JPH04289608A - 銀・パラジウム・白金微粉末混合ペースト - Google Patents

銀・パラジウム・白金微粉末混合ペースト

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Publication number
JPH04289608A
JPH04289608A JP7841091A JP7841091A JPH04289608A JP H04289608 A JPH04289608 A JP H04289608A JP 7841091 A JP7841091 A JP 7841091A JP 7841091 A JP7841091 A JP 7841091A JP H04289608 A JPH04289608 A JP H04289608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palladium
silver
fine powder
platinum
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP7841091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tamemasa
博史 為政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子工業界で使用され
る導電性厚膜を形成するための材料に関するものである
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、銀を主成分としての
厚膜回路を形成する材料には、銀微粉末にパラジウム微
粉末をパラジウムが20〜40重量%、残部銀の割合に
混合しペースト化したものが主に用いられている。しか
し、該銀とパラジウムの混合ペーストを用いて例えばア
ルミナ基板上にスクリーン印刷した後、900℃程度で
30分間焼成し銀とパラジウム合金の厚膜回路を形成さ
せていたが、マイグレーションとハンダクワレを防止す
るには不十分であった。他にパラジウムを前記40重量
%以上にすることもあるが電気伝導性が低下するので好
ましいものではない。さらに、特公昭45−29082
号公報には、メタライズ用組成物として重量で75乃至
95%の細かに分割された貴金属粉末と、25乃至5%
の細かに分割された無機結合剤とから成り、該貴金属粉
末が本質的に100部の銀粒子、0乃至100部のパラ
ジウム粉末及び5乃至40部の白金粉末で構成されるこ
とが開示されている。しかし、上記の割合のものは白金
の含有量が多すぎるため、焼結性が低下し、白金を多量
に含有させているにもかかわらずマイグレーションを防
止する効果が飽和していまうという欠点があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記従来の欠点を解決するた
めに成されたもので、マイグレーションとハンダクワレ
を防止することができ、しかも電気伝導性を低下させる
ことのない厚膜形成材料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、パラジウム1
0〜20重量%、白金0.1〜4.7重量%、残部銀か
ら成る割合に混合し、ペースト化した銀・パラジウム・
白金微粉末混合ペーストである。
【0005】前記パラジウムを10〜20重量%とする
のは、10重量%以下ではマイグレーション防止に対し
効果が見られず、20重量%以上ではマイグレーション
防止に対し変化がみられないからである。また、白金を
0.1〜4.7重量%とするのは、0.1重量%以下で
はマイグレーション防止に対し効果が見られず、4.7
重量%以上ではマイグレーション防止に対し変化がみら
れなく、かつ焼結性が悪くなってくるからである。
【0006】なお、前記銀、パラジウムおよび白金の微
粉末の粒径は0.3〜2.0ミクロンのものを用いるの
が好ましいものであり、ペースト化としては樹脂、有機
溶剤、ガラスフリット、添加剤を加えて銀・パラジウム
・白金微粉末混合ペーストとすればよいものである。
【0007】以下、本発明をより具体的とするために実
施例を記載するが、該実施例は本発明を限定するもので
はない。
【0008】
【実施例1】平均粒径1.0ミクロンの銀微粉末に平均
粒径1.0ミクロンのパラジウム微粉末と平均粒径0.
5ミクロンの白金微粉末をパラジウム15重量%、白金
3.5重量%、銀81.5重量%の割合に混合し、樹脂
、有機溶剤、ガラスフリット、添加剤を加えてペースト
化し、銀・パラジウム・白金微粉末混合ペーストを調製
し、これをアルミナ基板(50mm×50mm×厚み1
.5mm)上にスクリーン印刷した後、120℃で10
分間乾燥し、900℃で30分間焼成して銀・パラジウ
ム・白金合金厚膜回路を形成した。上記で形成した銀・
パラジウム・白金合金厚膜回路のマイグレーション及び
ハンダクワレテストをマイグレーションについては純水
滴下による電圧測定法とし、ハンダクワレについては2
50℃のハンダ浴中へ10秒浸漬の条件で行ったところ
、マイグレーションが発生するまでの平均時間が5分3
0秒でハンダ浸漬テストを5回行った後のハンダクワレ
は見られなかった。
【0009】
【実施例2】平均粒径1.0ミクロンの銀微粉末に平均
粒径1.0ミクロンのパラジウム微粉末と平均粒径0.
5ミクロンの白金微粉末をパラジウム20重量%、白金
0.5重量%、銀79.5重量%の割合に混合し、樹脂
、有機溶剤、ガラスフリット、添加剤を加えてペースト
化し、銀・パラジウム・白金微粉末混合ペーストを調製
し、これをアルミナ基板(50mm×50mm×厚み1
.5mm)上にスクリーン印刷した後、120℃で10
分間乾燥し、900℃で30分間焼成して銀・パラジウ
ム・白金合金厚膜回路を形成した。上記で形成した銀・
パラジウム・白金合金厚膜回路のマイグレーション及び
ハンダクワレテストを実施例1と同様に行ったところ、
マイグレーションが発生するまでの平均時間が6分10
秒でハンダ浸漬テストを5回行った後のハンダクワレは
見られなかった。
【0010】
【従来例】平均粒径1.0ミクロンの銀微粉末に平均粒
径1.0ミクロンのパラジウム微粉末をパラジウム30
重量%、銀70重量%の割合に混合し、樹脂、有機溶剤
、ガラスフリット、添加剤を加えてペースト化し、銀・
パラジウム微粉末混合ペーストを調製し、これをアルミ
ナ基板(50mm×50mm×厚み1.5mm)上にス
クリーン印刷した後、120℃10分間乾燥し、900
℃で30分間焼成して銀・パラジウム合金厚膜回路を形
成した。  上記で形成した銀・パラジウム合金厚膜回
路のマイグレーション及びハンダクワレテストを実施例
1と同様に行ったところ、マイグレーションが発生する
までの平均時間が2分30秒でハンダ浸漬テストを5回
行った後かなりのハンダクワレが見られた。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
の銀・パラジウム・白金微粉末混合ペーストによれば、
伝導性の低下をさせることなく、マイグレーションとハ
ンダクワレを改善することが可能となり、さらに比較的
高価なパラジウムの含有量を低下させることができ経済
性の向上をも得られるという極めて効果大なるものとい
える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラジウム10〜20重量%、白金0.1
    〜4.7重量%、残部銀から成る割合に混合し、ペース
    ト化した銀・パラジウム・白金微粉末混合ペースト。
JP7841091A 1991-03-18 1991-03-18 銀・パラジウム・白金微粉末混合ペースト Pending JPH04289608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7841091A JPH04289608A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 銀・パラジウム・白金微粉末混合ペースト

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JP7841091A JPH04289608A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 銀・パラジウム・白金微粉末混合ペースト

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Publication Number Publication Date
JPH04289608A true JPH04289608A (ja) 1992-10-14

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ID=13661269

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7841091A Pending JPH04289608A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 銀・パラジウム・白金微粉末混合ペースト

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JP (1) JPH04289608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6406774B1 (en) 1996-07-16 2002-06-18 Murata Manufacturing Co. Ltd. Electrically conductive composition for use in through hole of electric component

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6406774B1 (en) 1996-07-16 2002-06-18 Murata Manufacturing Co. Ltd. Electrically conductive composition for use in through hole of electric component

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