JPH0787491A - 量子化装置、逆量子化装置及び画像処理装置並びに量子化方法、逆量子化方法及び画像処理方法 - Google Patents

量子化装置、逆量子化装置及び画像処理装置並びに量子化方法、逆量子化方法及び画像処理方法

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JPH0787491A
JPH0787491A JP23161093A JP23161093A JPH0787491A JP H0787491 A JPH0787491 A JP H0787491A JP 23161093 A JP23161093 A JP 23161093A JP 23161093 A JP23161093 A JP 23161093A JP H0787491 A JPH0787491 A JP H0787491A
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Junichi Hara
潤一 原
Tadanori Ryu
忠則 笠
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 復号の際のデータ品質の劣化を抑えることが
でき、かつ定レート圧縮を行うことを目的とする。 【構成】 直交変換処理後、出力されるデータの位置情
報に基づき、一つの処理ブロック内において量子化テー
ブル情報と乗算される互いに異なる複数のスケールファ
クタ値を送出するスケールファクタ送出器20を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置、複写機、電子スチルカメラ等に使用される、量子化
装置、逆量子化装置及び画像処理装置並びに量子化方
法、逆量子化方法及び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像データの蓄積および転送に
おけるデータ圧縮方式としてMPEG方式が提案されて
いる。図19は、動画像データの符号化、復号化を行な
う画像処理装置の構成を示すブロック図である。動画像
データの符号化を行う場合、入力装置1によって、Y,
Cb,Crなどのフォーマットで動画像信号が入力され
る。前処理器2は、入力装置1から供給される上記動画
像信号を符号化器3で必要となるフォーマットに変換す
る。符号化器3は、入力された動画像データを出来るだ
け劣化させることなく、データ量を削減してビットスト
リームを生成する。蓄積装置4は、CD(コンパクトデ
ィスク),DAT(デジタルオーディオテープ),ハー
ドディスクなどで構成され、符号化器3から供給される
ビットストリームを格納する。動画像データの復号化を
行う場合、復号化器5は、蓄積装置4から読み出した上
記ビットストリームについて再生画像データを作成す
る。後処理器6は、出力ディスプレイの仕様に合わせ
て、復号化器5から供給される再生画像データについて
ライン補間、画素補間、レート変換、フレームフィール
ド変換、画素の縦横比の変換などの処理を行なう、出力
装置7は、後処理器6にて再生された動画像信号を可視
的に表示出力する。
【0003】一般的にMPEG方式では、符号化器3に
て行う圧縮方法は、前処理、直交変換、量子化およびエ
ントロピー符号化であり、これらを用いて動画像データ
のデータ量を削減しビットストリームを生成する。復号
化器5は符号化器3の処理の逆を行なう。つまり、エン
トロピー復号化、逆量子化および直交逆変換処理の処理
を用い、ビットストリームを画像情報に復号化する。
【0004】図20は、上述した符号化器3に備わる量
子化装置の構成を示す図である。図20に示すCi,jは
変換係数である。即ち、公知の技術であるように、入力
画像情報は1処理単位当たり例えば8×8個の画素から
なる複数の処理ブロックに分割され、分割されたそれぞ
れの上記処理ブロックに含まれるそれぞれの上記画素毎
に直交変換処理、例えば離散コサイン変換(以下、DC
T)処理が行なわれ、上記処理ブロック毎に8×8個の
変換係数Ci,jが得られる。
【0005】図20に示す量子化装置には、量子化処理
に必要な量子化マトリックス情報(量子化テーブルと呼
ぶ場合もある)を記憶した半導体メモリである量子化テ
ーブルメモリ303と、量子化テーブルメモリ303の
出力側に接続され、スケールファクタ(以下、SFと記
す場合もある)と量子化マトリックス情報Qi,jとの乗
算演算を行い、得られた乗算演算結果情報について上
限、下限の制限を加えるクリッピング処理を行う乗算及
びクリッピング処理器301と、乗算及びクリッピング
処理器301の出力側に接続され、乗算及びクリッピン
グ処理器301が送出する量子化基礎情報QSFi,jと
上記変換係数Ci,jとに基づき量子化演算を行い量子化
係数QCi,jとして送出する量子化演算器302と、を
備えている。
【0006】図21は、符号化器又は復号化器5に備わ
る逆量子化装置の構成を示す図である。圧縮された画像
データに対して復号化を行うため、予め用意された量子
化テーブルの値Qi,jが乗算及びクリッピング処理器3
01に供給され、乗算及びクリッピング処理器301
は、上記量子化テーブルの値Qi,jと供給されるスケー
ルファクタとを乗算した後、クリッピング処理されQS
Fi,jとして逆量子化演算器502へ送出される。又、
ビットストリームより復号化された復号量子化係数QC
i,jも逆量子化演算器502へ供給され、逆量子化演算
器502は、上記値QSFi,jを用い上記復号量子化係
数QCi,jの逆量子化処理を行い、変換係数Ci,jとして
後処理器6へ送出する。
【0007】動画像等のデータ列を圧縮する際、例えば
8×8画素からなる、ある処理ブロックのデータが一定
間隔で連続して供給される。このとき、一つの量子化テ
ーブルを用いて画素データの圧縮を行った場合では、各
上記処理ブロック間で一定の圧縮率を得ることが困難と
なり、すべての上記処理ブロック間で一定の圧縮率であ
る定レート圧縮処理ができなくなる。そこで上述したM
PEG方式では、ある一つの量子化テーブルに対し、一
つ又は複数の上記処理ブロック毎にスケールファクタを
変化させることにより、定レートの画像圧縮処理を可能
にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像等のデ
ータを直交変換すると低周波成分に電力が集中すること
が多い。そこで、電力の多い周波成分に長いビットを割
り振った重み付き量子化テーブルを用い、量子化を施し
情報の圧縮を行っている。この量子化処理に用いる量子
化テーブルの値を大きくすることにより大幅なデータ圧
縮が可能となるが、その値を大きくし過ぎると著しくデ
ータの品質が劣化してしまう。又、この量子化の圧縮率
は各データ毎に依存するので、データの品質劣化を伴わ
ない最適な圧縮率を得るためには、各データ毎に量子化
テーブルを設定する必要がある。このため従来技術にあ
っては、複数の量子化テーブルを複数設けたもの、又、
スケールファクタを複数設けたもの等が存在する。
【0009】しかし、従来技術では、上述したように、
複数のスケールファクタを有していても、圧縮、復号処
理する際に、一つ又は複数の処理ブロックについて、一
つのスケールファクタを一つの量子化テーブルを構成す
るすべての値に乗算しているので、一つの上記処理ブロ
ックの内、重要な部分、重要でない部分を分け隔てなく
処理することとなる。即ち、上述したように量子化テー
ブルを構成する値を大きくするとデータの品質が劣化す
るため、低圧縮用量子化テーブルを用い、スケールファ
クタを調整することで圧縮比を高める方法が考えられ
る。しかしこのような方法をとった場合、同じ量子化テ
ーブルを使用する上記処理ブロック全体について重要な
部分、重要でない部分を分け隔てなく処理することとな
る。よって、画質が高圧縮用量子化テーブルを用いた場
合より品質が著しく劣化してしまうという問題点があ
る。本発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたもので、復号化される際におけるデータ品質の劣化
を抑えることができ、かつ定レート圧縮を行なうことが
できる、量子化装置、逆量子化装置及び画像処理装置並
びに量子化方法、逆量子化方法及び画像処理方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明は、1
処理単位当たりn×n個の画素を有する処理ブロックに
対応するn×n個のしきい値からなる量子化マトリック
ス情報とスケールファクタとの乗算動作を上記量子化マ
トリックス情報の各成分毎に行う乗算手段と、供給され
るn×n個の直交変換係数のそれぞれについて上記乗算
手段が送出する量子化基礎情報に基づき量子化処理を行
い量子化係数として送出する量子化演算手段と、を備え
た量子化装置であって、供給される直交変換係数のn×
n個のマトリックスにおける位置を示す処理位置情報に
基づき、一つの上記処理ブロック内において上記量子化
マトリックス情報と乗算される互いに異なる複数の上記
スケールファクタを上記乗算手段へ送出するスケールフ
ァクタ送出手段を備えたことを特徴とする。
【0011】このように構成することでスケールファク
タ送出手段は、一つの処理ブロックにおける量子化処理
において量子化マトリックス情報に乗算されるスケール
ファクタを互いに異ならせて送出する。よって、スケー
ルファクタ送出手段は、同じ量子化マトリックス情報を
使用する一つの上記処理ブロックについて重要な部分、
重要でない部分を区別して処理することができ、低圧縮
用量子化マトリックス情報を用いた場合でも画質の劣化
を防ぐように作用する。
【0012】又、上記スケールファクタ送出手段は、一
つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使用
する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置領
域情報記憶手段と、上記位置領域情報記憶手段に接続さ
れ、供給される上記処理位置情報がいずれの上記位置又
は領域情報に属するか否かを判定し該判定結果に基づき
それぞれの第1判定信号を送出する判定手段と、上記判
定手段に接続され、上記第1判定信号に基づき複数のス
ケールファクタのいずれかを選択し上記乗算手段へ送出
するスケールファクタ第1選択手段と、を備えることも
できる。
【0013】このように構成することで、位置領域情報
記憶手段は、一つの処理ブロック内で同一のスケールフ
ァクタを使用する位置又は領域の情報を記憶し、第1判
定手段は外部から供給される処理位置情報が上記位置又
は領域の情報の内、いずれの位置又は領域の情報に属す
るか否かを判定しその判定結果に基づきそれぞれ第1判
定信号を送出する。スケールファクタ第1選択手段は、
上記第1判定信号に基づきスケールファクタを選択す
る。
【0014】又、上記スケールファクタ送出手段は、一
つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使用
する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置領
域情報記憶手段と、上記位置領域情報記憶手段に接続さ
れ、供給される上記処理位置情報がいずれの上記位置又
は領域情報に属するか否かを判定し該判定結果に基づき
それぞれの第1判定信号を送出する判定手段と、上記第
1判定信号をグループ化するためのグループ化情報を記
憶するグループ化情報記憶手段と、上記判定手段の出力
側及び上記グループ化情報記憶手段の出力側に接続さ
れ、上記グループ化情報に基づき供給される上記第1判
定信号を所定のグループに振り分け、上記所定のグルー
プに対応して第2判定信号を送出するグループ化手段
と、上記グループ化手段に接続され、上記第2判定信号
に基づき複数のスケールファクタのいずれかを選択し上
記乗算手段へ送出するスケールファクタ第2選択手段
と、を備えることもできる。
【0015】このように構成することで、グループ化手
段は、判定手段から送出される第1判定信号をグループ
化情報に基づき所定グループに振り分け、第1判定信号
が供給されたグループに対応して第2判定信号を送出す
る。スケールファクタ第2選択手段は、上記第2判定信
号に基づきスケールファクタを選択する。よって、グル
ープ化情報記憶手段に記憶されるグループ化情報を変化
させることで、位置領域情報を変化させることなくスケ
ールファクタを変化させることができる。
【0016】又、本発明は、1処理単位当たりn×n個
の画素を有する処理ブロックに対応するn×n個のしき
い値からなる量子化マトリックス情報とスケールファク
タとの乗算動作を上記量子化マトリックス情報の各成分
毎に行う乗算手段と、供給されるn×n個の復号量子化
係数のそれぞれについて上記乗算手段が送出する量子化
基礎情報に基づき逆量子化処理を行い直交変換係数とし
て送出する逆量子化演算手段と、を備えた逆量子化装置
であって、供給される復号量子化係数のn×n個のマト
リックスにおける位置を示す処理位置情報に基づき、一
つの上記処理ブロック内において上記量子化マトリック
ス情報と乗算される互いに異なる複数の上記スケールフ
ァクタを上記乗算手段へ送出するスケールファクタ送出
手段を備えたことを特徴とし、さらに上記スケールファ
クタ送出手段は、生成する一つの上記処理ブロック内で
同一スケールファクタを使用する位置又は領域を示す位
置領域情報を記憶する位置領域情報記憶手段と、上記位
置領域情報記憶手段に接続され、供給される上記処理位
置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属するか否か
を判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定信号を
送出する判定手段と、上記判定手段に接続され、上記第
1判定信号に基づき上記複数のスケールファクタのいず
れかを選択し上記乗算手段へ送出するスケールファクタ
第1選択手段と、を備えることもでき、さらに、上記ス
ケールファクタ送出手段は、生成する一つの上記処理ブ
ロック内で同一スケールファクタを使用する位置又は領
域を示す位置領域情報を記憶する位置領域情報記憶手段
と、上記位置領域情報記憶手段に接続され、供給される
上記処理位置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属
するか否かを判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1
判定信号を送出する判定手段と、上記第1判定信号をグ
ループ化するためのグループ化情報を記憶するグループ
化情報記憶手段と、上記判定手段の出力側及び上記グル
ープ化情報記憶手段の出力側に接続され、上記グループ
化情報に基づき供給される上記第1判定信号を所定のグ
ループに振り分け、上記所定のグループに対応して第2
判定信号を送出するグループ化手段と、上記グループ化
手段に接続され、上記第2判定信号に基づき上記複数の
スケールファクタのいずれかを選択し上記乗算手段へ送
出するスケールファクタ第2選択手段と、を備えること
もできる。
【0017】このように構成することで、逆量子化装置
は、請求項1に記載する量子化装置から送出される量子
化係数を逆量子化処理するように作用する。
【0018】
【実施例】本発明の、量子化装置、逆量子化装置及び画
像処理装置並びに量子化方法、逆量子化方法及び画像処
理方法における一実施例について図を参照しながら以下
に説明する。尚、本発明の量子化装置、逆量子化装置及
び画像処理装置並びに量子化方法、逆量子化方法及び画
像処理方法においては、静止画像、動画像のいずれをも
処理対象とするものである。
【0019】まず、静止画像データ若しくは動画像デー
タを圧縮する場合を例に説明する。図1には、上述した
ように図19に示す符号化器3に備わる量子化装置10
の構成を示している。尚、量子化装置10において、図
20に示す量子化装置に示す構成部分と同じ構成部分に
ついては同じ符号を付しその説明を省略する。図1に示
すCi,jは上述したように上記処理ブロック毎の8×8
個のマトリックスからなる変換係数であり、又、Pi,j
は、当該量子化装置10を有する画像処理装置に備わる
位置情報送出回路(不図示)が送出する基礎位置情報で
ある。尚、上記基礎位置情報とは、直交変換処理後の上
記8×8個のマトリックスにおける直交変換係数が所定
の走査方向に沿って当該量子化装置に供給されるが、当
該量子化装置に供給されている直交変換係数が上記8×
8個のマトリックス内のどの位置に対応するのかを示す
位置情報である。
【0020】本実施例における量子化装置10には、上
記基礎位置情報Pi,jが供給されるスケールファクタ送
出器20と、量子化テーブルメモリ303と、スケール
ファクタ送出器20及び量子化テーブルメモリ303の
出力側に接続される乗算及びクリッピング処理器301
と、量子化演算器302と、を備えている。尚、量子化
テーブルメモリ303、乗算及びクリッピング処理器3
01及び量子化演算器302については、上述したよう
に図20に示す従来の量子化装置と同じ構成である。
又、詳細後述するように、本実施例における量子化装置
10は一つの処理ブロックにおける例えば8×8個の画
素に対応する直交変換係数を処理するとき、量子化テー
ブルの値と乗算するスケールファクタについて従来のよ
うに一つのみを用いるのではなく、一つの処理ブロック
内のある位置又は領域毎に互いに値の異なるスケールフ
ァクタを使用するものである。
【0021】スケールファクタ送出器20についてさら
に詳しく説明する。スケールファクタ送出器20には、
図3に示すように、例えば半導体メモリからなる位置領
域情報記憶装置21と、位置領域情報記憶装置21の出
力側に接続され上記基礎位置情報Pi,jが供給される判
定器22と、複数のスケールファクタ値を記憶する例え
ば半導体メモリからなるスケールファクタ記憶装置23
と、判定器22の出力側及びスケールファクタ記憶装置
23の出力側に接続されるスケールファクタ第1選択装
置24とから構成され、スケールファクタ第1選択装置
24の出力側は図1に示す乗算及びクリッピング処理器
301に接続される。
【0022】位置領域記憶装置21は、マトリックス状
に配列される例えば8×8個の画素からなる一つの処理
ブロックにおいて量子化演算を行う場合、同一のスケー
ルファクタ値を使用する領域又は上記スケールファクタ
値が変化する位置を示す位置領域情報を記憶するもので
ある。具体的に説明すると、1処理ブロックが例えば8
×8個の画素からなるものである場合、マトリックス状
水平方向の並びにおける1から8までの数値を示す行、
垂直方向の並びにおける1から8までの数値を示す列を
用いて各画素の成分を(行,列)にて表すとし、図10
に示すように、当該量子化装置への直交変換係数の供給
順が(1,1)から(1,8)、(2,1)から(2,
8)、(3,1)から(3,8)、…(8,1)から
(8,8)の順に行われる、いわゆるラスタ走査順であ
り、よって量子化演算もラスタ走査順に行われるときに
は、上記位置領域情報は、例えば「(1,1)」、
「(1,2)から(3,8)まで」、「(4,1)から
(8,8)まで」という情報である。上述した例に対応
して、位置、領域分けされた状態を図12に示し、図1
2において同じ英文字にて示される位置若しくは領域が
同じスケールファクタ値を使用する位置若しくは領域で
ある。尚、位置情報とは、一つの画素に対応する情報で
あり、領域情報とは複数の画素に対応するものをいう。
又、上述のようなラスタ走査順に直交変換係数が供給さ
れるときには、領域情報は、上述のような領域の範囲を
示す方法の他に、その領域の最後の座標を示す座標のみ
をその情報としてもよい。即ち、上述した例では、
(1,2)から(3,8)までの領域については
「(3,8)」、(4,1)から(8,8)までの領域
については「(8,8)」を位置領域情報とすることも
できる。尚、位置領域記憶装置21は、ROMのような
半導体メモリにて構成することもできるし、上述したよ
うに領域の最後の座標を示す座標のみを記憶する場合に
はレジスタような素子であってもよい。
【0023】又、位置領域記憶装置21には、位置情報
のみを記憶するようにしてもよい。この場合、処理ブロ
ックが8×8個の画素からなる場合には、合計64個の
位置情報が位置領域記憶装置21に記憶されることにな
り、各画素の量子化演算毎にスケールファクタ値が変化
することになる。一方、位置領域記憶装置21には、領
域情報のみを記憶するようにすることもできる。
【0024】又、直交変換係数の供給が図11に示すよ
うにいわゆるジグザグ走査順であり、よって量子化演算
もジグザグ走査順に行われる場合には、位置領域記憶装
置21に記憶される位置領域情報は例えば図13に示す
ようなものになる。尚、図13に示すように領域情報は
処理ブロックにおける対角線にて区切るものに限られ
ず、対角線上の任意の成分の位置にて位置、領域情報を
変化させることもでき、例えば図14に示す領域b、
c、dのように領域情報を設定することもできる。
【0025】尚、画質の良い画像圧縮を行うため通常直
交変換係数はジグザグ走査順に供給されるので、位置領
域記憶装置21には通常図13若しくは図14に示すよ
うな位置領域情報を記憶することになる。又、ラスタ走
査順に直交変換係数が供給された場合でも、後述するよ
うな処理位置変換回路等を用いることでジグザグ走査順
を得ることも可能である。その場合には領域位置記憶装
置21はジグザグ走査順における位置領域情報を記憶す
ることもできる。
【0026】判定器22には、上述した位置情報送出回
路から送出される基礎位置情報Pi,jがそのまま処理位
置情報Pi,jとして供給され、判定器22は、上記処理
位置情報が位置領域記憶装置21に記憶しているいずれ
の位置又は領域情報に含まれるかを判定し、含まれる位
置又は領域情報に対応した第1判定信号を送出する。具
体的に説明すると、処理位置情報Pi,jが(2,2)で
あれば、該(2,2)は上述した位置領域情報の内、
「(1,2)から(3,8)まで」に含まれるので、判
定器22は第1判定信号として例えばb信号を送出し、
又、処理位置情報Pi,jが(5,4)であれば、該
(5,4)は上記位置領域情報の内、「(4,1)から
(8,8)まで」に含まれるので、判定器22は第1判
定信号として例えばc信号を送出する。
【0027】又、位置領域記憶装置21が、上述した、
ある領域の最後の座標を示す座標のみを領域情報として
記憶しているような場合には、判定器22は上記処理位
置情報Pi,jとそれぞれの領域情報とを比較しその大小
関係から処理位置情報Pi,jがいずれの領域に含まれる
かを判定し第1判定信号を送出する。
【0028】スケールファクタ記憶装置23には、少な
くとも上記第1判定信号の種類数に対応するだけの複数
のスケールファクタ値が記憶されている。スケールファ
クタ第1選択装置24は、上記第1判定信号に対応して
予め定められたスケールファクタ値を選択し、選択した
スケールファクタ値を乗算及びクリッピング処理器30
1へ送出する。具体的に説明すると、スケールファクタ
記憶装置23には、例えば「A」、「B」、「C」なる
スケールファクタ値が記憶されている場合、スケールフ
ァクタ第1選択装置24は、第1判定信号として例えば
上記b信号が供給されたときには、該b信号に対応して
スケールファクタ値「B」を選択して送出し、例えば上
記c信号が供給されたときには、該c信号に対応してス
ケールファクタ値「C」を選択して送出する。
【0029】尚、上記第1判定信号及びスケールファク
タ第1選択装置24の一例としては、第1判定信号をス
ケールファクタ記憶装置23に対するアドレス信号と
し、スケールファクタ第1選択装置24は上記アドレス
信号に基づきスケールファクタ記憶装置23から所定の
スケールファクタ値を読み出すような形態を採ることが
できる。又、スケールファクタ記憶装置23は半導体メ
モリに限るものではなく、図9に示すように、各スケー
ルファクタ値を格納した素子であっても良く、このよう
な各素子が各切換接点に接続され、スケールファクタ選
択装置24は第1判定信号にて上記各切換接点を切り換
えるスイッチ装置であるような形態を採ることもでき
る。
【0030】スケールファクタ生成器は、さらに図4に
示すように構成することもできる。尚、図4において図
3に示す構成部分と同じ構成部分については同じ符号を
付しその説明を省略する。判定器22の出力側にグルー
プ化装置25を接続しグループ化装置25の出力側をス
ケールファクタ第2選択装置27に接続する。又、グル
ープ化情報記憶装置26の出力側を上記グループ化装置
25に接続する。
【0031】グループ化情報記憶装置26は、判定器2
2が送出する、上述したa信号,b信号等の第1判定信
号をグループ化する情報を記憶している。具体的に説明
すると、例えば第1判定信号であるa信号、b信号はグ
ループαとし、c信号、d信号はグループβとし、…
という情報をグループ化情報記憶装置26は記憶してい
る。グループ化装置25は、グループ化情報記憶装置2
6から供給されるグループ化情報に基づき判定器22か
ら供給される第1判定信号がいずれのグループに含まれ
るかを判定し、供給された第1判定信号が含まれるグル
ープに対応した第2判定信号をスケールファクタ第2選
択装置27へ送出する。例えば、グループ化情報が上述
した、a信号、b信号はグループα、c信号、d信号は
グループβというものであれば、判定器22からa信号
が供給されたときには、グループ化装置25は第2判定
信号としてα信号を送出し、又、判定器22からd信号
が供給されたときには、グループ化装置25は第2判定
信号としてβ信号を送出する。
【0032】尚、グループ化情報としては上述した形態
のものに限らず、あるグループと他のグループとを分け
る分割点となる座標位置、即ち例えば8×8のマトリッ
クスにおける行値、列値にて指定される位置情報であっ
てもよい。このようなグループ化情報がグループ化情報
記憶装置26に記憶されている場合には、グループ化装
置25は判定器22から供給される第1判定信号が上記
分割点となる位置情報と比較されその大小関係からいず
れの第2判定信号を送出するかを判定する。
【0033】スケールファクタ第2選択装置27は、上
記α信号、β信号等の第2判定信号に基づきスケールフ
ァクタ値を選択し、乗算及びクリッピング処理器301
へ送出する。
【0034】図4に示す構成を採ることで、第1判定信
号のグループ化が行えることから、スケールファクタ値
は、例えば図15及び図16に示すような領域にて変化
させることができる。
【0035】さらに、図5に示すように基礎位置情報P
i,jを送出する位置情報送出回路の出力側であってスケ
ールファクタ送出器20の入力側に処理位置変換装置3
0を設けることもできる。処理位置変換装置30は上記
基礎位置情報Pi,jを任意の処理順に変換する動作を行
う。具体的に説明すると、例えば基礎位置情報Pi,jが
図10に示すようなラスタ走査順に処理位置変換装置3
0に供給されるとき、処理位置変換装置30は上記ラス
タ走査順を例えば図11に示すようなジグザグ走査順に
変換したり、図17に示すように走査順に変換したりす
る。処理位置変換装置30は基礎位置情報Pi,jを変換
し処理位置情報としてスケールファクタ送出器20へ送
出する。
【0036】量子化テーブルが通常ジグザグ走査順に値
が並べられているので、例えば基礎位置情報Pi,jがラ
スタ走査順に送出されるときスケールファクタ送出器2
0へ供給される処理位置情報をジグザグ走査順に変換す
ることで、量子化装置における回路構成を単純化するこ
とができる。
【0037】次に、上述したような量子化装置から送出
される量子化係数を復号する場合の逆量子化装置につい
て説明する。図2には、図19に示す復号化器5に備わ
る逆量子化装置50の構成を示している。尚、図21に
示す逆量子化装置に示す構成部分と同じ構成部分につい
ては同じ符号を付しその説明を省略する。本実施例にお
ける逆量子化装置50は、図1に示す量子化装置10に
て量子化処理された後、例えばハフマン符号化処理され
た圧縮画像データがハフマン復号化処理された後の復号
量子化係数について、逆量子化処理を行うものである。
よって、逆量子化装置50には、スケールファクタ送出
器20と、量子化テーブルメモリ303と、スケールフ
ァクタ送出器20の出力側に接続される乗算及びクリッ
ピング処理器301とを備えているが、これらは量子化
装置10に備わるスケールファクタ送出器20、量子化
テーブルメモリ303、乗算及びクリッピング処理器3
01と同じ動作を行うものであり、これらについてはそ
の説明を省略する。又、量子化テーブルメモリ303、
乗算及びクリッピング処理器301及び逆量子化演算器
502については、図21に示す従来の逆量子化装置と
同じ構成である。このような逆量子化装置50では、上
述した量子化装置10にて量子化処理された復号量子化
係数を逆量子化処理することができる。
【0038】又、図5を参照し説明したような、基礎位
置情報を処理位置情報に変換する処理位置変換装置30
を逆量子化装置50におけるスケールファクタ送出器2
0の入力側に設けることもできる。このように処理位置
変換装置30を逆量子化装置50に設けることで、基礎
位置情報が変換された処理位置情報に基づき量子化演算
された量子化係数についての復号量子化係数について、
逆量子化演算を行うことができる。
【0039】さらに、図1に示す量子化装置10及び図
2に示す逆量子化装置50を両方備え画像処理装置を構
成することももちろん可能である。この場合、量子化装
置10及び逆量子化装置50において、それぞれ両装置
に備わる量子化テーブルメモリ、乗算及びクリッピング
処理器、スケールファクタ送出器を共用することももち
ろん可能である。
【0040】以上説明した量子化装置10における動作
を以下に説明する。尚、逆量子化装置50における動作
において、逆量子化演算に必要となる、スケールファク
タ値を変化させる動作については以下に示す量子化装置
10における場合と同様であるので説明は省略する。図
18に示すステップ1に示すように、予め図3に示す位
置領域情報記憶装置21には、例えば8×8個の画素か
らなる一つの処理ブロック内でスケールファクタを変化
させるための位置若しくは領域に関する、上述したよう
な位置領域情報を予め記憶しておく。
【0041】入力画像情報について処理ブロックの各画
素データについて直交変換処理がなされ後、直交変換係
数が例えばジグザグ走査順に図1に示す量子化演算器3
02に供給される。一方、例えば8×8のマトリックス
における直交変換係数のいずれの位置に存在する直交変
換係数が量子化演算器302に供給されているかを示す
基礎位置情報Pi,jが画像処理装置に備わる位置情報送
出装置からスケールファクタ送出器20に設けられる判
定器22に処理位置情報として供給される。尚、ここで
ジグザグ走査順に進む上記基礎位置情報Pi,jを処理位
置変換装置30にてジグザグ走査順とは異なる例えばラ
スタ走査順に変換することもでき、変換後の位置情報を
処理位置情報Ti,jとして判定器22に供給することも
できる。
【0042】判定器22は、図18に示すステップ2に
示すように、供給された処理位置情報Pi,j若しくはT
i,jが上記位置領域情報のいずれに含まれるかを判定
し、該当する位置領域情報に対応して第1判定信号をス
ケールファクタ第1選択装置24へ送出する。
【0043】スケールファクタ第1選択装置24は、図
18に示すステップ3に示すように、複数のスケールフ
ァクタから上記第1判定信号にて指定されるスケールフ
ァクタ値を選択し、選択したスケールファクタ値を乗算
及びクリッピング処理器301へ送出する。
【0044】以後の動作は従来の量子化処理と同様であ
り、スケールファクタ送出器20から送出されたスケー
ルファクタ値は乗算及びクリッピング処理器301にて
量子化テーブルデータと乗算された後、クリッピング処
理がなされ、量子化基礎情報として量子化演算器302
へ送出される。量子化演算器302では供給される量子
化基礎情報について公知の量子化処理が施される。量子
化処理が施された量子化係数は、例えばハフマン符号化
処理が行なわれ圧縮画像データとして記憶装置に記憶さ
れる。
【0045】このように本実施例における量子化装置に
よれば、一つの処理ブロック内における位置又は領域に
対応してスケールファクタ値を変化させることで、量子
化処理を行なう画像データの重要度により一処理ブロッ
ク内でスケールファクタ値を変えることが可能となるた
め、低圧縮量子化テーブルを用い、スケールファクタ値
を変化させることで圧縮率を高めた場合でも高圧縮量子
化テーブルを用いた場合と同様な画質を得ることができ
る。又、その逆に、高圧縮量子化テーブルを用い、スケ
ールファクタ値を変化させ圧縮率を変化させた場合でも
低圧縮量子化テーブルを用いた場合と同様の画質を得る
こともできる。又、複数の量子化テーブルを有する場合
で量子化テーブルの個数が少ない場合でも、最適な量子
化に近い処理が実現することができる。このことより、
高品位な定レート圧縮データ転送または近似的定量(一
定に近い)データ圧縮が可能となる。
【0046】又、逆量子化装置50においては以下のよ
うに動作する。記憶装置から読み出された圧縮画像デー
タは、例えばハフマン復号化がなされ8×8個のマトリ
ックス状の復号量子化係数となり、量子化装置10に供
給される直交変換係数の場合と同様に、復号量子化係数
が例えばジグザグ走査順に逆量子化装置50に供給され
る。このときの供給される復号量子化係数の8×8個の
マトリックスにおける位置を示す情報が処理位置情報と
して逆量子化装置50におけるスケールファクタ送出器
20に供給される。尚、図6から図8に示すように、処
理位置変換装置30にて基礎位置情報を変換し処理位置
情報として逆量子化装置50におけるスケールファクタ
送出器20に供給しても良い。以下のスケールファクタ
を送出する動作は、上述した量子化装置10における場
合と同様であるので説明を省略する。そして一処理ブロ
ック内でスケールファクタが変換し、量子化テーブルデ
ータと乗算された結果情報である量子化基礎情報にて上
記復号量子化係数が公知の逆量子化演算され、直交変換
係数として逆量子化装置50から送出される。
【0047】このように、本実施例における逆量子化装
置によれば、上述した量子化装置10から送出される量
子化係数を逆量子化処理することができる。よって、低
圧縮量子化テーブルを用い、スケールファクタ値を変化
させることで圧縮率を高めた場合でも高圧縮量子化テー
ブルを用いた場合と同様な画質を得ることができる。
又、その逆に、高圧縮量子化テーブルを用い、スケール
ファクタ値を変化させ圧縮率を変化させた場合でも低圧
縮量子化テーブルを用いた場合と同様の画質を得ること
もできる。
【0048】尚、上述した実施例では、一つの処理ブロ
ックは8×8個の画素からなるものとして説明したが、
もちろんこれに限るものではない。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び2記載
の発明によれば、一つの処理ブロック内における位置又
は領域に対応してスケールファクタ値を変化させるよう
にしたことより、量子化処理を行なう画像データの重要
度によりスケールファクタ値を変えることが可能とな
る。よって、低圧縮量子化テーブルを用いて圧縮率を高
めた場合でも高圧縮量子化テーブルと同様な画質を得る
ことができる。又、複数の量子化テーブルを有する場合
で量子化テーブルの個数が少ない場合でも、最適な量子
化に近い処理が実現することができる。このことより、
高品位な定レート圧縮データ転送または近似的定量(一
定に近い)データ圧縮が可能となる。
【0050】又、請求項11及び12記載の発明によれ
ば、本発明の量子化装置から送出される量子化係数につ
いて逆量子化処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の量子化装置の一実施例における構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の逆量子化装置の一実施例における構
成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示すスケールファクタ送出器の一実施
例を示すブロック図である。
【図4】 図1に示すスケールファクタ送出器の他の実
施例を示すブロック図である。
【図5】 図1に示す量子化装置に処理位置変換装置を
加えた場合を示すブロック図である。
【図6】 図2に示す量子化装置に処理位置変換装置を
加えた場合を示すブロック図である。
【図7】 図3に示すスケールファクタ送出器に処理位
置変換装置を加えた場合を示すブロック図である。
【図8】 図4に示すスケールファクタ送出器に処理位
置変換装置を加えた場合を示すブロック図である。
【図9】 図3に示すスケールファクタ第1選択装置、
図4に示すスケールファクタ第2選択装置の一例を示す
図である。
【図10】 直交変換処理後のデータの送出順を説明す
るための図である。
【図11】 直交変換処理後のデータの送出順を説明す
るための図である。
【図12】 図1に示すスケールファクタ送出器におい
て同一のスケールファクタを使用する位置又は領域を説
明するための図である。
【図13】 図1に示すスケールファクタ送出器におい
て同一のスケールファクタを使用する位置又は領域を説
明するための図である。
【図14】 図1に示すスケールファクタ送出器におい
て同一のスケールファクタを使用する位置又は領域を説
明するための図である。
【図15】 図1に示すスケールファクタ送出器におい
て同一のスケールファクタを使用する位置又は領域を説
明するための図である。
【図16】 図1に示すスケールファクタ送出器におい
て同一のスケールファクタを使用する位置又は領域を説
明するための図である。
【図17】 図5に示す処理位置変換装置における変換
後の位置情報の進む方向の一例を説明するための図であ
る。
【図18】 図1に示す量子化装置における動作を示す
フローチャートである。
【図19】 画像処理装置における一般的な構成を示す
ブロック図である。
【図20】 従来の量子化装置の構成を示すブロック図
である。
【図21】 従来の逆量子化装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10…量子化装置、20…スケールファクタ送出器、2
1…位置領域情報記憶装置、22…判定器、23…スケ
ールファクタ記憶装置、24…スケールファクタ第1選
択装置、25…グループ化装置、26…グループ化情報
記憶装置、27…スケールファクタ第2選択装置、30
…処理位置変換装置、50…逆量子化装置、301…乗
算及びクリッピング処理器、302…量子化演算器、3
03…量子化テーブルメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/30 A 8842−5J H04N 1/41 B 8420−5L G06F 15/66 330 H

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1処理単位当たりn×n個の画素を有す
    る処理ブロックに対応するn×n個のしきい値からなる
    量子化マトリックス情報とスケールファクタとの乗算動
    作を上記量子化マトリックス情報の各成分毎に行う乗算
    手段と、供給されるn×n個の直交変換係数のそれぞれ
    について上記乗算手段が送出する量子化基礎情報に基づ
    き量子化処理を行い量子化係数として送出する量子化演
    算手段と、を備えた量子化装置であって、 供給される直交変換係数のn×n個のマトリックスにお
    ける位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記処理
    ブロック内において上記量子化マトリックス情報と乗算
    される互いに異なる複数の上記スケールファクタを上記
    乗算手段へ送出するスケールファクタ送出手段を備えた
    ことを特徴とする量子化装置。
  2. 【請求項2】 上記スケールファクタ送出手段は、 一つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使
    用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置
    領域情報記憶手段と、 上記位置領域情報記憶手段に接続され、供給される上記
    処理位置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属する
    か否かを判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定
    信号を送出する判定手段と、 上記判定手段に接続され、上記第1判定信号に基づき複
    数のスケールファクタのいずれかを選択し上記乗算手段
    へ送出するスケールファクタ第1選択手段と、を備え
    た、請求項1記載の量子化装置。
  3. 【請求項3】 上記スケールファクタ第1選択手段に接
    続され、複数のスケールファクタを記憶するスケールフ
    ァクタ記憶手段を備えた、請求項2記載の量子化装置。
  4. 【請求項4】 上記スケールファクタ送出手段は、 一つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使
    用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置
    領域情報記憶手段と、 上記位置領域情報記憶手段に接続され、供給される上記
    処理位置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属する
    か否かを判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定
    信号を送出する判定手段と、 上記第1判定信号をグループ化するためのグループ化情
    報を記憶するグループ化情報記憶手段と、 上記判定手段の出力側及び上記グループ化情報記憶手段
    の出力側に接続され、上記グループ化情報に基づき供給
    される上記第1判定信号を所定のグループに振り分け、
    上記所定のグループに対応して第2判定信号を送出する
    グループ化手段と、 上記グループ化手段に接続され、上記第2判定信号に基
    づき複数のスケールファクタのいずれかを選択し上記乗
    算手段へ送出するスケールファクタ第2選択手段と、 を備えた、請求項1記載の量子化装置。
  5. 【請求項5】 上記スケールファクタ第2選択手段に接
    続され、複数のスケールファクタを記憶するスケールフ
    ァクタ記憶手段を備えた、請求項4記載の量子化装置。
  6. 【請求項6】 上記直交変換係数はラスタ走査方向順に
    供給され、上記処理位置情報はラスタ走査方向順に供給
    される、請求項1ないし5のいずれかに記載の量子化装
    置。
  7. 【請求項7】 上記直交変換係数はジグザグ走査順に供
    給され、上記処理位置情報はジグザグ走査方向順に供給
    される、請求項1ないし5のいずれかに記載の量子化装
    置。
  8. 【請求項8】 上記スケールファクタ送出手段にて使用
    される上記処理位置情報は、当該量子化装置を備える画
    像処理装置内の位置情報送出手段から送出される、請求
    項1ないし7のいずれかに記載の量子化装置。
  9. 【請求項9】 上記スケールファクタ送出手段にて使用
    される上記処理位置情報は、当該量子化装置を備える画
    像処理装置内の位置情報送出手段の出力側と上記スケー
    ルファクタ送出手段の入力側との間に備わる処理位置変
    換手段から送出され、該処理位置変換手段は、上記位置
    情報送出手段が送出する基礎位置情報を任意の処理順に
    変換し上記処理位置情報として送出するものである、請
    求項1ないし7のいずれかに記載の量子化装置。
  10. 【請求項10】 上記直交変換係数はジグザグ走査方向
    順に供給され上記処理位置情報もジグザグ走査順に供給
    される場合、上記位置領域情報記憶手段に記憶される位
    置領域情報は、n×n個のマトリックスにおける上記変
    換係数の同一行、列値における成分を結ぶ対角線に平行
    な直線で区切られた位置及び領域である、請求項2ない
    し5のいずれかに記載の量子化装置。
  11. 【請求項11】 1処理単位当たりn×n個の画素を有
    する処理ブロックに対応するn×n個のしきい値からな
    る量子化マトリックス情報とスケールファクタとの乗算
    動作を上記量子化マトリックス情報の各成分毎に行う乗
    算手段と、供給されるn×n個の復号量子化係数のそれ
    ぞれについて上記乗算手段が送出する量子化基礎情報に
    基づき逆量子化処理を行い直交変換係数として送出する
    逆量子化演算手段と、を備えた逆量子化装置であって、 供給される復号量子化係数のn×n個のマトリックスに
    おける位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記処
    理ブロック内において上記量子化マトリックス情報と乗
    算される互いに異なる複数の上記スケールファクタを上
    記乗算手段へ送出するスケールファクタ送出手段を備え
    たことを特徴とする逆量子化装置。
  12. 【請求項12】 上記スケールファクタ送出手段は、 生成する一つの上記処理ブロック内で同一スケールファ
    クタを使用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶
    する位置領域情報記憶手段と、 上記位置領域情報記憶手段に接続され、供給される上記
    処理位置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属する
    か否かを判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定
    信号を送出する判定手段と、 上記判定手段に接続され、上記第1判定信号に基づき上
    記複数のスケールファクタのいずれかを選択し上記乗算
    手段へ送出するスケールファクタ第1選択手段と、 を備えた、請求項11記載の逆量子化装置。
  13. 【請求項13】 上記スケールファクタ第1選択手段に
    接続され、複数のスケールファクタを記憶するスケール
    ファクタ記憶手段を備えた、請求項12記載の逆量子化
    装置。
  14. 【請求項14】 上記スケールファクタ送出手段は、 生成する一つの上記処理ブロック内で同一スケールファ
    クタを使用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶
    する位置領域情報記憶手段と、 上記位置領域情報記憶手段に接続され、供給される上記
    処理位置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属する
    か否かを判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定
    信号を送出する判定手段と、 上記第1判定信号をグループ化するためのグループ化情
    報を記憶するグループ化情報記憶手段と、 上記判定手段の出力側及び上記グループ化情報記憶手段
    の出力側に接続され、上記グループ化情報に基づき供給
    される上記第1判定信号を所定のグループに振り分け、
    上記所定のグループに対応して第2判定信号を送出する
    グループ化手段と、 上記グループ化手段に接続され、上記第2判定信号に基
    づき上記複数のスケールファクタのいずれかを選択し上
    記乗算手段へ送出するスケールファクタ第2選択手段
    と、 を備えた、請求項11記載の逆量子化装置。
  15. 【請求項15】 上記スケールファクタ第2選択手段に
    接続され、複数のスケールファクタを記憶するスケール
    ファクタ記憶手段を備えた、請求項14記載の逆量子化
    装置。
  16. 【請求項16】 上記復号量子化係数はラスタ走査方向
    順に供給され、上記処理位置情報はラスタ走査方向順に
    供給される、請求項11ないし15のいずれかに記載の
    逆量子化装置。
  17. 【請求項17】 上記復号量子化係数はジグザグ走査順
    に供給され、上記処理位置情報はジグザグ走査方向順に
    供給される、請求項11ないし15のいずれかに記載の
    逆量子化装置。
  18. 【請求項18】 上記スケールファクタ送出手段にて使
    用される上記処理位置情報は、当該逆量子化装置を備え
    る画像処理装置内の位置情報送出手段から送出される、
    請求項11ないし17のいずれかに記載の逆量子化装
    置。
  19. 【請求項19】 上記スケールファクタ送出手段にて使
    用される上記処理位置情報は、当該逆量子化装置を備え
    る画像処理装置内の位置情報送出手段の出力側と上記ス
    ケールファクタ送出手段の入力側との間に備わる処理位
    置変換手段から送出され、該処理位置変換手段は、上記
    位置情報送出手段が送出する基礎位置情報を任意の処理
    順に変換し上記処理位置情報として送出するものであ
    る、請求項11ないし17のいずれかに記載の逆量子化
    装置。
  20. 【請求項20】 上記復号量子化係数はジグザグ走査方
    向順に供給され上記処理位置情報もジグザグ走査順に供
    給される場合、上記位置領域情報記憶手段に記憶される
    位置領域情報は、n×n個のマトリックスにおける上記
    復号量子化係数の同一行、列値における成分を結ぶ対角
    線に平行な直線で区切られた位置及び領域である、請求
    項12ないし17のいずれかに記載の逆量子化装置。
  21. 【請求項21】 1処理単位当たりn×n個の画素を有
    する処理ブロックに対応するn×n個のしきい値からな
    る量子化マトリックス情報とスケールファクタとの乗算
    動作を上記量子化マトリックス情報の各成分毎に行う圧
    縮側乗算手段と、供給されるn×n個の直交変換係数の
    それぞれについて上記圧縮側乗算手段が送出する量子化
    基礎情報に基づき量子化処理を行い量子化係数として送
    出する量子化演算手段と、を備えた量子化装置であっ
    て、供給される直交変換係数のn×n個のマトリックス
    における位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記
    処理ブロック内において上記量子化マトリックス情報と
    乗算される互いに異なる複数の上記スケールファクタを
    上記乗算手段へ送出する圧縮側スケールファクタ送出手
    段を備えた量子化装置と、 1処理単位当たりn×n個の画素を有する処理ブロック
    に対応するn×n個のしきい値からなる量子化マトリッ
    クス情報とスケールファクタとの乗算動作を上記量子化
    マトリックス情報の各成分毎に行う復号側乗算手段と、
    供給されるn×n個の復号量子化係数のそれぞれについ
    て上記復号側乗算手段が送出する量子化基礎情報に基づ
    き逆量子化処理を行い直交変換係数として送出する逆量
    子化演算手段と、を備えた逆量子化装置であって、供給
    される復号量子化係数のn×n個のマトリックスにおけ
    る位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記処理ブ
    ロック内において上記量子化マトリックス情報と乗算さ
    れる互いに異なる複数の上記スケールファクタを上記乗
    算手段へ送出する復号側スケールファクタ送出手段を備
    えた逆量子化装置と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  22. 【請求項22】 上記圧縮側乗算手段、上記復号側乗算
    手段、上記量子化マトリックス情報、圧縮側スケールフ
    ァクタ送出手段、及び復号側スケールファクタ送出手段
    は量子化装置及び逆量子化装置にて共用する、請求項2
    1記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 1処理単位当たりn×n個の画素を有
    する処理ブロックに対応するn×n個のしきい値からな
    る量子化マトリックス情報とスケールファクタとの乗算
    動作を上記量子化マトリックス情報の各成分毎に行う乗
    算工程と、供給されるn×n個の直交変換係数のそれぞ
    れについて上記乗算工程にて得られる量子化基礎情報に
    基づき量子化処理を行い量子化係数として送出する量子
    化演算工程と、を備えた量子化方法であって、 供給される直交変換係数のn×n個のマトリックスにお
    ける位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記処理
    ブロック内において上記量子化マトリックス情報と乗算
    される互いに異なる複数の上記スケールファクタを上記
    乗算工程へ送出するスケールファクタ送出工程を備えた
    ことを特徴とする量子化方法。
  24. 【請求項24】 上記スケールファクタ送出工程は、 一つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使
    用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置
    領域情報記憶工程と、 上記位置領域情報記憶工程の後、供給される上記処理位
    置情報がいずれの上記位置領域情報に属するか否かを判
    定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定信号を送出
    する判定工程と、 上記判定工程の後、上記第1判定信号に基づき複数のス
    ケールファクタのいずれかを選択するスケールファクタ
    第1選択工程と、 を備えた、請求項23記載の量子化方法。
  25. 【請求項25】 上記判定工程の後であり上記第1選択
    工程の前に備わる、複数のスケールファクタを記憶する
    スケールファクタ記憶工程を備えた、請求項24記載の
    量子化方法。
  26. 【請求項26】 上記スケールファクタ送出工程は、 一つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使
    用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置
    領域情報記憶工程と、 上記位置領域情報記憶工程の後、供給される上記処理位
    置情報がいずれの上記位置領域情報に属するか否かを判
    定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定信号を送出
    する判定工程と、 上記第1判定信号をグループ化するためのグループ化情
    報を記憶するグループ化情報記憶工程と、 上記判定工程及び上記グループ化情報記憶工程の後、上
    記グループ化情報に基づき、供給される上記第1判定信
    号を所定のグループに振り分け、上記所定のグループに
    対応して第2判定信号を送出するグループ化工程と、 上記グループ化工程の後、上記第2判定信号に基づき上
    記複数のスケールファクタのいずれかを選択するスケー
    ルファクタ第2選択工程と、 を備えた、請求項23記載の量子化方法。
  27. 【請求項27】 上記グループ化工程の後であり上記第
    2選択工程の前に備わる、複数のスケールファクタを記
    憶するスケールファクタ記憶工程を備えた、請求項26
    記載の量子化方法。
  28. 【請求項28】 上記直交変換係数はラスタ走査方向順
    に供給され、上記処理位置情報はラスタ走査方向順に供
    給される、請求項23ないし27のいずれかに記載の量
    子化方法。
  29. 【請求項29】 上記直交変換係数はジグザグ走査順に
    供給され、上記処理位置情報はジグザグ走査方向順に供
    給される、請求項23ないし27のいずれかに記載の量
    子化方法。
  30. 【請求項30】 上記スケールファクタ送出工程にて使
    用される上記処理位置情報は、当該量子化方法を実行す
    る量子化装置を備える画像処理装置内の位置情報送出手
    段から送出される、請求項23ないし29のいずれかに
    記載の量子化方法。
  31. 【請求項31】 上記スケールファクタ送出工程にて使
    用される上記処理位置情報は、当該量子化方法を実行す
    る量子化装置を備える画像処理装置内の位置情報送出手
    段の出力側と上記スケールファクタ変化工程を実行する
    スケールファクタ送出手段の入力側との間に備わる処理
    位置変換手段から送出され、該処理位置変換手段は、上
    記位置情報送出手段が送出する基礎位置情報を任意の処
    理順に変換し上記処理位置情報として送出するものであ
    る、請求項23ないし29のいずれかに記載の量子化方
    法。
  32. 【請求項32】 1処理単位当たりn×n個の画素を有
    する処理ブロックに対応するn×n個のしきい値からな
    る量子化マトリックス情報とスケールファクタとの乗算
    動作を上記量子化マトリックス情報の各成分毎に行う乗
    算工程と、供給されるn×n個の復号量子化係数のそれ
    ぞれについて上記乗算工程にて得られる量子化基礎情報
    に基づき逆量子化処理を行い直交変換係数として送出す
    る逆量子化演算工程と、を備えた逆量子化方法であっ
    て、 供給される復号量子化係数のn×n個のマトリックスに
    おける位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記処
    理ブロック内において上記量子化マトリックス情報と乗
    算される互いに異なる複数の上記スケールファクタを上
    記乗算工程へ送出するスケールファクタ送出工程を備え
    たことを特徴とする逆量子化方法。
  33. 【請求項33】 上記スケールファクタ送出工程は、 一つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使
    用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置
    領域情報記憶工程と、 上記位置領域情報記憶工程の後、供給される上記処理位
    置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属するか否か
    を判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定信号を
    送出する判定工程と、 上記判定工程の後、上記第1判定信号に基づき上記複数
    のスケールファクタのいずれかを選択するスケールファ
    クタ第1選択工程と、 を備えた、請求項32記載の逆量子化方法。
  34. 【請求項34】 上記判定工程の後であり上記第1選択
    工程の前に備わる、複数のスケールファクタを記憶する
    スケールファクタ記憶工程を備えた、請求項33記載の
    逆量子化方法。
  35. 【請求項35】 上記スケールファクタ送出工程は、 一つの上記処理ブロック内で同一スケールファクタを使
    用する位置又は領域を示す位置領域情報を記憶する位置
    領域情報記憶工程と、 上記位置領域情報記憶工程の後、供給される上記処理位
    置情報がいずれの上記位置又は領域情報に属するか否か
    を判定し該判定結果に基づきそれぞれの第1判定信号を
    送出する判定工程と、 上記第1判定信号をグループ化するためのグループ化情
    報を記憶するグループ化情報記憶工程と、 上記判定工程及び上記グループ化情報記憶工程の後、上
    記グループ化情報に基づき供給される上記第1判定信号
    を所定のグループに振り分け、上記所定のグループに対
    応して第2判定信号を送出するグループ化工程と、 上記グループ化工程の後、上記第2判定信号に基づき上
    記複数のスケールファクタのいずれかを選択するスケー
    ルファクタ第2選択工程と、 を備えた、請求項32記載の逆量子化方法。
  36. 【請求項36】 上記グループ化工程の後であり上記第
    2選択工程の前に備わる、複数のスケールファクタを記
    憶するスケールファクタ記憶工程を備えた、請求項35
    記載の逆量子化方法。
  37. 【請求項37】 上記復号量子化係数はラスタ走査方向
    順に供給され、上記処理位置情報はラスタ走査方向順に
    供給される、請求項32ないし36のいずれかに記載の
    逆量子化方法。
  38. 【請求項38】 上記復号量子化係数はジグザグ走査方
    向順に供給され、上記処理位置情報はジグザグ走査方向
    順に供給される、請求項32ないし36のいずれかに記
    載の逆量子化方法。
  39. 【請求項39】 上記スケールファクタ送出工程にて使
    用される上記処理位置情報は、上記逆量子化方法を実行
    する画像処理装置内の位置情報送出手段から送出され
    る、請求項32ないし38のいずれかに記載の逆量子化
    方法。
  40. 【請求項40】 上記スケールファクタ送出工程にて使
    用される上記処理位置情報は、上記逆量子化方法を実行
    する画像処理装置内の位置情報送出手段の出力側と上記
    スケールファクタ送出手段の入力側との間に備わる処理
    位置変換手段から送出され、該処理位置変換手段は、上
    記位置情報送出手段が送出する基礎位置情報を任意の処
    理順に変換し上記処理位置情報として送出するものであ
    る、請求項32ないし38のいずれかに記載の逆量子化
    方法。
  41. 【請求項41】 1処理単位当たりn×n個の画素を有
    する処理ブロックに対応するn×n個のしきい値からな
    る量子化マトリックス情報とスケールファクタとの乗算
    動作を上記量子化マトリックス情報の各成分毎に行う圧
    縮側乗算工程と、供給されるn×n個の直交変換係数の
    それぞれについて上記圧縮側乗算工程にて得られる量子
    化基礎情報に基づき量子化処理を行い量子化係数として
    送出する量子化演算工程と、を備えた量子化方法であっ
    て、供給される直交変換係数のn×n個のマトリックス
    における位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記
    処理ブロック内において上記量子化マトリックス情報と
    乗算される互いに異なる複数の上記スケールファクタを
    上記圧縮側乗算工程へ送出する圧縮側スケールファクタ
    送出工程を備えた量子化方法と、 1処理単位当たりn×n個の画素を有する処理ブロック
    に対応するn×n個のしきい値からなる量子化マトリッ
    クス情報とスケールファクタとの乗算動作を上記量子化
    マトリックス情報の各成分毎に行う復号側乗算工程と、
    供給されるn×n個の復号量子化係数のそれぞれについ
    て上記復号側乗算工程にて得られる量子化基礎情報に基
    づき逆量子化処理を行い直交変換係数として送出する逆
    量子化演算工程と、を備えた逆量子化方法であって、供
    給される復号量子化係数のn×n個のマトリックスにお
    ける位置を示す処理位置情報に基づき、一つの上記処理
    ブロック内において上記量子化マトリックス情報と乗算
    される互いに異なる複数の上記スケールファクタを上記
    復号側乗算工程へ送出する復号側スケールファクタ送出
    工程を備えた逆量子化方法と、 を備えたことを特徴とする画像処理方法。
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