JPH04289686A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JPH04289686A JPH04289686A JP5447891A JP5447891A JPH04289686A JP H04289686 A JPH04289686 A JP H04289686A JP 5447891 A JP5447891 A JP 5447891A JP 5447891 A JP5447891 A JP 5447891A JP H04289686 A JPH04289686 A JP H04289686A
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- cooking container
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- heating
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- induction heating
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Links
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、調理容器と、この調
理容器を載置する載置部と、調理容器を誘導加熱する加
熱手段等からなる加熱調理器に関するものである。
理容器を載置する載置部と、調理容器を誘導加熱する加
熱手段等からなる加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食卓等に載置して調理物の加熱および保
温を行いつつ食事を行うことのできるヒータで加熱する
調理プレートを備えた加熱調理器が一般家庭において広
く用いられている。
温を行いつつ食事を行うことのできるヒータで加熱する
調理プレートを備えた加熱調理器が一般家庭において広
く用いられている。
【0003】図11は従来の加熱調理器の本体の斜視図
、図12は従来の加熱調理器の浅鍋調理容器(a)と深
鍋調理容器(b)の一例の斜視図である。図において、
1は本体、3は例えばアルミニウムなどの熱伝導のよい
材料で構成された浅鍋調理容器、3aは浅鍋調理容器3
と同じ材料で構成された深鍋調理容器、4は浅鍋調理容
器3または深鍋調理容器3aを収容する載置部、10は
シーズヒータで、このシーズヒータ10は載置部4の内
部に配設されている。また、電源コード(図示せず)は
コードリール式のものが取り付けられており、不使用時
には本体1の下部に設けたリールに巻取収納される。
、図12は従来の加熱調理器の浅鍋調理容器(a)と深
鍋調理容器(b)の一例の斜視図である。図において、
1は本体、3は例えばアルミニウムなどの熱伝導のよい
材料で構成された浅鍋調理容器、3aは浅鍋調理容器3
と同じ材料で構成された深鍋調理容器、4は浅鍋調理容
器3または深鍋調理容器3aを収容する載置部、10は
シーズヒータで、このシーズヒータ10は載置部4の内
部に配設されている。また、電源コード(図示せず)は
コードリール式のものが取り付けられており、不使用時
には本体1の下部に設けたリールに巻取収納される。
【0004】このような加熱調理器を使用して浅鍋調理
容器3で調理を行う場合は、まず、浅鍋調理容器3をシ
ーズヒータ10の上に載せてシーズヒータ10に通電す
る。これによりシーズヒータ10が発熱し、その熱伝導
および輻射熱により浅鍋調理容器3を底部から加熱して
、浅鍋調理容器3内の調理材料は加熱調理される。なお
、調理容器の温度は別に設けた温度調節装置(図示せず
)で制御される。
容器3で調理を行う場合は、まず、浅鍋調理容器3をシ
ーズヒータ10の上に載せてシーズヒータ10に通電す
る。これによりシーズヒータ10が発熱し、その熱伝導
および輻射熱により浅鍋調理容器3を底部から加熱して
、浅鍋調理容器3内の調理材料は加熱調理される。なお
、調理容器の温度は別に設けた温度調節装置(図示せず
)で制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
熱調理器では、図13の温度分布図に示すように、シー
ズヒータ近傍の調理容器の底面の温度は高く、シーズヒ
ータより離れた調理容器の底面の温度は低くなって、調
理を行うと調理むらができていた。この改善策として調
理容器の板厚を厚くして熱伝導のよい材料を用いてはい
るが、調理容器の予熱に長い時間が掛かってしまい、調
理を早く行うことができなかった。
熱調理器では、図13の温度分布図に示すように、シー
ズヒータ近傍の調理容器の底面の温度は高く、シーズヒ
ータより離れた調理容器の底面の温度は低くなって、調
理を行うと調理むらができていた。この改善策として調
理容器の板厚を厚くして熱伝導のよい材料を用いてはい
るが、調理容器の予熱に長い時間が掛かってしまい、調
理を早く行うことができなかった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、調理容器を均一に加熱して調理
むらをなくした使い勝手のよい加熱調理器を提供するこ
とを目的としたものである。
ためになされたもので、調理容器を均一に加熱して調理
むらをなくした使い勝手のよい加熱調理器を提供するこ
とを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加熱調理
器は、調理器本体に取り出し可能に収容させる調理容器
と、この調理容器を載置する載置部と、調理容器を誘導
加熱する加熱手段と、調理容器の温度を検知する温度検
知手段と、制御部とを備えたものである。また、この加
熱調理器の加熱手段を構成する誘導加熱コイルの導線を
間隙を隔てて配設したもの、あるいは、加熱手段を構成
する誘導加熱コイルを載置部の中央部側は2条の渦巻状
とし、外縁部側を1条の渦巻状としたものである。さら
に、載置部に調理容器の位置を検知する検知器を設けた
ものである。また、載置部に調理容器と間隙を形成する
ための凸部を設け、この凸部の外方に前記検知器を設け
たものである。
器は、調理器本体に取り出し可能に収容させる調理容器
と、この調理容器を載置する載置部と、調理容器を誘導
加熱する加熱手段と、調理容器の温度を検知する温度検
知手段と、制御部とを備えたものである。また、この加
熱調理器の加熱手段を構成する誘導加熱コイルの導線を
間隙を隔てて配設したもの、あるいは、加熱手段を構成
する誘導加熱コイルを載置部の中央部側は2条の渦巻状
とし、外縁部側を1条の渦巻状としたものである。さら
に、載置部に調理容器の位置を検知する検知器を設けた
ものである。また、載置部に調理容器と間隙を形成する
ための凸部を設け、この凸部の外方に前記検知器を設け
たものである。
【0008】
【作用】誘導加熱手段を配設した載置部に調理容器を載
置して電源を入れ、操作部で調理の種類や温度等を設定
する。誘導加熱手段に通電して調理容器を加熱し、制御
部で調理温度等を自動的に制御しながら調理材料を調理
する。また、加熱手段を構成する誘導加熱コイルの導線
を間隙を隔てて配設したので、調理容器を均一に加熱す
る。さらに、加熱手段を構成する誘導加熱コイルを載置
部の中央部側は2条の渦巻状とし、外縁部側を1条の渦
巻状としたので、底面積の大きい調理容器の場合は1条
の渦巻状の誘導加熱コイルで誘導加熱を行い、底面積の
小さい調理容器では中央部側の2条の渦巻状の誘導加熱
コイルで誘導加熱を行う。また、調理容器の位置を検知
する検知器を設けて、調理容器の大きさを判定し、調理
容器の大きさに合わせた誘導加熱を行う。
置して電源を入れ、操作部で調理の種類や温度等を設定
する。誘導加熱手段に通電して調理容器を加熱し、制御
部で調理温度等を自動的に制御しながら調理材料を調理
する。また、加熱手段を構成する誘導加熱コイルの導線
を間隙を隔てて配設したので、調理容器を均一に加熱す
る。さらに、加熱手段を構成する誘導加熱コイルを載置
部の中央部側は2条の渦巻状とし、外縁部側を1条の渦
巻状としたので、底面積の大きい調理容器の場合は1条
の渦巻状の誘導加熱コイルで誘導加熱を行い、底面積の
小さい調理容器では中央部側の2条の渦巻状の誘導加熱
コイルで誘導加熱を行う。また、調理容器の位置を検知
する検知器を設けて、調理容器の大きさを判定し、調理
容器の大きさに合わせた誘導加熱を行う。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の実施例の平面図、図2は図
1のX−X断面図、図3は図1のY−Y断面図、図4は
図1のZ−Z断面図である。
1のX−X断面図、図3は図1のY−Y断面図、図4は
図1のZ−Z断面図である。
【0010】図において、1は例えばプラスチック樹脂
などから構成した本体で、本体1の底部には通気口2が
設けられている。3は例えば抵抗率が大きく比透磁率の
高い磁性材料からなる薄板(例えば厚さ2mm)の鋼板
で形成され、内面を例えばふっ素樹脂などで加工した浅
鍋調理容器、3aは浅鍋調理容器3と同じ材料で形成さ
れた深鍋調理容器である。4は浅鍋調理容器3または深
鍋調理容器3aを載せる載置台で、耐熱性を有し電磁誘
導作用により発熱しない例えばPPS耐熱樹脂の如き材
料で構成されており、中央部には穴4aが開けられ、下
面には渦巻状の溝4bが形成されており、上面には浅鍋
調理容器3との間隙(例えば6mm)を形成するための
複数個の凸部5が設けられている。なお、深鍋調理容器
3aは載置台4上に直接載置される。
などから構成した本体で、本体1の底部には通気口2が
設けられている。3は例えば抵抗率が大きく比透磁率の
高い磁性材料からなる薄板(例えば厚さ2mm)の鋼板
で形成され、内面を例えばふっ素樹脂などで加工した浅
鍋調理容器、3aは浅鍋調理容器3と同じ材料で形成さ
れた深鍋調理容器である。4は浅鍋調理容器3または深
鍋調理容器3aを載せる載置台で、耐熱性を有し電磁誘
導作用により発熱しない例えばPPS耐熱樹脂の如き材
料で構成されており、中央部には穴4aが開けられ、下
面には渦巻状の溝4bが形成されており、上面には浅鍋
調理容器3との間隙(例えば6mm)を形成するための
複数個の凸部5が設けられている。なお、深鍋調理容器
3aは載置台4上に直接載置される。
【0011】6は穴4a内に挿入され、浅鍋調理容器3
または深鍋調理容器3aの底面に接触して調理容器の温
度を検知する感温センサで、バネ(図示せず)によって
上方に押し上げられ、その上端部は凸部5より上方に位
置している。7は感温センサ6の摺動部に調理汁などの
流入を防止するためのOリングの如き封止材、8は感温
センサ6の近傍に設けられ、載置台4の異常な温度上昇
を感知して電路を遮断する温度過昇防止装置である。な
お、この温度過昇防止装置8は載置台4の過熱を感知で
きるところであれば他の場所に設けてもよい。
または深鍋調理容器3aの底面に接触して調理容器の温
度を検知する感温センサで、バネ(図示せず)によって
上方に押し上げられ、その上端部は凸部5より上方に位
置している。7は感温センサ6の摺動部に調理汁などの
流入を防止するためのOリングの如き封止材、8は感温
センサ6の近傍に設けられ、載置台4の異常な温度上昇
を感知して電路を遮断する温度過昇防止装置である。な
お、この温度過昇防止装置8は載置台4の過熱を感知で
きるところであれば他の場所に設けてもよい。
【0012】加熱部9は図5、図6に示すように流動性
のある接着材11で渦巻状の溝4bに固着され間隙lを
隔てて配設された誘導加熱コイル10で構成されており
、内部加熱部19と外部加熱部20に分かれている。 内部加熱部19は内コイル10aと外コイル10bを2
条の渦巻状に形成し、その外径は例えば200mm、内
コイル10aと外コイル10bの導線間の間隙は例えば
4mmに設定され、単位面積当りの電力密度が大きくな
るように構成されている。外部加熱部20は内コイル1
0aを延長して1条の渦巻状に形成し、内部加熱部19
の外周をリング状に囲んだもので、例えば外径300m
mに構成してある。なお、実施例では外部加熱部20の
コイルの導線間の間隙を6mmとした。
のある接着材11で渦巻状の溝4bに固着され間隙lを
隔てて配設された誘導加熱コイル10で構成されており
、内部加熱部19と外部加熱部20に分かれている。 内部加熱部19は内コイル10aと外コイル10bを2
条の渦巻状に形成し、その外径は例えば200mm、内
コイル10aと外コイル10bの導線間の間隙は例えば
4mmに設定され、単位面積当りの電力密度が大きくな
るように構成されている。外部加熱部20は内コイル1
0aを延長して1条の渦巻状に形成し、内部加熱部19
の外周をリング状に囲んだもので、例えば外径300m
mに構成してある。なお、実施例では外部加熱部20の
コイルの導線間の間隙を6mmとした。
【0013】内コイル10aは図7、図8に示すように
C点を起点としてD点まで渦巻状に配線され、途中E点
に口出部を設けており、外コイル10bはA点を起点と
してB点まで配線されていて、外コイル10bのA点と
内コイル10aのE点は接続線21で接続されている。 したがって、内コイル10aのC−E間に電流を流すと
口出部E点を介して接続線21により外コイル10bA
−B間に電流が流れて内部加熱部19により調理容器3
,(3a)を誘導加熱し、また、内コイル10aのC−
D間に電流を流すと外部加熱部20にも電流が流れて加
熱部9の全体で調理容器3,(3a)を誘導加熱する。
C点を起点としてD点まで渦巻状に配線され、途中E点
に口出部を設けており、外コイル10bはA点を起点と
してB点まで配線されていて、外コイル10bのA点と
内コイル10aのE点は接続線21で接続されている。 したがって、内コイル10aのC−E間に電流を流すと
口出部E点を介して接続線21により外コイル10bA
−B間に電流が流れて内部加熱部19により調理容器3
,(3a)を誘導加熱し、また、内コイル10aのC−
D間に電流を流すと外部加熱部20にも電流が流れて加
熱部9の全体で調理容器3,(3a)を誘導加熱する。
【0014】12は誘導加熱コイル10上に絶縁物を介
して凸部5の外方に配設した調理容器の位置を検知する
ための巻数が数ターンで外径が数cmの検知コイルであ
る。13は本体1の内部を冷却する送風機、14は誘導
加熱コイル10へ通電する高周波駆動回路部、15はノ
イズフィルタ、16は調理動作を自動制御する制御部、
17は電源コードの接続器(図示せず)を接続して本体
1に電力を供給する磁力吸着形のプラグ受け、18は本
体1に設けられ、調理の種類や温度などを設定するキー
を操作する操作部である。
して凸部5の外方に配設した調理容器の位置を検知する
ための巻数が数ターンで外径が数cmの検知コイルであ
る。13は本体1の内部を冷却する送風機、14は誘導
加熱コイル10へ通電する高周波駆動回路部、15はノ
イズフィルタ、16は調理動作を自動制御する制御部、
17は電源コードの接続器(図示せず)を接続して本体
1に電力を供給する磁力吸着形のプラグ受け、18は本
体1に設けられ、調理の種類や温度などを設定するキー
を操作する操作部である。
【0015】図9に示す操作部18において、22は調
理を開始および停止させるスタート/ストップキー、2
3は調理加熱中であることを点灯表示する調理表示灯、
24は取消キー、25は調理の機能を選択する複数個の
選択キーで、各選択キー25に対応して点灯表示する機
能表示灯26がそれぞれに設けられている。27は誘導
加熱の出力パワーを切り換えるパワーキー、28はパワ
ーキー27を押してその出力パワーを点灯表示するパワ
ー表示灯、29は表示器で、温度キー30またはタイマ
ーキー31を押すことによって調理温度あるいは調理時
間がデジタル表示される。32は設定温度を上昇させあ
るいはタイマー設定時間を延長させるプラスキー、33
は設定温度を降下させあるいはタイマー設定時間を短縮
させるマイナスキー、34は温度キー30あるいはタイ
マーキー31を押すと点灯するセット表示灯である。
理を開始および停止させるスタート/ストップキー、2
3は調理加熱中であることを点灯表示する調理表示灯、
24は取消キー、25は調理の機能を選択する複数個の
選択キーで、各選択キー25に対応して点灯表示する機
能表示灯26がそれぞれに設けられている。27は誘導
加熱の出力パワーを切り換えるパワーキー、28はパワ
ーキー27を押してその出力パワーを点灯表示するパワ
ー表示灯、29は表示器で、温度キー30またはタイマ
ーキー31を押すことによって調理温度あるいは調理時
間がデジタル表示される。32は設定温度を上昇させあ
るいはタイマー設定時間を延長させるプラスキー、33
は設定温度を降下させあるいはタイマー設定時間を短縮
させるマイナスキー、34は温度キー30あるいはタイ
マーキー31を押すと点灯するセット表示灯である。
【0016】次にこの発明の作用について説明する。例
えば浅鍋調理容器3で調理を行う場合は、まず、浅鍋調
理容器3をその自重で感温センサ6を押して下降させな
がら凸部5上に載置し、プラグ受け17に電源コードの
接続器(図示せず)を接続して電力を供給する。なお、
深鍋調理容器3aは直接載置台4に載置される。ついで
、選択キー25で調理の機能を選択し、その調理に合っ
た調理温度や調理時間などをパワーキー27、温度キー
30、タイマーキー31等で設定する。これらの信号は
制御部16に送られて記憶される。操作部18の設定が
終わるとスタート/ストップキー22を押して調理をス
タートさせる。
えば浅鍋調理容器3で調理を行う場合は、まず、浅鍋調
理容器3をその自重で感温センサ6を押して下降させな
がら凸部5上に載置し、プラグ受け17に電源コードの
接続器(図示せず)を接続して電力を供給する。なお、
深鍋調理容器3aは直接載置台4に載置される。ついで
、選択キー25で調理の機能を選択し、その調理に合っ
た調理温度や調理時間などをパワーキー27、温度キー
30、タイマーキー31等で設定する。これらの信号は
制御部16に送られて記憶される。操作部18の設定が
終わるとスタート/ストップキー22を押して調理をス
タートさせる。
【0017】スタート/ストップキー22が押されると
送風機13および高周波駆動回路部14が駆動され、送
風機13は通気口2を介して冷気を本体1に吸い込ませ
て本体1内を冷却し、高周波駆動回路部14は誘導加熱
コイル10に20〜50KHz程度の高周波励磁電流を
流す。誘導加熱コイル10の励磁で磁束が発生し、電磁
誘導作用により浅鍋調理容器3内に交番的な渦電流が流
れてジュール熱が発生して、浅鍋調理容器3は急速に発
熱する。この時、誘導加熱コイル10に流れる高周波励
磁電流による磁界が検知コイル12に影響を及ぼして電
圧が誘導され、磁性体である浅鍋調理容器3が載置台4
に載置されると磁気の結合度が増加して誘導電圧は上昇
し、深鍋調理容器3aが載置台4に載置されると検知コ
イル12上に調理容器が無いために誘導電圧は上昇せず
、内部加熱部19のみで深鍋調理容器3aを誘導加熱す
る。つまり、制御部16はこの誘導電圧の上昇によって
、浅鍋調理容器3の有無を検知することができる。
送風機13および高周波駆動回路部14が駆動され、送
風機13は通気口2を介して冷気を本体1に吸い込ませ
て本体1内を冷却し、高周波駆動回路部14は誘導加熱
コイル10に20〜50KHz程度の高周波励磁電流を
流す。誘導加熱コイル10の励磁で磁束が発生し、電磁
誘導作用により浅鍋調理容器3内に交番的な渦電流が流
れてジュール熱が発生して、浅鍋調理容器3は急速に発
熱する。この時、誘導加熱コイル10に流れる高周波励
磁電流による磁界が検知コイル12に影響を及ぼして電
圧が誘導され、磁性体である浅鍋調理容器3が載置台4
に載置されると磁気の結合度が増加して誘導電圧は上昇
し、深鍋調理容器3aが載置台4に載置されると検知コ
イル12上に調理容器が無いために誘導電圧は上昇せず
、内部加熱部19のみで深鍋調理容器3aを誘導加熱す
る。つまり、制御部16はこの誘導電圧の上昇によって
、浅鍋調理容器3の有無を検知することができる。
【0018】制御部16は検知コイル12からの信号に
より浅鍋調理容器3が載置台4上に載置されたことを判
断し、高周波駆動回路部14は内コイル10aのC−D
間に通電して、図10の浅鍋調理容器3の温度分布図に
示すように平均的に浅鍋調理容器3を誘導加熱する。な
お、深鍋調理容器3aが載置台4に載置されると内コイ
ル10aのC−E間が通電されて外コイル10bにも電
流が流れ、内部加熱部19のみで深鍋調理容器3aを誘
導加熱する。
より浅鍋調理容器3が載置台4上に載置されたことを判
断し、高周波駆動回路部14は内コイル10aのC−D
間に通電して、図10の浅鍋調理容器3の温度分布図に
示すように平均的に浅鍋調理容器3を誘導加熱する。な
お、深鍋調理容器3aが載置台4に載置されると内コイ
ル10aのC−E間が通電されて外コイル10bにも電
流が流れ、内部加熱部19のみで深鍋調理容器3aを誘
導加熱する。
【0019】調理材料を入れた浅鍋調理容器3の温度が
上昇すると、感温センサ6は浅鍋調理容器3の温度を検
知して制御部16へ信号を送る。制御部16はあらかじ
め設定された温度になるように高周波駆動回路部14へ
信号を送り、高周波駆動回路部14で誘導加熱コイル1
0への高周波励磁電流を制御しながら温度調節して調理
を行う。設定時間が経過すると高周波駆動回路部14か
らの通電を遮断して誘導加熱コイル10による加熱を停
止する。なお、使用中に浅鍋調理容器3の空焼きなどで
感温センサ6が作動せずに載置台4の温度が異常に上昇
した場合は、温度過昇防止装置8が働いて誘導加熱コイ
ル10への通電が遮断される。
上昇すると、感温センサ6は浅鍋調理容器3の温度を検
知して制御部16へ信号を送る。制御部16はあらかじ
め設定された温度になるように高周波駆動回路部14へ
信号を送り、高周波駆動回路部14で誘導加熱コイル1
0への高周波励磁電流を制御しながら温度調節して調理
を行う。設定時間が経過すると高周波駆動回路部14か
らの通電を遮断して誘導加熱コイル10による加熱を停
止する。なお、使用中に浅鍋調理容器3の空焼きなどで
感温センサ6が作動せずに載置台4の温度が異常に上昇
した場合は、温度過昇防止装置8が働いて誘導加熱コイ
ル10への通電が遮断される。
【0020】以上この発明の実施例について説明したが
、この発明はこれに限定するものではなく、例えば以下
に説明するように適宜変更することができる。
、この発明はこれに限定するものではなく、例えば以下
に説明するように適宜変更することができる。
【0021】(1)加熱部9において、誘導加熱コイル
10を2条の渦巻状の内部加熱部19と1条の渦巻状の
外部加熱部20の疎巻に構成した場合を示したが、1条
の誘導加熱コイル10で内部加熱部19と外部加熱部2
0を構成して、内部加熱部19と外部加熱部20の分岐
点で内部加熱部19のみの加熱あるいは内部加熱部19
および外部加熱部20の加熱に切り換えるようにしても
よく、あるいは、載置台4の形状に合わせて誘導加熱コ
イル10を矩形状などに配設してもよい。 (2)さらに、内部加熱部19の誘導加熱コイル10の
導線間の間隙と外部加熱部20の誘導加熱コイル10の
導線間の間隙を異なるものとしたが、両者の誘導加熱コ
イル10の導線間の間隙を同一にしてもよく、また、加
熱部9の誘導加熱コイル10を1条の渦巻状とし、この
誘導加熱コイル10の導線間の間隙を載置台4の中央部
から外縁部に向って徐々に大きく(疎巻)してもよい。
10を2条の渦巻状の内部加熱部19と1条の渦巻状の
外部加熱部20の疎巻に構成した場合を示したが、1条
の誘導加熱コイル10で内部加熱部19と外部加熱部2
0を構成して、内部加熱部19と外部加熱部20の分岐
点で内部加熱部19のみの加熱あるいは内部加熱部19
および外部加熱部20の加熱に切り換えるようにしても
よく、あるいは、載置台4の形状に合わせて誘導加熱コ
イル10を矩形状などに配設してもよい。 (2)さらに、内部加熱部19の誘導加熱コイル10の
導線間の間隙と外部加熱部20の誘導加熱コイル10の
導線間の間隙を異なるものとしたが、両者の誘導加熱コ
イル10の導線間の間隙を同一にしてもよく、また、加
熱部9の誘導加熱コイル10を1条の渦巻状とし、この
誘導加熱コイル10の導線間の間隙を載置台4の中央部
から外縁部に向って徐々に大きく(疎巻)してもよい。
【0022】(3)検知コイル12で浅鍋調理容器3を
検知して内コイル10aのみ通電する場合を例示したが
、外コイル10bにあらかじめ時限設定をして通電し、
後に内コイル10aのみの通電に切り換えるようにして
もよい。 (4)また、凸部5も上記実施例に限定するものではな
く、リング状あるいは矩形状に連続した凸部にしてもよ
い。
検知して内コイル10aのみ通電する場合を例示したが
、外コイル10bにあらかじめ時限設定をして通電し、
後に内コイル10aのみの通電に切り換えるようにして
もよい。 (4)また、凸部5も上記実施例に限定するものではな
く、リング状あるいは矩形状に連続した凸部にしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、誘導加熱手
段および調理容器の温度を検知する温度検知手段等を備
え、調理容器の温度調節や誘導加熱手段への電流の供給
を制御するようにしたので、調理容器を均一に加熱して
調理むらのない安定した調理を行うことができる。
段および調理容器の温度を検知する温度検知手段等を備
え、調理容器の温度調節や誘導加熱手段への電流の供給
を制御するようにしたので、調理容器を均一に加熱して
調理むらのない安定した調理を行うことができる。
【0024】また、載置部の中央部側は2条の渦巻状、
外縁部側は1条の渦巻状の誘導加熱コイルを設けたので
、底面積の大きい調理容器の場合は中央部と外縁部の誘
導加熱コイルの両者で均一に加熱することができ、底面
積の小さい調理容器では中央部の誘導加熱コイルのみで
電流量を多くして急速に加熱することができる。
外縁部側は1条の渦巻状の誘導加熱コイルを設けたので
、底面積の大きい調理容器の場合は中央部と外縁部の誘
導加熱コイルの両者で均一に加熱することができ、底面
積の小さい調理容器では中央部の誘導加熱コイルのみで
電流量を多くして急速に加熱することができる。
【0025】さらに、載置部に調理容器と間隙を形成す
るための凸部を設け、この凸部の外方に調理容器の位置
を検知する検知器を設けたので、調理容器の大きさを判
定することができ、スイッチなどを切り換える必要もな
く調理容器の大きさに合わせて自動的に加熱を行うこと
ができる。
るための凸部を設け、この凸部の外方に調理容器の位置
を検知する検知器を設けたので、調理容器の大きさを判
定することができ、スイッチなどを切り換える必要もな
く調理容器の大きさに合わせて自動的に加熱を行うこと
ができる。
【図1】この発明の実施例の加熱調理器の平面図である
。
。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1のY−Y断面図である。
【図4】図1のZ−Z断面図である。
【図5】加熱部の平面図である。
【図6】加熱部の一部拡大図である。
【図7】断面で示した載置部の誘導加熱コイルの配線図
である。
である。
【図8】誘導加熱コイルの配線図である。
【図9】操作部の模式図である。
【図10】調理容器の温度分布図である。
【図11】従来の加熱調理器の本体の斜視図である。
【図12】(a) 従来の加熱調理器の浅鍋調理容器
の一例の斜視図である。 (b) 従来の加熱調理器の深鍋調理容器の一例の斜
視図である。
の一例の斜視図である。 (b) 従来の加熱調理器の深鍋調理容器の一例の斜
視図である。
【図13】従来の加熱調理器における調理容器の温度分
布図である。
布図である。
3 浅鍋調理容器
3a 深鍋調理容器
4 載置台
5 凸部
6 感温センサ
9 加熱部
10 誘導加熱コイル
10a 内コイル
10b 外コイル
12 検知コイル
14 高周波駆動回路部
16 制御部
18 操作部
19 内部加熱部
20 外部加熱部
Claims (5)
- 【請求項1】 調理器本体に取り出し可能に収容され
る調理容器と、該調理容器を載置する載置部と、前記調
理容器を誘導加熱する加熱手段と、前記調理容器の温度
を検知する温度検知手段と、制御部とを備えたことを特
徴とする加熱調理器。 - 【請求項2】 前記加熱手段を構成する誘導加熱コイ
ルの導線を間隙を隔てて配設したことを特徴とする請求
項1記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 前記加熱手段を構成する誘導加熱コイ
ルを載置部の中央部側は2条の渦巻状とし、外縁部側を
1条の渦巻状としたことを特徴とする請求項1または2
記載の加熱調理器。 - 【請求項4】 前記載置部に前記調理容器の位置を検
知する検知器を設けたことを特徴とする請求項1,2ま
たは3記載の加熱調理器。 - 【請求項5】 前記載置部に前記調理容器と間隙を形
成するための凸部を設け、該凸部の外方に前記検知器を
設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4記載
の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5447891A JPH04289686A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5447891A JPH04289686A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289686A true JPH04289686A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12971777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5447891A Pending JPH04289686A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04289686A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009279142A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Neosys:Kk | 加熱調理装置 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP5447891A patent/JPH04289686A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009279142A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Neosys:Kk | 加熱調理装置 |
JP4681027B2 (ja) * | 2008-05-21 | 2011-05-11 | 株式会社ネオシス | 加熱調理装置 |
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