JP3041190B2 - ピアス孔収縮プロテクタ - Google Patents
ピアス孔収縮プロテクタInfo
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- JP3041190B2 JP3041190B2 JP6103011A JP10301194A JP3041190B2 JP 3041190 B2 JP3041190 B2 JP 3041190B2 JP 6103011 A JP6103011 A JP 6103011A JP 10301194 A JP10301194 A JP 10301194A JP 3041190 B2 JP3041190 B2 JP 3041190B2
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- Japan
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- hole
- pin member
- fastener
- protector
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアス孔収縮プロテク
タに関し、更に詳細にのべると、人体に小孔をあけて着
用するピアスにおいて、該ピアスを使用しない場合等に
小孔が塞がらないようにその小孔に着用しておくピアス
孔収縮プロテクタの改良に関するものである。
タに関し、更に詳細にのべると、人体に小孔をあけて着
用するピアスにおいて、該ピアスを使用しない場合等に
小孔が塞がらないようにその小孔に着用しておくピアス
孔収縮プロテクタの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、例えば、耳たぶに小孔をあけて
着用するピアス型イヤリングは知られている。このよう
なピアス型イヤリングは耳たぶにあけた穿孔にピアス針
を挿入し、耳たぶの後方に配置された留め具（キャッ
チ）でピアス針を留めるようにしている。ところが、こ
のようなピアスを外したままにすると、せっかく開けた
耳たぶの穿孔が収縮してしまうか、あるいは塞がってし
まう可能性が大きかった。特に、ピアスが殆んど金属性
の材料から成っているために、スポーツ時や温泉等で傷
の予防や腐食を防ぐためピアスを外す場合があるので、
耳たぶの穿孔の収縮等に対して予防する必要がある。
着用するピアス型イヤリングは知られている。このよう
なピアス型イヤリングは耳たぶにあけた穿孔にピアス針
を挿入し、耳たぶの後方に配置された留め具（キャッ
チ）でピアス針を留めるようにしている。ところが、こ
のようなピアスを外したままにすると、せっかく開けた
耳たぶの穿孔が収縮してしまうか、あるいは塞がってし
まう可能性が大きかった。特に、ピアスが殆んど金属性
の材料から成っているために、スポーツ時や温泉等で傷
の予防や腐食を防ぐためピアスを外す場合があるので、
耳たぶの穿孔の収縮等に対して予防する必要がある。
【０００３】従来、このようなピアス孔収縮を予防する
手段として本物のピアスを外しているときに、樹脂製の
疑似ピン部材を耳たぶの穿孔内に挿入し、このピン材料
を樹脂製の留め具で留めてピアス孔の収縮等を防止して
いた。
手段として本物のピアスを外しているときに、樹脂製の
疑似ピン部材を耳たぶの穿孔内に挿入し、このピン材料
を樹脂製の留め具で留めてピアス孔の収縮等を防止して
いた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来技術ではピン部材がその基部から先端部にかけ
て均一な直径即ち同じ太さから成っているために、ピン
部材を耳たぶの穿孔に挿入していくのが難かしい上、耳
たぶの穿孔に対するピン部材の外径設定が難かしかっ
た。
如き従来技術ではピン部材がその基部から先端部にかけ
て均一な直径即ち同じ太さから成っているために、ピン
部材を耳たぶの穿孔に挿入していくのが難かしい上、耳
たぶの穿孔に対するピン部材の外径設定が難かしかっ
た。
【０００５】更に詳細にのべると、ピン部材の外径が耳
たぶの穿孔の内径よりも小さすぎると、ピン部材が耳た
ぶに対して動いてしまい装着感が悪くなるし、ピン部材
の外径を耳たぶの穿孔の内径よりも若干大きくすると、
挿入が不可能になったり、耳たぶに傷をつけるという問
題があった。
たぶの穿孔の内径よりも小さすぎると、ピン部材が耳た
ぶに対して動いてしまい装着感が悪くなるし、ピン部材
の外径を耳たぶの穿孔の内径よりも若干大きくすると、
挿入が不可能になったり、耳たぶに傷をつけるという問
題があった。
【０００６】又、上述の従来技術ではピン部材を耳たぶ
に留めている留め具をピン部材から外す際に、留め具が
持ちにくく、外すのに甚だ不便であった。
に留めている留め具をピン部材から外す際に、留め具が
持ちにくく、外すのに甚だ不便であった。
【０００７】本発明の目的は上述の如き従来技術の欠点
を改善した実用上有益なピアス孔収縮プロテクタを提供
することにある。
を改善した実用上有益なピアス孔収縮プロテクタを提供
することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、耳たぶ等の穿孔内に挿入可能なピン部
材を有し、このピン部材の基部から先端部にかけて先細
りのテーパを設けたことを特徴とする。
めに、本発明は、耳たぶ等の穿孔内に挿入可能なピン部
材を有し、このピン部材の基部から先端部にかけて先細
りのテーパを設けたことを特徴とする。
【０００９】又、本発明では上述の特徴に加えて、ピン
部材を耳たぶ等に取付ける留め具を設け、この留め具の
外形を一例としてひょうたん状にしたことを特徴とす
る。
部材を耳たぶ等に取付ける留め具を設け、この留め具の
外形を一例としてひょうたん状にしたことを特徴とす
る。
【００１０】
【作用】ピン部材が基部から先端部にかけて先細りのテ
ーパを有しているためにピン部材を耳たぶ等の穿孔内に
滑らかに挿入し得る。
ーパを有しているためにピン部材を耳たぶ等の穿孔内に
滑らかに挿入し得る。
【００１１】又、留め具をひょうたん状等の外形にした
ことにより留め具が持ち易い。
ことにより留め具が持ち易い。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【００１３】図１を参照すると、本発明に係るピアス孔
収縮プロテクタが示してある。このピアス孔収縮プロテ
クタは、ピン部材１を有する。このピン部材は、本物の
ピアス本体に類似したものに形成されており、細長い胴
部２とこの胴部の一端即ち基部に一体に形成されたヘッ
ド部分３とを有する。このピン部材１は本物のピアス本
体の代りに胴部２が耳たぶ等４の穿孔５内に挿入し得る
ようになっている。
収縮プロテクタが示してある。このピアス孔収縮プロテ
クタは、ピン部材１を有する。このピン部材は、本物の
ピアス本体に類似したものに形成されており、細長い胴
部２とこの胴部の一端即ち基部に一体に形成されたヘッ
ド部分３とを有する。このピン部材１は本物のピアス本
体の代りに胴部２が耳たぶ等４の穿孔５内に挿入し得る
ようになっている。
【００１４】従って、本物の金属製のピアス本体を外す
必要がある場合、例えば、スポーツ時に人体に傷をつけ
ないように外すときに耳たぶ等の穿孔が収縮しないよう
にする機能を果たす。
必要がある場合、例えば、スポーツ時に人体に傷をつけ
ないように外すときに耳たぶ等の穿孔が収縮しないよう
にする機能を果たす。
【００１５】このピン部材は、人体に害のない医療用樹
脂材から作られている。このピン部材はその基部６から
先端部７にかけて先細りのテーパを有していることに注
目されたい。
脂材から作られている。このピン部材はその基部６から
先端部７にかけて先細りのテーパを有していることに注
目されたい。
【００１６】一例として、このピン部材の基部の外径は
１．０ｍｍに設定され、先端部に向って滑らかにテーパ
をつけている。尚、この場合、胴部の長さは例えば１２
ｍｍに設定されている。
１．０ｍｍに設定され、先端部に向って滑らかにテーパ
をつけている。尚、この場合、胴部の長さは例えば１２
ｍｍに設定されている。
【００１７】このピン部材の先端部には半球状部分８を
設けると、好ましい。
設けると、好ましい。
【００１８】このように、ピン部材に上述の如きテーパ
を設けると、ピン部材を耳たぶ等の穿孔内に挿入するの
がきわめて円滑に行え且つ耳たぶ等に傷をつけずにその
穿孔内にしっかり保持され得る。
を設けると、ピン部材を耳たぶ等の穿孔内に挿入するの
がきわめて円滑に行え且つ耳たぶ等に傷をつけずにその
穿孔内にしっかり保持され得る。
【００１９】このピン部材１は留め具１０によって耳た
ぶ等４に留められる。この留め具は図１に示すように、
ピン部材の胴部２が挿入される透孔１１を有する。
ぶ等４に留められる。この留め具は図１に示すように、
ピン部材の胴部２が挿入される透孔１１を有する。
【００２０】この透孔の前方開口部１２には内径を拡げ
た逆円錐状の受口部が形成され、胴部２が透孔内に挿入
し易くしている。
た逆円錐状の受口部が形成され、胴部２が透孔内に挿入
し易くしている。
【００２１】この透孔１１には胴部２に係止される係合
部１３が設けられている。この係合部は、図１および図
６に示す実施例では円柱状の孔部から成っている。
部１３が設けられている。この係合部は、図１および図
６に示す実施例では円柱状の孔部から成っている。
【００２２】この留め具１０はその軸線方向の略中央部
を絞った略ひょうたん状の外形２０を有する。このよう
な形状にすると留め具を持ち易い。
を絞った略ひょうたん状の外形２０を有する。このよう
な形状にすると留め具を持ち易い。
【００２３】図６に示す実施例では、留め具は略中央部
を高くした略太鼓状の外形３０を有する。
を高くした略太鼓状の外形３０を有する。
【００２４】又、図７に示す実施例では、留め具はだ円
状の外形４０を有する。この実施例では係合部１３は透
孔の内壁に形成されたリング状の突部４１から成る。
状の外形４０を有する。この実施例では係合部１３は透
孔の内壁に形成されたリング状の突部４１から成る。
【００２５】図８に示す実施例では、留め具は略前方半
分５０の外径が後方半分５１の外径よりも大きく設定さ
れた形態を有する。
分５０の外径が後方半分５１の外径よりも大きく設定さ
れた形態を有する。
【００２６】図６、図７および図８に示す留め具も、
又、きわめて持ち易い。
又、きわめて持ち易い。
【００２７】上述のピアス孔収縮プロテクタは、本物の
ピアスを外し、ピン部材を耳たぶ等の穿孔内に挿入し留
め具で止めればよい。
ピアスを外し、ピン部材を耳たぶ等の穿孔内に挿入し留
め具で止めればよい。
【００２８】上述において、ピン部材のヘッド部分は、
図１に示すように円形状にしてもよいし、又、図５に示
すように球状にしてもよい。
図１に示すように円形状にしてもよいし、又、図５に示
すように球状にしてもよい。
【００２９】その他、種々の形状にすることができる。
【００３０】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ピン部
材にテーパを設けたことによってピン部材を耳たぶ等の
穿孔内に滑らかに挿入し得る。又、テーパをつけたこと
によって穿孔に対するピン部材の寸法設定を厳密にしな
くてよい。換言すると、テーパのために寸法の許容範囲
を広くとることができる。
材にテーパを設けたことによってピン部材を耳たぶ等の
穿孔内に滑らかに挿入し得る。又、テーパをつけたこと
によって穿孔に対するピン部材の寸法設定を厳密にしな
くてよい。換言すると、テーパのために寸法の許容範囲
を広くとることができる。
【００３１】又、留め具にひょうたん等の持ち易い外形
を設けたことによって留め具をピン部材から外し易いと
いう利点がある。
を設けたことによって留め具をピン部材から外し易いと
いう利点がある。
【図１】本発明に係るピアス孔収縮プロテクタの一実施
例を使用状態で示す断面図。
例を使用状態で示す断面図。
【図２】ピン部材の正面図。
【図３】図２のＡ−Ａ′線断面図。
【図４】留め具の断面図。
【図５】本発明のピアス孔収縮プロテクタの他の実施例
を示す図１と同様の断面図。
を示す図１と同様の断面図。
【図６】本発明の更に他の実施例を示す図１と同様の断
面図。
面図。
【図７】留め具の他の実施例を示す断面図。
【図８】留め具の更に他の実施例を示す断面図。
１ ピン部材 ２ 胴部 ６ 基部 ７ 先端部 １０ 留め具 １１ 透孔 １３ 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−178705（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−182209（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−116822（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−70317（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−95718（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−158415（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−6417（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A44C 7/00
Claims (11)
- 【請求項１】 耳たぶ等の穿孔に挿入可能なピン部材を
備え、該ピン部材がその基部から先端部に至るほぼ全長
に亘って先細りのテーパを有していることを特徴とする
ピアス孔収縮プロテクタ。 - 【請求項２】 ピン部材がその基部に設けられたヘッド
部分を有することを特徴とする請求項１記載のピアス孔
収縮プロテクタ。 - 【請求項３】 ピン部材がその先端部に略半球状部分を
有することを特徴とする請求項１記載のピアス孔収縮プ
ロテクタ。 - 【請求項４】 耳たぶ等の穿孔に挿入可能なピン部材
と、該ピン部材を前記耳たぶ等に取付けるために該ピン
部材の先端部に止嵌される留め具とを備えて成り、前記
ピン部材は、その基部から先端部に至るほぼ全長に亘っ
て先細りのテーパを有していることを特徴とするピアス
孔収縮プロテクタ。 - 【請求項５】 前記留め具がピン部材を挿入する透孔を
有し、該透孔には該ピン部材を係止する係合部が設けら
れていることを特徴とする請求項４記載のピアス孔収縮
プロテクタ。 - 【請求項６】 前記留め具に設けられた透孔の前方開口
部にはピン部材を挿入し易くする逆円錐状の受口部が形
成されていることを特徴とする請求項５記載のピアス孔
収縮プロテクタ。 - 【請求項７】 前記留め具が透孔の前方開口部に形成さ
れた逆円錐状の受口部を有し、上記係合部が該受口部に
連通するように透孔に形成された円柱状の孔部から成る
ことを特徴とする請求項５記載のピアス孔収縮プロテク
タ。 - 【請求項８】 前記留め具がその軸線方向の略中央部を
高くした全体的に略太鼓状の外形を有することを特徴と
する請求項４記載のピアス孔収縮プロテクタ。 - 【請求項９】 上記留め具がその軸線方向の略中央部を
絞った全体的に略ひょうたん状の外形を有することを特
徴とする請求項４記載のピアス孔収縮プロテクタ。 - 【請求項１０】 上記留め具がその軸線方向の略前方半
分の外径が後方半分の外径よりも大きく設定されている
ことを特徴とする請求項４記載のピアス孔収縮プロテク
タ。 - 【請求項１１】 上記ピン部材および留め具の構成素材
が医療用樹脂材料から成ることを特徴とする請求項１又
は４のいずれかに記載のピアス孔収縮プロテクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103011A JP3041190B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | ピアス孔収縮プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103011A JP3041190B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | ピアス孔収縮プロテクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308211A JPH07308211A (ja) | 1995-11-28 |
| JP3041190B2 true JP3041190B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=14342709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6103011A Expired - Fee Related JP3041190B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | ピアス孔収縮プロテクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3041190B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4996106B2 (ja) * | 2006-02-13 | 2012-08-08 | 株式会社クロスフォー | 装飾具 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59182209U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-05 | 安武 俊治 | 装飾止具 |
| JPS606417U (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | 太田産業株式会社 | ピアスキヤツチ |
| JPS60158415U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-22 | 株式会社パイロット | 装身具用の止着具 |
| JPH02116822U (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-19 | ||
| JPH0495718U (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-19 | ||
| JP2521125Y2 (ja) * | 1992-01-09 | 1996-12-25 | 健夫 井上 | ピアス装着用保護具 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP6103011A patent/JP3041190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07308211A (ja) | 1995-11-28 |
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