JPH04295077A - 無機質硬化体表面のコーティング方法 - Google Patents

無機質硬化体表面のコーティング方法

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JPH04295077A
JPH04295077A JP3081205A JP8120591A JPH04295077A JP H04295077 A JPH04295077 A JP H04295077A JP 3081205 A JP3081205 A JP 3081205A JP 8120591 A JP8120591 A JP 8120591A JP H04295077 A JPH04295077 A JP H04295077A
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JP
Japan
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parts
coating
primer
groups
silicon
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Withdrawn
Application number
JP3081205A
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English (en)
Inventor
Chiyuki Shimizu
清水 千之
Hisami Toba
鳥羽 久美
Kazuo Seto
和夫 瀬戸
Masahiro Fukiage
吹挙 昌宏
Yukio Shimada
幸雄 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機質硬化体表面に、
硬度及び耐候性が優れた無機コーティング層を施す方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無機質硬化体は、一般に、耐候性、耐熱
性などが優れた素材であるが、その表面を塗装しないで
おくと、環境変化に伴い、水分が出入りし、材料の中性
化、エフロレッセンスの発生などの問題が生ずる。また
これら硬化体は、耐汚染性及び耐酸性に劣るという欠点
を有している。
【0003】これらの問題を解決するため、従来、無機
質硬化体に有機系の塗料をコーティングすることが実施
されてきたが、有機系の塗料は、一般に耐候性が悪く、
また、硬度が低いために傷付き易いという欠点があった
【0004】そこで、有機系塗料に代わって水ガラス系
などの無機コーティング剤の適用が試みられたが、防水
性能が不十分で、エフロレッセンスの発生もあり、満足
できる結果は得られていない。
【0005】これらの欠点のないコーティング剤として
、ケイ素アルコキシド系のものが検討されているが、基
材である無機質硬化体からのアルカリ発生の問題や、基
材の寸法変化が比較的大きいことに加えて、コーティン
グ剤の基材に対する接着性が不十分であるため、雨水や
温度変化などの外的影響を受けて亀裂や剥落が生じやす
いという問題があった。
【0006】そこで本発明者らは先に、ケイ素アルコキ
シド系コーティング剤の無機質硬化体に対する接着性を
向上させることを目的として検討を行い、イソシアネー
トプレポリマー、メルカプト基とアルコキシル基とを有
するケイ素化合物、エポキシ樹脂変性シリコーン樹脂及
び有機スズ化合物が配合されてなるプライマー組成物を
使用することにより目的が達成されることを見出した(
特開昭64−83580号公報参照)。
【0007】しかしながらこの方法では、プライマーを
十分乾燥硬化させた後、次のケイ素アルコキシド系コー
ティング剤の焼き付けを行わないと発泡が生じ、またプ
ライマーの乾燥硬化も比較的低温である程度の時間をか
けて行わないとやはり発泡するという欠点を有するため
、プライマーの乾燥硬化工程で時間を要し、生産効率が
悪いという問題があった。またこのプライマーは各成分
を混合した時点から常温でも反応が進行するため、使用
可能な時間が限られるという問題や、塗装ラインに付着
したプライマーが経時的に硬化固着して除去が困難とな
るという問題も有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題を解決し、無機質硬化体に対する接着性を損なうこと
なく、短時間で焼き付けによる乾燥硬化を行っても発泡
がなく、また常温では硬化しないため可使時間が極めて
長く、また塗装ラインに付着して経時した場合でも除去
が可能なプライマーを使用する方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)下記の
成分(A)及び(B)からなるプライマー組成物 (A)(a)同一分子中に、2個以上のイソシアナト基
を有するイソシアネートプレポリマーと(b)フェノー
ル類、オキシム類及びラクタム類からなる群より選ばれ
るマスキング剤との反応で得られたブロックドイソシア
ネートプレポリマー (B)同一分子中に、1個以上のメルカプト基及び2個
以上のアルコキシル基を有するケイ素化合物を塗布し、
乾燥焼き付けを行い、次いで、 (2)一般式(R1)n Si(OR2)4−n(式中
、R1 はメチル基又はエチル基、R2 は炭素数1〜
4のアルキル基、nは0、1又は2を表す)で示される
ケイ素化合物及び/又はその加水分解物を主成分とする
ケイ素アルコキシド系コーティング剤を塗布し、乾燥焼
き付けを行うことを特徴とする無機質硬化体表面のコー
ティング方法である。
【0010】以下、本発明を詳しく説明する。
【0011】本発明のコーティング方法の対象となる無
機質硬化体の原料である水硬性を有する無機質膠着材と
しては、特に限定はされないが、例えば、ポルトランド
セメント、高炉セメント、高炉スラグ、ケイ酸カルシウ
ム、石膏等から選ばれた1種又は複数種が使用される。
【0012】上記膠着材には、通常、無機充填材、繊維
質材料等が配合される。これらは、特に限定はされない
が、無機充填材としては、フライアッシュ、ミクロシリ
カ、ケイ砂等が、繊維質材料としては、パルプ、合成繊
維、アスベスト等の無機繊維、スチールファイバー等の
金属繊維等が選ばれ、単独又は複数種が併せて用いられ
る。
【0013】このようにして構成される無機質硬化体原
料は、押出成形、注型成形、抄造成形、プレス成形等の
方法により成形された後、養生により硬化される。養生
方法としては、特に限定はされないが、オートクレーブ
養生、蒸気養生、常温養生等が適している。
【0014】本発明のコーティング方法の対象となる無
機質硬化体は、見掛け密度が0.5g /cm3 以上
で、その飽和吸水時から絶乾までの寸法変化が0.5%
以下のものであることが好ましく、より好ましくは、見
掛け密度0.7g /cm3 以上、同上寸法変化0.
4%以下のものが選ばれる。見掛け密度が0.5g /
cm3 未満であると、プライマー組成物及びケイ素ア
ルコキシド系コーティング剤の吸い込みが激しいために
、密着性能が発揮されにくいことに加え、塗膜外観も悪
くなる恐れがある。 また、同上寸法変化が0.5%を超えると、プライマー
層は基材の動きに追随できてもケイ素アルコキシド系コ
ーティング層は充分に追随できず、クラックや剥離発生
の原因となる傾向が見られる。
【0015】プライマー組成物の基材への塗布に先立ち
、基材の種類に応じてエマルジョンシーラーにより目止
めを行い、基材の表面吸い込みのバラツキを調整しても
よい。使用されるシーラーとしては、特に限定はされな
いが、アクリル系、ラテックス系等のシーラーが使用で
きる。
【0016】本発明で使用する成分(a)のイソシアネ
ートプレポリマーとしては、例えば、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、m−キシ
リレンジイソシアネート、トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアネートなどの部分加水分解生成物や、三量
化物、更にこれらのイソシアネート混合物の反応生成物
などが挙げられる。
【0017】これらイソシアネートプレポリマーの中で
も、耐候性を重視する場合には、ウレタン結合を含有し
ないものを使用することが好ましい。
【0018】そのようなイソシアネートプレポリマーと
しては、具体的には下記の式(I)又は式(II)のよ
うにビュレット結合を有するもの;下記式(III)〜
(VI)のようにイソシアヌレート環を有するものなど
が挙げられる。これらは単独で、又は複数種が併せて使
用される。また、特に光により変色しないことが要求さ
れる場合には、プレポリマー中のイソシアナト基がベン
ゼン環に直結していないことが好ましい。
【0019】
【化1】
【0020】
【化2】
【0021】
【化3】
【0022】
【化4】
【0023】
【化5】
【0024】
【化6】
【0025】成分(b)のマスキング剤としては、フェ
ノール類として、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル又はレゾルシノールなどが;オキシム類としては、ア
セトオキシム、メチルエチルケトオキシム、シクロヘキ
サノオキシムなどが;ラクタム類としてはε−カプロラ
クタム、δ−バレロラクタム、γ−ブチロラクタムなど
が挙げられる。これらのマスキング剤の中でも、毒性の
少ないこと、マスキングの外れる温度が適度であること
、また常温で液状であることから、上記に例示したオキ
シム類が好ましい。
【0026】イソシアネートプレポリマー(a)のイソ
シアナト基の、マスキング剤(b)によるマスキングは
、単に成分(a)と成分(b)とを混合するのみですみ
やかにその反応が進行し、成分(A)のブロックドイソ
シアネートプレポリマーを得ることができる。その際加
熱や、以下に述べる有機スズ化合物(D)のような触媒
を用いても良い。
【0027】本発明で使用する、同一分子中に、1個以
上のメルカプト基及び2個以上のアルコキシル基を含有
する有機ケイ素化合物(B)は、有機材料と結合する有
機官能性基としてのメルカプト基と、無機材料と反応す
る加水分解性基としてのアルコキシル基とを同一分子内
に持つシランカップリング剤であり、接着性向上剤とし
て作用する。更に、プライマー組成物中の上記イソシア
ネートプレポリマー(a)や以下に述べるエポキシ樹脂
変性シリコーン樹脂(c)との反応により、強靭かつ耐
候性に優れた皮膜を形成させる成分である。このような
有機ケイ素化合物としては、例えば、HS(CH2)3
 Si(OCH3)3 、HS(CH2)3 Si(O
C2 H5)3 、HS(CH2)2 Si(OCH3
)3 、HS(CH2)2 Si(OC2H5)3 、
HS(CH2)3 Si(CH3)(OCH3)2 等
のシラン及びそれらの加水分解縮合物等が挙げられる。 これらは、単独で用いても又は複数種を併用してもよい
【0028】上記有機ケイ素化合物(B)の配合量は、
プレポリマー(A)の粘度等にもよるが、プレポリマー
(A)100重量部に対し1〜100重量部、好ましく
は、3〜50重量部である。上記割合が1重量部未満で
あると、その接着性が十分に発揮されず、皮膜の強度も
劣る恐れがあり、100重量部を超えると、逆に接着機
能が低下する傾向にある。
【0029】本発明で使用するプライマー組成物(1)
には、成分(c)として、エポキシ樹脂変性シリコーン
樹脂を添加して、プライマーの接着性及び耐紫外線性を
向上することができる。
【0030】このエポキシ樹脂変性シリコーン樹脂(c
)のシリコーン樹脂成分とエポキシ樹脂成分の割合は任
意であって、特に限定はされないが、接着性、耐水性、
耐候性のバランスを考慮して、シリコーン樹脂15〜7
0重量%、エポキシ樹脂30〜85重量%であることが
好ましい。シリコーン樹脂成分は、通常、平均式(VI
I);
【0031】 [(R3)a Si(OR4)b Oc]x     
    (VII)
【0032】(式中、R3 は一価
の炭化水素基、R4 は水素原子又は一価の炭化水素基
、aは1.0〜1.7の数、bは0.05〜0.2の数
、cは(4−a−b)/2で表される数、xは2以上の
数を表す)で示される多官能性シロキサン単位からなる
ポリオルガノシロキサンであることが好ましい。
【0033】式(VII)におけるR3 の炭化水素基
としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシ
ル、オクチル等のアルキル基;ビニル、アリル等のアル
ケニル基;フェニル等のアリール基などが例示されるが
、耐水性や耐候性が優れ、エポキシ樹脂との相溶性が良
いこと、合成が容易であること等の観点から、メチル基
とフェニル基の混成であること、すなわち、ポリメチル
フェニルシロキシであることが好ましい。R4 の具体
例としては、水素原子又はメチル、エチル、プロピル、
ブチル等のアルキル基が挙げられる。
【0034】式(VII)における数aは1.0〜1.
7、bは0.05〜0.2であることが好ましい。aが
1.0未満であると、使用に適度の重合度をもつポリオ
ルガノシロキサンの、エポキシ樹脂との相溶性が劣る傾
向にあり、1.7を超えると、樹脂皮膜の強靭性が低下
する恐れがある。bが0.05未満であると、樹脂皮膜
の強靭性が低下し、0.2を超えると、保存中に粘度増
加やゲル化が生じ易い傾向がみられる。また、皮膜形成
性や貯蔵中の安定性から、数xは2以上であることが好
ましい。
【0035】エポキシ樹脂変性シリコーン樹脂(c)を
構成するエポキシ樹脂成分は、グリシジル基、3,4−
オキシシクロヘキシル基のようなオキシラン酸素をもつ
化合物を含む低量体ないし重合体であり、硬化剤として
、各種酸無水物、アミン類等を使用してもよい。それら
の硬化剤成分は、特に限定はされない。一般的なエポキ
シ樹脂用硬化剤を適用できるが、溶液中で他成分と安定
に共存し、かつ、常温付近で硬化を起こして皮膜を形成
させるためには、酸無水物系硬化剤を使用することが推
奨される。そのような酸無水物としては、フタル酸無水
物、マレイン酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、
ピロメリット酸無水物、トリメリット酸無水物、ドデシ
ルコハク酸無水物等が例示され、これらは単独又は複数
種が併せて使用される。
【0036】上述のシリコーン樹脂成分とエポキシ樹脂
成分とは、互いに相溶性を有する範囲内で単に混合して
使用してもよいし、又は、加熱により化学的に結合させ
て用いてもよい。そして、通常は、トルエン、キシレン
等の有機溶剤の溶液として用いる。
【0037】以上のようにして得られるエポキシ樹脂変
性シリコーン樹脂(c)の使用量は、プレポリマー(A
)100重量部に対し、固形成分として100重量部以
下であり、3〜50重量部であることが好ましい。 上記割合が100重量部を超えると、耐候性や接着性を
損なう恐れがあるばかりでなく、系の安定性の点からも
好ましくない。
【0038】本発明で使用するプライマー組成物(1)
には、成分(D)として、有機スズ化合物を、比較的低
温でプライマーの焼き付けを行いたい場合や、短時間で
焼き付けを行いたい場合に用いることができる。この成
分(D)はブロックドイソシアネート(A)のマスキン
グの外れる温度を下げる働きのほか、ケイ素化合物(B
)のアルコキシル基の加水分解触媒としての機能も有す
る。
【0039】ただし、成分(D)の使用量はプレポリマ
ー(A)100重量部に対して30重量部未満であるこ
とが好ましい。使用量が30重量部を超えると、プライ
マー焼き付け時に発泡を生じたり、プライマー硬化被膜
の表面に滲み出て、ケイ素アルコキシ系ドコーティング
層の接着性が阻害されるため好ましくない。
【0040】有機スズ化合物(D)としては、特に限定
はされないが、オクチル酸スズ等のカルボン酸スズ;シ
ブチルスズジアセテート、ジブチルスズジラウレート、
ジブチルスズジマレート、ジブチルスズジフタレート等
の有機スズカルボン酸塩又はこれらの化合物とテトラメ
トキシシラン、テトラエトキシシラン等のアルコキシシ
ランとの脱エステル化反応生成物;ジブチルスズオキサ
イド等の有機スズ酸化物又はそのエステルとの反応物な
どが例示される。
【0041】以上のような各成分により構成されるプラ
イマー組成物は、その塗布作業を容易にし、また、保存
安定性を与える目的で、有機溶剤で適宜希釈されていて
もよい。そのような溶剤としては、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のカルボン酸エステル系;アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン;トルエン、キシレン、ベンゼン等
の芳香族炭化水素;ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル又は酸素を含む複素環式
化合物等の化合物が使用できる。これらの溶剤は、単独
で用いても、複数種を併用してもよい。
【0042】更に、本発明におけるプライマー組成物(
1)は、酸化チタン、カーボンブラック又は酸化鉄等の
着色顔料などのその他の添加剤を含んでいてもよい。
【0043】本発明で用いるプライマー組成物(1)は
、すべての成分を混合して容器中に密封する1包装型と
して安定である。ただし、比較的多量の成分(D)を用
いる場合には成分(D)をその他の成分とは別包装とし
た2包装型とすることが保存安定性上好ましい。
【0044】本発明で使用するケイ素アルコキシド系コ
ーティング剤(2)は、一般式;(R1)n Si(O
R2)4−n(式中、R1 はメチル基又はエチル基、
R2 は炭素数1〜4のアルキル基、nは0、1又は2
を表す)で示されるケイ素化合物及び/又はその部分加
水分解生成物を主成分とするものである。このケイ素ア
ルコキシドに、フェニル基や高級なアルキル基が導入さ
れていると、耐候性の低下を招くことになるため、好ま
しくない。このコーティング剤(2)は、その他の成分
としてシリカゾルを含んでいてもよく、また、各種着色
剤、充填材、界面活性剤、増粘剤、紫外線吸収剤等が、
目的に応じて添加されていてもよい。
【0045】このようにして調製されたコーティング剤
(2)は、触媒、硬化剤の存在下で加水分解・縮合する
。ここで使用する触媒、硬化剤及び必要に応じて添加す
る硬化促進剤は、特に限定はされないが、例えば、触媒
としては塩酸、リン酸、硫酸等の無機酸やギ酸、酢酸、
クロロ酢酸等の有機酸の希薄溶液などの酸性触媒、前記
無機、有機各酸の第4アンモニウム塩若しくはアミン塩
、有機スズ化合物等の有機金属化合物等が;硬化剤とし
ては水等が挙げられる。これらは単独で又は複数種が併
せて使用される。
【0046】加水分解・縮合を行う際には、種々の希釈
溶剤を用いるとよい。この溶剤としては、メタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール(IPA)等の低
級アルコール;エチレングリコール、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル等が例示され、これらは単独で又
は混合溶剤として使用される。
【0047】ケイ素アルコキシド系コーティング剤(2
)としては、下記の成分(イ)、(ロ)及び(ハ)並び
に組成からなる配合物及び/又はこれらの部分加水分解
物であることが好ましい。   (イ)一般式:Si(OR2)4 で示されるケイ
素化合物及び/又はシリカゾル           
                         
                20〜200重量部
  (ロ)一般式:R1 Si(OR2)3 で示され
るケイ素化合物  100重量部  (ハ)一般式:(
R1)2 Si(OR2)2 で示されるケイ素化合物
                         
                         
  10〜  50重量部
【0048】プライマー層上
に塗布されるこのコーティング剤(2)において、成分
(ロ)100重量部に対し成分(イ)が20重量部未満
であると、塗膜に十分な硬度が得られず、200重量部
を超えると、硬くなりすぎて硬化時にクラックが発生し
たり、基材に追随できなくなったりする傾向がある。
【0049】また、2成分(イ)及び(ロ)のみで、上
記所定の成分(ハ)も含んだ3成分のものと同等の可撓
性を出させようとすると、R基導入率が増大することが
避け難く、硬度や耐候性に影響する。すなわち、成分(
ハ)が成分(ロ)100重量部に対して10重量部未満
であると、可撓性のあるコーティング膜が得られず、基
材の寸法変化に追随することが困難となり、一方、50
重量部を超えると、著しい塗膜の硬度低下を招く恐れが
ある。
【0050】このような成分(ハ)導入の効果について
、その理由は構造的には以下のように推察できる。すな
わち成分(イ)及び(ロ)のみでは、
【0051】
【化7】
【0052】という構造になるが、ここに成分(ハ)が
加わると、
【0053】
【化8】
【0054】のようになり、破線で囲んだ領域に違いが
生じるためと思われる。
【0055】このような3成分(イ)、(ロ)及び(ハ
)は、モノマー段階若しくはそれに近い状態の段階、す
なわち、ほとんど加水分解・縮合が行われていない状態
で均一に混合し、その後、触媒や硬化剤の存在下で、加
水分解・縮合することが好ましい。加水分解・縮合があ
る程度進んだ状態のものを混合してコーティング液を調
製した場合、その加水分解・縮合の程度に依存して塗膜
の状態が変わってくる恐れがある。つまり、各成分があ
らかじめそれぞれ縮合した状態であれば、前記のような
好ましい化学構造が得られず、得られた膜が硬くなりす
ぎたり、軟らかくなりすぎたりしてコントロールしにく
くなる。更に、塗膜にハジキ(斑点状の塗られていない
部分又は塗膜が薄くなっている部分)やゆず肌を生じ、
重ね塗りの際のハジキや剥離の原因となる傾向がある。 3成分が均一に混合されていることが、膜の物性上重要
なのである。
【0056】通常、ケイ素アルコキシド系コーティング
剤(2)は、ケイ素アルコキシドモノマーに適当量の触
媒及び硬化剤を加えて、末端がアルコキシル基であるよ
うなプレポリマーとしておき、使用時に更に触媒及び硬
化剤、必要に応じて、シリカゾル等の成分を添加して、
最終的に硬化させる。すなわち、保存時には2包装形を
とっているが、すべての成分をあらかじめ混合して一つ
の容器に保存する1包装形とすることも可能である。
【0057】無機質硬化体へのプライマー組成物(1)
の塗装方法は、スプレー塗装、ロール塗装、フローコー
ター塗装、浸漬塗装など特に限定はされない。また焼き
付け温度は80〜250℃の範囲とすることが好ましい
。焼き付け温度が80℃に満たない場合はプライマーの
硬化被膜が形成されるまで長時間を要して作業効率が悪
いため好ましくなく、またプライマー硬化被膜が形成さ
れる前にケイ素アルコキシド系コーティング剤(2)を
施すと、その被膜にひび割れが生じるため好ましくない
。逆に焼き付け温度が250℃を超えると、変色や接着
性の低下が生じるため好ましくない。また焼き付け時間
は、焼き付け温度やマスキング剤(b)の種類及びスズ
化合物(D)の有無や種類や量により異なるが、通常5
分〜1時間で十分である。
【0058】本発明は、上記のようにしてプライマー(
1)を塗布、焼き付けした後、ケイ素アルコキシド系コ
ーティング剤(2)を塗布して焼き付けることにより完
成される。ケイ素アルコキシド系コーティング剤(2)
の塗布方法も特に限定されるものではなく、スプレー塗
布、ロール塗装、フローコーター塗装、浸漬塗装など任
意の方法で行うことができる。また焼き付け温度は80
〜250℃の範囲とすることが好ましい。焼き付け温度
が80℃に満たない場合は、硬化被膜が形成されるまで
長時間を要して作業効率が悪いため好ましくなく、逆に
250℃を超えると、変色や接着性の低下が生じるため
好ましくない。
【0059】
【発明の効果】本発明で用いるプライマー組成物(1)
は、短時間で効率良く焼き付け硬化を行うことができ、
その際発泡することもない。また常温では硬化しないた
め可使時間が極めて長く、また塗装ラインに付着して経
時した場合でも除去が容易である。更に、本発明により
施されたコーティング層は耐久性、すなわち耐候性や長
期にわたる基材に対する接着性の保持、特に耐水接着性
が優れている。
【0060】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
。なお、実施例中、「部」は「重量部」を表す。
【0061】調製例1  ブロックドイソシアネートプ
レポリマーの調製 (ブロックドイソシアネートI−1)主成分が、式(I
)で示されるイソシアネートプレポリマーのイソシアナ
ト基を、メチルエチルケトオキシムをマスキング剤とし
て反応させて得られたブロックドイソシアネートプレポ
リマーの75%酢酸エチル溶液を調製し、これを以下I
−1と表す。
【0062】(ブロックドイソシアネートI−2)主成
分が、式(I)で示されるイソシアネートプレポリマー
のイソシアナト基を、フェノールをマスキング剤として
反応させて得られたブロックドイソシアネートプレポリ
マーの75%酢酸エチル溶液を調製し、これを以下I−
2と表す。
【0063】(ブロックドイソシアネートI−3)主成
分が、式(I)で示されるイソシアネートプレポリマー
のイソシアナト基を、ε−カプロラクタムをマスキング
剤として反応させて得られたブロックドイソシアネート
プレポリマーの75%酢酸エチル溶液を調製し、これを
以下I−3と表す。
【0064】(ブロックドイソシアネートI−4)主成
分が、式(III)で示されるイソシアネートプレポリ
マーのイソシアナト基を、メチルエチルケトオキシムを
マスキング剤として反応させて得られたブロックドイソ
シアネートプレポリマーの50%酢酸ブチル溶液を調製
し、これを以下I−4と表す。
【0065】(ブロックドイソシアネートI−5)主成
分が、式(IV)で示されるイソシアネートプレポリマ
ーのイソシアナト基を、メチルエチルケトオキシムをマ
スキング剤として反応させて得られたブロックドイソシ
アネートプレポリマーの50%プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート溶液を調製し、これを以下
I−5と表す。
【0066】調製例2  エポキシ樹脂変性シリコーン
樹脂溶液の調製 (溶液S−1)ジメチルジクロロシラン7部、メチルト
リクロロシラン40部、ジフェニルジクロロシラン48
部及びフェニルトリクロロシラン78部をトルエン95
部と混合し、これを、還流冷却器付の容器に入れた、水
350部−メタノール50部混合液中に、温度を50℃
以下に保ちながら撹拌しつつ滴下し、加水分解・縮合を
行った。
【0067】生成したポリメチルフェニルシロキサンを
水で洗浄し、副生した塩化水素を除去した。これを、減
圧下で加熱し、溶剤の一部として残存する水を除去し、
濃度50%のシリコーン樹脂トルエン溶液を得た。
【0068】次いで、エポキシ当量250のビスフェノ
ールAエピクロルヒドリン型エポキシ樹脂70部、フタ
ル酸無水物5部、アマニ油脂肪酸10部及びトルエン7
5部からなる溶液を調製し、トルエンを除去しつつ撹拌
下にて徐々に昇温し、230℃に達した時点でその温度
を保ちつつ、さらに5時間加熱を続けた。これに、先の
シリコーン樹脂トルエン溶液50部及び全体を固形分5
0%にする量のトルエンを加え、溶液が透明になるまで
撹拌し、エポキシ樹脂変性シリコーン樹脂のトルエン溶
液S−1を得た。
【0069】(溶液S−2)ジメチルジクロロシラン5
1部、メチルトリクロロシラン15部、ジフェニルジク
ロロシラン44部及びフェニルトリクロロシラン52部
をキシレン50部と混合し、温度を40〜60℃に保ち
ながら水320部中に撹拌しつつ滴下し、以下溶液S−
1と同様にして、濃度60%のシリコーン樹脂キシレン
溶液を調製した。
【0070】次いで、エポキシ当量500のビスフェノ
ールAエピクロルヒドリン型エポキシ樹脂54部及びド
デシルコハク酸無水物25部をキシレン23部に溶解し
、これに、先のシリコーン樹脂キシレン溶液51部を加
え、還流温度で3時間の加熱撹拌を行ってエポキシ樹脂
とシリコーン樹脂とを反応させた。さらに、所要量のキ
シレンを追加して、エポキシ樹脂変性シリコーン樹脂の
50%キシレン溶液S−2を得た。
【0071】(溶液S−3)ジメチルジクロロシラン4
9部、フェニルトリクロロシラン84部及びジフェニル
ジクロロシラン103部を混合し、これに、温度を25
℃以下に保ちながら、メタノール40部−水15部混合
液を2時間かけてゆっくり滴下した。次いで、撹拌しつ
つ70〜75℃に昇温して1時間加熱還流を行い、その
後冷却してメタノール40部を加え、分液した。
【0072】採取したポリオルガノシロキサン層に炭酸
カルシウム2部を加えて副生塩化水素を中和した後、減
圧下で加熱して、メタノールと低沸点化合物を除去し、
液状のポリオルガノシロキサンを得た。
【0073】このポリオルガノシロキサン50部にキシ
レン100部、エポキシ当量180のノボラック型エポ
キシ樹脂45部及びフタル酸無水物3.5部を加え、キ
シレン還流下で3時間加熱した。冷却、ろ過後、エポキ
シ樹脂変性シリコーン樹脂の50%キシレン溶液S−3
を得た。
【0074】(溶液S−4)溶液S−1のビスフェノー
ルAエピクロルヒドリン型エポキシ樹脂の代りに、エポ
キシ当量252の3,4−オキシシクロヘキシル型エポ
キシ樹脂70部を使用した以外は、溶液S−1と同様に
して、エポキシ樹脂変性シリコーン樹脂の50%トルエ
ン溶液S−4を得た。
【0075】調製例3  プライマー組成物の調製ブロ
ックドイソシアネートプレポリマーI−1〜I−5に対
して、表1に示すメルカプト基含有ケイ素化合物、エポ
キシ樹脂変性シリコーン樹脂、スズ化合物及び溶剤を加
えて、プライマー組成物P−1〜P−11を調製した。
【0076】
【表1】
【0077】調製例4  ケイ素アルコキシド系コーテ
ィング剤の調製 (コーティング剤C−1)メチルトリメトキシシラン1
00部にテトラエトキシシラン15部、IPAオルガノ
シリカゾル(OSCAL1432、触媒化成製、固形分
30%)80部、イソプロピルアルコール(IPA)1
00部を加えて混合し、さらに水100部を添加して撹
拌し、60℃の恒温槽内で500rpmで撹拌しながら
調製し、これをコーティング剤C−1とした。シリカゾ
ルが酸性であったため、触媒は特に添加しなかった。
【0078】(コーティング剤C−2)テトラエトキシ
シラン10部、メチルトリメトキシシラン100部、ジ
メチルジメトキシシラン35部、IPAオルガノシリカ
ゾル(OSCAL1432、触媒化成製、固形分30%
)80部、イソプロピルアルコール(IPA)50部、
1N−塩酸0.4部、水6部を加えてA液とした。 なお、配合は25℃雰囲気下で500rpm で30分
撹拌しながら行った。
【0079】調製されたA液を、25℃で1週間以上密
栓状態で保存し、使用時には、A液100部に対して4
8部の水と48部のIPAを加えて25℃以下、500
rpmで10分間撹拌し、これをコーティング剤C−2
とした。
【0080】(コーティング剤C−3)3日間常温で放
置したコーティング剤C−2のA液の固形分に対して、
酸化チタン(石原産業製)50部及びアエロジル(日本
アエロジル製)1.0部を添加し、サンドミル1,00
0rpmで20分処理をした(これをA′液とする。)
【0081】使用時A′液100部に水30部、IPA
30部及び1N−塩酸0.2部を加えてコーティング剤
C−3を得た。
【0082】実施例1〜8及び比較例1〜4セメント、
ケイ石粉、軽量化材、パルプ、アスベスト及びポリプロ
ピレン繊維からなる原料に、水及び増粘剤を加えて混合
し、押出成形した後、オートクレーブ養生した。これに
より、見掛け密度0.95g /cm3 、飽和吸水時
から絶乾(105℃/24時間乾燥)までの寸法変化が
0.15%(ここでの%は寸法の変化率を示している)
の無機質硬化体基材1(図1参照)を得た。
【0083】図1に示したように、上記基材1に、表2
に示したプライマー組成物3を膜厚10μm になるよ
うに塗布し、150℃で30分焼き付けした後、表2に
示したケイ素アルコキシド系コーティング剤C−1を膜
厚5μm になるよう塗布して150℃で30分焼き付
けし、試験体T1−1〜T1−12を作成した。これら
試験体のコーティング層の外観を観察した後、密着性、
耐凍害性及び耐候性試験を行った。密着性は、60℃の
温水中に10日間浸漬した後の塗膜の性状を、耐凍害性
は、ASTM  A法に従い、200サイクル後の塗膜
の性状を、耐候性は、デューサイクル試験1,000時
間後の塗膜の性状をそれぞれ観察した。また、表2に示
したプライマー組成物の調製直後及びガラスビンに密封
し常温で24時間放置した後の粘度を測定した。更に表
2に示したプライマー組成物をアルミ板に塗布し、常温
下に1週間放置した後、トルエンを浸した布でぬぐって
プライマーを除去清掃できるか否かを観察した。これら
の結果を表2に示した。
【0084】なお、比較例1〜3はイソシアナト基がマ
スキングされていないイソシアネートプレポリマーを用
いた例であり、比較例4はプライマーを使用していない
例である。
【0085】
【表2】
【0086】実施例9〜16及び比較例5〜8高炉セメ
ント、ケイ砂、パルプ、アスベスト及びビニロン繊維を
主体とした原料をスラリー状に抄造し、プレス成形した
後、蒸気養生した。これにより、見掛け密度1.8g 
/cm3 、飽和吸水時から絶乾(105℃/24時間
乾燥)までの寸法変化が0.30%の無機質硬化体基材
2(図2参照)を得た。
【0087】図2に示したように、上記基材2に、表3
に示したプライマー組成物3を膜厚10μm になるよ
う塗布し、150℃で30分焼き付けした後、下塗液と
してケイ素アルコキシド系コーティング剤C−3を膜厚
20μm になるよう塗布し、150℃で30分焼き付
けし、更に上塗り液としてケイ素アルコキシド系コーテ
ィング剤C−2を膜厚10μm になるよう重ね塗りし
、同条件で焼き付けして、試験体T2−1〜T2−12
を作成した。
【0088】これらの試験体を用いて、実施例1〜8と
同様に試験を行い、結果を表3に示した。なお、比較例
5〜7はイソシアナト基がマスキングされていないイソ
シアネートプレポリマーを用いた例であり、比較例8は
プライマーを使用していない例である。
【0089】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜8でコーティングした試験体の断面
図である。
【図2】実施例9〜16でコーティングした試験体の断
面図である。
【符号の説明】
1及び2  無機質硬化体 3        プライマー層 C−1    ケイ素アルコキシド系コーティング剤C
−1層 C−2    ケイ素アルコキシド系コーティング剤C
−2層 C−3    ケイ素アルコキシド系コーティング剤C
−3層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)下記の成分(A)及び(B)からな
    るプライマー組成物 (A)(a)同一分子中に、2個以上のイソシアナト基
    を有するイソシアネートプレポリマーと(b)フェノー
    ル類、オキシム類及びラクタム類からなる群より選ばれ
    るマスキング剤との反応で得られたブロックドイソシア
    ネートプレポリマー (B)同一分子中に、1個以上のメルカプト基及び2個
    以上のアルコキシル基を有するケイ素化合物を塗布し、
    乾燥焼き付けを行い、次いで、 (2)一般式(R1)n Si(OR2)4−n(式中
    、R1 はメチル基又はエチル基、R2 は炭素数1〜
    4のアルキル基、nは0、1又は2を表す)で示される
    ケイ素化合物及び/又はその加水分解物を主成分とする
    ケイ素アルコキシド系コーティング剤を塗布し、乾燥焼
    き付けを行うことを特徴とする無機質硬化体表面のコー
    ティング方法。
JP3081205A 1991-03-22 1991-03-22 無機質硬化体表面のコーティング方法 Withdrawn JPH04295077A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074085A (ja) * 1993-03-31 1995-01-10 Tsukasa Sangyo Kk プール、水槽等の塗装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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