JPH04296310A - アクリレート−メタクリレートグラフトポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

アクリレート−メタクリレートグラフトポリマーおよびその製造方法

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JPH04296310A
JPH04296310A JP3340590A JP34059091A JPH04296310A JP H04296310 A JPH04296310 A JP H04296310A JP 3340590 A JP3340590 A JP 3340590A JP 34059091 A JP34059091 A JP 34059091A JP H04296310 A JPH04296310 A JP H04296310A
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graft
formula
weight
polymer
monomers
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JP3340590A
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English (en)
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Werner Siol
ジオール ヴェルナー
Wolfgang Klesse
クレッセ ヴォルフガング
Klaus Koralewsky
クラウス コラレフスキ
Ulrich Terbrack
ウルリッヒ テルブラック
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Roehm GmbH Darmstadt
Original Assignee
Roehm GmbH Darmstadt
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F265/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00
    • C08F265/04Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00 on to polymers of esters
    • C08F265/06Polymerisation of acrylate or methacrylate esters on to polymers thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱成形可能な材料として
利用されるアクリレート−メタクリレートグラフトポリ
マーおよび該グラフトポリマーから製造された成形体な
らびにアクリレート−メタクリレートグラフトポリマー
をベースとした乳化重合体生成物および該ポリマーから
製造されたフィルムおよびシートに関する。該生成物は
きわめて良好な低温靱性、有利な塊状特性および高い凝
集率によりすぐれている。
【0002】
【従来の技術】アクリレート−メタクリレートグラフト
ポリマーは、特に熱可塑性的に加工可能な成形材料のた
めの衝撃変性剤として工業的に広範に使用されてきた(
たとえば英国特許第975421号明細書参照)。
【0003】アクリレートをベースとしたそのような衝
撃変性剤は、一般に乳化重合法により製造する、該方法
では、第1反応工程でアクリル酸エステル−架橋剤混合
物を架橋されたポリアクリル酸エステル−ラテックス粒
子に重合させ、かつ第2実施工程でこの架橋された粒子
にポリアルキルメタクリレート、たいていはPMMAか
らなる硬質のシェルをグラフトさせる。一般に硬質ポリ
メタクリレートシェルは他のアクリレートエラストマー
の取扱い性を改良するためにおよびポリアクリレート粒
子を変性すべき合成樹脂、たいていはPVCに結合する
ために使用される、というのもPMMAおよびPVCは
良好な相容性を有しており、従ってたとえばブチルアク
リレートゴムにグラフトしたPMMAを介してブチルア
クリレートゴムをPVCに良好に結合することができる
からである。
【0004】ラテックス粒子の硬質ポリメタクリレート
シェルの相当する変更例により、ほかの合成樹脂も耐衝
撃性に変性することができる、たとえばメチルメタクリ
レート−シクロヘキシルメタクリレートコポリマーシェ
ルのアクリレートゴムへのグラフトにより一連の合成樹
脂を耐衝撃性に変性することができる、というのもこの
メチルメタクリレート−シクロヘキシルメタクリレート
コポリマーは、一連の合成材料(たとえばPVC、ポリ
スチレン、PMMA)と相容性であるからである(欧州
特許第312878号明細書参照)。
【0005】特にアクリルエラストマーの架橋系が開示
されており、該系では、架橋剤(ブチレングリコールジ
アクリレート)とグラフト架橋剤(たとえばアリルメタ
クリレート)の組合せをしばしば使用する(西独国特許
公開第2116653号明細書参照)。
【0006】耐衝撃性に変性されたポリマー混合物の良
好な光学的特性を得るために、ポリアクリレートエラス
トマー相の屈折率をスチレンとの共重合によりしばしば
PMMA相の屈折率に合わせる(たとえば欧州特許第1
13924号明細書参照)。
【0007】一般にアクリレート−エラストマーの良好
な架橋が特に重要視され、この場合該架橋はしばしばゲ
ル体含量または最大膨潤度により特性化される(特開昭
51−24689号公報,CA85:47521r(1
976年))。
【0008】若干の場合は、一方では良好に架橋された
ゴム粒子および他方では良好なメタクリレートグラフト
を達成するために、ブタジエンおよび他の良好にグラフ
ト可能なモノマーも共重合させる。
【0009】同様にポリメタクリレートおよびポリアク
リレートのグラフトを改良するために反応性基を使用す
る、この場合特にエポキシド基、たとえばグリシジルメ
タクリレート、メチロール基、たとえばメチロールメタ
クリルアミド、無水マレイン酸、イソシアナートエチル
メタクリレートおよび求核性基と反応可能の他の化合物
が挙げられる。所定のアクリレートへのメタクリレート
のグラフトを改良するために硬放射線の使用も記載され
ている。
【0010】良好にグラフトされたアクリレート/メタ
クリレート系を得る他の試みは、アクリレートからメタ
クリレートへの段階的移行を伴う多段階の重合工程によ
りアクリレートへのメタクリレートのグラフトを改良す
る作業に認められる。
【0011】たとえば米国特許第877847号明細書
には、以下の工程を使用した分散液が記載されている:
第1工程:C1〜C2−アルキルアクリレート99%お
よびブチレンジアクリレート1%からなるおよび第2工
程:メチルメタクリレート60%および(メチル)エチ
ルアクリレート40%からなるおよび第3工程:メチル
メタクリレート90%および(メチル)エチルアクリレ
ートまたはメトキシエチルアクリレート10%からなる
および 第4工程:MMAおよび混合物に対してメタクリル酸4
%を有するメチルアクリレートまたはメトキシエチルア
クリレートからなる90:2混合物90%からなる。
【0012】同様に、特開昭53−64228号公報(
CA:89:147576p)において第1工程:ブチ
ルアクリレート90%およびMMA10%および架橋剤
としてトリアリルシアヌラート0.5%を含有する混合
物からなる、 第2工程:MMA50%およびブチルアクリレート50
%からなるおよび最後に 第3工程:ブチルアクリレート10%およびMMA90
%を反応させることからなるアクリレートフィルムの製
造法が記載されている。
【0013】特開昭52−33991号公報(CA:8
7:54303r)においても、類似の方法で処理する
【0014】欧州特許第56242号明細書および西独
国特許第3100748号明細書には、メチルメタクリ
レートとブチルアクリレート−ラテックスとのグラフト
重合により製造されたエラストマー粉末が記載されてい
る。
【0015】エラストマー、すなわち室温でわずかの力
を作用させることによりおよびそれにより出発長さの少
なくとも2倍に延伸することができ、かつ力の解除後再
び急激にかつ実際に完全にもとの形にもどる材料は、技
術への種々の使用可能性を見出した。特に興味深い基と
しては、熱可塑性的に加工可能なエラストマーが見出さ
れねばならない。
【0016】熱可塑性エラストマーは、一般に相が密な
分散液で存在する多相系を表す。その際、相がグラフト
重合またはブロック重合により幾重にも結合されている
(H.F.Mark et al. Encyclop
edie of Polymer Science a
nd Technology 第5巻,416〜430
頁,J.Wiley 1986年)。
【0017】その際、加熱して液化できる少なくとも1
つの硬質相と、室温でゴム状に挙動する軟質相とが存在
するという概念が前提である。衝撃変性剤において一般
に微細な架橋されたゴム粒子が硬質マトリックス中に存
在する場合は、熱可塑性エラストマーは一般に封入され
た硬質架橋領域を有する貫通するゴム相を呈する。工業
的に主に使用される熱可塑性エラストマーは、主として
ポリスチレン、ポリスルホン、ポリエステル、ポリウレ
タンまたはポリカルボネートからなる硬質系とポリオレ
フィン、ポリシロキサンまたはポリエーテルからなる軟
質セグメントを有するブロックコポリマーであるが、欧
州特許公開第0381065号明細書には、50〜95
重量%までがα)アクリレートモノマーから、残りがβ
)ビニル基およびそれと共有結合した、ガラス転移温度
Tg60℃以上および分子量500〜100000ドル
トンを有するアクリレートおよびメタクリレートの群か
ら選択されたポリビニル単位から構成されたマクロモノ
マーからなり、分子量>50000を有するコポリマー
40重量%以上からなるアクリレートをベースとしたエ
ラストマーが提案された。
【0018】
【発明の構成】ポリブチルアクリレート主鎖およびポリ
メチルメタクリレート−マクロモノマーからなる側鎖を
有するくし型ポリマーは、たとえばスチレン/ブタジエ
ン/スチレン3ブロックコポリマーから周知の熱可塑性
的に加工可能なエラストマー(TPE)の特性像を示す
。そのようなマクロモノマーくし型ポリマーはその特性
に関して興味深いが、それらは比較的高い技術的費用を
要するきわめて特殊な生成物であり、将来もそうである
ことを無視することはできない。
【0019】従って、本発明の課題は、匹敵する良好な
使用特性および加工特性を有する同じモノマー群からな
る熱可塑性的に加工可能なエラストマーを提供すること
であった。該エラストマーの製造は、たとえば前記くし
型ポリマーの場合より少ない技術的費用と結び付くべき
である。
【0020】本出願人の研究において、くし型ポリマー
の全体特性像がくし型ポリマーに結合しなかったポリメ
チルメタクリレートに対して比較的に敏感であることを
明らかにした後でも、グラフト重合法の方法論から、前
記くし型ポリマーへの一定の質的類似性がおそらくなお
第一番に予測できたであろう。
【0021】グラフト重合を介してアクリレートをベー
スとした熱可塑性的に加工可能なエラストマーを生じる
方法は、理想的なグラフト条件下(注型重合、転移活性
溶剤および助剤の不在下)においてすら、同じ組成にお
いて、前記のブチルアクリレート/メチルメタクリレー
ト/マクロモノマーくし型ポリマーの特性像を達成する
(たとえば破断強度σR=10MPa;破断伸びεR=
400%等)グラフトポリマーがほとんど得られないと
判明した限りでは、まず断念されると見なされる。
【0022】そのように得られたポリマーはむしろ靱性
があり、ごく低い強度、それに対してわずかな負荷で顕
著な折り曲げ白化傾向を示した。
【0023】同様に、前もって形成されたポリエチルア
クリレートにメチルメタクリレートをグラフトすること
により、ある程度満足できる特性を有するエラストマー
材料を得る試みも失敗に終わった。グラフト重合におけ
るこれらすべての失敗は、Encyclopedia 
of Polymer Scienceand Tec
hnology,第5巻,前記文献 417頁における
共通の経験、すなわち“ほとんどのポリマーは他のポリ
マーと熱力学的に相容性でなく、混合物は2相に分離す
る。ポリマーの種類がこのブロックコポリマーと同じ分
子の部分である場合にもこのことはあてはまる。”を考
えて、ブロックポリマーでは不可避であると思われた。
【0024】当業者において一般に典型的タイプとして
評価され、研究されたモノマーまたはポリマーの代表物
での上記失敗を考慮すれば、すでに述べたように、ポリ
(メタ)アクリレートに(メタ)アクリレートモノマー
を簡単にグラフトし、たとえば欧州特許公開第0381
065号明細書から公知のくし型ポリマーで与えられた
基準を達成することにより工業的要求に応じるエラスト
マーを生じる方法はかなり見込がないと見なされた。
【0025】ところで驚異的にも、以下に述べられかつ
本発明の請求項に記載された一連の技術的規則に従った
場合に、すぐれた機械的および光学的特性を有するエラ
ストマーのアクリル樹脂が得られることが判明した。
【0026】ところで意想外にも、式(I):
【002
7】
【化5】
【0028】(式中、R1は2〜24個の炭素原子、有
利には2〜8個の炭素原子を有する炭化水素基および特
にエチル基、ブチル基、イソブチル基および2−エチル
ヘキシル基を表す)のグラフトモノマーPMが、式(I
I):
【0029】
【化6】
【0030】(式中、R2は2〜24個の炭素原子、有
利には2〜8個の炭素原子を有する炭化水素基および特
にエチル基、ブチル基および2−エチルヘキシル基を表
す)のモノマー55〜100重量%、特に85〜100
重量%からなるベースポリマーBPに、基R1およびR
2が30%未満だけ異なるファン・デル・ワース量を有
するという条件でグラフトしている(メタ)アクリレー
トをベースとしたグラフトポリマーPFが、工業的要求
を特に良好に満たすことが判明した。
【0031】更に、式(I−hydr):
【0032】
【化7】
【0033】の水素添加されたモノマー成分と式(II
−hydr): CH3−CH2−COOR2            
  (II−hydr) の水素添加されたモノマー成分(R1およびR2は前記
のものを表す)の混合熱がそれぞれ<100cal/モ
ル混合物である条件を適用するのが有利である。
【0034】Bondi(A. Bondi, J. 
Phys. Chem. 68, 441頁 (196
4年))らによるファン・デル・ワース量の相違は、2
0%未満であるのが有利である。
【0035】水素添加されたモノマー成分の混合熱の測
定は、一般に必ずしも必要ではない、更に該測定は、そ
れでなくても多くの場合に直接当該表値から引用するこ
とができる。該測定値は研究論文『液体の混合熱(Mi
shungswaermen von Fluessi
gkeiten), W.P.Belousowおよび
A.G.Moratschewski著 Verlag
 Chemie,Leningrad 1970年』に
示されている。定義によれば、式(I)または式(II
)ならびに式(I−hydr)または式(II−hyd
r)中のR1およびR2は、少なくとも2〜24個の炭
素原子を有する炭化水素基、有利には非環式の、場合に
より分枝鎖状のアルキル基、特に少なくとも2〜8個の
炭素原子を有するもの、または5〜12員環を有する環
式炭化水素基、特に脂環式基、またはフェニル基または
ナフチル基を表す。
【0036】一連の適当なI/II組合せは、西独国特
許公開第3708427号明細書から引用することがで
きる。該明細書には、ポリアクリレートおよびポリメタ
クリレートからなるポリマー混合物が記載されている。 従って西独国特許公開第3708427号明細書に記載
のポリメタクリレートの系列からなるグラフトポリマー
PMを該ポリメタクリレートと相容性のポリアクリレー
トにグラフトすることが有利である。
【0037】更に言及すれば、ベースポリマーBPの構
成に関与するモノマーとグラフトモノマーPMとの重量
比は、一般に10:90〜90:10、有利には90:
10〜40:60、特に有利には85:15〜50:5
0である。
【0038】式(I)のモノマーのほかに、他の有利に
選択されるモノマーPM、たとえば他のメタクリル酸エ
ステル、特に有利にはグラフトモノマーPMに0〜80
重量%の割合で、有利には10〜60重量%の割合で、
最も有利には15〜40重量%の割合で含有されてもよ
いメチルメタクリレートをグラフト共重合することがで
きる。同様にアクリル酸エステル、たとえばメチルアク
リレートまたはエチルアクリレートを0.1〜10重量
%、有利には0.2〜5重量%の割合でいっしょに使用
することも可能である。
【0039】官能性コモノマー、たとえばメチロールメ
タクリルアミド、メタクリル酸、メタクリルアミドの割
合は5重量%未満であるべきであり、該混合物PMは有
利にはグリシジルメタクリレートおよび無水マレイン酸
を含有しない。同様にスチレン、アクリルニトリル、ハ
ロゲンを含有するモノマーの混合物PMに対する割合は
、10重量%未満、有利には1重量%未満およびきわめ
て有利には0重量%であるべきである。一般に、ベース
ポリマーBPの分子量(粘度計または光散乱により測定
)は200000〜1000000000、有利には1
0000000までの範囲内である。有利にはベースポ
リマーはグラフト後も架橋していない。しかしながら、
当初の高ポリマーの架橋されていないベースポリマーが
モノマー混合物PMのグラフト化によりわずかに架橋さ
れる(0.01重量%未満、有利には0.001重量%
未満の架橋度割合)こともまさに生じ得る。高ポリマー
の架橋されないベースポリマーが特に有利である。 それに対して、グラフト枝、すなわちベースポリマーB
Pにグラフトしたグラフトポリマーは著しく短い鎖であ
る。一般にグラフト枝の分子量は1000〜10000
00ドルトン、有利には2000〜500000ドルト
ン、特に有利には5000〜200000ドルトンであ
る。一般に、グラフトモノマーPM10〜100重量%
(特に20〜95重量%)をグラフト幹にグラフトする
【0040】ベースポリマーBPは、有利には55〜1
00重量%、特に有利には85〜100重量%および最
も有利には91〜100重量%が式(II)のモノマー
からなる。
【0041】他のモノマーとして、ベースポリマーを4
5重量%以下の割合で、有利には15重量%未満の割合
でおよび特に有利には9重量%未満の割合でならびにア
クリル酸エステルと共重合可能なモノマーを0.1重量
%まで含有することができる。この場合特にメタクリル
酸エステルを挙げることができる。それにもとづき式(
II)の2種の異なるモノマーからなる混合物から出発
するのが有利である。ベースポリマーは、スチレンを2
5重量%まで、有利には15重量%未満の割合で含有す
ることができる。場合により置換されたフェニル(アル
キル)アクリレート、たとえば0〜30重量%の割合で
含有されてもよいベンジルアクリレートまたはフェニル
プロピルアクリレートが特に興味深い。メチルアクリレ
ートも45重量%までの割合でベースポリマーBPを構
成するために共重合させることができる。
【0042】親水性モノマー、たとえばヒドロキシアル
キルアクリレートまたはメタクリル酸の割合は、0〜5
重量%の割合、有利には0〜3重量%の割合、きわめて
有利には0.1〜0.5重量%の割合で重合させること
ができる。
【0043】ベースポリマーにおける含量が5重量%未
満であるべきブタジエンまたはイソプレンは共重合すべ
きでない、ブタジエンもイソプレンも含有しないベース
ポリマーが特に有利である。
【0044】同様にポリマーBPの構成に多官能性メタ
クリル酸エステル、たとえばブタンジオールジメタクリ
レートまたは多官能性アクリル酸エステル、たとえばヘ
キサンジオールジアクリレートを使用すべきでない。こ
れらの含量はベースポリマーBPの0.01重量%未満
に制限されるべきである。それに対して、グラフト活性
モノマー、たとえばアリル(メタ)アクリレートまたは
ビニル(メタ)アクリレート、たとえばアリルアクリレ
ートは、1重量%までの割合で(有利には0.3重量%
までの割合で、特に有利には0.2重量%まで、最も有
利には0.09重量%までの割合で)含有されていても
よい。
【0045】特にグラフト活性モノマーの高い割合にお
いては、アクリレートポリマーの架橋を回避するために
、重合調整剤、たとえばメルカプタン、たとえば2−エ
チルヘキシルチオグリコラートを(0.5重量%未満の
割合で)いっしょに使用しなければならない。
【0046】本発明の模範例として、以下には式(I)
のR1がエチルを表すベースポリマーBP(ポリエチル
アクリレート)およびR2がエチルを表す式(I)のグ
ラフトモノマーPM(エチルメタクリレート)を記載す
る。
【0047】この場合に、たとえば簡単な注型重合によ
り、室温で無色透明の、靱性のある合成樹脂フィルムを
形成するポリエチルアクリレート/ポリエチルメタクリ
レートグラフトポリマーが得られる。R1=n−ブチル
およびR2=イソブチルである場合に、同様に良好な結
果が得られる。
【0048】ポリマーPFの製造技術で使用される従来
技術水準の重合法(H.Rauch−Puntigam
,Th.Voelker,『アクリルおよびメタクリル
化合物(Acryl−und Metacrylver
bindungen)』Springer Verla
g 1967年;H.F.Mark et al.En
cyclopedia 前記文献参照)がポリマーの製
造に原則的に適しており、該方法ではベースポリマーB
Pの製造の場合に有利には架橋を促進しない条件を使用
する。一般に常用のラジカル開始剤を使用してラジカル
重合を実施する。
【0049】一般に、まずベースポリマーBPを製造し
、該ポリマーに低い転移傾向を有する溶剤、たとえばブ
チルアセテート中で可能なかぎり高い温度、たとえば1
20℃でグラフトポリマーPMをグラフトさせる。高分
子ベースポリマーのグラフトを溶剤を使用せずに直接溶
融させて、押出し器または加圧反応器内で150〜20
0℃の温度で実施するのが特に興味深い。その際、有利
にはBPをまず溶剤中で製造するかまたは塊状で単に低
い転化率まで重合させ、ガスを抜き、引き続きモノマー
PMをグラフトする。良好に取扱い可能なBPを得るた
めには、その分子量を場合により調節剤を添加して分子
量<1000000に制限すべきである。その際、特に
水性媒体中での乳化重合法での製造が技術的に重要であ
る。開始剤として、モノマーに対して一般に0.001
〜0.5重量%の量の、このために常用のもの、特にペ
ルスルフェート、たとえばカリウムペルオキシジスルフ
ェートまたはアンモニウムペルオキシジスルフェートが
該当し、場合によりレドックス系も該当する(Rauc
h−Puntigam 前記文献221〜229頁参照
)。ベースポリマーBPへの良好にグラフト可能なモノ
マーの使用は有利であるが、高い開始剤添加によりグラ
フトを強行することは不適当であるのが立証された。こ
の方法は熱に侵されやすいポリマーを生じる。乳化剤と
して、同様に自体公知の、特に陰イオン性乳化剤、たと
えばパラフィンスルホネートのアルカリ塩を一般に(水
量に対して)0.5〜5重量%の量で使用する。
【0050】2工程の乳化重合法でのグラフトポリマー
の製造が特に重要であり、この場合には第1工程で、す
なわちベースポリマーBPの製造は、有利にはバッチ重
合として実施する。この方法で、特に簡単に、たとえば
所望の高分子量(たとえばJ=200〜1000ml/
g;ISO1628−6により測定)を有する架橋され
ていないポリアクリレートを得ることができる。有利に
はその直後にグラフトを特にグラフトモノマーPMの注
型重合の形で実施する。有利には、該工程はほぼ70〜
100℃の温度で実施する。その際、詳細には以下のよ
うに単独で実施することができる:まずa)乳化剤およ
び開始剤を添加してモノマーの水性乳濁液を製造する、
その際目安としてモノマーと水の量の比がたとえば約1
:2であることができる。
【0051】その際有利には、まずレドックス開始剤系
のペルオキシドパートナーのみを加えるように実施する
ことができる。引き続き、有利には不活性の保護ガス、
たとえば窒素/アルゴン下で適当な温度、たとえば35
±10℃にかつレドックス系の還元パートナーを添加し
て加熱する。一般に温度は短時間内で、目安として約1
0分が挙げられるが、たとえば85±5℃に急激に上昇
する。その後、b)グラフトモノマーPMを有利には滴
加により一般に約15〜90分以内で加える。引き続き
加熱下で、たとえば温度を約80℃に維持することによ
り、最終重合を実施する。
【0052】一般に安定した分散液の形のグラフトポリ
マーが得られ、該分散液は直接またはたとえばアンモニ
アの添加により、靱性のある、弾性にとんだフィルムに
乾燥することができる。残留モノマー含量は一般にpp
mの範囲である。
【0053】
【発明の効果】まず本発明にもとづくグラフトポリマー
PFの簡単な製造可能性にはきわめて驚嘆されるはずで
あるが、しかしながらグラフト重合の規則的進行は直接
形成される生成物の予想される不相容性のために元来あ
りえないことと思われた。
【0054】少なくとも全く同様に予測されなかったこ
とと位置付けるべきことは、本発明にもとづき達成可能
になった生成物等級の高品質である。
【0055】分散液の簡単な乾燥により弾性の高いフィ
ルムまたはシートとして得ることができる本発明にもと
づくポリマーは特に重要である。該グラフトポリマーを
ベースとしたフィルムまたはシートは意外に高いブロッ
ク度、きわめて良好な凝集力、乾燥した感触、高い破断
伸びおよび高い破断強度を示す。
【0056】該グラフトポリマーは無色透明に製造する
ことができる。分子量2000000ドルトン未満に調
整する限り、フィルムまたはシートは熱成形可能である
。該ポリマーはプレス、押出しまたは射出成形により加
工することができる。加硫ゴムとは異なり、該グラフト
ポリマーはTPEとして100%リサイクル可能である
【0057】該材料の良好な低温靱性および良好な熱形
状安定性は特に興味深い。
【0058】意想外にも、該グラフトポリマーは全グラ
フトポリマーにおけるPMの割合が30重量%にすぎな
い場合においても、粉末または顆粒として使用可能であ
る。
【0059】該グラフトポリマーは溶融接着剤として弾
性の高い被覆にきわめて適しており、かつ溶接可能であ
る。
【0060】モノマーIおよびIIをベースとしたグラ
フトポリマーが乳化重合体としてすでに室温で皮膜を形
成するという状況は特に興味深い、しかしながらこの場
合約50℃まで耐ブロッキング性である。
【0061】グラフトポリマーの高い機械的強度は、も
ちろんグラフトポリマーPMのTgを越えて加熱した後
はじめて生じる。このことはポリマーに、特にシール可
能なポリマーとして技術的重要性を付与する。
【0062】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明する
【0063】その際以下の分析方法を使用した:ISO
1628−6にもとづく限界粘度J(ml/g)の測定
、破断強度σR(DIN53455またはISO/R5
27にもとづく引張り試験における)の測定、破断伸び
εR(DIN53455にもとづく引張り試験における
)の測定。
【0064】グラフトポリマーPFの製造例1 ベースポリマーとしてポリエチルアクリレートおよびグ
ラフトモノマーとしてエチルメタクリレートを有するグ
ラフトポリマー 水600.0g エチルアクリレート300.0g メタクリル酸0.6g C15パラフィンスルホネートのNa塩3.0gペルオ
キシ二硫酸アンモニウム0.5gFeSO42.0mg からなる乳濁液を35℃に加熱し、不活性ガス下でNa
2SO50.3gを加えた。温度は11分以内で86℃
に上昇し、その後直ちにエチルメタクリレート130g
を15分以内で滴加した。最終重合のために約80℃で
なお30分撹拌し、その後冷却した。直接またはアンモ
ニアの添加により、靱性のある弾力性のフィルムに乾燥
できる安定分散液が得られた。
【0065】分析値: 残留モノマー含量:エチルアクリレート32ppm、エ
チルメタクリレート315ppm J値(グラフト前のポリエチルアクリレート):615
ml/g J値(最終生成物):601ml/g 換気棚内(70℃)で乾燥後、ワックス状の感触を有す
る透明なフィルムが得られた。その他の特性については
図1を参照(DIN53455にもとづく引張り試験)
σR=8.36MPa εR=895% 他の特性:該フィルムは−15℃においてもきわめて靱
性があり、かつ高い凝集力を示した。
【0066】例2 例1の操作を繰り返したが、ただしベースポリマーのモ
ノマーの組成をいくらか異なって選択した:エチルアク
リレート300.0g アリルメタクリレート0.6g(メタクリル酸の代わり
に) 厚さ0.5mmのフィルムに乾燥できる乳化重合体が得
られた(引張り試験は図2を参照)。
【0067】σR=10.0MPa εR=697% 該材料は高温(たとえば100℃)においても粘着性を
示さなかったが、市販のフィルム溶接装置で溶接できる
(装置に付着しない)。
【0068】例3(比較試験) 例1と全く同様に、ただしエチルアクリレートの代わり
にブチルアクリレート300gを重合させ、メチルメタ
クリレート130gをグラフトさせた。きわめて小さい
負荷において白化を示す白色の粘着性フィルムが得られ
た。
【0069】例4(比較試験) ポリエチルアクリレート分散液70重量%およびポリエ
チルメタクリレート分散液30重量%からなる混合物を
製造し(該分散液は互いに別々に製造した)、かつフィ
ルムにキャストした。得られたフィルムは透明で、著し
く延伸可能であるが、強度を有しなかった(図3参照)
。更に、この最初の透明なフィルムはきわめて小さい伸
びで白化を示した。
【0070】例5(比較試験) エチルメタクリレート30部およびエチルアクリレート
70部を直接バッチとして共重合させた。低い機械的強
度を有する粘着性フィルムが得られた(図4参照)。
【0071】例6(ブロッキング測定)例1と同じく、
分散液を製造した、この場合前生成物は重量比99.8
:0.1:0.1のエチルアクリレート、メタクリル酸
およびアリルメタクリレートからなるコポリマー70重
量%を含有し、かつエチルメタクリレート30重量部を
注入してグラフトさせた。その際得られた分散液をアン
モニアで中和し、引き続き吸取紙No30に塗布した(
室温)。乾燥後(60℃、3時間)折り畳んだ紙に50
g/cm2の負荷をかけ、ブロッキングを測定した。
【0072】 RT→50℃:評価I:紙を簡単に広げることが可能6
0℃:評価III:引き離す際、紙が破断例7.最低皮
膜形成温度(MFT):例6にもとづき得られた分散液
は、0℃まで無色透明な皮膜を形成した。 低温で得られたフィルムの強度は、たとえば70℃での
短時間の熱処理により著しく高められた。
【0073】例8(ポリマー固形物の単離)分散液の簡
単な乾燥によるほかに、凍結凝固および引き続く約50
℃での乾燥によってもポリマーが得られた。 MFT0℃にもかかわらず、該ポリマーは粘着性を示さ
なかった。
【0074】以下の図1〜4に関する説明:図1.例1
にもとづく試料でのDIN53455にもとづく引張り
試験 E−弾性率に関する試験速度1    1.0mm/分
1.00%以上の試験速度2    50.0mm/分
測定長さ                     
 50.0mm試料幅BO:15mm、試料厚さ:0.
47mm(平均値) 図2.例2にもとづく試料でのDIN53455にもと
づく引張り試験 E−弾性率に関する試験速度1    1.0mm/分
1.00%以上の試験速度2    50.0mm/分
測定長さ                     
 50.0mm試料幅BO:15mm、試料厚さ:0.
488mm(平均値) 図3.例4にもとづく試料でのDIN53455にもと
づく引張り試験 E−弾性率に関する試験速度1    1.0mm/分
1.00%以上の試験速度2    50.0mm/分
測定長さ                     
 50.0mm試料幅BO:15mm、試料厚さ:0.
56mm図4.例5にもとづく試料でのDIN5345
5にもとづく引張り試験 E−弾性率に関する試験速度1    1.0mm/分
1.00%以上の試験速度2    50.0mm/分
測定長さ                     
 50.0mm試料幅BO:15mm、試料厚さ:0.
40mm(平均値) σR=1.73MPa(平均値)、εR=784%(平
均値)
【図面の簡単な説明】
【図1】例1にもとづく試料でのDIN53455にも
とづく引張り試験で得られた張力と伸び率の関係を示す
図である。
【図2】例2にもとづく試料での図1に相当する図であ
る。
【図3】例4にもとづく試料での図1に相当する図であ
る。
【図4】例5にもとづく試料での図1に相当する図であ
る。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アクリル酸エステルおよびメタクリル
    酸エステルをベースとしたグラフトポリマーにおいて、
    式(I): 【化1】 (式中、R1は2〜24個の炭素原子を有する炭化水素
    基を表す)の1種以上のグラフトモノマーPMを、式(
    II): 【化2】 (式中、R2は2〜24個の炭素原子を有する炭化水素
    基を表す)の1種以上のモノマー55〜100重量%か
    らなるベースポリマーBPに、基R1およびR2が30
    %未満だけ異なるファン・デル・ワールス量を有し、か
    つ式(I)の全モノマーに対して少なくとも10重量%
    がベースポリマーBPにグラフトしているという条件で
    グラフトさせることにより得られた、アクリル酸エステ
    ルおよびメタクリル酸エステルをベースとしたグラフト
    ポリマー。
  2. 【請求項2】  ベースポリマーBPが式(II)のモ
    ノマーのほかに1種以上の、式(II)とは異なり、ア
    クリル酸エステルと共重合可能なモノマーをなお45〜
    0.1重量%含有する請求項1記載のグラフトポリマー
  3. 【請求項3】  ベースポリマーBPの構成に関与する
    モノマーとグラフトモノマーPMとが10:90〜90
    :10の重量比である請求項1または2に記載のグラフ
    トポリマー。
  4. 【請求項4】    ベースポリマーBPの分子量が2
    00000〜109ドルトンの範囲内にある請求項1か
    ら3までのいずれか1項記載のグラフトポリマー。
  5. 【請求項5】  ベースポリマーが式(II)のモノマ
    ー85〜100重量%からなる請求項1から4までのい
    ずれか1項記載のグラフトポリマー。
  6. 【請求項6】  R1およびR2がエチルを表す請求項
    1から5までのいずれか1項記載のグラフトポリマー。
  7. 【請求項7】  R1がイソブチルおよびR2がn−ブ
    チルを表す請求項1から5までのいずれか1項記載のグ
    ラフトポリマー。
  8. 【請求項8】  乳化重合により製造される請求項1か
    ら7までのいずれか1項記載のグラフトポリマー。
  9. 【請求項9】  乳化重合で請求項1から8までのいず
    れか1項記載のグラフトポリマーを製造する方法におい
    て、 a)常用の乳化剤を用いて式(II):【化3】 (式中、R2は2〜24個の炭素原子を有する炭化水素
    基を表す)のモノマーを含有する水性乳濁液を形成し、
    該モノマーを常用のラジカル開始剤を用いて、高めた温
    度でベースポリマーBPに重合させ、 b)引き続き、高めた温度で式(I):【化4】 (式中、R1は2〜24個の炭素原子を有する炭化水素
    基を表す)のグラフトモノマーPMを、基R1およびR
    2が30%未満だけ異なるファン・デル・ワールス量を
    有するという条件で添加し、かつグラフト重合させるこ
    とを特徴とする、アクリレート−メタクリレートグラフ
    トポリマーの製造方法。
  10. 【請求項10】  工程a)でバッチ重合としておよび
    工程b)で注型重合として重合を実施する請求項9記載
    の方法。
  11. 【請求項11】  請求項1から7までのいずれか1項
    記載のグラフトポリマーの製造において、式(I)のグ
    ラフトモノマーPMのベースポリマーBPへのグラフト
    重合を押出し器内で実施する方法。
  12. 【請求項12】  請求項9または10記載の方法によ
    り製造された請求項1記載のグラフトポリマー分散液。
  13. 【請求項13】    請求項1記載のグラフトポリマ
    ーから製造された成形体。
  14. 【請求項14】  請求項12記載のポリマー分散体か
    ら製造されたキャストフィルム。
JP3340590A 1990-12-22 1991-12-24 アクリレート−メタクリレートグラフトポリマーおよびその製造方法 Pending JPH04296310A (ja)

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