JPH04293363A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH04293363A
JPH04293363A JP3058810A JP5881091A JPH04293363A JP H04293363 A JPH04293363 A JP H04293363A JP 3058810 A JP3058810 A JP 3058810A JP 5881091 A JP5881091 A JP 5881091A JP H04293363 A JPH04293363 A JP H04293363A
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JP
Japan
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signal
color
image processing
luminance signal
luminance
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JP3058810A
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English (en)
Inventor
Akihiro Katayama
昭宏 片山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラーファクシ
ミリやファイルシステムなどに適用可能な画像方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高能率な符号化方式として適応離
散コサイン変換符号化(いわゆるADCT方式)が知ら
れている。この方式の概要は以下の通りである。
【0003】1)例えば、カラー画像をYCrCb信号
に変換し、人の視覚特性を考慮してY:Cr:Dbを4
:1:1、あるいは4:2:2の割合でサブサンプリン
グする。以下、4:1:1にサブサンプリングした場合
について説明する。
【0004】2)画像をN画素×N画素(例えば8画素
×8画素)ブロックに分割し、N画素×N画素ブロック
単位に離散コサイン変換(DCT)を施す。
【0005】3)変換された係数を量子化ステップ(例
えば図3に示す量子化マトリクス)で量子化する。図3
において(a)は輝度信号Yを量子化するための輝度量
子化テーブルであり、(b)は、色度信号Cr,Cbを
量子化するための色度量子化テーブルである。
【0006】4)量子化された変換係数のうちDC成分
に対しては前ブロックのDC成分との差分をとり、その
値をハフマン符号化する。
【0007】5)量子化された変換係数のうちAC成分
に対しては、まずジグザグスキャン(図8に示す)によ
り一次元系列に変換し、非0の計数の値とそこまでの0
ランの長さにより、ハフマン符号化を行う。
【0008】6)上記2)−5)をY、Cr、Cbに対
して行い、図12に示すようにY成分4ブロックに対し
てCr、Cb成分をそれぞれ1ブロックずつの割合で伝
送する。但し、Cr、Cbの1ブロックはY成分の4ブ
ロックに対応している。
【0009】復号側では、上記の1)−6)を逆に行う
ことにより復号画像を得る。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例ではY成分4ブロックとCr、Cb成分1ブロ
ックを組にして送るため、復号側でライン単位に復号す
るには、6N(R、G、Bそれぞれに対して2N。つま
り48)ラインのメモリを用意しておく必要があった。
【0011】そのため、復号側での回路構成が大きくな
ってしまうという欠点があった。
【0012】またかかる問題は、符号化側においても同
様に生じていた。
【0013】本発明は、かかる従来技術に鑑みてなされ
たものであり、効率の良い画像データの伝送と、回路構
成の簡略化を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の画像処理方法は、カラー画像信号をあらわす
輝度信号と色信号を発生し、前記輝度信号と前記色信号
を複数画素からなるブロック毎に符号化し、前記符号化
された輝度信号と色信号を出力する画像処理方法であっ
て、ある画素について、符号化された輝度信号より先に
符号化された色信号を出力する出力モードと、符号化さ
れた輝度信号の後に符号化された色信号を出力する出力
モードを有することを特徴とする。
【0015】また符号化された輝度信号と色信号を入力
し、復号化す画像処理方法であって、ある画素について
前記符号化された輝度信号より先に符号化された色信号
を入力する入力モードと、符号化された輝度信号の後に
符号化された色信号を入力する入力モ−ドを有すること
を特徴とする。
【0016】また、本発明の画像処理装置は、カラー画
像をあらわす輝度信号と色信号を発生する手段、前記輝
度信号と前記色信号を複数画素からなるブロック毎に符
号化する手段、前記符号化手段により符号化された輝度
信号と色信号を出力する手段とを有し、前記出力手段は
、ある画素について輝度信号より先に色信号を出力する
出力モードと、輝度信号の後に色信号を出口する出力モ
ードが生じるように前記符号化された輝度信号と色信号
を出力することを特徴とする。
【0017】また、符号化された輝度信号と色信号を入
力する手段、前記符号化された輝度信号と色信号を復号
化する手段とを有し、前記入力手段は、ある画素につい
て、符号化された輝度信号より先に符号化された色信号
を入力する入力モードと、符号化された輝度信号より後
に簡易化された色信号を入力する入力モードを有するこ
とを特徴とする。
【0018】また、カラー画像をあらわす輝度信号と色
信号を発生する手段、前記輝度信号と色信号を所定のラ
イン毎に伝送する伝送手段とを有し、前記伝送手段は、
前記輝度信号の1ライン分の伝送の間に前記色信号を伝
送する伝送モードと、前記輝度信号の1ライン分の伝送
を連続的に行う伝送モードを有することを特徴とする。
【0019】また、カラー画像をあらわす輝度信号と色
信号を発生し、前記輝度信号と色信号を所定のライン毎
に伝達する画像処理方法であって、前記輝度信号の1ラ
イン分の伝送の間に前記色信号を伝送する伝送モードと
、前記輝度信号の1ライン分の伝送を連続的に行う伝送
モードを有することを特徴とする。
【0020】
【実施例】以下に説明する本発明の実施例は、直交変換
符号化を用いる画像処理装置において、主走査方向の画
素数をK、直交変換のブロック1辺長さをN、仮想的に
画像を帯状(2ブロックライン)に分割して考えるとき
、 (1)色成分を4:1:1にサブサンプリングする場合
、上1ブロックライン中の輝度(Y)成分2ブロックと
それに対応する色(Cr、Cb)成分それぞれ1ブロッ
クを組にしてK/(2N)組伝送し、残りの下1ブロッ
クライン中のY成分をK/Nブロック伝送し、上記を画
像の全ての2ブロックラインに施すことにより符号化す
ることを特徴とする。
【0021】即ち図13に示すように 1)Y成分2ブロックとそれに対応するCr、Cb成分
それぞれ1ブロックを組にしてK/(2N)組伝送する
【0022】2)残りのY成分をK/Nブロック伝送す
る。
【0023】上記1)、2)を2ブロックライン毎に繰
り返すことにより符号データの伝送を行う。ここで2ブ
ロックラインとは、図14に示すように、画像を2Nラ
インずつ帯状に分割したものを指す。
【0024】復号側では、上記1)により伝送されたデ
ータによりNライン分のデータを復号できる。この時、
復号したデータを保持するために必要なラインメモリは
3N個(R、G、Bそれぞれに対してNライン)である
。また、1)で伝送されるCr、Cbデータのうち、2
)で伝送されるデータに対応する部分(これを保持する
のに必要なラインメモリはN/2個)を保持しておき、
2)のデータを加えることで次のNライン分のデータが
復号できる。
【0025】したがって、本発明においては復号には、
ラインメモリを(7N)/2個用意すればよい。N=8
の場合は、6N−(7N)/2=48−28=20個の
ラインメモリの節約になる。以下詳細を説明する。
【0026】図1は本発明のブロック図である。以下の
説明では直交変換時の色空間をYCrCbとしているが
、これに限らず、YIQあるいはYUVあるいはL*a
*b*などでもよい。
【0027】1は、R(レッド)、G(グリーン)、B
(ブルー)の色信号を入力する画像入力装置であり、C
CDセンサーにより構成される。2は色信号(RGB−
YCrCb)変換回路、3は色差信号をサブサンプリン
グするサブサンプリング回路、4はラインメモリ、5は
二次元離散コサイン変換回路、6は二次元離散コサイン
変換された係数を量子化する量子化回路、7は量子化テ
ーブル、8はエントロピー符号化を行うエントロピエン
コーダ、9は符号化されたデータを出力のために保持す
るバッファメモリである。また、10はエントロピー符
号化されたデータを復号化するエントロピデコーダ、1
1は逆量子化回路、12は逆離散コサイン変換回路、1
3はY信号2ブロックライン分、CrCb信号をそれぞ
れ1ブロックライン分ずつ保持するバッファメモリ、1
4は2ブロックライン中の下1ブロックラインに対応す
るCrCb信号を保持しておくラインメモリ、15は2
ブロックライン中の上下どちらのブロックラインを処理
しているかにより色差信号をバッファメモリ13から読
出すかラインメモリ14から読出すかを選択するセレク
タ、16は色差信号をアップサンプリングするアップサ
ンプリング回路、17は色信号(YCrCb−RGB)
変換回路、18は出力用のラインメモリ、19はカラー
レーザービームプリンタ等の画像出力装置である。ここ
で1ブロックラインは、8×8画素のブロックを1ライ
ン分並べたものであり、8画素幅のラインを意味する。
【0028】まず1より入力された画像データは逐次R
GB−YCrCb変換されながら、かつ色差信号は予め
設定された比率にサブサンプリングされ、ラインメモリ
4に格納される。このラインメモリは図12に示すよう
な2ブロックライン分、つまり6N(Nは2次元離散コ
サイン変換を行うときのブロックの大きさで、本実施例
ではN=8画素とする)ライン分のデータが保持できる
メモリである。
【0029】ラインメモリ4から読出されたデータは二
次元離散コサイン変換されるが、本発明のポイントはラ
インメモリ4からどのようにデータを読出し、処理する
かにある。これを図2を用いて説明する。ここでは説明
を簡単にするために、画像サイズを48×48画素、二
次元離散コサイン変換を8×8画素で行う。またサブサ
ンプリング比を一例としてY:Cr:Cb=4:1:1
とする。すなわち、Cr、Cb成分は2×2画素のブロ
ック毎に1つのデータをサンプリングする。サブサンプ
リング後は2×2画素のYデータに対して1画素のCr
、Cbデータが対応する。
【0030】まず最初の2ブロックラインのデータ(R
GB−YCrCb変換、サブサンプリング済み)がライ
ンメモリ4格納される。このデータ構造をわかりやすく
図示すると図2のようになる。Y1a、Y1b、Y1c
、Y1dに対応する色差成分がCr1、Cb1である。 同様にY2a、Y2b、Y2c、Y2dに対応する色差
成分がCr2、Cb2であり、Y3a、Y3b、Y3c
、Y3dに対応する色差成分がCr3、Cb3である。 かかる構成において、ラインメモリ4から二次元離散コ
サイン変換部5に転送されるデータ順序は、Y1a、Y
1b、Cr1、Cb1、Y2a、Y2b、Cr2、Cb
2、Y3a、Y3b、Cr3、Cb3、Y1c、Y1d
、Y2c、Y2d、Y3c、Y3dとなる。より一般的
に記述すれば、Y1a、Y1b、Cr1、Cb1、Y2
a、Y2b、Cr2、Cb2、…、Ysa、Ysb、C
rs、Cbs、Y1c、Y1d、Y2c、Y2d、…、
Ysc、Ysとなる。但し、画像の主走査方向の画素数
をK、ブロックの大きさをN×N画素とすると、s=K
/(2N)である。上記の順に二次元離散コサイン変換
することにより、デコーダ側において出力用ラインメモ
リの削減が行える。これについては、デコーダ部の説明
のときに詳述する。ここではYia、Yib、Cri、
Cbi(但し、i=1,…,s)の順に送出されるとし
たが、この4ブロックを一組にして考えているので、一
組のなかではブロックの順序がどのようになっていても
構わず、例えばYia、Cri、Cbi、Yibなどの
順序でも良い。
【0031】二次元離散コサイン変換回路5では下式数
1に示す処理が行われる。
【0032】
【外1】
【0033】続いて二次元離散コサイン変換後の係数値
を量子化器6において線形量子化する。その時の量子化
ステップサイズは、量子化テーブル7に格納されている
。量子化テーブルには、Yデータ用とCrCbデータ用
があり、量子化するデータに応じてどちらかに切り替え
られる。図3(a)(b)にそれぞれの量子化テーブル
を示す。
【0034】エントロピエンコーダ8において量子化さ
れた係数の符号化が行われ、符号データとして例えばI
SDNなどの公衆回線により送信され、あるいは、光磁
気ディスクなどの記憶装置に格納される。
【0035】次に、受信した符号データはエントロピデ
コーダ10により復号され、DCT係数の逆量子化が1
1において行われる。逆量子化の済んだDCT係数は1
2において二次元逆離散コサイン変換がなされ、その結
果がバッファメモリ13に格納される。二次元逆離散コ
サイン変換回路12では、以下の式数2の処理が行われ
る。
【0036】
【外2】
【0037】バッファメモリ13にはY信号を2ブロッ
クライン分とCr,Cb信号をそれぞれ1ブロックライ
ンずつ格納できる。この時、Cr,Cb信号の下1ブロ
ックラインに対応するデータをラインメモリ14に格納
する。これを図4を用いて説明する。
【0038】処理は画像を2ブロックラインずつに分割
し、2ブロックラインを単位として処理を行うので、例
として、ある2ブロックラインについて説明する。まず
送られてくるデータは、Y1a、Y1b、Cr1、Cb
1、Y2a、Y2b、Cr2、Cb2、…、Ysa、Y
sb、Crs、Cbs、である。Y1a、Y1bに対応
する部分をRGBデータに変換するためにはCr1、C
b1のそれぞれ上半分、つまり8×4個ずつのデータが
必要である。残りの下半分は下1ブロックラインのY1
c、Y1dに対応する部分をRGBデータに変換するた
めに必要である。そこでCr、CBのそれぞれ下半分(
図4の斜線部分)をラインメモリ14に保持しておく。 下1ブロックラインに対応するY1c、Y1d、Y2c
、Y2d、…、Ysc、Ysdが送られてきたときは、
必要とするCr,Cbデータをラインメモリ14から続
出して使えば、RGBデータに変換する事ができる。上
記の処理を行うためのラインメモリ14はこの場合4ラ
イン(N/2)である。
【0039】15はセレクタである。ここでは2ブロッ
クライン中の上1ブロックラインの時はバッファ13か
らの入力を出力し、下1ブロックラインの処理の時はラ
インメモリ14からの入力を出力する。16はセレクタ
15からの出された色差データを補間するアップサンプ
リング回路である。1データにつき2×2画素分のCr
,Cbデータを出力する。17はYCrCbデータをR
GBデータに変換する色信号(YCrCb−RGB)変
換回路である。18は出力用のラインメモリである。 YCrCb−RGB変換部17から出力されたRGBデ
ータは、ここで一旦バッファリングされ、ラスター毎に
復号画像として出力される。
【0040】図6はエントロピエンコーダ8のブロック
図である。
【0041】20はジグザグスキャン回路、21はセレ
クタ、22はブロック遅延回路、23は加算器、24は
グループ化回路、25は1次元ハフマン符号化回路、2
6は1次元ハフマン符号テーブル、27は比較器、28
はカウンタ、29はグループ化回路、30は2次元ハフ
マン符号化回路、31はハフマン符号テーブル、32は
セレクタである。
【0042】まずジグザグスキャン回路20に送られて
くる係数列を図8に示す順番に変換する。次にセレクタ
21において係数を直流(DC)成分と交流(AC)成
分に分け、DC成分をブロック遅延回路22に入れる。 ここでは、YCrCbそれぞれの一つ前のブロックのD
C成分が保持されており、加算器23において対応する
成分の前ブロックDC成分との差分演算が行われる。差
分をとった後の結果はグループ化回路24に入り、ここ
で図9に示すグループに分類し、グループ番号を出力す
ると同時に表2に示す付加ビットも出力する。1次元ハ
フマン符号化回路15ではグループ番号がハフマン符号
化される。またセレクタ21において係数がAC係数の
場合、その係数を比較器27に入力する。比較器27で
は入力されたAC係数が0か否かが判定され、0ならば
カウンタ28において0ランの長さがカウントされる。 0でなければグループ化回路29において有効係数値を
図11のように分類し、グループ番号と図10に示す付
加ビットを出力する。出力されたグループ番号と0ラン
のラン長は2次元ハフマン符号化回路30においてハフ
マン符号化される。1次元ハフマン符号化回路15から
出力される信号とグループ化回路24から出力される付
加ビット信号と2次元ハフマン符号化回路30から出力
される信号とグループ化回路29から出力される付加ビ
ット信号はセレクタ32において所定の順番に符号デー
タとして送出される。
【0043】図8は、エントロピデコーダ10のブロッ
ク図である。
【0044】39はセレクタ、40は1次元ハフマン復
号回路、41は2次元ハフマン復号回路、42、43は
グループ復号回路、44は零出力回路、45は加算器、
46はブロック遅延回路、47はジグザグスキャン変換
回路である。
【0045】まず所定の順番に送られてきた符号データ
はセレクタ39によりそれぞれ対応する回路に入力され
る。すなわち、1次元ハフマン符号化回路15から出力
される信号は1次元ハフマン復号回路40に入り、グル
ープ化回路24から出力される付加ビット信号はグルー
プ復号回路42に入り、グループ化回路24から出力さ
れる付加ビット信号はグループ復号回路42に入り、2
次元ハフマン符号化回路30から出力される信号は2次
元ハフマン復号回路41に入り、グループ化回路29か
ら出力される付加ビット信号はグループ復号回路43に
入る。1次元ハフマン復号回路40において入力された
信号が復号され、グループ復号回路42に入る。ここで
、入力された付加ビット信号と復号されたグループ番号
信号によりDC係数の差分値を復号する。そしてブロッ
ク遅延回路46から出された前ブロックのDC係数値と
の差分がとられ、正しいDC係数値が復号される。2次
元ハフマン復号回路41では入力された信号が復号され
る。2次元ハフマン復号回路41で復号された信号のう
ちの0ランのラン長を表わす信号は零出力回路44に入
り、ここでその信号値に応じた係数値“0”がジグザグ
スキャン変換回路47に入る。また2次元ハフマン復号
回路41で復号された信号のうちのAC係数のグループ
番号を示す信号はグループ復号回路43に入り、入力さ
れた付加ビット信号と復号されたグループ番号信号によ
り正しいAC係数値が復号され、その結果はジグザグス
キャン変換回路47に入る。ジグザグスキャン変換回路
47は入力されたデータを所定の順に並べて出力する。
【0046】以上のように本実施例によれば、伝送形態
を輝度信号の1ライン分の伝送の間に色信号を伝送する
モードと、輝度信号の1ライン分の伝送を連続的に行う
モードとに分けたので、復号側において、バッファメモ
リ13にストアする、輝度成分Yのデータ量が1ブロッ
クライン分(8ライン分)ですむことになり、メモリ容
量を削減して、回路構成を簡素化することができる。
【0047】すなわち、エンコーダ側の送信データの順
序を変更するだけでデコーダ側の出力用ラインメモリを
従来の半分にすることができる。
【0048】(実施例2)実施例1では、サブサンプリ
ングを4:1:1として説明したが、これを4:2:2
にした場合は更に回路を簡略化できる。このことを以下
に説明する。
【0049】回路構成は実施例1とほぼ同じなので違う
点のみ説明する。
【0050】1)サブサンプリング部3においてY:C
r:Cbが4:2:2のサンプリング比になるようにサ
ブサンプリングを行う。
【0051】2)ラインメモリ4に格納されるデータ構
造が図5のようになり、ここから出されるデータ順序が
Y1a、Y1b、Cr1ab、Cb1ab、Y2a、Y
2b、Cr2ab、Cb2ab、…、Ysa、Ysb、
Crsab、Cbsab、Y1c、Y1d、Cr1cd
、Cb1cd、Y2c、Y2d、Cr2cd、Cb2c
d、…、Ysc、Ysd、Crscd、Cbscdにな
る。但し、輝度データYia、Yibに対応する色差デ
ータCriab、Cbiabであり、輝度データYic
、Yidに対応する色差データがCricd、Cbic
dである。ここでi=1,…,s、s=K/2とする。 (Kは主走査方向のN×N画素ブロックの個数)
【0052】3)復号側では、Yia、Yib、Cri
ab、CbiabとYic、Yid、Cricd、Cb
icdがそれぞれ組となって送られてくるので、図1の
バッファメモリ13のみで必要なデータが揃い、ライン
メモリ14が不要となる。
【0053】従って、サブサンプリングを4:2:2に
した場合はラインメモリ14が不要となり、回路が実施
例1の場合よりも更に簡略化される。
【0054】(実施例3)本発明は、画像ファイリング
装置にも使用できる。その場合は、図1の符号データ出
力及び符号データ入力を光磁気ディスク等の画像ファイ
リング装置に接続すればよい。
【0055】(実施例4)実施例1では、輝度信号の1
ライン分の伝送の間に色信号が伝送されていたが、本実
施例のように輝度信号1ライン分を伝送したあとに、色
信号1ライン分伝送し、更に輝度信号1ライン分を伝送
するようにしてもよい。
【0056】即ち、図2において、ブロックの伝送順序
をY1a、Y1b、Y2a、Y2b、Y3a、Y3b、
Cr1、Cr2、Cr3、Cb1、Cb2、Cb3、Y
1c、Y1d、Y2c、Y2d、Y3c、Y3dの順と
する。
【0057】このような伝送順序としても実施例1と同
様の効果を得ることができる。
【0058】なお、色信号については、Cr1、Cb1
、Cr2、Cb2、Cr3、Cb3の順でもよい。
【0059】(実施例5)実施例1では、輝度信号と色
信号の混在するラインを先に伝送したが、本実施例のよ
うに、輝度信号1ライン分を連続して伝送した後に、輝
度信号と色信号の混在するラインを伝達するようにして
もよい。
【0060】即ち、図2において、ブロックの伝送順序
を、Y1a、Y1b、Y2a、Y2b、Y3a、Y3b
、Y1c、Y1d、Cr1、Cb1、Y2c、Y2d、
Cr2、Cb2、Y3c、Y3d、Cr3、Cb3の順
とする。
【0061】このような伝送順序とすると、復号側では
、実施例1のような効果を得ることはできないが、符号
化側において、送信すべき符号データをストアする。 バッファメモリ9のメモリ量が輝度成分に関して、1ブ
ロックライン(8ライン)分減少する。
【0062】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、効率の良い
画像データの伝送と、回路構成の簡略化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像符号化装置のブロック図
【図2】ラインメモリ4に格納されるデータの構造を説
明するための図。
【図3】量子化テーブルの一例を示す。
【図4】ラインメモリ14に格納するデータを示すため
の図。
【図5】実施例2の場合のラインメモリ4に格納される
データの構造を説明するための図。
【図6】エントロピエンコーダ8のブロック図。
【図7】エントロピデコーダ10のブロック図。
【図8】ジグザグスキャンの順番を示す図。
【図9】DC係数の差分値のグループ化のためのテーブ
ルを示す図。
【図10】付加ビットのテーブルを示す図。
【図11】AC係数のグループ化のためのテーブル。
【図12】従来のブロックインターリーブ時のデータ構
造。
【図13】本発明のブロックインターリーブ方式のデー
タ構造。
【図14】ブロックラインの概念を説明する図。
【符号の説明】
3  サブサンプリング回路 4  ラインメモリ 13  バッファメモリ 14  ラインメモリ 15  セレクタ 16  アップサンプリング回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カラー画像をあらわす輝度信号と色信
    号を発生する手段、前記輝度信号と前記色信号を複数画
    素からなるブロック毎に符号化する手段、前記符号化手
    段により符号化された輝度信号と色信号を出力する手段
    とを有し、前記出力手段は、ある画素について輝度信号
    より先に色信号を出力する出力モードと、輝度信号の後
    に色信号を出力する出力モードが生じるように前記符号
    化された輝度信号と色信号を出力することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】  前記符号化手段は、直交変換を行う変
    換手段を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】  前記変換手段により直交変換を行うと
    きの色空間はYIQあるいはYUVあるいはL*a*b
    *である事を特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】  カラー画像信号をあらわす輝度信号と
    色信号を発生し、前記輝度信号と前記色信号を複数画素
    からなるブロック毎に符号化し、前記符号化された輝度
    信号と色信号を出力する画像処理方法であって、ある画
    素について符号化された輝度信号より先に符号化された
    色信号を出力する出力モードと、符号化された輝度信号
    の後に符号化された色信号を出力する出力モードを有す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】  符号化された輝度信号と色信号を入力
    する手段、前記符号化された輝度信号と色信号を復号化
    する手段とを有し、前記入力手段は、ある画素について
    、符号化された輝度信号より先に符号化された色信号を
    入力する入力モードと、符号化された輝度信号より後に
    符号化された色信号を入力する入力モードを有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】  前記輝度信号と色信号はブロック毎に
    直交変換された信号であることを特徴とする請求項5記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】  符号化された輝度信号と色信号を入力
    し、復号化する画像処理方法であって、ある画素につい
    て前記符号化された輝度信号より先に符号化された色信
    号を入力する入力モードと、符号化された輝度信号の後
    に符号化された色信号を入力する入力モードを有するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】  カラー画像をあらわす輝度信号と、色
    信号を発生する手段、前記輝度信号と色信号を所定のラ
    イン毎に伝送する伝送手段とを有し、前記伝送手段は、
    前記輝度信号の1ライン分の伝送の間に前記色信号を伝
    送する伝送モードと、前記輝度信号の1ライン分の伝送
    を連続的に行う伝送モードを有することを特徴とする画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】  前記所定のラインは、複数の画素ライ
    ンから構成されるブロックラインであることを特徴とす
    る請求項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記輝度信号と前記色信号は、所定のブ
    ロック毎に符号化されていることを特徴とする請求項8
    記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】  前記伝送モードは、前記所定のライ
    ン毎に切り換わることを特徴とする請求項8記載の画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】  カラー画像をあらわす輝度信号と色
    信号を発生し、前記輝度信号と色信号を所定のライン毎
    に伝達する画像処理方法であって、前記輝度信号の1ラ
    イン分の伝送の間に、前記色信号を伝送する伝送モード
    と、前記輝度信号の1ライン分の伝送を連続的に行う伝
    送モードを有することを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】  前記伝送モードは、前記所定のライ
    ン毎に切り換わることを特徴とする請求項12記載の画
    像処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005328277A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Sony Corp 信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2013505661A (ja) * 2009-09-22 2013-02-14 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 輝度信号と色差信号との間のクロストークを最小化するビデオ信号生成装置及び方法

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