JPH04294251A - 光学式分析装置及び光学式分析方法 - Google Patents

光学式分析装置及び光学式分析方法

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JPH04294251A
JPH04294251A JP3323324A JP32332491A JPH04294251A JP H04294251 A JPH04294251 A JP H04294251A JP 3323324 A JP3323324 A JP 3323324A JP 32332491 A JP32332491 A JP 32332491A JP H04294251 A JPH04294251 A JP H04294251A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に光学系及び光学式
分析法に関し、特にATR装置を用いる光学系及び光学
式分析方法に関するものである。
【0002】
【従来技術の説明】試料の光学定数を決定し、その物理
的及び化学的組成を確定することにより試料を分析する
光学系においては、全内部反射又は減衰全反射(ATR
)原理を用いた結晶が周知である。種々の光学系におけ
るATR結晶の例は例えば米国特許第        
明細書に示されている。これらのATR結晶光学系は多
くの光学素子を用いた複雑な光路を用いており、これに
よりこれら光学系の融通性を制限するとともに分析しう
る試料の種類及び大きさをも制限する。
【0003】このようなATR結晶光学系の一例は19
88年6月に発行された雑誌“スペクトロスコーピィー
”中の論文に開示されている。この論文中には、ハリッ
ク・サイエンティフィック社(Harrick Sci
entific Corporation) 製と思わ
れるナノサンプラが図示され説明されている。図示され
ているように、内部反射結晶は試料表面の一部に対向し
て配置した繊維状の試料を有する。又、試料平面には或
いはその近くにマスクが選択的に配置され、試料から反
射され選択されたエネルギーを結晶からそらせて光学系
の外部を通して検出器に至らしめる。試料表面の上方に
は、試料、試料表面及び試料平面を観察する可視光ビュ
ーイングシステムが配置され、試料及びマスクを試料平
面に位置決めする手助けをする。ATR結晶はこれに沿
うエネルギーを、その一端で角度を成して位置する試料
表面に向ける光パイプのように作用するようにこの光学
中に配置されている。このハリック・サイエンティフィ
ック社の光学系は複雑であり、ATR結晶を通るいかな
る可視光をも試料に伝えるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、位置
決めを正確に行ないうる簡単な構成の光学系を提供せん
とするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、顕微鏡の対物
レンズ系にATR結晶を用いる光学系、装置及び方法を
提供する。ATR結晶の平坦な或いはほぼ平坦な表面を
光学系の試料平面に配置する。試料又は基準材料を平坦
な結晶表面に圧接させてこれらを密接させることができ
る。光学系は3つの異なる動作モード、すなわち探索モ
ード、観察モード及び分析モードを有する。これら3つ
のモードのすべてにおいて、可視又は放射エネルギーが
ATR結晶を通って試料に到達する。
【0006】探索モードでは、屈折レンズのような光学
素子が光学系の光路中に配置され、これを通る可視光を
屈折させる。可視光はこのように屈折されると、ATR
結晶及び試料平面を通過して、試料平面から離間された
焦平面にある探索焦点に到達する。試料は通常の顕微鏡
試料台上に装着され且つ焦平面内でX及びY(又はR及
びO)方向に移動できるようになっており、分析者は全
試料視野を容易に探索しうるようになっている。この探
索モードでは分析上必要な表面領域を迅速に確認でき、
X及びY方向で焦平面にある探索焦点に又はそのすぐ近
くに固定しうる。次に試料台及び試料をZ方向のみで動
かして、試料上の必要な表面領域を試料平面におけるA
TR結晶の平坦な表面と接触させることができる。観察
又は分析モードのいずれかで、必要な試料表面を光学系
の“分析”又は動作焦点にある平坦な結晶表面に剛固に
対接して保持する圧力を加えるのに通常の顕微鏡の試料
台を用いることができる。
【0007】観察モードでは、屈折レンズ又はその他の
検査光学素子を光路から除外し、その代りに光学的な入
射及び出射マスクを入れる。次に分析者は入射マスク及
びATR結晶を通る光路に沿って、光学系の動作焦点に
あるATR結晶の平坦な表面を観察することができる。
【0008】ATR結晶及び試料に対する入射角及び出
射又は反射角は、フーリェ平面又はその共役平面に又は
その近くに配置した入射及び出射マスクの孔により選択
的に変えることもできる。入射及び出射マスクの孔は、
行なう分析研究に応じて寸法・形状・個数及び相対的空
間位置において選択的に変えることができる。観察モー
ドでは、分析者はマスクの孔及びATR結晶を通る光路
に沿って観察を行なって試料平面上の焦点にある試料上
の必要な表面領域を見ることができる。マスクは行なう
分析を変えるために試料を動かすことなく交換すること
ができる。
【0009】分析モードでは、放射エネルギーが第1マ
スクすなわち入射マスクと反射式顕微鏡対物レンズの入
射側半分と、ATR結晶とを通る光路に沿って通過して
試料の表面領域に至る。この場合、放射エネルギーの幾
らかが結晶を通って試料から反射すなわち出射され、そ
の後反射式顕微鏡対物レンズの出射側半分と第2マスク
すなわち出射マスクとを経て検出器に至る。この光学系
によればATR技術を用いて小さな試料を分析しうる。 更に、入射及び反射すなわち出射角を可変としうること
により、試料における放射エネルギーの浸入深さを変え
、種々の研究を行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明を実施例につき詳細に説明するに
、先ず図1には本発明による光学系及び装置を1にて総
称して示してある。この光学系は可視光源2及び放射エ
ネルギー源3を具えている。なお、ここに言う放射エネ
ルギーとは、当面の実施例にて用いる中間レンジの赤外
エネルギーを有する任意の波長帯域のエネルギーを意味
するものである。
【0011】可視光源2は可視光ビーム4を放ち、この
ビームはミラー5によって光源2及びエネルギー源3か
らの可視光ビーム及び放射エネルギービームをそれぞれ
切換えるための回動切換えミラー6に反射される。ミラ
ー6は図示の実線位置では可視光ビームを光学系の光路
に沿って90゜の角度で下方に反射する。
【0012】放射エネルギー源3は放射エネルギービー
ムを選択的に放出する。この放射エネルギービーム8は
ミラー9によって切換えミラー6の方へと反射される。 ミラー6が破線にて示す位置に回動すると、このミラー
6は放射エネルギーを光学系の光路に沿って90゜の角
度で下方に反射する。
【0013】光学系の光路は光学中心線11に沿って2
つに分ける。このために、ミラー12をアパーチュア像
面の個所、又はその近くに配置することができる。ミラ
ー12は図1に見られるように、光学中心線11の左側
に入ってくる全ての可視光エネルギービーム4又は放射
エネルギービームを有効に阻止して排除する。斯様にし
て到来エネルギーを分割することにより、ATR対物レ
ンズの方にまっすぐ進む可視又は放射エネルギーは図1
に見られるように光学中心線11の左側に沿って矢印1
4の方向にハーフビームとして進む。
【0014】本発明による光学系1は光路に沿って進む
入射可視エネルギーを選択的に見られるようにする。こ
のために光学軸に沿って回動ビームスプリッタ15も配
置する。ビームスプリッタ15が光路を横切る位置にあ
る場合に、このビームスプリッタ15は可視エネルギー
源2からの可視光ビーム4の一部分(約半分)を通すよ
うにする。このような位置におけるビームスプリッタ1
5は、分析者がビューイング(観察)ポート13を調べ
、且つビームスプリッタ15の反射性部分を利用して到
来エネルギー通路14に沿うビームを見られるようにも
する。放射エネルギー分析モードではビームスプリッタ
15を回転させて、15Aにて示すように光路から離れ
た所に位置させる。
【0015】入射してくる可視又は放射エネルギーは1
6にて総称するATR対物レンズアセンブリを通過する
。 このATR対物レンズアセンブリ16は、その入力側に
光路変更素子17又は入口マスク18のいずれかと、二
次光学部品20と、一次光学部品21とATR結晶体2
2とを具えている。ATR対物レンズアセンブリは、そ
の出力側にATR結晶体22、一次光学部品21、二次
光学部品20及び光路変更素子か、第2出口マスク23
のいずれかを具えている。一次光学部品21と二次光学
部品20は共働して反射対物レンズを形成するミラーと
し、図1で見てその左半部が入口光学部品となり、右半
部が出口光学部品となるようにするのが好適できる。
【0016】ATR対物レンズアセンブリ16から出る
エネルギーは、光学系の中心線11の右側からフィール
ドストップ34での結像後に左側へと矢印24の方向に
進む。ATR対物レンズアセンブリから出るこのエネル
ギーは分割ミラー12により検出器25へと反射される
。検出器25はATR対物レンズアセンブリ16内のA
TR結晶体22の表面に対して選択的に位置付ける試料
物質26又は基準物質27を光学的に分析するのに用い
られる。
【0017】ATR対物レンズアセンブリ16を図2に
詳細に示してある。このATR対物レンズアセンブリは
参考文献として掲げる本願人の出願に係る同時係属出願
の米国特許第487,550 号に記載されている対物
レンズアセンブリと同じ多数の構成素子で形成すること
ができる。しかし、本発明には多数の異なる特徴及び追
加の特徴も含まれるため、完全を期するために対物レン
ズアセンブリ全体につき説明する。
【0018】ATR対物レンズアセンブリ16は顕微鏡
連結管29を具えている。この管の上端部における外径
にはねじ山30を設ける。これらのねじは回転可能な顕
微鏡の対物レンズ取付台の1つに設けたねじ山につがわ
せる。 連結管29は顕微鏡の対物レンズ取付台にジャムナット
31及びロックナット32により適切に位置付けられ、
且つ所定位置に保持されるまで螺合させる。光学系の可
視及び放射エネルギーは連結管29の穴を通過する。ジ
ャム及びロックナットは顕微鏡の光路内にATR対物レ
ンズアセンブリ16を適切に位置させて、光学系の34
にて総称するフィールドストップと試料平面35との間
の距離を所定の適切な距離とする。
【0019】連結管29のまわりにガイドホルダ37を
配置し、これを連結管29により支持する。ガイドホル
ダの本体37にあけてある穴に連結管29を入れる。ガ
イドホルダ37は半径方向に貫通しているねじ穴39を
有している。第1の光学部品心立てねじ40をねじ穴3
9にねじ込み、このねじ40の内側の丸味を付けた端部
を連結管29の外径と接触させる。第1心立てねじ40
を回わすことにより、このねじを連結管29に対して半
径方向に進めたり、引っ込めたりして、ガイドホルダ3
7を光学系の中心線11に対して半径方向に或る程度調
整することができる。
【0020】ガイドホルダ37の底端部は底部さら穴4
2を有している。このさら穴はこれに固着するスライド
ガイド43を受入れる。スライドガイド43は直径方向
に延在する縦スライドスロット45を有している。スラ
イドガイド本体を通過する中心の穴46は光学系の中心
線11と同心的とし、この穴を可視又は放射エネルギー
が通過するようにする。
【0021】二次光学部品20はスライドガイド43の
底部に取付けて、この底部から懸垂する。このために、
スライドガイド43の中心の穴46を直径方向に横切る
取付けスパイダ48を設け、これを二次光学部品20の
取付けピン49に接続して、二次光学部品を光路内にて
支持する。取付けスパイダ48を直径的に適切に位置付
けることにより、ATR対物レンズアセンブリ16への
、又はこれからの可視又は放射エネルギーの有効入力及
び出力を左程妨害することなく二次光学部品を光路内に
て支持する。なお、取付けスパイダ48は入射及び出射
する可視及び放射エネルギーのハーフビーム形状と調和
してスパイダの両側に半円形の開口を規定する。
【0022】ガイドホルダ37の底部37は半径方向に
外方へと延在する環状フランジ50を有している。この
フランジ50の底壁51はスロット45の底面と水平方
向にて整列させて、スロットに半径方向からアクセスで
きるようにする。フランジ50は回転自在の外側リング
又はカラー52に対する支持体としても作用する。
【0023】外リング52は下方に延在する環状のスカ
ート53を有し、このスカートの内面にはねじ溝を切っ
てある。この外リング52のスカート53の内部に第1
の光学系21を収納する。結晶体装着用リング61の外
周面には、スカート53の内面に形成したねじ溝と螺合
するねじ溝を形成する。したがって、結晶装着用リング
61を回転させることにより、その回転方向に応じて、
リング61に取り付けてある第1光学系21は上下に変
位することになる。このように第1光学系21を上下に
移動させることによって第1光学系と第2光学系との空
間的位置関係を適切なものとして正しい光学的整合を得
ることができる。
【0024】ART 対物系を中心光軸11に対してさ
らに調整するために、外リング52の上端を半径方向に
貫通するようにねじ孔54を形成し、このねじ孔には第
1光学系をセンタリングするための第2のねじ55を螺
合する。この第2のセンタリングねじ55を半径方向に
前進または後退させることによってガイドホルダ37に
対する外リング52の半径方向の位置を調整することが
できる。このように外リング52を半径方向に移動させ
ることによって第2の光学系20に対する第1の光学系
21の位置を調整することができ、その結果として顕微
鏡の中心光軸11を中心とする適切なセンタリングを行
うことができる。
【0025】外リング52の環状スカート53の下端の
内面には座ぐり孔57を形成し、その側壁にはねじ溝5
8を形成し、このねじ溝には結晶体装着用リング61に
形成したねじ溝59を螺合する。この結晶体装着用リン
グ61は、その内方に突出するフランジ62が第1光学
系21に設けた外方に突出するフランジ63と当接する
までねじ込む。また、ATR 装着用リング61の半径
方向の外方に突出するカラー65の内周面にはねじ溝6
6を形成する。
【0026】前記カラー65に形成したねじ溝66には
、結晶体装着用の環状のブロック69の上端の外周面に
形成したねじ溝68を螺合し、結晶体装着用ブロック6
9の結晶体装着用リング61に対する垂直方向の位置を
調整できるように構成する。結晶体装着用ブロック69
には半径方向の内方に突出する肩部71を形成し、この
肩部によって、全体を符号73で示す結晶体装着用パン
の半径方向の外方に延在する環状のフランジ72を支持
する。
【0027】図4に最も明瞭に示されているように、A
TR 結晶体22は、ほぼ半球状の上面77、ほぼ円筒
状の側面78および平坦な底面79を有するのが好適で
ある。このATR 結晶体22を結晶体装着用パン72
の中心孔76に、その平坦な底面79がパン72の底壁
75の下面と同一面となるように固着する。さらに、こ
の結晶体装着用パン73は必要に応じて垂直方向にも変
位可能としてATR 結晶体22の底面79が試料平面
35内に位置するようにする。すなわち、結晶体体装着
用ブロック69を一方向または反対方向に回転させるこ
とによって、このブロックおよびこれによって支持され
た結晶体体装着用パン73を、結晶体体装着用リング6
1に対して上昇または下降させることができる。この場
合、装着用パン73は、ATR 結晶体22の底面79
が光学系の試料平面35と一致するまで上昇または下降
させる。
【0028】結晶体装着用パン73もまた半径方向に調
整してそれに支持されているATR 結晶体22を半径
方向に調整できるように構成する。すなわち、装着用ブ
ロック69には半径方向に貫通するねじ孔81を形成し
、このねじ孔に第3のセンタリング用ねじ82を螺合す
る。この第3のセンタリング用ねじ82の内方先端には
丸みを付け、これを結晶体装着用パン73の外側面83
と当接させる。したがって、第3のセンタリング用ねじ
82を前進または後退させることによって装着用パン7
3およびATR 結晶体22を光学系の中心光軸11に
対して半径方向に調整することができる。このようにA
TR 結晶体を選択的に半径方向に調整することによっ
て光学系の中心光軸11を結晶体22の中心を通るよう
にすることができる。このようにして、ATR 結晶体
22を光学系内においてその動作モードに応じて正確に
位置決めすることができる。
【0029】探索モードにおいては、光学素子を光路中
に進入させ、その方向を偏向または変化させて、試料平
面から離間した焦平面上に焦点を形成するようにする。 図2に示すように、このような光学素子としては光路中
に選択的に挿入される屈折レンズ17とすることができ
る。このために、スライドガイド43に形成したスロッ
ト45にスライド84を半径方向に挿脱自在に設ける。 このスライド84は、図3に最も明瞭に示すように平面
図で見て長方形の形状を有しており、その巾はスロット
45の巾にほぼ等しくしてこれらの間で比較的緊密なス
ライド運動が行われるようにする。さらに、スライドガ
イド43に形成したねじ孔86内にボールプランジャ8
5を螺着してスライド84の緊締力を幾分調整できるよ
うにする。このボールプランジャ85の丸みを付けた内
方端をスライド84の側面に当接させる。したがって、
ボールプランジャ85を一方向または反対方向に回転し
てボールプランジャをスライド84に対して接近させる
かまたは遠去けることによってスライドに与える圧力を
調整することができる。
【0030】前記のスライド84には符号87A およ
び87Bで示すように2つ(または3つ以上)の円形の
受けを形成する。図2に最も明瞭に示すように、これら
の受けのおのおのはスライド84を貫通する孔88と、
座ぐり孔88A とを以て構成する。これらの孔88お
よび座ぐり孔88A は協同してこれらの間に半径方向
の内方に突出する肩部89を構成し、これによって受け
87A または87B に選択的に装填される光学素子
および/ または入射マスクおよび出射マスクを支持す
る。探索モードにおいては、受け87A に装填した屈
折レンズ17が光路内に進入するようにスライド84を
位置決めする。レンズ17をこのように位置させると、
このレンズを透過した可視光は第2光学系20および第
1光学系21で反射された後、図4において鎖線91で
示すようにATR 結晶体22を透過する。この可視光
は焦平面93上の「探索」焦点92に収束される。図面
に示すように、焦平面93は、試料平面35の下側に離
間している。
【0031】探索モードにおいては、試料26の一つの
表面95が焦平面93と一致している。試料26は通常
の顕微鏡ステージ96によってそのような位置に支持さ
れており、さらに焦平面93内をXおよびY方向に移動
させて試料表面95の全体を探索し、所望の分析位置を
割り出すことができるようにする。このような探索モー
ドの機能を果たすために、分析者は、焦平面93内にあ
る試料表面95を、レンズ17、反射形対物およびAT
R 結晶体体22を介して光軸に沿って観察し、所望の
観察部位が見つかったら、この試料の部位のXおよびY
方向の位置を固定し、ステージ96をZ方向にのみ移動
させて、試料表面95を図7に示すように結晶体22の
平坦な底面79とを接触させる。この場合、ステージ9
6を利用して試料26を結晶体22に圧接させ、試料表
面95と平坦な結晶体底面79とが連続して面接触する
ようにする。このように表面を緊密に接触させることに
よって、観察モードおよびサンプリングモードにおける
正確さおよび感度を向上することができる。
【0032】これらのモードにおいては、スライド84
を図3において矢印97で示す方向に移動させて受け8
7B が光路内に進入するようにする。このスライド8
4の新たな位置を図6に示す。この受け87B には入
射マスク18および出射マスク23を選択的に装填する
が、これらのマスクは一つのディスクに一体的に形成す
るか( 図3および図6に示すように) または図1に
おいて線図的に示すように別体とすることができる。
【0033】図3に示すように、入射マスク18は半円
形状の入射開口98を有し、出射マスク23は半円形状
の出射開口99を有している。入射開口98および出射
開口99は同じ形状を有しており、また光学系の中心光
軸11に対する半径も等しくなっている。したがって、
このようなマスク装置を用いることによって試料のスペ
クトル反射特性の分析を行うことができる。さらに、図
面に示すように、入射開口98および出射開口99は、
それぞれ入射マスク18および出射マスク23の外周縁
に隣接して形成されているので、試料26に対する入射
角および出射角を大きな角度とすることができる。
【0034】入射開口および出射開口の形状、寸法およ
び半径方向の位置は行おうとする個々の分析に対する要
求に応じて種々に組み合わせたり、整合したりすること
ができる。種々の分析に対する異なる開口の組み合わせ
および整合については上述したアメリカ特許願第487
,550 号を参照することができる。
【0035】図6に示すように、入射マスク18および
出射マスク23を光路中に挿入した状態で、光学系は観
察モードおよび分析モードお行うことができる状態とな
る。 この場合、これらのマスクは光学系のフーリエ平面内に
位置することになる。本明細書においては、このフーリ
エ平面とは、この平面と交差する光線の半径方向の位置
が、この光線が対物系から出射した後または対物系に入
射した後、試料表面における入射角または反射角または
放射角と直接的に相関する、通常比例するような平面を
意味するものである。
【0036】観察モードにおいて、分析者は観察ポート
13を通して入射アパーチャ98、カセグレイン対物及
び結晶22を経る光路に沿って試料平面に位置する試料
26の表面95を観察することができる。従って、分析
者は分析研究の開始前に興味ある目標区域をATR 結
晶22を通して、選択した入射角度で試料平面35上の
有効焦点で観察することができる。この観察によれば分
析者は、試料を動かさずに、入射角及び反射又は放射角
を変化させるのに用いる入射及び射出アパーチャを変え
るだけで選択的に観察及び実験を実行することができる
【0037】分析モードでは、光源3からの狭帯域放射
エネルギーを入射マスク18のアパーチャ98、反射対
物及び結晶22を順次通して試料96に入射する。図示
の好適なATR結晶によれば、放射エネルギーは試料2
6で1回だけ反射する。放射エネルギーの若干量が試料
を構成する材料に応じて試料により吸収される。残りの
エネルギーは図7に線 101で示すように試料26か
ら反射又は放出されATR 結晶を経て反射対物へ向か
う。
【0038】ATR結晶22から反射又は放出こされた
このエネルギーは一次光学素子21及び二次光学素子2
0で反射して第2マスク23の射出アパーチャ99を経
て検出器25に到達する。従って、射出アパーチャ99
は分析のために所定の選択帯域の反射又は放出放射エネ
ルギーを収集し、残りの全ての反射又は放出放射エネル
ギーを ATR対物アセンブリ16の射出側で阻止する
【0039】検出器25に到達する射出放射エネルギー
は選択した入射及び反射角での試料26によるエネルギ
ー吸収のためにサンプル26の情報で符号化されたもの
となる。従って、試料材料26を ATR原理を用いて
放射エネルギーを ATR結晶を通して照射することに
より、小試料について、又は特定の試料の興味ある小区
域について分析することができる。
【0040】本発明の光学系及び装置の動作は以上の説
明から明らかであるものと信じるが、完全のために図1
〜7に示す光学系の簡単な説明を以下に記載する。最初
に、探索モードのセットアップのために、スイッチング
ミラー6を図1に示す実線位置に回動させ、ビームスプ
リッタ15を光路を横切るように位置させ、屈折レンズ
17を光路内に位置させ、且つ試料26又は基準材料2
7の上面95を焦点面93に位置させる。次いで、可視
光源2をターンオンさせ、分析者が観察ポート13を通
して観察する。
【0041】探索モードでは、分析者は屈折レンズ17
、反射対物及び ATR結晶を通して焦点面93にある
試料26の表面95を観察する。分析者はマイクロスコ
ープステージ制御部を操作してステージ96及び従って
試料26をX及びY方向に動かすことができる。焦点面
におけるこの2方向の移動により全試料表面95を調べ
て興味のある分析すべき区域を容易に識別することがで
きる。次いで、試料上をX及びY方向に固定し、ステー
ジ96をZ方向に動かして図5及び7に示すように試料
表面95を結晶22の底面79と密圧接させる。
【0042】次に、スライド84を矢印97の方向にイ
ンデックス移動させてレセプタクル87B を光路内に
位置させることにより光学系を観察モードに変換する。 レセプタクル87B 内に収納された入射マスク18及
び射出マスク23は選択した分析研究のための入射及び
射出アパーチャを有している。このようにスライドをイ
ンデックス移動させることにより入射マスク18と射出
マスク23を光路内に位置させる。
【0043】こうして分析者は試料の興味ある選択区域
を選択した入射角で観察することができる。もっと詳し
く言うと、可視光源2を点灯したまま、分析者がアパー
チャ98、反射対物及び ATR結晶22を通して試料
平面35上の焦点 100に位置する試料26の表面9
5上の興味ある区域を観察する。観察モードの終了時に
、光学系を放射エネルギー分析モードに変換する。
【0044】この目的のために、スイッチングミラー6
を図1の破線位置に回動させ、ビームスプリッタ15を
光路外の位置 15Aへ回動させ、入射及び射出マスク
を光路内のそれぞれの位置に維持する。次いで放射エネ
ルギー源3をターンオンして放射エネルギービーム8を
放射させ、光学系の光路に沿って進行させる。
【0045】もっと詳しく説明すると、放射エネルギー
は矢印14の方向に進行し、次いで入射アパーチャ98
、反射対物及び ATR結晶22を経て焦点 100に
位置する試料26上の興味ある表面区域に入射する。分
析する試料に応じて試料26は若干の放射エネルギーを
吸収し、残りの放射エネルギーは試料表面から反射又は
放出され、次いで図7に線 101で示すように AT
R結晶を通過する。 ATR結晶22を出た放射エネル
ギーは一次光学素子21及び二次光学素子20の第2半
部又は第2側で反射される。射出マスク23の射出アパ
ーチャ99を通過した放射エネルギーのみが収集され、
他の放射エネルギーは阻止される。射出アパーチャ99
を通過した収集エネルギーはミラー12で反射させて上
述した試料材料の分析のために検出器25に入射させる
【0046】本発明は、例えば図8〜11に示すように
他の実施例も可能である。この第2の実施例は第1の実
施例と多くの共通の素子を含み、これらの共通素子は同
一の符号で示してある。
【0047】第2の実施例では二次光学素子20を支持
するステム 49Aに通孔 105を設ける。この通孔
 105をその下端で二次光学素子20の通孔 106
と連通させる。屈折レンズ17Aを図8に最も良く示す
ように通孔 106内に位置させる。
【0048】屈折レンズ 17Aを用いる探索モードで
は、レンズマスク108をスライド84のレセプタクル
 87A内に位置させる。探索マスク 108はステム
 49A内の通孔 105及び二次光学素子20の通孔
 106の直径に等しいかこれより僅かに小さい直径の
中心孔109を有する。探索モードでは、孔 109を
光学的中心線11上に位置させ、孔 105及び 10
6と垂直方向に整列させる。
【0049】スライド84をその第1位置に位置させる
と、図8及び9に示すように探索レンズマスク 108
が探索モードのために光路内に位置される。このとき可
視光源2からの可視光が孔 109、通孔 105、通
孔 106、屈折レンズ 17A及び結晶22を順に通
って焦点面93の試料26の表面95に到達する。分析
者は上述した探索モード中、図8及び図10に 91A
で示すこの可視光路を用いる。観察モード又は分析モー
ドでは、スライド86をその第2位置に動かし、上述し
たように入射マスク18及び射出マスク23を光路内に
位置させる。この第2実施例の観察及び分析モードは上
述した第1の実施例と同一であり、図11に示してあり
、入射及び射出マスクが所定の位置にある。
【0050】以上の説明から、本発明は特許請求の範囲
に記載された発明の範囲から逸脱することなく種々の変
形や変更が可能であること明らかである。例えば、光路
変更素子17は、光路の任意の位置に挿入され可視光を
試料平面から離れた焦点面に集束する任意のタイプの光
学素子とすることができる。更に、異なる形状、異なる
動作及び光学特性、例えばマルチ反射特性を有する異な
る ATR結晶を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試料を試料平面にて ATR結晶体の表面と接
触させて観察モードに設定した本発明による光学系を概
略的に示す線図である。
【図2】屈折レンズを光路内に挿入して探索モードとし
た本発明による ATR結晶体対物レンズアセンブリの
一例を示す垂直断面図である。
【図3】スライドを選択的に位置させて、探索モードの
ために光路内に屈折レンズを位置させた状態を示してい
る図2の平面3−3での平面図である。
【図4】  探索焦平面に探索モードで試料平面から離
して配置した試料の片側表面を示している図2の点線円
で囲んだ部分の ATR結晶体、試料及び試料段を拡大
して示した図である。
【図5】図2と同様な ATR対物レンズアセンブリで
あるが、試料を ATR結晶体に当てて保持し、且つフ
ーリエ平面に入口及び出口マスクを位置させた ATR
対物レンズアセンブリの観察又は分析モードを示してい
る ATR対物レンズアセンブリの垂直断面図である。
【図6】スライドを選択的に位置させて、光路内に入口
及び出口マスクを位置させるようにした図5の平面6−
6での平面図である。
【図7】図5の点線円で囲んだ部分のATR 結晶体試
料及び試料段を拡大して示した図である。
【図8】カッセグレイン対物レンズの二次光学部品にお
ける中心の孔内に屈折性の探索レンズを位置させて探索
モードとした本発明による ATR対物レンズアセンブ
リの第2例を示す垂直断面図である。
【図9】図8の平面9−9における ATR対物レンズ
アセンブリの平面図である。
【図10】図8の点線で囲んだ部分のATR 結晶体、
試料及び試料段を拡大して示した図である。
【図11】図8に示した本発明 ATR対物レンズアセ
ンブリの第2例にて、試料を ATR結晶体の底面と接
触させ、且つ有孔入口及び出口マスクを観察又は分析モ
ードのいずれかに対して光路内に位置させるようにした
場合のATR対物レンズアセンブリの垂直断面図である
【符号の説明】
1  光学系 2  可視光源 3  放射エネルギー源 4  可視光ビーム 5  ミラー 6  回動切換えミラー 8  放射エネルギービーム 9  ミラー 11  光学中心線 12  分割ミラー 15  回動ビームスプリッタ 16  ATR 対物レンズアセンブリ17  光路変
更素子 18  入口マスク 20  二次光学部品 21  一時光学部品 22  ATR 結晶体 23  出口マスク 25  検出器 26  試料物質 27  基準物質 34  フィールドストップ 29  顕微鏡連結管 30  ねじ山 31  ジャムナット 32  ロックナット 35  試料平面 37  ガイドホルダ 38  孔 39  ねじ孔 40  第1心立てねじ 42  さら孔 43  スライドガイド 45  スライドスロット 48  取付けスパイダ 50  環状フランジ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光路に沿って放射エネルギーを選択的
    に放出する放射エネルギー源と、前記光路に沿って可視
    光を選択的に放出する可視エネルギー源と、ATR 結
    晶体が装着されている試料平面と、試料又は基準材料を
    、前記 ATR結晶の一方の表面と接する試料平面に選
    択的に位置決めする手段と、前記光路中に配置され、可
    視光又は放射エネルギーのいずれかを ATR結晶体を
    経て試料平面に入射及び集束させる光学手段と、観察モ
    ードにおいて、可視光を用いて ATR結晶体を経て試
    料平面に位置決めされている試料又は基準材料に到る光
    路に沿って選択的に観察する手段と、前記 ATR結晶
    体を通過し、この結晶体と隣接する試料又は基準材料に
    より符号化された放射エネルギーを集束及び検出し、分
    析モードにおいて符号化された放射エネルギーを用いて
    試料又は基準材料を分析する手段とを具えることを特徴
    とする光学式分析装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記 ATR結晶体がほぼ半球状の入射面及び試
    料又は基準材料と隣接する平坦面を有し、 ATR結晶
    体を通過し、この ATR結晶体と接する試料又は基準
    材料で1回だけ反射した可視光及び放射エネルギーを用
    いる光学式分析装置。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記光学手段が、前記試料面又はこれを共役な面
    に対するフーリエ面又はこれと共役な面に取りはずし可
    能に位置決めされ、ある可視エネルギー又は放射エネル
    ギーだけを前記ATR結晶体及び試料面に予め選択した
    可変入射角で選択的に入射させる第1マスク手段を含む
    光学式分析装置。
  4. 【請求項4】  請求項3に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記光学手段が、前記試料面又はこれと共役な面
    に対するフーリエ面又はこれと共役な面に取りはずし可
    能に位置決めされ、試料で反射し又は試料から放出した
    ある放射エネルギーだけを予め定めた可変角度で選択的
    に通過させる第2のマスク手段を含む光学式分析装置。
  5. 【請求項5】  請求項4に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記第1及び第2のマスクがそれぞれ開口を含み
    、これら開口が、所望の型式の分析を実行できるように
    結合及び適合されている光学式分析装置。
  6. 【請求項6】  請求項5に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記光学手段が、前記第1マスクと試料平面との
    間に位置決めしたミラー対物レンズ系の一方の半部及び
    前記試料平面と第2マスクとの間に位置決めした前記ミ
    ラー対物レンズ系の他方の半部を含む光学式分析装置。
  7. 【請求項7】  請求項6に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記光路中に配置され、前記可視光を ATR結
    晶体を経て前記試料平面から離間した焦平面に集束させ
    、探索モードにおいて試料又は基準材料を可視的に探索
    して観察すべき領域を選択できる光路変更手段をさらに
    含み、前記位置決め手段を移動させて前記観察すべき領
    域を ATR結晶体に接触させて放射エネルギー分析又
    は可視エネルギー分析を実行できるように構成した光学
    式分析装置。
  8. 【請求項8】  請求項7に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記光路変更手段が、通過する可視光を偏向させ
    て前記焦平面に焦点を形成する光学素子を含む光学式分
    析装置。
  9. 【請求項9】  請求項7に記載の光学式分析装置にお
    いて、前記光路偏向手段が、前記カセグレニアン対物レ
    ンズ系の第2の光学素子に形成した貫通孔中に位置決め
    したレンズを含み、さらに、前記光路中に選択的に位置
    決めされ、可視光を前記貫通孔及びこの貫通孔中に配置
    されたレンズを経て前記焦平面に再集束させる第3のマ
    スクを含む光学式分析装置。
  10. 【請求項10】  請求項8に記載の光学式分析装置に
    おいて、前記第1及び第2のマスクがスライド上の第1
    の位置に取りはずし可能に装着され、屈折性レンズが前
    記スライド上の前記第1の位置から離間した第2の位置
    に光学素子として取りはずし可能に装着され、前記スラ
    イドが前記光路に対して移動して、探索モードの場合前
    記屈折性レンズが光路中に位置し観察モード又は分析モ
    ードの場合第1及び第2のマスクを光路中に位置できる
    ように構成した光学式分析装置。
  11. 【請求項11】  請求項1に記載の光学式分析装置に
    おいて、さらに、前記光路中に配置され、 ATR結晶
    体を通過する可視光を試料平面から離れた焦平面に集束
    させる光路変更手段を含み、探索モードの場合試料又は
    基準材料を可視的に探索し、分析すべき領域を ATR
    結晶体に接触させて放射エネルギー分析し得るように構
    成した光学式分析装置。
  12. 【請求項12】  請求項1に記載の光学式分析装置に
    おいて、前記光学手段が、ある符号化された放射エネル
    ギー又は可視エネルギーだけを検出器に向けて選択的に
    通過させるマスク手段を含む光学式分析装置。
  13. 【請求項13】  試料又は基準材料を分析するに際し
    、(a) 開口を有するマスク手段を用いて、試料平面
    又はこれと共役な面に対するフーリエ面又はこれと共役
    な面において光路をマスクし、(1) 可視エネルギー
    又は放射エネルギーを ATR結晶体を経て試料平面に
    おいて ATR結晶体と選択的に接触する試料又は基準
    材料に予め定められた可変の入射角で選択的に入射させ
    、(2) 前記 ATR結晶体及び試料又は基準材料か
    ら放出されたエネルギーを、予め定めた可変の反射角又
    は放出角で選択的に集め、(b) 観察モードにおいて
    、前記マスク手段及び ATR結晶体を経て試料又は基
    準材料に入射する可視光を用いて試料又は基準材料を観
    察し、(c) 分析モードにおいて、試料又は基準材料
    で反射し又は放出されると共に ATR結晶体及びマス
    ク手段を通過した符号化された放射エネルギーを検出す
    ることにより試料又は基準材料を分析する試料分析方法
  14. 【請求項14】  請求項13に記載の試料分析方法に
    おいて、さらに、前記光路の方向を選択的に変化させ、
    可視光を ATR結晶体及び試料平面を経て試料平面よ
    り下側に位置する焦平面に入射させる工程を含む試料分
    析方法。
  15. 【請求項15】  請求項14に記載の試料分析方法に
    おいて、さらに、探索モードにおいて前記焦平面に一時
    的に位置決めした試料又は基準材料を観察し、試料又は
    基準材料の観察すべき領域を特定すると共にこの領域を
    前記焦平面上の焦点に位置決めし、その後前記観察すべ
    き領域を試料平面に位置する  ATR結晶体の表面に
    接触させる工程を含む試料分析方法。
  16. 【請求項16】  光学系中に配置した試料又は基準材
    料を分析するに際し、(a) はじめに、ATR 結晶
    体を通過して、このATR 結晶体から離間した焦平面
    に配置された試料に入射する可視光を用いて観察し、(
    b) 前記試料を焦平面内で初期移動させて、この試料
    の表面上の観察すべき領域を特定し、(c) 前記試料
    の観察すべき領域を、試料平面上の焦点またはその近傍
    で ATR結晶体に接触させ、(d) ATR 結晶体
    を経て前記試料平面に位置する試料に入射する可視光を
    用いて前記観察すべき領域を選択した入射角で観察し、
    (e) (1) 放射エネルギーを、前記 ATR結晶
    体を経て試料に入射させ、(2) 試料で反射し又は試
    料から放出された放射エネルギーを検出器に集めて試料
    を分析する試料分析方法。
  17. 【請求項17】  請求項16に記載の試料分析方法に
    おいて、さらに、実行すべき分析に応じて種々の大きさ
    、数、形状及び位置を選択的に有する開口を用いてマス
    クすることにより、試料への入射角及び試料での反射角
    又は放出角を変化させる工程を含む試料分析方法。
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