JPH04289517A - 追記型光ディスク装置のデータデリート方法 - Google Patents

追記型光ディスク装置のデータデリート方法

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JPH04289517A
JPH04289517A JP5463891A JP5463891A JPH04289517A JP H04289517 A JPH04289517 A JP H04289517A JP 5463891 A JP5463891 A JP 5463891A JP 5463891 A JP5463891 A JP 5463891A JP H04289517 A JPH04289517 A JP H04289517A
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JP
Japan
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delete
recording
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pits
pulse
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JP5463891A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Kaku
敏光 賀来
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報を順次記録・再生す
る追記型光ディスク装置のデータデリート方法に係り、
特にすでにデリートされたトラックに隣接しているトラ
ックのデータをデリートする際に、デリート記録によっ
て光ディスク上に形成された長穴により反射光量が低下
し、これに起因してトラッキングサーボ系のゲインが低
下して、トラッキングサーボ系が不安定になるのを防止
し、デリート記録時のトラッキングサーボ特性を向上す
るのに好適な追記型光ディスク装置のデータデリート方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ピットの形成により情報を大量に記録す
ることができる追記型光ディスク装置においては、特開
昭58−32236号公報に記載されているように、記
録済データの削除などのために、記録ピット上にデリー
トパルスを重ね書きする方法がとられている。通常、こ
の方法においては、記録ピットと区別するために、デリ
ートパルスにより長穴ピットが記録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては、記録ピットとデリート状態を区別するために、
デリートパルスによって長穴ピットが記録される。この
時、長穴ピットの記録するタイミングが隣接トラックと
時間的に同位置、すなわち同位相で記録されると、その
長穴ピットを光スポットが通過する際に、反射光の極端
な低下よってトラッキングサーボ系のゲインが低下し、
デリート記録時のトラッキングサーボ系が不安定になる
という問題点があった。
【0004】上記問題点について、図7を用いて詳細に
説明する。図7は、ディスク部材8に形成されているト
ラック(案内溝)29の間に記録ピット30を記録する
溝間記録方式により記録されたピットの様子を示す図で
ある。図7は、従来のデリート記録方式の例であり、各
トラックに記録された記録ピット30上に同一周期でデ
リートパルスにより長穴ピット31が記録されている。 そのために、各トラックにおいて長穴ピット31の位置
は隣接する形となり、光スポットがトラック中心を追跡
する場合、長穴ピット31の通過時に隣接する長穴ピッ
トによる反射光低下とあいまって、大幅に反射光量が減
少し、トラッキングサーボ系のゲインが低下し、トラッ
ク追跡が不安定になるという問題点が生じていた。しか
し、従来技術においては、この問題点について考慮され
ていなかった。
【0005】本発明の目的は、デリート記録時のデリー
トパルスによる長穴ピットの記録位相をトラック毎にず
らすことにより、トラッキングサーボ系のゲイン低下を
防ぎ、トラッキングサーボ特性の安定性を向上させるこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、光源と上記
光源から出た光を情報記録媒体まで導く光学系と上記情
報記録媒体から反射した光を上記光学系から分離して光
電変換を行う情報検出回路と上記情報記録媒体に情報を
記録して読取る情報処理回路とから成る追記型光ディス
ク装置において、デリート記録時にトラック毎にデリー
トパルスの記録位置をずらすことにより達成される。
【0007】
【作用】デリート記録時には、記録済の記録ピット上に
デリートパルスによる長穴ピットが重ね書きされる。こ
のため、隣あうトラックにおいて、同一周期かつ同位相
でデリートパルスによる長穴ピットの記録が行われると
、光スポットのトラック追従時にデリート部を通過する
際に反射光量が極端に低下して、トラッキングサーボ系
のゲインが低下し、トラッキングサーボ系が不安定にな
る。そこで、デリートパルスによって記録される長穴ピ
ットの位相をトラック毎に変え、隣あうトラックにおい
てデリートパルスによる長穴ピットが隣接しないように
配置することにより、デリート時のトラッキングサーボ
系のゲインの大幅な低下を防ぐことができ、トラック追
従性能を大幅に向上させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1は穴あけなどにより情報を大量に記録・再生す
ることができる追記型光ディスク装置の一構成例を示す
ブロック図である。半導体レーザ1から照射された光は
、カップリングレンズ2により平行光となって偏光プリ
ズム3を通過する。偏光プリズム3を通過した光は直線
偏光であり、1/4波長板4を通過すると円偏光となっ
てガルバノミラー5を通過する。さらに、ボイスコイル
(図示せず)に取付けられた絞り込みレンズ6により1
μm程度の光スポットとなって記録膜7上に絞り込まれ
る。追記型光ディスク用の記録膜7としては、Te−S
e系の非晶質のものがよく知られており、また記録膜7
が形成されているデイスク部材8としては、ガラス基板
やポリカーボネイト基板などがよく用いられる。
【0009】情報の記録は、記録データの管理・変復調
を行う信号処理回路9から送出された記録パルスをレー
ザドライバ10へ導き、レーザドライバ10で半導体レ
ーザ1をパルス的に高出力発振させて熱的に記録膜7に
穴をあけることにより行われる。記録膜7から反射した
光は、再び絞り込みレンズ6とガルバノミラー5を通り
、1/4波長板4を通過することにより円偏光から直線
偏光となった後、偏光プリズム3により光路を分離され
る。
【0010】分離された光はプリズム11によってさら
に二分され、リード検出系とサーボ検出系に入射する。 リード検出系はレンズ12と光検出器13で構成され、
プリズム11で反射して、レンズ12を通過した光は光
検出器13に入射して、記録膜7の穴の有無に応じた反
射光量を得て再生信号となり、増幅器28で増幅された
後、信号処理回路9に導かれる。信号処理回路9では、
再生信号をパルス化してデータを復調することにより、
リード動作が行われる。
【0011】他方において、プリズム11を通過した光
はレンズ14を通ってサーボ検出系に導かれ、ハーフプ
リズム15により光束を二分され、反射した光はレンズ
14の焦点位置より前に配置された光検出器16に入射
し、透過した光はレンズ14の焦点位置より後に配置さ
れた光検出器17に入射する。光検出器16と光検出器
17は同一形状をしており、その様子を図2に示す。光
検出素子A1,A2はそれぞれ自動焦点(AF)検出用
に、光検出素子T1,T2はトラック追跡(TR)用に
用いられる。AF動作は、ディスク部材8が上下振れし
て焦点がずれた場合に、焦点ずれの方向によって光検出
器16と光検出器17に入射するビーム形状が異なり、
受光する光量が異なるので光検出器16と光検出器17
においてそれぞれの光検出素子A1,A2を加算した後
、信号処理回路9からの制御信号によりゲイン切換え可
能なオペアンプ18、19に導き、さらに差動増幅器2
0で差動増幅することによりAF誤差信号を得て、AF
駆動回路21でボイスコイル(図示せず)に取付けられ
ている絞り込みレンズ6をディスク部材8の上下振れに
応じて追従させることにより行われる。TR動作は、T
R検出法として回折光差動法(またはPush−Pul
l法ともいう)を用いており、基本的には光検出器16
において光検出素子T1,T2をディスク部材8上に形
成されているトラック(案内溝)に対して挟み込む形に
配置して、トラックに対して光スポットがずれた時に生
ずる回折光のアンバランス量を検出し、光検出素子T1
,T2の出力を信号処理回路9からの制御信号によりゲ
イン切換え可能なオペアンプ22、23とサンプルホー
ルド回路24、25に導き、さらに差動増幅器26で差
動増幅してトラッキングサーボ信号を得た後、TR駆動
回路27により光スポットがトラックの中心を追従する
ようにガルバノミラー5を駆動することにより行われる
。追記形光ディスク装置においては、記録済データを削
除する場合、記録ピット上に記録データと異なるピット
長の長穴ピットを重ね書きするデリート記録方式がとら
れる。そして、本発明では図3に示すように、隣あうト
ラックにおける長穴ピット31の位置を同位相とならな
いようにずらして配置することにより、隣接するトラッ
クにおける長穴ピット31による反射光量の低下を防ぐ
ものである。具体的には従来に比べて2〜3dBのゲイ
ン低下を防ぐことができた。
【0012】次に、図4乃至図6を用いて、本発明につ
いて具体的に示す。図4は図1に示す信号処理回路9の
一部であり、隣あうトラックにおいてデリートパルスの
位置をずらすための回路を示す。デリートパルスは記録
データと異なる固定パターンであり、図4においてnビ
ットのカウンタ32とデコーダ33を用いて発生する。 すなわち、クロックCLKをカウンタ32へ入力し、そ
の出力をデコーダ33に入力すると、カウンタ出力はデ
コードされてデコーダ33の出力には2のn乗個の出力
が得られる。たとえば、カウンタ32として3ビットの
カウンタを用いた場合には、デコーダは8個の出力を持
つことになり、それぞれの出力からクロックCLKを1
/8分周したパルスが順次出力されることになる。した
がって、隣あうトラックにおいてデリートパルスのタイ
ミングをずらすため、デコーダの第1番目の出力をアン
ド回路34に入力し、デコーダの第5番目の出力をアン
ド回路35に入力し、さらにアンド回路34と35の制
御信号として、トラック番号を2進数で表わした時の最
下位ビットのTTL信号(TRACK  ADDRES
S  2)を用いる。これによって、奇数番号のトラッ
クの時にはアンド回路34の出力からデコーダの第1番
目の出力タイミングのデリートパルスが、偶数番号のト
ラックの時にはアンド回路35の出力からデコーダの第
5番目の出力タイミングのデリートパルスが得られるこ
とになる。アンド回路34、35の出力はオア回路36
に入力され、次のアンド回路37においてデリートモー
ドを表わす制御信号DELETE  GATEと論理積
が取られ、デリートモード時には次のオア回路38を通
して記録パルスとなって信号処理回路9から送出される
【0013】こうすることにより、図4に示す回路によ
って、デリートパルスによる長穴ピットは隣あうトラッ
クにおいて同位相とならず、その位置をずらすことがで
きる。
【0014】また、図4においては記録データを発生す
る部分も記載しており、時系列データである記録データ
WRITE  DATAは変調回路39においてたとえ
ば、2−7変調コードに変調された後アンド回路40に
入力され、記録モードを示す制御信号WRITE  G
ATEによって制御される。記録時にはアンド回路40
、オア回路38を通って記録パルスとなって信号処理回
路9からレーザドライバ10に送出される。
【0015】図5及び図6にデリート記録時の各部の信
号波形を示す。図5は奇数番号のトラックの場合を示し
、図6は偶数番号のトラックの場合について示す。
【0016】図5において(1)はリード(RD)信号
波形であり、リード信号波形中のIDはあらかじめディ
スク上に凹凸ピットの形で形成されているアドレスピッ
トに基づく信号であり、同じくDATAは熱的に記録さ
れた記録ピットによる信号部分である。(2)はデリー
ト記録状態を示すDELETE  GATE信号であり
、DATAとほぼ同じ期間有効となっている。(3)は
図3において説明したデリートパルスDELETE  
PULSEであり、あるパルス幅・パルス周期を持つパ
ルス列である。(4)は、デリート記録時にデリートパ
ルスによる反射光によってトラッキングサーボ系が影響
を受けないように、図1におけるサンプルホールド回路
24、25に対して信号処理回路9から送出される制御
信号S/HPULSEであり、トラッキングサーボ系の
周波数応答特性を考慮してホールド時間はデリートパル
スの2〜3倍の時間が設定される。(5)はサンプルホ
ールド回路24の出力であるTR−A信号波形、(6)
はサンプルホールド回路25の出力であるTR−B信号
波形であり、それぞれの出力を差動する差動増幅器26
の出力が(7)TR  SRV信号波形である。
【0017】図6においても同様であるが、(3)DE
LETE  PULSE、(4)S/H  PULSE
  の位相が図3、図4、図7で説明した様に、図5の
場合と異なるだけである。
【0018】以上の説明では、奇数番号のトラックと偶
数番号のトラックにおいてデリートパルスによる長穴ピ
ットの位置をずらす場合について述べたが、2本以上の
複数トラックにおいて順次デリートパルスによる長穴ピ
ットの位置をずらすことによっても同様の効果を得られ
ることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、デリート記録時に発生
するトラッキングサーボ系のゲイン低下を低減できるの
で、大幅にトラック追従特性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】追記型光ディスク装置の一構成例を示すブロッ
ク図。
【図2】図1に示す光検出器の形状を示す説明図。
【図3】本実施例のデリートパルスによって光ディスク
のトラック上に形成される長穴ピットを示す説明図。
【図4】図1に示す信号処理回路内に設けられたデリー
トパルスを発生する回路を示すブロック図。
【図5】本実施例によるデリート記録時の各部の信号波
形を示す図。
【図6】本実施例によるデリート記録時の各部の信号波
形を示す図。
【図7】従来技術によるデリートパルスによって光ディ
スクのトラック上に形成される長穴ピットを示す説明図
【符号の説明】
9  信号処理回路 10  レーザドライバ 16  光検出器 17  光検出器 18  オペアンプ 19  オペアンプ 22  オペアンプ 23  オペアンプ 24  サンプルホールド回路 25  サンプルホールド回路 29  トラック(案内溝) 30  記録ピット 31  長穴ピット 32  カウンタ 33  デコーダ 39  変調回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、上記光源から出た光を情報記録媒
    体まで導く光学系と、上記情報記録媒体から反射した光
    を上記光学系から分離して光電変換を行う情報検出回路
    と、上記情報記録媒体に情報を記録して読取る情報処理
    回路とから成る光ディスク装置において、記録した情報
    ピットの上にデリートパルスを重ね書きして情報を削除
    するデリート記録処理の場合に、隣接するトラック毎に
    記録するデリートパルスの位相を異ならせることを特徴
    とする追記型光ディスク装置のデータデリート方法。
JP5463891A 1991-03-19 1991-03-19 追記型光ディスク装置のデータデリート方法 Pending JPH04289517A (ja)

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JP5463891A JPH04289517A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 追記型光ディスク装置のデータデリート方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102290059A (zh) * 2010-06-15 2011-12-21 索尼公司 信息擦除装置和信息擦除方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102290059A (zh) * 2010-06-15 2011-12-21 索尼公司 信息擦除装置和信息擦除方法
JP2012003798A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Sony Corp 情報消去装置、情報消去方法

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