JPH04294729A - 包装装置のフィルム溶着装置 - Google Patents

包装装置のフィルム溶着装置

Info

Publication number
JPH04294729A
JPH04294729A JP3081619A JP8161991A JPH04294729A JP H04294729 A JPH04294729 A JP H04294729A JP 3081619 A JP3081619 A JP 3081619A JP 8161991 A JP8161991 A JP 8161991A JP H04294729 A JPH04294729 A JP H04294729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
roller
heater roller
film
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3081619A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06102454B2 (ja
Inventor
Hideaki Kondo
英明 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP3081619A priority Critical patent/JPH06102454B2/ja
Publication of JPH04294729A publication Critical patent/JPH04294729A/ja
Publication of JPH06102454B2 publication Critical patent/JPH06102454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被包装物をストレッチフ
ィルムで包装する包装装置の被包装物底部に折り込んだ
ストレッチフィルムの折りたたみ部を溶着する包装装置
のフィルム溶着装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来この種の技術としては、特開昭63−
24816号公報に開示された包装装置がある。該包装
装置においては、被包装物底部に折り込んだストレッチ
フィルムの折りたたみ部を溶着するフィルム装置は、包
装装置の搬出部にヒータローラーを配置し、該ヒータロ
ーラーをヒータ本体に取り付けたヒータ板からの放射熱
によって加熱し、該ヒータローラーの熱でストレッチフ
ィルムの折りたたみ部を溶着する構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは、ヒータローラーを回転して包装物を移送
するため、ヒータ板とヒータローラーの間には設計上間
隙を設けなければ鳴らなかった。そしてこの間隙が空気
による熱の断熱層として作用を有するので、ヒータロー
ラーに熱が伝わりにくいため、ヒータローラーをフィル
ム溶着できる温度に維持するにはヒータ本体の温度を高
温にしなければならないという問題があった。
【0004】そしてヒータ本体を高温にするため、ヒー
タローラーの周辺部材も加熱してしまい、包装装置の商
品価値を低下させるだけでなく、ヒータローラ以外の部
材の加熱により作業者が不愉快な思いをすることがあっ
た。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
、上記問題点を除去し、ヒータ本体から効率良くヒータ
ローラーに熱を伝えることのできる包装装置のフィルム
溶着装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ストレッチフィルムで被包装物を包装する包
装装置の搬出部の搬送路に設けたヒータローラーにより
、該被包装部の底部に折り込んだフィルムの重なり部分
を溶着する包装装置のフィルム溶着装置において、ヒー
タローラーは円筒状のヒータローラー体に軸を貫挿した
構造或いは該ヒータローラー体と軸とを一体に形成した
構造であり、搬送路下部にヒータ本体を配設し、該ヒー
タ本体上にヒータ板を取付け、該ヒータ板上に配設した
軸受で複数本の前記ヒータローラーを搬送路の搬送方向
に対して直交させて並列に配設支持し、ヒータ本体で発
生した熱をヒータ板、軸受を介してヒータローラー体に
導き、該ヒータローラー体上搬出された被包装部の底部
に折り込んだフィルムの重なり部分を溶着することを特
徴とする。
【0007】ヒータローラーのヒータローラー体を搬送
路中央が少なく、その両側に多く配設されていることを
特徴とする。
【0008】ヒータローラーのヒータローラー体の表面
に凹凸が形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のフィルム溶着装置によれば、ヒータ本
体で発生した熱をヒータ板、軸受及びヒータローラーの
軸を通してヒータローラー体に導くから、これらを熱伝
導率の良い、例えばアルミニウム材で構成すれば、ヒー
タ本体で発生した熱を効率良く、ヒータローラー体上に
伝えることができる。
【0010】また、ヒータローラー体を搬送路中央が少
なく、その両側に多く配設することにより、包装部底部
の前後及び左右でフィルムが重なりの多い部分に多くの
熱を加えて溶着を確実とし、フィルムが重なり少ない中
央部には少ない熱を加えことになるからフィルムの溶損
、即ち破れを防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。先ず、本発明のフィルム溶着ヒータ装置を使用す
る包装装置の全体構成を説明する。図7は包装装置の外
観を示す図、図9は包装機の一部断面平面図、図10は
包装機の断面図(図9のW−W断面矢視図)である。
【0012】包装装置は被包装物を搬入する搬入部10
0、該搬入された被包装物を上昇させるエレベータ部2
00、この上昇した被包装物をストレッチフィルムで包
装する包装部300、包装された包装物を搬出する搬出
部400、包装装置を操作制御するためのコンソール部
500及び包装物の上部に各種情報が印字されたラベル
を貼付るラベリング部600等を具備する。
【0013】搬入部100はプッシャーコンベア101
や重量検出部102等を具備し、搬入された被包装物の
計量を行った後、プッシャーコンベア101でエレベー
タ部200のエレベータヘッド201まで移送する。エ
レベータ部200はこのエレベータヘッド201の上の
被包装物を包装部300まで上昇させ、予め張設されて
いるストレッチフィルムを押し上げる。
【0014】包装部300は左右折り込み板301,3
02、後折り込みローラー303、前折り込みローラー
304及びプッシャー305等を具備する。前記左右折
り込み板301,302で被包装物を覆ったストレッチ
フィルムの左右端を被包装物の底部に折り込み、続いて
後折り込みローラー303で該ストレッチフィルム後端
を被包装物の底部に折り込み、更にプッシャー305で
該被包装物を押し出すことにより、前折り込みローラー
304でストレッチフィルム後端を被包装物の底部に折
り込み、搬出部400に搬出される。
【0015】ラベリング部600はラベルプリンタ60
1、支柱602、ラベル発行口603及びラベルプリン
タ支持部604を具備し、ラベルプリンタ601はラベ
ルプリンタ支持部604に回転可能に吊持され、搬出部
400に搬出された包装部の上部にラベル発行口603
からラベルを吹き付け貼付る。
【0016】なお、上記構造の包装装置の詳細は本出願
人が先に出願した特願昭62−77113に開示してい
るのでここではその詳細な説明は省略する。
【0017】搬出部400は包装部300に隣接するロ
ーラーコンベア410、被包装物底部に折り込まれたフ
ィルムの折り込み部を溶着するヒータ部420、前記ロ
ーラーコンベア410に隣接する搬出コンベア450、
該搬出コンベア450に隣接する搬出ローラーコンベア
470が配置されている。
【0018】図1乃至図6は搬出部400の詳細を示す
図で、図1はローラーコンベア410とヒータ部420
の構造を示す一部断面平面図(図2のX−X断面矢視図
)、図2は図1のY−Y断面図矢視図、図3は図1のZ
−Z断面矢視図、図4は搬出部全体の一部断面平面図、
図5は図4のX−X断面矢視図、図6は図4のV−V断
面矢視図、図7(a),(b)はそれぞれヒータローラ
ーの斜視図である。
【0019】ローラーコンベア410は両側に配置した
軸受部材411,411に複数本のローラー416を並
列に配設し、回転自在に枢支した構造である。各ローラ
ー416の軸端には、タイミングプーリ412が固定さ
れ、該タイミングプーリ412とタイミングプーリ41
2の間には、アイドルローラー413が介在している。 後述する軸472の端部に固定した駆動歯車427を介
して歯車415と一体に連結したを介して駆動タイミン
グプーリ414を回転させ、該タイミングプーリ414
にタイミングベルト418を巻掛けし回転させることに
より、ローラー416が同一方向に回転する。
【0020】ローラーコンベア410の下流側の下部に
はヒータ部420が配設されている。ヒータ部420は
ヒータ本体421を具備し、該ヒータ本体421の中央
部を断熱材422を介在してヒータ本体取付板423に
固定されている。424はヒータ板であり、該ヒータ板
424の上部にはヒータローラー425を所定間隔で配
置している。ヒータローラー425の軸425aはその
両端を前記軸受部材411,411に回転自在に支持す
ると共に、各ヒータローラー体425bの間の軸425
aを回転可能に支持する軸受426を配設している。こ
り軸受426は、そり下面を前記ヒータ板424に接し
ている。この軸425aの端部にもタイミングプーリ4
12が固定されており、ローラー416同様タイミング
ベルト418から回転力を得てローラー416と同一方
向に回転する。このタイミングベルトを用いることによ
り、駆動は歯車による動力伝達に比べて騒音が小さくな
る。
【0021】ヒータローラー425は複数個のヒータロ
ーラー体425b(図では4個)に軸425aを貫挿さ
せた構造である。ヒータローラー体425bは図7(a
)に示すようにリング状の突起を設け表面に凹凸を形成
するか、図7(b)に示すように矩形状の突起を設け表
面に凹凸を形成してる。これによりヒータローラー体4
25bのフィルムとの接触面積が減少するから、面圧を
増加し、短い時間で溶着が行える。なお、突起は図7(
a)のようにヒータローラー体425bの周囲にリング
状に形成、或いは図7(b)のように表面矩形状のもの
に限定されるものではなく、例えば、表面形状は円形又
は多角形であってもよい。
【0022】ヒータローラー体425bは、図1に示す
ように上流側に位置する2本のヒータローラー425の
場合は均等な間隔で軸425aに貫挿されているが、下
流側に位置するヒータローラー425は上流側のヒータ
ローラー体425bとヒータローラー体425bの間を
カバーするように配置し、搬送路中央部分のヒータロー
ラー体425bを少なく、その両側に多く配設されてい
る。
【0023】前記ヒータ板424、軸受426、ヒータ
ローラー体425bは熱伝導性のよいアルミニウム材で
できており、ヒータローラー体425bの表面にはテフ
ロンコーティングが施されフィルムの貼着を防止してい
る。ヒータ本体421で発生した熱は、ヒータ板424
、軸受426及び軸425aを通ってヒータローラー体
425bに伝わる。従って、ヒータ板424の熱は、軸
425の両端の軸受部材411,411の周辺の部材ま
で及ばない。
【0024】軸425aに挿されている複数の軸受42
6は、軸受426をヒータ板424に固定すると軸の通
りが出しにくいので、組立が困難となり、ヒータ板42
4にねじ等により固定しない。そのため、軸425aと
軸425aとの間にガイド部材を配置し、このガイド部
材をヒータ板424に固定し、ガイド部材とガイド部材
によって最適な軸受426の位置を保持する。従って、
軸受426が多いにもかかわらず組立性がよくなる。ま
た、このガイド部材はヒーローラー体425bを両側か
ら囲むので、ガイド部材からの熱放射によってヒータロ
ーラー体425bを熱する作用も有する。
【0025】なお、ヒータ板424と軸受426の間に
例えばシリコン等の熱伝達材を介在させると熱伝達性が
さらに向上する。また、軸受426が少ない場合には、
ヒータ板424にねじ等で固定してもよい。ヒータタ部
420の下流側に隣接して、搬出コンベア450が配置
されている。搬出コンベア450は複数本のローラー4
51と該ローラー451とローラー451の間に配設さ
れタイミングベルト452を具備している。また、タイ
ミングベルト452にはプッシャー453が設けられ、
プッシャーベルトコンベア454を構成している。
【0026】搬出コンベア450のローラー451の下
流端には複数の側辺ローラー455が設けられ、前記ロ
ーラーコンベア410から搬出コンベア450上に搬出
された物品を、プッシャーベルトコンベア454のプッ
シャー453により押しながら、前記ローラーコンベア
410の搬出方向に対して直角方向に移送する。搬出コ
ンベア450下方には支持部材456に固定されたプッ
シャー初期位置検出器457(透過型センサ)が設けら
れている。このプッシャー初期位置検出器457はプッ
シャーベルトコンベア454のプッシャー453の初期
位置を検出する。
【0027】搬出コンベア450の下流側に隣接して、
複数本の搬出ローラー471を具備する搬出ローラーコ
ンベア470が配設されている。前記搬出コンベア45
0と該搬出ローラーコンベア470の下方には軸472
が設けられ、該軸472には前記ローラー451を駆動
する駆動プーリー458及び搬出ローラー471を駆動
する駆動プーリー473が固定されている。また、この
軸472の一端には前述した駆動歯車427を固定して
いる。
【0028】また、駆動プーリー458にはゴムベルト
459が巻掛され、駆動プーリー473にはゴムベルト
474が巻掛されている。該ゴムベルト459は前記ロ
ーラー451の下面に当接し、摩擦力でローラー451
に動力を伝達するようになっており、ゴムベルト474
も搬出ローラー471に当接しており、同じく摩擦力で
動力を伝達するようになっている。なお、ローラー45
1及びローラー471への動力の伝達を確実にするため
に、ゴムベルト459とゴムベルト474の下に複数ア
イドルプーリ458a、473aを配置して、ゴムベル
ト459とゴムベルト474を受けている。
【0029】モータM1は、搬出ローラー471、ロー
ラー451、ヒーターローラー425及びローラー41
6を駆動するモータである。即ち、モータM1の回転に
よりその回転力はタイミングプーリー475及びタイミ
ングベルト476を介して前記軸472に伝達し、更に
駆動プーリー458からゴムベルト459を介してロー
ラー451に伝達されローラー451を回転する。また
、軸472に取り付けた駆動プーリー473からゴムベ
ルト474を介して搬出ローラー471に回転力が伝達
され、該搬出ローラー471は回転する。更に、前述し
た前記軸472に取付けた駆動歯車414によりローラ
ーコンベア410のローラー416及びヒータ部420
のヒーターローラー425が回転する。
【0030】また、モータM2はプッシャーベルトコン
ベア454を駆動するモータである。即ち、モータM2
の回転によりその回転力はタイミングベルト477を介
して、タイミング駆動プーリー461に伝達され、該タ
イミング駆動プーリー461とタイミング従動プーリー
462に巻掛されたプッシャーベルトコンベア454を
回転させるようになっている。なお、搬出コンベア45
0とローラー451と搬出ローラーコンベア470の搬
出ローラー471の向には、包装物を受け渡しを円滑に
行うため、搬出コンベア450のタイミングベルト45
2の間に図示しない受け渡し板を配置している。
【0031】また、図において、S1は反射型センサで
あり、S2は該反射型センサS1からの光を反射する反
射鏡である。また、S3は反射型センサであり、S4は
反射型センサS3からの光を45°折曲させる反射鏡、
S5は反射型センサS3からの光を反射させる反射鏡で
ある。即ち、反射型センサS1はローラーコンベア41
0から搬出される物品を検知するセンサであり、反射型
センサS3は搬出コンベア450から搬出される物品を
検知するセンサである。なお、この反射型センサS1,
反射型センサS3は、外部からのノイズを防ぐためグラ
スファイバーからなる検出器を用いている。
【0032】図11は上記構成の搬出部400の動作の
概要を説明するための図である。先ず、プッシャー初期
位置検出器457がプッシャー453を検出したら、プ
ッシャーベルトコンベア454を停止する。この状態で
、包装機の包装部300でフィルムの左右端及び前後端
を底部に折り込んだ被包装物Aをプッシャー305によ
り矢印F1に示すようにローラーコンベア410上に搬
出する。
【0033】プッシャ逆転位置検出器312はプッシャ
駆動軸310に取付けたフラグ313の検出により、プ
ッシャ305が包装物をローラーコンベア410上に押
し切ったのを検出すると、この検出信号によりモータM
1を起動し、ローラー416、ローラー451及び搬出
ローラー471を起動する。このとき包装物底部のフィ
ルム折りたたみ部はヒータローラー425と対向する。 次に発光センサS1が被包装物Aの前端を検出したら、
所定時間後(被包装物の前端部がヒータローラー425
の下流端に位置したとき)モータM1を停止し、ローラ
ー416、ヒータローラー425、ローラー451及び
搬出ローラー471を所定時間停止する。これによりヒ
ータローラー425のヒータローラー体425bの熱に
よりフィルムが折り込まれたフィルムの重なり部を溶着
する。
【0034】次に、モータM1を起動し、再びローラー
416、ローラー451及び搬出ローラー471を起動
し、所定時間後に停止させる。この所定時間はローラー
416及びローラー451により包装された被包装物が
移送され側辺ローラー455に完全突き当たるに必要な
時間である。これにより被包装物Aは搬出コンベア45
0上に搬出され、側辺ローラー455に突き当たる。続
いてモータM2を起動し、プッシャーベルトコンベア4
54を起動させる。これにより、被包包装物はプッシャ
ー453に押されながら、搬出ローラーコンベア470
に搬出される。この時、プッシャー初期位置検出器45
7がプッシャー453又は包装物をを検出したらモータ
M2を停止しプッシャーベルトコンベア454を停止す
る。
【0035】発光センサS3が被包装物Aの前端を検出
したら、所定時間後にラベリング部600のラベル発行
口603から出るラベルを吹き付け被包装物Aの上面に
貼付る。モータM1を起動して搬出ローラー471を起
動し、包装された被包装物を外部又は次の作業装置へ搬
出する。なお、この場合は被包装物Aの前端基準でラベ
ルの貼付けを行っているが、被包装物の後端基準でラベ
ルの貼付を行ってもよい。
【0036】ここで、作業者による品番キーが押されれ
ば最終処理(包装機も最終処理に入り、被包装物の重量
が検出されなくとも所定の動作を繰り返す)として、モ
ータM1が起動して搬出ローラーコンベアにより包装物
は搬出され、所定時間後にモータM1の起動を停止する
。もし、品番キーが押されなければ、プッシャー305
の逆転位置を検出する逆転位置検出器のフラグの検出に
より、モータM1の起動で先の包装物は搬出ローラーコ
ンベア470で搬出され、発光センサS1による次の包
装物の検出でモータM1を停止させる。なお、ローラー
コンベア410の起動プッシャー305の逆転位置検出
器312の検出で行っているが、プッシャー305の検
出により起動させてもよい。
【0037】上記ヒータローラー425の停止時間は、
傾向として包装物の重量が大のときは短く、小さいとき
は長くする。即ち、重量が大きい程、ヒータローラー4
25のヒータローラー体425bと包装物の圧接力が大
きいから、時間が短くても適正な溶着が可能となる。ま
た、軸受426に熱伝導のよい銅系金属又はフッ素加工
を施したアルミニウム金属等の材料からなる軸受ブッシ
ュを用い、軸受部材411には熱伝導度の悪い材料から
なる軸受けブッシュを用いると更に効果的である。
【0038】また、このヒータローラー425の停止時
間は被包装(商品)の重量、品番、トレイタイプにより
予め設定し、品番等を設定することにより停止時間(溶
着時間)を制御するようにしてもよい。
【0039】なお、上記実施例では、軸受426がヒー
タ板424に載置されているだけであるが、該軸受42
6をヒータ板に固定することにより熱伝導率を更に向上
させることが可能となる。
【0040】また、上記実施例では、ヒータローラー4
25はタイミングベルト418によりタイミングプーリ
412を介して回転させる構造としているが、ヒータロ
ーラー425をヒータ板424に固定される軸受426
のみにより回転自在に支持し、他の回転手段により回転
可能に支持される構造であってもよいことは当然である
。また、ヒータローラー425の駆動手段を設けること
なく、作業者の手作業により包装物をヒータローラー4
25の上を移動するようにしたもよい。
【0041】また、上記実施例では、ヒータローラー4
25のヒータローター体425bと軸425aを別体に
し、ヒータローター体425bに軸425aを貫挿する
構造としたが、ヒータローター体425bに軸425a
とを一体に加工したもよいことは当然である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヒ
ータ本体で発生した熱をヒータ板、軸受及びヒータロー
ラーの軸を通してヒータローラー体に導きから、ヒータ
本体の熱を効率良く伝達されるから、ヒータ本体を従来
例のように高温にしなくとも、フィルム溶着に必要な熱
を得ることができる。
【0043】また、ヒータ板の熱は軸受及びヒータロー
ラー体へ伝達されるため、軸の両端にまで熱が伝達しに
くいため、この部分に作業者が接触しても不愉快な思い
をせず包装装置の商品価値を向上させる。
【0044】また、ヒータローラーに効率よく熱を伝達
するので、ヒータローラー上方が高温にならず、包装し
た商品の商品価値を低下させず、且つフィルムが重なっ
た部分を確実に溶着することができる。ヒータローラー
部周辺まで高温にならないので、包装される商品価値を
低下させることなく、フィルムの重なり合った部分が確
実に溶着さる。
【0045】また、ヒータローラー体を搬送路中央が少
なく、その両側に多く配設することにより、包装部底部
の前後及び左右でフィルムが重なり合った部分に多くの
熱を加えて溶着を確実とし、フィルムが重なり合った部
分の少ない中央部には少ない熱を加えフィルムの溶損、
即ち破れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装装置の搬出部ローラーコンベアの
構造を示す一部断面平面図である。
【図2】図1のY−Y断面矢視図である。
【図3】図1のZ−Z断面矢視図である。
【図4】本発明の包装装置の搬出部の全体の構造を示す
一部断面平面図である。
【図5】図4のX−X断面矢視図である。
【図6】図4のV−V断面矢視図である。
【図7】ヒータローラーのヒータローラー体の斜視図で
ある。
【図8】本発明の包装装置の外観図である。
【図9】本発明の包装装置の包装機の一部断面平面図で
ある。
【図10】図8のW−W断面矢視図である。
【図11】本発明の包装装置の搬出部の動作の概要を説
明するための図である。
【符号の説明】
100          搬入部 200          エレベータ部300   
       包装部 400          搬出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ストレッチフィルムで被包装物を包装
    する包装装置の搬出部の搬送路に設けたヒータローラー
    により、該被包装部の底部に折り込んだフィルムの重な
    り部分を溶着する包装装置のフィルム溶着装置において
    、前記ヒータローラーは円筒状のヒータローラー体に軸
    を貫挿した構造或いは該ヒータローラー体と軸とを一体
    に形成した構造であり、前記搬送路下部にヒータ本体を
    配設し、該ヒータ本体上にヒータ板を取付け、該ヒータ
    板上に配設した軸受で複数本の前記ヒータローラーを前
    記搬送路の搬送方向に対して直交させて並列に配設支持
    し、前記ヒータ本体で発生した熱を前記ヒータ板、前記
    軸受を介してヒータローラー体に導き、該ヒータローラ
    ー体上搬出された被包装部の底部に折り込んだフィルム
    の重なり部分を溶着することを特徴とする包装装置のフ
    ィルム溶着装置。
  2. 【請求項2】  前記ヒータローラーのヒータローラー
    体は搬送路中央部が少なく、その両側に多く配設されて
    いることを特徴とする請求項1記載の包装装置のフィル
    ム溶着装置。
  3. 【請求項3】  前記ヒータローラーのヒータローラー
    体の表面に凹凸が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の包装装置のフィルム溶着装置。
JP3081619A 1991-03-20 1991-03-20 包装装置のフィルム溶着装置 Expired - Fee Related JPH06102454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3081619A JPH06102454B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 包装装置のフィルム溶着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3081619A JPH06102454B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 包装装置のフィルム溶着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04294729A true JPH04294729A (ja) 1992-10-19
JPH06102454B2 JPH06102454B2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=13751346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3081619A Expired - Fee Related JPH06102454B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 包装装置のフィルム溶着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06102454B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002120808A (ja) * 2000-10-17 2002-04-23 Ishida Co Ltd 包装装置
JP2009126550A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Teraoka Seiko Co Ltd 包装装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002120808A (ja) * 2000-10-17 2002-04-23 Ishida Co Ltd 包装装置
JP4592169B2 (ja) * 2000-10-17 2010-12-01 株式会社イシダ 包装装置
JP2009126550A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Teraoka Seiko Co Ltd 包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06102454B2 (ja) 1994-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100043352A1 (en) Longitudinal sealing mechanism
US4341057A (en) Wrapping machine
JP2677488B2 (ja) 不規則な間隔で搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるようにする装置
EP0437848B1 (en) Method for folding an edge on a continuous material web
JPH04294729A (ja) 包装装置のフィルム溶着装置
JP4684488B2 (ja) オーバーシュリンク包装方法及び包装装置
JP7289505B2 (ja) 緩衝材包装方法と緩衝材包装装置
JP2709181B2 (ja) 包装機における包装品搬出方向選択装置
JP4470290B2 (ja) ヒートシール装置
JPH1179138A (ja) 自動包装装置
JPH04279430A (ja) 包装装置のフィルム溶着ヒータ装置
KR100300269B1 (ko) 자동랩필름포장기
JPH06270912A (ja) 包装装置
JP2876863B2 (ja) 光沢処理装置
JP2001018910A (ja) 包装装置
JPH03148404A (ja) フィルム包装装置と、それに用いる熱風ノズル装置
JPH03275419A (ja) 環状物の包装装置
JP2022186197A (ja) 包装装置及びその制御方法
JP3032650U (ja) 熱収縮包装装置における被包装物の搬送装置
JP2023098242A (ja) 包装装置
JP2000168717A (ja) 包装装置
JP2004345707A (ja) ピロー包装機
JPS6337021A (ja) 搬送物の向き変換位置決め装置
JP2000335522A (ja) シール装置
JP2002029515A (ja) シュリンク包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees