JPH04297164A - パケット受信機の誤り訂正回路 - Google Patents

パケット受信機の誤り訂正回路

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JPH04297164A
JPH04297164A JP3062459A JP6245991A JPH04297164A JP H04297164 A JPH04297164 A JP H04297164A JP 3062459 A JP3062459 A JP 3062459A JP 6245991 A JP6245991 A JP 6245991A JP H04297164 A JPH04297164 A JP H04297164A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ、音声、及び映
像信号のような情報を再送することなく、パケットの形
で通信回線上に送信するパケット交換システムに使用さ
れる誤り訂正方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパケット交換システムは
、パケットを送信側から受信側へ伝送するために使用さ
れている。この場合、データ、音声、及び映像信号のよ
うな情報信号の前に、パケットヘッダを付加してパケッ
トを形成して、非ハイデータリンクデータ制御(HDL
C)手順にしたがって伝送を行っている。このパケット
ヘッダは目的の受信側を指定するのに使用されている。 このようなシステムでは、再送は行われないから、パケ
ットが必ず目的の受信側で受信されるようにしておく必
要がある。そうでなければ、情報信号が間違った受信側
に送信されることになり、好ましくない。このため、パ
ケットヘッダは情報信号に比べてより正確に伝送されな
ければならない。一般に、数ビット程度の短いデータ長
を有する情報信号については、ハミングコードの使用或
いはパリティビットの付加等が考慮されている。 このように、情報信号のデータ長が短い場合、ハミング
コード或いはパリティビットを使用することにより、単
一誤り或いは二重誤りの訂正が可能である。一方、パケ
ットヘッダは通常数十ビットにも及ぶ長いデータ長を有
しており、ハミングコード或いはパリティビットの使用
は好ましくない。更に、パケット交換システムは、雑音
の多い場所でしばしば使用されるため、誤り訂正の機会
が多い。このことを考慮すると、二重誤りの訂正だけで
なく、多重誤りの訂正もできることが望ましいものと考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
パケットヘッダの誤り訂正及び多重誤りの訂正について
は何等考慮されていないのが実情である。
【0004】そこで、本発明の技術的課題は、パケット
交換システムに適用でき、且つ、各種の符号誤りを訂正
できる誤り訂正方式を提供することである。本発明の他
の技術的課題は2ビット以上の多重誤りを訂正できるパ
ケットヘッダを送信でき、これによって、誤った受信側
へパケットを送信することのないパケット送信装置を提
供することにある。本発明の更に他の技術的課題は、2
ビット以上の多重誤りを訂正することができ、且つ、小
規模な回路により実現できるパケット受信装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力信
号と該入力信号に先行するパケットヘッダ情報信号を含
むパケットを送信するパケット送信装置と、該パケット
送信装置と組み合わされて使用され、前記パケットを受
信するパケット受信装置とを備えた誤り訂正方式におい
て、前記パケット送信装置は、前記パケットヘッダ情報
信号を受けると共に、リードソロモン符号生成のための
アルゴリズムに従って動作し、前記パケットヘッダ情報
信号のみに、当該パケットヘッダ情報信号の誤りを訂正
するための誤り訂正コードを冗長ビット信号として付加
して、パケットヘッダを形成するパケットヘッダ形成手
段を備え、前記パケットヘッダを前記入力信号の前に付
加して、前記パケットを形成するように構成されており
、前記パケット受信装置は、前記パケットヘッダを受信
して、前記リードソロモン符号に対して定められた所定
の式に基づいて複数のシンドロームを演算するシンドロ
ーム演算部と、前記複数のシンドロームにしたがって前
記パケットヘッダにおける誤りの有無を検出する誤り検
出手段と、前記誤り検出手段においてパケットヘッダの
誤りが検出された時に、予め定められたプログラムにし
たがって、前記誤り訂正コードに基づいて前記パケット
ヘッダのパケットヘッダ情報信号に発生した少なくとも
1つの誤りを訂正するための誤り訂正手段と、誤り訂正
されたパケットヘッダ情報信号を生成する手段とを有し
ている誤り訂正方式が得られる。
【0006】
【作用】本発明では、パケット送信装置において、パケ
ットヘッダをリードソロモン符号により構成し、これに
よって、二重誤り以上の訂正を可能とし、他方、パケッ
ト受信装置において、パケットヘッダに発生するシンド
ロームの演算、誤りの有無の検出をハードウェア回路に
よって構成する一方、誤りの訂正をマイクロプログラム
によって動作する回路によって行なうように構成してお
き、これによって、小さな回路規模によりリードソロモ
ン符号の処理を可能としている。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例に係る誤り訂正方式を図面
を用いて説明する。図1及び図2には、本発明の一実施
例に係る誤り訂正方式に使用される送信装置及び受信装
置がそれぞれ示されており、且つ、ここでは、各装置が
超LSIで構成された場合を示している。このような誤
り訂正方式は、送信装置から、データ、音声及び映像信
号をパケット情報信号として送信すると共に、これらパ
ケット情報信号にパケットヘッダーに付加してパケット
を構成し、このパケットを通信回線を介して送信してい
る。パケットヘッダには、目的の受信装置に関する宛先
情報等がパケットヘッダ情報信号(以下、単にパケット
ヘッド信号と呼ぶ)として配置される。
【0008】更に、具体的にいえば、送信装置では、パ
ケットヘッダ信号に、このパケットヘッダ信号の誤りを
訂正するための冗長ビット符号(誤り訂正符号)を付加
してパケットヘッダを構成して、送信する一方、受信装
置ではこのパケットヘッダを受け、パケットヘッダ信号
に誤りがある場合、誤り訂正符号を参照してパケットヘ
ッダ信号の誤りを訂正し、訂正されたパケットヘッダ信
号を出力信号として出力する。この場合、パケットヘッ
ダは、リードソロモン符号RS(15、11、5)、即
ち、全シンボル数(=24 −1);15、情報シンボ
ル数;11、最小ハミング距離;5のリードソロモン符
号RSを使用している。この様なリードソロモン符号は
最大14次の次取を有する多項式を用いて発生すること
ができる。図1に示された送信側としてのパケット送信
装置は、リードソロモン符号により構成されたパケット
ヘッダを送信するためのものであり、入力データ線10
1を介してパケットヘッダ信号が各シンボル毎に、即ち
、4ビット(1ハーフバイト)を1つの単位として、a
5、a6、a7、a8、a9、及びa10の順で入力さ
れる。パケットヘッダには、最大15ハーフバイトのシ
ンボルを配置することができるが、この例におけるパケ
ットヘッダはa0、a1、a2、a3、及びa4の5ハ
ーフバイトは使用せず、a5、a6、a7、a8、a9
、及びa10の6個のハーフバイト(即ち、24ビット
)のみがヘッド情報設定部に設定され、図示された送信
装置に供給される。この送信装置は、出力データライン
109、110、111、112に、4ハーフバイトの
誤り訂正符号(r0、r1、r2、及びr3)が送出さ
れるように構成されている。図3には、送信装置からパ
ケットヘッダが示されており、図からも明らかなように
、パケットヘッダはa5、a6、a7、a8、a9、及
びa10からなるパケットヘッダ信号と、a10の後に
付加された16ビットの誤り訂正符号r0、r1、r2
、及びr3とによって構成されていることがわかる。 図1に示された送信装置は数1で示された代数的演算処
理を行うことによって、図3に示すような誤り訂正符号
を送信するために、特殊乗算器102、103、104
、排他的論理和回路111、112、113、及び11
4を備えると共に、第1乃至第4のレジスタ106、1
07、108、及び109を有している。ここで、特殊
乗算器102、103、104は各パケットヘッダ信号
のシンボルに対し、それぞれ異なる重みα6、α4、α
12を乗算するための演算装置であり、第1乃至第4の
レジスタ105、106、107、108は、4ビット
のシンボルを一時的にラッチするためのものである。 図示された送信装置は数1に示された演算を行うことが
でき、結果として、出力データ線109、110、11
1、及び112からは誤り訂正符号r0、r1、r2、
及び、r3を送信することができる。
【0009】
【数1】
【0010】一方、受信装置は、図4に示すように、送
信されたパケットヘッダa5乃至r3を受けて、復号化
処理し、受信パケットヘッダb5,b6,b7,b8,
b9,b10並びに冗長ビット(以下、受信誤り訂正符
号と呼ぶ)t0、t1、t2、及びt3を得た後、これ
ら受信パケットヘッダb5,b6,b7,b8,b9,
b10を受信誤り訂正符号t0、t1、t2、及びt3
を用いて、誤り訂正処理を行い、b´5、b´6、b´
7、b´8、b´9、b´10の訂正されたパケットヘ
ッダを生成する。
【0011】図2を参照して、本発明の一実施例に係る
誤り訂正方式に使用されるパケット受信装置を説明する
。受信パケットヘッダ信号b5、b6、b7、b8、b
9、b10及び受信誤り訂正符号t0、t1、t2、及
びt3は受信パケットヘッダとして、シンドローム演算
部21に入力される一方、受信パケットヘッダ信号は4
ビットレジスタ群26のレジスタb5、レジスタb6、
レジスタb7、レジスタb8、レジスタb9、レジスタ
b10に送られ、保持される。シンドローム演算部21
はハードウェア回路によって構成され、数2に示された
アルゴリズムにしたがって、まず、d0、d1、d2、
及びd3を代数的処理により求め、続いて、シンドロー
ムS0、S1、S2、S3を演算する。このような演算
回路を数2にしたがって、ハードウェア回路によって構
成することは当業者には容易であるので、ここでは、説
明を省略する。
【0012】
【数2】
【0013】シンドロームS0、S1、S2、S3は誤
り判定部23に送出される。誤り判定部23は、シンド
ロームS0、S1、S2、S3を受けると、受信パケッ
トヘッダ中に誤りが存在するか否かを判定し、誤りの存
在が判定されると、誤り検出信号EDをプログラムカウ
ンタ27及び処理サイクル生成部28に送出する。ここ
で、誤り判定部23もシンドローム演算部21と同様に
、ハードウェア回路によって構成されている。結果とし
て、プログラムカウンタ27はROM29に対しカウン
ト信号をアドレス信号として送出する。
【0014】ROM29は一連の命令によって形成され
た誤り訂正プログラム(マイクロプログラム)を記憶し
ており、各命令は順次ROM29から読み出されて、第
1乃至第4のデコーダ31乃至34に送られる。第1乃
至第4のデコーダ31乃至34は、デコードされた信号
を誤り検出器23によって起動された処理サイクル生成
部28により制御されるタイミング制御部36に供給す
る。この例では、第1のデコーダ31は各命令のオーダ
部をデコードするのに使用され、他方、第2乃至第4の
デコーダ32乃至34は後述するX1、X2、X0によ
ってあらわされるオペランドをデコードするのに使用さ
れる。
【0015】タイミング制御部36はA、B、Cで示さ
れた第1乃至第3のゲート制御信号を生成すると共に、
ラッチ信号LAをレジスタ群26に、また、ジャンプア
ドレス信号JPをプログラムカウンタ27に、それぞれ
送出する。この場合、ジャンプアドレス信号JPは、ジ
ャンプされるべきROM29のアドレスを指示している
。要素27、28、29、31乃至34は、21及び2
3とは異なり、プログラムによって制御されている。 また、処理サイクル生成部28は、タイミング制御部3
6へ誤り訂正処理用の誤り訂正処理サイクル信号を出力
する。この構成では、リードソロモン符号を小規模な回
路で処理することができる。
【0016】図示された例では、レジスタ群26に、I
、F、K、L、R1、R2、R3レジスタが設けられて
おり、これらのレジスタはレジスタS0乃至S3及びb
5乃至b10と後述するような動作を行う。レジスタI
、F、K、L、R1、R2、R3、S0乃至S3、b5
乃至b10はA及びBによって示されたゲートを介して
第1及び第2のバス41及び42に表1に示すような形
式で接続されている。
【0017】
【表1】
【0018】例えば、第1乃至第4のシンドロームレジ
スタS0乃至S3はゲートを通して、A及びBバスの双
方に接続されている。また、第1及び第2のシンドロー
ムレジスタS0及びS1はCバス43には接続されてい
ないが、第3及び第4のシンドロームレジスタS2及び
S3はCバス43に接続されている。いずれにしても、
これらシンドロームレジスタS0乃至S3は第1乃至第
4のシンドロームを記憶するのに役立つ。第3及び第4
のシンドロームレジスタS2及びS3はワークレジスタ
として使用される。同様に、レジスタb5乃至b10は
Aバス41にA及びCバス41及び43に接続されてい
るが、Bバス42とは接続されていない。これらレジス
タb5乃至b10は受信パケットヘッダ又は訂正された
パケットヘッダを記憶するのに使用される。Iレジスタ
は誤り位置をあらわす誤り位置信号を記憶するためのレ
ジスタであり、他方、F レジスタは特定のオーダ、例
えば、LF又はLFRが送出されたとき、インデックス
レジスタとして動作する。更に、K及びLレジスタは定
数を記憶するためのレジスタであり、R1乃至R3レジ
スタはワークレジスタとして動作する。
【0019】更に図2を参照すると、図示された受信装
置は演算換算用メモリ(ROM)46、ROMアクセス
部47、排他的論理和部48、ロード部49、及びコン
パレータ部50とを備えている。これらは全てハードウ
ェアによって構成され、集合的に受信パケットヘッダを
処理する処理回路を構成している。図2に示すように、
ROMアクセス部47及び排他的論理和部48はA及び
Bバス41及び42に接続されており、且つ、Cゲート
C1及びC2を介してCバス43に接続されている。一
方、ロード部49及びコンパレータ部50はAバス及び
Cバスに図示のように接続されている。訂正されたパケ
ットヘッダ信号b5´乃至b10´はレジスタb5乃至
b10から誤りを訂正された形で出力される。
【0020】上記したように、受信装置はシンドローム
演算部21、誤り判定部23のような論理演算部と、他
のマイクロプログラム制御部とに分けることができる。
【0021】ここで、演算換算用ROM46は、誤り訂
正処理の演算換算用のマイクロプログラミングを記憶し
ている。ROMアクセス部47は、4ビットレジスタ群
26からレジスタ内容信号を受ける一方、演算換算用R
OM46との間で、アドレスラインを介して誤り訂正処
理演算換算のマイクロプログラミングをアクセスし読み
出すことにより、誤り訂正処理演算換算用コードをC1
バスゲートに出力する。一方、C1バスゲートは、タイ
ミング制御部36からゲート制御信号を受けた場合、誤
り訂正処理演算換算用コードをCバス43に出力する。 また、排他的論理和部48は、4ビットレジスタ群26
から出力データラインを介してそれぞれレジスタ内容信
号を受け、これらのレジスタ内容信号の排他的論理和の
演算処理を行って、排他的論理和演算結果信号をC2バ
スゲートを介してCバス43に出力する。ロード部49
は、4ビットレジスタ群26からAバス41を介してレ
ジスタ内容信号を受けると共に、タイミング制御部36
からコード定数を受け、ロード信号をC3バスゲートを
介してCバス50に出力する。コンパレータ部50は、
4ビットレジスタ群26からAバス41を介してレジス
タ内容信号を受ける一方、タイミング制御部36からコ
ード定数を受け、これらの信号を比較し比較結果信号を
C4バスゲートを介してCバス43に出力するために使
用される。この結果、4ビットレジスタ群26の4ビッ
トレジスタS2、S3、b5、b6、b7、b8、b9
、b10、I、F、K、L、R1、R2、R3は、Cバ
ス43を介して、誤り訂正処理演算換算用コード、排他
的論理和演算結果信号、ロード信号、比較結果信号を受
け、後述する動作により誤り訂正処理を行う。
【0022】表2には、ROM29に記憶されており、
且つ、誤りの位置の検出及び訂正用マイクロプログラム
に使用されるオーダ及びオペランドが列挙されている。
【0023】
【表2】
【0024】表2に示された17のオーダはROMアク
セス部47、演算換算ROM46、排他的論理和部48
、ロード部49、及びコンパレータ部50に後述するよ
うに送出される。ここで、各オーダは意味の欄に示され
た動作を指示しており、且つ、X1、X2、X0はそれ
ぞれA、B、Cバス41、42、43上の値をあらわし
ている。
【0025】図5及び図2を参照して、誤り訂正動作を
説明する。このような誤り訂正動作は第1ステップ20
1からROM29に記憶されているマイクロプログラム
にしたがって開始される。第2ステップ202では、シ
ンドロームS1の二乗と、S0とS2の積との排他的論
理和が排他的論理和部48を用いて演算され、排他的論
理和の結果がコンパレータ部50により0と比較される
。排他的論理和の結果が0と等しければ、単一誤りの発
生と判断して、単一誤りの訂正動作に移り、他方、0で
なければ、二重誤りの発生と判断して、その訂正動作に
移行する。
【0026】単一誤りの訂正動作は第3ステップ203
に示すように、S1/S0で示される割り算の結果をR
1レジスタに入れることによって開始される。このとき
の割り算結果はベクトル表現であらわされており、第3
ステップ203では、R1レジスタの内容をベキ表現に
換算する。この換算はROMアクセス部47及び演算換
算用ROM46を用いて行われる。更に、換算された値
を14から減算して、誤り位置Uを求める。ここで、1
4はリードソロモン符号の生成の際に用いられた多項式
の次数をあらわしている。第4及び第5ステップでは、
誤り位置Uが5と10の間にあるか否か、即ち、受信パ
ケットヘッダ信号の誤りか否かを求め、この間になけれ
ば処理を終了する。他方、誤り位置Uが5と10の間に
ある場合には、Uの位置にあるシンボルとS0との排他
的論理和を演算し、訂正されたbiを求め、このbiに
より書き替えを行う。
【0027】一方、二重誤り訂正の場合、F及びIレジ
スタに0及び5がそれぞれ設定される。この場合、Fレ
ジスタの内容は誤りの数を示し、Iレジスタの内容は誤
りを検出されるべき位置をあらわしている。第7ステッ
プ207では、図5のブロック207内に示された演算
が行われ、その結果がKレジスタに記憶される。この演
算はリードソロモン符号におけるアルゴリズムにしたが
って行われる。第8ステップ208では、アルファのベ
キIがベクトル表現に換算され、R2レジスタに保持さ
れる。次に、R2の二乗と、KとR2との積、及びLレ
ジスタの排他的論理和が演算され、その結果がR2レジ
スタに記憶される。第9ステップ209において、R2
レジスタの内容が0と比較され、0でなければ、即ち、
誤りがなければ、第10ステップ210に移行する。第
10ステップ210では、誤り検出位置Iが10と比較
され、10に等しくなければ、第11ステップ211に
移り、Iの位置を1だけ加算した後、第8ステップ20
8に戻り、同様な動作を繰り返す。第10ステップ21
0においてIの値が10に等しければ、第12ステップ
212に移り、Fレジスタの内容が0か否かを判断する
。Fレジスタの内容が0であれば、誤り無しとして処理
を終了する。
【0028】第9ステップ209において、R2レジス
タの内容が0であれば、第13ステップ213において
Fレジスタの内容が1だけ加算され、続いて、第14ス
テップ214でIレジスタの内容が14から減算され、
誤り位置がR(F)として記憶される。次に、Fレジス
タの内容が2に等しいか否かが第15ステップ215で
判定され、2であれば第16ステップ216に移り、1
であれば第10ステップ210の動作が行われる。
【0029】Fレジスタの内容が2に等しい場合、第1
6ステップ216で、誤り位置が検出された後、第17
ステップ217に示されるような誤り訂正動作が行われ
、続いて、第18ステップ218でFレジスタの内容が
1に等しいか否かが検出される。1に等しければ、第1
9ステップ219に示すように、biの書き替えが行わ
れ、これによって、誤りが訂正される。また、第18ス
テップ218において、Fレジスタの内容が1に等しく
なければ、第20ステップ220に示されるように、I
レジスタの内容がFレジスタに移された後、第16ステ
ップ216の動作を行う。このようにして、この実施例
では二重誤りも訂正されることになる。
【0030】本発明の一実施例に係る誤り訂正コードは
専用のアッセンブラコードで構成されている。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の誤り訂正
可能な送受信方式によれば、2ビット以上の誤り訂正処
理を可能とし、受信側へのパケッヘッダに2ビット以上
の誤りが生じても、これを訂正することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る誤り訂正方式に使用さ
れるパケット送信装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る誤り訂正方式に使用さ
れるパケット受信装置のブロック図である。
【図3】図1のパケット送信装置から送信されるパケッ
トヘッダを示す図である。
【図4】図2のパケット受信装置で受信されるパケット
ヘッダを示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係る誤り訂正方式のパケッ
ト受信装置における誤り訂正処理動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
図1において、 111、112、113、114  排他的論理和回路
101  入力データライン 102、103、104  特殊乗算器106、107
、108、109  4ビットレジスタ116、117
、l18、1192  出力データライン図2において
、 21  シンドローム演算部 23  誤り判定部 27  プログラムカウンタ 28  処理サイクル生成部 29  ROM 31、32、33、34  デコーダ部36  タイミ
ング制御部 26  4ビットレジスタ群 41  Aバス 42  Bバス 43  Cバス 46  演算換算用ROM 47  ROMアクセス部 48  排他的論理和部 49  ロード部 50  コンパレータ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力信号と該入力信号に先行するパケ
    ットヘッダ情報信号を含むパケットを送信するパケット
    送信装置において、前記パケットヘッダ情報信号を受け
    ると共に、リードソロモン符号生成のためのアルゴリズ
    ムに従って動作し、前記パケットヘッダ情報信号のみに
    、当該パケットヘッダ情報信号の誤りを訂正するための
    誤り訂正コードを冗長ビット信号として付加して、パケ
    ットヘッダを形成するパケットヘッダ形成手段を備え、
    前記パケットヘッダを前記入力信号の前に付加して、前
    記パケットを構成することを特徴とするパケット送信装
    置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のパケット送信装置と組
    み合わされて使用され、前記パケットを受信するパケッ
    ト受信装置において、前記パケットヘッダを受信して、
    前記リードソロモン符号に対して定められた所定の式に
    基づいて複数のシンドロームを演算するシンドローム演
    算部と、前記複数のシンドロームにしたがって前記パケ
    ットヘッダにおける誤りの有無を検出する誤り検出手段
    と、前記誤り検出手段においてパケットヘッダの誤りが
    検出された時に、予め定められたプログラムにしたがっ
    て、前記誤り訂正コードに基づいて前記パケットヘッダ
    のパケットヘッダ情報信号に発生した少なくとも1つの
    誤りを訂正するための誤り訂正手段と、誤り訂正された
    パケットヘッダ情報信号を生成する手段とを有すること
    を特徴とする誤り訂正可能なパケット受信装置。
  3. 【請求項3】  入力信号と該入力信号に先行するパケ
    ットヘッダ情報信号を含むパケットを送信するパケット
    送信装置と、該パケット送信装置と組み合わされて使用
    され、前記パケットを受信するパケット受信装置とを備
    えた誤り訂正方式において、前記パケット送信装置は、
    前記パケットヘッダ情報信号を受けると共に、リードソ
    ロモン符号生成のためのアルゴリズムに従って動作し、
    前記パケットヘッダ情報信号のみに、当該パケットヘッ
    ダ情報信号の誤りを訂正するための誤り訂正コードを冗
    長ビット信号として付加して、パケットヘッダを形成す
    るパケットヘッダ形成手段を備え、前記パケットヘッダ
    を前記入力信号の前に付加して、前記パケットを形成す
    るように構成されており、前記パケット受信装置は、前
    記パケットヘッダを受信して、前記リードソロモン符号
    に対して定められた所定の式に基づいて複数のシンドロ
    ームを演算するシンドローム演算部と、前記複数のシン
    ドロームにしたがって前記パケットヘッダにおける誤り
    の有無を検出する誤り検出手段と、前記誤り検出手段に
    おいてパケットヘッダの誤りが検出された時に、予め定
    められたプログラムにしたがって、前記誤り訂正コード
    に基づいて前記パケットヘッダのパケットヘッダ情報信
    号に発生した少なくとも1つの誤りを訂正するための誤
    り訂正手段と、誤り訂正されたパケットヘッダ情報信号
    を生成する手段とを有していることを特徴とする誤り訂
    正方式。
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