JPH0429604A - 倍力機構を有するシリンダ - Google Patents

倍力機構を有するシリンダ

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JPH0429604A
JPH0429604A JP13140890A JP13140890A JPH0429604A JP H0429604 A JPH0429604 A JP H0429604A JP 13140890 A JP13140890 A JP 13140890A JP 13140890 A JP13140890 A JP 13140890A JP H0429604 A JPH0429604 A JP H0429604A
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piston
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Mitsuhiro Nozawa
光弘 野沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空圧、油圧、バネ力等によりピストンを動作
するシリンダであって、その内部に倍力機構を有するシ
リンダに関する。
[従来の技術] シリンダとしては、各種形状のものが採用されている。
例えば、空圧シリンダの場合にはシリンダ本体内に摺動
自在に支持されるピストンを空圧力により往復動させ、
ピストンに連結されるピストンロッドを介して対象物を
移動させるようにしている。その場合、前記対象物を前
記ピストンのそのストロークエンドにおいて大きな力で
ロック使用とする場合には、前記形成のシリンダでは該
シリンダ内に導入される空気圧力を高圧にして行うしか
方法がなかった。
[発明が解決しようとする課題] 前記したように、ストロークエンドでロック力を発揮さ
せるには、従来のシリンダの形式では導入される油圧力
、空圧力、バネ力等をロック力に見合うものにすること
が必要となる。一方、シリンダ内に導入される油および
空気の圧力には限度があり、余り大きな圧力の作動媒体
をシリンダ内に導入する場合には、シリンダ本体がそれ
に見合う強度を有するものから形成される必要があり、
高価なものとなり、かつ信頼性、安全性保持の点からも
特別の注意をすることが必要となる。更に、大きな圧力
源を必要とし、例えば、大容量のコンプレッサ等が必要
となる。一方、低圧の作動媒体をシリンダ内に導入し、
大きなロック力を得るにはシリンダおよびピストンを大
型なものにする必要がある。従って、高価なものとなる
。バネ力を使用する場合にも、バネ常数が高いものを使
用することにより大きなロック力を得ることが出来るが
、ピストンの通常時の動作力が大となり、円滑な摺動運
動が出来ない問題点が生ずる。また、バネ力を使用する
場合にはシリンダの全長が長いものとならざるを得ない
本発明は、前記の各種の問題点を解決するもので、油圧
、空圧、バネ力等を利用するシリンダであっても、特に
、高圧な作動媒体や、大きなバネ常数のバネを使用する
ことなく、ストロークエンドにおいて大きなロック力を
発揮することが出来ると共に、小型に形成され、省エネ
ルギ化の図れる倍力機構を有するシリンダを提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上の目的を達成するために、係止部を有す
るピストンロットに嵌着され、内側にテーパ面を形成す
るピストン部材と、該ピストン部材を摺動自在に支持す
るシリンダ本体の両端を閉止する閉止部材の少なくとも
1つにその半径方向に沿って摺動自在に支持される複数
個のロック用部材であって、前記ピストン部材の前記テ
ーパ面に当接する先端部に楔形状部を形成すると共に前
記ピストンロットの係止部に係着する係止部を形成して
なる楔駒とを設けてなる倍力機構を有するシリンダを構
成するものである。
[作用] 油圧、空圧、バネ力等のピストン部材の作動媒体又は手
段により、ピストン部材が移動し、そのストロークエン
ドに到達すると、ピストン部材の内側に形成されている
テーパ面にシリンダの両端の閉止部材に設けられている
楔駒の頭部が当接する。楔駒は同時にピストンロットの
係止部にその係止部を当接するように形成されているた
め前記テーパ面と楔駒との間に楔作用が生ずる6それに
より大きなロック力を得ることが出来る。
[実施例] 以下1本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例は、ピストン部材の作動媒体として油圧又は空
圧を用いたシリンダについて説明しているが、勿論、バ
ネ力等を用いたものに対しても同様に適用されるもので
ある。
第1図に示すように、シリンダ1は閉止部材2a、2b
により両端を閉止されるシリンダ本体3と、シリンダ本
体3内に摺動自在に支持されるピストン部材4と、ピス
トン部材4に嵌着されるピストンロット5等とから構成
される。また、シリンダ本体3には作動媒体を搬出入さ
せる管路6゜7を作動媒体源8が連結される。
ピストンロッド5はその中間部に拡径する段付部9が形
成され、段付部9の端部には後に説明する楔駒10aが
係止する係止部11が形成される。
また、本実施例ではピストンロッド5の図の右端側には
同じく係止部13を形成する段付部材2a。
2bの双方に楔駒10a、10bを配置した場合につい
て説明するため、ピストンロッド5には段付部9および
段付部材12が必要となるが、楔駒10a、10bが一
方のみの閉止部材2a、2bにのみ配設される場合には
段付部9又は段付部材12の内のいづれか1つが形成さ
れていればよい。
ピストンロッド5の図の左端側には、シリンダ1により
動作される対象物(図略)の連結されるねじ部14が螺
刻されている。
ピストン部材4の内側の両端面側にはテーパ面15a、
15bり形成される。テーパ面15a。
15 bはピストン部材4の中心部に向かって縮径する
形状のものから形成される。
閉止部材2a、2bのピストン部材4側にはピストン部
材4側に向かって縮径すると共に、ピストン部材のテー
パ面15a、]、5bよりも小径のテーパ部16a、1
6bが形成される。また、閉止部材2 a 、 2 b
にはピストンロッド5の段付部9および段付部材]3の
入り込む穴22,23が穿設される。
テーパ部16a、16bには楔駒10a、10bが配設
される。なお、説明の都合上楔駒10b側についてのみ
説明する。
第2図にも示すように、テーパ部16bにはその内周上
に沿って6個の楔駒10bが等間隔に配設される。楔駒
10bはテーパ部16bの半径方向に沿って穿設された
貫通孔17内に摺動自在に支持される。楔駒10bはそ
の頭部に前記楔形状部の1つである半円弧上の弧状当接
面18を形成すると共に、基部には係止面19を形成さ
れる6係止面19は段付部材12の係止部13に係止す
るものである。また、楔駒10bの頭部の縮径部20に
は閉止部材2b側に一端部を固定したバネ2]の他端部
が係止し、楔駒10bを外方に突出させる向きに付勢し
ている。但し、楔駒10bはバネ21しこより貫通孔1
7から飛び出すことはない。
次に、第3図により、本実施例の作用を説明する。
第3図は閉止部材2a側の楔駒10aがピストン部材4
のテーパ面15aに当接係合してロックされた場合を示
す。すなわち、第1図においてピストン部材4が図の左
側に向かって移動し、左側のストローク端に到達した状
態を示したものである。
作動媒体源8からシリンダ本体3内に作動媒体が導入さ
れ、ピストン部材4およびピストンロッド5が第1図の
左方向に移動すると、ピストンロッド5の係止部9が穴
23内に入り込む。更に。
ピストンロッド5等が移動し、ストロークエンドに到達
すると、ピストン部材4のテーパ面15aが楔駒10a
の頭部の弧状当接面18に当接する。
従って、楔駒10aはバネ21のバネ力に抗して貫通孔
17内を内径方向に沿って下方に移動する。
その状態において段付部9の係止部11が丁度、楔駒1
0aの係止面19と接触する位置にあるように形成され
るため、楔駒10aは移動に伴ってその係止面19を係
止部11に圧接し支持される。
その状態で弧状当接面18がピストン部材4のテーパ面
15aに圧接し、両者間には楔作用が生ずる。すなわち
、ピストンロッド5の軸線方向に沿う押圧力の数倍の力
が両者の圧接面の法線方向に作用することになる。それ
により、ピストン部材4は閉止部材2a側、すなわち、
シリンダ本体3側にロックされることになる。
前記したように、楔駒10aは閉止部材2aの円周方向
に6個配設され、それぞれの楔駒10aがピストン部材
4のテーパ面15aに圧接し、楔作用を発生させるため
、極めて大きなロック力が生ずる。
ロックを解除するには、作動媒体源8から逆向きに作動
媒体をシリンダ本体3内に導入することにより容易に行
われる。すなわち、前記したようにピストンロッド5の
軸線方向に沿う力は小さく、これに打ち勝つだけの作動
力が作用すればピストン部材4等を容易に移動させるこ
とが出来るためである。
第3図は、前記したように楔駒10a側について説明し
たが、楔駒】−Ob側についても全く同様なロック力を
発生させることが出来る。
本実施例において、シリンダ本体3の両端側に楔駒10
a、10bを配設し、両ストロークエンドにおいて大き
なロック力を得るようにしたが、勿論、いづれか1方向
にのみロック力を発揮させるようなものにしてもよい、
また、楔駒10a。
10bの形状および数を図示のようなものとしたが、こ
れ等に限定されるものでない。
また、楔駒]、Oa、fobの先端部に形成される楔形
状部は弧状当接面】−8に限定するものでなし)。
[発明の効果コ 本発明によれば、次のような顕著な効果を奏する。
1)ピストン部材は比較的小さな押圧力により作動し得
るように形成されるため、作動媒体源を小容量のものを
設置すればよく、かつ比較的小さな作動媒体圧力により
大きなロック力をシリンダ内に発生させることが出来る
2)ピストン部材のテーパ面と楔駒との圧接による楔作
用によりロック力を発生するように構成されるため、両
者の形状、楔駒の数等を適宜設定することにより、所望
の極めて大きなロック力をストロークエンドにおいて発
揮させることが出来る。
3)作動媒体の圧力が比較的小さくてすむため、シリン
ダ全体が小形化される。
ピストン部材のストロークに必要な作動力が比較的小さ
くて済むため省エネルギ化が図れる。
5)倍力機構がシリンダ本体の内部に形成されているた
め、シリンダの取り付は可能な場所であれば、どこでも
任意の場所に設置することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の軸断面図、第2図は第1図
の■−■線断面図、第3図は本実施例の作用を説明する
ための拡大軸断面図である。 1・・・シリンダ、2a、2b・・・閉止部材。 3・・・シリンダ本体、4・・・ピストン部材、5・・
・ピストン部材ド、6,7・・・配管、8・・・作動媒
体源、9・・・段付部、10a、10b・・・楔駒、1
1,13・・・係止部、12・・・係止部材、14・・
・ねじ部、15a、15b・・・テーパ面、16a、1
6b・・・テーパ部、17・・・貫通孔、18・・・弧
状当接部、19・・・係止面、2o・・・縮径部、21
・・・バネ。 22゜ 23 ・ ・穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 係止部を有するピストンロッドに嵌着され、内側にテー
    パ面を形成するピストン部材と、該ピストン部材を摺動
    自在に指示するシリンダ本体の両端を閉止する閉止部材
    の少なくとも1つにその半径方向に沿って摺動自在に支
    持される複数個のロック用部材であって、前記ピストン
    部材の前記テーパ面に当接する先端部に楔形状部を形成
    すると共に前記ピストンロッドの係止部に係着する係止
    面を形成してなる楔駒とを設けることを特徴とする倍力
    機構を有するシリンダ。
JP2131408A 1990-05-23 1990-05-23 倍力機構を有するシリンダ Expired - Lifetime JP3047243B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2264329A1 (de) * 2009-06-05 2010-12-22 ZF Friedrichshafen AG Druckmittelzylinder für eine Betätigungseinrichtung eines Kraftfahrzeuges mit einem arretierbaren Kolben
CN103352878B (zh) * 2013-07-01 2015-08-19 西南石油大学 一种随钻地层压力测量仪器增压装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2264329A1 (de) * 2009-06-05 2010-12-22 ZF Friedrichshafen AG Druckmittelzylinder für eine Betätigungseinrichtung eines Kraftfahrzeuges mit einem arretierbaren Kolben
CN103352878B (zh) * 2013-07-01 2015-08-19 西南石油大学 一种随钻地层压力测量仪器增压装置

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