JPH0428944Y2 - - Google Patents

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JPH0428944Y2
JPH0428944Y2 JP1987125475U JP12547587U JPH0428944Y2 JP H0428944 Y2 JPH0428944 Y2 JP H0428944Y2 JP 1987125475 U JP1987125475 U JP 1987125475U JP 12547587 U JP12547587 U JP 12547587U JP H0428944 Y2 JPH0428944 Y2 JP H0428944Y2
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washing area
drainage
cover
pit
locking
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JP1987125475U
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ユニツトバスルーム等の設備ユニ
ツトにおける洗い場に関し、特にその洗い場に設
ける排水口周りの改良に関する。
〈従来の技術〉 従来から、FRPやその他所望な材料を用いて
成形されるユニツトバスルーム用の洗い場が知ら
れている。
この種の洗い場においては、洗い場床面のコー
ナー等に排水ピツトを開設すると共にその排水ピ
ツトを目皿で被蓋したり、浴室用備品を置くため
の物置き面を洗い場床面より膨出形成すること等
が通常行われている。
また、限られた洗い場床面の有効スペースを少
しでも広くするために、前記排水ピツトをカバー
で覆い、このカバー上面を物置き面とすることも
周知である(例えば実開昭58−115574号公報、実
開昭58−187387号公報)。
これら公報記載のカバーは、排水ピツト側に係
止受部を設け、その受部にカバー上縁若しくは下
縁を嵌合せしめてカバーを脱着自在に支持し、こ
れにより、目皿上に溜つた毛髪を取除いたり、排
水ピツトの清掃作業等を支障なく行えるようにな
つている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし乍ら上記従来の洗い場によれば、カバー
を上下方向へ動かしその上縁若しくは下縁を係止
受部に係脱させる、極めて単純な構造であるた
め、上面を物置き面として使用するにあたりカバ
ーが不用意に脱落する虞れがあると共に、排水ピ
ツトの清掃作業等のためにカバーを取外す際の作
業が面倒な不具合を有し、使い勝手の面に改良の
余地を残していた。
本考案はこのような従来事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、上面を物
置き面として使用するにあたりカバーの係止が確
実で、しかも排水ピツトの清掃作業等のためにす
こぶる簡単にカバーを取外せるようにして、使い
勝手の面でより優れた効果を奏する設備ユニツト
用洗い場を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本考案の洗い場は、
洗い場本体の周縁一辺に沿つて、洗い場床面から
所望高さ膨出する平面帯状の物置き面を形成し、
該物置き面、及び物置き面と洗い場床面を連接す
る立上がり面の中途部分を中断する様に排水ピツ
トを開設し、該排水ピツトの左右両側縁に載置段
部を設けると共に、 前記排水ピツトを覆うカバーを、両側の載置段
部に亘つて物置き面と面一状に載承される蓋部
と、該蓋部前縁から洗い場床面まで垂下する前垂
れ部とからなる側面形状に形成し、 さらに前記両載置段部の後端に断面円弧状の係
止凹部を凹設し、前記蓋部の左右両側縁の後端に
は係止凹部に回動且つ係脱自在に係合する断面円
弧状の係止凸部を垂設すると共に、 上記前垂れ部にはその両側部を残して下辺縁か
ら所望高さ切欠せしめた排水用切欠部を設けたこ
とを特徴とする。
〈作用〉 上述の構成によれば、物置き面を中断する様に
設けた排水ピツトを物置き面と面一状に載承され
るカバー(蓋部)で覆うので、排水ピツト上面を
前記物置き面に連続する物載せ面として利用で
き、洗い場床面の有効スペースを最大限広く確保
し得る。また前記カバーは、断面円弧状の係止凹
部と断面円弧状の係止凸部との係合部分を支点と
して極めて容易に回動(開閉動)する。同時に、
それら凹部と凸部の係合、及び、前垂れ部の両側
部の洗い場床面への当接により、カバーを排水ピ
ツト上面に確実に係止する。さらに、前記カバー
の前垂れ部に排水用切欠部を設けたことにより、
洗身時などの排水を支障なく行い得る。
〈実施例〉 以下、本考案に係る設備ユニツト用洗い場の一
実施例を図面に基づいて説明する。図中Aは、浴
槽Bと洗い場床面a3とを、FRPやその他の所望
な部材を用いて連接状に一体成形した浴槽一体型
の洗い場本体を示している。
洗い場床面a3は、一辺側に浴槽Bのエプロンb1
を起設し、残る三辺側に周壁a2を起設した平面方
形状に形成され、夫々の周壁a2には壁載せ面a1
一体に連設される。
上記洗い場本体Aの周縁一辺に沿つては、洗い
場床面a3の一辺部分を上方に膨出させて平面帯状
の物置き面1を形成し、さらにその物置き面1の
中途部分に排水ピツト2を凹設する。
物置き面1は、排水ピツト2を境として浴槽B
側の半部を、該浴槽Bの上縁面b2に至る高さまで
膨出させた高段面1aとして水栓Cを設置できる
様にすると共に、他半部側を、洗身時の洗い水が
洗い場床面a3から跳ね上がらない程度の膨出高さ
とする低段面1bとしてなり、浴槽用備品等を整
理して載置できるものとする。
排水ピツト2は物置き面1、及び該物置き面1
と洗い場床面a3とを連接する立上がり面a4の中途
部分を中断する様に所望深さをもつて凹設すると
共に、そのピツト底面には排水トラツプ3に連通
させる排水口4を穿設する。
そして、この排水ピツト2における左右両側
縁、即ち、物置き面1と連続する左右の内壁2a
の上縁から前縁に亘つて側面形に延びる左右の
載置段部5を相対向させて形成し、該両側の載置
段部5に亘つてカバー6を取外し自在に載承せし
めて排水ピツト2を被蓋するようにする。
載置段部5の後端には断面円弧状の係止凹部7
を所望の深さをもつて凹設する。
カバー6は、FRPやその他の所望な部材を用
いて、上記載置段部5上に載承した際に物置き面
1の低段面1aと面一状に支持される蓋部6a
と、この蓋部6aの前縁から洗い場床面a3まで垂
れ下がる前垂れ部6bとを連設した、側面略形
状に一体成形する。
上記蓋部6aの左右両側縁の後端には、前述の
係止凹部7に回動且つ係脱自在に係合する断面円
弧状の係止凸部8を垂設し、この係止凹部7と係
止凸部8の係合により、カバー6が前方に不意に
移動して外れるのを阻止すると共に、カバー6が
スムーズに回動するよう支持してその開閉を容易
に行えるようにする。
上記前垂れ部6bはその下辺縁が洗い場床面a3
に直接当接するよう形成する。またこの前垂れ部
6bには排水用切欠部9を形成する。
排水用切欠部9は、洗い場床面a3と物置き面1
を連接する立上がり面a4に排水用の流出空間10
を確保するためのもので、前垂れ部6bの両側部
11,11を残してその下辺縁から所望高さ切欠
せしめて形成される。前記両側部11,11は洗
い場床面a3に当接し、浴室用備品物を載せた際の
カバー6の浮き上がりを防止する脚部として機能
する。
而して、斯る本実施例の洗い場によれば、洗い
場床面a3の一辺部分を上方に膨出させて物置き面
1を形成すると共に、その中途部分を中断する様
に排水ピツト2を凹設し、且つ該て排水ピツト2
を物置き面1と面一状に被蓋したので、ピツト2
内が露呈しないよう配慮すると同時に、物置き面
1の低段面1bと面一としたカバー6の蓋部6a
上が浴槽用備品の物置きスペースとして利用でき
る様に配慮して、洗い場床面a3の有効スペースを
最大限広く確保することができる。
また、蓋部6aに設けた係止凸部8と載置段部
5の係止凹部7との係合によりカバー6が洗い場
床面a3側に移動するのを阻止し、且つ、前垂れ部
6bの両側部11,11の洗い場床面a3への当接
によりカバー6の浮上がりを阻止して、カバー6
の不用意な脱落を防止する。
さらに、前垂れ部6bに設けた排水用切欠部9
により、洗身時などの排水を支障なく行えるよう
配慮されている。
また、排水ピツト2内に溜つた毛髪等の汚物を
取除く場合等には、排水用切欠部9に手を差込ん
で上方へ引上げれば、係止凸部8と係止凹部7の
係合部分を支点としてカバー6がスムーズに回動
し、排水ピツト2の開閉を極めて容易に行えるも
のである(第2図の二点鎖線参照)。
〈考案の効果〉 本考案の設備ユニツト用洗い場は以上説明した
ように構成したので、以下に記載される効果を奏
する。
物置き面を中断する様に排水ピツトを凹設する
と共に、その排水ピツトを物置き面と面一状に被
蓋したので、限られた洗い場床面の有効スペース
を最大限広く確保できる。また、係止凹部と係止
凸部の係合、及びカバー前垂れ部における両側部
により、上面を物置き面として使用する際のカバ
ーの不用意な脱落を確実に防止でき、しかも前記
凹部、凸部を断面円弧状に形成することでカバー
を極めて容易に開閉できる。さらに、カバー前垂
れ部に設けた排水用切欠部により、洗身時などの
排水を支障なく行うことができる。
従つて、カバーが不用意に脱落する虞れを有す
ると共にカバーの取外しが面倒な従来品の不具合
を解消し得、使い勝手の面で優れた効果を奏する
設備ユニツト用洗い場を提供できた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
の平面図、第2図は第1図の−線に沿う拡大
断面図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図、第4図はカバーを取り外した状態を示す要部
の縦断側面図、第5図は一部切欠して示すカバー
の斜視図である。 尚、図中、A……洗い場本体、a1……壁載せ
面、a2……周壁、a3……洗い場床面、1……物置
き面、2……排水ピツト、4……排水口、5……
載置段部、6……カバー、6a……蓋部、6b…
…前垂れ部、7……係止凹部、8……係止凸部、
9……排水用切欠部、11……両側部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗い場本体の周縁一辺に沿つて、洗い場床面か
    ら所望高さ膨出する平面帯状の物置き面を形成
    し、該物置き面、及び物置き面と洗い場床面を連
    接する立上がり面の中途部分を中断する様に排水
    ピツトを開設し、該排水ピツトの左右両側縁に載
    置段部を設けると共に、前記排水ピツトを覆うカ
    バーを、両側の載置段部に亘つて物置き面と面一
    状に載承される蓋部と、該蓋部前縁から洗い場床
    面まで垂下する前垂れ部とからなる側面形状に
    形成し、さらに前記両載置段部の後端に断面円弧
    状の係止凹部を凹設し、前記蓋部の左右両側縁の
    後端には係止凹部に回動且つ係脱自在に係合する
    断面円弧状の係止凸部を垂設すると共に、上記前
    垂れ部にはその両側部を残して下辺縁から所望高
    さ切欠せしめた排水用切欠部を設けたことを特徴
    とする設備ユニツト用洗い場。
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JPH0726457Y2 (ja) * 1989-12-21 1995-06-14 クリナップ株式会社 浴室洗い場の構造
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JPS58187387U (ja) * 1982-06-09 1983-12-13 株式会社ほくさん 浴室ユニツト

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