JPH0429387Y2 - - Google Patents

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JPH0429387Y2
JPH0429387Y2 JP1985177680U JP17768085U JPH0429387Y2 JP H0429387 Y2 JPH0429387 Y2 JP H0429387Y2 JP 1985177680 U JP1985177680 U JP 1985177680U JP 17768085 U JP17768085 U JP 17768085U JP H0429387 Y2 JPH0429387 Y2 JP H0429387Y2
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JP
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temperature
body temperature
detachable member
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JP1985177680U
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JPS6284726U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、電子体温計の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、電子体温計としては、温度センサと、温
度センサの出力信号に基づいて体温を算出する算
出手段と、この算出手段により得られた体温を表
示する表示器とをそれぞれ本体に一体に組込んだ
ものが知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の電子体温計は、測定中及び測定後、
電源がオフされるまで表示器は体温を表示するも
のである。しかし、従来の電子体温計が病院等で
使用される場合には、被検者である入院患者が表
示された体温を見て、不安を感じる場合があつ
た。また、患者の中には、測定中の表示を見なが
ら、表示される体温が高くならないうちに測定部
位より電子体温計を離し、医師や看護婦に意識的
に低い体温を知らせる者があり、治療上好ましく
なかつた。
この考案は、上記不都合に鑑み、なされたもの
で、測定された体温を被検者には知らせず、医師
又は看護婦等のみ知ることができるようにした電
子体温計の提供を目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記不都合を解決するための手段として、この
考案の電子体温計は、本体と、この本体に着脱自
在に設けられた着脱部材とより成り、この着脱部
材には表示指令手段を備えると共に、前記本体に
は温度検出手段と、この温度検出手段の出力信号
に基づいて体温を算出する算出手段と、この算出
手段により得られた体温値を記憶する記憶手段
と、前記着脱部材が本体に装着されていないとき
には表示動作をせず、前記着脱部材が本体に装着
されたときにのみ、前記表示指令手段に応答して
前記記憶手段に記憶された体温を表示する表示手
段を備えたものでる。
(ホ) 作用 この考案に係る電子体温計においては、被検者
の体温を測定する時には、着脱部材を本体より取
外し、この本体が被検者の測定部位にセツトされ
る。この間、前記算出手段が温度検出手段の出力
信号に基づいて体温を算出し、記憶手段はこの体
温を記憶し、測定を終了するが、表示手段は算出
された体温を表示しない。
測定終了後、本体に着脱部材を装着し、表示指
令手段を作動させると、表示手段はこれに応答し
て、記憶手段に記憶された体温を表示器に表示す
る。従つて、被検者は自己の体温を直接知ること
ができず、着脱部材を所持する者が被検者の体温
を知ることができる。
(ヘ) 実施例 この考案の一実施例を、第1図乃至第3図に基
づいて以下に説明する。
第1図は、この考案の実施例に係る電子体温計
1において、本体2より着脱部材8を取外した状
態を示す平面図である。本体2上には、液晶表示
素子等より成るデジタル表示器3及び電源スイツ
チ4が設けられている。
本体2前端には、サーミスタ等の感温素子を金
属製保護キヤツプで被覆した温度センサ5が設け
られる。一方、本体2後端には、雌コネクタ6,
6が並設されている。
着脱部材8には、表示指令手段である表示スイ
ツチ9が設けられている。表示スイツチ9は、着
脱部材8前面より突出し、前記本体2の雌コネク
タ6,6と結合する雄コネクタ10,10に電気
的に接続されている。なお、着脱部材8の形状
は、本体2に装着した時に、第2図に示すよう
に、両者の側面及び上下面が揃うように構成され
ている。
第3図は、この実施例に係る電子体温計の回路
ブロツク図を示す。温度センサ5の出力信号は、
アナログ/デジタル(A/D)変換器11により
デジタル信号化されて、CPU(マイクロコンピユ
ータ)12に取込まれる。CPU12は、A/D
変換器11よりのデジタル信号より体温を算出す
る機能、表示スイツチ9のオンにより測定された
体温を表示器3に表示させる機能等を含んでい
る。CPU12には、測定された体温を記憶する
メモリ13と前記表示器3が接続され、さらに電
源スイツチ4並びに雌コネクタ6を介して着脱部
材8の表示スイツチ9が接続される。
次に、この実施例電子体温計1の動作を以下に
説明する。
先ず、本体2に着脱部材8を装着した状態で、
電源スイツチをオンする。次いで、着脱部材8を
本体2より取外し、被検者の測定部位に本体2を
セツトする。取外された着脱部材8は、医師、看
護婦等が所持する。
被検者の測定部位にセツトされた本体2は、体
温の測定を開始する。CPU12は、周期的に温
度センサ5で検出されている温度を算出し、その
時間当たりの上昇率が所定値以下となつた時(温
度センサ5が被検者の測定部位と温度平衡に達す
る時)、その値を体温としてメモリ13に記憶さ
せ、必要があれば電子ブザー等を付設し、その鳴
動により被検者に測定終了を報知する。この時、
表示器3に体温は表示されない。
任意時間経過後、医師、看護婦等が被検者より
本体2を回収し、着脱部材8を本体2に再び装着
し、表示スイツチ9をオンすれば、表示器3に測
定温度が表示される。医師、看護婦等は、この値
を読取つた後、電源スイツチ4をオフする。
第4図は、着脱部材の別の構成を示す。この着
脱部材18は、前面に本体2の雌コネクタ6,6
に結合される雄コネクタ20,20が突設されて
いる点で、先の実施例と同様であるが、雄コネク
タ20,20同士が短絡部材21によつてシヨー
トされている。この着脱部材18を本体2に装着
すると、短絡部材21による短絡動作により、表
示指令がCPU12に入力されることになり、直
ちに体温が表示器3に表示され、本体2より取外
すと体温の表示は行われなくなる。
なお、上記実施例の電子体温計は、着脱部材を
本体に装着したままでも体温測定を行うことがで
きる。この場合には、従来の電子体温計と同様に
作動する。
(ト) 考案の効果 この考案の電子体温計は、本体と、この本体に
着脱自在に設けられた着脱部材とより成り、この
着脱部材には表示指令手段を備えると共に、前記
本体には温度検出手段と、この温度検出手段の出
力信号に基づいて体温を算出する算出手段と、こ
の算出手段により得られた体温を記憶する記憶手
段と、前記着脱部材が本体に装着されていないと
きには表示動作をせず、前記着脱部材が本体に装
着されたときにのみ、前記表示指令手段に応答し
て前記記憶手段に記憶された体温を表示する表示
手段とを備えたものであるから、被検者に体温を
知らせることがなく、被検者に不安を与えずに体
温測定が行える利点を有する。また、被検者が測
定終了以前に測定部より電子体温計を離し、意識
的に表示器に表示される体温を低めに操作するこ
とができないため、医師や看護婦が患者の体温を
正確に知り、的確な処置を行える利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る電子体温
計において、本体より着脱部材を取外したところ
を示す平面図、第2図は、同電子体温計において
本体に着脱部材を装着した状態を示す平面図、第
3図は、同電子体温計の回路ブロツク図、第4図
は、着脱部材の他の構成を示す平面図である。 2……本体、3……表示器、5……温度セン
サ、8,18……着脱部材、9……表示スイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体と、この本体に着脱自在に設けられた着
    脱部材とより成り、この着脱部材には表示指令
    手段を備えると共に、前記本体には温度検出手
    段と、この温度検出手段の出力信号に基づいて
    体温を算出する算出手段と、この算出手段によ
    り得られた体温を記憶する記憶手段と、前記着
    脱部材が本体に装着されていないときには表示
    動作をせず、前記着脱部材が本体に装着された
    ときのみ、前記表示指令手段に応答して前記記
    憶手段に記憶された体温を表示する表示手段と
    を備えてなる電子体温計。 (2) 前記表示指令手段がスイツチである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の電子体温計。
JP1985177680U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH0429387Y2 (ja)

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JP1985177680U JPH0429387Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JP1985177680U JPH0429387Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JPS6284726U JPS6284726U (ja) 1987-05-29
JPH0429387Y2 true JPH0429387Y2 (ja) 1992-07-16

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ID=31119109

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159226A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 温度測定器
JPS6159227A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 温度測定器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159226A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 温度測定器
JPS6159227A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 温度測定器

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Publication number Publication date
JPS6284726U (ja) 1987-05-29

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