JP3028745B2 - 画像情報処理装置 - Google Patents

画像情報処理装置

Info

Publication number
JP3028745B2
JP3028745B2 JP8343195A JP8343195A JP3028745B2 JP 3028745 B2 JP3028745 B2 JP 3028745B2 JP 8343195 A JP8343195 A JP 8343195A JP 8343195 A JP8343195 A JP 8343195A JP 3028745 B2 JP3028745 B2 JP 3028745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image information
quantization
information processing
color
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8343195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08255251A (ja
Inventor
克成 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8343195A priority Critical patent/JP3028745B2/ja
Publication of JPH08255251A publication Critical patent/JPH08255251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3028745B2 publication Critical patent/JP3028745B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像情報処理装置に関
し、特に画像情報を圧縮して蓄積あるいは伝送する画像
情報処理装置における圧縮方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー/多値画像情報を圧縮する
方式として、ブロックごとに周波数成分への変換を行
い、変換された周波数成分を量子化して、その後エント
ロピー符号化する方式が知られている。代表的なものと
して、JPEGのベースラインプロセスがある。(例え
ば「インターフェース」1991年12月号第160〜
182頁「カラー静止画像の国際標準符号化方式」参
照)この、JPEGのベースラインプロセスについて概
略を述べると、下記の4つのプロセスに分けられる。
(1)8画素×8画素を1ブロックとし、これを画像圧
縮の基本単位とする。なお1画素は8ビットである。
(2)各ブロックごとに周波数成分へ変換する。JPE
GのベースラインプロセスではDCT(離散コサイン変
換)を用いる。(3)周波数変換された係数を量子化す
る。(4)量子化された係数(周波数成分)をハフマン
符号化する。このプロセスの中で、(3)の量子化によ
り画質が劣化する。以下に、より詳細に従来例を説明す
る。
【0003】図3は従来のJPEGのベースラインプロ
セスを用いたカラー画像符号化装置の機能ブロック図で
ある。スキャナで読み込まれた画像情報は1画素がRG
Bの3つの色情報から構成されている。各色情報は例え
ば256階調のような多階調で表現されている。圧縮す
る場合には、この色情報をRGBのままでDCT、量子
化、エントロピー符号化を行ってもよいが、輝度(明
度)色度分離型の色空間(表色系)に変換する方が一般
的である。輝度色度分離型の色空間にはL* **
* * * 、YCrCb、XYZなどがあり、ここで
は、均等色空間(表色系)であるL* * * を用い
る。色空間変換ブロック40によりL* ** 表色系
に変換された画像情報は各色成分ごとに周波数成分への
変換を行う。周波数成分への変換はブロックごとに行う
のが一般的であり、JPEGのベースラインプロセスで
は8画素×8画素を1ブロックとしている。周波数成分
への変換方式としては、離散コサイン変換(DCT)、
離散サイン変換、アダマール変換、ウェーブレット変換
などがあるが、JPEGのベースラインプロセスではD
CTを用いることが決められているので、ここではDC
Tを用いる。
【0004】周波数変換ブロック41によって周波数成
分に変換された画像情報は次に量子化ブロック42によ
り量子化される。JPEGのベースラインプロセスでは
各周波数成分に対応する係数をを持つ量子化テーブルを
使用し、各周波数成分を係数で割り算することによって
量子化を実行する。量子化は粗く(係数を大きく)行う
ほど圧縮率は向上するが画質は劣化する。周波数成分へ
の変換においては一般的に低周波成分に情報が片寄る傾
向があり、また人間の視覚自体がローパスフィルタの特
性を持っている。従って、一般的には低周波成分に較べ
て高周波成分に対しては粗い量子化を行うと都合がよ
い。量子化された周波数成分(DCT係数)はエントロ
ピー符号化ブロック43によりエントロピー符号化され
る。エントロピー符号化にはハフマン符号化、算術符号
化などがあり、JPEGのベースラインプロセスではハ
フマン符号化が行われる。以上の動作が各色成分に対し
てそれぞれ独立して行われる。なお復号の際には符号化
と逆の処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のJ
PEGのベースラインプロセスでは、量子化に用いる量
子化テーブルは、予め設定されているものを使用してい
たので、例えば高周波領域の係数の小さな量子化テーブ
ルを使用すると、写真のような中間調画像で構成されて
いる画像情報を圧縮した場合には圧縮率が向上せず、ま
た高周波領域の係数の大きな量子化テーブルを使用する
と、文字画像のように単位空間当たりの濃度差が大き
く、従って、DCT後の高周波成分もある程度の値を持
つ画像情報を量子化した場合に、画質の劣化が顕著にな
ってしまうというという問題点があった。本発明の目的
は、前記のような従来技術の問題点を解決し、画質が劣
化せず、かつ圧縮率を向上させることが可能な画像情報
符号化機能を有する画像情報処理装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、画像情報
をブロックに分離する手段と、各ブロック内の画像情報
を周波数成分に変換する手段と、変換された周波数成分
を量子化する手段と、量子化された周波数成分をエント
ロピー符号化する手段を有する画像情報処理装置におい
て、画像の属性を認識する手段と、各属性部分の面積比
を求める手段と、面積比に基づき量子化テーブルを選択
する選択手段とを有し、前記量子化する手段は選択手段
により選択された量子化テーブルに基づき量子化を行う
ことを特徴とする。また、第2の発明は、画像情報の色
空間として輝度色度分離型の色空間を使用し、輝度成分
のみを第1の発明の画像情報処理装置において処理する
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1の発明においては、画像がどの程度の高周
波成分を含むかという属性を認識し、各属性部分の面積
比を求め、面積比に基づき最適な量子化テーブルを選択
するので、画質が劣化しない範囲で圧縮率が最も向上す
るような量子化テーブルを選択可能となる。また、第2
の発明においては、画像情報の色空間として輝度色度分
離型の色空間を使用し、輝度成分のみを第1の発明の画
像情報処理装置において処理するので、処理量が減少
し、処理時間の短縮および装置の簡略化が計れる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は本発明が適用される画像情報処理装
置の構成を示すブロック図である。システムコントロー
ラ1は、CPU、RAM、ROM等を内蔵し、画像情報
処理装置全体の制御処理を行う。コントロールパネル2
は、パネルに装備されているスイッチ等からなる情報入
力装置、および例えば液晶を用いた文字、図形の表示装
置からなる。記憶装置3は、ハードディスク、光ディス
ク、半導体メモリ等からなり、画像データあるいはプロ
グラム等を蓄積する大容量のメモリである。JPEGコ
ーデック4は、詳細な機能は後述するが、画像情報ある
いは符号化情報を入力し、JPEGの符号化あるいは復
号化処理を行う装置であり、内蔵あるいは外付けの作業
用RAM5を備えている。通信装置6は通信制御装置、
デジタル回線インターフェース回路あるいはモデム、N
CU等を備え、デジタルあるいはアナログ回線に接続さ
れ、通信制御を行う。
【0009】フルカラースキャナ7は、例えばイメージ
センサにより原稿を読み取り、RGBの多値画像情報を
出力する。スキャナインターフェース回路8はシステム
コントローラ1の制御により、フルカラースキャナ7と
情報や制御信号のやり取りを行う。カラーCRT9はカ
ラーブラウン管(CRT)を用いたディスプレイ装置で
あり、CRTインターフェース10はシステムコントロ
ーラ1の制御により、カラー映像信号をカラーCRT9
に出力する。フルカラープリンタ11はカラー画像をプ
リントする装置であり、プリンタインターフェース回路
12はシステムコントローラ1の制御により、カラー画
像信号をフルカラープリンタ11に出力する。バス13
は装置内の各回路間でデータの転送を行うためのもので
ある。
【0010】図1は本発明によるJPEGコーデックの
符号化回路の機能ブロックを示すブロック図である。第
1の実施例である図1(a)において、例えばスキャナ
7から取り込まれたRGBフルカラー画像情報は、一旦
記憶装置3に格納され、RGBの各色成分ごとに、8×
8画素のブロック単位でJPEGコーデック4に読み込
まれる。RGBの各色成分はそれぞれ同一の処理をされ
るので、R成分について説明する。周波数変換部20は
従来のJPEGコーデックと同様に、ブロック単位で例
えば周知のDCTを行う。DCTは次式Sで表される。
なおx 、y はブロック内の画素の位置、u 、v はDCT
係数の位置、Pは画素値、LS は画素が8ビットの場合
128である。
【0011】
【数1】 図4は本発明による画像データの符号化のための変換例
を示す説明図である。なお、各データにおいて、x 、y
あるいはu 、v は左あるいは上が0であり、右あるいは
下が7である。図4において、画素ブロックのデータは
DCTによりDCT係数(Suv)に変換される。このD
CT係数は一般的に左上の低周波領域の係数値が大きな
値となる。変換されたDCT計数は一旦RAM5に格納
される。領域の識別部21は、ブロック単位で、ブロッ
ク内の高周波領域のDCT係数の絶対値と閾値テーブル
の閾値とを比較し、閾値以上のDCT係数の個数を計数
する。そして合計値が所定の値、例えば8を超えた場合
にはこのブロックを高周波成分の多いブロックと判定す
る。高周波領域は、例えば図4の閾値テーブルの実線で
囲んだ部分であり、図4の例では閾値は10に設定され
ている。図4のDCT計数において、高周波領域の計数
の絶対値の内で10以上である計数は9個あるので、こ
のブロックは高周波成分の多いブロックと判定される。
【0012】領域の面積比の識別部22は、全ブロック
の判定結果を入力し、高周波成分の多いブロックの割合
が所定値、例えば50%以上であるか否かを判定する。
そして判定結果を量子化テーブルの選択部23に出力す
る。例えば面積比の識別部22からの出力が、画像全体
で高周波成分が多いことを示している場合には、選択部
23は、高周波成分においても量子化間隔の小さい、画
質優先の量子化テーブル1を選択する。また、識別部2
2からの出力が高周波成分が少ないことを示している場
合には、選択部23は高周波成分において量子化間隔の
大きな、圧縮率優先の量子化テーブル2を選択する。図
4においては、識別部22からの出力が高周波成分が多
いことを示しているので量子化テーブル1が選択され
る。量子化部24においては、選択された量子化テーブ
ルを用いて量子化が行われる。量子化は次式によって行
われる。なおrは量子化されたDCT係数、Qは量子化
係数であり、roundは最も近い整数への整数化を行
う関数である。
【0013】
【数2】 量子化部24によって量子化されたDCT係数(ruv)
は、エントロピー符号化部25によって周知のエントロ
ピー符号化、例えばハフマン符号化が行われる。符号化
された画像データは伝送あるいは蓄積され、復号化され
る。JPEGのデータ構造においては、必要に応じて量
子化テーブルQの内容を符号化データに付加することが
可能である。従って、選択部23によって選択された量
子化テーブルの内容を符号化データに付加することによ
って復号が可能となる。また、使用する量子化テーブル
群を予め受信あるいは復号側装置において蓄積しておけ
ば、量子化テーブル識別情報のみを付加すれば足りる。
復号においては符号化と逆の処理が行われる。即ち、符
号化された画像データに対してハフマン復号化が行わ
れ、量子化されたDCT係数が得られる。次にデータに
付加されていた量子化テーブルの各係数を乗算すること
により、DCT係数を得る。このDCT係数は、量子化
誤差のために元のDCT係数とは異なっている。得られ
たDCT係数は逆離散コサイン変換され、画素情報が得
られる。
【0014】第1の実施例においては、図2に示すJP
EGコーデック4の内部に、図1(a)に示すような各
機能ブロック20〜25の機能を有するハードウェア回
路ブロックを設けることにより実施可能である。機能ブ
ロック20、24、25を含むようなJPEGコーデッ
クLSIはすでに製品化されており、機能ブロック21
〜23も当業者が容易に設計可能である。また、処理時
間が遅くてもよい場合には蓄積プログラム制御のCP
U、DSP等により符号化、復号化を行うことも可能で
ある。図5は本発明の符号化処理を示すフローチャート
である。このフローチャートはハードウェアによる処理
の流れおよびプログラム制御による処理の双方に当ては
まる。
【0015】ステップS1においては、画像データを8
×8画素ブロック毎に記憶装置3から読み出し、作業用
メモリに格納する。ステップS2においては、ブロック
毎にDCT変換し、結果を再びメモリに格納する。ステ
ップS3においては、所定の高周波領域のDCT係数の
絶対値を閾値テーブルの値と比較し、閾値以上の係数の
個数を計数する。ステップS4においては、計数結果が
所定値以上であるか否かによって、高周波成分が多いか
否かが判定され、結果が肯定の場合にはステップS5に
移行してカウンタをカウントアップ(+1)する。ステ
ップS6においては、処理されていないブロックが有る
か否かが判定され、あればステップS1に戻って処理を
繰り返す。ステップS7においては、カウンタの計数値
を全ブロック数で除算することにより、高周波成分の多
いブロックの面積比を求め、予め登録されている閾値と
比較する。
【0016】ステップS8においては、ステップS7の
比較結果がカウンタ値の方が大きいことを示しているか
否かが判定され、結果が肯定であればステップS10に
移行するが、否定の場合にはステップS9に移行する。
ステップS9においては、圧縮率優先の粗い量子化を行
う量子化テーブル2を選択し、またステップS10にお
いては、画質優先の細かい量子化を行う量子化テーブル
1を選択する。ステップS11においては、選択された
量子化テーブルを用いて前述したような量子化を行う。
ステップS12においては、エントロピー符号化(ハフ
マン符号化)を行い、符号化データを出力する。以上の
ような処理により、文字画像のように高周波成分の多い
画像データに対しては画質優先の量子化テーブルを使用
して量子化を行うので画質が劣化せず、また写真などの
高周波成分の少ない画像データに対しては圧縮率優先の
量子化テーブルを使用して量子化を行うので圧縮率が向
上する。
【0017】図1(b)は第2の実施例の機能ブロック
を示すブロック図である。第1の実施例においては、例
えばスキャナから出力されるRGBの各色成分について
それぞれ独立して属性の判定処理を行っているので、処
理量が増加し、実時間処理を行うには高速の処理回路が
必要となるという問題点がある。第2の実施例はこの問
題点を解決するものであり、カラー画像情報を輝度色度
分離型の色空間情報に変換し、輝度成分のみを本発明の
方式により符号化するものである。色空間変換部30
は、RGBカラー画像情報を、輝度色度分離型の色空間
であり、均等色空間であるL* * * 色空間に変換す
る。そして、輝度情報であるL* についてのみ、機能ブ
ロック20〜25により第1の実施例と同様の符号化処
理を行う。色度情報であるa* 、b* に対しては、従来
と同様のJPEGベースラインプロセスを行う。色度情
報は輝度情報に較べて画素データの変化が穏やかであ
り、量子化テーブルを固定しても画質への影響はそれほ
どない。従って、第2の実施例の方式は、第1の実施例
に較べて画質の劣化は僅かであり、装置が簡略化され、
処理時間も短縮される。
【0018】以上、実施例を説明したが、以下に示すよ
うな変形例も考えられる。実施例においては量子化テー
ブルの種類が2つである例を開示したが、テーブル数は
任意であり、例えば高周波成分の多い領域の面積比の値
の範囲によって3個以上のテーブルを使い分けるように
してもよい。また、画質を最優先させる場合は、量子化
テーブルの中の係数を全て1にすればよいが、これは量
子化しないことと同じである。従って、例えば面積比が
所定値以上の時は量子化部を通さずに、周波数変換情報
を直接符号化するようにしてもよく、こうすることによ
りデータの処理速度が向上する。
【0019】実施例においては、一度全てのブロックに
ついてDCTを行い、その結果を利用して高周波成分の
多さを判定しているが、この方法では量子化を行う前に
全てのブロックのDCTを行う必要があり、DCT係数
を記憶するRAM5として大容量のRAMが必要とな
る。この問題点を回避するためには、例えば判定のため
のDCTを行うブロックとして、任意の方式でサンプリ
ングした一部のブロックを使用して判定を行うことも可
能である。また、DCTを行う代わりに、通常の文字写
真分離処理に使用されるような、2次元的な画素値の高
低差の比較による領域の属性判断技術を採用してもよ
い。一例を挙げれば、ブロック中の隣り合う画素値間の
差の絶対値を全て求め、該値が所定値以上であるものの
総数を所定の閾値と比較することにより該ブロックの属
性を判断してもよい。閾値テーブルとの比較について
は、図4の閾値テーブルの実線で囲んだ範囲のみについ
て比較を行う例を開示したが、範囲はこれに限るもので
はなく、任意の範囲を設定可能である。また、低周波部
分の閾値として大きな値(例えば最大値)を設定してお
き、全てのDCT係数と閾値とを比較するようにしても
よい。また、図4に示すように比較すべき閾値の値が1
つであり、比較する範囲が固定であれば、テーブルの形
式をとる必要はない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明において
は、ブロックごとに画像がどの程度の高周波成分を含む
かという属性を認識し、各属性部分の面積比を求め、面
積比に基づき最適な量子化テーブルを選択するので、画
質が劣化しない範囲で圧縮率が最も向上するような量子
化テーブルを選択可能となるという効果がある。また、
第2の発明においては、画像情報の色空間として輝度色
度分離型の色空間を使用し、輝度成分のみを第1の発明
の画像情報処理装置において処理するので、処理量が減
少し、処理時間の短縮および装置の簡略化が計れるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による符号化回路の機能ブロックを示す
ブロック図である。
【図2】本発明が適用される画像情報処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】従来のカラー画像符号化装置の機能ブロック図
である。
【図4】本発明による画像データの符号化のための変換
例を示す説明図である。
【図5】本発明の符号化処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…システムコントローラ、2…コントロールパネル、
3…記憶装置、4…JPEGコーデック、5…RAM、
6…通信装置、7…フルカラースキャナ、8…スキャナ
インターフェース回路、9…カラーCRT、10…CR
Tインターフェース、11…フルカラープリンタ、12
…プリンタインターフェース、13…バス、20…周波
数変換部、21…領域識別部、22…領域面積比の識別
部、23…量子化テーブルの選択部、24…量子化部、
25…エントロピー符号化部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−322261(JP,A) 特開 平7−59086(JP,A) 特開 平5−316364(JP,A) 村田和行,”適応的量子化を用いたD CT符号化法−デジタルカラー複写機へ の適用−”,画像電子学会誌,平成3 年,第20巻,第5号,p.467−475 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 5/00 - 5/50 G06T 1/00 - 1/20 H04N 1/41 - 1/419 H04N 7/24 - 7/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報をブロックに分離する手段と、
    各ブロック内の画像情報を周波数成分に変換する手段
    と、変換された周波数成分を量子化する手段と、量子化
    された周波数成分をエントロピー符号化する手段を有す
    る画像情報処理装置において、 画像の属性を認識する手段と、各属性部分の面積比を求
    める手段と、面積比に基づき量子化テーブルを選択する
    選択手段とを有し、前記量子化する手段は選択手段によ
    り選択された量子化テーブルに基づき量子化を行うこと
    を特徴とする画像情報処理装置。
  2. 【請求項2】 輝度成分のみを請求項1の画像情報処理
    装置において処理することを特徴とする画像情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像情報処理装置にお
    いて、求められた面積比が所定の条件を満たしている場
    合には、周波数成分を量子化せずにエントロピー符号化
    することを特徴とする画像情報処理装置。
JP8343195A 1995-03-15 1995-03-15 画像情報処理装置 Expired - Fee Related JP3028745B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8343195A JP3028745B2 (ja) 1995-03-15 1995-03-15 画像情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8343195A JP3028745B2 (ja) 1995-03-15 1995-03-15 画像情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08255251A JPH08255251A (ja) 1996-10-01
JP3028745B2 true JP3028745B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=13802257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8343195A Expired - Fee Related JP3028745B2 (ja) 1995-03-15 1995-03-15 画像情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3028745B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6816618B1 (en) 1998-03-03 2004-11-09 Minolta Co., Ltd. Adaptive variable length image coding apparatus

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
村田和行,"適応的量子化を用いたDCT符号化法−デジタルカラー複写機への適用−",画像電子学会誌,平成3年,第20巻,第5号,p.467−475

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08255251A (ja) 1996-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wallace The JPEG still picture compression standard
JP4870743B2 (ja) デジタルイメージに対する選択的なクロミナンスデシメーション
JP4365957B2 (ja) 画像処理方法及びその装置及び記憶媒体
JP5107495B2 (ja) 品質ベースのイメージ圧縮
US6226050B1 (en) Signal adaptive filtering method for reducing ringing noise and signal adaptive filter
KR0183688B1 (ko) 영상부호화방법 및 장치
US5422736A (en) Multi-mode image processing permitting selection of quantization process according to image characteristics
US6101284A (en) Methods and systems for optimizing image data compression involving wavelet transform
JPH07154798A (ja) 画像符号化装置および画像符号化方法
KR20050113660A (ko) 낮은 비트-레이트 비디오의 비디오 품질을 향상시키는 방법및 장치
JP2005517316A (ja) 構成可能なパターン最適化器
US20080267495A1 (en) Image compressing method and image compressing apparatus
JP2004530341A (ja) Jade−jpegベース適応的文書圧縮エンジン
US5822462A (en) Image processing apparatus
US7551788B2 (en) Digital image coding device and method for noise removal using wavelet transforms
JP3028745B2 (ja) 画像情報処理装置
JPH0487460A (ja) 画像処理装置
JPH0787586B2 (ja) 画像信号符号化制御方式
KR0132895B1 (ko) 적응 양자화 기능을 갖는 영상압축 및 신장방법과 그 장치
JPH03283989A (ja) カラー画像符号化方式
JP2008109700A (ja) ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置
JP3049265B2 (ja) 画像データ符号化回路
KR100385865B1 (ko) Usb 카메라용 이미지 압축방법
JP2002247373A (ja) 画像読取・出力方法並びに装置
JP3034887B2 (ja) 画像処理方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees