JPH04294962A - スピンドルチャックの自動注油装置 - Google Patents

スピンドルチャックの自動注油装置

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Publication number
JPH04294962A
JPH04294962A JP8153491A JP8153491A JPH04294962A JP H04294962 A JPH04294962 A JP H04294962A JP 8153491 A JP8153491 A JP 8153491A JP 8153491 A JP8153491 A JP 8153491A JP H04294962 A JPH04294962 A JP H04294962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
oiling
lubricating
port
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8153491A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Ito
千尋 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP8153491A priority Critical patent/JPH04294962A/ja
Publication of JPH04294962A publication Critical patent/JPH04294962A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タレット旋盤やター
ニングセンタ等に適用されるスピンドルチャックの自動
注油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旋盤等に使用されているスピンドルチャ
ックには、ワーク保持の繰り返し精度(一般的には0.
02mm程度まで)を得るために、チャック爪の開閉機
構に精密な摺動面や回転支点が設けられている。
【0003】従来、このような摺動面や回転支点の精度
を維持するため、例えば図3に示すようにチャック51
の正面に設けられた注油口52から、グリースガン等を
用いて作業者が定期的に注油している。例えば、毎朝の
運転開始時等に注油が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無人化、メン
テナンスフリーが進められている昨今、このようにスピ
ンドルチャックへの注油については今だ自動化されてお
らず、作業者の手作業に頼っており、完全自動化の妨げ
となっている。また、注油不足による精度や信頼性の低
下の問題点がある
【0005】このため、自動注油装置の開発が望まれる
が、図3の例のようにチャック51の前面にある注油口
52に自動注油を行うためには、チャック爪53と干渉
しないように、注油ヘッドをチャック51に対して退避
させたり近づけたりする機構が必要になる。そのため構
造が複雑になるという問題点がある。
【0006】この発明の目的は、簡単な構成で自動注油
が行えるスピンドルチャックの自動注油装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のスピンドルチ
ャックの自動注油装置は、チャックの外周面に、チャッ
ク内部の潤滑油供給経路の入口となる注油口を設け、こ
の注油口から潤滑油を注入する注油装置ヘッドを、チャ
ックの外周面に近接する位置に設けたものである。前記
チャックは、スピンドルに設けられてワークを把持する
ものである。
【0008】
【作用】この発明の構成によると、スピンドルの回転位
置の割出しにより、チャックの注油口が注油装置ヘッド
の位置に合わせられる。この状態で、注油装置ヘッドか
ら自動注油が行われる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1および図2に基づ
いて説明する。図2はこの発明を適用したタレット旋盤
のスピンドルチャック部を示す。ヘッドストック1に設
置したスピンドル2にチャック3が設けてある。スピン
ドル2の回転駆動装置(図示せず)は、タレット刃物台
(図示せず)に装備された各種回転工具による加工を行
うために、割出機能を有するものが用いられている。
【0010】チャック3は、ワークWを複数のチャック
爪4で把持するものであり、スピンドル2内に挿通され
たチャックドローバの進退等により、各チャック爪4を
連動してチャック半径方向に開閉駆動するチャック爪開
閉機構(図示せず)を内蔵している。チャック爪開閉機
構は、ピニオン形式のスクロールまたは回動リンク等に
よりチャック爪4を開閉させるものであり、精密な摺動
面や回転支点を有しており、これら摺動面や回転支点に
潤滑油を供給する潤滑油供給経路5が内部に設けてある
【0011】潤滑油供給経路5は、例えば各チャック爪
4毎に設けられ、各潤滑油供給経路5の入口となる注油
口6は、チャック3の外周面に各々設けられる。これら
各注油口6に対面して、注油装置ヘッド7が支持部材8
により各々ヘッドストック1に取付けてある。
【0012】図1に拡大して示すように、注油口6はグ
リースニップル9により構成され、グリースニップル9
内に、弁座10と、球状の弁体11と、弁ばね12とか
らなる逆止弁13が設けてある。
【0013】注油装置ヘッド7は、ハウジング14内に
鍔付スリーブ15を先端突出状態で突没自在に収納した
ものであり、鍔付スリーブ15は復帰ばね16で引っ込
み付勢してある。鍔付スリーブ15は、ニードル18の
先端が嵌合する弁孔17を有し、ニードル弁からなる逆
止弁19を構成する。ニードル18は頭部がハウジング
14のねじ孔に螺合する雄ねじ部に形成されて、進退位
置調整が可能である。ハウジング14内の弁室は、油路
20を介してヘッドストック1内の給油管21に接続さ
れている。給油管21は、グリース圧送ポンプ等の潤滑
油供給源に接続してある。
【0014】上記構成の動作を説明する。常時は、図1
(A)に示すように各注油装置ヘッド7の鍔付スリーブ
15は、弁孔17がニードル18で閉じられる位置まで
復帰ばね16により引っ込められ、先端がチャック3の
外周面から若干離れている。この状態で、チャック3は
注油装置ヘッド7に干渉することなく、自由に回転する
【0015】注油を行うときは、スピンドル2の割出機
能を利用し、チャック3を各注油口6が注油装置ヘッド
7と合致する回転位置に割り出す。この状態で、給油管
21に潤滑油供給源からグリースを圧送する。これによ
り、図1(B)に示すように鍔付スリーブ15が内部の
潤滑油の圧力により、復帰ばね16に抗して突出する。 そのため、鍔付スリーブ15の先端がチャック3の注油
口6の周囲に押し付けられると共に、弁孔17が開き、
注油口6に潤滑油が漏れなく供給される。注油口6は、
潤滑油の圧力で球状の弁体11を開き、潤滑油供給経路
5へ潤滑油を流入させる。
【0016】この自動注油装置は、このように、スピン
ドル2の回転位置の割出機能を利用して、注油口6を注
油装置ヘッド7の位置に合わせ、自動給油を行うことが
できる。そのため、注油装置ヘッド7をチャック3に対
して退避させる機構が不要であり、簡単な構成で自動注
油が行え、メンテナンスフリーが実現できる。
【0017】無人化、メンテナンスフリーの要望されて
いる現在、このように自動化の実現されていなかったチ
ャック3への給油が自動化されるため、実用的効果が大
きい。また、このように自動給油が行えるため、潤滑油
供給の適正化を図り、チャック3の動作の精度維持が行
えて、ワークWの寸法精度の保証、旋盤全体の信頼性の
向上が図れる。
【0018】なお、注油装置ヘッド7の構成は図示の実
施例のものに限らず、種々の構成のものが使用できる。
【0019】
【発明の効果】この発明のスピンドルチャックの自動注
油装置は、チャックの外周面に注油口を設け、注油装置
ヘッドをチャックの外周面に近接して設けたものである
ため、スピンドルの回転位置の割出機能を利用して、注
油口を注油装置ヘッドの位置に合わせ、自動給油を行う
ことができる。そのため、注油装置ヘッドをチャックに
対して退避させる機構が不要であり、簡単な構成で自動
注油が行え、メンテナンスフリーが実現できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例を示す非注油時の
状態を示す破断側面図、(B)はその注油時の状態を示
す要部断面図である。
【図2】同じくそのヘッドストックとチャック全体とを
示す側面図である。
【図3】従来のチャックの正面図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スピンドルに設けられてワークを把持
    するチャックの外周面に、チャック内部の潤滑油供給経
    路の入口となる注油口を設け、この注油口から潤滑油を
    注入する注油装置ヘッドを、前記チャックの外周面に近
    接する位置に設けたスピンドルチャックの自動注油装置
JP8153491A 1991-03-19 1991-03-19 スピンドルチャックの自動注油装置 Pending JPH04294962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8153491A JPH04294962A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 スピンドルチャックの自動注油装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8153491A JPH04294962A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 スピンドルチャックの自動注油装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04294962A true JPH04294962A (ja) 1992-10-19

Family

ID=13748978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8153491A Pending JPH04294962A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 スピンドルチャックの自動注油装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH04294962A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657507U (ja) * 1993-01-19 1994-08-09 松本機械工業株式会社 チャックのグリース油飛散防止装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657507U (ja) * 1993-01-19 1994-08-09 松本機械工業株式会社 チャックのグリース油飛散防止装置

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