JPH04295150A - 筒内噴射式内燃機関 - Google Patents
筒内噴射式内燃機関Info
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- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
する。
れた領域内に混合気を形成すると共にその他の領域を空
気のみとして混合気を点火栓により着火し、機関中負荷
運転時および機関高負荷運転時には燃焼室内全体を混合
気で満たすようにした筒内噴射式内燃機関が公知である
(特開平2−169834号公報参照)。
では例えば燃料タンクで発生した蒸発燃料を吸気通路内
に供給するようにしており、そのためにパージ制御装置
を具備している。ところが上述の筒内噴射式内燃機関に
おけるように機関低負荷運転時に多量の空気の存在下で
混合気を燃焼せしめるようにした場合には機関低負荷運
転時に蒸発燃料を吸気通路内に供給するとこの蒸発燃料
は燃焼室内の空気中に分散し、大部分の蒸発燃料は燃焼
することなく排気通路内に排出されることになる。しか
しながら通常内燃機関では機関排気通路内に排気ガス浄
化用触媒コンバータが配置されており、従って上述のよ
うに大部分の蒸発燃料が燃焼することなく排気通路内に
排出されてもこの蒸発燃料は触媒コンバータ内において
酸化される、即ち浄化されるので有害ガスが大気に排出
されることはない。しかしながら触媒コンバータ内の触
媒は或る程度以上温度上昇しないと、即ち触媒が活性化
しないと蒸発燃料の酸化作用、即ち排気ガス浄化作用を
十分に行わない。従って触媒の温度が蒸発燃料を十分に
酸化しうる、即ち排気ガスを十分に浄化しうる許容最低
触媒温度以下のときに蒸発燃料が排気通路内に排出され
るとこの蒸発燃料は十分酸化されることなく大気に排出
される、即ち有害ガスが大気に排出されるという問題を
生ずる。
めに本発明によれば機関負荷が予め定められた設定負荷
よりも小さいときには燃焼室内の限定された領域内に混
合気を形成してこの混合気を点火栓により着火し、機関
負荷が設定負荷よりも大きいときには燃焼室内全体を混
合気によって満たすようにした内燃機関において、機関
排気通路内に設けられた触媒コンバータの触媒温度を検
出する温度センサを具備すると共に機関吸気通路内への
蒸発燃料の供給を制御するパージ制御装置を具備し、触
媒温度が排気ガスを浄化しうる許容最低触媒温度以下で
あってかつ機関負荷が設定負荷よりも小さいときには機
関吸気通路内への蒸発燃料の供給を停止するようにして
いる。更に本発明によれば上記問題点を解決するために
機関負荷が予め定められた設定負荷よりも小さいときに
は燃焼室内の限定された領域内に混合気を形成してこの
混合気を点火栓により着火し、機関負荷が設定負荷より
も大きいときには燃焼室内全体を混合気によって満たす
ようにした内燃機関において、機関排気通路内に設けら
れた触媒コンバータの触媒温度を検出する温度センサと
、機関吸気通路内への蒸発燃料の供給を制御するパージ
制御装置と、活性炭による蒸発燃料の吸着能力が飽和状
態に達したか否かを検出するセンサとを具備し、活性炭
による蒸発燃料の吸着能力が飽和状態に達していないと
きには触媒温度が排気ガスを浄化しうる許容最低触媒温
度以下であってかつ機関負荷が設定負荷より小さいとき
に機関吸気通路内への蒸発燃料の供給を停止し、活性炭
による蒸発燃料の吸着能力が飽和状態に達したときには
触媒温度が排気ガスを浄化しうる許容最低触媒温度以下
であってかつ機関負荷が上記設定負荷より小さいときで
も蒸発燃料を吸気通路内に供給するようにしている。
内に供給するとこの蒸発燃料が十分に酸化されることな
く大気に放出されるときには吸気通路内への蒸発燃料の
供給が停止される。請求項2に記載の発明では通常、蒸
発燃料を吸気通路内に供給するとこの蒸発燃料が十分に
酸化されることなく大気に放出されるときには吸気通路
内への蒸発燃料の供給が停止されるが活性炭による蒸発
燃料の吸着能力が飽和状態となる特別の場合に限って蒸
発燃料を吸気通路内に供給するとこの蒸発燃料が十分に
酸化されることなく大気に放出されるときであっても吸
気通路内に蒸発燃料が供給される。
aを具えている。各気筒1aは夫々対応する吸気枝管2
を介して共通のサージタンク3に接続され、サージタン
ク3は吸気ダクト4を介してエアクリーナ5に接続され
る。吸気ダクト4内にはステップモータ6によって駆動
されるスロットル弁7が配置される。このスロットル弁
7は機関負荷が極く低いときのみ或る程度閉弁しており
、機関負荷が少し高くなると全開状態に保持される。 一方、各気筒1aは共通の排気マニホルド8に連結され
、この排気マニホルド8は三元触媒コンバータ9に連結
される。三元触媒コンバータ9には三元触媒の温度を検
出する温度センサ10が取付けられる。また、各気筒1
aには夫々燃料噴射弁11が取付けられ、これら燃料噴
射弁11は電子制御ユニット30の出力信号に基いて制
御される。
気ダクト4内に蒸発燃料を供給するためのパージ制御装
置12が取付けられる。このパージ制御装置12は活性
炭層13を有するキャニスタ14を具備し、活性炭層1
3両側のキャニスタ14内には夫々蒸発燃料室15と空
気室16とが形成される。蒸発燃料室15は一方では並
列配置されかつ夫々逆方向に流通可能な一対の逆止弁1
7,18を介して燃料タンク19に接続され、他方では
蒸発燃料室15から吸気ダクト4内に向けてのみ流通可
能な逆止弁20および第1電磁弁21を介してスロット
ル弁7下流の吸気ダクト4内に連結される。また、空気
室16は一方では空気供給ポンプ22に接続され、他方
では第2電磁弁23を介して大気に連通せしめられる。
すべきときには第1電磁弁21が閉弁せしめられ、空気
供給ポンプ22が停止せしめられ、第2電磁弁23が開
弁せしめられる。このとき燃料タンク19内で発生した
蒸発燃料は逆止弁18を介して蒸発燃料室15内に流入
し、次いでこの蒸発燃料は活性炭層13内の活性炭に吸
着される。次いで活性炭層13内において燃料成分が除
去された空気は第2電磁弁23を介して大気に排出され
る。燃料タンク19内の圧力が低下したときには逆止弁
17が開弁する。従ってこの逆止弁17により燃料タン
ク19内の圧力低下によって燃料タンク19が変形する
のが阻止される。
供給すべきときには第1電磁弁21が開弁せしめられ、
第2電磁弁23が閉弁せしめられ、空気供給ポンプ22
が駆動せしめられる。空気供給ポンプ22が駆動せしめ
られると空気供給ポンプ22から空気室16内に空気が
吐出され、この空気が活性炭層13内に送り込まれる。 このとき活性炭に吸着されていた燃料が脱離し、斯くし
て燃料成分を含んだ空気が蒸発燃料室15内に流出する
。次いでこの燃料成分を含んだ空気が逆止弁20および
第1電磁弁21を介して吸気ダクト4内に供給される。 前述したように図1に示す実施例では極く低負荷運転時
を除いてスロットル弁7が全開状態に保持されており、
このようにスロットル弁7が全開状態であっても蒸発燃
料を吸気ダクト4内に供給しうるように空気供給ポンプ
22を具えている。
4の空気室16内には燃料蒸気濃度を検出するためのセ
ンサ24が取付けられている。通常燃料タンク19内で
発生した蒸発燃料は活性炭に吸着されるので空気室16
内にはほとんど燃料蒸気が存在しない。しかしながら活
性炭による蒸発燃料の吸着能力が飽和状態になると燃料
タンク19内で発生した蒸発燃料は吸着されることなく
活性炭層13を通り抜けて空気室16内に流出し、次い
で第2電磁弁23を介して大気に放出される。従って活
性炭による蒸発燃料の吸着能力が飽和状態になると空気
室16内の蒸発燃料濃度が高くなるのでこの蒸発燃料濃
度をセンサ24により検出することによって活性炭によ
る蒸発燃料の吸着能力が飽和状態になったか否かを判断
することができる。
ュータからなり、双方向性バス31を介して相互に接続
されたRAM(ランダムアクセスメモリ)32、ROM
(リードオンリメモリ)33、CPU(マイクロプロセ
ッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具
備する。温度センサ10は三元触媒の温度に比例した出
力電圧を発生し、この出力電圧はAD変換器37aを介
して入力ポート35に入力される。センサ24は空気室
16内の蒸発燃料濃度に比例した出力電圧を発生し、こ
の出力電圧はAD変換器37bを介して入力ポート35
に入力される。アクセルペダル10はアクセルペダル1
0の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ
25に接続され、負荷センサ25の出力電圧はAD変換
器37cを介して入力ポート35に入力される。また、
入力ポート35には機関回転数を表わす出力パルスを発
生する回転数センサ26が接続される。更にイグニッシ
ョンスイッチ28のオン・オフ信号が入力ポート35に
入力される。一方、出力ポート36は対応する駆動回路
39を介してステップモータ6、各燃料噴射弁11、第
1電磁弁21、空気供給ポンプ22および第2電磁弁2
3に接続される。
およびイグニッションスイッチ28を介して電源29に
接続される。リレー27はリレー接点40と、リレー接
点40を制御するための一対の励磁コイル41,42を
有する。励磁コイル41はスイッチ43を介して接地さ
れ、このスイッチ43は駆動回路44を介して出力ポー
ト36に接続される。イグニッションスイッチ28がオ
ンになると励磁コイル42が励磁されるためにリレー接
点40がオンとなり、それによって電子制御ユニット3
0に電力が供給される。電子制御ユニット30に電力が
供給されるとスイッチ43をオンにすべきデータが出力
ポート36に出力され、それによって励磁コイル41も
励磁される。一方、イグニッションスイッチ28がオフ
にされると励磁コイル42が消勢されるがこのとき励磁
コイル41は依然として励磁されているのでリレー接点
40はオンのまま保持され、斯くして電子制御ユニット
30へは電力が供給され続ける。次いでスイッチ43を
オフとすべきデータが出力ポート36に出力されると励
磁コイル41は消勢され、その結果リレー接点40がオ
フとなるために電子制御ユニット30への電力の供給が
停止される。
を示している。図2および図3を参照すると、50はシ
リンダブロック、51はシリンダブロック50内で往復
動するピストン、52はシリンダブロック50上に固締
されたシリンダヘッド、53はピストン51とシリンダ
ヘッド52間に形成された燃焼室を夫々示す。図面には
示されていないがシリンダヘッド52の内壁面上には吸
気弁と排気弁が配置されており、吸気ポートは燃焼室5
3内に流入した空気がシリンダ軸線回りの旋回流を発生
するように構成されている。図2に示されるようにシリ
ンダヘッド52の内壁面の中央部に点火栓54が配置さ
れ、シリンダヘッド52の内壁面の周辺部に燃料噴射弁
11が配置される。図2および図3に示されるようにピ
ストン51の頂面上には燃料噴射弁11の下方から点火
栓54の下方まで延びるほぼ円形の輪郭形状を有する浅
皿部55が形成され、浅皿部55の中央部にはほぼ半球
形状をなす深皿部56が形成される。また、点火栓54
下方の浅皿部55と深皿部56との接続部にはほぼ球形
状をなす凹部57が形成される。
を示しており、図5は機関中負荷運転時における燃焼方
法を示しており、図6は燃料噴射量Qと機関負荷、例え
ばアクセルペダル10の踏込み量Lとの関係を示してい
る。図6においてアクセルペダル10の踏込み量LがL
1 より小さい機関低負荷運転時には図4(A)および
(B)に示されるように圧縮行程末期に深皿部56の周
壁面に向けて燃料噴射F、図4に示す実施例ではガソリ
ン噴射が行われる。このときの燃料噴射量Qは図6に示
されるようにアクセルペダル10の踏込み量Lが大きく
なるにつれて増大する。深皿部56の周壁面に向けて噴
射された燃料は旋回流Sによって気化せしめられつつ拡
散され、それによって図4(C)に示されるように凹部
57および深皿部56内に混合気Gが形成される。この
とき凹部57および深皿部56以外の燃焼室53内は空
気で満たされている。次いで混合気Gが点火栓54によ
って着火せしめられる。
踏込み量LがL1 とL2 の間である機関中負荷運転
時には吸気行程初期と圧縮行程末期の2回に分けて燃料
噴射が行われる。即ち、まず初めに図5(A)および(
B)に示されるように吸気行程初期に浅皿部55に向け
て燃料噴射Fが行われ、この噴射燃料によって燃焼室5
3内全体に希薄混合気が形成される。次いで図5(C)
に示されるように圧縮行程末期に深皿部56の周壁面に
向けて燃料噴射Fが行われ、図5(D)に示されるよう
にこの噴射燃料によって凹部57および深皿部56内に
は火種となる着火可能な混合気Gが形成される。この混
合気Gは点火栓54によって着火せしめられ、この着火
火炎によって燃焼室53内全体の稀薄混合気が燃焼せし
められる。この場合、圧縮行程末期に噴射される燃料は
火種を作れば十分であるので図6に示されるように機関
中負荷運転時にはアクセルペダル10の踏込み量Lにか
かわらずに圧縮行程末期の燃料噴射量は一定に維持され
る。これに対して吸気行程初期の燃料噴射量はアクセル
ペダル10の踏込み量Lが大きくなるにつれて増大する
。
量LがL2 よりも大きい機関高負荷運転時には図5(
A)および(B)に示されるように吸気行程初期に一回
だけ浅皿部55に向けて燃料が噴射され、それによって
燃焼室53内に均一混合気が形成される。このとき吸気
行程初期の燃料噴射量は図6に示されるようにアクセル
ペダル10の踏込み量Lが大きくなるにつれて増大する
。
運転時に蒸発燃料を吸気ダクト4内に供給するとこの蒸
発燃料は吸気行程初期に噴射された燃料と共に燃焼室5
3内全体を占める混合気を形成するので蒸発燃料は噴射
燃料と共に燃焼室53内において燃焼せしめられる。こ
れに対して図4に示されるように多量の空気の存在下で
混合気Gを燃焼せしめるようにしている機関低負荷運転
時に蒸発燃料を吸気ダクト4内に供給するとほとんど全
ての蒸発燃料は燃焼室53内の空気中に拡散する。とこ
ろがこの蒸発燃料が拡散した空気は極度に稀薄なために
着火火炎が伝播せず、斯くして空気中に拡散した蒸発燃
料は燃焼せしめられることなく排気マニホルド8内に排
出されることになる。
出された蒸発燃料は触媒コンバータ9に送り込まれて触
媒コンバータ9内で酸化せしめられる。ところが図7に
示されるように蒸発燃料を酸化せしめることができる程
度、即ち三元触媒コンバータ9による排気ガスの浄化率
は触媒温度Tが或る程度以上高くならないと高くならな
い。即ち、図7において排気ガスの浄化率が80パーセ
ント程度となる触媒温度Tを許容最低触媒温度T0 と
称すると触媒温度Tが許容最低触媒温度T0 以上であ
れば蒸発燃料が十分に酸化せしめられるが触媒温度Tが
許容最低触媒温度T0 以下であると蒸発燃料が十分に
酸化されないことになる。
存在下で混合気Gを燃焼せしめるようにしている機関低
負荷運転時において触媒温度Tが許容最低触媒温度T0
以下であるときに蒸発燃料が吸気ダクト4内に供給さ
れるとこの蒸発燃料は触媒コンバータ9内において十分
に酸化されることなく大気に放出されることになる。一
方、機関低負荷運転時であっても触媒温度Tが許容最低
触媒温度T0 以上であれば蒸発燃料を吸気ダクト4内
に供給してもこの蒸発燃料は触媒コンバータ9内におい
て十分に酸化せしめられることになる。また、吸気行程
初期に噴射が行われる機関中負荷運転時および機関高負
荷運転時に蒸発燃料を吸気ダクト4内に供給した場合に
はこの蒸発燃料は燃焼室53内で燃焼せしめられるので
触媒温度Tにかかわらずに蒸発燃料が大気に放出される
ことはない。従って本発明による実施例では蒸発燃料が
十分に酸化せしめられることなく大気に放出されるのを
阻止するために機関低負荷運転時であって触媒温度Tが
許容最低触媒温度T0 以下のときのみ吸気ダクト4内
への蒸発燃料の供給を停止せしめるようにしている。
機関高負荷運転時には蒸発燃料を吸気ダクト4内に供給
するようにしていても活性炭による蒸発燃料の吸着能力
が飽和状態になると燃料蒸気が第2電磁弁23を介して
大気に放出されるという危険性がある。そこで本発明に
よる実施例では活性炭による蒸発燃料の吸着能力が飽和
状態となったときには機関低負荷運転時でかつ触媒温度
Tが許容最低触媒温度T0 以下の場合であっても蒸発
燃料を吸気ダクト4内に供給するようにしている。この
ときこの蒸発燃料は燃焼室53内においてほとんど燃焼
せずまた触媒コンバータ9において十分には酸化されな
いがこの蒸発燃料は多少は燃焼室53内で燃焼せしめら
れ、不十分ではあるが触媒コンバータ9内において酸化
せしめられるので燃料蒸気が第2電磁弁23を介してそ
のまま大気に放出せしめられるよりは、はるかに好まし
いと云える。
燃料の供給制御を実行するためのルーチンについて説明
する。図8および図9を参照するとまず初めにステップ
60において燃料噴射量Qが計算される。この燃料噴射
量Qは図10に示すように機関回転数Nおよびアクセル
ペダル10の踏込み量Lの関数として予めROM 33
内に記憶されている。次いでステップ61ではアクセル
ペダル10の踏込み量LがL1 よりも小さいか否か、
即ち低負荷運転時であるか否かが判別される。L<L1
のときにはステップ63に進んで圧縮行程末期に噴射
され、次いでステップ66に進む。一方、L≧L1 の
ときにはステップ62に進んでL<L2 であるか否か
、即ち中負荷運転時であるか否かが判別される。L<L
2 のときにはステップ64に進んで吸気行程初期と圧
縮行程末期に噴射され、次いでステップ73に進む。一
方、L≧L2 のとき、即ち高負荷運転時にはステップ
65に進んで吸気行程初期に噴射され、次いでステップ
73に進む。
しめられ、次いでステップ74において第1電磁弁21
が開弁せしめられ、次いでステップ75において空気供
給ポンプ22が駆動せしめられる。従ってこのときには
吸気ダクト4内に蒸発燃料が供給される。次いでステッ
プ76に進む。 一方、ステップ66では温度センサ10の出力信号に基
いて触媒温度Tが許容最低触媒温度T0 よりも高いか
否かが判別される。T≧T0 のときにはステップ73
に進み、従ってこのときには吸気ダクト4内に蒸発燃料
が供給される。これに対してステップ66においてT<
T0 であると判別されたときにはステップ67に進む
。
吸着能力が飽和状態になったときにセットされるフラグ
がセットされているか否かが判別される。通常、フラグ
はリセットされているのでステップ68に進む。ステッ
プ68ではセンサ24の出力信号に基いて蒸発燃料濃度
が予め定められた設定濃度を越えたか否か、即ち活性炭
による蒸発燃料の吸着能力が飽和状態になったか否かが
判別される。飽和状態になっていないときにはステップ
69に進んで空気供給ポンプ22が停止され、次いでス
テップ70において第1電磁弁21が閉弁せしめられ、
次いでステップ72において第2電磁弁23が開弁せし
められる。従ってこのときには吸気ダクト4内への蒸発
燃料の供給が停止せしめられる。次いでステップ76に
進む。
料の吸着能力が飽和状態になったと判断されたときには
ステップ72に進んで予め定められた一定時間だけフラ
グがセットされ、次いでステップ73に進む。次の処理
サイクルではステップ67からステップ73に進み、従
ってフラグがセットされている時間だけ蒸発燃料が吸気
ダクト4内に供給され続けることになる。
28がオンからオフになったか否かが判別される。イグ
ニッションスイッチ28がオンからオフになったときに
はステップ77に進んで空気供給ポンプ22が停止され
、次いでステップ78において第1電磁弁21が閉弁せ
しめられ、次いでステップ79において第2電磁弁23
が開弁せしめられる。次いでステップ80ではスイッチ
43がオフとされてリレー接点40がオフとされる。
施例において図1と同様の構成要素は同一の符号で示し
、また図11では図1に示される電子制御ユニット30
が省略されている。この第2実施例では各気筒が夫々第
1吸気弁81aと第2吸気弁81bとを具備し、各気筒
1aに通ずる吸気枝通路2aが第1吸気弁80aに向け
て延びる第1吸気通路82と、第2吸気弁80bに向け
て延びる第2吸気通路83とに分割される。各第1吸気
通路82内には夫々吸気制御弁84が配置され、これら
吸気制御弁84は共通のシャフト85を介して例えばス
テップモータからなるアクチュエータ86に連結される
。このアクチュエータ86は電子制御ユニットの出力信
号により制御される。吸気制御弁84下流の各第1吸気
通路82内には蒸発燃料流出口87が開口しており、こ
れら蒸発燃料流出口87は電磁弁21および逆止弁20
を介してキャニスタ14の蒸発燃料室15に連結される
。
12に示されるように機関低負荷運転時には吸気制御弁
84は全閉状態に保持され、機関中負荷運転時になると
アクセルペダル10の踏込み量Lが大きくなるにつれて
吸気制御弁84の開度が増大せしめられる。吸気制御弁
84が部分的に開弁しているときには吸気制御弁84下
流の第1吸気通路82内には負圧が発生しており、従っ
てこのとき電磁弁21を開弁せしめれば空気供給ポンプ
を用いなくとも蒸発燃料がキャニスタ14から第1吸気
通路82内に供給される。 従って図11に示すように第2実施例ではキャニスタ1
4の大気室16は単に大気連通孔88を介して大気に開
放されている。この第2実施例では機関低負荷運転時で
あって触媒温度Tが許容最低触媒温度T0 よりも低い
ときは電磁弁21が閉弁せしめられて吸気ダクト4内へ
の蒸発燃料の供給が停止される。
実行するためのルーチンについて説明する。図13を参
照するとまず初めにステップ90において吸気制御弁8
4の開度が図12に示す開度に制御される。次いでステ
ップ91において燃料噴射量Qが計算される。この燃料
噴射量Qは図10に示すように機関回転数Nおよびアク
セルペダル10の踏込み量Lの関数として予めROM
33内に記憶されている。次いでステップ92ではアク
セルペダル10の踏込み量LがL1 よりも小さいか否
か、即ち低負荷運転時であるか否かが判別される。L<
L1 のときにはステップ94に進んで圧縮行程末期に
噴射され、次いでステップ97に進む。
判断されたときにはステップ93に進んでL<L2 で
あるか否か、即ち中負荷運転時であるか否かが判別され
る。L<L2 のときにはステップ95に進んで吸気行
程初期と圧縮行程末期に噴射され、次いでステップ99
に進む。一方L≧L2 のとき、即ち高負荷運転時には
ステップ96に進んで吸気行程初期に噴射され、次いで
ステップ98に進む。 ステップ98では電磁弁21が開弁せしめられ、従って
このときには吸気ダクト4内に蒸発燃料が供給される。
出力信号に基いて触媒温度Tが許容最低触媒温度T0
よりも高いか否かが判別される。T≧T0 のときには
ステップ99に進み、従ってこのときには吸気ダクト4
内に蒸発燃料が供給される。これに対してステップ97
においてT<T0 であると判別されたときにはステッ
プ98に進み、電磁弁21が閉弁せしめられる。従って
このときには吸気ダクト4内への蒸発燃料の供給が停止
せしめられる。
個の燃料噴射弁11を有している。しかしながらこの燃
料噴射弁11に加えて各気筒の吸気ポートに夫々追加の
燃料噴射弁を設け、燃料噴射弁11から圧縮行程末期に
のみ噴射すると共に吸気ポートに設けた燃料噴射弁から
吸気ポート内に向けて図6に示す吸気行程噴射に相当す
る燃料を噴射するようにしてもよい。
給された蒸発燃料が燃焼することなく排気通路内に排出
される筒内噴射式内燃機関であっても大気中への有害成
分の排出作用を抑制することができる。
の図である。
の図である。
フローチャートである。
フローチャートである。
る。
ある。
のフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 機関負荷が予め定められた設定負荷よ
りも小さいときには燃焼室内の限定された領域内に混合
気を形成してこの混合気を点火栓により着火し、機関負
荷が設定負荷よりも大きいときには燃焼室内全体を混合
気によって満たすようにした内燃機関において、機関排
気通路内に設けられた触媒コンバータの触媒温度を検出
する温度センサを具備すると共に機関吸気通路内への蒸
発燃料の供給を制御するパージ制御装置を具備し、触媒
温度が排気ガスを浄化しうる許容最低触媒温度以下であ
ってかつ機関負荷が設定負荷よりも小さいときには機関
吸気通路内への蒸発燃料の供給を停止するようにした筒
内噴射式内燃機関。 - 【請求項2】 機関負荷が予め定められた設定負荷よ
りも小さいときには燃焼室内の限定された領域内に混合
気をしてこの混合気を点火栓により着火し、機関負荷が
設定負荷よりも大きいときには燃焼室内全体を混合気に
よって満たすようにした内燃機関において、機関排気通
路内に設けられた触媒コンバータの触媒温度を検出する
温度センサと、機関吸気通路内への蒸発燃料の供給を制
御するパージ制御装置と、活性炭による蒸発燃料の吸着
能力が飽和状態に達したか否かを検出するセンサとを具
備し、活性炭による蒸発燃料の吸着能力が飽和状態に達
していないときには触媒温度が排気ガスを浄化しうる許
容最低触媒温度以下であってかつ機関負荷が設定負荷よ
り小さいときに機関吸気通路内への蒸発燃料の供給を停
止し、活性炭による蒸発燃料の吸着能力が飽和状態に達
したときには触媒温度が排気ガスを浄化しうる許容最低
触媒温度以下であってかつ機関負荷が上記設定負荷より
小さいときでも蒸発燃料を吸気通路内に供給するように
した筒内噴射式内燃機関。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062591A JP2887929B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 筒内噴射式内燃機関 |
US07/795,979 US5245975A (en) | 1990-11-28 | 1991-11-22 | Direct injection type internal combustion engine |
EP91120326A EP0488254B2 (en) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | A direct injection type internal combustion engine |
DE91120326T DE69100622T2 (de) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Eine Brennkraftmaschine der Direkteinspritzungsart. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04295150A true JPH04295150A (ja) | 1992-10-20 |
JP2887929B2 JP2887929B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13147670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6062591A Expired - Lifetime JP2887929B2 (ja) | 1990-11-28 | 1991-03-26 | 筒内噴射式内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887929B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1991-03-26 JP JP6062591A patent/JP2887929B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US6325052B1 (en) | 1998-03-30 | 2001-12-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Apparatus for detecting concentration of vapor fuel in lean-burn internal combustion engine, and applied apparatus thereof |
US6332456B2 (en) | 1998-03-30 | 2001-12-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Apparatus for detecting concentration of vapor fuel in lean-burn internal combustion engine, and applied apparatus thereof |
EP0972931A3 (en) * | 1998-07-15 | 2000-09-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for processing vapor fuel of lean-burn internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2887929B2 (ja) | 1999-05-10 |
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