JPH04297240A - 入力端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［発明の目的］

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は医用機器の制御を司どる
ホストコンピュータに接続される入力端末装置に関する
。

【０００２】

【従来の技術】医用機器として例えばＸ線ＣＴ装置に適
用される入力端末装置は、撮影条件設定等のＸ線撮影に
必要な数のキーを備えるものである。しかしながら従来
における初期の入力端末装置（操作卓ともいう）に用い
られたキーは、１のキーで１の機能しか果たせないため
、複雑な撮影条件設定等のためにはこのキーを多数備え
る必要があり、そのため操作盤面が大きいものとなって
いた。

【０００３】その後診断技術の複雑，高度化に伴い、必
要なキーの数が、今までの大きさの操作盤面に収まり切
れない程に増大したため、近年、切替え操作によりキー
の機能を変更可能にして多機能化し、操作盤面を小型化
した入力端末装置１が登場している。この従来の入力端
末装置１を図３に示す。

【０００４】この従来の入力端末装置１は、同図に示す
ように、Ｘ線ＣＴ装置の制御を司るホストコンピュータ
４に接続され、透明タッチパネル２及び平面型ディスプ
レイ３から主に構成されているものである。またこの装
置１は、タッチパネル２に対して押圧操作によりキー画
面を選択すると、その選択されたキー画面が、ＣＰＵ６
の制御の下に、入出力部５によりイメージメモリ７から
読み出されて平面型ディスプレイ３に切替表示されるよ
うになっている。このキー画面は、数種類以上のものが
イメージメモリ７に記憶されており、１のキー画面上で
１０以上の機能を果たせるものである。平面型ディスプ
レイ３に表示されたキー画面の内で１のキーを選択して
、その位置に対応するタッチパネル２の部分を押圧する
と、そのキーの入力信号がホストコンピュータ４に送ら
れ、ホストコンピュータ４によりＸ線ＣＴ装置が制御さ
れる。

【０００５】キー画面の表示態様には、図４に示すよう
なかな入力用のキーボードの図形情報，図５に示すよう
な撮影対象を表示した文字情報，図６に示すような撮影
条件等がある。これらの図形情報，文字情報等は全てホ
ストコンピュータ４のイメージメモリ７に常に記憶され
ている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ホストコンピュータ４
は、入力端末装置１に対する入出力制御のみならずＸ線
ＣＴ装置の制御，画像再構成演算等をも行っている。緊
急患者を扱う関係上Ｘ線ＣＴ装置の制御等を入力端末装
置１に対する入出力制御よりも優先して行うようにして
いる。このため、切換表示に時間がかかり、撮影条件設
定等が迅速にできないためにＸ線ＣＴ装置の有効活用が
図れないという問題があった。

【０００７】そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされ
たものであり、切替表示を迅速化して医用機器の有効活
用を図れ、しかも操作盤面が小型な入力端末装置を提供
することを目的としている。 ［発明の構成］

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、医用機器の制御を司どるホストコンピュー
タに接続され、互いに重合状態で配置された透明タッチ
パネル及び平面型ディスプレイを有する入力端末装置で
あって、前記透明タッチパネルに対する押圧操作により
前記ホストコンピュータに医用機器の制御情報を送る入
力端末装置において、異なる表示態様のキー画面情報を
複数記憶可能な記憶手段と、前記タッチパネルに対する
押圧操作に基づき対応する前記キー画面情報を前記記憶
手段から読み出して前記平面型ディスプレイに表示する
制御手段とを具備したことを特徴とするものである。

【０００９】

【作用】このように構成された入力端末装置によれば、
使用の可能性のある複数のキー画面情報を記憶手段に記
憶するようにすれば、タッチパネルに対し押圧操作する
と、制御手段はその押圧操作に基づき対応するキー画面
情報を記憶手段から読み出して平面型ディスプレイに対
し迅速に切替表示する。

【００１０】

【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明の一実施例の入力端末装置１０の概
略ブロック図、図２はこの装置１０の外観斜視図である
。

【００１１】本装置１０は、図２に示すように、全体と
して略箱状のケース１１の表面１１ａに配列され互いに
重合状態で配置された透明タッチパネル１２及び平面型
ディスプレイ１３と、複数の独立キー１４とを備えるも
のである。また本装置１０は、図１に示すように、タッ
チパネル１２に接続されたレシーバ１５と、アドレス情
報とキー番号情報との変換テーブルを記憶するテーブル
メモリ１６と、平面型ディスプレイ１３の表示を行うド
ライバ１７と、平面型ディスプレイ１３に表示するキー
画面情報を複数記憶可能なイメージメモリ１８と、Ｘ線
ＣＴ装置等の医用機器の制御を司るホストコンピュータ
４′とのインターフェースであるＩ／Ｆ１９と、この装
置１０各部を制御する制御回路２０等から概略構成され
ている。前記透明タッチパネル１２は、光学方式，透明
導電膜（抵抗膜）方式，静電容量方式，圧力センサ方式
等の各種検出方式のうちいずれかの検出方式を採用して
構成され、後述するようにオペレータの指等による押圧
力をキー番号情報として制御回路２０に送るようになっ
ている。

【００１２】前記平面型ディスプレイ１３は、液晶ディ
スプレイ（ＬＣＤ），プラズマディスプレイ（ＰＤＰ）
，発光ダイオードディスプレイ（ＬＥＤ），エレクトロ
ルミネッセンスディスプレイ（ＥＬＤ），静電記録投射
型ディスプレイ（ＥＣＤ）等のうちいずれかのディスプ
レイを採用して構成されている。

【００１３】前記独立キー１４は、表示画面の切替表示
なしでホストコンピュータ４′にキー番号情報を送るも
ので、例えばＸ線撮影を開始するための「スキャンスタ
ート・キー」，緊急の場合にＸ線曝射を停止させるため
の「エマージェンシー・キー」等がある。

【００１４】前記レシーバ１５は、タッチパネル１２の
一部が押圧されると、その押圧された位置情報を対応す
るアドレス情報に変換し、テーブルメモリ１６にその情
報を出力するものである。前記テーブルメモリ１６は、
アドレス情報が入力されると、そのアドレス情報に対応
するキー番号情報に変換してＩ／Ｆ１９に出力するもの
である。

【００１５】前記ホストコンピュータ４′は、Ｉ／Ｆ１
９を介して入力端末装置１０から送られてきたキー番号
情報に基づきＸ線ＣＴ装置を制御するもので、従来行っ
ていた平面型ディスプレイ１３の表示画面のアドレス情
報の制御は、入力端末装置１０側で行うようにしてホス
トコンピュータ４′の負担を軽くし、迅速な切替表示等
を可能としている。次にこのように構成された上記実施
例装置２０の作用を説明する。

【００１６】ホストコンピュータ４′を立ち上げると、
ホストコンピュータ４′から入力端末装置１０で表示す
るのに必要な複数のキー画面情報がＩ／Ｆ１９を介して
送られ、制御回路２０の制御により、入力端末装置１０
のイメージメモリ１８に取り込まれる。制御回路２０は
、イメージメモリ１８に取り込まれた複数のキー画面情
報の内初期画面としてのキー画面情報をイメージメモリ
１８より読み出してドライバ１７に送り、ドライバ１７
は例えば図４に示すようなキー画面を平面型ディスプレ
イ１３に表示する。

【００１７】オペレータが初期画面より次に表示すべき
画面を指でタッチパネル１２の対応する位置を押圧する
と、レシーバ１５は、その位置情報に対応するアドレス
情報を制御回路２０に送る。制御回路２０は、送出され
たアドレス情報に対応するキー画面情報をイメージメモ
リ１８を検索してドライバ１７に出力し、平面型ディス
プレイ１３に例えば図５に示すようなキー画面を表示す
る。

【００１８】ここでオペレータが図５に示す表示画面中
、例えば「ＨＥＡＤ」を指で押圧すると、撮影対象部位
により予め設定された図６に示すような撮影条件設定用
キー画面が前述したのと同様にして平面型ディスプレイ
１３に表示される。

【００１９】予め設定された撮影条件を変更したい場合
は、オペレータは、変換したい条件を指で押圧し、増加
キー又は減少キーを押圧して数値を変更する。その変更
情報は、レシーバ１５によりアドレス情報に変換され、
そのアドレス情報はキー番号情報に変換され、Ｉ／Ｆ１
９を介してホストコンピュータ４′に送られる。ホスト
コンピュータ４′は送られたキー番号情報を基に対応す
る数値に変更するため、エリア情報とイメージメモリ１
８のバンク指定情報をＩ／Ｆ１９を介して入力端末装置
１０の制御回路２０に送る。制御回路２０は、そのエリ
ア情報とバンク指定情報とを基にドライバ１７，イメー
ジメモリ１８を制御して選択された撮影条件の数値を変
更する。ホストコンピュータ４′は、このようにして入
力端末装置１０から送られた撮影条件情報に基づきＸ線
撮影を行う。なお、本発明は、上記実施例に限定されず
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能であ
る。

【００２０】

【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、使用の可
能性のある複数のキー画面情報を当該装置内の記憶手段
に記憶するようにしているので、切替表示を迅速化して
医用機器の有効活用を図れ、しかも操作盤面が小型な入
力端末装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の入力端末装置の概略ブロッ
ク図である。

【図２】図１に示す入力端末装置の外観斜視図である。

【図３】従来の入力端末装置とホストコンピュータとの
概略ブロック図である。

【図４】キー画面の一表示態様を示す図である。

【図５】キー画面の一表示態様を示す図である。

【図６】キー画面の一表示態様を示す図である。

【符号の説明】

４′　　ホストコンピュータ １０　　入力端末装置 １２　　透明タッチパネル １３　　平面型ディスプレイ １８　　イメージメモリ ２０　　制御回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　医用機器の制御を司どるホストコンピ
   ュータに接続され、互いに重合状態で配置された透明タ
   ッチパネル及び平面型ディスプレイを有する入力端末装
   置であって、前記透明タッチパネルに対する押圧操作に
   より前記ホストコンピュータに医用機器の制御情報を送
   る入力端末装置において、異なる表示態様のキー画面情
   報を複数記憶可能な記憶手段と、前記タッチパネルに対
   する押圧操作に基づき対応する前記キー画面情報を前記
   記憶手段から読み出して前記平面型ディスプレイに表示
   する制御手段とを具備したことを特徴とする入力端末装
   置。