JPH04293361A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH04293361A
JPH04293361A JP3058818A JP5881891A JPH04293361A JP H04293361 A JPH04293361 A JP H04293361A JP 3058818 A JP3058818 A JP 3058818A JP 5881891 A JP5881891 A JP 5881891A JP H04293361 A JPH04293361 A JP H04293361A
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JP
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circuit
quantization
signal
block
data
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JP3058818A
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Akihiro Katayama
昭宏 片山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーファクシミリカ
ラー画像ファイル等の画像処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高能率な符号化として適応離散コ
サイン変換符号化(ADCT)方式が知られている。こ
の方式の概要は以下の通りである。 1)例えば、画像をYCrCb信号に変換し、人の視覚
特性を考慮してY:Cr:Cbを4:1:1、あるいは
4:2:2の割合でサブサンプリングする。以下、4:
1:1の場合について説明する。 2)画像をN×N(例えば8×8)画素ブロックに分割
し、N×N画素ブロック単位にコサイン変換を施す。 3)変換された係数を適当な量子化ステップ(例えば図
3に示す量子化マトリクス)で量子化する。 4)DC(直流)成分に対しては前ブロックのDC成分
との差分をとり、その値をハフマン符号化する。 5)AC(交流)成分に対しては、まずジグザグスキャ
ン(図7に示す)により一次元系列に変換し、非0の係
数の値とそこまでの0ランの長さにより、ハフマン符号
化を行う。 6)上記2)−5)をY、Cr、Cb各成分に対して行
ない、図13に示すようにY成分4ブロックに対してC
r、Cb成分をそれぞれ1ブロックずつの割合で伝送す
る。但し、Cr、Cbの1ブロックはY成分の4ブロッ
クに対応している。
【0003】復号側では、上記の1)−6)を逆に行う
ことにより復号画像を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では統計的な性質の違う画像に対しても同じ量子化
マトリクスを用いていたため、最適な量子化が行われず
、画像の品位が低下するという欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、画質を維持しつつ、高
能率の符号化を行なうことができる画像処理方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の画像処理装置は、画素毎の輝度情報と色情報
とを発生する発生手段と、前記色情報について複数画素
で1つの色情報を抽出する抽出手段と、前記輝度情報と
前記抽出手段により抽出された色情報とを所定サイズの
ブロック毎に量子化する量子化手段と、前記量子化手段
による量子化ステップを、前記輝度情報と前記色情報に
ついて異なる方法で決定する制御手段とを有することを
特徴とする。
【0007】また、本発明の画像処理方法は、画素毎の
輝度情報と色情報とを発生し、前記色情報について複数
画素で1つの色情報を抽出し、前記輝度情報と前記抽出
手段により抽出された色情報とを所定サイズのブロック
毎に量子化する画像処理方法であって、前記量子化のス
テップを前記輝度情報に対しては、前記ブロックの属性
に応じて変化させ、前記色情報に対しては固定とするこ
とを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は本発明のブロック図である。以下の説
明では直交変換時の色空間をYCrCbとしているが、
これに限らず、YIQあるいはYUVあるいはL*a*
b*などでもよい。
【0009】1は、CCDセンサによって構成されるイ
メージリーダーや、ホストコンピュータ、スチルビデオ
カメラ、ビデオカメラ等の画像入力装置、2は色成分を
変換する色信号(RGB−YCrCb)変換回路、3は
色差信号をサブサンプリングするサブサンプリング回路
、4は複数画素からなるブロックを切り出すためのライ
ンメモリ、5は二次元離散コサイン変換(DCT)回路
、6は二次元離散コサイン変換された係数を量子化する
量子化回路、7は量子化テーブル切替回路、8はエント
ロピエンコーダである、。また、9はエントロピデコー
ダ、10は逆量子化回路、11は逆量子化テーブル切替
回路、12は逆離散コサイン変換回路、13はY信号2
ブロック分、CrCb信号をそれぞれ1ブロック分ずつ
保持するバッファ、14は2ブロックライン中の下1ブ
ロックラインに対応するCrCb信号を保持しておくラ
インメモリ、15は2ブロックライン中の上下どちらの
ブロックラインを処理しているかにより色差信号をバッ
ファ13から読出すかラインメモリ14から読出すかを
選択するセレクタ、16は色差信号をアップサンプリン
グするアップサンプリング回路、17は色信号(YCr
Cb−RGB)変換回路、18は出力用のラインメモリ
、19はレーザービ−ムプリンタ、インクジェットプリ
ンタ、ディスプレイ表示装置等の画像出力装置である。
【0010】まず1より入力された画像データは画素毎
に逐次RGB−YCrCb変換されながら、かつ色差信
号CrCbは予め設定された比率にサブサンプリングさ
れ、ラインメモリ4に格納される。このラインメモリは
図15に示すような2ブロックライン分、つまり6N(
Nは2次元離散コサイン変換を行うときの一辺の長さ(
画素数)で、以下N=8とする)ライン分のデータが保
持できるメモリである。
【0011】このラインメモリ4からのデータの読出し
順序を図2を用いて説明する。ここでは説明を簡単にす
るために、画像サイズを48×48画素、二次元離散コ
サイン変換を8×8で行う。またサブサンプリング比を
一例としてY:Cr:Cb=4:1:1とする。
【0012】まず最初の2ブロックラインのデータ(R
GB−YCrCb変換、サブサンプリング済み)がライ
ンメモリ4に格納される。このデータ構造をわかりやす
く図示すると、図2のようになる。Y1a、Y1b、Y
1c、Y1dに対応する色差成分がCr1、Cb1であ
る。同様にY2a、Y2b、Y2c、Y2dに対応する
色差成分がCr2、Cb2であり、Y3a、Y3b、Y
3c、Y3dに対応する色差成分がCr3、Cb3であ
る。二次元離散コサイン変換部5に転送されるデータ順
序は、Y1a、Y1b、Cr1、Cb1、Y2a、Y2
b、Cr2、Cb2、Y3a、Y3b、Cr3、Cb3
、Y1c、Y1d、Y2c、Y2d、Y3c、Y3dと
なる。 より一般的に記述すれば、Y1a、Y1b、Cr1、C
b1、Y2a、Y2b、Cr2、Cb2、…、Ysa、
Ysb、Crs、Cbs、Y1c、Y1d、Y2c、Y
2d、…、Ysc、Ysdとなる。即ち、図14に示す
ようになる。但し、画像の主走査方向の画素数をKとす
ると、s=K/(2N)である。上記の順に二次元離散
コサイン変換することにより、デコーダ側において出力
用ラインメモリの削減が行える。これについては、デコ
ーダ部の説明のときに詳述する。ここではYia、Yi
b、Cri、Cbi(但し、i=1,…,s)の順に送
出されるとしたが、この4ブロックを一組にして考えら
れているので、一組のなかではブロックの順序がどのよ
うになっていても構わず、例えば、Yia、Cri、C
bi、Yib、などの順序でも良い。
【0013】二次元離散コサイン変換回路5では下記数
1に示す処理が行われる。
【0014】
【外1】
【0015】続いて二次元離散コサイン変換後の係数値
を量子化回路6において線形量子化する。その時の量子
化ステップサイズは、量子化テーブル切替回路7に格納
されている。量子化テーブルには、写真用Yデータと文
字用YデータとCrCbデータ用があり、Y信号に対し
ては前ブロックの文字/写真判定結果に応じて写真用Y
データ量子化テーブルと文字用Yデータ量子化テーブル
とが切り替えられ、またCrCb信号に対してはCrC
bデータ用量子化テーブルに切り替えられる。図3に量
子化テーブルの一例を示す。
【0016】エントロピエンコーダ8において量子化さ
れた係数の符号化が行われ、符号データとして送信され
る。
【0017】次に、受信した符号データはエントロピデ
コーダ10により復号され、DCT係数の逆量子化が1
1において行われる。この時逆量子化テーブル切替回路
11には、逆量子化のためのテーブルとして量子化テー
ブル切替回路7のテーブルと同一のものが内蔵されてお
り、Y信号に対しては前ブロックの文字/写真判定結果
に応じて写真用Yデータ量子化テーブルと文字用Yデー
タ量子化テーブルとが切り替えられ、またCrCb信号
に対してはCrCbデータ用量子化テーブルに切り替え
られる。逆量子化の済んだDCT係数は12において二
次元逆離散コサイン変換がなされ、その結果がバッファ
13に格納される。二次元逆離散コサイン変換回路12
では、以下の数2の処理が行われる。
【0018】
【外2】
【0019】バッファ13にはY信号を2ブロック分と
Cr,Cb信号をそれぞれ1ブロック分ずつ格納できる
。この時、Cr,Cb信号の下1ブロックラインに対応
するデータをラインメモリ14に格納する。これを図4
を用いて説明する。
【0020】処理は画像を2ブロックラインずつに分割
し、2ブロックラインを単位として処理を行うので、例
として、ある2ブロックラインについて説明する。まず
送られてくるデータは、Y1a、Y1b、Cr1、Cb
1、Y2a、Y2b、Cr2、Cb2、…、Ysa、Y
sb、Crs、Cbs、であるY1a、Y1bに対応す
る部分をRGBデータに変換するためにはCr1、Cb
1のそれぞれ上半分、  つまり8×4個ずつのデータ
が必要である。残りの下半分は下1ブロックラインのY
1c、Y1dに対応する部分をRGBデータに変換する
ために必要である。そこでCr、Cbのそれぞれ下半分
(図4の斜線部分)をラインメモリに保持しておく。下
1ブロックラインに対応するY1c、Y1d、Y2c、
Y2d、…、Ysc、Ysdが送られてきたときは、必
要とするCr,Cbデータをラインメモリから読出して
使えば、RGBデータに変換する事ができる。上記の処
理を行うためのラインメモリはこの場合4個(N/2)
である。
【0021】15はセレクタである。ここでは2ブロッ
クライン中の上1ブロックラインの時はバッファ13か
らの入力を出力し、下1ブロックラインの処理の時はラ
インメモリ14からの入力を出力する。16はセレクタ
15からの出された色差データを補間するアップサンプ
リング回路である。17はYCrCbデータをRGBデ
ータに変換する色信号(YCrCb−RGB)変換回路
である。18は出力用のラインメモリである。YCrC
b−RGB変換部17から出力されたRGBデータは、
ここで一旦バッファリングされ、ラスター毎に復号画像
として出力される。
【0022】図5はエントロピエンコーダ8のブロック
図である。
【0023】20はジグザグスキャン回路、21はセレ
クタ、22はブロック遅延回路、23は加算器、24は
グループ化回路、25は1次元ハフマン符号化回路、2
6は1次元ハフマン符号テーブル、27は比較器、28
はカウンタ、29はグループ化回路、30は2次元ハフ
マン符号化回路、31はハフマン符号テーブル、32は
セレクタである。
【0024】まずジグザグスキャン回路20に送られて
くる係数列を図7に示す順番に変換する。次にセレクタ
21において係数を直流(DC)成分と交流(AC)成
分に分け、DC成分をブロック遅延回路22に入れる。 ここでは、YCrCbそれぞれの一つ前のブロックのD
C成分が保持されており、加算器23において対応する
成分の前ブロックDC成分との差分演算が行われる。差
分をとった後の結果はグループ化回路24に入り、ここ
で図11に示すグループに分類し、グループ番号を出力
すると同時に表2に示す付加ビットも出力する。1次元
ハフマン符号化回路15ではグループ番号がハフマン符
号化される。またセレクタ21において係数がAC係数
の場合、その係数を比較器27に入力する。比較器27
では入力されたAC係数が0か否かが判定され、0なら
ばカウンタ28において0ランの長さがカウントされる
。0でなければグループ化回路29において有効係数値
を図18のように分類し、グループ番号と図17に示す
付加ビットを出力する。出力されたグループ番号と0ラ
ンのラン長は2次元ハフマン符号化回路30においてハ
フマン符号化される。1次元ハフマン符号化回路15か
ら出力される信号とグループ化回路24から出力される
付加ビット信号と2次元ハフマン符号化回路30から出
力される信号とグループ化回路29から出力される付加
ビット信号はセレクタ32において所定の順番に符号デ
ータとして送出される。
【0025】図6は、エントロピデコーダ10のブロッ
ク図である。
【0026】39はセレクタ、40は1次元ハフマン復
号回路、41は2次元ハフマン復号回路、42、43は
グループ復号回路、44は零出力回路45は加算器、4
6はブロック遅延回路、47はジグザグスキャン変換回
路である。
【0027】まず所定の順番に送られてきた符号データ
はセレクタ39によりそれぞれ対応する回路に入力され
る。すなわち、1次元ハフマン符号化回路15から出力
される信号は1次元ハフマン復号回路40に入り、グル
ープ化回路24から出力される付加ビット信号はグルー
プ復号回路42に入り、2次元ハフマン符号化回路30
から出力される信号は2次元ハフマン復号帰路41に入
り、グループ化回路29から出力される付加ビット信号
はグループ復号回路43に入る。1次元ハフマン復号回
路40において入力された信号が複合され、グループ復
号回路42に入る。ここで、入力された付加ビット信号
と復号されたグループ番号信号によりDC係数の差分値
を復号する。そしてブロック遅延回路46から出された
前ブロックのDC係数値の差分がとられ、正しいDC係
数値が復号される。2次元ハフマン復号回路41では入
力された信号が復号される。2次元ハフマン復号回路4
1で復号された信号のうちの0ランのラン長を表わす信
号は零出力回路44に入り、ここでその信号値に応じた
計数値“0”がジグザグスキャン変換回路47に入る。 また2次元ハフマン復号回路41で複合された信号のう
ちのAC係数のグループ番号を示す信号はグループ復号
回路43に入り、入力された付加ビット信号と復号され
たグループ番号信号により正しいAC係数値が復号され
、その結果はジグザグスキャン変換回路47に入る。 ジグザグスキャン変換回路47は入力されたデータを所
定の順に並べて出力する。
【0028】図8は量子化テーブル切替回路7のブロッ
ク図である。
【0029】量子化回路6から出力されたY信号101
は、逆量子化回路51に入り、ここでDCT係数の逆量
子化が行われる。この時の逆量子化テーブルはこのDC
T計数を量子化した時と同じものである。逆量子化され
た信号は2次元逆離散コサイン変換回路52において復
号され、バッファ53に保持される。従ってバッファ5
3にはN×N画素のYデータが存在している。バッファ
53に格納された画像データに対して判定回路54では
文字/写真の判定が行われ、その結果がブロック遅延回
路55に入力される。ここで用いた文字/写真判定方式
は、ブロック内にエッジが存在するときこのブロックを
文字領域と考え、エッジが存在しなければ写真領域と考
える方式である。エッジの検出方法としては、ラプラシ
アンを用いる方式やブロック内の最大値と最小値の差が
あるち値(たとえば50)以上の場合エッジが存在する
と考える方法がある。本発明においては後者を用いたが
、上記の判定方法に限らず文字/写真の判定が出来る方
式であれば良い。ブロック遅延回路55では次のY信号
の量子化が量子化回路6において始まるまで遅延され、
その後セレクタ56にY信号用量子化テーブルの切替信
号を出力する。この切替信号にしたがって、切替信号が
文字であるならば文字用Y信号量子化テーブル58から
の信号をセレクタ57に出力し、写真であるならば写真
用Y信号量子化テーブル59からの信号をセレクタ57
に出力する。セレクタ57では、不図示のCPUからの
切替信号により、CrCb信号量子化テーブル60から
の信号とセレクタ56からの信号を切り替えて出力する
【0030】上記のように、量子化テーブル切替回路7
では、一旦2次元離散コサイン変換され、量子化された
Y(輝度)信号を元のY(輝度)信号に復号し、復号さ
れたY(輝度)信号から文字/写真判定を行い、この結
果を次のブロックのY(輝度)信号量子化にフィードバ
ックする、つまり次のブロックのY(輝度)信号量子化
時の量子化テーブルを切り替えるということが行われる
。これにより画像の局所的性質にあった量子化が行え、
画質が向上する。また復号側の逆量子化切替回路11で
は、上記と同様のことを行うことにより、符号化側と同
期させて量子化テーブルを切り替えることができるので
符号データを正しく復号できる。
【0031】図9に逆量子化テーブル切替回路11のブ
ロック図を示す。71は判定回路、72はブロック遅延
回路、73、74はセレクタ、75は文字用Y信号量子
化テーブル、76は写真用Y信号量子化テーブル、77
はCrCb信号量子化テーブルである。これらの回路の
構成及び動作はそれぞれ判定回路54、ブロック遅延回
路55、セレクタ56、57、文字用Y信号量子化テー
ブル58、写真用Y信号量子化テーブル59、CrCb
信号量子化テーブル60と同じである。
【0032】なお、上述のサブサンプリング回路3のか
わりに、複数画素の平均値等の代表値を演算する回路を
設けても良い。
【0033】(実施例2)本実施例の量子化テーブル切
替回路7及び逆量子化テーブル切替回路11においては
、Y用の量子化テーブルのみを切り替えるようにしたが
、これに加えてCrCb用の量子化テーブルも切り替え
るようにすることができる。
【0034】図10は量子化テーブル切替回路のブロッ
ク図である。
【0035】量子化回路6から出力された信号101が
Y信号の場合を考える。この信号は、逆量子化回路81
に入り、ここでDCT係数の逆量子化が行われる。この
時の逆量子化テーブルはこのDCT係数を量子化した時
と同じものである。逆量子化された信号は2次元逆離散
コサイン変換回路82において復号され、バッファ83
に保持される。従ってバッファ83にはN×N画素のY
データが存在している。バッファ83に格納された画像
データに対して判定回路84では文字/写真の判定が行
われ、その結果がブロック遅延回路85に入力される。 ここで用いた文字/写真判定方式は、ブロック内にエッ
ジが存在するときこのブロックを文字領域と考え、エッ
ジが存在しなければ写真領域と考える方式である。エッ
ジの検出方法としては、ラプラシアンを用いる方式やブ
ロック内の最大値と最小値の差がある値(たとえば50
)以上の場合エッジが存在すると考える方法がある。 本発明においては後者を用いたが、上記の判定方法に限
らず文字/写真の判定ができる方式であれば何でも良い
。ブロック遅延回路85では次のブロックのY信号の量
子化が量子化回路6において始まるまで遅延が行われ、
その後セレクタ86にY信号用量子化テーブルの切替信
号111を出力する。この切替信号111にしたがって
、切替信号が文字であるならば文字用Y信号量子化テー
ブル89aからの信号をセレクタ57に出力し、写真で
あるならば写真用Y信号量子化テーブル89bからの信
号をセレクタ88に出力する。
【0036】次に信号101がCrの場合を考える。こ
の信号は、逆量子化回路81に入り、ここでDCT係数
の逆量子が行われる。この時の逆量子化テーブルはこの
DCT係数を量子化した時と同じものである。逆量子化
された信号は2次元離散コサイン変換回路82において
復号され、バッファ83に保持される。従って、バッフ
ァ83にはN×N画素のCrデータが存在している。バ
ッファ83に格納された画像データに対して判定回路8
4では文字/写真の判定が行われ、その結果がブロック
遅延回路85に入力される。ブロック遅延回路85では
次のブロックのCr信号の量子化が量子化回路6におい
て始まるまで遅延が行われ、その後セレクタ87にCr
Cb信号用量子化テーブルの切替信号112を出力する
。この切替信号112にしたがって、切替信号が文字で
あるならば文字用CrCb信号量子化テーブル89cか
らの信号をセレクタ87に出力し、写真であるならば写
真用CrCb信号量子化テーブル89dからの信号をセ
レクタ88に出力する。
【0037】セレクタ88では、不図示のCPUからの
切替信号により、セレクタ86からの信号とセレクタ8
7からの信号を切り替えて出力する。
【0038】図11は、逆量子化テーブル切替回路のブ
ロック図である。90は判定回路、91はブロック遅延
回路、92,93,94はセレクタ、95aは文字用Y
信号量子化テーブル、95bは写真用Y信号量子化テー
ブル、95cは文字用CrCb信号量子化テーブル、9
5dは写真用CrCb信号量子化テーブルである。これ
らの回路の構成及び動作はそれぞれ判定回路84、ブロ
ック遅延回路85、セレクタ86,87,88、文字用
Y信号量子化テーブル89a、写真用Y信号量子化テー
ブル89b、文字用CrCb信号量子化テーブル89c
、写真用CrCb信号量子化テーブル89dと同じであ
る。
【0039】図12に、ここで用いた量子化テーブルの
一例を示す。
【0040】(実施例3)本発明は、画像ファイリング
装置にも使用できる。その場合は、図1の符号データ出
力及び符号データ入力を光磁気ディスク等の記憶装置を
有する画像ファイリング装置に接続すればよい。
【0041】以上のように、本発明の実施例によれば、
前ブロックの属性を判定し、適応的に量子化テーブルを
変更できるので、従来にくらべて高画質な画像の符号化
が可能である。
【0042】なお、上述の実施例においては、量子化ス
テップの決め方として、テーブル選択を用いたが、例え
ば、フィールドバックループを設けて所定の符号長とな
るような量子化ステップを求めるようにしてもよい。そ
の際、輝度情報と色情報とで、フィードバックの回数を
変えたり、色情報については、フィードバックさせない
で決めるなどの方法としてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、画質を維持
しつつ、高能率の符号化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像符号化装置のブロック図
【図2】ラインメモリ4に格納されるデータの構造を説
明するための図。
【図3】量子化テーブルの一例。
【図4】ラインメモリ14に格納するデータを示すため
の図。
【図5】エントロピエンコーダ8のブロック図。
【図6】エントロピデコーダ10のブロック図。
【図7】ジグザグスキャンの順番を示す図。
【図8】量子化テーブル切替回路7のブロック図。
【図9】逆量子化テーブル切替回路11のブロック図。
【図10】実施例2の量子化テーブル切替回路のブロッ
ク図。
【図11】実施例2の逆量子化テーブル切替回路のブロ
ック図。
【図12】実施例2の量子化テーブルの一例。
【図13】従来のブロックインターリーブ時のデータ構
造。
【図14】本発明のブロックインターリーブ方式のデー
タ構造。
【図15】ブロックラインの概念を説明する図。
【図16】DC係数の差分値のグループ化のためのテー
ブル。
【図17】付加ビットのテーブル。
【図18】AC係数のグループ化のためのテーブル。
【符号の説明】
7  量子化テーブル切替回路 11  逆量子化テーブル切替回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画素毎の輝度情報と色情報とを発生す
    る発生手段と、前記色情報について複数画素で1つの色
    情報を抽出する抽出手段と、前記輝度情報と前記抽出手
    段により抽出された色情報とを、所定サイズのブロック
    毎に量子化する量子化手段と、前記量子化手段による量
    子化ステップを、前記輝度情報と前記色情報について異
    なる方法で決定する制御手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】  前記輝度情報と前記色情報は、直交変
    換により周波数成分に、変換された情報であることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】  更に前記量子化手段により量子化され
    た輝度情報と色情報を符号化する符号化手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】  前記制御手段は、前記量子化手段によ
    る量子化ステップを、前記輝度情報に対しては、前記ブ
    ロックの属性に応じて変化させ、前記色情報に対しては
    固定とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】  前記ブロックの属性の判定は、既に符
    号化済のデータから求めることを特徴とする請求項4記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】  前記、ブロックの属性の判定は、既に
    符号化済の輝度データから求めることを特徴とする請求
    項4記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】  画素毎の輝度情報と色情報とを発生し
    、前記色情報について複数画素で1つの色情報を抽出し
    、前記輝度情報と前記抽出手段により抽出された色情報
    とを、所定サイズのブロック毎に量子化する画像処理方
    法であって、前記量子化手段のステップを、前記輝度情
    報に対しては、前記ブロックの属性に応じて変化させ、
    前記色情報に対しては固定とすることを特徴とする画像
    処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009060474A (ja) * 2007-09-01 2009-03-19 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

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