JPH04296978A - 選果装置 - Google Patents

選果装置

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JPH04296978A
JPH04296978A JP41750990A JP41750990A JPH04296978A JP H04296978 A JPH04296978 A JP H04296978A JP 41750990 A JP41750990 A JP 41750990A JP 41750990 A JP41750990 A JP 41750990A JP H04296978 A JPH04296978 A JP H04296978A
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fruits
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conveyor
sorting device
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JP41750990A
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Hirotoshi Tamimoto
博利 民本
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、選果施設において青果
物の形状や表面色を光学的方法により検出し、これに基
づいて青果物の熟度、形状、傷等の程度を自動的に判定
して等級別に選別する選果装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】選果施設において青果物を自動的に選別
する選果装置は、図6(a)及び(b)に示すような構
成のものが知られている。即ち、ソレノイド等の作動に
より転動可能なカップ1,1…を、無端ベルト上に前後
方向に多数連結して搬送路を構成すると共に、該搬送路
を左右方向に複数条並列して選別コンベア2とし、該選
別コンベア2の各条のカップ1の上方にはカメラ3,3
…を配置し、またカメラ3により撮影した青果物表面の
色の波長を電圧に変換する電圧信号処理回路4及び適宜
の演算制御部5を接続する一方、各条のカップ1の左右
には光源として白熱灯31,32を配置し、さらに選別
コンベア2下手にはカップ1が青果物Aを排出すべき仕
分け部8,9,10,11を設けて成るものである。し
かしてカップ1に青果物Aを一個ずつ載置し、無端ベル
トの回動により移送しつつ、白熱灯31,32で青果物
Aを左右斜め上方より照射し、カメラ3により青果物A
の上面を撮像し、その幾何形状や表面色の波長を電圧信
号処理回路4により電圧に変換して出力し、これに演算
制御部5により適宜の演算を加え、その結果に応じて仕
分け部8,9,10,11のいずれかにおいて選択的に
上記ソレノイド等を作動してカップ1を転動させること
により、青果物A,A…を自動的に分級選別する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように光源として
白熱灯31,32を使用する場合、白熱灯には白熱電球
の光を正面方向に集中させるための電球上面および側面
を覆うフード(傘)が必要であるため、その設置には大
きな左右幅を要する。さらに、各条の搬送路の左右に白
熱灯を配置する必要上、各搬送路間には白熱灯31,3
2を共に設けなければならず、その結果各搬送路間の間
隔Bは大きいものとなり、装置が不必要に大型化すると
いう問題点がある。
【0004】また、白熱灯31,32中心から発する光
は青果物Aの左右側面上部を照射するに過ぎず、その結
果青果物Aの前後部分に暗部を生じるため、たとえ全面
に均一な着色度を有する青果物であっても、測定点によ
り色の波長の検出値は著しく相違し、青果物の評価が必
ずしも確実でない。
【0005】そこで本発明は、選果装置とりわけ選別コ
ンベア部を小型化すると共に、青果物全面を均一に照射
することにより自動的評価をより確実にすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決すべ
く、本発明の選果装置は、搬送路を複数条並列して選別
コンベアを構成すると共に、青果物を照射すべき蛍光管
を前記搬送路間に前後方向に配置したことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】光源として蛍光管を搬送路間に前後方向に配置
するので、設置に要する左右幅が蛍光管の太さに相当す
る距離だけで済むことと相俟って、一つの蛍光管でその
左右の青果物を同時に照射できるため、白熱灯を配置す
る場合に比し光源設置に要する搬送路間の間隔が小さく
て足り、選果装置とりわけ選別コンベア部の小型化を図
ることができる。
【0008】また、蛍光管は白熱灯に比して前後方向に
長いことに加え、搬送路間という青果物に近接した位置
に蛍光管を配置したことにより、青果物は略全方向から
照射されるから、照射された青果物の各部に明度差や影
を生ずることなく均一に照射でき、青果物の形状や色彩
に基づく自動的評価がより確実となる。
【0009】
【実施例】本発明の第1実施例につき図1(a)及び(
b)に従って説明する。
【0010】まずソレノイド等の作動により転動可能な
カップ1,1…を、無端ベルト上に前後方向に多数連結
して搬送路を構成するとともに、これを左右方向に複数
条並列して選別コンベア2とする。
【0011】この選別コンベア2の各搬送路のカップ1
,1…の上方には、青果物を撮影すべきカメラ3,3…
を夫々配置し、カメラ3により撮影した映像のうち青果
物の表面色の波長を電圧に変換する電圧信号処理回路4
を接続する。5は必要プログラムやデータを格納するメ
モリを備えるマイクロコンピュータの演算制御部(以下
CPUという)で、上記電圧信号処理回路4の出力電圧
信号を入力し、また前記選別コンベア2の下手側適宜位
置に配設した仕分け部8,9,10,11に向け選別し
た青果物を排出するためのカップ転動ソレノイド信号や
、分級別個数集計信号等を出力する。そして各搬送路間
には、光源として蛍光管6,7をその長さ方向を前後に
向け上下に並列配置して、本発明の選果装置26を構成
する。
【0012】しかしてカップ1に青果物A,A…を一個
ずつ載置し、無端ベルトの回動により移送しつつ、蛍光
管6,7によりカップ1左右から青果物Aを照射し、カ
メラ3により上面像を撮影する。電圧信号処理回路4は
カメラ3の映像から青果物A表面の色の波長を電圧値に
変換して出力し、CPU5はこの電圧値に適宜の演算を
加え、演算結果により各青果物を予め設定した基準に従
って分類し、この分類に応じて仕分け部8,9,10,
11のいずれかにおいてカップ転動ソレノイド信号を発
してカップ1を転動させ青果物A,A…を排出すること
により仕分けする。
【0013】以上のように構成した本実施例の選果装置
26によれば、光源として蛍光管6,7を各搬送路間に
前後方向に配置するので、設置に要する左右幅が蛍光管
6(7)の太さに相当する距離だけで済むことと相俟っ
て、一つの蛍光管6(7)でその左右の青果物A,Aを
同時に照射できるため、白熱灯を配置する場合に比し光
源設置に要する搬送路間の間隔Bが小さくて足り、選果
装置とりわけ選別コンベア2部の小型化を図ることがで
きる。
【0014】また蛍光管が白熱灯に比して前後方向に長
いことに加え、搬送路間という青果物Aに近接した位置
に蛍光管6,7を配置したことにより、第2図中矢印に
より示すような略全方向からの照射が得られるから、照
射した青果物Aの各部に明度差や影を生ずることなく均
一に照射でき、青果物Aの形状や色彩に基づく自動的評
価がより確実になる。さらに、一般に蛍光管の消費電力
は白熱灯の消費電力より小さいので従来の白熱灯に比べ
消費電力が節約でき、また白熱灯に比べて青果物に対す
る熱線被害もなく鮮度を保持することができる。
【0015】なお、図1において2本縦方向に配列した
蛍光管6,7に代えて、図3に示すような1本のU字形
蛍光管12を用いてもよい。
【0016】次に、本発明の第2実施例につき説明する
。この第2実施例は、従来の選果装置29において青果
物Aに向け照射した光がカップ上面1aにも反射するこ
とにより、ハレーションによるSN比の低下が生じると
いう問題点を解決すべく成されたものである。即ち図4
に従って説明すれば、この第2実施例の選果装置27は
、上記第1実施例の光源である蛍光管6,7に代えて、
各搬送路間のカップ1側端より低い位置に蛍光管13を
配置すると共に、その上方には2枚の鏡をその反射面を
外方に向けて略V字形に結合して成る反射器14を、蛍
光管13に対向して配置したものである。
【0017】しかして、この第2実施例の選果装置27
を使用する場合、蛍光管13の光は直接に青果物A表面
に照射されると共に、反射器14に反射した光も間接的
に青果物A表面に照射される。そしてこのとき、蛍光管
13の光はカップ上面1aには直接に照射されないため
、カメラ3による読取りに際してハレーションによるS
N比の低下が生じないという利点がある。
【0018】また本発明に関連して、他の選果装置28
につき開示し図5に従って説明する。従来の形状選果装
置は、形状測定用カメラ21のみにより青果物A1を撮
影し、その画像を電算機処理して青果物の幾何形状、大
きさ等(以下形状値という)を測定するものであるが、
この場合青果物A1は選別コンベア2上の測定基準線3
6上に必ずしも正しく配置されておらず、図5に示すよ
うに左右方向に若干のずれΔχを伴って配置されること
があるため、このずれΔχにより測定値に誤差が生じる
という問題点があった。本実施例の発明はこの問題点を
解決すべく成されたものである。即ち、本実施例の選果
装置28は、選別コンベア2の側方に形状測定用カメラ
21を配置すると共に、選別コンベア2の上方には位置
測定用カメラ22を配置する。これら形状測定用カメラ
21及び位置測定用カメラ22には適宜の電圧信号処理
回路24,24並びにCPU25を接続する。
【0019】しかして、本実施例の選果装置28を使用
して青果物Aの形状等を測定するときは、選別コンベア
2上の青果物A1を位置測定用カメラ22により上方よ
り撮影し、この画像を電圧信号処理回路24よりCPU
25に出力し、測定基準線36に対する青果物A1の中
心線35の左右方向の配置ずれ値Δχを検出する。次に
CPU25は上記Δχの値を2Δχtanθ(θは水平
に対する形状測定用カメラ21の視野角)の式で演算処
理し、この2Δχtanθの値を形状測定用カメラ21
の測定した形状値S1に加算すれば、求められた値S2
は青果物A1が選別コンベア2の中央位置A2に配置さ
れた場合の形状値と同様の値となる。
【0020】このように本実施例の選果装置28によれ
ば、選別コンベア2の上方に位置測定用カメラ22を配
置して選別コンベア2上の青果物A1の配置ずれ値を検
出することにより、青果物A1の配置ずれに伴って生じ
る測定値の誤差を自動的に補正し、正確な形状値を得る
ことができるものである。
【0021】なお本発明における搬送路は、上述のカッ
プ1を用いた所謂カップ式のものに限定するものではな
く、これを無端ベルト上に多数の凹部を連設する構成と
したり、あるいは前後方向の凹溝状とする等、他の形態
を採ることが可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明の選果装置によるときは、光源と
して蛍光管を搬送路間に前後方向に配置するので、設置
に要する左右幅が蛍光管の太さに相当する距離だけで済
むことと相俟って、一つの蛍光管でその左右の青果物を
同時に照射できるため、白熱灯を配置する場合に比し光
源設置に要する搬送路間の間隔が小さくて足り、選果装
置とりわけ選別コンベア部の小型化を図ることができる
【0023】また、蛍光管は白熱灯に比して前後方向に
長いことに加え、搬送路間という青果物に近接した位置
に蛍光管を配置したことにより、青果物は略全方向から
照射されるから、照射された青果物の各部に明度差や影
を生ずることなく均一に照射でき、青果物の形状や色彩
に基づく自動的評価がより確実となるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の選果装置であり、(a)は
その正面図、(b)はその側面図である。
【図2】本発明第1実施例の選果装置の要部を示す平面
図である。
【図3】本発明第1実施例の選果装置に用いることがで
きるU字蛍光管を示す側面図である。
【図4】本発明第2実施例の選果装置の要部を示す斜視
図である。
【図5】他の選果装置の実施例及びその使用状態を示す
正面図である。
【図6】従来の選果装置であり、(a)はその正面図、
(b)はその側面図である。
【符号の説明】
1  カップ 2  選別コンベア 6,7,12,13  蛍光管 A  青果物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  搬送路を複数条並列して選別コンベア
    を構成すると共に、青果物を照射すべき蛍光管を前記搬
    送路間に前後方向に配置したことを特徴とする選果装置
JP41750990A 1990-12-28 1990-12-28 選果装置 Expired - Fee Related JP2946765B2 (ja)

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