JPH0429191Y2 - - Google Patents

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JPH0429191Y2
JPH0429191Y2 JP4899388U JP4899388U JPH0429191Y2 JP H0429191 Y2 JPH0429191 Y2 JP H0429191Y2 JP 4899388 U JP4899388 U JP 4899388U JP 4899388 U JP4899388 U JP 4899388U JP H0429191 Y2 JPH0429191 Y2 JP H0429191Y2
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sealing
sealing plate
pipe
plate
peripheral edge
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鋼管内面シール装置、詳しくは鋼管
の端部を切断したり面取り加工を施す際に異物が
管に侵入するのを防止するためのシール装置に関
するものである。
(従来の技術) 製鉄所などで鋼管に機械加工を施す場合、例え
ば製造された鋼管の長さ寸法を一定にするために
その管端部を切断したり、面取り加工やねじ切り
加工を施すなどの場合には、その加工部に切削液
が循環的にかけられるが、この際その一部が管内
に流入することが多い。このように切削液が管内
に流入するのをそのまま放置すると加工部へ循環
供給されるべき切削液の回収率が低下して供給不
足となるので、切削液の補給を必要とする事態が
生じたり、加工後の次行程への搬送中に管内の切
削液が流出して周辺にばらまかれるという不都合
を生じることになる。また鋼管を例えば磁粉探傷
法により非破壊検査する場合にもこれに使用する
磁粉の一部が管内に侵入するので上記と同様の不
都合を生じる。
したがつて、上記のような不都合の発生を未然
に防止することが必要であり、その対策として従
来は第3図イ,ロに示すような管孔のシール手段
が採られている。すなわち、第3図イに示すシー
ル手段は、管孔に風船のようなゴム球Aを挿入し
てこれを空気でふくらませてシールする手段であ
り、第3図ロに示すシール手段は、スポンジ塊B
を管孔に押込んでシールする手段である。
(考案が解決しようとする課題) 鋼管の機械加工や磁粉探傷時には上述したよう
に切削液や磁粉が鋼管内に入ることで種々な不都
合を生じるので、これを未然に防止すべく鋼管の
加工前に管孔内に上記ゴム球Aやスポンジ塊Bに
よるシールが施されるが、上記ゴム球Aによるシ
ール手段ではゴム球Aに対して圧空の供給を必要
とし、その装置自体が大型かつ高価であるだけで
なく取り扱いが面倒である。また上記スポンジ塊
Bによるシール手段ではスポンジ塊B自体が湿潤
するので液体に対する侵入防止効果は小さいとい
う欠点がある。
そこで本考案は上記従来装置にあつた欠点を解
消できるシール装置を、従来よりも簡単な構成と
して製作容易かつ安価に得ることを目的として成
されたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、管孔を密
栓する弾性材製円板体の外周縁部の断面形状を先
細りの三角形状とすると共にその基部に接する円
板体両側面部の円周上に環状のくびれ部を形成せ
しめる環状凹溝を備えて成るシール板と、該シー
ル板の一側中心部に適宜長さで直交状に取付けら
れた把手とで構成している。
(作用) 本考案のシール装置は、管孔を密栓する弾性材
製円板体と、これを管孔に挿嵌させる把手とを具
備し、かつ上記円板体にはその外周縁部の両側面
部に環状凹溝を設けてくびれ部を形成してあるの
で、このくびれ部により周縁部を管軸方向に傾倒
させ得る可撓性を付与でき、周縁端のシール円の
径寸法を管孔径の大小に応じて追従変化させるこ
とができるものである。
(実施例) 以下本考案シール装置を第1図及び第2図に示
す実施例図面に基づいて説明する。
図中の1は、鋼管の管孔を密栓するためのシー
ル板であつて、このシール板1はウレタンゴム或
はネオプレンゴム等の弾性材をもつて所要の径寸
法の円板体に形成され、かつその周縁部2をその
断面形状が外端にシール用エツジ3を有する三角
形状に形成すると共に、その基部の両側面部に
夫々環状凹溝4を対向状に設けていて、この環状
凹溝4によるくぼみ部により上記周縁部2を鋼管
の管軸方向に傾倒させ得るように可撓性を付与し
ている。
5は、シール板1に対し必要に応じて設ける円
板状の補強板であり、この補強板5はシール板1
の周縁部2を除く板体部分の強度を後述する把手
との取付け関係で補強するもので、この実施例で
はシール板1内に埋設したものを示したが、これ
に限らずシール板1の一側或は両側に添設しても
よい。
6は、シール板1の中心部に直交状に取付けた
操作用把手であり、この把手6を把持してシール
板1を鋼管孔の所要位置に挿嵌させるものであ
る。
(考案の効果) 本考案シール装置は上記したように形成された
円板状の弾性材製シール板とこれに取付けられた
把手とで構成されているので、片手で把手を把持
してシール板を管孔に対して容易に嵌脱操作する
ことができ、密栓すべき管孔径に多少の差異があ
つてもシール板に設けた環状くびれ部により、そ
の外周縁部が縁端のシールエツジを管孔内周面に
圧接させた状態で管孔径に応じて傾動できるの
で、確実なシールを行わせることができるもので
あり、しかもその構成が極めて簡単であるので安
価にかつ容易に製作することができるなど多くの
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案シール装置の一部を切欠いて示
す斜視図、第2図は第1図の要部を示す一部断面
図、第3図イ,ロは従来の管孔密栓体を示す図で
ある。 1はシール板、2はシール板の周縁部、3はシ
ール用エツジ、4は環状凹溝、5は補強板、6は
把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管孔を密栓する弾性材製円板体の外周縁部の断
    面形状を先細りの三角形状とすると共にその基部
    に接する円板体両側面部の円周上に環状のくびれ
    部を形成せしめる環状凹溝を備えて成るシール板
    と、該シール板の一側中心部に適宜長さで直交状
    に取付けられた把手とで構成されて成ることを特
    徴とする鋼管内面シール装置。
JP4899388U 1988-04-12 1988-04-12 Expired JPH0429191Y2 (ja)

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JPH01152196U JPH01152196U (ja) 1989-10-20
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JP2010286320A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Naa Fueling Facilities Corp 高圧用配管閉止治具

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JPH01152196U (ja) 1989-10-20

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