JPH04288546A - レジスト塗布方法 - Google Patents

レジスト塗布方法

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Publication number
JPH04288546A
JPH04288546A JP4215191A JP4215191A JPH04288546A JP H04288546 A JPH04288546 A JP H04288546A JP 4215191 A JP4215191 A JP 4215191A JP 4215191 A JP4215191 A JP 4215191A JP H04288546 A JPH04288546 A JP H04288546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
speed
revolution
film thickness
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4215191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuzou Oodoi
雄三 大土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4215191A priority Critical patent/JPH04288546A/ja
Publication of JPH04288546A publication Critical patent/JPH04288546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高粘度液状レジスト
を使用して、基板上に数μm厚以上のレジスト膜を均一
に形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は最も簡単な従来のレジスト塗布方
法における、スピンコート時における工程時間と、スピ
ン回転数との関係を示すグラフであり、例えばアメリカ
ンヘキストコーポレーションのカタログ(AZ4000
シリーズ半導体及びエレクトロニクス用ポジ型フォトレ
ジスト)等に記載されている。レジスト塗布方法として
、所望の膜厚を得ることができるスピン回転数を一定時
間維持することが行われている。一般に、維持時間は2
0〜60秒である。
【0003】図5はスピン回転数とレジスト膜厚の関係
を液状レジストの粘度が100cpのものと40cpの
ものについて示したグラフである。この図からレジスト
膜厚はスピン回転数を小さくするほど厚くなることが分
かる。また、同じスピン回転数では、液状レジストの粘
度が大きいほどレジスト膜厚は大きくなることが分かる
【0004】一般に、スピン回転数が小さくなるとレジ
スト膜厚の変化が大きくなるため、スピン回転数は30
00rpm以上で使用されているのが普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のレジスト塗布方
法において、数μm厚程度のレジスト膜厚を得るには高
粘度液状レジスト(例えばヘキスト社のAZ4000シ
リーズ等)を使用していた。
【0006】さらに、数μm厚以上のレジスト膜厚を得
るには、より高粘度な液状レジスト(例えば、ヘキスト
社のAZ4620等)を使用したり、スピン回転数を3
000rpm以上にすることで対応していたが、以下の
ような問題が生じていた。
【0007】図6は基板1上に形成されたレジスト膜2
を示す断面図である。この図に示すように、基板1の外
周部ではレジスト膜2が盛り上がり、局所的に厚くなる
現象が生じる。この現象は、液状レジストの粘度が大き
くなるほど(例えば100cp以上)、スピン回転数が
小さくなるほど(例えば2000rpm以下)、顕著に
生じる。このようなレジスト膜厚の不均一性は、露光お
よび現像条件の最適化の支障となっていた。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、高粘度液状レジストを使用して
、数μm厚以上のレジスト膜厚を均一に基板上に形成で
きるレジスト塗布方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるレジス
ト塗布方法は、所望の膜厚を得るための第1の回転数を
維持する工程と、この工程以降に、第1の回転数よりも
大きな第2の回転数に上げる工程を少なくとも備えるも
のである。
【0010】
【作用】この発明における第1の回転数よりも大きな第
2の回転数に上げる工程は、第1の回転数を維持する工
程で基板の外周部に盛り上がったレジストを振り飛ばす
作用をする。
【0011】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の液状レジストの塗布
方法における、スピンコート時における工程時間と、ス
ピン回転数との関係を示したグラフである。図において
所望の膜厚を得る第1の回転数を維持する時間T1 後
に、第1の回転数よりも大きな第2の回転数に上げる工
程が含まれている点が特徴である。なお、第1の回転数
を維持する時間T1 は、レジスト膜厚によって異なっ
ている。
【0012】次に作用について説明する。図2はレーザ
干渉膜厚計により回転数Sa 、Sb(Sa >Sb 
)でスピン回転中における液状レジストの膜厚変化を測
定したグラフである。液状レジストの膜厚は、所定の回
転数を維持する間に、レジストの遠心力による移動とレ
ジスト中の溶媒の揮発により減少して一定値になる。こ
の膜厚がそのスピン回転数における安定なレジスト膜厚
となる。スピン回転数が小さい程、レジスト粘度が高く
レジスト膜厚が大きくなる程、一定値になる時間Ta、
Tb (Ta <Tb )は長くなる。なお、一定値に
なる膜厚や時間は、レジスト塗布を行う雰囲気によって
も変化する。
【0013】また、レジスト膜厚が一定値になる時間よ
りも長い時間回転させた場合、レジスト中の溶媒は揮発
していくので、この後にスピン回転数を上げても膜厚の
減少はあまり起こらなくなる。逆に、レジスト膜厚が一
定値になる時間よりも短い時間回転させた場合、溶媒が
まだ十分に揮発していない状態にあるので、この時点で
スピン回転数を上げると、レジストは振り飛ばされて、
膜厚はその上げられたスピン回転数によって減少した膜
厚となる。
【0014】以上の作用により、所望の膜厚を得る第1
の回転数を維持した時、基板の外周部でレジストが盛り
上がった状態が生じるが、第1の回転数を維持する時間
をレジスト膜厚が一定値になる時間程度とすれば、基板
の外周部のレジスト膜厚は厚いので、十分に溶媒が揮発
していない状態にある。従って、この後に第1の回転数
よりも大きな第2の回転数に上げてやれば、この基板外
周部の厚いレジスト部分は振り飛ばされて膜厚が減少す
るので、基板上のレジスト膜厚均一性は大いに改善され
る。
【0015】なお、第1の回転数を維持する時間が短い
場合は、基板上のレジスト膜厚均一性の改善はできるが
、基板全体のレジスト膜厚も第2の回転数に応じて減少
するので、所望の膜厚よりも薄くなってしまう。また、
第1の回転数を維持する時間が長い場合は、その間に基
板外周部の厚いレジストの溶媒が揮発していくので、第
2の回転数に上げても膜厚の減少があまり起こらず、十
分な効果が得られなくなる。
【0016】図3にこの発明のレジスト塗布方法による
基板上のレジスト膜厚を断面図で示す。なお、破線は、
比較のために従来方法による形状を示している。例えば
、前述のヘキスト社のレジストAZ4620を1000
rpmで塗布した場合、従来方法では中心厚12.7μ
mに対し、3”φ基板最外周部では30μm程度の盛り
上がりが生じたが、この発明の一実施例では1000r
pmの第1の回転を90秒間行った後、3000rpm
の第2の回転を10秒間行うと、中心厚12.4μmと
若干の減少はみられたが、基板最外周部でも13μmで
あり塗布均一性を大幅に改善できた。
【0017】実施例2.なお、上記実施例では第1の回
転数を維持する工程の後に続けてそれよりも大きな第2
の回転数に上げる工程を施した場合を示したが、第1の
回転数を維持する工程の後に、それよりも小さな第3の
回転数に下げる工程等を含んでも構わない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、所望
の膜厚を得るための第1の回転数を維持する工程と、こ
の工程以降に、第1の回転数よりも大きな第2の回転数
に上げる工程を少なくとも備えるので、基板の外周部の
レジスト盛り上がりが少なく、レジスト膜厚の均一性の
高いレジスト塗布方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による工程時間とスピン回
転数の関係を示すグラフである。
【図2】この発明の原理を説明する回転数維持時間とレ
ジスト膜厚の変化を示すグラフである。
【図3】この発明の一実施例によって得られた基板上の
レジスト膜厚を示す断面図である。
【図4】従来のレジスト塗布方法による工程時間とスピ
ン回転数の関係を示すグラフである。
【図5】スピン回転数とレジスト膜厚の関係を液状レジ
ストの粘度が100cpのものと40cpのものについ
て示すグラフである。
【図6】従来のレジスト塗布方法によって得られた基板
上のレジスト膜厚を示す断面図である。
【符号の説明】
1  基板 2  レジスト膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高粘度液状レジストをスピンコートに
    よって塗布し、数μm厚以上のレジスト膜を基板上に形
    成するレジスト塗布方法において、所望の膜厚を得るた
    めの第1の回転数を維持する工程と、この工程以降に、
    第1の回転数よりも大きな第2の回転数に上げる工程を
    少なくとも備えることを特徴とするレジスト塗布方法。
JP4215191A 1991-03-08 1991-03-08 レジスト塗布方法 Pending JPH04288546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4215191A JPH04288546A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 レジスト塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4215191A JPH04288546A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 レジスト塗布方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04288546A true JPH04288546A (ja) 1992-10-13

Family

ID=12627945

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4215191A Pending JPH04288546A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 レジスト塗布方法

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JP (1) JPH04288546A (ja)

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