JPH04294154A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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Publication number
JPH04294154A
JPH04294154A JP6027391A JP6027391A JPH04294154A JP H04294154 A JPH04294154 A JP H04294154A JP 6027391 A JP6027391 A JP 6027391A JP 6027391 A JP6027391 A JP 6027391A JP H04294154 A JPH04294154 A JP H04294154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
holding means
head
inkjet head
level detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6027391A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yanagida
聡 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP6027391A priority Critical patent/JPH04294154A/ja
Publication of JPH04294154A publication Critical patent/JPH04294154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を飛翔させて
記録紙等の媒体上にインク像を形成し、常温で固体、高
温で液体のホットメルトインクを用いたインクジェット
ヘッドに関し、特にインクレベル検出機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、インク吐出位置が、インク保持手
段のインク面より下にあるインクジェットヘッドとして
は、特開昭63−87242号公報に開示されているよ
うに、インク貯蔵を行う吸収性の発泡材をインク保持手
段として用いたものが知られている。
【0003】また、ホットメルトインクを用いたインク
ジェットプリンタ装置用のインクレベル検出手段として
は、特開昭62−46650号公報に開示されているよ
うに、複数の電極板間の静電容量を検出する手段が知ら
れており、ここでは図4にその概略図を示してする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インク保持
手段として発泡材等を用いる上記のインクジェットヘッ
ドは、インクレベル検出手段を有していない。このため
、印字中に突然印字不可能になる状態が生じた。また、
インクが無くなったヘッドは交換しなければならず面倒
であった。特に、ホットメルトインクを用いたインクジ
ェットヘッドの場合、インクが固体状態と液体状態の間
で相変化をおこすため、発泡材中に気泡を含みインク吐
出が不安定になる可能性があり、ホットメルトインクの
使用が不可能であった。
【0005】また、図4に示すようなインクジェットヘ
ッドでは、インク吐出部6は、インク溜内のインク面よ
りも重力方向に対して高位置にある。従って、安定した
インク供給をするために、機構が複雑になる。また、イ
ンクレベル検出手段7がインク供給系とは別個であり、
インクジェットヘッドの体積も大きくなるため、特にホ
ットメルトインクを用いたインクジェットヘッドでは加
熱時間が長くなり、ヒータの容量も大きくする必要があ
る。そのため、ファーストプリントまでの時間がかかる
という欠点を有してした。
【0006】本発明の目的はこれらの問題点を解決し、
機構の簡単で、装置を小型軽量化した、ヘッド交換の不
要で、操作の容易なインクジェットヘッドを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
ヘッドは、インクを保持するインク保持手段と、このイ
ンク保持手段に連通し前記インクを対向する記録媒体に
吐出するノズルオリフィスとを備え、キャリッジに支承
されたインクジェットヘッドにおいて、前記インク保持
手段がインクレベル検出手段であることを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に実施例に基づき本発明を説明する。
【0009】図1は、本発明に係わるインク保持手段が
、インクレベル検出手段を兼用しているインクジェット
ヘッドの一実施例である。ここで、7はインク保持手段
兼インクレベル検出手段7を構成する複数の電極板であ
り、ある間隙dをもってコンデンサを形成している。 インク16の比誘電率ε、電極板7の極板面積S、極板
間距離dによって与えられる静電容量Cは下記の式によ
って求められる。
【0010】C=εε0S/d (ここでε0は真空中の誘電率である。)この実施例で
は、25mm×30mmの電極板を10枚、極板間距離
d=0.1mmとしている。絶縁インク16のεは2〜
3であり、一方空気のεはほぼ1であるためインク無し
の時の静電容量C=600pF、インクが極板間を完全
に満たしている時の静電容量C=1200pF〜180
0pFとなる。従って、インクレベルは、静電容量Cの
変化を電極8a、8bを通して測定することによって検
出できる。
【0011】ここで、インクがノズルオリフィス24よ
りたれていかないための、水頭差hは、インクの比重を
ρ、表面張力をσ、接触角をθ、間隙をdとすると次式
(ヤングラプラスの式)から得られる。
【0012】2σcosθ/d≧ρghこの実施例では
、σ=2×10−2Nm、θ=10deg、d=0.1
mm、ρ=750kg/m3、g=9.8m/s2であ
り、h=約50mmが得られる。hが50mm以下の場
合、このような構成でインク保持が可能になる。
【0013】ここで、インク保持手段のインク面が、イ
ンク吐出位置よりも重力方向に対して下にある場合を考
える。その場合、複数の電極板の間隙dを一定にしない
と、水頭差hにばらつきを生じ、ノズルオリフィスに、
インクが安定に供給されなくなる可能性がある。しかし
、本発明の実施例では、インク保持手段のインク面が、
インク吐出位置よりも重力方向に対して上にあるため、
複数の電極板の間隙dを一定にする必要はない。
【0014】図2は本発明の一実施例であるプリンタの
ヘッド部を示す斜視図である。同図において記録紙20
は、インクジェットヘッド23(以下ヘッドと略記する
)との距離を保たれて搬送される。ヘッド23は、記録
紙20と対向する面に二列状に複数個のノズルオリフィ
ス24を有しヘッド案内軸25、26に案内され、図示
しない駆動部材により記録紙上を走査する構造になって
いる。
【0015】図3は、本発明のヘッドの一実施例の断面
図である。同図において、1は容器状のヘッドフレーム
であり、これにフタ9が設けられている。ヘッドフレー
ム1の内部は、中央部に連通路13aのある隔壁13に
よつて二室に仕切られており、上部の一室が固体インク
15を収容するインク溜19、下部の一室が液体インク
16を収容するインク溜14になっている。そして、イ
ンク溜19とインク溜14は熱絶縁されている。隔壁1
3の下部にはインク供給用ヒータ2が接して設けられて
いる。インク溜19内のインク15は、約1000頁分
以上の、常温で固体のインクであり、インク補給要求信
号が出力されたときのみ、インク供給用ヒータ2に接し
ている部分が液化する。
【0016】インク溜14内のインク16は、常温で固
体であり、印字動作開始時はヒータ18によって融解さ
れる。ノズルオリフィス24近傍では、吐出特性との関
係から所望の粘度に達する100℃ないし200℃の所
定の温度にインクを保持する必要があるため、温度検出
センサ17により温度を検出しながらヒータ18を断続
的に通電し、インク溜14内を所定の温度に制御する。 液体インク16は、インク溜14内のインク保持手段7
によって保持され、ノズル形成基板27の近傍に配され
た圧電変換器とノズルオリフィス24との間に満たされ
る。複数の圧電変換器のうち所望のものに電圧を印加す
ることによりノズルオリフィス24から選択的にインク
滴を吐出させる。インク吐出原理及び圧電変換器の構成
は、特開昭63−297052号公報に詳述してあり、
本発明の主旨と直接関連しないため詳細な説明は省略す
る。
【0017】インク溜14内には、図1に示したような
インクレベル検出手段7が設けられている。このインク
レベル検出手段7は、ヘッド内部に残留する液体状態の
インクレベルが所定値以下であることを検出すると、イ
ンク補給要求信号を出力する。インクレベル検出手段7
からインク補給要求信号が出力されると、インク供給用
ヒータ2がオンして、インク溜19内の固体インク15
のインク供給用ヒータ2に接している部分が液化して、
インク溜14内にたれる。ある一定時間後、または、イ
ンク補給要求信号の出力が止まったとき、インク供給用
ヒータ2をオフして、インク供給用ヒータ2に接してい
る固体インク15の液化が止まり、インク溜19からイ
ンク溜14への補給が止まる。従って、固体インク15
は常時加熱されることがなく、一部のみ加熱されるため
劣化することが少ない。また、印字しながらインク供給
が可能である。
【0018】
【発明の効果】上に述べたように本発明は、インクレベ
ル検出手段とインク保持手段を兼用したため、機構の簡
単で、小型軽量化したインクジェットヘッドを構成すこ
とが可能である。また、静電容量によるインクレベル検
出手段を備えたので、ホットメルトインクを用いたイン
クジェットヘッドでのインクレベル検出が容易に行える
という効果を有する。従って、印字途中にインク切れを
おこすことが皆無になる。
【0019】また、インクレベル検出手段兼保持手段の
インク面が、インク吐出位置よりも上にあるために、イ
ンク保持手段の間隙を一定に保たなくてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットヘッドに用いられる、
インク保持手段兼インクレベル検出手段の構成図。
【図2】本発明のインクジェットヘッドを用いたインク
ジェット記録装置の構成図。
【図3】本発明のインクジェットヘッドの断面図。
【図4】従来のインクレベル検出手段の構成図。
【符号の説明】
7  インクレベル検出手段兼保持手段14  インク
溜 15、16  インク 23  インクジェットヘッド 24  ノズルオリフィス 27  ノズル形成基板 28  圧力発生部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  インクを保持するインク保持手段と、
    このインク保持手段に連通し前記インクを対向する記録
    媒体に吐出するノズルオリフィスとを備え、キャリッジ
    に支承されたインクジェットヘッドにおいて、前記イン
    ク保持手段がインクレベル検出手段であることを特徴と
    するインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】  前記インク保持手段のインク面が、ノ
    ズルオリフィスの上方にあることを特徴とする請求項1
    記載のインクジェットヘッド。
JP6027391A 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド Pending JPH04294154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6027391A JPH04294154A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド

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JP6027391A JPH04294154A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド

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JPH04294154A true JPH04294154A (ja) 1992-10-19

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ID=13137371

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JP6027391A Pending JPH04294154A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011214904A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Seiren Co Ltd 液面検知装置および液面検知装置を備えたインクジェット記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011214904A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Seiren Co Ltd 液面検知装置および液面検知装置を備えたインクジェット記録装置

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