JPH04292620A - ラクトンポリオール組成物およびその製造方法 - Google Patents

ラクトンポリオール組成物およびその製造方法

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JPH04292620A
JPH04292620A JP5703491A JP5703491A JPH04292620A JP H04292620 A JPH04292620 A JP H04292620A JP 5703491 A JP5703491 A JP 5703491A JP 5703491 A JP5703491 A JP 5703491A JP H04292620 A JPH04292620 A JP H04292620A
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Takao Yugawa
隆生 湯川
Masanobu Nakamoto
政信 中本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラクトンポリオ−ル組成
物およびその製造方法に関する。
【0002】さらに詳しくは、本発明は反応所要時間を
短縮させることを可能とするラクトンポリオ−ル組成物
およびポリラクトンポリオ−ル組成物の製造方法に関す
る。ポリラクトンポリオ−ル組成物はエラストマ−、接
着剤、合成皮革、インキバインダ−、繊維などのポリウ
レタン重合体および塗料用原料として非常に有用なもの
である。
【0003】また、ポリエステル樹脂、ポリカ−ボネ−
ト樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリロニトリル−スチ
レン樹脂、エポキシ樹脂などに強靭性、加工性などを付
与するための改質剤あるいはウレタンアクリレ−ト樹脂
原料などに利用されている。
【0004】
【従来の技術】従来、ラクトンモノマ−の開環付加反応
は触媒存在下、アルコ−ルその他各種の活性水素を有す
る化合物を開始剤として行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開始剤
となる化合物の製造方法が変更されたり、特別な精製法
で精製された場合、このような開始剤を使用して触媒存
在下ラクトンモノマ−の開環付加反応を行なっても長時
間かかることがあることが判明した。
【0006】これはたとえ加熱温度などを上昇させたり
触媒の量を増加させたりしても改善されない。本発明者
らはラクトンモノマ−の開環付加反応において長時間か
かる原因が開始剤中に従来はほとんどの場合に含まれて
いた微量な副生物にあることを見出だし、本発明を完成
させた。
【0007】
【発明の構成】すなわち、本発明は「一種または二種以
上のプロトン酸および/またはルイス酸を含有すること
を特徴とするポリラクトンポリオ−ル組成物」および「
一種または二種以上のプロトン酸および/またはルイス
酸を添加することにより、ラクトンの開環反応を促進さ
せることを特徴とするポリラクトンポリオ−ル組成物の
製造方法」である。
【0008】本発明において、ラクトンの開環反応を促
進させること効果がある酸としては次に述べるプロトン
酸およびルイス酸があげられる。
【0009】まず、プロトン酸の例を以下に列挙する。
【0010】すなわち、硝酸、硫酸、燐酸、亜燐酸等の
鉱酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、
カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸等のC1〜18の飽和有機
酸類、アクリル酸、メタクリル酸、ビニル酢酸、ソルビ
ン酸、オレイン酸、リノ−ル酸、リノレン酸等のC3〜
18の不飽和有機酸およびそのダイマ−酸類、桂皮酸、
安息香酸、サリチル酸等のC1〜18のアルキル基、ア
ルケニル基置換芳香族有機酸、シュウ酸、アジピン酸、
マロン酸、パルミチン酸、フタル酸、イソフタル酸、ト
リメリット酸、ピロメリット酸等のC2〜18の多塩基
酸類およびその部分エステル化合物、ラウリル硫酸、p
−トルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等
のC1〜18のアルキル硫酸C2〜18のアルケニル硫
酸およびC6〜24のアルキルフェニル硫酸類、ジメチ
ルホスフィン酸、ジエチルホスフィン酸、ジフェニルホ
スフィン酸、ジメチルホスホン酸、ジエチルホスホン酸
、ジフェニルホスホン酸等のC1〜18のアルキル基C
2〜18のアルケニル基およびC6〜24のアルキルフ
ェニル基を有するホスフィン酸およびホスホン酸類、ジ
メチルホスファイト、ジエチルホスファイト、ジフェニ
ルホスファイト、ジメチルホスフェ−ト、ジエチルホス
フェ−ト、ジフェニルホスフェ−ト、2−エチルヘキシ
ルホスフェ−ト等のC1〜18のアルキル基C2〜18
のアルケニル基およびC6〜24のアルキルフェニル基
を有する亜燐酸エステルおよび燐酸エステル類などであ
る。
【0011】中でも飽和および不飽和脂肪酸はラクトン
の開環重合を促進させる効果が大きく、特に有用なもの
の一つである。
【0012】なお、本反応を促進させるプロトン酸とは
、下記式のように化合物固有の酸解離定数pkaに従い
、プロトンを放出するブレンステッドの酸の総称である
【0013】 次に、ルイス酸の例を以下に列挙する。
【0014】すなわち、三塩化アルミニウム・トリメチ
ルアルミニウムなどのハロゲン化アルミニウムおよび有
機アルミニウム、四塩化チタンなどのハロゲン化チタン
、三塩化鉄などのハロゲン化鉄、四塩化スズなどのハロ
ゲン化スズ、三フッ素化ホウ素などのハロゲン化ホウ素
などである。
【0015】酸の添加量は0.05〜1%、好ましくは
0.1〜0.5%である。
【0016】0.05%より少ない時は反応時間短縮の
効果が少なくなり、1%より多いときは本反応によって
生成するラクトン付加物の酸価が高くなり、製品の反応
性が大きく変わってくるなど、品質的に問題となりうる
おそれがある。
【0017】酸の添加が、ラクトン開環重合反応の促進
にどのような反応機構できいているのかは現在のところ
明らかではないが、微量の酸の存在が、本反応のラクト
ン重合触媒をなんらかの形で活性化していると考える。
【0018】本発明に用いられる重合触媒としてはスズ
系化合物、チタン系化合物などが用いられる。触媒の添
加量は1〜1000ppm、好ましくは5〜100pp
mである。
【0019】触媒の添加量が1000ppmを越える場
合には生成物の着色が著しく、かつこれを原料として用
いて得られた製品中に金属分が多量に含まれることにな
り、製品の貯蔵安定性、耐久性などに悪影響を及ぼすこ
とが多い。
【0020】また触媒の添加量が1ppmより少ない場
合には上記のような問題は少ないが、反応速度が著しく
遅くなるので好ましくない。
【0021】本発明の製造方法に適用可能な開始剤とし
ては、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、ブタノ−ルなど
の脂肪族アルコ−ルおよびセロソルブ、カルビト−ルな
どのグリコ−ルモノエ−テルを含む一価アルコ−ル、エ
チレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエチレン
グリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、1,4−ブタン
ジオ−ル、1,3−ブタンジオ−ル、ネオペンチルグリ
ロ−ル、ヘキサンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル
、2,2,4−および2,4,4−トリメチルヘキサン
ジオ−ル、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオ−ル、1,10−デカンジオ−ル、1,12−ドデ
カンジオ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ルな
どの二価アルコ−ル、グリセリン、トリメチロ−ルエタ
ン、トリメチロ−ルプロパン、ペンタエリスリト−ルな
どの三価以上の多価アルコ−ル、ヒドロキシアルキルア
クリル酸エステル、ヒドロキシアルキルメタクリル酸エ
ステル、アリルアルコ−ルなどのヒドロキシル基を含有
する反応性モノマ−あるいはこれらの重合体、エピ−ビ
ス型エポキシ樹脂などの活性OH基を有する化合物など
がある。
【0022】次に本発明の製造方法により製造されるポ
リラクトンポリオ−ルのもうひとつの成分であるラクト
ン類(環状エステル化合物)について詳しく説明する。
【0023】本発明に用いられるラクトン類としては、
例えばγ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−
カプロラクトン、ξ−エナントラクトン、η−カプリロ
ラクトンあるいはそれらの環置換体などが挙げられるが
、特に好ましい環状エステル化合物は、炭素数4〜8の
ものである。
【0024】中でもε−カプロラクトンが種々の理由か
ら好ましいモノマ−である。
【0025】開始剤とラクトン類との反応比率は目的と
するポリラクトンポリオ−ルのグレ−ドによって適宜選
択される。
【0026】たとえば、そのまま成形物として使用され
るようなグレ−ドの高分子量のものを重合する場合には
ラクトンモノマ−中に微量存在している水分をそのまま
開始剤として用いて重合が行われるのでわざわざ開始剤
を添加する必要はない。
【0027】むしろラクトンモノマ−をさらに脱水処理
して高分子量のグレ−ドのものを製造する場合もある。
【0028】また開始剤とラクトン類との開環重合を行
うには、常圧で50℃ないし230℃、好ましくは80
℃ないし220℃で行う。
【0029】50℃以下では反応速度が著しく遅く、2
30℃を越えると解重合や熱分解が生じて酸価が高くな
るので好ましくない。
【0030】また、例えば、不飽和2重結合のような熱
に敏感な反応性置換基を有する開始剤を用いてラクトン
を開環重合させる場合、予め安定剤などを添加して開始
剤自身の副反応を防止することもできる。
【0031】反応は、未反応のラクトンが1%以下であ
ることをガスクロマトグラフ分析法などによって確認し
た後に停止する。
【0032】得られたポリラクトンポリオ−ルは常温で
白色のワックス状の固体物質、あるいは液体物質である
【0033】
【発明の効果】本発明の製造方法により、ラクトンの開
環重合に要する時間を大きく短縮できることが明らかと
なった。
【0034】また、本発明のポリラクトンポリオ−ル組
成物を用いてポリウレタンを製造する場合、本発明の方
法によって得られたポリラクトンポリオ−ルの酸価がや
や上がるため、有機イソシアネ−トとのウレタン化反応
の反応性を上げることもできる。
【0035】つぎに実施例と比較例を挙げて、本発明の
内容を具体的に説明するが、これらによって本発明が限
定されるものではない。
【0036】実施例および比較例中に示されている水酸
基価はJISK−1557に定められた方法に基づき、
無水フタル酸−ピリジン法で測定した値である。
【0037】同様に酸価はアセトン溶剤を使用して中和
滴定によって得られた値である。
【0038】なお、例中の部数はいずれも重量部を表す
【0039】
【実施例1】撹拌装置、温度計、ガス導入管、コンデン
サ−をセットした四ツ口フラスコにエチレングリコ−ル
32部、ε−カプロラクトン970部、酢酸1.90部
、重合触媒0.005部をそれぞれ仕込み、窒素気流下
、170℃で開環重合反応させたところ、およそ4時間
でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプロラクトン
モノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカプロラクト
ンジオ−ルを得た。
【0040】得られた生成物の酸価は1.15mgKO
H/g、水酸基価は57.1mgKOH/gであった。
【0041】
【実施例2】実施例−1と同様の装置にトリメチロ−ル
プロパン136部、ε−カプロラクトン870部、アジ
ピン酸2.37部、重合触媒0.005部を仕込み、窒
素気流下、150℃で開環重合反応させたところ、およ
そ12時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプ
ロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカ
プロラクトンジオ−ルを得た。
【0042】得られた生成物の酸価は1.43mgKO
H/g、水酸基価は169.2mgKOH/gであった
【0043】
【実施例3】実施例−1と同様の装置にエチレングリコ
−ル32部、ε−カプロラクトン970部、三塩化アル
ミニウム4.31部、重合触媒0.02部を仕込み、窒
素気流下、130℃で開環重合反応させたところ、およ
そ10時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプ
ロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカ
プロラクトンジオ−ルを得た。
【0044】得られた生成物の酸価は1.26mgKO
H/g、水酸基価は56.3mgKOH/gであった。
【0045】
【実施例4】実施例−1と同様な装置に2−ヒドロキシ
エチルメタクリレ−ト481部、ε−カプロラクトン4
22部、ハイドロキノンモノメチルエ−テル4.5部、
メタクリル酸3.69部、反応溶液内に重合触媒0.0
5部を仕込み、酸素存在下90℃で開環重合させたとこ
ろ、およそ19時間でガスクロマトグラフ分析法による
ε−カプロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり
、ポリカプロラクトン変性2−ヒドロキシエチルメタク
リレ−トを得た。
【0046】得られた生成物の酸価は3.88mgKO
H/g、水酸基価は222.8mgKOH/gであった
【0047】
【実施例5】実施例−1と同様の装置にネオペンチルグ
リコ−ル53部、ε−カプロラクトン948部、硫酸3
.17部、重合触媒0.005部を仕込み、窒素気流下
160℃で開環重合反応させたところ、およそ5時間で
ガスクロマトグラフ分析法によるε−カプロラクトンモ
ノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカプロラクトン
ジオ−ルを得た。
【0048】得られた生成物の酸価は1.78mgKO
H/g、水酸基価は57.3mgKOH/gであった。
【0049】
【実施例6】実施例−1と同様な装置にε−カプロラク
トン880部、AOGR24(炭素数12と14のα−
オレフィングリコ−ル混合物OH価466.5、ダイセ
ル化学工業(株)の商品名)120部、プロピオン酸2
.34部、反応溶液内に重合触媒0.005部を仕込み
、窒素存在下170℃で開環重合させたところ、およそ
6時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプロラ
クトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカプロ
ラクトンジオ−ルを得た。
【0050】得られた生成物の酸価は1.52mgKO
H/g、水酸基価は57.5mgKOH/gであった。
【0051】
【実施例7】実施例−1と同様の装置にヒドロキシピバ
リン酸ネオペンチルグリコ−ルエステル102部、ε−
カプロラクトン898部、酪酸2.79部、重合触媒0
.005部を仕込み、窒素気流下170℃で開環重合反
応させたところ、およそ5時間でガスクロマトグラフ分
析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有率が1%
未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得た。
【0052】得られた生成物の酸価は1.82mgKO
H/g、水酸基価は57.4mgKOH/gであった。
【0053】
【実施例8】実施例−1と同様な装置にε−カプロラク
トン954部、2−メチル−1、3−プロパンジオ−ル
46部、安息香酸3.80部、反応溶液内に重合触媒0
.001部を仕込み、窒素存在下170℃で開環重合さ
せたところ、およそ6時間でガスクロマトグラフ分析法
によるε−カプロラクトンモノマ−の含有率が1%未満
となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得た。
【0054】得られた生成物の酸価は1.38mgKO
H/g、水酸基価は54.3mgKOH/gであった。
【0055】
【実施例9】実施例−1と同様の装置にアラルダイト6
071(チバ社製、エポキシ樹脂の商品名)800部、
ε−カプロラクトン200部、シュウ酸2.85部、重
合触媒0.005部を仕込み、窒素気流下170℃で開
環重合反応させたところ、およそ4時間でガスクロマト
グラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有
率が1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得
た。  得られた生成物の酸価は1.48mgKOH/
g、水酸基価は192.3mgKOH/gであった。
【0056】
【実施例10】実施例−1と同様な装置に分子量400
のポリプロピレングリコ−ル(商品名PPG  DIO
L−400三井日曹ウレタン製)200部、ε−カプロ
ラクトン800部、イソフタル酸2.69部、反応溶液
内に重合触媒0.01部を仕込み、窒素存在下175℃
で開環重合させたところ、およそ8時間でガスクロマト
グラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有
率が1%未満となり、ポリエ−テルポリカプロラクトン
ジオ−ルを得た。
【0057】得られた生成物の酸価は1.52mgKO
H/g、水酸基価は58.1mgKOH/gであった。
【0058】
【実施例11】実施例−1と同様の装置にスチレンアリ
ルアルコ−ル共重合樹脂550部、トルエン50部、重
合触媒0.01部を仕込み120℃から150℃まで2
時間トルエン環流下に加熱し、樹脂中に含まれている水
41部を除去した後、ε−カプロラクトン450部を仕
込み、窒素気流下160℃で開環重合反応させたところ
、およそ8時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−
カプロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ト
ルエンで稀釈し、不揮発分70.0%(150℃、2時
間乾燥)の透明樹脂溶液を得た。
【0059】得られた生成物の酸価は1.82mgKO
H/g、水酸基価は96.4mgKOH/gであった。
【0060】スチレンアリルアルコ−ル共重合樹脂とし
てはモンサント社製の商品名RJ−101を使用した。
【0061】
【実施例12】実施例−1と同様な装置に2−ヒドロキ
シエチルアクリレ−ト504部、ε−カプロラクトン4
96部、ハイドロキノンモノメチルエ−テル5部、アク
リル酸4.18部、反応溶液内に重合触媒0.1部を仕
込み、酸素存在下110℃で開環重合させたところ、お
よそ7時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプ
ロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカ
プロラクトン変性2−ヒドロキシエチルアクリレ−トを
得た。
【0062】得られた生成物の酸価は5.72mgKO
H/g、水酸基価は245.8mgKOH/gであった
【0063】
【実施例13】実施例−1と同様の装置にペンタエリス
リト−ル136部、ε−カプロラクトン464部、アジ
ピン酸1.42部、重合触媒0.01部を仕込み、窒素
気流下170℃で開環重合反応させたところ、およそ8
時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプロラク
トンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカプロラ
クトンジオ−ルを得た。
【0064】得られた生成物の酸価は1.52mgKO
H/g、水酸基価は375.4mgKOH/gであった
【0065】
【実施例14】実施例−1と同様な装置にジエチレング
リコ−ル53部、ε−カプロラクトン946部、硝酸1
.81部、反応溶液内に重合触媒0.005部を仕込み
、窒素存在下150℃で開環重合させたところ、およそ
14時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプロ
ラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカプ
ロラクトンジオ−ルを得た。
【0066】得られた生成物の酸価は1.82mgKO
H/g、水酸基価は57.8mgKOH/gであった。
【0067】
【実施例15】実施例−1と同様の装置にブタノ−ル3
7部、ε−カプロラクトン963部、酪酸2.79部、
重合触媒0.01部を仕込み、窒素気流下170℃で開
環重合反応させたところ、およそ4時間でガスクロマト
グラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有
率が1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得
た。
【0068】得られた生成物の酸価は1.32mgKO
H/g、水酸基価は55.8mgKOH/gであった。
【0069】
【実施例16】実施例−1と同様な装置にネオペンチル
グリコ−ル53部、ε−カプロラクトン947部、フタ
ル酸2.69部、反応溶液内に重合触媒0.01部を仕
込み、窒素存在下170℃で開環重合させたところ、お
よそ3時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプ
ロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカ
プロラクトンジオ−ルを得た。
【0070】得られた生成物の酸価は1.43mgKO
H/g、水酸基価は55.8mgKOH/gであった。
【0071】
【比較例1】実施例−1と同様な装置にエチレングリコ
−ル32部、ε−カプロラクトン970部、重合触媒0
.005部をそれぞれ仕込み、窒素気流下170℃で開
環重合反応させたところ、およそ5.5時間でガスクロ
マトグラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の
含有率が1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ル
を得た。
【0072】得られた生成物の酸価は0.66mgKO
H/g、水酸基価は56.9mgKOH/gであった。
【0073】
【比較例2】実施例−1と同様な装置にトリメチロ−ル
プロパン136部、ε−カプロラクトン870部、重合
触媒0.005部を仕込み、窒素気流下150℃で開環
重合反応させたところ、およそ20時間でガスクロマト
グラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有
率が1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得
た。
【0074】得られた生成物の酸価は0.67mgKO
H/g、水酸基価は170.3mgKOH/gであった
【0075】
【比較例3】実施例−1と同様な装置にエチレングリコ
−ル32部、ε−カプロラクトン970部、重合触媒0
.02部を仕込み、窒素気流下130℃で開環重合反応
させたところ、およそ16時間でガスクロマトグラフ分
析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有率が1%
未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得た。
【0076】得られた生成物の酸価は0.65mgKO
H/g、水酸基価は57.4mgKOH/gであった。
【0077】
【比較例4】実施例−1と同様な装置に2−ヒドロキシ
エチルメタクリレ−ト481部、ε−カプロラクトン4
22部、ハイドロキノンモノメチルエ−テル4.50部
、反応溶液内に重合触媒0.5部を仕込み、酸素存在下
90℃で開環重合反応させたところ、およそ62時間で
ガスクロマトグラフ分析法によるε−カプロラクトンモ
ノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカプロラクトン
変性2−ヒドロキシエチルメタクリレ−トを得た。
【0078】得られた生成物の酸価は2.26mgKO
H/g、水酸基価は222.3mgKOH/gであった
【0079】
【比較例5】実施例−1と同様の装置にネオペンチルグ
リコ−ル53部、ε−カプロラクトン948部、重合触
媒0.005部を仕込み、窒素気流下160℃で開環重
合反応させたところ、およそ7時間でガスクロマトグラ
フ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有率が
1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得た。   得られた生成物の酸価は1.10mgKOH/g、
水酸基価は56.7mgKOH/gであった。
【0080】
【比較例6】実施例−1と同様な装置にε−カプロラク
トン880部、AOGR24(炭素数12と14のα−
オレフィングリコ−ル混合物OH価466.5、ダイセ
ル化学工業(株)の商品名)120部、反応溶液内に重
合触媒0.005部を仕込み、窒素存在下170℃で開
環重合させたところ、およそ9時間でガスクロマトグラ
フ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有率が
1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得た。
【0081】得られた生成物の酸価は0.74mgKO
H/g、水酸基価は56.9mgKOH/gであった。
【0082】
【比較例7】実施例−1と同様の装置にヒドロキシピバ
リン酸ネオペンチルグリコ−ルエステル102部、ε−
カプロラクトン898部、重合触媒0.005部を仕込
み、窒素気流下170℃で開環重合反応させたところ、
およそ7時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カ
プロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリ
カプロラクトンジオ−ルを得た。
【0083】得られた生成物の酸価は0.75mgKO
H/g、水酸基価は55.7mgKOH/gであった。
【0084】
【比較例8】実施例−1と同様な装置にε−カプロラク
トン954部、2−メチル−1、3−プロパンジオ−ル
46部、反応溶液内に重合触媒0.001部を仕込み、
窒素存在下170℃で開環重合させたところ、およそ8
時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−カプロラク
トンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポリカプロラ
クトンジオ−ルを得た。
【0085】得られた生成物の酸価は0.56mgKO
H/g、水酸基価は55.9mgKOH/gであった。
【0086】
【比較例9】実施例−1と同様の装置にアラルダイト6
071(チバ社製、エポキシ樹脂の商品名)800部、
ε−カプロラクトン200部、重合触媒0.005部を
仕込み、窒素気流下170℃で開環重合反応させたとこ
ろ、およそ6時間でガスクロマトグラフ分析法によるε
−カプロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、
ポリカプロラクトンジオ−ルを得た。
【0087】得られた生成物の酸価は0.62mgKO
H/g、水酸基価は190.2mgKOH/gであった
【0088】
【比較例10】実施例−1と同様な装置に分子量400
のポリプロピレングリコ−ル(商品名PPG  DIO
L−400三井日曹ウレタン製)200部、ε−カプロ
ラクトン800部、反応溶液内に重合触媒0.01部を
仕込み、窒素存在下175℃で開環重合させたところ、
およそ11時間でガスクロマトグラフ分析法によるε−
カプロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり、ポ
リエ−テルポリカプロラクトンジオ−ルを得た。
【0089】得られた生成物の酸価は0.78mgKO
H/g、水酸基価は56.9mgKOH/gであった。
【0090】
【比較例11】実施例−1と同様の装置にスチレンアリ
ルアルコ−ル共重合樹脂550部、トルエン50部、重
合触媒0.01部を仕込み、120℃から150℃まで
2時間トルエン環流下に加熱し、樹脂中に含まれている
水41部を除去した後、ε−カプロラクトン450部を
仕込み、窒素気流下160℃で開環重合反応させたとこ
ろ、およそ13時間でガスクロマトグラフ分析法による
ε−カプロラクトンモノマ−の含有率が1%未満となり
、トルエンで稀釈し、不揮発分70.0%(150℃、
2時間乾燥)の透明樹脂溶液を得た。
【0091】得られた生成物の酸価は0.91mgKO
H/g、水酸基価は95.6mgKOH/gであった.
スチレンアリルアルコ−ル共重合樹脂としてはモンサン
ト社製の商品名RJ−101を使用した。
【0092】
【比較例12】実施例−1と同様な装置に2−ヒドロキ
シエチルアクリレ−ト504部、ε−カプロラクトン4
96部、ハイドロキノンモノメチルエ−テル5部、反応
溶液内に重合触媒0.1部を仕込み、酸素存在下110
℃で開環重合させたところ、およそ13時間でガスクロ
マトグラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の
含有率が1%未満となり、ポリカプロラクトン変性2−
ヒドロキシエチルアクリレ−トを得た。
【0093】得られた生成物の酸価は4.86mgKO
H/g、水酸基価は247.2mgKOH/gであった
【0094】
【比較例13】実施例−1と同様の装置にペンタエリス
リト−ル136部、ε−カプロラクトン464部、重合
触媒0.01部を仕込み、窒素気流下170℃で開環重
合反応させたところ、およそ11時間でガスクロマトグ
ラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の含有率
が1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ルを得た
。  得られた生成物の酸価は0.44mgKOH/g
、水酸基価は377.7mgKOH/gであった。
【0095】
【比較例14】実施例−1と同様な装置にジエチレング
リコ−ル53部、ε−カプロラクトン946部、反応溶
液内に重合触媒0.005部を仕込み、窒素存在下15
0℃で開環重合させたところ、およそ22時間でガスク
ロマトグラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−
の含有率が1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−
ルを得た。
【0096】得られた生成物の酸価は0.40mgKO
H/g、水酸基価は56.2mgKOH/gであった。
【0097】
【比較例15】実施例−1と同様の装置にブタノ−ル3
7部、ε−カプロラクトン963部、重合触媒0.01
部を仕込み、窒素気流下170℃で開環重合反応させた
ところ、およそ5時間でガスクロマトグラフ分析法によ
るε−カプロラクトンモノマ−の含有率が1%未満とな
り、ポリカプロラクトンジオ−ルを得た。
【0098】得られた生成物の酸価は0.28mgKO
H/g、水酸基価は56.4mgKOH/gであった。
【0099】
【比較例16】実施例−1と同様な装置にネオペンチル
グリコ−ル53部、ε−カプロラクトン947部、反応
溶液内に重合触媒0.01部を仕込み、窒素存在下17
0℃で開環重合させたところ、およそ4時間でガスクロ
マトグラフ分析法によるε−カプロラクトンモノマ−の
含有率が1%未満となり、ポリカプロラクトンジオ−ル
を得た。
【0100】得られた生成物の酸価は0.42mgKO
H/g、水酸基価は57.6mgKOH/gであった。 (以下余白)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一種または二種以上のプロトン酸およ
    び/またはルイス酸を含有することを特徴とするポリラ
    クトンポリオ−ル組成物。
  2. 【請求項2】  一種または二種以上のプロトン酸およ
    び/またはルイス酸を添加することにより、ラクトンの
    開環反応を促進させることを特徴とするポリラクトンポ
    リオ−ル組成物の製造方法。
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