JPH04294388A - ドットマトリクス表示装置及びドットマトリクス表示装置における多重化表示ramへの書き込み方式 - Google Patents

ドットマトリクス表示装置及びドットマトリクス表示装置における多重化表示ramへの書き込み方式

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JPH04294388A
JPH04294388A JP3083339A JP8333991A JPH04294388A JP H04294388 A JPH04294388 A JP H04294388A JP 3083339 A JP3083339 A JP 3083339A JP 8333991 A JP8333991 A JP 8333991A JP H04294388 A JPH04294388 A JP H04294388A
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ram
display
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image data
signal
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JP3083339A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ono
恭裕 小野
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDドットマトリク
ス表示器、ランプマトリクス表示器、蛍光管マトリック
ス表示器又はプラズママトリックス表示器等で、ドット
マトリクス状に同一場所に2色若しくは2色以上の発光
体を配置した表示装置に係り、特にその表示装置に文字
や図を表示させるための2色若しくは2色以上分の多重
化された表示RAM(多重化表示RAM)に効率良くド
ットデータを書き込むことができるドットマトリクス表
示装置及びドットマトリクス表示装置における多重化表
示RAMへの書き込み方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドットマトリクス状の表示装置に
ついて、LEDドットマトリクス表示装置を例に取り、
図9の回路構成ブロック図を使って説明する。
【0003】LEDドットマトリクス表示装置における
各構成部分について説明すると、CPU1は、アドレス
・バスを介してアクセスする装置を特定し、例えば、記
憶装置等(図示せず)内のデータにアクセスし、更にC
PU1はアドレス・バスによりマルチプレクサ(MPX
)3のアドレスを指定して、バス・ドライバ4を開にし
て記憶装置等から画像データを画面RAM(V−RAM
)7へ書き込むようになっている。
【0004】MPX3は、CPU1と画面コントローラ
2の切替器となっており、CPU1がV−RAM7に動
作するときはバス・ドライバ4は開となり、V−RAM
7に画像データを書き込むことになり、画面コントロー
ラ2がV−RAM7に動作するときはバス・ドライバ4
は閉となり、この時MPX3は画面コントローラ2とV
−RAM7を接続するようになっている。
【0005】発振器5から発振されたクロックは、伝送
用分周器10で1/8倍にされ、その後一方はパラレル
/シリアル変換器(P/S変換器)8に出力され、他方
は画面コントローラ用分周器6で1/8倍のクロックに
変換されて、画面コントローラ2に出力される。画面コ
ントローラ2は、入力されるクロックのタイミングによ
りMPX3を介してV−RAM7にCPU1から与えら
れた表示アドレスを出力する。
【0006】V−RAM7は、画面コントローラ2から
MPX3を通してLED表示部9へ表示する内容に対応
する表示アドレスを受け取ることで、表示アドレスに対
応したデータを伝送用分周器10の出力タイミングでP
/S変換器8を経由してLED表示部9へ出力し、表示
するものである。
【0007】従来のLEDドットマトリクス表示装置で
は、図10に示すように、LED表示部9と同じ容量の
プレーンをV−RAM7内に1ないし2個持っており、
ドットイメージで表示内容を保持していたものである。 そして、表示内容を切り替えさせるには、このプレーン
の内容をV−RAM7に書き込んで、CPU1から画面
コントローラ2を介してV−RAM7へ当該プレーンの
アドレスを指示することによってLED表示部9の表示
画面を切り替えるというものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のLEDドットマトリクス表示装置では、LED表示
部9で1枚のプレーンを表示している間も、次に切り替
えるプレーンを用意するため、常にCPU1はV−RA
M7内にプレーンを書きに行く必要があるため、CPU
1はその一定時間内で行っている仕事の殆どが、プレー
ン作成に占められることになり、LED表示部9の表示
画面が長いか、又は表示画面が大きい場合には、画面切
替え処理にCPU1によるプレーン作成の処理が間に合
わなくなるとの問題点があった。
【0009】また、一度表示を終わったプレーンはすぐ
書き替えられる性質を持つため、繰り返し表示させよう
とすると、再度プレーンの書き替えを行わなければなら
ず、容易に繰り返し表示ができないとの問題点があった
【0010】そこで、図5に示すLEDドットマトリク
ス表示装置が提案されている。図5の表示装置の場合の
メモリ・マッピングは図6に示す如くである。
【0011】図5のLEDドットマトリックス表示装置
を説明すると、LED表示部9には表示RAM(V−R
AM)7の内容が表示され、V−RAM7はマルチプレ
クサ(MPX)3を通して画面コントローラ2からLE
D表示部9へ表示すべき内容に対応するアドレスを順次
受け取ることで、V−RAM7内の画像データをパラレ
ル/シリアル(P/S)変換器8を経由してLED表示
部9に出力する。
【0012】LED表示部9は、内部に表示ドット数に
一致する横1ラスタ分のシフト・レジスタを有しており
、これを全ラスタ分スキャンさせて全表示画面を構成す
るようになっている。
【0013】画面コントローラ2は、このLED表示部
9のタイミングに合わせてクロック、表示アドレス、ラ
ッチ信号をLED表示部9へ送り出し、LED表示部9
の表示画面を制御するものである。
【0014】更に、図7に2色発光(赤:R,緑:G,
黄:RG同時点灯)のドットマトリクス表示装置の場合
における表示部周辺回路の回路構成ブロック図を示して
説明する。尚、この場合のメモリ・マッピングは図8に
示す。
【0015】LED表示部9へは、V−RAM(R)7
R の内容は赤(R)のLEDデータ(画像データ)と
して、V−RAM(G)7G の内容は緑(G)のLE
Dデータとして表示されるものである。つまり、2色若
しくは2色以上を表示するために表示RAMが多重化さ
れている。
【0016】ドットマトリクス状のLED表示部9の1
ドットの中にはRとGの2つのLEDチップが入ってい
るためR、G両データがある場所はR、G両方発光して
黄色として表示される。これによりLED表示部9にお
いて文字や図として認識でき、しかも赤、緑、黄の鮮や
かな色を視認できる。
【0017】V−RAM(R)7R 、V−RAM(G
)7G はマルチプレクサ(MPX)3を通し、画面コ
ントローラ2からLED表示部9へ表示すべき内容に対
応するアドレスを順次受け取ることで、Rデータをパラ
レル/シリアル(P/S)変換器(R)8R を経由し
、Gデータをパラレル/シリアル(P/S)変換器(G
)8G を経由してそれぞれ出力するものである。
【0018】R、G2色発光のLED表示部9は内部に
表示ドット数に一致する横1ラスタ分のシフト・レジス
タをR、G2色分持っており、これを全ラスタ分スキャ
ンさせることで全表示画面を構成している。画面コント
ローラ2は、このLED表示部9のタイミングに合わせ
てクロック、表示アドレス、ラッチ信号を送り出し、表
示画面を制御するものである。
【0019】そして、上記LEDドットマトリクス表示
装置における多重化V−RAMへのLEDデータ書き込
み方式では、図7のブロック図に示しているように、V
−RAM(R)7R 、V−RAM(G)7G のCS
(チップセレクト)はデコーダ11の出力部に接続され
ており、またデコーダ11の入力部は通常はアドレス・
バスとCPU1のME(メモリーイネーブル)に接続さ
れているため、CPU1からデコーダ11を介して各V
−RAMのアドレスに対するマッピングが一義的に決定
しており、決して一方のV−RAMにLEDデータを書
き込みに行っても他方のV−RAMに影響が及ばないよ
うになっている。
【0020】つまり、CPU1からV−RAM(R)7
R 又はV−RAM(G)7G のいずれかを選択する
選択信号が出力され、その選択信号をデコーダ11が解
読し、LEDデータがV−RAMに書き込み可能を指示
する書き込み可能指示信号をV−RAM(R)7R 又
はV−RAM(G)7G に与えて、バス・ドライバ4
を介してデータ・バスから書き込み可能指示信号が与え
られたV−RAMにのみLEDデータが書き込まれるよ
うになっている。
【0021】しかしながら、上記の多重化V−RAMの
書き込み方式では、LED表示部9の表示が赤単色もし
くは緑単色の表示の場合は問題とならないが、2色発光
の黄色の表示の場合は、例えば、V−RAM(R)7R
 に書き込んでからV−RAM(G)7G に全く同一
の内容を書き込まなければならないし、または、黄色の
表示から一瞬に表示をクリアする時などは、V−RAM
(R)7R を先ずクリアしてからV−RAM(G)7
G をクリアしなければならなず、つまり、黄色の表示
に関する動作は、図5のLEDドットマトリクス表示装
置と比べて2倍時間が掛かってしまうということになり
、黄色に関する書き換え部分が多い場合などはその処理
スピードに於いて特定時間内に処理できなくなるとの問
題点があった。
【0022】本発明は上記実情に鑑みて為されたもので
、多重化表示RAMへの画像データの書き込み時間を短
縮し、単一の表示RAMと同じ時間で書き込みができる
ドットマトリクス表示装置及びドットマトリクス表示装
置における多重化表示RAMへの書き込み方式を提供す
ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記例の問題点を解決す
るための請求項1記載の発明は、画像データが書き込ま
れる複数の多重化表示RAMと、前記複数の多重化表示
RAMに前記画像データを与え、前記複数の多重化表示
RAMのいずれかを選択する選択信号を出力するCPU
と、前記複数の多重化表示RAMに接続し、前記選択信
号を解読して前記複数の多重化表示RAMの内一つの表
示RAMに前記画像データの書き込み可能を指示する書
き込み可能指示信号を与えるデコーダとを有するドット
マトリクス表示装置において、前記デコーダと前記複数
の多重化表示RAMの間に、前記複数の多重化表示RA
M全体に前記画像データの書き込み可能状態を示す書き
込み可能状態信号が与えられると、スイッチの切り替え
により一つの表示RAMに与えられた前記画像データの
書き込み可能指示信号を他の表示RAMにも供給する出
力器を設けたことを特徴としている。
【0024】上記例の問題点を解決するための請求項2
記載の発明は、請求項1記載のドットマトリクス表示装
置において、CPUから複数の多重化表示RAM全体に
画像データの書き込み可能状態を示す書き込み可能状態
信号が出力器に与えられると前記出力器のスイッチが動
作し、CPUから選択信号が出力されてデコーダで解読
され、前記出力器に前記画像データの書き込み可能指示
信号が出力されると、一つの表示RAMに与えられた前
記画像データの書き込み可能指示信号を他の表示RAM
にも供給することを特徴としている。
【0025】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数の多重化表
示RAM全体に画像データが書き込まれる場合に、CP
Uから複数の多重化表示RAM全体に画像データの書き
込み可能状態を示す書き込み可能状態信号が与えられる
と、スイッチの動作によりデコーダから一つの表示RA
Mに出力された画像データの書き込み可能指示の書き込
み可能指示信号を他の表示RAMにも出力する出力器を
有するドットマトリクス表示装置としているので、ドッ
トマトリクス表示器、ランプドットマトリクス表示器、
蛍光管ドットマトリクス表示器等のドットマトリクス状
に同一場所に2色もしくは2色以上の発光体を配置した
表示器の2色もしくは2色以上分の多重化された表示R
AMへの画像データの書き込みに必要な時間は色の多重
化されてない単色の表示装置の表示RAMへの画像デー
タの書き込み時間とほぼ同じ時間にできるため、多重化
表示RAMの場合のCPUへの負荷を軽減できる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のドットマトリクス表示装置において、複数の多重化
表示RAM全体に画像データが書き込まれる場合に、C
PUから複数の多重化表示RAM全体に画像データの書
き込み可能状態を示す書き込み可能状態信号が与えられ
、出力器のスイッチが動作して、デコーダから一つの表
示RAMに出力された画像データの書き込み可能指示の
書き込み可能指示の書き込み可能指示信号を他の表示R
AMにも出力する多重化表示RAMへの書き込み方式と
しているので、表示器の2色もしくは2色以上分の多重
化された表示RAMへの画像データの書き込みに必要な
時間は色の多重化されてない単色の表示装置の表示RA
Mへの画像データの書き込み時間とほぼ同じ時間にでき
るため、多重化表示RAMの場合のCPUへの負荷を軽
減できる。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るLEDド
ットマトリクス表示装置の回路構成ブロック図である。 尚、図9と同様の構成をとる部分については、同一の符
号を付して説明する。
【0028】本実施例のLEDドットマトリクス表示装
置の構成は、CPU1からのアドレス・バス、データ・
バスには画面コントローラ2、マルチプレクサ(MPX
)3、デコーダ11、多重イネーブル出力器12、バス
・ドライバ4等が接続されている。
【0029】また、赤色(R)の表示RAM(V−RA
M(R))7Rと、緑色(G)の表示RAM(V−RA
M(G))7Gはドットイメージで使用するため、文字
等を作成するためのキャラクタ・ジェネレータはこの図
1の中には使われていない。従ってV−RAM7には直
接にパラレル/シリアル(P/S)変換器8が接続され
る。
【0030】そして、LED表示部9は、内部に表示ド
ット数に一致する横1ラスタ分のシフト・レジスタを持
っており、これを全ラスタ分スキャンさせて全表示画面
を構成するものである。
【0031】更に、画面コントローラ2は、このLED
表示部9のタイミングに合わせてクロック、表示アドレ
ス、ラッチ信号を送り出し、LED表示部9の表示画面
を制御するものである。
【0032】図2の本実施例のLEDドットマトリクス
表示装置は、図1に示した回路図に於けるCPU1とデ
コーダ11、そしてV−RAM(R)7R 、V−RA
M(G)7G の接続だけを抜き出したものに、本実施
例の特徴である多重イネーブル出力器12を回路構成に
加えたものである。回路構成上、多重イネーブル出力器
12はCPU1のI/Oにマッピングしてある。
【0033】図3は多重イネーブル出力器12だけの基
本概念図である。基本原理を以下に示す。多重イネーブ
ル出力器12には、2本の入力(CS−V−RAM(R
)−N,CS−V−RAM(G)−N)と2本の出力(
CS−V−RAM(R)’−N,CS−V−RAM(G
)’−N)が設けられてる。本実施例の図2及び図3で
はRとGとで2本としているが、一般的にはN本とする
ことも可能である。多重イネーブル出力器12は、この
2本の入出力のうち一方だけにスイッチSWを設けて、
ある場合はスイッチSWを動作させて各々独立の信号と
して出力させたり、またある場合はスイッチSWを動作
させて他方の入力を無効にしてその無効になった側の出
力はもう一方の出力と同じ信号を出力することができる
構成となっている。尚、CS−V−RAM(R)−N 
又はCS−V−RAM(G)−N の入力信号は、選択
するV−RAMにLEDデータを書き込みが可能である
指示を与える書き込み可能指示信号である。
【0034】上記以外の他の多重イネーブル出力器12
への入力として、スイッチSWの切り替えの有無を指示
(多重化表示RAMへの画像データの同時書き込みを行
うか否かの指示:LEDデータ書き込み可能状態信号)
する入出力D0、当該出力器12への切り替えデータの
書き込みタイミング(ライトストローブ)信号I/OW
R−N 、現在の切り替え状態を読み込むタイミング(
リードストローブ)信号I/ORD−N がある。切り
替えの有無を指示する入出力D0 はデータ・バスから
与えられ、切り替えデータの書き込みタイミング信号I
/OWR−N は、CPU1のI/O出力IOE−Nと
ライトストローブ出力WR−Nの論理積となっており、
切り替えデータの読み込みタイミング信号I/ORD−
N は、CPU1のI/O出力IOE−Nとリードスト
ローブ出力RD−Nの論理積となっている。
【0035】次に、図3の多重イネーブル出力器12の
動作について説明する。データ・バスからは出力器12
の切り替えの有無を指示する出力D0 の1ビットが、
0又は1の信号として多重イネーブル出力器12に与え
られるようになっている。例えば、出力D0 が0(L
ow)の時には、スイッチSWがBに接続されて、V−
RAM(R)7R を選択する入力信号CS−V−RA
M(R)−N がそのまま出力信号CS−V−RAM(
R)’−Nとして出力され、またV−RAM(G)7G
 を選択する入力信号CS−V−RAM(G)−N が
そのまま出力信号CS−V−RAM(G)’−Nとして
出力される。またD0 が1(High:書き込み可能
状態信号となる)の時には、スイッチSWがAに接続さ
れてCS−V−RAM(R)−N の入力信号がCS−
V−RAM(R)’−NおよびCS−V−RAM(G)
’−Nの両方に同じ信号として出力される。
【0036】但し、デコーダ11により、CS−V−R
AM(R)−N とCS−V−RAM(G)−N の入
力信号が同時にLow(0)の状態で多重イネーブル出
力器12に入力されることはない。本実施例においては
、V−RAMを選択するCS−V−RAM(R)−N 
信号又はCS−V−RAM(G)−N 信号は、Low
(0)がV−RAMのCSに与えられた時に当該V−R
AMを選択し、High(1)がV−RAMのCSに与
えられた時には、当該V−RAMを選択しないようにな
っている。
【0037】結果として出力D0 が1(High)の
時、CPU1からV−RAM(R)7R にLEDデー
タを書き込むと、V−RAM(G)7G にも全く同じ
データが書き込まれることになる。これにより、黄色デ
ータを表示することや黄色データを消すことも、赤色単
色もしくは緑色単色の表示や消去とほぼ同じ時間ででき
ることになる。
【0038】次に、多重イネーブル出力器12の具体的
構成と動作について、図4の回路図を使って説明する。
【0039】多重イネーブル出力器12内部は、A、B
のAND回路とCのOR回路、DのNOT回路、EのD
フリップフロップ(D−ff)とFのスリーステートバ
ッファでセレクターを構成している。EのD−ffに入
力D0 のビットの1又は0がDに与えられている状態
で、信号I/OWR−N の書き込みタイミングが与え
られると、そのタイミングで入力D0 のビットをQに
出力する。
【0040】Qからの出力が、0の場合はLow(0)
がBのAND回路とDのNOT回路に出力され、BのA
ND回路はアクティブになり、DのNOT回路からの出
力は反転されてHigh(1)になるためAのAND回
路はアクティブとはならない。つまり、入力D0 のビ
ットが0の場合において、入力CS−V−RAM(R)
−Nの信号がLow(0)で入力されると、CS−V−
RAM(R)−N の信号は、そのまま出力CS−V−
RAM(R)’−Nの信号としてLow(0)で出力さ
れる。
【0041】また、この時、AのAND回路からの出力
はHigh(1)となり、CS−V−RAM(R)−N
 信号及びCS−V−RAM(G)−N 信号はデコー
ダ11により同時にLow(0)出力されることはない
からCS−V−RAM(G)−N の信号はHigh(
1)でBのAND回路に入力され、BのAND回路から
の出力はHigh(1)となり、CのOR回路への入力
は両方ともHigh(1)となるから、CのOR回路か
らの出力CS−V−RAM(G)’−Nの信号はHig
h(1)として出力される。つまり、入力D0 のビッ
トが0の場合は、入力CS−V−RAM(R)−N の
信号がLow(0)で入力されると、出力CS−V−R
AM(R)’−Nの信号はLow(0)で出力され、入
力CS−V−RAM(G) の信号がHigh(1)で
入力されると、出力CS−V−RAM(G)’−Nの信
号はHigh(1)で出力される。
【0042】入力D0 のビットが0の場合に、入力C
S−V−RAM(G)−N の信号がLow(0)で入
力され、入力CS−V−RAM(R)−N の信号がH
igh(1)で入力されると、AのAND回路はアクテ
ィブとはならず、AのAND回路からの出力はHigh
(1)となり、またBのAND回路はアクティブとなる
ため、BのAND回路からの出力はLow(0)となり
、CのOR回路からの出力CS−V−RAM(G)’−
Nの信号はLow(0)として出力され、出力CS−V
−RAM(R)’−Nの信号はHigh(1)で出力さ
れる。
【0043】また、EのD−ffのQから出力が1(H
igh)の場合は、High(1)がBのAND回路と
DのNOT回路に与えられ、BのAND回路はアクティ
ブにならないが、DのNOT回路からの出力は反転され
てLow(0)になるためAのAND回路はアクティブ
になる。つまり、入力D0 のビットが1の場合におい
て、入力CS−V−RAM(R)−N の信号がLow
(0)で入力されると、AのAND回路からの出力はL
ow(0)となり、BのAND回路の出力は、入力CS
−V−RAM(G)−N の信号のHigh/Lowに
かかわらず、High(1)となるのでCのOR回路の
出力はLow(0)となり、出力CS−V−RAM(R
)’−Nの信号と出力CS−V−RAM(G)’−Nの
信号との出力は共にLow(0)となる。つまり、入力
D0 のビットが1の場合は、入力CS−V−RAM(
R)−N の信号がLow(0)で入力されると、入力
CS−V−RAM(G)−N の信号がHigh(1)
であっても、出力CS−V−RAM(R)’−Nの信号
と出力CS−V−RAM(G)’−Nの信号は共にLo
w(0)で出力される。
【0044】通常若しくはリセット後は図4中の■の部
分の入力がLow(0)になっており、BのAND回路
がアクティブになっている。この状態では入力CS−V
−RAM(R)−N のLow(0)の入力信号は、そ
のまま出力CS−V−RAM(R)’−NのLow(0
)の出力信号となって出力され、入力CS−V−RAM
(G)−N のLow(0)の入力信号も、そのまま出
力CS−V−RAM(G)’−NのLow(0)の出力
信号となって出力される。 この通常状態では、各々の信号は各々のV−RAM7の
CS(チップセレクト)に接続されているため、各々の
V−RAMは各個独立して普通に動作するものである。
【0045】そして、黄色の表示をするためにデータを
V−RAM(R)7RとV−RAM(G)7G に書き
込みたい時は、CPU1のI/O出力からD0 のビッ
トを1に書き換える。すると、■の部分の入力がHig
h(1)になって、DのNOT回路の出力がLow(0
)となり、AのAND回路がアクティブになる。AのA
ND回路がアクティブになるとCS−V−RAM(G)
−N の信号の如何に関わらず、CS−V−RAM(G
)’−Nの信号はCS−V−RAM(R)’−Nの信号
と同一の信号になる。
【0046】この場合、CS−V−RAM(G)’−N
の信号とCS−V−RAM(R)’−Nの信号の接続先
は各々各個のV−RAM7であるが、V−RAM(R)
7R に書き込もうとした場合、CS−V−RAM(G
)’−Nの信号とCS−V−RAM(R)’−Nの信号
とは同じ信号になるため、V−RAM(R)7R とV
−RAM(G)7G は全く同じ動作でデータの書き込
みを行う。結果として一度にR、G2画面分のデータが
書けたことになり、これでLED表示部9には黄色の表
示が為される。
【0047】また、CPU1のI/OからD0 の状態
を読もうとした場合、I/ORD−N信号がLow(0
)となり、Fのスリーステートバッファがアクティブと
なり、D0 から図4中の■の部分の状態を出力さるこ
とで、現在の多重イネーブル出力器12の状態を監視で
きる。
【0048】本実施例のLEDドットマトリクス表示装
置及びLEDドットマトリクス表示装置における多重表
示RAMへのLEDデータの書き込み方式によれば、多
重イネーブル出力器12に多重化V−RAMへの同時L
EDデータ書き込み可能状態信号(D0 =1)が与え
られると、多重イネーブル出力器12のスイッチSWが
切り替わり、一つのV−RAM(R)7R に与えられ
た書き込み可能指示信号(CS−V−RAM(R)−N
 )を他のV−RAM(G)7G にCS−V−RAM
(R)’−N信号と同じ信号として出力するようになっ
ているので、多重化された表示RAMへの画像データと
なるドットデータの書き込みに必要な時間は、色の多重
化されてない単色の表示器の表示RAMへのドットデー
タ書き込み時間とほぼ同じにでき、CPU1への負荷は
色の多重化の有無に関わらず常に一定にできるのと、ソ
フトウェア開発の負荷も軽減できる効果がある。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の多
重化表示RAM全体に画像データが書き込まれる場合に
、CPUから複数の多重化表示RAM全体に画像データ
の書き込み可能状態を示す書き込み可能状態信号が与え
られると、スイッチの動作によりデコーダから一つの表
示RAMに出力された画像データの書き込み可能指示の
書き込み可能指示信号を他の表示RAMにも出力する出
力器を有するドットマトリクス表示装置としているので
、ドットマトリクス表示器、ランプドットマトリクス表
示器、蛍光管ドットマトリクス表示器等のドットマトリ
クス状に同一場所に2色もしくは2色以上の発光体を配
置した表示器の2色もしくは2色以上分の多重化された
表示RAMへの画像データの書き込みに必要な時間は色
の多重化されてない単色の表示装置の表示RAMへの画
像データの書き込み時間とほぼ同じ時間にできるため、
多重化表示RAMの場合のCPUへの負荷を軽減できる
効果がある。
【0050】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のドットマトリクス表示装置において、複数の多重化
表示RAM全体に画像データが書き込まれる場合に、C
PUから複数の多重化表示RAM全体に画像データの書
き込み可能状態を示す書き込み可能状態信号が与えられ
、出力器のスイッチが動作して、デコーダから一つの表
示RAMに出力された画像データの書き込み可能指示の
書き込み可能指示の書き込み可能指示信号を他の表示R
AMにも出力する多重化表示RAMへの書き込み方式と
しているので、表示器の2色もしくは2色以上分の多重
化された表示RAMへの画像データの書き込みに必要な
時間は色の多重化されてない単色の表示装置の表示RA
Mへの画像データの書き込み時間とほぼ同じ時間にでき
るため、多重化表示RAMの場合のCPUへの負荷を軽
減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るLEDドットマトリク
ス表示装置の回路説明図である。
【図2】図1の特徴部分を抜き出した回路説明図である
【図3】本実施例の多重イネーブル出力器の概念図であ
る。
【図4】本実施例の多重イネーブル出力器の具体的回路
図である。
【図5】一般的LEDドットマトリクス表示装置の回路
説明図である。
【図6】図5のメモリ・マッピング図である。
【図7】2色発光LEDドットマトリクス表示装置の回
路説明図である。
【図8】図7のメモリ・マッピング図である。
【図9】従来のLEDドットマトリクス表示装置の回路
説明図である。
【図10】従来のLED表示容量とV−RAMの構成関
係図である。
【符号の説明】
1  CPU 2  画面コントローラ 3  マルチプレクサ 4  バス・ドライバ 5  発振器 6  画面コントローラ用分周器 7  画面RAM 8  P/S変換器 9  LED表示部 10  伝送用分周器 11  デコーダ 12  多重イネーブル出力器 A  AND回路 B  AND回路 C  OR回路 D  NOT回路 E  Dフリップフロップ F  スリーステートバッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像データが書き込まれる複数の多重
    化表示RAMと、前記複数の多重化表示RAMに前記画
    像データを与え、前記複数の多重化表示RAMのいずれ
    かを選択する選択信号を出力するCPUと、前記複数の
    多重化表示RAMに接続し、前記選択信号を解読して前
    記複数の多重化表示RAMの内一つの表示RAMに前記
    画像データの書き込み可能を指示する書き込み可能指示
    信号を与えるデコーダとを有するドットマトリクス表示
    装置において、前記デコーダと前記複数の多重化表示R
    AMの間に、前記複数の多重化表示RAM全体に前記画
    像データの書き込み可能状態を示す書き込み可能状態信
    号が与えられると、スイッチの切り替えにより一つの表
    示RAMに与えられた前記画像データの書き込み可能指
    示信号を他の表示RAMにも供給する出力器を設けたこ
    とを特徴とするドットマトリクス表示装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のドットマトリクス表示
    装置において、CPUから複数の多重化表示RAM全体
    に画像データの書き込み可能状態を示す書き込み可能状
    態信号が出力器に与えられると前記出力器のスイッチが
    動作し、CPUから選択信号が出力されてデコーダで解
    読され、前記出力器に前記画像データの書き込み可能指
    示信号が出力されると、一つの表示RAMに与えられた
    前記画像データの書き込み可能指示信号を他の表示RA
    Mにも供給することを特徴とするドットマトリクス表示
    装置における多重化表示RAMへの書き込み方式。
JP3083339A 1991-03-22 1991-03-22 ドットマトリクス表示装置及びドットマトリクス表示装置における多重化表示ramへの書き込み方式 Pending JPH04294388A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100706846B1 (ko) * 2006-12-04 2007-04-13 (주)몰드피아 루프 캐리어의 사이드바와 크로스바의 록킹장치

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