JPH04297031A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH04297031A JPH04297031A JP3302091A JP3302091A JPH04297031A JP H04297031 A JPH04297031 A JP H04297031A JP 3302091 A JP3302091 A JP 3302091A JP 3302091 A JP3302091 A JP 3302091A JP H04297031 A JPH04297031 A JP H04297031A
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- Japan
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- wafer
- semiconductor device
- protective film
- forming
- metal
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- Pending
Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメタル配線を形成する
工程において、多極型・容量結合型プラズマCVD装置
の放電を安定に持続することができる半導体装置の製造
方法に関するものである。
工程において、多極型・容量結合型プラズマCVD装置
の放電を安定に持続することができる半導体装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の半導体装置の製造方法によ
り製造した半導体装置の断面図であり、特に図3(a)
〜図3(c)はメタル配線を形成する工程から保護膜を
形成する工程までを行った半導体装置の断面図である。 同図において、1はウエハ、2aはこのウエハ1上に形
成した絶縁膜、2bはこのウエハ1の裏面に自然的ある
いは人工的に形成した絶縁膜、3aはこの絶縁膜2a上
に形成したメタル膜、3bはこの絶縁膜2a上に形成し
たメタル配線、4はこのメタル配線3bを形成するため
のレジストパターン、5はこのメタル配線3bを形成し
たのちウエハの表面に形成した保護膜である。
り製造した半導体装置の断面図であり、特に図3(a)
〜図3(c)はメタル配線を形成する工程から保護膜を
形成する工程までを行った半導体装置の断面図である。 同図において、1はウエハ、2aはこのウエハ1上に形
成した絶縁膜、2bはこのウエハ1の裏面に自然的ある
いは人工的に形成した絶縁膜、3aはこの絶縁膜2a上
に形成したメタル膜、3bはこの絶縁膜2a上に形成し
たメタル配線、4はこのメタル配線3bを形成するため
のレジストパターン、5はこのメタル配線3bを形成し
たのちウエハの表面に形成した保護膜である。
【0003】次に上記構成による半導体装置の製造方法
について説明する。まず、ウエハ1上に絶縁膜2aを形
成したのち、この絶縁膜2a上にメタル膜3aを形成す
る。そして、このメタル膜3aを用いてメタル配線3b
を形成するため、レジストパターン4を形成する。そし
て、図3(b)に示すように、メタル配線3bを形成す
るが、このメタル配線3bの形成によって、ウエハ周囲
で絶縁膜2aが露出する。また、保護膜5を形成すると
き、図3(c)に示すようにウエハ1の裏面には自然的
または人工的に絶縁膜2bが形成される。
について説明する。まず、ウエハ1上に絶縁膜2aを形
成したのち、この絶縁膜2a上にメタル膜3aを形成す
る。そして、このメタル膜3aを用いてメタル配線3b
を形成するため、レジストパターン4を形成する。そし
て、図3(b)に示すように、メタル配線3bを形成す
るが、このメタル配線3bの形成によって、ウエハ周囲
で絶縁膜2aが露出する。また、保護膜5を形成すると
き、図3(c)に示すようにウエハ1の裏面には自然的
または人工的に絶縁膜2bが形成される。
【0004】図4は従来の多極型・容量結合型プラズマ
CVD装置を用いて保護膜を形成する場合を示す図であ
る。同図において、6は高周波電源、7はこの高周波電
源6に接続した電極、8はウエハ1を固定する導電性の
ウエハ押えである。この多極型・容量結合型プラズマC
VD装置は高周波電源6に直接接続した電極7にウエハ
1を設置すると共に、導電性のウエハ押え8によりウエ
ハ1を周囲より固定する。そして、高周波電源6からの
高周波電圧が電極7と導電性のウエハ押え8により、ウ
エハ1の裏面と表面に伝えられ、ウエハ自体が電極の一
部となって、電極7間に電界を与えるしくみになってい
る。
CVD装置を用いて保護膜を形成する場合を示す図であ
る。同図において、6は高周波電源、7はこの高周波電
源6に接続した電極、8はウエハ1を固定する導電性の
ウエハ押えである。この多極型・容量結合型プラズマC
VD装置は高周波電源6に直接接続した電極7にウエハ
1を設置すると共に、導電性のウエハ押え8によりウエ
ハ1を周囲より固定する。そして、高周波電源6からの
高周波電圧が電極7と導電性のウエハ押え8により、ウ
エハ1の裏面と表面に伝えられ、ウエハ自体が電極の一
部となって、電極7間に電界を与えるしくみになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の製
造方法、特に多極型・容量結合型プラズマCVD装置に
よりメタル配線上に保護膜を形成する工程ではウエハ裏
面に絶縁膜が形成されており、またウエハ表面周囲でメ
タル配線の形成時に絶縁膜が露出しているため、ウエハ
が電気的に遮断され、またウエハ表面に荷電粒子が蓄積
されるために、放電の安定な持続が妨害されるので、保
護膜の安定で均一な形成ができないという問題点があっ
た。この発明は上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、多極型・容量結合型プラズマCVD装置
でウエハ表面に保護膜を形成するとき、高周波電源から
の高周波電圧をウエハに供給し、放電を安定に持続し、
保護膜の安定で均一な形成を実現することを目的とする
。
造方法、特に多極型・容量結合型プラズマCVD装置に
よりメタル配線上に保護膜を形成する工程ではウエハ裏
面に絶縁膜が形成されており、またウエハ表面周囲でメ
タル配線の形成時に絶縁膜が露出しているため、ウエハ
が電気的に遮断され、またウエハ表面に荷電粒子が蓄積
されるために、放電の安定な持続が妨害されるので、保
護膜の安定で均一な形成ができないという問題点があっ
た。この発明は上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、多極型・容量結合型プラズマCVD装置
でウエハ表面に保護膜を形成するとき、高周波電源から
の高周波電圧をウエハに供給し、放電を安定に持続し、
保護膜の安定で均一な形成を実現することを目的とする
。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、保護膜を形成する以前のメタル配線の
形成工程において、ウエハ全周のメタルをエッチングせ
ずに残しておくようにしたものである。
置の製造方法は、保護膜を形成する以前のメタル配線の
形成工程において、ウエハ全周のメタルをエッチングせ
ずに残しておくようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明に係る半導体装置の製造方法は、メタ
ル配線形成工程で、エッチングされずにウエハ周囲に残
されたメタルにより、ウエハが電気的に高周波電源につ
ながり、またウエハ表面に到達した荷電粒子が電極へと
導かれ、ウエハ表面に蓄積されにくくなり、放電を安定
に持続する。
ル配線形成工程で、エッチングされずにウエハ周囲に残
されたメタルにより、ウエハが電気的に高周波電源につ
ながり、またウエハ表面に到達した荷電粒子が電極へと
導かれ、ウエハ表面に蓄積されにくくなり、放電を安定
に持続する。
【0008】
【実施例】図1はこの発明に係る半導体装置の製造方法
の一実施例を示し、特にメタルドライエッチング装置の
処理室内にウエハを装着した状態を示す断面図である。 同図において、9はウエハ1の周囲たとえば5mm程度
を押えるウエハ全周押え、10はブロッキングコンデン
サである。
の一実施例を示し、特にメタルドライエッチング装置の
処理室内にウエハを装着した状態を示す断面図である。 同図において、9はウエハ1の周囲たとえば5mm程度
を押えるウエハ全周押え、10はブロッキングコンデン
サである。
【0009】次に上記構成による半導体装置の製造方法
について説明する。まず、ウエハ1上に絶縁膜2aを形
成したのち、この絶縁膜2a上にメタル膜3aを形成す
る。このメタル膜3aからメタル配線3bを形成するた
め、レジストパターン4を形成する。そして、ドライエ
ッチング装置によりメタル配線3bを形成するとき、ウ
エハ全周押え9でウエハ1の周辺を例えば5mm程度の
メタルを覆いながらエッチングをすると、ウエハ全周押
えがマスクとなり、ウエハ周辺例えば5mm程度のメタ
ルがエッチングされずに残る。このエッチングされずに
ウエハ1の周囲に残されたメタルにより、ウエハ1が電
気的に高周波電源とつながる。このため、ウエハ1の表
面に到達した荷電粒子が電極へと導かれ、ウエハ1の表
面に蓄積されにくくなり、放電が安定に持続することが
できる。
について説明する。まず、ウエハ1上に絶縁膜2aを形
成したのち、この絶縁膜2a上にメタル膜3aを形成す
る。このメタル膜3aからメタル配線3bを形成するた
め、レジストパターン4を形成する。そして、ドライエ
ッチング装置によりメタル配線3bを形成するとき、ウ
エハ全周押え9でウエハ1の周辺を例えば5mm程度の
メタルを覆いながらエッチングをすると、ウエハ全周押
えがマスクとなり、ウエハ周辺例えば5mm程度のメタ
ルがエッチングされずに残る。このエッチングされずに
ウエハ1の周囲に残されたメタルにより、ウエハ1が電
気的に高周波電源とつながる。このため、ウエハ1の表
面に到達した荷電粒子が電極へと導かれ、ウエハ1の表
面に蓄積されにくくなり、放電が安定に持続することが
できる。
【0010】図2はこの発明に係る半導体装置の製造方
法の他の実施例を示し、特にメタルドライエッチング装
置の処理室内にウエハを装置した状態を示す断面図であ
る。この実施例ではレジスト4をマスクにして、メタル
配線3bを形成するものであり、図1に示すように、ウ
エハ全周押え9を用いた場合と同様にできることはもち
ろんである。
法の他の実施例を示し、特にメタルドライエッチング装
置の処理室内にウエハを装置した状態を示す断面図であ
る。この実施例ではレジスト4をマスクにして、メタル
配線3bを形成するものであり、図1に示すように、ウ
エハ全周押え9を用いた場合と同様にできることはもち
ろんである。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
係る半導体装置の製造方法によれば、メタル配線を形成
するとき、ウエハ周辺を例えば5mm程度のメタルを残
すことにより多極型・容量結合型プラズマCVDの放電
が安定に持続するので、保護膜を安定で、かつ均一に形
成できるという効果がある。
係る半導体装置の製造方法によれば、メタル配線を形成
するとき、ウエハ周辺を例えば5mm程度のメタルを残
すことにより多極型・容量結合型プラズマCVDの放電
が安定に持続するので、保護膜を安定で、かつ均一に形
成できるという効果がある。
【図1】この発明に係る半導体装置の製造方法の一実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図2】この発明に係る半導体装置の製造方法の他の実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図3】従来の半導体装置の製造方法により製造した半
導体装置の断面図である。
導体装置の断面図である。
【図4】従来の多極型・容量結合型プラズマCVD装置
を用いて保護膜を形成する場合を示す図である。
を用いて保護膜を形成する場合を示す図である。
1 ウエハ
2a 絶縁膜
2b 絶縁膜
3a メタル膜
3b メタル配線
4 レジストパターン
5 保護膜
6 高周波電源
7 電極
8 ウエハ押え
9 ウエハ全周押え
10 ブロックコンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 ウエハ基板上にメタル配線を形成し、
このメタル配線の上からウエハ表面を保護する絶縁性の
保護膜を形成する一連の工程において、メタル配線の形
成時に、ウエハ周囲のメタルをエッチングせずに残した
ままメタル配線の上から保護膜を形成することを特徴と
する半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3302091A JPH04297031A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3302091A JPH04297031A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04297031A true JPH04297031A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=12375115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3302091A Pending JPH04297031A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04297031A (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3302091A patent/JPH04297031A/ja active Pending
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