JPH042946A - 路面のすべり抵抗測定装置 - Google Patents

路面のすべり抵抗測定装置

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JPH042946A
JPH042946A JP10563990A JP10563990A JPH042946A JP H042946 A JPH042946 A JP H042946A JP 10563990 A JP10563990 A JP 10563990A JP 10563990 A JP10563990 A JP 10563990A JP H042946 A JPH042946 A JP H042946A
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JP
Japan
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wheels
road surface
measuring
wheel
measurement
Prior art date
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Pending
Application number
JP10563990A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Fukuhara
敏彦 福原
Mitsuo Takahashi
満雄 高橋
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH042946A publication Critical patent/JPH042946A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、自動車等のタイヤと路面とのすへり抵抗測定
装置に関する。
[従来の技術] 自動車等のタイヤと路面間の摩擦抵抗が低下して路面が
すべり易くなると、自動車等が急停止、追越し、カーブ
走行等を行った場合にタイヤがスリップし、交通事故発
生の原因となるおそれがある。そこで路面がどの位すべ
り易くなっているかを把握するため、路面のすべり抵抗
係数の測定が行われている。
従来から行われている路面のすべり抵抗係数測定方法と
しては、トレーラ法、減速度法、制動停止距離法、横す
べり法、ポータプルテスタ法等がある。これらのうちト
レーラ法については、国内では計測パス内に計測装置を
収容したハスタイプが主であり、外国ではトレーラタイ
プも多く見受けられる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記路面のすべり抵抗係数測定方法には、
それぞれ次に示すような問題点がある。
(1)トレーラ法は走行中に測定することができるが、
測定装置が大きく、かつ測定装置の製作費が高い。また
測定時には測定輪にブレーキをかけて一定速度で牽引す
るため、測定輪の摩耗が比較的大きく、耐用寿命が短い
(2)減速度法は急制動による障害が大ぎく、かつ測定
データが試験車特性に影響され易いので、測定精度が低
い。
(3)制動停止距離法は急制動完全停止の障害が大きく
、初速度、制動開始点が不明確で測定精度が低い。
(4)横すべり法は測定装置が大きく、測定装置の製作
費が高い。
(5)ポータプルテスタ法は他の方法との相関が不明確
で、わかりにくい。
更に、実際の運用となると、測定装置の大きさ、装置製
作費用、測定データの精度、測定作業の安全性等の点か
ら一般道路現場ではこれらの測定装置があまり使用され
ていないのが現状である。
また、路面上の測定位置の違いによるすべり抵抗係数の
変動の影響を極力小さくするため、トレーラ法における
測定装置に(吏用する左右2個の測定輪の間隔を狭くし
ているが、雪道において測定を行うと、第8図および第
9図に示すように左右の測定iM9.10の間に雪が挟
み込まれる。この雪を放置しておくと、測定輪回転時の
抵抗となって測定精度を低下させたり、測定輪が凍結し
て測定不能となるので、測定を中断して挟み込まれた雪
を取り除かなければならない。
本発明は上記従来の問題点に着目し、測定精度の良いト
レーラ法をとりあげ、測定輪を装着したトレーラと、測
定用コントローラ、計測器等を搭載した牽引車両とから
なり、路面のすへり抵抗測定を現場で効率よく遂行する
ことができ、かつ測定作業中に測定輪間に詰まった雪を
効率よく除去することができるような路面のすべり抵抗
測定装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明に係る路面のすべり抵
抗測定装置は、それぞれ独立に懸架され、牽引力を加え
ることによって測定路面」二を同一方向に回転する二つ
の測定輪と、これらの測定軸に強制的に回転差を与える
手段と、各測定輪の回転を一つの回転軸に伝達する手段
と、回転差を与えられた測定輪と路面との間に生じるす
べり抵抗によって回転軸に発生するねじりトルクを検出
する手段と、検出したねじりl・ルクから路面のすべり
抵抗係数を算出する手段と、各測定輪に垂直荷重を加え
る手段とを備える構成とし、このような構成において、
積雪路で使用する場合は、二つの測定輪の間に伸縮自在
の線材を通してもよい。
[作用] 二つの測定輪は牽引力によって回転させられつつ路面上
を進行する。このとき二つの測定輪に強制的に回転差を
与えると、高速で回転する一方の測定輪の回転力によっ
て低速で回転する他方の測定輪が引っ張られるため、低
速回転の測定輪は路面上ですべりを生じる。このとき、
すべり抵抗に比例して回転軸にねじりトルクが発生する
。このねじりトルクTと、タイヤと路面間の摩擦係数μ
との関係は第6図に示した通りで、W:測定輪の輪荷重
、R:測定輪半径、A:力の伝達ループの係数としたと
き、T=A・μ・W−Rで表すことができる。従って走
行中に回転軸のトルクTを測定することにより、摩擦係
数μを算出することができる。
次に、左右の測定輪間に、第7図に示すように伸縮自在
の線材24を通したので、測定輪間に挟み込まれた雪は
測定輪の回転とともに回転し、線材24に当たって破砕
され、路面に落下する。これにより測定輪間に雪が溜る
ことを防止することができる。
[実施例コ 以下に本発明に係る路面のすべり抵抗測定装置の実施例
について、図面を参照して詳細に説明する。第1図は路
面のすへり抵抗測定装置の斜視図、第2図は測定部の概
略構成を示す斜視説明図である。
第1図および第2図において、本体フレーム1の前部中
央に連結ロッド2が固着され、この連結 6一 ロッド2の先端に設けられた連結部は牽引車に連結でき
るようになっている。本体フレーム1の左右には遊動輪
3,4か回動自在に取着され、連結ロッド2の後方には
回転軸5が連結ロッド2と直角方向すなわち本体フレー
ム1の左右方向に沿って軸受を介して取着され、回転軸
5のほぼ中央にはトルク検出部6が取着されている。こ
の回転軸5に軸受を介して測定輪Lフレーム7および測
定輪Rフレーム8がそれぞれ回動自在に取着され、測定
輪Lフレーム7には測定輪L9が、また測定輪Rフレー
ム8には測定輪RIOがそれぞれ独立の車軸を介して取
着されている。従って測定輪L9と測定輪RIOとはそ
れぞれ独立に懸架されていて、これらの2個の測定輪L
9.  測定輪RIOは路面の凹凸にかかわらず、常に
路面に接触できるようになっている。
前記測定輪L9および測定輪RIOの車軸にはそれぞれ
同一寸法のスプロケツ)11.12か固着され、回転軸
5には前記スプロケット11.12と対向する位置にス
プロケツ1−13.14がそれぞれ固着されている。測
定輪L9の回転力は、ローラチェーン15を介してスプ
ロケット11からスプロケット13を経て回転軸5に伝
達され、また測定輪RIOの回転力は、ローラチェーン
16を介してスプロケット12からスプロケット14を
経て回転軸5に伝達される。これらのローラチェーン1
5,16のたるみを吸収するため、チェーンテンショナ
17.18がそれぞれ配設されている。また測定輪I、
フレーム7および測定輪Rフレーム8の上面には測定輪
L9、測定輪RIOに所定の荷重を与えるため、それぞ
れウェイト19゜20が載置されている。
次に路面のすべり抵抗測定装置の動作について説明する
連結ロッド2を牽引車に連結し、牽引車が本体フレーム
1を牽引することにより、測定輪L9゜RIOが回転す
る。このとき測定輪L9の回転力はスプロケット13を
介して回転軸5に伝わり、測定輪RIOの回転力はスプ
ロケット14を介して回転軸5に伝わるが、スプロケッ
ト13と、スプロケット14の歯数な適当な割合で変え
ると、測定輪L9と測定輪RIOとの間に回転差を生じ
、回転軸5にトルクが発生ずる。このトルクの大きさは
、測定輪と路面間の摩擦係数の大きさに比例するので、
回転軸5の軸上にトルク検出部6を取り付けることによ
り、路面の摩擦係数に応じたトルクの電気信号を得るこ
とができる。
スプロケット13とスプロケット14の歯数割合は、た
とえばスプロケット13を基準としてスプロケット14
の歯数を一10%、−20%。
30%などと減する方法が考えられる。
遊動輪3,4はトレーラの走行安全性を確保するために
、本体フレーム1に取り付けられている。
また測定を行わないときには測定輪L9.  測定輪R
IOを路面から浮かせた状態で、左右の測定輪フレーム
7.8を本体フレーム1に固定することができる構造と
なっており、遊動輪3,4のみで運行する。
第3図は信号処理の一例を示すブロック図である。トル
ク検出部からの信号、測定輪と遊動輪からの回転信号は
演算部21に人力され、トルク信号はμに変換、測定輪
回転信号は測定輪速度に換算、遊動輪回転信号は測定時
の車速に換算され、これらのデータは記録部22に蓄積
される。これと同時に表示器23にも出力され、路面の
すべり抵抗測定中のモニタとしてすべり抵抗係数や、測
定速度等を表示する機能をもっている。
第4図は請求項(2)記載の線材を測定輪間に張架した
路面のすべり抵抗測定用トレーラの平面図、第5図は同
じく側面図で、測定輪L9.  測定輪RIOの間に線
材24が張架されている。線材24はたとえはステンレ
スワイヤとし、線材24に張力をもたせるためその一端
はコイルはね25に接続されている。コイルばね25は
本体フレーム1に固着されたブラケット26に繋止され
、線材24の他端は本体フレーム1に繋止されている。
なお雪に対する破砕効果を上げるため、線材24は2本
使用している。
本実施例では測定輪をトレーラに装着し、これを牽引車
で牽引するトレーラタイプの路面のずべ一1〇− り抵抗測定装置について説明したが、これに限るもので
はなく、バスの前後輪間に測定輪を配設したバスタイブ
の路面のすへり抵抗測定装置としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、それぞれ独立に懸
架した測定輪に強制的に回転差を与えて測定輪と路面と
の間にすべり抵抗を発生させ、これによって回転軸に発
生ずるねじりl・ルクを検出して路面のすべり抵抗係数
を算出する構成としたので、下記の効果が得られる。
(1)測定輪は測定中回転しながらすべっているので、
タイヤの偏摩耗がなく、測定輪の耐用寿命が長い。
(2)牽引車のタイヤ走行位置に対して測定輪はそれぞ
れ内側に位置しているため、牽引車のタイヤによって測
定路面を荒すことがなく、測定条件を変化させない。従
って高精度の測定データを得ることができる。
(3)左右の測定輪を独立に懸架することにより、測定
輪間で路面に高低差がある場合でも測定輪は路面に常に
接触することができ、測定精度を向上させることができ
る。
(4)測定輪は回転軸を中心として回動自在の測定輪フ
レームに取着する構造としたので、摩耗等による測定輪
の交換は、測定輪フレームを上方に持ち上げるだけで容
易に行うことができる。
また積雪路ですべり抵抗の測定を行う場合は、二つの測
定輪の間に伸縮自在の線材を張架することにしたので、
測定作業中に測定輪間に雪が固着することがなくなり、
測定精度を維持することができる。また、この線材によ
り左右の測定輪相互の凍結を防止することができ、線材
を伸縮自在としたので測定輪の交換作業にも支障を来す
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項(1)記載の実施例に係る路面のすへり
抵抗測定装置の斜視図、第2図は同じく測定部の概略構
成を示す斜視説明図、第3図は信号処理の一例を示すブ
ロック図、第4図は請求項(2)記載の線材を測定輪間
に張架した路面のすへり抵抗測定用トレーラの平面図、
第5図は同じく側面図、第6図はトルクと摩擦係数との
関係を示す図、第7図は線材による除雪作用の説明図、
第8図は雪を挟み込んだ測定輪の正面説明図、第9図は
第8図のA−A断面図である。 5・・・・・・回転軸 6・・・・・・トルク検出部 9・・・・・・測定輪L 10・・・・・・測定輪R 19,20・・・・・・ウェイト 24・・・・・・線材 特許出願人 株式会社小松製作所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ独立に懸架され、牽引力を加えることに
    よって測定路面上を同一方向に回転する二つの測定輪と
    、これらの測定輪に強制的に回転差を与える手段と、各
    測定輪の回転を一つの回転軸に伝達する手段と、回転差
    を与えられた測定輪と路面との間に生じるすべり抵抗に
    よって回転軸に発生するねじりトルクを検出する手段と
    、検出したねじりトルクから路面のすべり抵抗係数を算
    出する手段と、各測定輪に垂直荷重を加える手段とを備
    えたことを特徴とする路面のすべり抵抗測定装置。
  2. (2)二つの測定輪の間に、伸縮自在の線材を通したこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の路面のすべり抵抗測
    定装置。
JP10563990A 1990-04-20 1990-04-20 路面のすべり抵抗測定装置 Pending JPH042946A (ja)

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JP10563990A JPH042946A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 路面のすべり抵抗測定装置

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JPH042946A true JPH042946A (ja) 1992-01-07

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ID=14413029

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JP (1) JPH042946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202592A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 横浜ゴム株式会社 路面摩擦係数測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202592A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 横浜ゴム株式会社 路面摩擦係数測定装置

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