JPH04292103A - イヤリング用金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、イヤリング用金具に係
り、詳しくはピアスのピンを挟持する構造に関するもの
である。

【０００２】

【従来技術と課題】従来の構造は、図２のようにピンを
突き出させた状態か、防護壁を設けたり、あるいは図３
のようにキャッチを製作してピンを挟持していた（特開
昭６０−１８２８２０号）。しかし、ピンが突き出して
いる為、首すじを痛めたり、防護壁を設ける為、構造が
複雑で加工難易度が上り、価格が高いものとなっていた
。またキャッチによる挟持においては、金具がはずれ易
いという課題があった。

【０００３】

【発明の目的】本発明は、上記課題を解決すべくなされ
たもので、ピン挟持の金具の構造が簡易で加工の容易な
、もって価格の安い、また首すじを傷つけたりすること
のない、確実な保持の可能な安全なイヤリング用金具を
提供するものである。

【０００４】

【発明の構成】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段は、ピンの先端に円錐状の凹部及びスリットを設け
、そのピンの円錐状の凹部と嵌合する凸部を、ピンの外
径と同一の内径の円柱状凹部の底部に設けたイヤリング
用金具としたことを特徴とするものである。

【０００５】

【作用】上記のように構成された本発明のイヤリング用
金具によれば、ピンの先端の円錐状凹部とそのピンの円
錐状凹部と嵌合する凸部とを押しつけることにより、ピ
ンに設けたスリットによりピンの先端が押し拡げられ、
更にピンの外径と同一の内径の円柱状凹部の内壁と密着
することとなり、ピンを確実に保持固定できるものであ
る。

【０００６】

【実施例】以下に、本発明の詳細について実施例を述べ
る。まず、図１に示す如くピン１の先端には円錐状の凹
部２及びスリット３を設けてある。一方、留具４として
球状体５には開口部６が拡開状テーパーでピン外径と同
一の内径の円柱状凹部７及びその底部には、ピンの円錐
状凹部２と嵌合する円錐状凸部８が固定されている。

【０００７】然して、イヤリングを装着するにおいては
ピンを留具４に挿入押しつけると、円錐状凸部８がピン
の円錐状凹部２を押し拡げその押圧力により留具４の円
柱状凹部７の内壁と密着することとなりピンを確実に保
持固定することとなる。

【０００８】また、留具４の円柱状凹部７の開口部６周
辺は拡開状テーパーとなっていることにより、ピン先端
が容易に挿入できるものであった。

【０００９】

【発明の効果】以上のように、本発明のイヤリング用金
具によれば、嵌合しあうピン先端の円錐状凹部及び留具
の円錐状凸部により押し拡げられたピンの先端が留具の
円柱状凹部の内壁と密着する構造であるので、確実に保
持できて加工の容易な、もって価格の安い、また首すじ
を傷つけることのない安全なイヤリングが得られるとい
う優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のイヤリング用金具の一実施例を示す断
面図。

【図２】従来のイヤリング用金具を示す斜視図。

【図３】従来のイヤリング用金具の他の例を示す斜面図
。

【符号の説明】

１　　ピン ２　　円錐状の凹部 ３　　スリット ４　　留具 ５　　球状体 ６　　開口部 ７　　円柱状凹部 ８　　円錐状の凸部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ピンの先端に円錐状の凹部及びスリッ
   トを設け、そのピンの円錐状の凹部と嵌合する凸部を、
   ピンの外径と同一の内径の円柱状凹部の底部に設けたこ
   とを特徴とするイヤリング用金具。