なくともサイドモール部に配置されているとともに、モ
ール体の長手方向に直交する方向の横断面形状において
少なくとも1箇所の折曲部を有するものである。
【0009】また請求項の2に係る発明は、請求項1に
記載の自動車用ウインドモールディングにおいて、イン
サート芯材は、支柱部内において車内外方向に延在し、
かつ折曲部を介してウインドガラス側に延出する構成を
有している。
【0010】
【作用】このような構成を有する手段においては、雨水
受け溝を備えるサイドモール部に埋設されたインサート
芯材によって、サイドモール部の剛性が向上されている
とともに、少なくともコーナーモール部にはインサート
芯材が設けられていないため、コーナーモール部の弾性
が維持されて曲げ可能となっている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず図5に表わされているように、車体パ
ネルのルーフパネル1の前端縁と、ピラーパネル2の前
端縁とによって形成された前部窓枠開口部の内周縁部に
は、フロントウインドガラス3が室外側から固着されて
いる。そしてこのフロントウインドガラス3の周縁と、
車体パネル1,2の前部窓枠開口部の内周縁部との間に
は、細長状の間隙が連続的に形成されており、当該細長
状の間隙を覆うようにして長尺状のモール体5が装着さ
れている。
【0012】上記モール体5は、アッパーモール部5A
、コーナーモール部5Cおよびサイドモール部5Bを備
えており、フロントウインドガラス3のアッパー縁から
コーナー縁を通って両サイド縁にかけて装着・配置され
ている。このような自動車用ウインドモールディングの
第1実施例が図1、図2および図3に示されている。
【0013】まずアッパーモール部5Aは、図1および
図2に示される構造になされている。ルーフパネル1の
前端縁部分は、室内側(図2下側)に向かって窪む段差
を有するように折り曲げられており、室内側折曲げ部1
aを介して、フロントウインドガラス3側に延びるフラ
ンジ部1bが設けられている。このフランジ部1bの車
外側表面(図2上側面)上には、前記フロントウインド
ガラス3がダムラバー6を介して重ね合わせられており
、当該フロントウインドガラス3の上端(図2左端)が
、室内側折曲げ部1aと一定の間隔をあけて対向配置さ
れている。これらフロントウインドガラス3と室内側折
曲げ部1aとフランジ部1bとで画成される空間内には
、接着剤7が充填されており、この接着剤7によって上
記各部材3,6側と1a,1b側とが固着されている。
【0014】また上記フロントウインドガラス3と室内
側折曲げ部1aとの隙間部分には、前記アッパーモール
部5Aの支柱部5A1が介挿されている。この支柱部5
A1の室内側端縁部(図2下端縁部)には、板状の突出
部材からなるガラス圧接片5A2が設けられており、こ
のガラス圧接片5A2が、フロントウインドガラス3の
縁部に対して室内側(図2下側)から押圧接触されてい
る。また上記支柱部5A1の室内側端部分には、ガラス
圧接片5A2の突出方向と反対側すなわち室内側折曲げ
部1a側に向かって突出する弾性リップ5A3が形成さ
れている。この弾性リップ5A3は、室内側折曲げ部1
aに対し略L字状に屈曲し圧接されている。
【0015】さらに上記支柱部5A1の車外側端(図2
上端側)には、当該支柱部5A1から分岐するリップ状
のウインドガラス側装飾部5A4と、車体パネル側装飾
部5A5とが連設されている。このうちウインドガラス
側装飾部5A4は、フロントウインドガラス3側に向か
って延出されており、フロントウインドガラス3におけ
る縁部の車外側表面上に当接されている。このとき当該
ウインドガラス側装飾部5A4と上記ガラス圧接片5A
2とは、ほぼ平行に延出されており、両者の間に、フロ
ントウインドガラス3の厚さにほぼ等しい幅を有する凹
溝が画成されている。そしてこの凹溝内に、フロントウ
インドガラス3の上側端縁(図2左側端縁)部分が嵌合
されている。
【0016】そして上記弾性リップ5A3の屈曲による
反発力は、前記支柱部5A1をフロントウインドガラス
3側に押し付ける付勢力として作用しており、その押圧
付勢力によってアッパーモール部5Aが一定位置に保持
されてフロントウインドガラス3への固定が行なわれ、
シールが行なわれるようになっている。
【0017】一方前記車体パネル側装飾部5A5は、上
記ウインドガラス側装飾部5A4の延出方向とは反対側
であるルーフパネル1側に向かって延出しており、その
延出端部分がルーフパネル1の車外側表面上に当接され
シールを行なうようになっている。
【0018】つぎにサイドモール部5Bの構造を説明す
る。サイドモール部5Bは、上記アッパーモール部5A
からコーナーモール部5Cを介してピラーの上側から下
側に向かって連続しているものであり、その横断面構造
が図1および図3に示されている。この両サイド部にお
いては、ピラーパネル2の前端縁部分が、室内側(図3
下側)に向かって窪む段差を有するように折り曲げられ
ており、室内側折曲げ部2aを介して、フロントウイン
ドガラス3側に延びるフランジ部2bが設けられている
。このとき室内側折曲げ部2aの高さは、前述したルー
フパネル1における室内側折曲げ部1aよりも高くなる
ように成形されており、コーナー部の途中から次第に立
ち上げられて図3の状態になされている。そしてこの室
内側折曲げ部2aの立ち上げにしたがって、ピラーパネ
ル2の車外側表面(図3上側面)とフロントウインドガ
ラス3の車外側表面との間に形成される段差が、アッパ
ー部より拡大されている。
【0019】サイドモール部5Bの支柱部5B1は、前
述したアッパーモール部5Aの支柱部5A1と同一の形
状をなして連続するものであるが、このサイド部におけ
る支柱部5B1は、フロントウインドガラス3から車外
側に突出する位置に配置されている。そしてこの支柱部
5B1の図3下端に設けられている板状のガラス圧接片
5B2は、フロントウインドガラス3の縁部に車外側(
図3上側)から圧接されているとともに、このガラス圧
接片5B2の突出方向の反対側である室内側折曲げ部2
a側に向かって突出するように弾性リップ5B3が設け
られている。
【0020】さらに上記支柱部5B1の図3下面側には
、当該支柱部5B1を室内側に向かって細長状に連続延
長してなる支柱脚部5B6が設けられている。この支柱
脚部5B6は、フロントウインドガラス3と室内側折曲
げ部2aとの隙間部分に介挿されており、該支柱脚部5
B6の先端部分(図3下端部分)に、鍵型状をなすよう
にして設けられた係合固定片5B7がファスナー5B8
内に嵌合・固着されている。
【0021】上記ファスナー5B8は、車外側(図3上
側)に向かって開口する横断面略U字状の押出部材から
なり、前記室内側折曲げ部2aとフランジ部2bとの角
部に沿って配置されている。室内側折曲げ部2aの内壁
面には両面接着テープ8が被着されており、この両面接
着テープ8を介してファスナー5B8の固着が行なわれ
ている。ファスナー5B8の上側開口縁部には、係止固
定片5B9が形成されており、当該ファスナー5B8内
に挿入された上記支柱脚部5B6の係合固定片5B7が
、上記係止固定片5B9に嵌合され、サイドモール部5
Bの固定が行なわれている。
【0022】また上記支柱部5B1の車外側端(図3上
端側)には、リップ状に形成されてなるウインドガラス
側装飾部5B4と、車体パネル側装飾部5B5とが、支
柱部5B1から分岐するようにして連設されている。ウ
インドガラス側装飾部5B4は、上記ガラス圧接片5B
2と車外側方向に一定の間隔をあけて略平行に対向され
ており、このウインドガラス側装飾部5B4とガラス圧
接片5B2との間に凹溝が画成されている。この凹溝は
、フロントウインドガラス3上の水を収集する雨水受け
溝5B10を構成するものであって、サイドモール部5
Bからコーナーモール部5Cの途中部分までガラス縁に
沿って連続しており、コーナー部のほぼ中央部位で消滅
している。
【0023】さらにサイドモール部5Bには、ウインド
ガラス側装飾部5B4から支柱部5B1および支柱脚部
5B6にかけて、横断面L字状のインサート芯材9が埋
設されている。このインサート芯材9は、サイド部のみ
に埋設されており、上述したアッパーモール部5Aおよ
びコーナーモール部5Cには配置されていない。
【0024】また弾性リップ5B3および車体パネル側
装飾部5B5の構成は、前述したアッパー部における弾
性リップ5A3および車体パネル側装飾部5A5の構成
と同一であるので説明は省略する。
【0025】つぎにコーナーモール部5Cは、図4に示
されているように、ウインドガラス側装飾部5C4およ
び車体パネル側装飾部5C5と、これらの両装飾部を連
結する支柱部5C1の一部とを有しており、支柱部5C
1の図示下端面部には、柱状をなす補助モール体5C6
が射出成形により一体的に接続されている。この補助モ
ール体5C6の側壁には、フロントウインドガラス3の
コーナー縁部を受け入れるための凹溝5C10が形成さ
れているとともに、その凹溝5C10の形成部分の図示
上側には、支持部5C11が設けられている。支持部5
C11は、アッパー部からサイド部にかけてモールディ
ングを連続させるように、図示上下方向における成形高
さがアッパー側からサイド側に向かって次第に高められ
ている(図2参照)。この支持部5C11における成形
高さの変化は、前述した車体パネルとウインドガラスと
の段差変化に対応させられている。
【0026】このように本実施では、雨水受け溝を備え
るサイドモール部5Bに埋設されたインサート芯材9に
よって、該サイドモール部5Bの剛性が高められている
。またサイドモール部5Bを除くアッパーモール部5A
およびコーナー部5Cには、インサート芯材9が設けら
れていないため、これらの部分は弾性屈曲性が維持され
ており、したがってモールディングの装着時および保管
時には、アッパーモール部5Aおよびコーナー部5Cを
曲げつつ所定の作業が効率的に行なわれるようになって
いる。
【0027】つぎに図6ないし図8に示された本発明の
第2実施例に係る自動車用ウインドモールディング15
では、第1実施例における符号5を15に替えて表示し
てあるが、まずアッパーモール部15Aにおける支柱部
15A1は、細肉厚状に形成されており、その先端部分
に鍵型状をなすようにして設けられた係合固定片15A
6がファスナー15A8内に嵌合・固着されている。
【0028】上記ファスナー15A8は、車外側(図3
上側)に向かって開口する横断面略U字状の押出部材か
らなり、前記室内側折曲げ部2aとフランジ部2bとの
角部に沿って配置されている。そしてこのファスナー1
5A8の上側開口縁部には、係止固定片15A9が形成
されており、当該ファスナー15A8内に挿入された上
記支柱部15A1の係合固定片15A7が、上記係止固
定片15A8に嵌合されてアッパーモール部15Aの固
定が行なわれている。
【0029】サイドモール部15Bにおける支柱部15
B1、ウインドガラス側装飾部15B4および車体パネ
ル側装飾部15B5は、前述したアッパーモール部15
Aと同一の形状をなして連続するものであるが、このサ
イド部においては、フロントウインドガラス3から車外
側に突出する位置に配置されている。すなわち板状のガ
ラス圧接片15B2は、フロントウインドガラス3の縁
部に車外側(図3上側)から圧接されており、このガラ
ス圧接片15B2とウインドガラス側装飾部15B4と
の間に雨水受け溝15B10が画成されている。
【0030】さらに上記支柱部15B1の図6下端側に
は、室内側に向かって細長状に延びる支柱脚部15B6
が設けられている。この支柱脚部15B6は、フロント
ウインドガラス3と室内側折曲げ部2aとの隙間部分に
介挿されており、該支柱脚部15B6の先端部分(図3
下端部分)に、鍵型状をなすようにして設けられた係合
固定片15B7がファスナー15B8内に嵌合・固着さ
れている。これら支柱脚部15B6とファスナー15B
8との嵌合関係は、上記アッパーモール部15Aと同様
である。
【0031】またこのサイドモール部15Bには、支柱
脚部15B6からガラス圧接片15B2にかけて、横断
面L字状のインサート芯材19が埋設されている。この
インサート芯材19は、サイド部のみに埋設されており
、上述したアッパーモール部15Aおよびコーナーモー
ル部15Cには配置されていない。したがってこのよう
な第2実施例によっても上記第1実施例と同様な作用・
効果を得ることができる。
【0032】さらに図9ないし図11に示された本発明
の第3実施例に係る自動車用ウインドモールディング2
5では、第1実施例における符号5を25に替えて表示
してあるが、まずアッパーモール部25Aにおける支柱
部25A1は、細肉厚状に成形されているとともに、当
該支柱部25A1の途中から分岐して延びる弾性リップ
25A3が、室内側折曲げ部1aに対して略L字状に屈
曲して圧接されることによって外周溝25A6が形成さ
れている。
【0033】支柱部25A1の車外側端(図9上端側)
には、当該支柱部25A1に連設されてなるリップ状の
ウインドガラス側装飾部25A4のみが設けられており
、上記各実施例におけるような車体パネル側装飾部は設
けられていない。ウインドガラス側装飾部25A4と上
記ガラス圧接片25A2との間に、フロントウインドガ
ラス3の上側端縁(図10左側端縁)部分が嵌合されて
いる。
【0034】サイドモール部25Bにおける支柱部25
B1、ウインドガラス側装飾部25B4、ガラス圧接片
25B2および弾性リップ25B3は、前述したアッパ
ーモール部25Aと同一の形状をなして連続するもので
あるが、このサイド部においては、フロントウインドガ
ラス3から車外側に突出する位置に配置されている。す
なわち板状のガラス圧接片25B2は、フロントウイン
ドガラス3の縁部に車外側(図3上側)から圧接されて
おり、このガラス圧接片25B2とウインドガラス側装
飾部25B4との間に雨水受け溝25B10が画成され
ている。
【0035】さらに上記支柱部25B1の図11下端に
は、該支柱部25B1を室内側に延ばした支柱脚部25
B6が設けられている。この支柱脚部25B6は、フロ
ントウインドガラス3と室内側折曲げ部2aとの隙間部
分に介挿されており、該支柱脚部15B6の先端部分(
図3下端部分)には、フロントウインドガラス3側に向
かってほぼ直角に折れ曲がるガラス固定片25B7が連
設されている。そしてこのガラス固定片25B7と上記
ガラス圧接片25B2との間に、フロントウインドガラ
ス3の側端縁(図11右側端縁)部分が嵌合されている
【0036】またこのサイドモール部25Bには、支柱
脚部25B6からガラス固定片25B7にかけて、横断
面L字状のインサート芯材29が埋設されている。この
インサート芯材29は、サイド部のみに埋設されており
、上述したアッパーモール部25Aおよびコーナーモー
ル部25Cには配置されていない。したがってこのよう
な第3実施例によっても上記各実施例と同様な作用・効
果を得ることができる。
【発明の効果】以上述べたように本発明は、雨水受け溝
を備えるサイドモール部等コーナーモール部を除くモー
ル部にインサート芯材を埋設して、雨水受け溝形成部分
の補強を行なうとともに、一部のモール部にインサート
芯材を設けないことによって、ウインドモールディング
全体としての弾性屈曲性を維持することとしたから、サ
イドモール部の剛性を向上させて良好な装着性を得るこ
とができるとともに、小型の金型で成形を行なうことが
でき、成形性に優れ、また装着、保管および運搬を行な
うにあたって適宜曲げることができるため、各種作業性
および保管性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるウインドモールディ
ングのコーナー部近傍の構造を表わした部分拡大斜視図
である。
【図2】本発明の一実施例におけるウインドモールディ
ングの構造を表わした図4中のII−II線に沿う横断
面図である。
【図3】図2中のIII−III線に沿う横断面図であ
る。
【図4】コーナー途中部分における横断面図である。
【図5】本発明を適用する自動車のフロント側からの外
観を表わした斜視説明図である。
【図6】本発明の他の実施例におけるウインドモールデ
ィングの構造を表わした図1相当の部分拡大斜視図であ
る。
【図7】図6に表わされたウインドモールディングの構
造を表わした図2相当の横断面図である。
【図8】図7中のVIII−VIII線に沿う横断面図
である。
【図9】本発明のさらに他の実施例におけるウインドモ
ールディングの構造を表わした図1相当の部分拡大斜視
図である。
【図10】図9に表わされたウインドモールディングの
構造を表わした図2相当の横断面図である。
【図11】図10中のXI−XI線に沿う横断面図であ
る。
【符号の説明】
1  ルーフパネル 2  ピラーパネル 3  フロントウインドガラス 5  モール体 5A,15A,25A  アッパーモール部、5B,1
5B,25B  サイドモール部、5C,15C,25
C  コーナーモール部、5A1,5B1,5C1,1
5A1,15B1,25A1,25B1  支柱部 5A4,5B4,5C4,15A4,15B4,25A
4,25B4  ウインドガラス側装飾部5A5,5B
5,5C5,15A5,15B5  車体パネル側装飾
部 9,19,29  インサート芯材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体パネルに設けられた窓枠開口部の
    内周縁部と、当該車体パネルの窓枠開口部に固着された
    ウインドガラスの周縁との間に形成された細長状の間隙
    を覆うように装着された長尺状のモール体を有してなり
    、当該モール体は、ウインドガラスのアッパー端縁部か
    らコーナー端縁部を介して両サイド端縁部にかけて配置
    されたアッパーモール部とコーナーモール部とサイドモ
    ール部とを備えてなる自動車用ウインドモールディング
    において、上記モール体は、前記ウインドガラスの周端
    縁部と車体パネルの窓枠開口部の内周縁部との間の細長
    状間隙に介挿される支柱部と、この支柱部の車外側端縁
    部から分岐して前記ウインドガラスの車外側表面上およ
    び車体パネルの車外側表面上にの少なくとも一方側を覆
    う装飾部と、サイドモール部の装飾部をウインドガラス
    表面から車外側に向かって一定間隔離して画成した雨水
    受け溝とを備え、前記支柱部内には、インサート芯材が
    埋設され、当該インサート芯材は、コーナーモール部を
    除いた少なくともサイドモール部に配置されているとと
    もに、モール体の長手方向に直交する方向の横断面形状
    において少なくとも1箇所の折曲部を有していることを
    特徴とする自動車用ウインドモールディング。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の自動車用ウインドモ
    ールディングにおいて、インサート芯材は、支柱部内に
    おいて車内外方向に延在するとともに、折曲部を介して
    ウインドガラス側に延出していることを特徴とする自動
    車用ウインドモールディング。
JP03087742A 1991-03-26 1991-03-26 自動車用ウインドモールディング Expired - Fee Related JP3098271B2 (ja)

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